JP2010053702A - 選択的触媒還元制御システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジン用の選択的触媒還元(SCR)触媒制御システム及び方法を提供する。
【解決手段】SCR触媒への尿素の噴射をSCR触媒モデルに基づいて決定する。SCR触媒モデルは、SCR触媒内の貯蔵NHの値を、NOxエンジンエミッション値、SCR触媒温度、SCR触媒への尿素供給量、及びNOxガスの所定の変換効率に基づいて決定する。次いで、貯蔵NHのターゲット値及びSCR触媒内の貯蔵NHの値を使用し、貯蔵NHディファレンシャルを決定する。その後、これを使用して尿素噴射量を計算する。
【選択図】図2

Description

本発明は、選択的触媒還元(SCR)触媒の制御に関し、更に詳細には、車輛のエンジンのSCR触媒の制御に関する。
選択的触媒還元(SCR)触媒は、排気ガスのうちで最も量が多く且つ汚染をもたらす窒素酸化物(NOx)を、排気ガスと還元剤と触媒との間の化学反応によって除去する。
選択的触媒還元(SCR)触媒の制御は、代表的には尿素である所定量の還元剤を噴射することによって行われる。尿素は、カルバミド((NH2)2CO)としても周知であり、これは、水、酸素、及び熱が存在する状態でアンモニア(NH)及び二酸化炭素に分解する。次いで、アンモニアがNOxガスと反応し、窒素及び水を発生する。噴射した還元剤の量は、NOx変換効率を最大にすると同時にNHスリップとしても周知の過剰のNHを低い値に保持することを必要とする。SCR触媒は、主として、重車両に導入されてきた。重車両では、高レベルのNOxが存在し、定常状態が主たる作動条件と考えられる。これらの状態では、SCR制御は、NHをNOxに対して所定の比で供給することを行う。これは、通常は、速度及び負荷の関数としてマッピングされる。
この種の制御を、過渡的状態が現れる頻度が高い乗用車に適用する場合には、通常は、特定の過渡的補正を必要とする。更に、多くの場合において、重車両では、バナジウムをベースとした触媒が使用され、この技術は、バッファ効果(NHを一時的に貯蔵する)が、乗用車(軽車両)の用途で使用されるゼオライトをベースとした触媒(Fe、Cu)よりも低い。
SCR触媒を制御するための別の可能な方法は、触媒の化学的挙動をモデル化し、このモデルをエンジン制御ユニット(ECU)で実行することである。この方法は、化学的モデルで考慮する必要がある全てのパラメータを確認するために大量の較正仕事を必要とする。更に、この方法で必要とされる計算負荷は、触媒をその長さに沿ってスライスした場所で生じる多数の複雑な化学反応を計算するのに必要とされるのと同様に非常に高い。触媒での化学反応は、触媒の温度や様々な化合物の濃度で決まる。触媒の温度や化合物の濃度は、特に過渡的状態中、触媒の長さに沿って変化する。そのため、触媒での全ての反応の正確なモデルを得るには、幾つかの一連のスライスをモデル化するのに計算が必要とされる。通常は、NOxセンサをSCR触媒の前後に置いて、このようなシステムの閉ループ制御を行う。これらのセンサは、NHにも反応し、そのため、閉ループ制御によって考慮する必要がある追加の困難を発生する。
ドイツ国特許第DE102005012568号には、内燃エンジンの排気から窒素酸化物を除去するためのデバイス及び方法が開示されている。還元剤を含む凝集体を、エンジン負荷、空燃比、及びエンジンの回転数等の変数に応じて、排気に加える。
ドイツ国特許第DE102005012568号
本発明の目的は、本発明は、選択的触媒還元(SCR)触媒の制御システム及び方法に関し、更に詳細には、車輛のエミッションのSCR触媒の制御システム及び方法に関する。
本発明の第1の特徴によれば、SCR触媒を持つエンジン用の選択的触媒還元(SCR)触媒制御システムであって、
NOxエンジンエミッション値を決定するための窒素酸化物(NOx)エンジンエミッション決定手段と、
SCR触媒に所定量の尿素を供給できる尿素制御手段と、
SCR触媒での貯蔵アンモニア(NH)のターゲット値を、要求NOx効率及びSCR触媒温度決定手段によって決定されたSCR触媒温度に基づいて決定するNOx効率ターゲット手段と、
