JP2010053507A - 建築用シャッター装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】開口部を開閉するシャッターカーテンを備えた手動式のシャッター装置において、シャッターカーテンに通風採光機能を持たせたものでありながら、操作性がよく、しかも、低コストに構成する。
【解決手段】シャッターカーテン1の下端部に位置する座板ユニット7を、上下方向に伸長する伸長姿勢と縮小する縮小姿勢とに変姿自在に構成する一方、座板ユニット7に連結される複数のスラットのうち上部に位置するスラットを、通風および/または採光可能な通風採光型スラット6とし、シャッターカーテン1が開口部を閉鎖する全閉姿勢において、座板ユニット7を縮小姿勢にすることにより、開口部の上方に通風採光型スラット6が巻出されるように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、建築物の開口部に設けられるシャッター装置であって、特に、住宅のサッシ窓の外部に設けられる建築用シャッター装置の技術分野に属するものである。
一般に、この種建築用シャッター装置のなかには、住宅のサッシ窓の外部に設けられる窓シャッターがあるが、このものでは、天候や季節によりシャッターカーテンに通風および/または採光の機能が求められることがある。そこで、従来では、通風採光型のシャッター装置として、シャッターカーテンを構成する複数のスラットを、隣接するスラット同士を間に空間が形成される状態で連結する一方、シャッターカーテンが巻装される巻取りドラムを電動開閉機により回転駆動制御する構成とし、巻取りドラムの回転制御に基づいて、シャッターカーテンの最下端に位置する座板が床面に当接する状態において、スラット同士が離間して通風採光ができる状態と、スラット同士が当接して開口部を閉鎖する状態とに制御できるようにしたものが提唱されている。しかるに、このようにしたものは、スラット同士の連結構成が複雑になるうえ、電動開閉機を用いることから、コスト高となるという問題があった。
この改善策として、シャッターカーテンの下端部を構成するスラット同士を間に空間が形成される状態で連結し、電動開閉機を用いることなく通風採光状態と通常の閉鎖状態とに変姿させることができるようにしたものが提唱されている。
特開平8−135341号公報
ところが、前記従来のものは、通風採光状態とするために、シャッターカーテンを停止させる停止機構(施錠具)を開口部の二箇所に設ける構成とし、一方の停止機構においてシャッターカーテンを停止させた場合では通風採光状態となり、他方の停止機構においてシャッターカーテンを停止させた場合では通常の閉鎖状態となるようにしている。このため、シャッターカーテンを開放状態から通常の閉鎖状態にする場合、あるいは、通常の閉鎖状態から開放状態にする場合では、前記二ヶ所の停止機構において該停止機構を乗り越えるための操作をしなければならず、通風採光状態を必要としない場合では開閉操作が円滑でなく、操作性に劣るという問題がある。さらには、シャッターカーテンの下方のスラットを、間に空間が形成される状態で連結する構成とするため、スラット同士の連結構成が複雑になり、充分なコスト低下を図ることができないという問題もあり、これらに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、開口部上方に設けた巻取りドラムにシャッターカーテンを巻装し、巻取りドラムの正逆回転に伴いシャッターカーテンが開口部を開閉してなる建築用シャッター装置において、前記シャッターカーテンを、下端部に位置する座板と、上下方向に連結する複数のスラットとにより構成するにあたり、前記座板を上下方向に伸長する伸長姿勢と縮小する縮小姿勢とに変姿自在に構成する一方、複数のスラットのうち上部に位置するスラットを、通風および/または採光可能な通風採光型スラットとし、シャッターカーテンが開口部を閉鎖する全閉姿勢において、座板を縮小姿勢にすることにより、開口部の上方に通風採光型スラットが巻出されるように構成した建築用シャッター装置である。
