JP2012047081A - 内燃機関の排気浄化システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】排気浄化システムは、排気中のPMを捕集するDPFと、第1、第2選択還元触媒の上流側に尿素水を供給するユリア噴射装置と、フィードNOxQNOXに基づいて、第1、第2選択還元触媒により還元可能なNO量及びNO2量に相当するNO還元可能量QNORED_MAX及びNO2還元可能量QNO2RED_MAXを算出し、さらにこれら算出したNO還元可能量QNORED_MAX及びNO2還元可能量QNO2RED_MAXに基づいて、DPFの再生中における尿素水の供給量に対する制限値に相当する上限噴射量GUREA_ULIMを算出する制限噴射量算出部57と、を備える。
【選択図】図6
Description
図1は、本発明の一実施形態に係る内燃機関(以下「エンジン」という)1及びその排気浄化システム2の構成を示す模式図である。エンジン1は、リーンバーン運転方式のガソリンエンジン又はディーゼルエンジンであり、図示しない車両に搭載されている。
ユリアタンク251は、尿素水を貯蔵するものであり、ユリア供給路254及び図示しないユリアポンプを介して、ユリア噴射弁253に接続されている。このユリアタンク251には、ユリアレベルセンサ255が設けられている。このユリアレベルセンサ255は、ユリアタンク251内の尿素水の水位を検出し、この水位に略比例する検出信号をECU3に出力する。ユリア噴射弁253は、ECU3に接続されており、ECU3からの制御信号により動作し、この制御信号に応じて尿素水を排気管11内に噴射する。すなわち、ユリア噴射制御が実行される。
ユリアタンク251は、尿素水を貯蔵するものであり、ユリア供給路254及び図示しないユリアポンプを介して、ユリア噴射弁253に接続されている。このユリアタンク251には、ユリアレベルセンサ255が設けられている。このユリアレベルセンサ255は、ユリアタンク251内の尿素水の水位を検出し、この水位に略比例する検出信号をECU3に出力する。ユリア噴射弁253は、ECU3に接続されており、ECU3からの制御信号により動作し、この制御信号に応じて尿素水を排気管11内に噴射する。すなわち、ユリア噴射制御が実行される。
DPF22は、排気管11のうち酸化触媒21よりも下流側に設けられ、排気がフィルタ壁の微細な孔を通過する際、排気中の炭素を主成分とするPMを、フィルタ壁の表面及びフィルタ壁中の孔に堆積させることによって捕集する。
先ず、排気系温度制御部4について説明する。
図2は、選択還元触媒におけるNOx浄化率と、触媒温度との関係を示す図である。選択還元触媒におけるNOx浄化率は、触媒温度に対し上に凸の特性を示す。したがって選択還元触媒には、NOx浄化率を高く維持するために最適な温度が存在する。図2に示す例では、この最適温度は約250℃となっている。
先ず、排気系温度制御部4は、DPF22を再生する時期に達したと判断したことに応じて、DPF22の再生昇温中であることを示すDPF昇温フラグFRISEを“1”にセットするとともに、PMの燃焼温度である約600℃をDPFの目標温度として設定し、DPF22の温度をこの目標温度まで昇温する。さらに、排気系温度制御部4は、DPF22の温度が上記目標温度に達したことに応じて、DPF昇温フラグFRISEを“0”にリセットするとともに、DPF22の再生中であることを示すDPF再生フラグFDPFREGを“1”にセットし、DPF22に堆積したPMが燃焼除去されたと判断できるまでDPF22の温度をこの目標温度に維持し続ける。その後、排気系温度制御部4は、PMが燃焼除去されたと判断したことに応じてDPF再生フラグFDPFREGを“0”にリセットし、DPFの再生を終了する。なお、排気系温度制御部4は、エンジン1の点火時期や目標空燃比を変更したり、ポスト噴射(排気工程中における燃料噴射)を実行したりすることにより、DPF22の温度を上記目標温度に昇温又は維持する。
次に、ユリア噴射制御部5の構成について説明する前に、上述のようなDPFの再生を行っている間における、従来の排気浄化システムの選択還元触媒の浄化性能について検討する。
図3は、DPFの昇温中及び再生中におけるNOx浄化率を示す図である。より詳しくは、下段の細線は車速[km/h]を示し、下段の太線はユリア噴射装置から供給した尿素水の当量比αを示す。中段の太線はNH3センサの出力すなわち第1選択還元触媒と第2選択還元触媒の間のNH3濃度[ppm]を示し、中段の細線はテールパイプから排出される排気のNH3濃度すなわち第2選択還元触媒の下流側のNH3濃度[ppm]を示す。上段は、第1、第2選択還元触媒を合わせたNOx浄化率[%]を示す。