SCR触媒での貯蔵NH値を、NOxエンジンエミッション値、SCR触媒温度、SCR触媒に供給された尿素の量、及びNOxガスの所定の変換効率に基づいて決定するSCR触媒モデルとを含み、
貯蔵NHターゲット値とSCR触媒での貯蔵NH値とを比較し、貯蔵NHディファレンシャルを決定するディファレンシャル決定手段を更に含み、
尿素制御手段は、貯蔵NHディファレンシャルに基づいてSCR触媒に供給する必要がある尿素量を決定する、システムが提供される。
好ましくは、NOx比計算手段は、第1温度センサから第1温度値を受け取り、NOx比を第1温度値に従って計算する。
好ましくは、第1温度センサは、酸化触媒温度を計測する。
別の態様では、第1温度センサは、粒状物フィルタ温度を計測する。
別の態様では、第1温度センサは、粒状物フィルタと酸化触媒との間の第1温度値を計測する。
好ましくは、NOxエンジンエミッション決定手段は、エンジンから流出するNOxのモデルである。
好ましくは、エンジン流出NOxモデルは、エンジンに噴射した燃料の量、エンジン負荷、排気ガス再循環(EGR)率、及び周囲温度に基づいてNOxエンジンエミッション値を計算する。
別の態様では、NOxエンジンエミッション決定手段は、SCR力の上流に位置決めされたNOxセンサであり、NOxエンジンエミッション値を提供する。
好ましくは、NOx効率ターゲット手段は、更に、エンジン速度、エンジン負荷、空気温度、クーラント温度、又はディーゼル粒状物フィルタ(DPF)再生モード等のパラメータのうちの一つ又はそれ以上のパラメータを計測するセンサからの値を使用し、SCR触媒の貯蔵アンモニア(NH)のターゲット値を決定する。
好ましくは、SCRモデルは、SCR触媒の物理的特性及びSCR触媒温度に基づいてSCR触媒容量を計算し、、SCR触媒の貯蔵NHの値を考慮することによって、SCR触媒を出るNHの量を表すNHスリップ値を決定する。
好ましくは、NHスリップ制御手段及びNOxエンジンエミッション増大手段を含み、
NHスリップ値が所定値よりも高いことが決定された場合又はNHスリップ値が所定値以上に上昇することが予想される場合、NOxエンジンエミッション増大手段を、NOxエンジンエミッションを増大する方向に作動し、これによってNHスリップを減少する。
好ましくは、NOxエンジンエミッション増大手段は、排気ガス再循環(EGR)手段であり、エンジンへのEGRの量を減少するか或いは停止することによって、NOxエンジンエミッションを増大する。
好ましくは、システムは、SCRモデル変更手段を含む。
好ましくは、SCRモデル変更手段は、SCR触媒から実際のNHスリップを計測できるNHセンサと、実際のNHスリップを平均する手段と、SCRモデルのNHスリップ値を平均する手段と、実際NHスリップ平均手段及びSCRモデルNHスリップ値平均手段からの出力を比較し、NHスリップ概算値エラーを決定する比較手段とを含み、SCRモデルをSCRモデル変更手段によって、NHスリップ概算値エラーに従って変更する。
好ましくは、SCRモデル変更手段は、NOxガスの所定の変換効率を、NHスリップ概算値エラーに基づいて変化することによって、SCRモデルを変更できる。
別の態様では、SCRモデル変更手段は、SCR触媒容量を、NHスリップ概算値エラーに基づいて変化することによって、SCRモデルを変更できる。
好ましくは、SCRモデル変更手段は、SCR触媒が所定の最小量のNHで所定時間に亘って満たされている場合、SCR触媒容量を変化することによってSCRモデルを変更する。
本発明の第2の特徴によれば、SCR触媒を持つエンジンの選択的触媒還元(SCR)の制御方法において、
(i)窒素酸化物(NOx)エンジンエミッション値を決定する工程と、
(ii)SCR触媒への尿素供給量を制御する工程と、
(iii)SCR触媒からSCR触媒温度を計測する工程と、
(iv)SCR触媒の貯蔵アンモニア(NH)ターゲット値を、ターゲットNOx変換効率及びSCR触媒温度に基づいて決定する工程と、
(v)NOxエンジンエミッション値における二酸化窒素の比であるNOx比を計算する工程と、
(vi)SCR触媒モデルを使用し、NOxエンジンエミッション値、SCR触媒温度、SCR触媒への尿素供給量、NOx比、及びNOxガスの所定の変換効率に基づいてSCR触媒の貯蔵NH値を計算する工程と、