請求項2の発明は、座板には、縮小姿勢を保持する保持手段が設けられている請求項1に記載の建築用シャッター装置である。
請求項3の発明は、座板は、入れ子状に形成された第一、第二、第三分割体を上下方向抜止め状に連結した座板ユニットに構成されており、最下端に位置する第三分割体に、シャッターカーテンを躯体に施錠する施錠装置が設けられている請求項1または2に記載の建築用シャッター装置である。
請求項4の発明は、通風採光型スラットは、スラット面に複数の貫通孔が開設されている請求項1乃至3の何れか1項に記載の建築用シャッター装置である。
請求項1の発明とすることにより、通風採光ができるシャッター装置でありながら、構成が容易でコスト低下を図れるうえ、操作性のよいものにすることができる。
請求項2の発明とすることにより、シャッターカーテンの開閉作動の途中や、全開状態であっても座板を所望の姿勢に保持することができて、操作性が一層優れる。
請求項3の発明とすることにより、操作性の改善、コスト低下を図ることができる。
請求項4の発明とすることにより、通風採光とするための構成が簡略で、さらなるコスト低下を図ることができる。
つぎに、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図面において、1は住宅の窓サッシの外方に形成される開口部を開閉する手動式の窓シャッター(シャッター装置)を構成するシャッターカーテンであって、該シャッターカーテン1は、上端部が開口部上方に設けられたシャッターケース2に内装された巻取りドラム3に連結されている一方、シャッターカーテン1の左右両端縁部は、開口部両側に設けられた左右一対のガイドレール4のガイド溝4aにそれぞれ移動自在に挿入されている。そして、前記巻取りドラム3の正逆回転に伴い、シャッターカーテン1がガイドレール4に沿って上下動し、シャッターカーテン1が巻取りドラム3から巻出されて開口部を閉鎖する全閉姿勢と、巻取りドラム3に巻取られて開口部を開放する全開姿勢との間を変姿するように構成されている。
このものにおいて、前記巻取りドラム3は、シャッターケース2の左右両側板2aに回転自在に支持されるとともに、図示しないバランス弾機が内装されている。前記バランス弾機は、シャッターカーテン1が閉鎖作動することに伴い、開口部に巻出されたシャッターカーテン1の自重に略バランスする付勢力が付勢されているが、シャッターカーテン1の全閉姿勢では、シャッターカーテン1の自重よりも上回る付勢力が付勢するように構成されている。これによって、シャッターカーテン1を把持して手動に基づいた開閉作動をする場合に、閉鎖作動はシャッターカーテン1の自重に基づいて閉鎖する一方、開放作動はバランス弾機の付勢力を受けた状態で開放するように構成されており、これによって、手動による開閉作動が軽快になされるように構成されるが、これらの構成は何れも従来通りとなっている。
そして、シャッターカーテン1は、スラット面5aが開口部を目隠し状に閉鎖する通常汎用されている通常スラット5が上下方向に連結されており、その上方部位に、開口部を閉鎖した状態で通風、採光が可能となるように構成された通風採光型スラット6が連結される構成となっている。さらに、最下端に位置する通常スラット5には、上下方向伸縮自在に構成された座板ユニット7が連結されている。
前記通常のスラット5は、左右方向長尺状のスラット面5aの上下縁部にインターロック部5bが形成されており、隣接するスラット5同士は、上側スラット5の下方のインターロック部5bと、下側スラット5の上方のインターロック部5bとを連結させることにより、互いに揺動自在(折曲自在)な状態で連結されるように構成されている。そして、前記スラット5のスラット面5aは、湾曲状のプレート面に形成されており、前述したように、開口部を目隠し状に閉鎖するように構成されている。
