JP2002219337A - 脱硝装置の制御方法および装置 - Google Patents
脱硝装置の制御方法および装置Info
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Abstract
し、最適NH3 注入量で所定の脱硝率が得られる脱硝装
置の制御装置を提供する。 【解決手段】 排ガス中のNOxに対して脱硝反応器内
部の触媒上でNH3 を注入して反応させ、反応器の出口
NOx濃度が所定範囲内に入るように注入NH3流量を
制御する脱硝装置の制御方法において、反応器入口NO
x濃度13と出口NOx濃度23との差および反応器出
口NOx濃度設定値16と計測値23との偏差に基いて
現時点の必要モル比信号27を求め、現時点からn時間
前のn時点に触媒に吸着されたNH3 量に基づき現時点
の必要モル比信号27を補正し、補正された必要モル比
信号27と反応器入口NOx量30とにより現時点の必
要NH3 流量33を求め、この必要NH3 流量と現在の
注入NH3 流量39との偏差に基づき反応器へのNH3
注入量を制御すること。
Description
法および装置に係り、特に石炭焚きボイラ等の排ガス中
の窒素酸化物(NOx)を脱硝触媒の存在下アンモニア
(NH3 )ガスの注入によって分解・除去する脱硝装置
の制御方法および装置であって、化学反応のおくれが大
きい系であっても最適に制御することができる脱硝装置
の制御方法および装置に関するものである。
ガス中に注入し、脱硝触媒上で注入したNH3 と排ガス
中のNOxを反応させて窒素と水にする装置のことであ
る。
反応式により反応して窒素と水になるので、基本的には
注入するNH3 量は処理すべきNOx量に見合った量を
注入することとなる。注入したNH3 はNOxとの反応
に使用される以外に、触媒表面上に吸着し得るだけ吸着
する。したがって、それを超えて注入するとリークNH
3 として装置から流出する。一方、注入するNH3 量が
処理すべきNOx量に対して不足するとNOxが処理し
きれなくなり、出口NOx濃度を規定値以下にすること
ができなくなる。
来の脱硝制御装置の系統を図3に示す。被処理ガス中の
NOx量に見合ったNH3 注入量を算出する注入量算出
器9は、脱硝反応器の入口NOx濃度、出口NOx濃度
設定値、出口NOx濃度および処理ガス量等からNH3
注入量を算出するものである。すなわち、脱硝反応器の
入口NOx分析計12で検出された入口NOx信号13
と、被処理ガス量28の被処理ガス流量信号29とを乗
算器31で乗算し、総NOx量信号30を算出する。一
方、入口NOx信号13と脱硝反応器の出口NOx濃度
設定器15で設定された設定NOx信号16との減算を
行う減算器19を有する必要モル比演算部18で必要モ
ル比(NH3 モル比/NOxモル比)信号20を算出
し、出口NOx分析計22で検出された実測出口NOx
信号23と設定NOx信号16との偏差を減算器24に
より算出し、加算器26で前記必要モル比信号20の補
正を行う。補正された必要モル比信号27と先に述べた
総NOx量信号30とを乗算器32で乗算し、必要とす
る必要NH3 流量信号33を算出する。この必要NH 3
流量信号33と実測NH3 流量計38で検出された実測
NH3 流量信号39を減算器40で減算してNH3 流量
偏差信号41を算出し、これを比例積分演算器42で弁
開度信号43に変換して電空変換器44により制御信号
45に変換し、NH3 配管5の途中に設けられたNH3
流量調節弁10を開閉する。
例積分演算器25によるフィードバック制御装置では出
口NOx濃度の設定値への漸近を目的とするが、触媒上
のNH3 吸着量に応じたNH3 注入はできず、このため
吸着NH3 が残存しているような負荷降下時に出口NO
xの過剰除去・設定範囲からの下方への逸脱、過剰なN
H3 注入によるリークNH3 の増大、NH3 使用総量の
過剰による不経済の発生等の問題が生じる。
解決し、NH3 消費量およびリーフNH3 量を低減し、
必要最小限のNH3 注入量で所定の脱硝率を得ることが
できる脱硝触媒の制御方法および装置を提供することに
ある。
に、本願で特許請求する発明は以下のとおりである。 (1)排ガス中のNOxに対して脱硝反応器内部の触媒
上でNH3 を注入して反応させ、反応器の出口NOx濃
度が所定範囲内に入るように注入NH3 流量を制御する
脱硝装置の制御方法において、反応器入口NOx濃度と
出口NOx濃度との差および反応器出口NOx濃度設定
値と計測値との偏差に基づいて現時点の必要モル比信号
を求め、現時点からn時間前のn時点に触媒に吸着され
たNH3量に基づき前記現時点の必要モル比信号を補正
