JP2010054437A - ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計 - Google Patents

ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計 Download PDF

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貴則 長谷川
Akira Takakura
昭 高倉
Hiroyuki Masaki
広幸 政木
Kenji Ogasawara
健治 小笠原
Saburo Manaka
三郎 間中
Chikashi Motomura
京志 本村
Kosuke Yamamoto
幸祐 山本
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Abstract

【課題】 回転検出時に生じるモータ制動の影響を抑制して、より正確な回転検出を行うこと。
【解決手段】 制御回路はステッピングモータの回転検出を行う場合、第1区間T1〜第3区間T3からなる回転検出期間において、第1区間T1における検出動作では、第1区間T1内の所定区間Aのみで検出動作を行い第1区間T1内の他の区間Bでは検出動作を行わないように回転検出回路を制御し、第1区間T1以外の第2区間T2、第3区間T3では全区間検出動作を行うように回転検出回路を制御する(b)。第1区間T1全域で検出動作を行った場合には検出動作によるステッピングモータへの制動が大きくなるため第2区間T2における検出信号Vrsの検出が遅くなるが(a)、第1区間T1では所定区間のみで検出動作を行うことにより制動が低減され、本来の自由振動に近い動作による回転検出を行うことができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、ステッピングモータ制御回路及び前記ステッピングモータ制御回路を用いたアナログ電子時計に関する。
従来から、ロータ収容孔及びロータの停止位置を決める位置決め部を有するステータと、前記ロータ収容孔内に配設されたロータと、コイルとを有し、前記コイルに交番信号を供給して前記ステータに磁束を発生させることによって前記ロータを回転させると共に、前記位置決め部に対応する位置に前記ロータを停止するようにしたステッピングモータがアナログ電子時計等に使用されている。
特許文献1記載の発明では、主駆動パルスP1でロータを駆動し、回転検出し、非回転と検出した場合は補正駆動パルスP2でロータを強制回転させる。また、一定期間ごとにP1のエネルギを小さくして、最小エネルギのP1で駆動していた。
特許文献2記載の発明では、特許文献1の誘起電圧の検出に加え、検出時刻が基準時間より早いとP1のエネルギを小さく、基準時刻より遅いとP1のエネルギを大きくすることによって、駆動時の負荷に応じたP1で回転し、消費電流を低減していた。
また、特許文献3記載の発明では、区間T1、T2のうちT1で検出のオン/オフ制御をしないでロータに制動をかけず電力消費抑制を図っていた。また、T1は検出しないマスク時間としていた。
特許文献1記載の発明では、一定期間で必ず主駆動パルスP1のエネルギを小さくするため、いずれ主駆動パルスP1で非回転となり、そのときの検出電圧が高いと回転と誤検出して補正駆動パルスP2出力せず運針できない恐れがある。
特許文献2記載の発明では、軽い負荷軽減では検出時刻が顕著に早くならず主駆動パルスP1のエネルギを小さくするのが難しいという問題がある。
また特許文献3記載の発明では、T1で制動をかけないと主駆動パルスP1によって駆動した際に非回転の場合、かえってT2で高い検出電圧が出て回転と誤検出して補正駆動パルスP2出力せず運針できない恐れがある。
ところで、回転検出期間を区間T1、T2、T3の3つの区間に区分し、3つ区間における各々の検出結果の組み合わせによって主駆動パルスP1のエネルギを可変させる駆動制御方法が考えられる。
例えば、主駆動パルスP1エネルギを区間T1において検出した場合には主駆動パルスP1を変更せずに維持、区間T1では検出できず且つ区間T2で検出した場合には主駆動パルスP1をランクダウン、区間T3で検出した場合には主駆動パルスP1をランクアップさせる。このようにして、従来マスク時間としていた区間T1で検出しランク維持することでランクダウンした主駆動パルスP1による非回転の発生を抑制し、また区間T3において検出した場合にランクアップすることで、主駆動パルスP1による非回転の発生を抑制している。さらに区間T2で検出した場合に主駆動パルスP1をランクダウンすることができるようにしている。
しかしながら、前述した駆動制御方法においては、区間T1内で検出用トランジスタをオン/オフ制御すると、オン時間はロータに制動がかかって回転速度が落ち、検出信号が区間T3で検出されて、主駆動パルスP1をランクアップ制御するため、電流が増加してしまうという問題がある。