一方、通風採光型スラット6は、本実施の形態では、前記通常スラット5の外形と同様の形状に形成されており、左右方向長尺状のスラット面6aと、上下のインターロック部6bとを備えて構成されている。さらに、これら通風採光型スラット6は、スラット面6aに複数の円形状の貫通孔6cが形成されたものに構成されており、通風採光型スラット6が開口部を閉鎖したとき、これら複数の貫通孔6cを介して通風、採光が図れるように構成されている。そして、通風採光型スラット6は、上下のインターロック部6bを用いることで、通風採光型スラット6同士、また、前記通常スラット5と通風採光型スラット6とを、互いに揺動自在な状態で連結させることができるように構成されている。
また、前記座板ユニット7は、それぞれ左右方向長尺状に形成され、入れ子状に組込まれる第一、第二、第三分割体8、9、10を備えて構成され、座板ユニット7の上下方向の全長(長さ)が伸縮自在となるように構成されている。
前記第一分割体8は、屋内外一対の内、外側片8a、8bと、これら内、外側片8a、8bの上端縁同士を一体的に連結する上片部8cとを備えて形成されている。ここで、第一分割体8の内、外側片8a、9aにより構成される内外方向の厚さはガイドレール4のガイド溝4aの溝幅よりも広く(長く)設定されており、このため、内、外側片8a、8bは左右のガイドレール4の対向間に相当する長さに設定されている。これに対し、上片部8cは内、外側片8a、8bよりも左右方向に延出するとともに、これら延出部は、内外両端縁部が切欠かれてガイドレール4のガイド溝4a内に挿入するように構成され、これによって、第一分割体8がガイドレール4によるガイドを受けるように構成されている。さらに、第一分割体8の内、外側片8a、8bの各下端縁には、互いに近接する方向に突出する第一抜止め片8d、8eがそれぞれ形成されているとともに、上片部8cには、最下端の通常スラット5の下方のインターロック部5bに揺動自在に連結するためのインターロック部8fが上方に向けて突出形成されている。
また、座板ユニット7を構成する第二分割体9は、内、外側片9a、9bと、これら内、外側片9a、9bの上端縁同士を一体的に連結する上片部9cとを備えて形成されている。前記第二分割体9の内外方向の厚さは、前記第一分割体8の抜止め片8d、8eの対向間隔を上下方向に移動して第一分割体8内に出没自在となる厚さに設定されているが、該厚さはガイドレールガイド溝4aの溝幅よりも広く設定されており、このため、内、外側片9a、9bは左右のガイドレール4の対向間に相当する長さに設定されている。これに対し、上片部9cは内、外側片9a、9bよりも左右方向に延出するとともに、これら延出部は、内外両端縁部が切欠かれてガイドレールガイド溝4aに挿入するように構成され、これによって、第二分割体9がガイドレール4によるガイドを受けるように構成されている。さらに、前記延出部を除く上片部9cの内外両端縁部には、互いに離間する方向に突出し、前記第一抜止め片8d、8eに抜止め係止される第二抜止め受け片9d、9eがそれぞれ形成されているとともに、内、外側片9a、9bの各下端縁には、互いに近接する方向に突出する第二抜止め片9f、9gがそれぞれ形成されている。そして、第二分割体9は、第一分割体8の内、外側片8a、8bの対向間を上下方向に移動することにより、第二分割体上片部9cが第一分割体上片部8cに当接し、第二分割体9が第一分割体8内に位置する縮小状態と、第二抜止め受け片9d、9eが第一抜止め片8d、8eに係止して第一分割体8に吊持され、第二分割体9が第一分割体8の下方に露出する伸長状態とに変位するように構成されている。
