JP2010053498A - 糸条流体噴射加工装置におけるスラブ発生用の回転円板および糸条流体噴射加工装置 - Google Patents
糸条流体噴射加工装置におけるスラブ発生用の回転円板および糸条流体噴射加工装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 糸条の走行方向に対して直交した方向の一方向へ所定の回転速度で回転する糸条流体噴射加工装置におけるスラブ発生用の回転板1であって、平面視にて第1半径R1の円周上の第1点A1より大きい第2半径R2の第2点A2までの一定角度θにおいて徐徐に曲線的または直線的に増加する第1円周部RUと、第2半径R2の円周上の第2点A2とこの第2点A2に対応する前記同心円状の第1半径R1の円周上の第3点A3とを直線的または曲線的に結んだ第2円周部RDとで形成される羽根5が、円周上に複数枚連接して設けられたスラブ発生用の回転板1であることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
前記フィードローラーと流体噴射ノズルとの間に設けられ、前記糸条の走行方向に対して直交した方向の一方向へ所定の回転速度で回転するスラブ発生用の回転板であって、平面視にて第1半径R1の円周上の第1点A1より大きい第2半径R2の第2点A2までの一定角度θにおいて徐々に曲線的または直線的に増加する第1円周部RUと、第2半径R2の円周上の第2点A2とこの第2点A2に対応する前記同心円状の第1半径R1の円周上の第3点A3とを直線的または曲線的に結んだ第2円周部RDとで形成される羽根が、円周上に複数枚連接して設けられたスラブ発生用の回転板であることを特徴とするものである。
図8を用いて下記条件でスラブヤーンを得た。
A、使用原糸
糸条Y1 ポリエステル原糸 150 デニール 48 フィラメント
糸条Y2 ポリエステル原糸 150 デニール 48 フィラメント
B、加工条件
第1フィードローラー33のA1m/min 287.5 m/min
第2フィードローラー35のA2m/min 287.5 m/min
デリベローラー49のA3m/min 250 m/min
オーバーフィード率D1 −3 %
巻取りローラー53のA4m/min 242.5 m/min
回転板1の回転数B1rpm 210 rpm
加工ノズル43の圧空圧C1kg/cm2 7 kg/cm2
加工結果 図11に示したような例えば間隔 約28cm毎に糸条Y2のスラブ部が得られるスラブヤーンが得られた。
A、使用原糸
糸条Y2 ポリエステル原糸 150 デニール 48 フィラメント
糸条Y3 ポリエステル原糸 150 デニール 48 フィラメント
B、加工条件
第2フィードローラー35のA5m/min 287.5 m/min
第3フィードローラー37のA6m/min 287.5 m/min
デリベローラー49のA7m/min 250 m/min
オーバーフィード率D2 −3 %
巻取りローラー53のA8m/min 242.5 m/min
回転板1の回転数B2rpm 210 rpm
加工ノズル43の圧空圧C2kg/cm2 7 kg/cm2
加工結果 図12に示したような例えば間隔 約22〜28cm毎に糸条Y2、Y3のスラブ部が得られるスラブヤーンが得られた。
A、使用原糸
糸条Y1 ポリエステル原糸 75 デニール 36 フィラメント
糸条Y2 ポリエステル原糸 75 デニール 36 フィラメント
糸条Y3 ポリエステル原糸 75 デニール 36 フィラメント 原着糸
B、加工条件
第1フィードローラー33のA9m/min 224 m/min
第2フィードローラー35のA10m/min 224 m/min
第3フィードローラー37のA11m/min 230 m/min
デリベローラー49のA12m/min 200 m/min
オーバーフィード率D3 +12 %
オーバーフィード率D4 +15 %
巻取りローラー53のA13m/min 192 m/min
回転板1の回転数B3rpm 213 rpm
加工ノズル43の圧空圧C3kg/cm2 7 kg/cm2
加工結果 図13に示したような例えば間隔 約19〜20cm毎に糸条Y2とY3のスラブ部が交互に得られるスラブヤーンが得られた。
3 回転軸
5 羽根
7 スピンドル軸
9 スピンドルベース
11 スピンドルプーリ
13 駆動ベルト
15 波ワッシャー
17 ナット
19 スピンドルカバー
21 穴
23U、23D ガイドブロック
25U、25D ガイドブロック
27U、27D ガイド
29U、29D ガイド
31 糸条流体噴射加工装置
33 第1フィードローラー
35 第2フィードローラー
37 第3フィードローラー
39 加工ボックス
41 水付けノズル
43 加工ノズル
45 ガイド
47 ガイド
49 デリベリローラー
51 ガイド
53 巻き取りローラー
55 巻き取り紙管
O 回転中心
A1 第1点
A2 第2点
A3 第3点
R1 第1半径
R2 第2半径
RU 第1円周部
RD 第2円周部
Claims (6)
- 糸条の走行方向に対して直交した方向の一方向へ所定の回転速度で回転する糸条流体噴射加工装置におけるスラブ発生用の回転板であって、平面視にて第1半径R1の円周上の第1点A1より大きい第2半径R2の第2点A2までの設定角度θにおいて徐々に曲線的または直線的に増加する第1円周部RUと、第2半径R2の円周上の第2点A2とこの第2点A2に対応する前記同心円状の第1半径R1の円周上の第3点A3とを直線的または曲線的に結んだ第2円周部RDとで形成される羽根が、円周上に複数枚連接して設けられたスラブ発生用の回転板であることを特徴とする糸条流体噴射加工装置におけるスラブ発生用の回転板。