(vii)貯蔵NHのターゲット値とSCR触媒の貯蔵NHの値とを比較し、貯蔵NHディファレンシャルを決定する工程とを含み、
工程(ii)は、SCR触媒への必要な尿素供給量を貯蔵NHディファレンシャルに基づいて制御する、方法が提供される。
好ましくは、NOx比を計算する工程は、第1温度センサから第1温度値を計測する工程と、この第1温度値に従ってNOx比を計算する工程とを含む。
好ましくは、第1温度値は、酸化触媒温度値である。
別の態様では、第1温度値は、粒状物フィルタ温度である。
更に別の態様では、第1温度値は、粒状物フィルタと酸化触媒との間で計測される。
好ましくは、工程(i)は、エンジン流出NOxモデルに基づいて(NOx)エンジンエミッション値を計算する工程を含む。
好ましくは、(NOx)エンジンエミッション値を計算する工程は、エンジン流出NOxモデルで、エンジンへの噴射燃料流、エンジン負荷、排気ガス再循環(EGR)率、及び周囲温度を考慮する。
別の態様では、工程(i)は、SCR触媒の上流に位置決めされたNOxセンサからNOxエンジンエミッション値を計測する工程を含む。
好ましくは、工程(iv)は、更に、SCR触媒での貯蔵アンモニア(NH)のターゲット値を決定するため、エンジン速度、エンジン負荷、空気温度、クーラント温度、又はディーゼル粒状物フィルタ(DPF)再生モード等のパラメータのうちの一つ又はそれ以上を計測する工程を含む。
好ましくは、工程(vi)は、更に、SCR触媒容量を、SCRモデル内で、SCR触媒の物理的特性及びSCR触媒温度に基づいて計算し、SCR触媒での貯蔵NHの値を考慮することによって、SCR触媒を出るNHの量を表すNHスリップ値を決定する工程を含む。
好ましくは、本方法は、NHスリップを制御する工程及びNOxエンジンエミッションを増大する工程を含み、
NHスリップ値が所定値よりも高いか或いは所定値よりも高くなることが予想される場合、NOxエンジンエミッションを増大し、これによってNHスリップを減少する。
好ましくは、NOxエンジンエミッションを増大する工程は、エンジンに対する排気ガス再循環(EGR)の量を減少する工程又は停止する工程を含む。
好ましくは、工程(vi)で使用されたSCRモデルを変更する工程を含む。
好ましくは、SCRモデルを変更する工程は、SCR触媒からNHセンサを使用して実際のNHスリップを計測する工程と、SCRモデルからSCRモデルNHスリップを計算する工程と、実際のNHスリップを所定時間に亘って平均する工程と、SCRモデルNHスリップを同じ所定時間に亘って平均する工程と、平均した実際のNHスリップと、平均したSCRモデルNHスリップとを比較する工程と、NHスリップ概算値エラーを決定する工程とを含み、NHスリップ概算値エラーに従ってSCRモデルを大幅に変更する。
好ましくは、SCRモデルを変更する工程は、NOxガスの所定の変換効率をNHスリップ概算値エラーに基づいて変化することによって、SCRモデルを変更する。
別の態様では、SCRモデルを変更する工程は、SCR触媒容量をNHスリップ概算値エラーに基づいて変化することによって、SCRモデルを変更する。
好ましくは、SCRモデルを変更する工程は、SCR触媒が所定時間に亘って所定の最小量のNHで充填されている場合に、SCR触媒容量を変化することによって、SCRモデルを変更する。
本発明の第3の特徴によれば、本発明の第1の特徴による選択的触媒還元(SCR)触媒制御システムを組み込んだディーゼルエンジンが提供される。
次に、本発明の実施例を単なる例として添付図面を参照して説明する。
上文中に説明したように、正確な量の尿素を噴射するため、エンジンから流出するNOx流を知る必要がある。尿素が少な過ぎると効率が低下し、多過ぎるとNHスリップが発生する。従来技術のシステムは、SCR触媒の上流に配置されたNOxセンサを使用する。
本発明は、簡略化したモデルを使用してSCR触媒のNOx変換効率を計算し、この効率を所定レベルに維持するのに必要な尿素の噴射量を決定する。このモデルは、以下に列挙する幾つかの重要なパラメータを考慮することができる。これらのパラメータには、
SCR触媒に進入する総NOx流量及びNO2/NOx比;
SCR触媒の温度;及び
SCR触媒の貯蔵NHが含まれる。