DPFの再生昇温中は、DPFの昇温に伴って第1、第2選択還元触媒の温度が短時間で上昇し、同時にこれら第1、第2選択還元触媒の最大ストレージ容量も短時間で低下する。このため、中段の実線で示すように、第1選択還元触媒に吸着されていたNH3が排出され、その後、第2選択還元触媒の下流側からNH3が排出される。このため、DPFの再生昇温中は、図3に示すように尿素水の噴射を抑えたとしても、これまでに吸着されていたNH3が放出されるため過剰なNH3スリップが発生しやすくなっている。
<DPF再生中>
DPFの再生中、第1、第2選択還元触媒は高温になるため、NH3を吸着する能力が無くなる。このため、当量比αが“1”になるように尿素水を噴射すると、これに伴いNOx浄化率が上昇するものの、第2選択還元触媒におけるNH3スリップも発生しやすくなっている。逆に、尿素水の噴射量を少なくすると、NH3スリップを抑制できるものの、NOx浄化率が低下してしまう。以上のように、DPFの再生中は、第1、第2選択還元触媒にNH3を吸着する能力が無くなるため、NOx浄化率を高く維持しながらNH3スリップの抑制するように、適切な量の尿素水を供給することが特に困難になっている。
図4は、ユリア噴射装置によるユリア噴射量GUREAの決定に係るブロック図である。
ユリア噴射制御部5は、通常噴射量GUREA_ORDを算出する通常噴射量算出部51と、上限噴射量GUREA_ULIM及び下限噴射量GUREA_LLIMを算出する制限噴射量算出部57と、これら噴射量GUREA_ORD,GUREA_ULIM,GUREA_LLIMに基づいて最終的なユリア噴射量GUREAを決定する噴射量制限部59と、を含んで構成される。
通常噴射量算出部51は、フィードバックコントローラ52と、フィードフォワードコントローラ53と、ストレージ補正入力算出部54とを含んで構成される。
この通常噴射量算出部51では、下記式(1)に示すように、フィードバックコントローラ52により算出されたFB噴射量GUREA_FBと、フィードフォワードコントローラ53により算出されたFF噴射量GUREA_FFと、ストレージ補正入力算出部54により算出された補正噴射量GUREA_STとを加算することにより、通常噴射量GUREA_ORDを決定する。
目標アンモニア濃度設定部521は、NH3センサの検出値NH3CONSの目標値NH3CONS_TRGTを設定する。より具体的には、この目標値NH3CONS_TRGTは、例えば“0”より僅かに大きな値に設定される。
スライディングモードコントローラ522は、NH3センサの検出値NH3CONSが、設定された目標アンモニア濃度NH3CONS_TRGTに収束するようにFB噴射量GUREA_FBを算出する。
制限噴射量算出部57は、単位変換部571と、DPFの再生中におけるユリア噴射量に対する上限値に相当する上限噴射量GUREA_ULIMを算出する上限値算出部572と、上記通常噴射量に対する下限値に相当する下限噴射量GUREA_LLIMを算出する下限値算出部576と、を含んで構成される。
NOx浄化率算出部573bは、エンジンの運転状態と相関のあるパラメータとしての選択還元触媒温度TSCR及び空間速度SVに基づいて所定のマップを検索することにより、第1、第2選択還元触媒におけるNOx浄化率ηMAXを算出する。
上述のNO還元可能量QNORED_MAX及びNO2還元可能量QNO2RED_MAXは、下記式(2−1)、(2−2)に示すように、NO流入量QNOINと及びNO2流入量QNO2INに、NOx浄化率ηMAXを乗算することで算出される。
噴射量制限部59は、DPF再生フラグFDPFREGが“0”となっている間、すなわちDPF再生中でない間は、下記式(6)に示すように通常噴射量GUREA_ORDをユリア噴射量GUREAとして決定する。
次に、吸気制御部6のうち、エンジン1の新気量制御に係るブロックについて説明する。
図7は、吸気制御部6のうち、エンジンの新気量を所定の目標新気量QNEWに制御するためのEGRバルブ開度VOの決定に係るブロック図である。
ここで、昇温時NH3スリップ速度VNH3SLIPとは、DPFの再生昇温中であり第1、第2選択還元触媒の温度が急激に上昇してゆく過程において、第1、第2選択還元触媒から下流側へ排出されるNH3の単位時間当りの量に相当し、スリップ速度算出部64により算出される(後述の図8参照)。