さらに、第三分割体10は、第二分割体9内に嵌入可能な板厚を有し、かつ、ガイドレールガイド溝4aに挿入する長さを有し、ガイド溝4aによるガイドを受けるプレート状の本体部10aと、該本体部の上端縁部から内外方向に延出し、前記第二抜止め片9f、9gに抜止め係止される第三抜止め受け片10b、10cとを備えて構成されている。さらに、第三分割体本体部10aの下端縁部には、本体部10aから内外方向に突出する上片10dと、該上片10dの内外端縁部から下方に延出する内、外側片10e、10fと、内、外側片10e、10fの下端縁部同士を連結する下片10gとを備えた四角筒状部10hが、左右のガイドレール4の対向間に配される長さで一体形成されている。そして、第三分割体10は、第二分割体9の内、外側片9a、9bの対向間を上下方向に移動することにより、第三抜止め受け片10b、10cが第二分割体上片部9cに当接し、第三分割体本体部10aが第二分割体9内に位置する縮小状態と、第三抜止め受け片10b、10cが第二抜止め片9f、9gに係止して第二分割体9に吊持され、第三分割体10が第二分割体9の下方に露出する伸長状態とに変位するように構成されている。
このように構成された座板ユニット7は、自然垂下状態では、図3(A)に示すように、各第一、第二、第三分割体8、9、10がそれぞれ露出し、第二、第三分割体9、10が第一、第二分割体8、9にそれぞれ吊持されて露出する伸長状態となり、上下方向の長さである全長L1を有した伸長姿勢となるように構成されている。また、シャッターカーテン1の閉鎖作動の過程で、座板ユニット7の最下端となる第三分割体10の下端部となる四角筒状部10hが躯体に形成された枠体11に当接した場合のように、四角筒状部10hに上方に向く負荷が作用した場合では、第三分割体10が第二分割体9内に入り込んで第二、第三分割体9、10同士が縮小状態となり、続いて、第二分割体9が第一分割体8内に入り込んで第一、第二分割体8、9同士が縮小状態となり、図3(B)に示すように、上下方向長さである全長L2を有した縮小姿勢に変姿するように構成されている。
尚、座板ユニット7の縮小姿勢において、第一分割体8の第一抜止め片8d、8eと第二分割体9の第二抜止め片9f、9gとは面一状態となり、かつ、第二抜止め片9f、9g、内側に位置する第一抜止め片8dは第三分割体10の四角筒状部10hの上片10dに当接するように寸法設定されている。
さらに、座板ユニット7は、縮小姿勢を保持するための保持手段が左右両端部に位置して設けられているが、本実施の形態の保持手段は、磁石12と、該磁石12に磁着する磁石受け体12aとで構成されている。前記磁石12は、第一分割体8の内側片8aの下端部であって、かつ、図4に示すように、ガイドレール4に近接する左右両端部にそれぞれ設けられる一方、磁石受け体12aは、第三分割体10の四角筒状部10hを構成し、第一分割体8の内側片8aよりも内方に延出して形成された上片10dの左右端部に設けられており、磁石受け体12aの上端面と磁石12の下端面とが上下方向に対向する位置関係で設けられている。そして、座板ユニット7が伸長姿勢から縮小姿勢に変姿することに伴い、磁石12と磁石受け体12aとが当接することにより確実な磁着がなされて、座板ユニット7を縮小姿勢に保持するように構成されている。この状態から、座板ユニット7を伸長姿勢にする場合では、磁石12と磁石受け体12aとの磁着力よりも大きな負荷を作用することにより、強制的に伸長姿勢に変姿させることができるように構成されている。
また、第三分割体10の下端部であり、座板ユニット7が伸長姿勢、縮小姿勢の何れの姿勢であっても座板ユニット7の最下端部を構成する四角筒状部10hには、外側片10fに続いて下方に延出する水切り片10iが一体形成されている。さらに、四角筒状部10hの内側片10eには、該内側片10eを溝底とし、内側が開口する蟻溝形で、左右方向長尺状のガイド孔10jが形成されたガイド溝部10kが形成されている。