また、低温で油の粘性が増加する、アナログ電子時計の輪列の負荷がかかるなどでロータ回転速度が落ちると、区間T1内の検出電圧値が回転判定の基準しきい電圧Vcompを下回ってしまうため前記基準しきい電圧Vcompを超える検出信号Vrsを検出できず、主駆動パルスP1がランクダウン制御されて非回転となってしまうという問題がある。
また、慣性モーメントの大きな針がつくと、ロータが正常回転できるパルスで駆動しても慣性の力で速度が遅くなると検出信号VRsが低く、遅れて出る。その場合、区間T1で検出できず、かつ遅れて出た検出信号VRsが区間T3で検出されて、主駆動パルスP1が不用意にランクアップして電流増加してしまうという問題がある。
特公昭61−15385号公報 WO2005/119377号公報 特開2004−257751号公報
本発明は、前記問題点に鑑み成されたもので、回転検出時に生じるモータ制動の影響を抑制して、より正確な回転検出を行うことを課題としている。
本発明によれば、直列接続した第1、第2スイッチ素子と、直列接続した第3、第4スイッチ素子と、前記第1スイッチ素子に並列接続された第5スイッチ素子及び第1検出用素子から成る第1直列回路と、前記第3スイッチ素子に並列接続された第6スイッチ素子及び第2検出用素子から成る第2直列回路と、回転駆動期間において駆動パルスに応答して前記第1乃至第4スイッチを制御することにより、前記第1、第2スイッチ素子の接続点と前記第3、第4スイッチ素子の接続点との間に接続されるステッピングモータのコイルに電流を流して前記ステッピングモータを回転駆動すると共に、回転検出期間において前記第1、第3、第5、第6スイッチ素子を制御することにより前記ステッピングモータの回転に応じた検出信号を発生させる制御手段と、前記回転検出期間において前記第1、第2検出用素子と前記コイルとの間に生じる前記検出信号が所定の基準しきい電圧を超えたか否かを検出する回転検出手段とを有し、前記制御手段が、前記回転検出手段が前記回転検出期間内において前記基準しきい電圧を超える検出信号を検出した検出結果に応じて、相互にエネルギの相違する複数の主駆動パルス及び前記各主駆動パルスよりもエネルギの大きい補正駆動パルスのいずれかを選択して前記ステッピングモータを駆動制御するようにしたステッピングモータ制御回路において、前記回転検出期間を主駆動パルスによる駆動直後の第1区間、前記第1区間よりも後の第2区間及び前記第2区間よりも後の第3区間に区分し、前記制御手段は、前記第1区間における検出動作では前記第1区間内の所定区間のみで検出動作を行うように前記第1、第3、第5、第6スイッチ素子を制御し、前記回転検出手段が前記基準しきい電圧を超える検出信号を検出した区間に応じて、相互にエネルギの相違する複数の主駆動パルス及び前記各主駆動パルスよりもエネルギの大きい補正駆動パルスのいずれかを選択して前記ステッピングモータを駆動制御することを特徴とするステッピングモータ制御回路が提供される。
回転検出期間を主駆動パルスによる駆動直後の第1区間、前記第1区間よりも後の第2区間及び前記第2区間よりも後の第3区間に区分し、制御手段は、前記第1区間における検出動作では前記第1区間内の所定区間のみで検出動作を行うように前記第1、第3、第5、第6スイッチ素子を制御し、前記回転検出手段が前記基準しきい電圧を超える検出信号を検出した区間に応じて、相互にエネルギの相違する複数の主駆動パルス及び前記各主駆動パルスよりもエネルギの大きい補正駆動パルスのいずれかを選択して前記ステッピングモータを駆動制御する。
ここで、前記制御手段は、前記第1区間における検出動作では、前記第1区間開始時点から前記検出動作を行い、前記回転検出手段が前記第1区間内において前記基準しきい電圧を超える検出信号を検出したとき、前記第1区間における検出動作を停止するように制御するよう構成してもよい。
また、前記制御手段は、前記第1区間における検出動作では、前記第1区間開始時点から所定期間のみ前記検出動作を行うように制御するよう構成してもよい。
また、前記制御手段は、前記第1、第6スイッチをオンに保持した状態で前記第3スイッチを所定周期でスイッチング駆動し、または、前記第3、第5スイッチをオンに保持した状態で前記第1スイッチを所定周期でスイッチング駆動することにより、前記ステッピングモータの検出動作を行うように制御するよう構成してもよい。
また、前記制御手段は、前記回転検出手段が前記基準しきい電圧を超える検出信号を少なくとも前記第1区間及び第2区間において検出したときは、主駆動パルスを変更しないように構成してもよい。
また、本発明によれば、時刻針を回転駆動するステッピングモータと、前記ステッピングモータを制御するステッピングモータ制御回路とを有するアナログ電子時計において、前記ステッピングモータ制御回路として、前記いずれか一に記載のステッピングモータ制御回路を用いたことを特徴とするアナログ電子時計が提供される。
本発明に係るステッピングモータ制御回路によれば、回転検出時に生じるモータ制動の影響を抑制して、より正確な回転検出を行うことが可能になる。また、省電力化が可能になる。