また、昇温時NH3消費速度VNH3REDとは、DPFの再生昇温中であり急激に温度が上昇してゆく状況にある第1、第2選択還元触媒において、流入するNOxを還元することで消費され得るNH3の単位時間当りの量に相当し、消費速度算出部65により算出される(後述の図9参照)。
余剰NH3量算出部621は、下記式(8)に示すように、昇温時NH3スリップ速度VNH3SLIPから昇温時NH3消費速度VNH3REDを減算することにより、余剰NH3量ΔNH3を算出する。ここで算出された余剰NH3量ΔNH3は、第1、第2選択還元触媒に現在流入するNOxのみでは消費しきれずに、その下流側へ排出され得るNH3の単位時間当りの量に相当する。すなわち、DPFの再生昇温中において第1、第2選択還元触媒の温度が急激に上昇してゆく過程において、吸着されていたNH3が排出されないようにするために、余分に消費する必要のあるNH3の単位時間当りの量に相当する。
一方、DPF昇温フラグFRISEが“1”である場合、すなわちDPFの再生昇温中であり、第1、第2選択還元触媒の温度が急激に上昇している間は、昇温時NH3スリップ速度VNH3SLIP及び昇温時NH3消費速度VNH3REDを比較し、昇温時NH3スリップ速度VNH3SLIPが昇温時NH3消費速度VNH3RED以下である場合には通常開度VOORDをEGRバルブ開度VOとして決定し、昇温時NH3スリップ速度VNH3SLIPが昇温時NH3消費速度VNH3REDより大きい場合には閉側補正開度VOCLOをEGRバルブ開度VOとして決定する。
スリップ速度算出部64は、NH3センサの検出値NH3CONSに基づいてスリップ速度を算出するNH3センサベース算出部641と、選択還元触媒温度TSCRに基づいてスリップ速度を算出する触媒温度ベース算出部642と、NH3センサベース算出部641の出力と触媒温度ベース算出部642の出力とを比較し、大きい方を出力する比較器643と、を含んで構成される。
ところでNH3センサは、第1選択還元触媒と第2選択還元触媒の間のNH3濃度を検出するものであるため、上記NH3センサベーススリップ速度dQNH3は、第1選択還元触媒から第2選択還元触媒へ向けて、単位時間当りに排出されるNH3量に相当する。本実施形態では、上述のように第1選択還元触媒では最大ストレージ容量に近いストレージ量を維持しながら、第2選択還元触媒に流入するNH3量を極力抑制する制御を行うため、基本的には第2選択還元触媒に多くの量のNH3は吸着されていない。したがって、DPFの再生昇温中に、第1選択還元触媒及び第2選択還元触媒を合わせた全体から排出されるNH3は、その多くは第1選択還元触媒に吸着されていたNH3であると考えられる。このため、NH3センサの検出値QNH3CONSに基づいて算出された下記式(10)のNH3センサベーススリップ速度dQNH3は、DPFの再生昇温中では、第1選択還元触媒及び第2選択還元触媒を合わせた全体から排出されるNH3のスリップ速度に相当すると考えられる。
上述のように、本実施形態では、第1選択還元触媒では最大ストレージ容量に近いストレージ量を維持しながら、第2選択還元触媒に流入するNH3量を極力抑制する制御を行うため、基本的には第2選択還元触媒に多くの量のNH3は吸着されていない。したがって、DPFの再生昇温中に、第1選択還元触媒及び第2選択還元触媒を合わせた全体から排出されるNH3は、第1選択還元触媒の温度が上昇し、その最大ストレージ容量が低下することに伴って、吸着しきれなくなったNH3であると考えられる。このため、選択還元触媒温度TSCRに基づいて算出された下記式(11)の触媒温度ベーススリップ速度dSTNH3_MAXは、DPFの再生昇温中では、第1選択還元触媒及び第2選択還元触媒を合わせた全体から排出されるNH3のスリップ速度に相当すると考えられる。
消費速度算出部65は、単位変換部654と、NOx量算出部651と、反応モデル演算部652とを備え、これらにより昇温時NH3消費速度VNH3REDを算出する。
単位変換部654は、上述の単位変換部571と同様にして、フィードNOx量QNOXを算出する。
昇温時NOx浄化率算出部651bは、選択還元触媒温度TSCR及び空間速度SVに基づいて所定のマップを検索することにより、DPFの再生昇温中の第1、第2選択還元触媒におけるNOx浄化率ηRISEを算出する。
上述の昇温時NO還元可能量QNORED_RISE及び昇温時NO2還元可能量QNO2RED_RISEは、下記式(12−1)、(12−2)に示すように、NO流入量QNOINと及びNO2流入量QNO2INに、昇温時NOx浄化率ηRISEを乗算することで算出される。