そして、前記ガイド溝部10kの左右方向中間部には、座板ユニット7(第三分割体10、シャッターカーテン1)を躯体に固定する施錠装置としてのラッチ錠装置13が支持されている。前記ラッチ錠装置13は、ガイド溝部10kのガイド孔10jに左右方向移動自在に内装される左右一対のリンク体13aと、該リンク体13aに連動連結された操作レバー13bと、前記一対のリンク体13aを、それぞれの左右端部が第三分割体10の左右端縁を越えて突出する施錠姿勢となるように付勢する図示しない付勢弾機とを備えて構成されている。一方、開口部に設けられる左右のガイドレール4には、ガイド溝4aの下端部溝奥側に位置してラッチ受け4bが設けられている。そして、ラッチ錠装置13は、シャッターカーテン1を閉鎖作動する過程において、リンク体13aの左右両端部が各ラッチ受け4bに当接する状態で座板ユニット7の第三分割体10を強制的に下動させることにより、リンク体13aが付勢弾機の付勢力に抗して退避する退避姿勢となってラッチ受け4bを乗り越え、シャッターカーテン1が全閉姿勢となることにタイミングを合わせてラッチ受け4bの下面に自動的に係止するように構成されており、この状態となると、シャッターカーテン1は、開放規制がなされて躯体側に施錠される施錠状態となるように構成されている。尚、ラッチ錠装置13は、操作レバー13bを上動操作することにより、リンク体13aを左右方向内側に退避する退避姿勢に強制的に変姿させるように構成されており、リンク体13aの退避姿勢では、リンク体13aとラッチ受け4bとの係止解除がなされ、シャッターカーテン1を開放可能な解錠状態とするように構成されている。
尚、リンク体13aは、操作レバー13bの上動操作を止めることにより施錠姿勢に復帰するように構成されている。
このように構成されたシャッター装置において、シャッターカーテン1は、前述したように、手動操作に基づいて開閉作動するように構成されている。この場合に、シャッターカーテン1の座板ユニット7は、保持手段により縮小姿勢、または、自然垂下する伸長姿勢の何れかに保持することができるため、シャッターカーテン1の通風採光型スラット6、通常スラット5部位が巻取りドラム3に巻取られて開口部を開放する全開姿勢において、座板ユニット7は縮小姿勢、または、伸長姿勢の状態の何れかの状態とすることができる。そしてこの場合に、第一分割体8の内側片8aの上方から内側に向けて突出形成された上動規制片8gが、シャッターケース2を構成する内側片2bの左右両端部にそれぞれ形成されたストッパ受け片2cに下側から当接しており、これによって、シャッターカーテン1(座板ユニット7、第一分割体8)は、これ以上の開放作動が規制されており、座板ユニット7は、縮小姿勢、伸長姿勢の何れの場合でも巻取りドラム3に巻取られることがないように構成されている。
このように構成することにより、シャッターカーテン1の全開姿勢において、座板ユニット7が縮小姿勢の場合では、図5(B)に示すように、第一、第二分割体8、9、そして、第三分割体10の本体部10aとがシャッターケース2内に収納され、第三分割体10の四角筒状部10h以下がシャッターケース2の呑込み口2dの下方に露出しており、四角筒状部10hの左右端部に外側に向けて突出形成されたストッパ片10mがシャッターケース2の呑込み口2dを構成する下側片2eに突当たる状態となるように構成されている。一方、座板ユニット7が伸長姿勢の場合では、シャッターカーテン1が全開姿勢の状態でありながら、第二、第三分割体9、10部位が開口部の上方を閉鎖し、庇のように機能する状態となるように構成されている。
そして、シャッターカーテン1は、座板ユニット7の上部に通常スラット5が連結され、その上方に通風採光型スラット6が設けられているが、通常スラット5は、シャッターカーテン1が伸長姿勢の座板ユニット7で開口部を全閉姿勢としたときに、開口部に巻出される部位に設けられるように設定されており、シャッターカーテン1が縮小姿勢の座板ユニット7で開口部を全閉姿勢としたときには、通常スラット5により閉鎖された開口部の上方に通風採光型スラット6が巻出されるように構成されている。