総NOx流量は、SCRの前方に配置されたNOxセンサによって計測できる。
別の態様では、本発明の好ましい実施例で使用されているように、NOxセンサの代りにNOxモデルを使用できる。NOx流は、噴射された燃料流の数分の一とモデル化される。この量は、不活性EGR(排気ガス再循環)率及び周囲温度について補正したエンジンの負荷(IMEP(指示平均有効圧力))の関数としてマッピングされる。図1は、FTP75又はEPAIIIと呼ばれる乗用車用米国都市サイクルを使用して、モデル化したNOxと計測したNOxとの間の比較を示す。
次に図2を参照すると、エンジンの排気システムの選択的触媒還元制御装置10用の開ループモデルは、エンジン流出NOxモデル12と、NO2/NOx比モデル14と、NHの貯蔵及びNOx変換効率をモデル化するSCRモデル16と、NOx効率ターゲットモデル18と、尿素噴射制御装置20とを含む。
エンジン流出NOxモデル12は、上文中に説明したように、噴射した燃料流を使用し、エンジン負荷、EGR率、及び周囲温度を考慮してNOxエミッションを計算する。
NO2/NOx比モデル14は、排気システムの酸化触媒からの温度の計測値に基づいてNO2/NOx比を計算する。しかしながら、温度の計測値は、排気システムの別の場所で計測した値であってもよい。詳細には、温度は、酸化触媒と粒状物フィルタとの間で計測してもよく、場合によっては粒状物フィルタの後方で計測してもよい。更に、粒状物フィルタは、NO2/NOx比に影響を及ぼし、及び従って、NO2/NOx比モデル14で考慮に入れることができる。
SCRモデル16は、SCRの貯蔵NH、尿素噴射制御装置20からの尿素噴射量、及び温度の関数に基づいて、排気システムでのSCRのNOx変換効率を計算する。次いで、この効率を、NOx比モデル14から得られたNO2/NOx比について補正する。NOx変換効率がわかっている場合には、NOxの還元に使用されるNHの量を、所定量のNOxの還元に必要な所定のNH量に基づいて計算できる。このように、貯蔵NHの量を計算するとともに余分のNH(NHスリップ)又はNOxガスの出力を計算する。SCR触媒の貯蔵容量が温度に従って減少するため、SCRの温度上昇が速過ぎる場合には、所定量の貯蔵NHが放出される。SCR触媒のNHの最大貯蔵容量は、SCR温度の関数として計算される。従って、SCRを離れるNH(NHスリップ)もまた、SCRモデル16の出力である。これは、SCRモデル16をSCR触媒の下流に配置されたNHセンサと比較するための手段を提供する(閉ループ制御に関して以下に更に詳細に論じる)。
NOx効率ターゲットモデル18は、貯蔵NHについてのターゲット値を発生する。NOx変換効率は、要求NOx効率及びSCR温度に基づいて、SCR触媒での貯蔵NHで決まる。次いで、システムにとって適当であれば、ターゲットNOx効率を、エンジン速度、エンジン負荷、空気温度、クーラント温度、及びディーゼル粒状物フィルタ(DPF)再生モードを含む他の条件について補正する。貯蔵NHに関するNOx効率の一例を図3に示す。
次いで、NOx効率ターゲットモデル18からのターゲット貯蔵NH値を、計算した貯蔵NH値と比較し、貯蔵NHディファレンシャル(storedNHdifferential) 22を発生する。これは、現在の貯蔵NHと要求NH(ターゲット貯蔵NH)との間の差である。
尿素噴射制御装置20は、その入力として、貯蔵NHディファレンシャル22及び排気ガスから直接計測した排気ガス温度値を有する。NHディファレンシャル22に基づき、比例ゲイン制御装置を使用して尿素噴射量を計算し、計算した貯蔵NH値をターゲット貯蔵NH値にする。高温でのNHの酸化及び/又は低温での尿素が加水分解しないことを考慮し、尿素噴射量を排気ガス温度のマップ関数として変化させる。
