JP5259653B2 - 内燃機関の排気浄化システム - Google Patents
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Description
例えば、選択還元触媒が高温になると限界量も少なくなるので、それまでに選択還元触媒に吸着されていたアンモニアが下流側へ排出されないように、限界量の減少速度よりも速く吸着量を減少させる必要がある。しかしながら、上述のように急激に温度が上昇した場合、吸着量の減少速度よりも限界量の減少速度が勝ってしまい、吸着しきれずに限界量を超えた分のアンモニアが下流側へ排出してしまうこととなる。
図1は、本発明の一実施形態に係る内燃機関(以下「エンジン」という)1及びその排気浄化システム2の構成を示す模式図である。エンジン1は、リーンバーン運転方式のガソリンエンジン又はディーゼルエンジンであり、図示しない車両に搭載されている。
ユリアタンク251は、尿素水を貯蔵するものであり、ユリア供給路254及び図示しないユリアポンプを介して、ユリア噴射弁253に接続されている。ユリア噴射弁253は、ECU3に接続されており、ECU3からの制御信号により動作し、この制御信号に応じて尿素水を排気通路11内に噴射する。すなわち、ユリア噴射制御が実行される。
DPF22は、排気通路11のうち酸化触媒21よりも下流側に設けられ、排気がフィルタ壁の微細な孔を通過する際、排気中の炭素を主成分とするPMを、フィルタ壁の表面及びフィルタ壁中の孔に堆積させることによって捕集する。
先ず、排気系温度制御部4について説明する。
図2は、選択還元触媒におけるNOx浄化率と、選択還元触媒の温度との関係を示す図である。選択還元触媒におけるNOx浄化率は、触媒温度に対し上に凸の特性を示す。したがって選択還元触媒には、NOx浄化率を高く維持するために最適な温度が存在する。図2に示す例では、この最適温度は約250℃となっている。
次に、ユリア噴射制御部5について説明する。
図3は、ユリア噴射装置によるユリア噴射量GUREAの算出に係るブロック図である。
ユリア噴射制御部5は、フィードフォワード噴射量算出部51と、触媒温度予測部53と、触媒温度推定部54と、目標ストレージ量算出部55と、ストレージ量推定部56と、ストレージ噴射量算出部52とを含んで構成される。
後に図6を参照して詳述するように、エンジン始動直後における第1選択還元触媒は、目標温度(約250℃)より十分に低い外気温度とほぼ等しい状態にあるため、エンジン始動時にはこの目標温度からオーバーシュートが発生するほど早急に昇温し、その浄化性能を活性化する必要がある。上記エンジン始動時における第1選択還元触媒の最大温度とは、このオーバーシュートの発生を見込んで推定されたものである。
その後、予測温度セレクタ535は、PM堆積量QPMが、DPF再生の開始を判定するための上述の閾値QPMREG_STARTよりも小さな値である閾値QPMREG_PREを上回ったか否かを判別し、PM堆積量QPMが閾値QPMREG_PREを上回った場合には、予測時間TPRE後にDPF再生が開始すると予測し、これに応じて第3予測温度TCAT_PRE_3を選択し、これを予測温度TCAT_PREとして出力する。
一方、PM堆積量QPMが閾値QPMREG_PRE以下である場合には、第1予測温度TCAT_PRE_1及び第2予測温度TCAT_PRE_2のうち何れか高い方を選択し、これを予測温度TCAT_PREとして出力する。
このアンモニアストレージモデルは、選択還元触媒に流入する排気のNOx量に対するユリア噴射量に応じて、選択還元触媒におけるアンモニアのストレージ量の変化を推定するモデルである。具体的には、選択還元触媒におけるストレージ量の変化の状態を、所定のNOx量に対してユリア噴射量が適切な状態(図5の(a)参照)と、ユリア噴射量が過剰な状態(図5の(b)参照)と、ユリア噴射量が不足した状態(図5の(c)参照)との、3つの状態に分類する。
時刻t0においてイグニッションスイッチをオンにし、エンジンの始動を開始すると、排気系温度制御部は、選択還元触媒で最も効率的にNOxを浄化できる最適温度に目標温度を設定するとともに、第1選択還元触媒をこの目標温度へ向けて昇温する。特にエンジン始動直後の時刻t0における第1選択還元触媒の温度は目標温度よりもかなり低くなっているため、早急な昇温が行われる。このため、実際の第1選択還元触媒の温度は、時刻t2において目標温度をオーバーシュートした後、時刻t3において目標温度に収束する(上段の一点鎖線参照)。