つまり、シャッターカーテン1が巻取りドラム3から巻出されて開口部を閉鎖する全閉姿勢において、図5(A)に示すように座板ユニット7が伸長姿勢の場合では、シャッターカーテン1は、通常スラット5が連結された部位が開口部に巻出されるように構成されている。一方、座板ユニット7を縮小姿勢とした場合では、シャッターカーテン1は、前記伸長姿勢の場合より、座板ユニット7が伸長姿勢における全長L1から縮小姿勢における全長L2を差し引いた長さL3(L3=L1−L2)に相当する分だけ余計に開口部に巻出されるように設定されている。そして、本実施の形態では、シャッターカーテン1の通常スラット5の上方に、前記長さL3に相当する長さであって、本実施の形態では、最上位の通常スラット5の上方に、少なくとも四枚の通風採光型スラット6が連結されていて、シャッターカーテン1が縮小姿勢の座板ユニット7で開口部を全閉姿勢としたときに、開口部の上方に通風採光型スラット6が長さL3に相当する分だけ巻出されるように構成されており、該巻出された通風採光型スラット6の貫通孔6cを介して通風、採光がなされるように構成されている。
このものにおいて、シャッターカーテン1は、前述したように、巻取りドラム3のバランス弾機により開放方向の付勢力を受けている。これによって、全閉状態で、かつ、ラッチ錠装置13が施錠状態となった場合では、座板ユニット7に、前記バランス弾機の開放方向の付勢力が作用し、座板ユニット7を伸長姿勢とする方向の負荷を受けることになるが、このものでは、縮小姿勢に保持する保持手段である磁石12と磁石受け体12aとの磁着力が、前記バランス弾機に基づく座板ユニット7への負荷を上回るように設定されている。これによって、座板ユニット7は縮小姿勢となって施錠状態となった場合では、縮小姿勢に保持されるように構成されている。
このように構成されたシャッター装置において、全開姿勢となっているシャッターカーテン1を全閉姿勢とする場合では、座板ユニット7の下端部であり、シャッターケース2の呑み込み口2dから下方に露出する第三分割体10の四角筒状部10hを把持して閉鎖操作するように構成されている。このとき、座板ユニット7が縮小姿勢であれば、四角筒状部10hを閉鎖操作することで伸長姿勢に変姿させながら閉鎖操作し、その後、シャッターカーテン1の上下方向中間部に設けられる図示しない手掛け部を把持してさらに閉鎖操作することで、シャッターカーテン1を全閉姿勢にまで閉鎖できるように構成されている。
そして、シャッターカーテン1を通風採光状態で全閉姿勢とする場合では、シャッターカーテン1の閉鎖作動の過程で、座板ユニット7の第三分割体10を上動させて、磁石12と磁石受け体12aとを磁着させて座板ユニット7を縮小姿勢に保持し、シャッターカーテン1が全閉姿勢に近付いた状態において、第一分割体8を強制的に下動してラッチ錠装置13を施錠状態とすることにより、シャッターカーテン1が通風採光状態で全閉姿勢となるように構成されている。
また、シャッターカーテン1を通常の目隠し状態で全閉姿勢とする場合では、伸長姿勢の座板ユニット7が全閉姿勢に近付くまでシャッターカーテン1を閉鎖作動し、第三分割体10が全閉姿勢に近付いた状態で、第三分割体10を強制的に下動してラッチ錠装置13を施錠状態とすることにより、座板ユニット7が伸長姿勢のまま施錠状態となり、シャッターカーテン1が通常の目隠し状態で全閉姿勢となるように構成されている。
また、通風採光状態で施錠されているシャッターカーテン1を通常の目隠し状態に変更する場合では、例えば、前記シャッターカーテン1の手掛け部を把持してシャッターカーテン1を上動し、施錠状態となっている第三分割体10に対して第一分割体8を上動させて磁石12と磁石受け体12aとの磁着を解除し、座板ユニット7を伸長姿勢とすることで、シャッターカーテン1の通風採光型スラット6部位がバランス弾機の付勢力を受けて巻取りドラム3に巻取られ、通常の目隠し状態にできるように構成されている。
これに対し、通常の目隠し状態で施錠されているシャッターカーテン1を通風採光状態に変更する場合では、例えば、手掛け部を把持してシャッターカーテン1を下動し、第一分割体8の磁石12を第三分割体10の磁石受け体12aに磁着させて座板ユニット7を縮小姿勢に保持することで、シャッターカーテン1の上部に通風採光型スラット6が巻出されて、通風採光状態にできるように構成されている。