また、本発明に係るアナログ電子時計によれば、回転検出時に生じるモータ制動の影響を抑制して、より正確な回転検出を行うことが可能になるので、正確な計時動作を行うことが可能になる。また、省電力化が可能になる。
以下、図面を用いて、本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計について説明する。尚、各図において同一部分には同一符号を付している。
図1は、本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路を用いたアナログ電子時計のブロック図で、後述する各実施の形態に共通するブロック図であり、アナログ電子腕時計の例を示している。
図1において、アナログ電子時計は、所定周波数の信号を発生する発振回路101、発振回路101で発生した信号を分周して計時の基準となる時計信号を発生する分周回路102、電子時計を構成する各電子回路要素の制御や駆動パルスの変更制御等の制御を行う制御回路103、制御回路103からの制御信号に基づいてモータ回転駆動用の駆動パルスを選択し出力する駆動パルス選択回路104、駆動パルス選択回路104からの駆動パルスによって回転駆動されるステッピングモータ105、ステッピングモータ105によって回転駆動され時刻を表示するための時刻針(図1の例では時針107、分針108、秒針109の3種類)を有するアナログ表示部106、ステッピングモータ105から回転状況を表す検出信号を回転検出期間において検出する回転検出回路110、ステッピングモータ105が回転したことを示す検出信号を回転検出回路110が検出した時刻と回転検出期間における複数の区間とを比較して、前記検出信号がどの区間において検出されたのかを判別する検出時刻判別回路111を有している。尚、後述するように、ステッピングモータ105が回転したか否かを検出する回転検出期間Tは3つの区間T1〜T3に区分けしている。
回転検出回路110は、ステッピングモータ105が回転した場合には所定の基準しきい値Vcompを越える検出信号を検出し、モータ105が回転しなかった場合には検出信号は基準しきい値Vcompを超えないように基準しきい値Vcompは設定されている。
尚、発振回路101及び分周回路102は信号発生手段を構成し、アナログ表示部106は時刻表示手段を構成している。回転検出回路110は回転検出手段を構成し、制御回路103、駆動パルス選択回路104及び検出時刻判別回路111は制御手段を構成している。
図2は、本発明の実施の形態に使用するステッピングモータ105の構成図で、アナログ電子時計で一般に用いられている時計用ステッピングモータの例を示している。
図2において、ステッピングモータ105は、ロータ収容用貫通孔203を有するステータ201、ロータ収容用貫通孔203に回転可能に配設されたロータ202、ステータ201と接合された磁心208、磁心208に巻回されたコイル209を備えている。ステッピングモータ105をアナログ電子時計に用いる場合には、ステータ201及び磁心208はネジ(図示せず)によって地板(図示せず)に固定され、互いに接合される。コイル209は、第1端子OUT1、第2端子OUT2を有している。
ロータ202は、2極(S極及びN極)に着磁されている。磁性材料によって形成されたステータ201の外端部には、ロータ収容用貫通孔203を挟んで対向する位置に複数(本実施の形態では2個)の切り欠き部(外ノッチ)206、207が設けられている。各外ノッチ206、207とロータ収容用貫通孔203間には可飽和部210、211が設けられている。
可飽和部210、211は、ロータ202の磁束によっては磁気飽和せず、コイル209が励磁されたときに磁気飽和して磁気抵抗が大きくなるように構成されている。ロータ収容用貫通孔203は、輪郭が円形の貫通孔の対向部分に複数(本実施の形態では2つ)の半月状の切り欠き部(内ノッチ)204、205を一体形成した円孔形状に構成されている。
切り欠き部204、205は、ロータ202の停止位置を決めるための位置決め部を構成している。コイル209が励磁されていない状態では、ロータ202は、図2に示すように前記位置決め部に対応する位置、換言すれば、ロータ202の磁極軸が、切り欠き部204、205を結ぶ線分と直交するような位置(ステータ201に流れる磁束の方向Xと角度θ0をなす位置)に安定して停止している。
いま、駆動パルス選択回路104から矩形波の駆動パルスをコイル209の端子OUT1、OUT2間に供給して(例えば、第1端子OUT1側を正極、第2端子OUT2側を負極)、図2の矢印方向に電流iを流すと、ステータ201には破線矢印方向に磁束が発生する。これにより、可飽和部210、211が飽和して磁気抵抗が大きくなり、その後、ステータ201に生じた磁極とロータ202の磁極との相互作用によって、ロータ202は図2の実線矢印方向に180度回転し、磁極軸がθ1方向を向いて安定的に停止する。