NHスリップが発生した場合、SCRでのNH消費率を上昇することによって、SCRを離れるNHの量を減少できる。これを行うため、SCRのNOx流を増大する必要がある。これは、NHがNOxと反応するためである。この例では、及び図4に示すように、NOx流の増大は、EGRを消勢することによって行われる。SCR温度30は、約200℃乃至約300℃で上昇するように示してある。何ら作用を行わないと、即ちEGRがノーマル状態のままである場合には、エンジンから流出するNOxエミッションは、約40ppm(百万分率)にとどまるが、NHスリップ34が100ppm以上に劇的に上昇する。これは、使用されたセンサを飽和させる。逆に、EGRを消勢すると、エンジンからのNOxエミッション36が約100ppmまで上昇するが、NHスリップ38が70ppmでピークに達し、その後低下する。NOxエミッション32、36はエンジンからのエミッションであって、排気から出されたものではないということに着目すべきである。NHスリップは、SCR触媒でNHをNOxに関して過剰にすることによって発生し、及び従って、NOx変換効率ができるだけ高くなる。
更に、SCR触媒でのNHの量を低減するため、尿素噴射を遮断できる。これらの作用は、SCRモデル16による計算又はNHセンサによる計測のいずれかによって求められたNHスリップが所定閾値を越える場合に行われる。
上述のように、SCRモデル16の重要なファクタは、貯蔵NH質量である。貯蔵NHの量のこの計算は、実際のシステムにおける実行中の多くの理由により、不正確であり、又は特に不正確になる。例えば、SCR触媒は、経時劣化によりその容量及び効率が経時的に低下し、貯蔵NHの概算値にエラーをもたらす。更に、エンジン毎のばらつきやエンジンの経時劣化のため、エンジンがモデル化されたのと異なるレベルのNOxを発生する場合、又は尿素流が予測したのと異なる場合にも、貯蔵NHの概算値にエラーをもたらす。
触媒のNHスリップを正確に物理的にモデル化することは、ECU(エンジン制御ユニット)で実行し較正するには複雑であり過ぎる。これは、複雑な化学的モデルが含まれるためである。SCRモデル16は、NHスリップの平均値概算器である。SCRモデル16の過渡的挙動は正確でない。これは、NHを貯蔵するためのSCR触媒の容量が、SCR触媒の長さに亘って一定であると考えられる温度と直接関連しているためである。しかし、SCRモデル16が予想した平均NH質量を、排気システムのSCR触媒の下流のNHセンサが確認した平均NH質量と比較できる。
従って、図5を参照すると、NHスリップモデル40及びNHスリップセンサ42が、モデル及びセンサの夫々からのNHスリップを比較する。次いで、容量エラー46手段及び効率エラー手段48の前に、NHスリップエラー44を発生する。
モデルが最良の精度を持つことが知られており、DOC温度及びSCR温度が所定範囲内で十分に高い特殊な状態では、SCRモデル16から出るNHスリップ及びNHセンサが確認したNH流を所定時間に亘って監視する。ひとたび時間が経過した後、SCRモデル16が正確であるのであれば、両値は等しくなければならない。
図6を参照すると、SCR入口温度50は、温度の過渡的変化中、約200℃から350℃まで上昇する。その結果、NHスリップモデル値52及びNHスリップセンサ値54の両方のNHスリップが上昇するが、NHスリップセンサ値54と関連してタイムラグが存在する。
モデル化期間が十分に長い場合には、過渡的なエラーは無視でき、所定時間後、モデル化NHスリップと感知NHスリップとの間にエラーが残っている場合には、SCRモデル16をこれに従って変更できる。
SCRモデル16と関連した様々なファクタに従って、SCR触媒の容量を補正し、NOx変換効率を変更しなければならない。SCR触媒が所定時間に亘って所定の最小量によってNHで満たされている場合には容量の補正を行う。そうでない場合には、NOx変換効率に合わせて変更を行う。NOx変換効率に合わせた変更により、この入力パラメータが誤っている場合、エンジン流出NOxモデルの補正を行うこともできる。所定のNOx変換効率に合わせた変更は、包括的変更要因として作用する。これは、SCR効率、噴射器エラー、NOx流モデルエラー、及び尿素の品質を補正するためである。通常の作動中にNHスリップが生じないようにするためにSCR触媒のターゲット容量が極めて低い値に設定されているため、容量を補正することを必要とする条件は決して起らない。このように、容量の補正を行うことができるようにNH貯蔵ターゲットを増大する(SCR触媒をその最大容量まで充填する)のが有利である。効率の変更は、比較的頻繁に行われる。これは、上文中に言及したように、容量の補正には特定の条件が必要とされるためである。
本発明の範囲から逸脱することなく、この他の変更及び改良を行うことができる。
