JP5450162B2 - 建築用シャッター装置 - Google Patents
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Description
請求項2の発明は、第一、第二スラットは、開閉方向中間部の本体部と、該本体部の開閉方向両端部に形成され、隣接するスラットとの連結をする一対の連結片部とにより構成され、第一、第二スラットの連結片部同士が互いに連結可能な形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の建築用シャッター装置である。
請求項3の発明は、シャッターカーテンは、第二スラットの閉鎖方向先端部に、主施錠装置が設けられた座板スラットが連結される一方、第一スラットと第二スラットとのあいだに、副施錠装置が設けられた施錠用スラットが連結されていることを特徴とする請求項1または2に記載の建築用シャッター装置である。
請求項2の発明とすることにより、シャッター装置の部材を変更することなく、第一スラットにより構成されたシャッターカーテンを、下端部に第二スラットが連結されたシャッターカーテンに変更することができる。
請求項3の発明とすることにより、防犯性の高いシャッター装置とすることができる。
図面において、1は住宅の窓部に設けられるバランス式(手動式)の建築用のシャッター装置であって、該シャッター装置1は、窓部に引き違い式に設けられる左右一対のサッシ窓(図示せず)の屋外側に設けられている。前記シャッター装置1を構成するシャッターカーテン2は、後述するように、左右方向に長い複数枚のスラットを揺動自在な状態で上下方向に一連状に連結することにより構成されている。前記シャッターカーテン2の上端縁部は、躯体開口部の上方に配されるシャッターケース3に正逆回転自在に内装される巻取りドラム4に連結されて、巻取りドラム4に巻装されるように構成されている。そして、巻取りドラム4に巻装されたシャッターカーテン2は、引下ろし操作(閉鎖操作)することに伴い、巻取りドラム4から巻出されて下方移動して開口部を閉鎖する全閉姿勢となり、引上げ操作(開放操作)することに伴い、上方移動して巻取りドラム4に巻取られて開口部を開放する全開姿勢となるように構成されている。このとき、シャッターカーテン2の左右両側縁部は、窓部屋外側の左右に立設されたガイドレール5に嵌挿されており、開閉移動における移動案内を受けるように構成されている。
また、前記巻取りドラム4には、シャッターカーテン2の巻出し(閉鎖作動)に伴い、該巻出されたシャッターカーテン2の自重にバランスする付勢力を蓄勢するバランス弾機4aが介装されている。これによって、シャッターカーテン2は、下方に引き下げる閉鎖操作がなされることにより、自重閉鎖するとともにバランス弾機4aが蓄勢され、上方へ引き上げる開放操作がなされることにより、バランス弾機4aの付勢力を受ける状態で開口部を開放するように構成されており、これらの基本構成は何れも従来通りとなっている。
尚、10は、任意の閉塞用スラット6であって、あいだに二枚の閉塞用スラット6をおいた閉塞用スラット6の左右端部に配される端部材であって、これら端部材10は、シャッターカーテン2の開閉移動時においてガイドレール5に対する緩衝、消音部材として機能するように構成されている。
ここで、通気用スラット7の本体部7aは、上下方向を向く平板状に形成されており、第一、第二連結片部7b、7cよりも室内側に偏倚するように形成されている。また、第一、第二連結片部7b、7cは互いにインターロック連結可能であり、さらには、閉塞用スラット6の第一、第二連結片部6b、6cに対してもインターロック連結可能な形状に形成されており、隣接する通気用スラット7同士は、互いの第一、第二連結片部7b、7c同士を左右方向からスライド嵌入することにより、揺動自在なインターロック連結がなされるように構成されている。
尚、11は任意の通気用スラット7であって、一枚おきの通気用スラット7の左右両端部に設けられた端部材であって、これら端部材11は、シャッターカーテン2の開閉移動時においてガイドレール5に対する緩衝、消音部材として機能するとともに、隣接する通気用スラット7の位置ズレ防止部材として機能するように構成されている。