次に、駆動パルス選択回路104から、逆極性の矩形波の駆動パルスをコイル209の端子OUT1、OUT2に供給して(前記駆動とは逆極性となるように、第1端子OUT1側を負極、第2端子OUT2側を正極)、図2の反矢印方向に電流を流すと、ステータ201には反破線矢印方向に磁束が発生する。これにより、可飽和部210、211が先ず飽和し、その後、ステータ201に生じた磁極とロータ202の磁極との相互作用によって、ロータ202は前記と同一方向に180度回転し、安定的に停止する。
以後、このように、コイル209に対して極性の異なる信号(交番信号)を供給することによって、前記動作が繰り返し行われて、ロータ202を180度ずつ矢印方向に連続的に回転させることができるように構成されている。尚、本実施の形態では、駆動パルスとして、後述するように、相互にエネルギの異なる複数の主駆動パルスP10〜P1m及び補正駆動パルスP2を用いている。
詳細は後述するが、本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路は、図2において、駆動パルスによって駆動する領域をaとすると、領域a’で生じた誘起電圧に対応する検出信号は区間T1において検出され、領域cで発生した検出信号は区間T2、T3において検出され(区間T3よりも区間T2において検出された方が駆動エネルギの余裕が大きい。)、領域bで発生した検出信号は区間T1、T2にまたがって逆極性で検出される。
即ち、検出信号は、駆動パルスが切れた後のロータ振動によって発生するため、第1区間T1に誘起される検出信号の発生するタイミングは、余力のない回転駆動(ほとんど停止)からある程度の駆動余裕のある領域に限られ、十分に回転力がある場合には発生しない特徴がある(図2の領域a’がそれにあたる)。
駆動余力が十分ある場合は、領域bで駆動パルスが切れるため誘起電圧は逆位相に出力される。また、ロータの運動により第1区間T1における検出信号の高さは駆動余力の減少に反比例する。駆動余裕の程度を判別することができる。
本実施の形態ではこのような特徴を捉え、基準しきい電圧Vcompを超えた検出信号がどの区間T1〜T3に発生したかによって、次の駆動パルスを選定している。
図3は、駆動パルス選択回路104及び回転検出回路110の一部を詳細に示す回路図である。また、図4及び図5はステッピングモータ105が回転したか否かを検出するための回転検出動作の動作説明図である。
図3において、PチャネルMOSトランジスタQ1、Q2、NチャネルMOSトランジスタQ3、Q4は駆動パルス選択回路104の構成要素で、トランジスタQ1及びトランジスタQ3のソース接続点と、トランジスタQ2及びトランジスタQ4のソース接続点との間には、ステッピングモータ105のコイル209が接続されている。
一方、NチャネルMOSトランジスタQ3〜Q6、トランジスタQ5に直列接続された検出用抵抗器301、トランジスタQ6に直列接続された検出用抵抗器302は回転検出回路110の構成要素である。
各トランジスタQ1〜Q6のゲートは制御回路103によってオン/オフ制御される。検出用抵抗器301とコイル209の接続点OUT2、及び、検出用抵抗器302とコイル209の接続点OUT1は、回転検出回路110内のコンパレータ(図示せず)の入力部に接続されている。また、前記コンパレータの基準入力部には、予め定めた所定の基準しきい電圧Vcompが入力され、前記コンパレータによって検出信号が前記基準しきい電圧Vcompを超えたか否かを判定する。
尚、トランジスタQ3は第1スイッチ素子、トランジスタQ1は第2スイッチ素子、トランジスタQ4は第3スイッチ素子、トランジスタQ2は第4スイッチ素子、トランジスタQ5は第5スイッチ素子、トランジスタQ6は第6スイッチ素子、検出用抵抗301は第1検出用素子、検出用抵抗302は第2検出用素子を構成している。トランジスタQ5と検出用抵抗301は第1直列回路を、又、トランジスタQ6と検出用抵抗302は第2直列回路を構成している。
ステッピングモータ105を回転駆動する回転駆動期間においてステッピングモータ105を回転駆動する場合には、制御回路103からの回転駆動用制御パルスに応答して、トランジスタQ2、Q3を同時にオン状態とする、あるいは、トランジスタQ1、Q4を同時にオン状態とすることによってコイル209に対して正方向あるいは逆方向に電流を供給し、これによってモータ105を回転駆動する。
前記回転駆動期間に続く回転検出期間において、回転駆動によってステッピングモータ105に生じる誘起電圧である検出信号を検出する場合、制御回路103からの回転検出用制御パルスに応答して、トランジスタQ4、Q5をオンに保持した状態で、トランジスタQ3を所定周期でオン/オフスイッチング制御することによって検出用抵抗301に発生する検出信号を取り出して基準しきい電圧Vcompと比較する、あるいは、トランジスタQ3、Q6をオンに保持した状態で、トランジスタQ4を所定周期でオン/オフスイッチング制御することによって検出用抵抗302に発生する検出信号を取り出して基準しきい電圧Vcompと比較する。これにより、回転検出回路110によって回転したか否かの判定が行なわれる。