このように構成されたシャッターカーテン1は、最下端において躯体に施錠する構成となっており、このようにすることにより、従来のように、通風採光状態と通常の閉鎖状態とで施錠位置(停止位置)を異ならしめるような面倒な構成が必要なく、しかも、シャッターカーテン1の施錠−解錠を伴う開閉作動を円滑、かつ、簡単に行うことができるようこに構成されている。
因みに、シャッターカーテン1を全閉状態から全開状態にする場合では、操作レバー13bを上動操作することによりラッチ錠装置13が解錠状態となり、該操作レバー13bの上動操作をしながらシャッターカーテン1を上動操作することにより、シャッターカーテン1を開放操作することができるように構成されている。このとき、座板ユニット7は、磁石12と磁石受け体12aとの磁着力が全閉姿勢のシャッターカーテン1に作用するバランス弾機の付勢力よりも大きく設定されているため、縮小姿勢を保持することができ、縮小姿勢、伸長姿勢の何れの姿勢であっても、該姿勢を保持した状態で開閉作動することができるように構成されている。
叙述の如く構成された本形態において、シャッター装置は、シャッターカーテン1の最下端の座板ユニット7を伸長姿勢と縮小姿勢とに変姿可能な構成とする一方、シャッターカーテン1の上方に通風採光型スラット6を連結し、座板ユニット7が縮小姿勢となってシャッターカーテン1が開口部を全閉姿勢とした場合に、開口部の上方に通風採光型スラット6が巻出されるように構成したので、従来のように、二箇所に停止機構を設けることなく、単に座板ユニット7の姿勢を伸長姿勢、あるいは、縮小姿勢の何れかの姿勢としてシャッターカーテン1を全閉姿勢とすれば、通常の目隠し状態と通風採光状態とを区別した状態で開口部を全閉状態とすることができる。これによって、通風採光ができるシャッター装置でありながら、構成が容易でコスト低下を図れるばかりでなく、操作性よく開口部を目隠し状態と通風採光状態とに閉め分けることができる。
また、このものでは、座板ユニット7を縮小姿勢に保持する保持手段として磁石12と磁石受け体12aとが設けられているので、簡単な操作で座板ユニット7を縮小姿勢と伸長姿勢とに変姿させて各姿勢を保持することができるので、開閉作動の途中や、全開状態であっても座板ユニット7を所望の姿勢に保持することができて、操作性の一層の向上を図ることができる。
さらに、このものにおいて、座板ユニット7は入れ子状に構成された第一、第二、第三分割体8、9、10からなり、最下端部を構成する第三分割体10にラッチ錠装置13を設ける構成としたので、二箇所に停止機構が設けられるもののように、二箇所において施錠装置の解錠操作をする必要がなく、通風採光機能が設けられたシャッター装置でありながら、一ヶ所において解錠操作をするだけでシャッターカーテン1を開放することができて、操作性の改善を図ることができるうえ、コスト低下を図ることができる。
しかも、このものでは、従来のように、スラット同士の間に空間を形成して通風採光する構成ではなく、シャッターカーテン1の上部に、通常スラット5と同形状で、単に貫通孔6cが開設された通風採光型スラット6を連結する構成としたので、通風採光状態とする部位の連結構成を格別変える必要がなく、通風採光とするための構成が簡略で、さらなるコスト低下を実現できる。
尚、本発明は前記実施の形態に限定されないことは勿論であって、通風採光型スラットとしては、図6に示す第二、第三、第四の実施の形態のようにすることができる。尚、第二、第三、第四の実施の形態の構成は、通風採光型スラット以外は前記第一の実施の形態と同様であるので、これら同様の構成については同様の符号を付すことより説明を省略する。
図6(A)に示す第二の実施の形態の通風採光型スラット14は、下方に連結される通常スラット5と同様の形状であり、左右方向長尺状のスラット面14aに形成される貫通孔14bが左右方向に長い形状となっており、該貫通孔14bを介して通風、採光を図る構成となっている。
図6(B)に示す第三の実施の形態の通風採光型スラットは、通常スラット5を左右方向に短く切断した切断体15により構成されており、これら切断体15を、左右方向二箇所に所定の空間15aを開ける状態で連結し、左右方向に隣接する切断体15の間に形成される空間15aが通風、採光を図る構成となっている。