図1は、計測したNOxエミッション及びモデル化したNOxエミッションのグラフである。 図2は、選択的触媒還元(SCR)触媒用開ループ制御構造のフローダイヤグラムである。 図3は、貯蔵NHに対するNOx効率のグラフである。 図4は、NOxエミッションの制御によるNHスリップの変化を示すグラフである。 図5は、追加の閉ループ制御区分を持つ選択的触媒還元触媒用開ループ制御構造のフローダイヤグラムである。 図6は、触媒からのモデルNH流出、センサからの計測NH濃度、及びSCR入口でのガスの温度を示す、温度変化のグラフである。
符号の説明
10 選択的触媒還元制御装置
12 エンジン流出NOxモデル
14 NO2/NOx比モデル
16 SCRモデル
18 NOx効率ターゲットモデル
20 尿素噴射制御装置
22 貯蔵NHディファレンシャル

Claims (35)

  1. SCR触媒を持つエンジン用の選択的触媒還元(SCR)触媒制御システム(10)であって、
    NOxエンジンエミッション値を決定するための窒素酸化物(NOx)エンジンエミッション決定手段(12)と、
    前記SCR触媒に所定量の尿素を供給できる尿素制御手段(20)と、
    前記SCR触媒での貯蔵アンモニア(NH)ターゲット値を、NOxターゲット変換効率及びSCR触媒温度決定手段によって決定されたSCR触媒温度に基づいて決定するNOx効率ターゲット手段(18)と、
    前記SCR触媒での貯蔵NH値を、NOxエンジンエミッション値、前記SCR触媒温度、前記SCR触媒に供給された尿素の量、及びNOxガスの所定の変換効率に基づいて決定するSCR触媒モデル(16)とを含むシステム(10)において、
    NOxエンジンエミッション値における二酸化窒素の比であるNOx比を決定するNOx比計算手段(14)を含み、前記SCR触媒モデル(16)は、前記貯蔵NH値を決定するとき、前記NOx比を考慮し、
    前記貯蔵NHターゲット値と前記SCR触媒での前記貯蔵NH値とを比較し、貯蔵NHディファレンシャルを決定するディファレンシャル決定手段を更に含み、
    前記尿素制御手段は、前記貯蔵NHディファレンシャルに基づいて前記SCR触媒に供給する必要がある尿素量を決定することを特徴とする、システム(10)。
  2. 請求項1に記載のシステム(10)において、
    前記NOx比計算手段(14)は、第1温度センサから第1温度値を受け取り、前記NOx比を前記第1温度値に従って計算する、システム(10)。
  3. 請求項2に記載のシステム(10)において、
    前記第1温度センサは、酸化触媒温度を計測する、システム(10)。
  4. 請求項2に記載のシステム(10)において、
    前記第1温度センサは、粒状物フィルタ温度を計測する、システム(10)。
  5. 請求項2に記載のシステム(10)において、
    前記第1温度センサは、粒状物フィルタと酸化触媒との間の第1温度値を計測する、システム(10)。
  6. 請求項1乃至5のうちのいずれか一項に記載のシステム(10)において、
    前記NOxエンジンエミッション決定手段(12)は、エンジンから流出するNOxのモデルである、システム(10)。
  7. 請求項6に記載のシステム(10)において、
    前記エンジン流出NOxモデル(12)は、前記エンジンに噴射した燃料の量、エンジン負荷、排気ガス再循環(EGR)率、及び周囲温度に基づいて前記NOxエンジンエミッション値を計算する、システム(10)。
  8. 請求項1乃至5のうちのいずれか一項に記載のシステム(10)において、
    前記NOxエンジンエミッション決定手段(12)は、前記SCR力の上流に位置決めされたNOxセンサであり、NOxエンジンエミッション値を提供する、システム(10)。
  9. 請求項1乃至8のうちのいずれか一項に記載のシステム(10)において、
    前記NOx効率ターゲット手段(18)は、更に、エンジン速度「エンジン負荷、空気温度、クーラント温度、又はディーゼル粒状物フィルタ(DPF)再生モード等のパラメータのうちの一つ又はそれ以上のパラメータを計測するセンサからの値を使用し、前記SCR触媒の貯蔵アンモニア(NH)のターゲット値を決定する、システム(10)。