即ち、前者の回転検出期間においては、制御回路103からの回転検出用制御パルスに応答して、トランジスタQ4、Q5をオンに保持した状態でトランジスタQ3をオフにする状態(図4)と、トランジスタQ4、Q5をオンに保持した状態でトランジスタQ3をオンにする状態(図5)とを所定周期で繰り返す。
このとき、図4の状態では、トランジスタQ4、Q5、検出用抵抗301、302、コイル209によって閉ループが構成されるためステッピングモータ105には制動がかからない。しかしながら、図5の状態では、トランジスタQ3、Q4及びコイル209によって閉ループが構成されてコイル209が短絡されるためステッピングモータ105には制動がかかってしまい、前記制動の影響によってステッピングモータ105の自由回転運動が阻害され、正確な回転検出が困難になる。
前記後者の回転検出期間においても前記同様に、トランジスタQ4がオンになったときにトランジスタQ3、Q4によってコイル209が短絡されるため制動がかかり、正確な回転検出が困難になる。
本発明の実施の形態では、前記問題を解消するために、図6〜図9に示すように回転検出動作を行っている。
図6〜図9は、各々、第1〜第4の実施の形態におけるタイミング図で、区間T1の全区間で回転検出動作を行った場合のタイミング(各図(a))と本発明の各実施の形態において回転検出動作を行った場合のタイミング(各部(b))とを比較対照して示した図である。
本発明の各実施の形態では、回転検出期間Tを複数(各実施の形態では3つ)の区間T1〜T3に区分し、第1区間T1内の一部の区間において回転検出を行う点で共通するが、検出動作が異なるように構成している。
また、前記各実施の形態において、第1区間T1において検出動作を行う場合、制御回路103が、第1区間T1内の所定区間のみで検出動作を行うようにトランジスタQ3、Q4、Q5、Q6を制御し、第1区間T1のそれ以外の区間では回転検出を行わず、又、第2区間T2及びT3においては全ての区間で回転検出動作を行うように制御する点で共通している。
前記回転検出動作では、制御回路103は、トランジスタQ3、Q6をオンに保持した状態でトランジスタQ4を所定周期でオン/オフスイッチング駆動し、または、トランジスタQ4、Q5をオンに保持した状態でトランジスタQ3を所定周期でオン/オフスイッチング駆動することにより、ステッピングモータ105の検出動作を行う。前記検出動作を回転駆動時の極性に応じて選択して行う。
また、第1区間T1の検出動作において回転検出動作を停止する場合、制御回路103は、トランジスタQ3、Q6をオンに保持した状態でトランジスタQ4を所定周期でスイッチング駆動することによって回転検出していたときにはトランジスタQ4をオフ状態に保持し、トランジスタQ4、Q5をオンに保持した状態でトランジスタQ3を所定周期でスイッチング駆動することによって回転検出していたときにはトランジスタQ3をオフに保持する。これにより、回転検出を行わない期間ではステッピングモータ105に制動がかからないようにする。
制御回路103は、回転検出回路110が基準しきい電圧Vcompを超える検出信号を検出した区間に応じて、相互にエネルギの相違する複数の主駆動パルスP1及び各主駆動パルスP1よりもエネルギの大きい補正駆動パルスP2のいずれかを選択してステッピングモータ105を駆動するように駆動選択パルス選択回路104を制御する。基準しきい電圧Vcompを超える検出信号がどの区間T1〜T3において検出されたかによる駆動パルスの変更、維持動作(主駆動パルスP1の変更の有無、補正駆動パルスP2による駆動の有無)については、各実施の形態は同じ動作を行う。
図10は、本発明の各実施の形態において、基準しきい電圧Vcompを超える検出信号がどの区間で検出されたかによって、主駆動パルスP1を変更したり、変更しなかったり、あるいは、補正駆動パルスP2によって駆動する場合の動作を示す表(判定チャート)である。
図10に示すように、制御回路103は、基準しきい電圧Vcompを超える検出信号が、第1区間T1では検出されず、第2区間T2では検出された場合には、駆動エネルギに余裕のある回転と判定して、第3区間T3の検出状況とは無関係に、補正駆動パルスP2による駆動を行うことなく、次回の回転駆動では主駆動パルスP1を1ランクダウンして回転駆動するように駆動パルス選択回路104を制御する。
制御回路103は、基準しきい電圧Vcompを超える検出信号が、少なくとも第1区間T1及び第2区間T2で検出された場合には、駆動エネルギに余裕のない回転と判定して、補正駆動パルスP2による駆動を行うことなく、次回の回転駆動では主駆動パルスP1を変更せずに回転駆動するように駆動パルス選択回路104を制御する。
制御回路103は、基準しきい電圧Vcompを超える検出信号が、第2区間T2では検出されず、第3区間T3で検出された場合には、第1区間T1の検出状況とは無関係に、駆動エネルギがぎりぎりの回転であり次回は回転駆動できない恐れがあると判定して、補正駆動パルスP2による駆動を行うことなく、次回の回転駆動では主駆動パルスP1を1ランクアップして回転駆動するように駆動パルス選択回路104を制御する。