し、補正された必要モル比信号と反応器入口NOx量と
により現時点の必要NH3 流量を求め、求めた必要NH
3流量と現在の注入NH3 流量との偏差に基づき反応器
へのNH3 注入量を制御することを特徴とする脱硝装置
の制御方法。
性である次の関数関係、モル比=Function(吸
着NH3 量、入口NOx濃度、運転条件)および脱硝率
=Function(モル比、運転条件)に基づいて、
現時点および現時点からn時間前のn時点における脱硝
率から前記それぞれの時点におけるモル比および吸着N
H3 量を推算し、これらの吸着NH3 量に基づいて前記
現時点の必要モル比信号を補正することを特徴とする脱
硝装置の制御方法。
て脱硝反応器内部の触媒に吸着させ、該触媒上でNOx
とNH3 を接触反応させ、反応器出口排ガス中のNOx
濃度が所定範囲内に入るように注入NH3 流量を制御す
る装置であって、反応器入口NOx濃度と出口NOx濃
度設定値との偏差および出口NOx濃度の設定値と計測
値の偏差に基づいて現時点での必要モル比信号を算出す
る手段と、被処理排ガスの総NOx量と上記必要モル比
信号とにより現時点の必要NH3 流量信号を算出する手
段と、現在のNH3 注入流量信号とこの現時点の必要N
H3 流量信号とにより反応器へのNH3 注入流量を制御
する手段とを備えた脱硝装置の制御装置において、現時
点からn時間前のn時点での反応器入口NOx濃度と出
口NOx濃度に基づいてn時点での触媒への吸着NH3
量を求める手段と、現時点での反応器入口NOx濃度と
出口NOx濃度に基づいて現時点計測値ベースの触媒へ
の吸着NH3 量を求める手段と、n時点から現在までの
各時点での排ガス発生源の負荷信号のn時点での負荷信
号に対する比率を積分する手段と、この積分された値と
n時点での触媒への吸着NH3 量および現時点計測値ベ
ースでの触媒への吸着NH3 量とに基づいて必要モル比
補正信号を算出する手段と、この必要モル比補正信号に
より前記現時点での必要モル比信号を補正する手段とを
備えたことを特徴とする脱硝装置の制御装置。
て脱硝反応器内部の触媒に吸着させ、該触媒上でNOx
とNH3 を接触反応させ、反応器出口排ガス中のNOx
濃度が所定範囲内に入るように注入NH3 流量を制御す
る装置であって、反応器入口NOx濃度と出口NOx濃
度設定値との偏差および出口NOx濃度の設定値と計測
値の偏差に基づいて現時点での必要モル比信号を算出す
る手段と、被処理排ガスの総NOx量と上記必要モル比
信号とにより現時点の必要NH3 流量信号を算出する手
段と、現在のNH3 注入流量信号とこの現時点の必要N
H3 流量信号とにより反応器へのNH3 注入量を制御す
る手段とを備えた脱硝装置の制御装置において、現時点
からn時間前のn時点での触媒への吸着NH3 量を推定
する手段と、n時点から現在までの排ガス発生源の負荷
指令のn時点での負荷指令に対する比率の積分値を算出
する手段と、算出された積分値とn時点での触媒への吸
着NH3 量に基づき現時点での触媒への必要NH3 吸着
量を算出する手段と、現時点での反応器入口NOx濃度
および出口NOx濃度計測値に基づき現時点計測値ベー
スの吸着NH3 量を算出する手段と、前記現時点での触
媒への必要NH3 吸着量に基づく現時点での必要モル比
信号と現時点計測値ベースの吸着量に基づくモル比信号
とにより必要モル比補正信号を算出する手段と、この必
要モル比補正信号により前記現時点の必要モル比信号を
補正する手段とを備えたことを特徴とする脱硝装置の制
御装置。
装置について、図面を用いて説明する。図2は脱硝反応
装置の概略図である。脱硝反応器1は、被処理ガスGの
発生源である、例えばボイラの排ガスを入口ダクト2か
ら導入し、NH3 の注入によって脱硝処理してから出口
ダクト3に排出し、さらに図示していない煙突により屋
外に排出する。この際、被処理ガスG中のNOxは入口
ダクト2に設けられたNH3 注入管4によって、被処理
ガスG中のNOx量に見合ったNH3 がアンモニア流量
計38およびアンモニア流量調節弁10を介して注入さ
れ、脱硝反応器1の内部に充填された図示していない脱
硝触媒の働きによって無害な水蒸気と窒素ガスに分解さ
れ、除去される。通常、脱硝反応器1の運用は被処理ガ
スGの発生源、例えばボイラ等の負荷変化時においても
脱硝反応器1の出口NOx濃度が規定値以下になるよう
に制御される。ここで被処理ガスG中の入口NOx濃度
は入口NOx分析計12で、出口NOx濃度は出口NO
x分析計22で計測される。
硝制御装置7の一実施の形態を示す制御回路である。脱
硝制御装置7は、アンモニアの注入量を算出する注入量
算出器9と、必要モル比を補正する必要モル比補正器5
0を有している。