触媒温度予測部では、エンジン始動時には予め学習されたエンジン始動時における第1選択還元触媒の昇温態様及び最大温度に基づいて算出された第4予測温度TCAT_PRE_4と目標温度に設定された第1予測温度T CAT_PRE_1 とのうち何れか高い方を予測温度TCAT_PREとする。時刻t0からt1までの間では、第1予測温度T CAT_PRE_1 は第4予測温度TCAT_PRE_4(上段の細破線参照)よりも高いため、目標温度が予測温度TCAT_PREとなる。その後、時刻t1からt3までの間では、第4予測温度TCAT_PRE_4が目標温度よりも高くなったことに応じて、第4予測温度TCAT_PRE_4が予測温度TCAT_PREとなる。エンジン始動時における第1選択還元触媒の温度が目標温度に収束するまでのこの第1選択還元触媒の昇温態様は、始動の度に大きく変化するとは考えにくいので、予め学習された昇温態様及び最大温度に基づいて算出しても、比較的高い精度で現在から予測時間TPRE後の温度を予測することができる(上段の破線参照)。
このとき比較例では、現在触媒温度TCATのみに基づいて目標ストレージ量を算出する。したがって、時刻t0〜t3において、上昇する現在触媒温度TCATに応じて目標ストレージ量を徐々に減少させるものの(中段の破線参照)、実際のストレージ量をこれに応じて速やかに減少させることが出来ない。このため、時刻t2〜t3の間において、現在触媒温度TCATが目標温度を大きくオーバーシュートするに伴い、第1選択還元触媒において大きなアンモニアスリップが発生する場合がある(下段の破線参照)。
これに対して本実施形態では、時刻t0〜t1までの間、目標温度を予測温度TCAT_PREとし、この予測温度に基づいて目標ストレージ量を算出することにより(中段の実線参照)、十分なストレージ量を確保するとともにアンモニアスリップを最大限抑制することができる(下段の実線参照)。また、時刻t1において第4予測温度TCAT_PRE_4が目標温度を超えてからは、この予測温度TCAT_PREに基づいて目標ストレージ量を算出することにより、予測時間TPRE後に発生する現在触媒温度TCATのオーバーシュートに備えて目標ストレージ量を適切な値に設定できるので(中段の実線参照)、アンモニアスリップを最大限抑制することができる(下段の実線参照)。
時刻t4では、ドライバの操作により高負荷運転が開始される。このとき、実際の第1選択還元触媒の温度は、図6に示すように、所定の遅れをもって時刻t5から上昇し始める(上段の一点鎖線参照)。また、このとき、触媒温度予測部では、第2予測温度TCAT_PRE_2を予測温度TCAT_PREとする。この第2予測温度TCAT_PRE_2は、熱伝導モデルに基づいて推定されたものであるため、時刻t5以降における第1選択還元触媒の温度上昇を予測時間TPRE前の時刻t4から予測することができる(上段の破線参照)。
このとき、比較例では、現在触媒温度TCATのみに基づいて目標ストレージ量を算出するため、目標ストレージ量を減少させるのは時刻t5以降となり(中段の破線参照)、したがってストレージ量を減少させる制御を開始するのも時刻t5以降となる。このため、時刻t5以降において、第1選択還元触媒の温度が上昇し、最大ストレージ容量が減少するのに対して、吸着しきれなくなったアンモニアがスリップしてしまう(下段の破線参照)。
これに対して本実施形態では、現在触媒温度TCAT及び予測温度TCAT_PREのうち大きい方、すなわち予測温度TCAT_PREに基づいて目標ストレージ量を算出する。このため、時刻t4から目標ストレージ量を減少させ(中段の実線参照)、これに伴ってストレージ量を減少させる制御を開始することができる。このため、時刻t5以降において、第1選択還元触媒の温度が上昇し、最大ストレージ容量が減少しはじめても、このとき既に、吸着していたアンモニアの多くをNOxの還元に消費しているので、比較例とは異なり大きなアンモニアスリップが発生することもない(下段の実線参照)。
時刻t8では、DPF再生が開始される。このとき、排気系温度制御部はDPFの温度をPMの燃焼温度まで昇温する制御を行うとともに、第1選択還元触媒の目標温度も急激に高くなる。また、DPF再生を開始すると、先に説明した高負荷運転時やエンジン始動時における速度よりも速く第1選択還元触媒の温度が急激に上昇する(上段の一点鎖線参照)。
これに対し、触媒温度予測部では、DPF再生が開始することを時刻t8の予測時間TPRE前である時刻t7において予測し、これに応じて、予め学習されたDPF再生時における第1選択還元触媒の昇温態様に基づいて算出された第3予測温度TCAT_PRE_3を予測温度TCAT_PREとする。DPF再生時における第1選択還元触媒の温度がPMの燃焼温度付近の目標温度に達するまでのこの第1選択還元触媒の昇温態様は、DPF再生の度に大きく変化するとは考えにくいので、予め学習された昇温態様に基づいて算出しても、比較的高い精度で現在から予測時間TPRE後の温度を予測することができる(上段の破線参照)。