また、制御回路103は、基準しきい電圧Vcompを超える検出信号が、第2区間T2及び第3区間T3で検出されない場合には、第1区間T1の検出状況とは無関係に、非回転と判定して、補正駆動パルスP2による駆動を行った後、次回の回転駆動では主駆動パルスP1を1ランクアップして回転駆動するように駆動パルス選択回路104を制御する。
以下、図1〜図10を用いて本発明の各実施の形態の動作、特に、区間T1における回転検出動作を詳細に説明する。
先ず、本発明の第1の実施の形態は後述する各実施の形態に共通する回転検出動作を示しており、図6(b)に示すように、制御回路103は、第1区間T1における検出動作では第1区間T1内の所定区間Aのみで検出動作を行い第1区間T1内の他の区間Bでは検出動作を行わないように回転検出回路110を制御すると共に区間T1以外の区間T2、T3では全区間検出動作を行うように回転検出回路110を制御する。
第1区間T1全域で検出動作を行った場合には、図6(a)に示すように第1区間T1での検出動作によってステッピングモータ105に制動がかかっているため、第2区間T2における検出信号Vrsは、図6(a)の方が図6(b)よりも遅く検出されている。図6(b)では、回転検出時の制動が低減されているため、本来の自由振動に近い回転動作を検出することができる。
このように、制御回路103はステッピングモータ105の回転検出を行う場合、第1区間T1〜第3区間T3からなる回転検出期間において、第1区間T1における検出動作では、第1区間T1内の所定区間Aのみで検出動作を行い第1区間T1内の他の区間Bでは検出動作を行わないように回転検出回路110を制御し、第1区間T1以外の第2区間T2、第3区間T3では全区間検出動作を行うように回転検出回路110を制御する(図6(b))。前記回転検出動作では、制御回路103は前述したように、回転検出回路110のトランジスタQ3、Q6をオンに保持した状態でトランジスタQ4を所定周期でスイッチング駆動し、または、トランジスタQ4、Q5をオンに保持した状態でトランジスタQ3を所定周期でスイッチング駆動することにより、ステッピングモータ105の検出動作を行う。
第1区間T1全域で検出動作を行った場合には検出動作によるステッピングモータへの制動が大きくなるため第2区間T2における検出信号Vrsの検出が遅くなるが(図6(a))、第1区間T1では所定区間のみで検出動作を行うことにより制動が低減され、本来の自由振動に近い動作による回転検出を行うことができる。
したがって、第1区間T1内の所定区間以外はロータ202の制動がかからず回転速度が落ちないため、第1〜第3区間T1〜T3の3つの区間でより確実に回転検出を行うことが可能になる。
尚、特許文献3に記載された発明においても、所定期間オン/オフ制御せずロータ202に制動をかけないようにしている点で本実施の形態と類似する部分があるが、特許文献3では、区間T1全区間でオン/オフ制御による検出をせずに区間T2で確実に検出することを目的とするのに対し、本実施の形態では、区間T1の一部分のみオン/オフ制御せず、他の区間T1では検出を行うようにしている。また、本実施の形態では、区間T1、T2、T3の検出をより確実に行い、パルスエネルギ可変をより確実に制御することを目的としており、したがって、本実施の形態と特許文献3とは目的、構成、効果が全く異なるものである。
制御回路103は、図10の判定チャートにしたがって、回転検出回路110が基準しきい電圧Vcompを超える検出信号を検出した区間に応じて、相互にエネルギの相違する複数の主駆動パルスP1及び各主駆動パルスP1よりもエネルギの大きい補正駆動パルスP2のいずれかを選択してステッピングモータ105を駆動制御する。
図7に示す本発明の第2の実施の形態では、図7(b)に示すように、制御回路103は、第1区間T1における検出動作では、第1区間T1開始時点から検出動作を行い、回転検出回路110が第1区間T1内において基準しきい電圧Vcompを超える検出信号を検出したとき、それ以降の第1区間T1における検出動作を停止するように制御する。
第1区間T1全域で検出動作を行った場合には、図7(a)に示すように第1区間T1での検出動作によってステッピングモータ105に制動がかかっているため、本来ならば第2区間T2で検出されなければならない検出信号Vrsが第3区間T3において検出されている。したがって、図10の判定チャートに従って主駆動パルスP1が不要にランクアップされ、無駄な電力消費が行われることになる。
これに対して図7(b)では、第1検出区間T1における回転検出時の制動が低減されており、本来の自由振動に近い動作を検出することができ、回転検出信号Vrsが第1区間T1と第2区間T2で検出されている。したがって、図10の判定チャートに従って主駆動パルスP1はランクアップさないため、無駄な電力消費が行われないことになる。