うに、入口NOx分析計12による計測値と出口NOx
設定器15から必要モル比演算器18によるモル比の演
算を行う。さらに、出口NOx設定器15により与えら
れた設定値と、出口NOx分析計22による計測値に偏
差が生じた場合は、加算器26によりモル比の修正を行
う。以上のようにして得られた必要モル比を被処理ガス
量28と、入口NOx分析計12による計測値との乗算
によって計算される被処理ガス中の総NOx量に掛ける
ことにより、必要とするアンモニアの注入量33を算出
する。
くれを考慮するため、現時点からn時間前のn時点での
入口NOx濃度61と出口NOx濃度62に従って吸着
NH 3 演算器63にて計算したn時点での吸着NH3 量
64に基づき、n時点から現時点までの負荷変化に従い
現時点の必要吸着NH3 量58を算出する。また、現時
点での入口NOx濃度13と出口NOx濃度23に基づ
いた吸着NH3 量も同様に計算して、現時点計測値ベー
スの吸着NH3 量65を算出する。ここでモル比が吸着
量と関係して決まる量であることを利用し、前記現時点
の必要吸着NH 3 量58と現時点計測値ベースの吸着N
H3 量65から、それぞれのモル比の偏差を必要モル比
補正信号68として加算器26へ入力する。
な実験的に知られた触媒の特性を適用する。すなわち、 モル比=Function1(吸着NH3 量、入口NO
x濃度、運転条件) および 脱硝率=Function2(モル比、運転条件) との関数関係を利用する。ここでFunction1、
Function2は表示された引数の関数を表現する
記号である。これにより各時点での脱硝率からその時点
でのモル比、続いて吸着NH3 量を推算できる。Fun
ction1のモル比と吸着NH3 量、入口NOx濃
度、運転条件との関係およびFunction2の脱硝
率とモル比、運転条件の関係は、脱硝装置内の触媒の材
料(例えばTi、V、Mo、Wなど)、構造(例えば粒
状触媒、板状触媒)、焼成条件、触媒量等に関係する。
することも可能で、現時点での必要吸着NH3 量58か
ら現時点での必要モル比59、および現時点計測値ベー
スの吸着NH3 量65から現時点計測値ベースのモル比
67を得られる。
NH3 量を推定するために、プロセスの変動を最も早く
とらえることができる負荷指令信号51を用い、n時点
での負荷指令52に対する各時点での負荷指令51の比
をn時点から現時点まで積分し、その積分値に対して触
媒、運転条件等を引数とする調整用の関数発生器56に
て、n時点での吸着NH3 量から現時点での吸着NH3
量を推定する比率を得る。
慮し、n時間前に測定され、得られた実測値をもとに触
媒上の吸着NH3 量を求め、負荷変化指令に従い現時点
の吸着NH3 量を推定する。したがって、時間遅れな
く、また予期せぬ負荷変化にも対応して現時点に必要な
NH3 注入量を求めることができるので、好適にアンモ
ニア注入制御できる効果がある。また、その結果、反応
器出口NOx濃度の設定値範囲からの逸脱を回避し、リ
ークNH3 量を低減し、NH3 消費量を低減するといっ
た効果が期待できる。
路図。
ニア注入位置を示す概略図。
…NH3 注入管、5…NH3 配管、7…脱硝制御装置、
9…注入量算出器、10…NH3 流量調節弁、12…入
口NOx分析計、13…入口NOx信号、15…出口N
Ox濃度設定器、16…設定NOx信号、18…必要モ
ル比演算部、19…減算器、20必要モル比信号、22
…出口NOx分析計、23…出口NOx信号、24…減
算器、25…比例積分演算器、26…加算器、27…必
要モル比信号、28…被処理ガス量、29…被処理ガス
流量信号、30…総NOx量信号、31…乗算器、32
…乗算器、33…必要NH3 流量信号、38…NH3 流
量計、39…NH3 流量信号、40…減算器、41…N
H3 流量偏差信号、42…比例積分器、43…弁開度信
号、44…電空変換器、45…制御信号、50…必要モ
ル比補正器、51…負荷指令、52…n時点での負荷指
令、53…比率演算器、54…積分器、56…関数発生
器、58…必要吸着NH3 量、59…現時点での必要モ
ル比、61…n時点での入口NOx濃度、62…n時点
での出口NOx濃度、63…吸着NH 3 量演算器、64
…n時点での吸着NH3 量、65…現時点計測値ベース
の吸着NH3 量、67…現時点計測値ベースのモル比、
68…必要モル比補正信号、69…関数発生器。
Claims (4)
- 【請求項1】 排ガス中のNOxに対して脱硝反応器内
部の触媒上でNH3を注入して反応させ、反応器の出口
NOx濃度が所定範囲内に入るように注入NH3 流量を
制御する脱硝装置の制御方法において、反応器入口NO
x濃度と出口NOx濃度との差および反応器出口NOx