  10. 請求項1乃至9のうちのいずれか一項に記載のシステムにおいて、
    前記SCRモデル(16)は、前記SCR触媒の物理的特性及び前記SCR触媒温度に基づいてSCR触媒容量を計算し、前記SCR触媒の貯蔵NHの値を考慮することによって、前記SCR触媒を出るNHの量を表すNHスリップ値を決定する、システム。
  11. 請求項1乃至10のうちのいずれか一項に記載のシステムにおいて、更に、
    NHスリップ制御手段及びNOxエンジンエミッション増大手段を含み、
    NHスリップ値が所定値よりも高いことが決定された場合又はNHスリップ値が所定値以上に上昇することが予想される場合、NOxエンジンエミッション増大手段を、NOxエンジンエミッションを増大する方向に作動し、これによってNHスリップを減少する、システム。
  12. 請求項11に記載のシステムにおいて、
    前記NOxエンジンエミッション増大手段は、排気ガス再循環(EGR)手段であり、前記エンジンへのEGRの量を減少するか或いは停止することによって、NOxエンジンエミッションを増大する、システム。
  13. 請求項1乃至12のうちのいずれか一項に記載のシステムにおいて、更に、
    前記システムは、SCRモデル変更手段(40、42、46、48)を含む、システム。
  14. 請求項13に記載のシステムにおいて、
    前記SCRモデル変更手段は、前記SCR触媒から実際のNHスリップを計測できるNHセンサ(42)と、実際のNHスリップを平均する手段と、SCRモデルのNHスリップ値を平均する手段と、前記実際NHスリップ平均手段及び前記SCRモデルNHスリップ値平均手段からの出力を比較し、NHスリップ概算値エラーを決定する比較手段(46、48)とを含み、前記SCRモデルを前記SCRモデル変更手段によって、前記NHスリップ概算値エラーに従って変更する、システム。
  15. 請求項13又は14に記載のシステムにおいて、
    前記SCRモデル変更手段は、NOxガスの前記所定の変換効率を、前記NHスリップ概算値エラー(46、48)に基づいて変化することによって、前記SCRモデルを変更できる、システム。
  16. 請求項13、14、又は15に記載のシステムにおいて、
    前記SCRモデル変更手段は、前記SCR触媒容量(46)を、前記NHスリップ概算値エラーに基づいて変化することによって、前記SCRモデルを変更できる、システム。
  17. 請求項16に記載のシステムにおいて、
    前記SCRモデル変更手段は、前記SCR触媒が所定の最小量のNHで所定時間に亘って満たされている場合、前記SCR触媒容量を変化することによって前記SCRモデルを変更する、システム。
  18. SCR触媒を持つエンジンの選択的触媒還元(SCR)の制御方法において、
    (i)窒素酸化物(NOx)エンジンエミッション値を決定する工程と、
    (ii)前記SCR触媒への尿素供給量を制御する工程と、
    (iii)前記SCR触媒からSCR触媒温度を計測する工程と、
    (iv)前記SCR触媒の貯蔵アンモニア(NH)ターゲット値を、ターゲットNOx変換効率及び前記SCR触媒温度に基づいて決定する工程と、
    (v)NOxエンジンエミッション値における二酸化窒素の比であるNOx比を計算する工程と、
    (vi)SCR触媒モデルを使用し、NOxエンジンエミッション値、前記SCR触媒温度、前記SCR触媒への尿素供給量、前記NOx比、及びNOxガスの所定の変換効率に基づいて前記SCR触媒の貯蔵NH値を計算する工程と、
    (vii)貯蔵NHの前記ターゲット値と前記SCR触媒の貯蔵NHの値とを比較し、貯蔵NHディファレンシャルを決定する工程とを含み、
    前記工程(ii)は、前記SCR触媒への尿素の要求供給量を前記貯蔵NHディファレンシャルに基づいて制御する、方法。
  19. 請求項18に記載の方法において、
    NOx比を計算する前記工程は、第1温度センサから第1温度値を計測する工程と、この第1温度値に従って前記NOx比を計算する工程とを含む、方法。
  20. 請求項19に記載の方法において、
    前記第1温度値は、酸化触媒温度値である、方法。