このように、第1区間T1開始からオン/オフ制御して、検出したらその時点で検出動作を終了し、残りの第1区間T1は常時オフに制御にする。これにより、ロータ202の回転速度が落ちず、図7(a)では区間T2で検出していたのが区間T1で検出し、正常回転と判定してパルスランクを変更せずに維持することができ、消費電力を低減することが可能になる。
図8に示す本発明の第3の実施の形態では、図8(b)に示すように、制御回路103は、第1区間T1における検出動作では、第1区間T1開始時点から所定期間経過後に検出動作を開始するように制御する。
第1区間T1全域で検出動作を行った場合には、図8(a)に示すように第1区間T1での検出動作によってステッピングモータ105に制動がかかっているため、本来ならば第1区間T1及び第2区間T2で検出されなければならない検出信号Vrsが第2区間T2のみにおいて検出されている。したがって、駆動エネルギに余裕がないにも拘わらず、図10の判定チャートに従って主駆動パルスP1が不要にランクダウンされ、次の回転駆動時にはエネルギの不足した主駆動パルスP1によって回転駆動される。このため、非回転となり、補正駆動パルスP2による駆動が行われ、無駄な電力が消費されることになる。
これに対して図8(b)では、第1区間T1における回転検出時の制動が低減されており、本来の自由振動に近い動作を検出することができ、回転検出信号Vrsが第1区間T1と第2区間T2で検出されている。したがって、図10の判定チャートに従って主駆動パルスP1はランク変更されないため、次回駆動時に非回転となることが防止でき、省電力化を図ることも可能になる。
このように、第1区間T1開始から所定区間はオフにして検出動作を行わず、第1区間T1の残りの区間でオン/オフ制御して検出動作を行う。これにより、ロータ202の回転速度が落ちず第1区間T1内で検出信号VRsを適正に検出し、パルスランクを維持することができる。また、低温や輪列負荷でもロータ202の回転速度が落ちず、第1区間T1内で検出信号VRsを検出し、ランク維持でき、誤ってランクダウンして非回転を起こすのを防ぐことが可能になる。
図9に示す本発明の第4の実施の形態では、図9(b)に示すように、制御回路103は、第1区間T1における検出動作では、第1区間T1開始時点から所定期間のみ検出動作を行うように制御する。
第1区間T1全域で検出動作を行った場合には、図9(a)に示すように第1区間T1全域での検出動作によってステッピングモータ105に制動がかかっているため、本来ならば第2区間T2で検出されなければならない検出信号Vrsが第3区間T3で検出されている。したがって、駆動エネルギが不足していないにも拘わらず、図10の判定チャートに従って主駆動パルスP1が不要にランクアップされ、無駄な電力が消費されることになる。
これに対して図9(b)では、第1区間T1における回転検出時の制動が低減されており、本来の自由振動に近い動作を検出することができ、回転検出信号Vrsが第2区間T2で検出されている。したがって、図10の判定チャートに従って主駆動パルスP1はランク変更されないため、次回駆動時に非回転となることが防止でき、省電力化を図ることも可能になる。
このように、第1区間T1開始から所定区間はオン/オフ制御して検出動作を行い、残りの第1区間T1で常時オフに保持する。初めにオン/オフ制御した区間T1で検出しなかったとしても、その後常時オフにすることでロータ202に制動がかからず、回転速度が落ちずに第2区間T2で検出してランクアップを防ぐことができる。また、慣性モーメントの大きな針がついて第1区間T1で検出できなくなる場合でも、第2区間T2で検出してランクアップによる消費電流増加を抑制することが可能になる。
尚、前記各実施の形態では、各主駆動パルスP1のエネルギを変えるために、パルス幅が異なるようにしたが、パルス電圧を変える等によっても、駆動エネルギを変えることが可能である。
また、時刻針以外にも、カレンダ等を駆動するためのステッピングモータに適用可能である。
また、ステッピングモータの応用例として電子時計の例で説明したが、モータを使用する電子機器に適用可能である。
本発明に係るステッピングモータ制御回路は、ステッピングモータを使用する各種電子機器に適用可能である。
また、本発明に係る電子時計は、カレンダ機能付きアナログ電子腕時計、カレンダ機能付きアナログ電子置時計等の各種カレンダ機能付きアナログ電子時計をはじめ、各種のアナログ電子時計に適用可能である。
本発明の実施の形態に係るアナログ電子時計のブロック図である。 本発明の実施の形態に係るアナログ電子時計に使用するステッピングモータの構成図である。 本発明の実施の形態における構成要素の詳細回路図である。 本発明の実施の形態における回転検出動作の説明図である。 本発明の実施の形態における回転検出動作の説明図である。 本発明の第1の実施の形態における回転検出動作のタイミング図である。 本発明の第2の実施の形態における回転検出動作のタイミング図である。 本発明の第3の実施の形態における回転検出動作のタイミング図である。 本発明の第4の実施の形態における回転検出動作のタイミング図である。 本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路の動作を説明する判定チャートである。