さらに、図6(C)に示す第四の実施の形態の通風採光型スラットは、左右方向長尺状のパイプ体16により構成されており、これらパイプ体16を、上下方向に空間を開ける状態で左右方向複数箇所において連結部材17を用いて揺動自在に連結し、上下方向に隣接するパイプ体16の間に形成される空間16aが通風、採光を図る構成となっている。
そして、何れの場合においても、座板ユニット7が縮小姿勢となると通風採光可能な部位が開口部に巻出されるように構成されており、この場合でも、通風採光機能を備えたシャッター装置でありながら、操作性がよく、しかも、コスト低下が可能なシャッター装置とすることができる。
さらに、通風採光型スラットの通風採光部位に、通風は規制するが採光は許容する開閉体を開閉自在に設けることも可能であり、このようにすることにより、座板を縮小姿勢とし、かつ、開閉体を閉鎖して通風を規制することで、採光のみがなされる状態とすることができる。
また、本発明を電動式のシャッター装置に実施して、電動モータの駆動制御に基づいてシャッターカーテンを開閉するように構成した場合では、座板ユニットを、伸長姿勢と縮小姿勢との間を変姿することにより漸次上下方向の長さが変化するように構成することができ、このようにすることにより、座板ユニット7の上下方向長さの変化に伴い、通風採光型スラット6の巻出し量が変化して通風採光量を調整することが可能となり、さらに使い勝手のよいシャッター装置とすることができる。
シャッター装置の一部を破断した概略正面図である。 シャッター装置の一部を破断した側面断面図である。 図3(A)、(B)はそれぞれ座板ユニットの伸長姿勢を示す側面断面図、縮小姿勢を示す側面断面図である。 図4(A)、(B)はそれぞれ座板ユニット伸長姿勢を示す背面図、縮小姿勢を示す背面図である。 図5(A)は座板の伸長姿勢でのシャッターカーテンの全閉姿勢を示す側面断面図、図5(B)は座板の縮小姿勢でのシャッターカーテンの全開姿勢を示す側面断面図、図5(C)は座板の伸長姿勢でのシャッターカーテンの全開姿勢を示す側面断面図である。 図6(A)、(B)、(C)はそれぞれ第二、第三、第四の実施の形態におけるシャッター装置の一部を破断した正面図である。
符号の説明
1 シャッターカーテン
3 巻取りドラム
5 通常スラット
6 通風採光型スラット
6c 貫通孔
7 座板ユニット
8 第一分割体
9 第二分割体
10 第三分割体
10h 四角筒状部
12 磁石
12a 磁石受け体
13 ラッチ錠装置
13a リンク体

Claims (4)

  1. 開口部上方に設けた巻取りドラムにシャッターカーテンを巻装し、巻取りドラムの正逆回転に伴いシャッターカーテンが開口部を開閉してなる建築用シャッター装置において、前記シャッターカーテンを、下端部に位置する座板と、上下方向に連結する複数のスラットとにより構成するにあたり、前記座板を上下方向に伸長する伸長姿勢と縮小する縮小姿勢とに変姿自在に構成する一方、複数のスラットのうち上部に位置するスラットを、通風および/または採光可能な通風採光型スラットとし、シャッターカーテンが開口部を閉鎖する全閉姿勢において、座板を縮小姿勢にすることにより、開口部の上方に通風採光型スラットが巻出されるように構成した建築用シャッター装置。
  2. 座板には、縮小姿勢を保持する保持手段が設けられている請求項1に記載の建築用シャッター装置。
  3. 座板は、入れ子状に形成された第一、第二、第三分割体を上下方向抜止め状に連結した座板ユニットに構成されており、最下端に位置する第三分割体に、シャッターカーテンを躯体に施錠する施錠装置が設けられている請求項1または2に記載の建築用シャッター装置。
  4. 通風採光型スラットは、スラット面に複数の貫通孔が開設されている請求項1乃至3の何れか1項に記載の建築用シャッター装置。
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