因みに、屋内側リブ7eは屋外側リブ7fより突出長さが長く設定されており、バリが発生したとしても該バリの突出量よりも屋内側リブ7eのほうが長く突出するように設定されている。
さらに、通気用スラット7の貫通孔7dは、屋外側リブ7fよりも屋内側に退避する平板部7gに形成されており、これによって、屋外側リブ7fが庇としての機能を発揮できるように構成されている。そのうえ、貫通孔7dは、上下の孔縁が屋内外側リブ7e、7fに沿って形成されていることから、上下方向の孔長さは、上下に隣接する二組の屋内外側リブ7e、7fの間隔である(平板部7gの上下長さである)第二間隔H2よりも僅かに短い上下孔長さH3に設定されている。そして、前記第二間隔H2の長さは、本実施の形態では、屋内外側リブ7e、7f形成部位の板厚L2に相当する長さと同様の寸法(H2=L2)に設定されている。これによって、通気用スラット7は、各貫通孔7dの孔形状が小さい寸法に設定されているうえ、各貫通孔7dの屋内外方向の孔長さは屋内外側リブ7e、7f形成部位における板厚L2に略相当していて、上下方向の孔長さH3よりも長く設定されている。これによって、シャッターカーテン2に雨水等が吹き付けるような場合であっても、雨水が貫通孔7dを介して屋内側にまで吹き込み難く、さらには、屋内側を覗かれることがなく、プライバシー保護が図れるように構成されている。
前記主施錠装置12は自動施錠タイプであって、スラット片部8aに対して左右方向移動自在に設けられる左右一対のラッチバー12aと、これらラッチバー12aに連動連結される操作レバー12bとを備えて構成されている。そして、一対のラッチバー12aは、シャッターカーテン2が全閉姿勢になることに伴い左右方向に適宜変位して、左右のガイドレール5下端部にそれぞれ設けられる主ラッチ受け片5aに自動的に係止して、シャッターカーテン2の開放規制(施錠状態)をするように構成されている。また、操作レバー12bは、上動操作されることでラッチバー12aを左右方向内方に変位せしめて、ラッチバー12aと主ラッチ受け片5aとの係止解除をするように構成されている。さらに、前記操作レバー12bは、先端に把持部12cが連結された紐状の操作具12dが連結されている。そして、全閉姿勢となっているシャッターカーテン2に対し、把持部12c(操作具12d)を把持して上動操作することにより、主施錠装置12の解錠操作と、シャッターカーテン2の開放操作とが連続してなされるように構成されている。
そして、施錠用スラット9は、第一連結片部9bを最下端に位置する閉塞用スラット6の第二連結片部6cに、第二連結片部9cを最上端に位置する通気用スラット7の第一連結片部7bに対し、それぞれ左右方向からスライド嵌合させることにより、閉塞用スラット6と通気用スラット7とのあいだに揺動自在な状態でインターロック連結されている。
これら左右のスライダー13bは、座板スラット8に設けられた主施錠装置12の操作レバー12b(把持部12c(操作具12d))部の直上方向に位置して設けられている。これによって、使用者は、前述したように、主施錠装置12を操作するべく一方のサッシ窓を開放することにより、主施錠装置12の把持部12c(操作具12d)の操作と、副施錠装置13の一対のスライダー13bの操作との両方の操作ができるように構成されている。
因みに、本実施の形態では、通気用スラット7は七枚用いられており、シャッターカーテン2の全開姿勢において、閉塞用スラット6とは異形となる施錠用スラット9と通気用スラット7とが巻取りドラム4外周の略半分に巻装されている。従って、このものでは、さらに多くの通気用スラット7を連結する余地があり、設置環境や使用者のニーズに合わせて通気用スラット7の枚数を適宜増減することが可能である。
尚、副施錠装置13は設置環境によっては必ずしも必要となる部材ではなく、その場合では、図6に示す第二の実施の形態のシャッターカーテン14のように、閉塞用スラット6と通気用スラット7とを直接連結することになるが、この場合に、閉塞用スラット6の第二連結片部6cと通気用スラット7の第一連結片部7bとはインターロック連結可能に構成されているので、前記構成を容易に実施することができる。そして、この場合でも、通気用スラット7の枚数を、シャッターカーテン14の全開姿勢における巻取りドラム4への巻装状態で、通気用スラット7同士が積層しない範囲の枚数とすることで、巻取りドラム4の巻形が乱れて巻太りするようなことがなく、シャッターケース3の大型化を回避することができる。