符号の説明
101・・・発振回路
102・・・分周回路
103・・・制御回路
104・・・駆動パルス選択回路
105・・・ステッピングモータ
106・・・アナログ表示部
107・・・時針
108・・・分針
109・・・秒針
110・・・回転検出回路
111・・・検出時刻判別回路
201・・・ステータ
202・・・ロータ
203・・・ロータ収容用貫通孔
204、205・・・切り欠き部(内ノッチ)
206、207・・・切り欠き部(外ノッチ)
208・・・磁心
209・・・コイル
210、211・・・可飽和部
OUT1・・・第1端子
OUT2・・・第2端子
Q1〜Q6・・・トランジスタ
301、302・・・検出用抵抗

Claims (7)

  1. 直列接続した第1、第2スイッチ素子と、直列接続した第3、第4スイッチ素子と、前記第1スイッチ素子に並列接続された第5スイッチ素子及び第1検出用素子から成る第1直列回路と、前記第3スイッチ素子に並列接続された第6スイッチ素子及び第2検出用素子から成る第2直列回路と、回転駆動期間において駆動パルスに応答して前記第1乃至第4スイッチを制御することにより、前記第1、第2スイッチ素子の接続点と前記第3、第4スイッチ素子の接続点との間に接続されるステッピングモータのコイルに電流を流して前記ステッピングモータを回転駆動すると共に、回転検出期間において前記第1、第3、第5、第6スイッチ素子を制御することにより前記ステッピングモータの回転に応じた検出信号を発生させる制御手段と、前記回転検出期間において前記第1、第2検出用素子と前記コイルとの間に生じる前記検出信号が所定の基準しきい電圧を超えたか否かを検出する回転検出手段とを有し、前記制御手段が、前記回転検出手段が前記回転検出期間内において前記基準しきい電圧を超える検出信号を検出した検出結果に応じて、相互にエネルギの相違する複数の主駆動パルス及び前記各主駆動パルスよりもエネルギの大きい補正駆動パルスのいずれかを選択して前記ステッピングモータを駆動制御するようにしたステッピングモータ制御回路において、
    前記回転検出期間を主駆動パルスによる駆動直後の第1区間、前記第1区間よりも後の第2区間及び前記第2区間よりも後の第3区間に区分し、
    前記制御手段は、前記第1区間における検出動作では前記第1区間内の所定区間のみで検出動作を行うように前記第1、第3、第5、第6スイッチ素子を制御し、前記回転検出手段が前記基準しきい電圧を超える検出信号を検出した検出区間に応じて、相互にエネルギの相違する複数の主駆動パルス及び前記各主駆動パルスよりもエネルギの大きい補正駆動パルスのいずれかを選択して前記ステッピングモータを駆動制御することを特徴とするステッピングモータ制御回路。
  2. 前記制御手段は、前記第1区間における検出動作では、前記第1区間開始時点から前記検出動作を行い、前記回転検出手段が前記第1区間内において前記基準しきい電圧を超える検出信号を検出したとき、前記第1区間における検出動作を停止するように制御することを特徴とする請求項1記載のステッピングモータ制御回路。
  3. 前記制御手段は、前記第1区間における検出動作では、前記第1区間開始時点から所定期間経過後に前記検出動作を開始するように制御することを特徴とする請求項1記載のステッピングモータ制御回路。
  4. 前記制御手段は、前記第1区間における検出動作では、前記第1区間開始時点から所定期間のみ前記検出動作を行うように制御することを特徴とする請求項1記載のステッピングモータ制御回路。
  5. 前記制御手段は、前記第1、第6スイッチをオンに保持した状態で前記第3スイッチを所定周期でスイッチング駆動し、または、前記第3、第5スイッチをオンに保持した状態で前記第1スイッチを所定周期でスイッチング駆動することにより、前記ステッピングモータの検出動作を行うように制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載のステッピングモータ制御回路。
  6. 前記制御手段は、前記回転検出手段が前記基準しきい電圧を超える検出信号を少なくとも前記第1区間及び第2区間において検出したときは、主駆動パルスを変更しないことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載のステッピングモータ制御回路。
  7. 時刻針を回転駆動するステッピングモータと、前記ステッピングモータを制御するステッピングモータ制御回路とを有するアナログ電子時計において、
    前記ステッピングモータ制御回路として、請求項1乃至6のいずれか一に記載のステッピングモータ制御回路を用いたことを特徴とするアナログ電子時計。
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