S21では、DPF昇温フラグFRISEが“1”であるか否か、すなわちDPFの再生昇温中であるか否かを判別する。この判別がYESの場合にはS22に移り、NOの場合にはS23に移る。S22では、昇温時NH3スリップ速度VNH3SLIPは、昇温時NH3消費速度VNH3REDよりも大きいか否かを判別する。この判別がYESの場合にはS24に移り、NOの場合にはS23に移る。
これに対し、S24では、DPFの再生昇温中でありかつこれに伴い第1、第2選択還元触媒において過剰なNH3スリップが発生するおそれがあると判断されたことに応じて、このNH3スリップを抑制するため、目標新気量を増加側に補正した補正新気量QNEWCORに応じて算出された閉側補正開度VOCLOをEGRバルブ開度VOとして決定する。これにより、第1、第2選択還元触媒に流入するNOx量が増加し、過剰なNH3スリップが抑制される。
(1)本実施形態では、DPFの再生中におけるユリア噴射量GUREAに対して上限値となる上限噴射量GUREA_ULIMと、下限値となる下限噴射量GUREA_LLIMとを設定することにより、ユリア噴射量GUREAが必要な量に対し過剰となったり逆に不足したりするのを防止できるので、結果として選択還元触媒におけるNOx浄化性能を高く維持しながらアンモニアスリップを抑制することができる。
上記実施形態では、酸化触媒温度TDOCや選択還元触媒温度TSCRを、排気温度TGASやエンジン回転数NEなどに基づいて推定したが、これに限らず、温度センサにより直に検出してもよい。
例えば、尿素水を供給しこの尿素水からアンモニアを生成せずに、直接アンモニアを供給してもよい。また、アンモニアの前駆体としては、尿素水に限らず他の添加剤を用いてもよい。また、NOxを還元するための還元剤はアンモニアに限るものではない。本発明は、NOxを還元するための還元剤として、アンモニアの代わりに、例えば炭化水素を用いた排気浄化システムに適用することもできる。
2…排気浄化システム
11…排気管(排気系)
12…吸気管(吸気系)
17…EGR装置(排気還流手段)
22…DPF(フィルタ)
23…ユリア選択還元触媒
231…第1選択還元触媒(選択還元触媒)
232…第2選択還元触媒(選択還元触媒)
25…ユリア噴射装置(還元剤供給手段)
26…NH3センサ
28…NOxセンサ(NOx量取得手段)
3…ECU
4…排気系温度制御部(フィルタ再生手段)
5…ユリア噴射制御部
57…制限噴射量算出部(制限値算出手段)
571…単位変換部(NOx量取得手段)
6…吸気制御部(補正手段)
Claims (4)
- 内燃機関の排気系に設けられ、還元剤の存在下で排気を浄化し、かつこの還元剤を捕捉する選択還元触媒と、
前記排気系に設けられ、排気中の粒子状物質を捕集するフィルタと、
前記排気系のうち前記選択還元触媒の上流側に還元剤又はその前駆体を供給する還元剤供給手段と、を備える内燃機関の排気浄化システムであって、
前記フィルタを昇温することで堆積した粒子状物質を燃焼除去し、当該フィルタを再生するフィルタ再生手段と、
前記選択還元触媒に流入する排気中のNOx量を取得するNOx量取得手段と、
前記取得したNOx量に基づいて、前記選択還元触媒により還元可能なNO量及びNO2量を算出し、さらに当該算出したNO量及びNO2量に基づいて、前記フィルタの再生中における前記還元剤又は前駆体の供給量に対する制限値を算出する制限値算出手段と、を備えることを特徴とする内燃機関の排気浄化システム。 - 前記制限値算出手段は、前記取得したNOx量と、前記内燃機関の運転状態に相関のあるパラメータに応じて算出された前記選択還元触媒のNOx浄化率と、に基づいて、前記還元可能なNO量及びNO2量を算出することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化システム。
- 前記排気系における排気の一部を前記内燃機関の吸気系に還流する排気還流手段と、
前記フィルタの再生の開始直後、当該フィルタを昇温している間に、前記排気還流手段により前記内燃機関の新気量を増量側に補正する補正手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化システム。 - 前記補正手段は、前記フィルタを昇温している間に、前記選択還元触媒からの還元剤の排出速度と、前記選択還元触媒における還元剤の消費速度とを比較し、前記還元剤の排出速度が消費速度よりも速い場合に、前記内燃機関の新気量を増量側に補正することを特徴とする請求項3に記載の内燃機関の排気浄化システム。
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