このとき、比較例では、予測温度TCAT_PREよりも緩やかに上昇する現在触媒温度TCATのみに基づいて目標ストレージ量を算出する。したがって、時刻t8以降において、急激に上昇する現在触媒温度TCATに応じて目標ストレージ量を減少させ(中段の破線参照)、これに伴ってストレージ量を減少させる制御を行うものの、ストレージ量を減少させる速度よりも最大ストレージ容量が減少する速度の方が速く、したがって過大なアンモニアスリップが発生してしまう(下段の破線参照)。
これに対して本実施形態では、現在触媒温度TCAT及び予測温度TCAT_PREのうち大きい方、すなわち予測温度TCAT_PREに基づいて目標ストレージ量を算出する。このため、実際にDPF再生が開始する時刻t8より予測時間TPRE前の時刻t7から速やかに目標ストレージ量が小さく設定される(中段の実線参照)。このように、本実施形態では、DPF再生が開始される前から、目標ストレージ量を速やかに小さく設定するとともに、これに応じて速やかにストレージ量を小さくする制御を行うことができるので、比較例のように過大なアンモニアスリップが発生することもない(下段の実線参照)。
上記実施形態では、アンモニアを還元剤とし、かつ、この還元剤の元となる添加剤として尿素水を供給する尿素添加式の排気浄化システムに、本発明を適用した例を示したが、これに限るものではない。
例えば、尿素水を供給しこの尿素水からアンモニアを生成せずに、直接アンモニアを供給してもよい。また、アンモニアの元となる添加剤としては、尿素水に限らず他の添加剤を用いてもよい。また、NOxを還元するための還元剤はアンモニアに限るものではない。本発明は、NOxを還元するための還元剤として、アンモニアの代わりに、例えば炭化水素を用いた排気浄化システムに適用することもできる。
11…排気通路(排気系)
2…排気浄化システム
22…DPF(排気浄化フィルタ)
23…ユリア選択還元触媒
231…第1選択還元触媒(選択還元触媒)
25…ユリア噴射装置(還元剤供給手段)
3…ECU
4…排気系温度制御部(排気系温度制御手段)
5…ユリア噴射制御部(供給量算出手段)
52…ストレージ噴射量算出部52(供給量算出手段)
53…触媒温度予測部(触媒温度予測手段)
55…目標ストレージ量算出部(目標ストレージ量算出手段)
56…ストレージ量推定部(ストレージ量推定手段)
Claims (3)
- 内燃機関の排気系に設けられ、還元剤の存在下で排気を浄化し、かつこの還元剤を捕捉する選択還元触媒と、
前記排気系のうち前記選択還元触媒の上流側に還元剤又は還元剤の元となる添加剤を供給する還元剤供給手段と、
前記排気系に設けられ、排気中の粒子状物質を捕集する排気浄化フィルタと、を備える内燃機関の排気浄化システムであって、
前記選択還元触媒の現在から所定時間後の温度に相当する予測温度を推定する温度予測手段と、
前記選択還元触媒に捕捉されている還元剤の量に相当するストレージ量を推定するストレージ量推定手段と、
前記推定された予測温度に基づいて、前記ストレージ量の目標値に相当する目標ストレージ量を算出する目標ストレージ量算出手段と、
前記推定されたストレージ量が前記算出された目標ストレージ量になるように、前記還元剤供給手段による還元剤又は添加剤の供給量を算出する供給量算出手段と、
前記選択還元触媒の温度を所定の目標温度へ制御する温度制御手段と、
車両の走行状態を示す複数のパラメータを入力として前記排気系のモデルによって所定時間後の前記選択還元触媒の温度を推定するモデル温度推定手段と、を備え、
前記温度予測手段は、前記排気浄化フィルタにおける粒子状物質の堆積量が所定量以下である場合には、前記目標温度、及び前記モデル温度推定手段によって推定された所定時間後の前記選択還元触媒の温度のうち何れか高い方を予測温度とすることを特徴とする内燃機関の排気浄化システム。 - 前記温度制御手段は、前記粒子状物質の堆積量が前記所定量よりも大きな再生開始判定量を超えたことに応じて、前記排気浄化フィルタを昇温し、捕集された粒子状物質を燃焼除去することにより当該排気浄化フィルタを再生し、
前記温度予測手段は、前記粒子状物質の堆積量が前記所定量より大きい場合には、予め学習されたフィルタ再生時における選択還元触媒の温度変化態様に基づいて推定した温度を予測温度とすることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化システム。 - 前記モデル温度推定手段は、現在の走行状態が所定時間後まで維持されるとの仮定の下で定められる前記走行状態を示す複数のパラメータを入力として、内燃機関及びその排気を熱源と見立てて定式化された前記排気系の熱伝導モデルに基づいて所定時間後の前記選択還元触媒の温度を推定することを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の排気浄化システム。
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