濃度設定値と計測値との偏差に基づいて現時点の必要モ
ル比信号を求め、現時点からn時間前のn時点に触媒に
吸着されたNH3 量に基づき前記現時点の必要モル比信
号を補正し、補正された必要モル比信号と反応器入口N
Ox量とにより現時点の必要NH3 流量を求め、求めた
必要NH3 流量と現在の注入NH3 流量との偏差に基づ
き反応器へのNH3 注入量を制御することを特徴とする
脱硝装置の制御方法。 - 【請求項2】 請求項1において、脱硝装置の触媒特性
である次の関数関係、モル比=Function(吸着
NH3 量、入口NOx濃度、運転条件)および脱硝率=
Function(モル比、運転条件)に基づいて、現
時点および現時点からn時間前のn時点における脱硝率
から前記それぞれの時点におけるモル比および吸着NH
3 量を推算し、これらの吸着NH3 量に基づいて前記現
時点の必要モル比信号を補正することを特徴とする脱硝
装置の制御方法。 - 【請求項3】 NOx含有排ガスにNH3 を注入して脱
硝反応器内部の触媒に吸着させ、該触媒上でNOxとN
H3 を接触反応させ、反応器出口排ガス中のNOx濃度
が所定範囲内に入るように注入NH3 流量を制御する装
置であって、反応器入口NOx濃度と出口NOx濃度設
定値との偏差および出口NOx濃度の設定値と計測値の
偏差に基づいて現時点での必要モル比信号を算出する手
段と、被処理排ガスの総NOx量と上記必要モル比信号
とにより現時点の必要NH3 流量信号を算出する手段
と、現在のNH3 注入流量信号とこの現時点の必要NH
3流量信号とにより反応器へのNH3 注入流量を制御す
る手段とを備えた脱硝装置の制御装置において、現時点
からn時間前のn時点での反応器入口NOx濃度と出口
NOx濃度に基づいてn時点での触媒への吸着NH3 量
を求める手段と、現時点での反応器入口NOx濃度と出
口NOx濃度に基づいて現時点計測値ベースの触媒への
吸着NH3 量を求める手段と、n時点から現在までの各
時点での排ガス発生源の負荷信号のn時点での負荷信号
に対する比率を積分する手段と、この積分された値とn
時点での触媒への吸着NH3 量および現時点計測値ベー
スでの触媒への吸着NH3 量とに基づいて必要モル比補
正信号を算出する手段と、この必要モル比補正信号によ
り前記現時点での必要モル比信号を補正する手段とを備
えたことを特徴とする脱硝装置の制御装置。 - 【請求項4】 NOx含有排ガスにNH3 を注入して脱
硝反応器内部の触媒に吸着させ、該触媒上でNOxとN
H3 を接触反応させ、反応器出口排ガス中のNOx濃度
が所定範囲内に入るように注入NH3 流量を制御する装
置であって、反応器入口NOx濃度と出口NOx濃度設
定値との偏差および出口NOx濃度の設定値と計測値の
偏差に基づいて現時点での必要モル比信号を算出する手
段と、被処理排ガスの総NOx量と上記必要モル比信号
とにより現時点の必要NH3 流量信号を算出する手段
と、現在のNH3 注入流量信号とこの現時点の必要NH
3流量信号とにより反応器へのNH3 注入量を制御する
手段とを備えた脱硝装置の制御装置において、現時点か
らn時間前のn時点での触媒への吸着NH3 量を推定す
る手段と、n時点から現在までの排ガス発生源の負荷指
令のn時点での負荷指令に対する比率の積分値を算出す
る手段と、算出された積分値とn時点での触媒への吸着
NH3 量に基づき現時点での触媒への必要NH3 吸着量
を算出する手段と、現時点での反応器入口NOx濃度お
よび出口NOx濃度計測値に基づき現時点計測値ベース
の吸着NH3 量を算出する手段と、前記現時点での触媒
への必要NH3 吸着量に基づく現時点での必要モル比信
号と現時点計測値ベースの吸着量に基づくモル比信号と
により必要モル比補正信号を算出する手段と、この必要
モル比補正信号により前記現時点の必要モル比信号を補
正する手段とを備えたことを特徴とする脱硝装置の制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001021690A JP2002219337A (ja) | 2001-01-30 | 2001-01-30 | 脱硝装置の制御方法および装置 |
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JP2001021690A JP2002219337A (ja) | 2001-01-30 | 2001-01-30 | 脱硝装置の制御方法および装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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