  21. 請求項19に記載の方法において、
    前記第1温度値は、粒状物フィルタ温度である、方法。
  22. 請求項19に記載の方法において、
    前記第1温度値は、粒状物フィルタと酸化触媒との間で計測される、方法。
  23. 請求項18乃至22のうちのいずれか一項に記載の方法において、
    前記工程(i)は、エンジン流出NOxモデルに基づいて前記(NOx)エンジンエミッション値を計算する工程を含む、方法。
  24. 請求項23に記載の方法において、
    前記(NOx)エンジンエミッション値を計算する前記工程は、前記エンジン流出NOxモデルで、前記エンジンへの噴射燃料流、エンジン負荷、排気ガス再循環(EGR)率、及び周囲温度を考慮する、方法。
  25. 請求項18乃至22のうちのいずれか一項に記載の方法において、
    前記工程(i)は、前記SCR触媒の上流に位置決めされたNOxセンサからNOxエンジンエミッション値を計測する工程を含む、方法。
  26. 請求項18乃至25のうちのいずれか一項に記載の方法において、
    前記工程(iv)は、更に、前記SCR触媒での貯蔵アンモニア(NH)のターゲット値を決定するため、エンジン速度、エンジン負荷、空気温度、クーラント温度、又はディーゼル粒状物フィルタ(DPF)再生モード等のパラメータのうちの一つ又はそれ以上を計測する工程を含む、方法。
  27. 請求項18乃至26のうちのいずれか一項に記載の方法において、
    前記工程(v)は、更に、SCR触媒容量を、前記SCRモデル内で、前記SCR触媒の物理的特性及び前記SCR触媒温度に基づいて計算し、前記SCR触媒での貯蔵NHの値を考慮することによって、前記SCR触媒を出るNHの量を表すNHスリップ値を決定する工程を含む、方法。
  28. 請求項18乃至27のうちのいずれか一項に記載の方法において、更に、
    NHスリップを制御する工程及びNOxエンジンエミッションを増大する工程を含み、
    前記NHスリップ値が所定値よりも高いか或いは所定値よりも高くなることが予想される場合、NOxエンジンエミッションを増大し、これによってNHスリップを減少する、方法。
  29. 請求項28に記載の方法において、
    前記NOxエンジンエミッションを増大する前記工程は、前記エンジンに対する排気ガス再循環(EGR)の量を減少する工程又は停止する工程を含む、方法。
  30. 請求項18乃至29のうちのいずれか一項に記載の方法において、更に、
    工程(vi)で使用されたSCRモデルを変更する工程を含む、方法。
  31. 請求項30に記載の方法において、
    前記SCRモデルを変更する工程は、前記SCR触媒からNHセンサを使用して実際のNHスリップを計測する工程と、
    前記SCRモデルから前記SCRモデルNHスリップを計算する工程と、
    実際のNHスリップを所定時間に亘って平均する工程と、
    SCRモデルNHスリップを同じ所定時間に亘って平均する工程と、
    平均した実際のNHスリップと、平均したSCRモデルNHスリップとを比較する工程と、
    NHスリップ概算値エラーを決定する工程とを含み、
    前記NHスリップ概算値エラーに従って前記SCRモデルを大幅に変更する、方法。
  32. 請求項31に記載の方法において、
    前記SCRモデルを変更する工程は、NOxガスの所定の変換効率をNHスリップ概算値エラーに基づいて変化することによって、前記SCRモデルを変更する、方法。
  33. 請求項30又は31に記載の方法において、
    前記SCRモデルを変更する工程は、前記SCR触媒容量をNHスリップ概算値エラーに基づいて変化することによって、前記SCRモデルを変更する、方法。
  34. 請求項33に記載の方法において、
    前記SCRモデルを変更する工程は、前記SCR触媒が所定時間に亘って所定の最小量のNHで充填されている場合に、前記SCR触媒容量を変化することによって、前記SCRモデルを変更する、方法。
  35. 請求項1乃至17に記載の選択的触媒還元(SCR)触媒制御システムを備えたディーゼルエンジン。
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