そして、このものでは、屋内外に対向する各一対の屋内外側リブ15e、15fを形成することにより厚板状の板厚R2となるとともに、上下方向に隣接する各屋内外側リブ15e、15fが、それぞれ本体部15aに対して屋内側ほど高位となるよう傾斜状に突出しており、任意の屋内外一対の屋内外側リブ15e、15fが一直線上に位置するように構成されている。尚、第一間隔M1を存して上下方向に対向する二本の屋内外側リブ15e、15fをそれぞれ一組としたとき、屋内外の各組の屋内外側リブ15e、15f同士は上下方向に第二間隔M2を存して形成されている。これら第二間隔M2は、平板部15gに相当するとともに、人の指先が入り込むことのない寸法(本実施の形態では2ミリメートル)に設定されており、ここに、前記貫通孔15dが左右方向に長い長円状に打ち抜き形成されている。さらに、このものにおいて、前記各貫通孔15dは、屋外側から屋内側に向けて打ち抜く方向が、屋内側ほど高位となる傾斜方向に設定されていて、貫通孔15dの上下の孔端面の傾斜方向が、屋内外一対の屋内外側リブ15e、15fにより設定される傾斜方向と同方向となるように設定されている。
これによって、貫通孔15dの上部に位置する屋外側リブ15fの突出端部が貫通孔15d上側縁部の屋外側に対向しており、屋外側リブ15fは、貫通孔15dの庇としての機能が向上し、雨仕舞いの一層優れた通気用スラット15となるように構成されている。さらに、貫通孔15dを傾斜方向に打ち抜くことにより、貫通孔15dの開口面積を、平板部15gに対して直交方向に打ち抜いて形成される貫通孔の開口面積よりも大きくすることができ、通気、採光機能を向上させることができるように構成されている。
尚、通気用スラット15には雨水誘導突起15hが形成されていて、通気用スラット15に付着した雨水等を下方に向けて誘導することで、さらなる雨仕舞いの向上が図られている。
2 シャッターカーテン
3 シャッターケース
4 巻取りドラム
5 ガイドレール
6 閉塞用スラット
7 通気用スラット
7a 本体部
7b 第一連結片部
7d 貫通孔
7e 屋内側リブ
8 座板スラット
9 施錠用スラット
12 主施錠装置
13 副施錠装置
Claims (3)
- 揺動自在に連結された開閉方向複数枚のスラットからなるシャッターカーテンを巻取りドラムに巻装し、巻取りドラムの正逆回転に伴いシャッターカーテンが開口部を開放する全開姿勢と開口部を閉鎖する全閉姿勢とのあいだを開閉変姿するよう構成された建築用シャッター装置において、
前記シャッターカーテンを、互いに異形となる第一、第二スラットを用いて形成するにあたり、
第一スラットは、開口部を目隠し状に閉鎖する汎用の閉塞用スラット、第二スラットは、通気、採光機能を有していて閉塞用スラットとは異形の通気用スラットであって、
シャッターカーテンは、全閉姿勢から全開姿勢への変姿では、巻取りドラムに閉塞用スラットから順次巻装され、通気用スラットはシャッターカーテンの閉鎖方向先端部に設けられていて全開姿勢で巻取りドラムに巻装されたシャッターカーテンの最外周に巻装されるものであり、
かつ、通気用スラットの連結枚数を、全開姿勢におけるシャッターカーテンの巻取りドラムへの巻装状態で、通気用スラット同士が積層状態とならない範囲の枚数に設定したことを特徴とする建築用シャッター装置。 - 第一、第二スラットは、開閉方向中間部の本体部と、該本体部の開閉方向両端部に形成され、隣接するスラットとの連結をする一対の連結片部とにより構成され、第一、第二スラットの連結片部同士が互いに連結可能な形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の建築用シャッター装置。
- シャッターカーテンは、第二スラットの閉鎖方向先端部に、主施錠装置が設けられた座板スラットが連結される一方、第一スラットと第二スラットとのあいだに、副施錠装置が設けられた施錠用スラットが連結されていることを特徴とする請求項1または2に記載の建築用シャッター装置。
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