- 前記回転板の羽根が、円周上において3枚以上連接して一体的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の糸条流体噴射加工装置におけるスラブ発生用の回転板。
- 前記各羽根の第2半径R2が前記第1半径R1の同心円周上にあると共に、第1半径R1の2倍以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の糸条流体噴射加工装置におけるスラブ発生用の回転板。
- 前記各羽根の第2半径R2が異円周上にあると共に、第1半径R1の1倍から2倍の間の径であることを特徴とする請求項1または2に記載の糸条流体噴射加工装置におけるスラブ発生用の回転板。
- 糸条をフィードローラーで送り出しデリベリーローラーで引き取る際、前記フィードローラーとデリベリーローラーとの間のオーバフィード状態で前記フィードローラーとデリベーローラーとの間に設けられた流体噴射ノズルで流体噴射加工を施した後、巻き取りローラーにて流体噴射加工された糸条を巻き取る糸条流体噴射加工装置において、
前記フィードローラーと流体噴射ノズルとの間に設けられ、前記糸条の走行方向に対して直交した方向の一方向へ所定の回転速度で回転するスラブ発生用の回転板であって、平面視にて第1半径R1の円周上の第1点A1より大きい第2半径R2の第2点A2までの設定角度θにおいて徐々に曲線的または直線的に増加する第1円周部RUと、第2半径R2の円周上の第2点A2とこの第2点A2に対応する前記同心円状の第1半径R1の円周上の第3点A3とを直線的または曲線的に結んだ第2円周部RDとで形成される羽根が、円周上に複数枚連接して設けられたスラブ発生用の回転板であることを特徴とする糸条流体噴射加工装置。 - 前記回転板の羽根が、円周上において3枚以上連接して一体的に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の糸条流体噴射加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008243287A JP2010053498A (ja) | 2008-08-26 | 2008-08-26 | 糸条流体噴射加工装置におけるスラブ発生用の回転円板および糸条流体噴射加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008243287A JP2010053498A (ja) | 2008-08-26 | 2008-08-26 | 糸条流体噴射加工装置におけるスラブ発生用の回転円板および糸条流体噴射加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010053498A true JP2010053498A (ja) | 2010-03-11 |
Family
ID=42069698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008243287A Pending JP2010053498A (ja) | 2008-08-26 | 2008-08-26 | 糸条流体噴射加工装置におけるスラブ発生用の回転円板および糸条流体噴射加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010053498A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6257960A (ja) * | 1985-09-06 | 1987-03-13 | 帝人加工糸株式会社 | スラブヤ−ンの製造方法及び装置 |
JPS63135536A (ja) * | 1986-11-21 | 1988-06-07 | 帝人加工糸株式会社 | 紡績糸様の外観斑を有する加工糸 |
JPS63235538A (ja) * | 1987-03-24 | 1988-09-30 | 東レ株式会社 | スラブ調嵩高糸およびその製造方法 |
JPH01183541A (ja) * | 1988-01-18 | 1989-07-21 | Toray Ind Inc | 間歇スラブ調嵩高糸およびその製造方法 |
WO2006079542A1 (de) * | 2005-01-29 | 2006-08-03 | Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg | Verfahren und vorrichtung zur erzeugung einer periodischen fadenauslenkung an einem effektfaden |
WO2008034457A1 (de) * | 2006-09-22 | 2008-03-27 | SSM Schärer Schweiter Mettler AG | Vorrichtung zum erzeugen von flammen |
-
2008
- 2008-08-26 JP JP2008243287A patent/JP2010053498A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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