JP2010050956A - 映像処理システム、映像処理装置、および映像処理方法 - Google Patents

映像処理システム、映像処理装置、および映像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の映像処理装置を接続しシステムとしてマルチタスクを行う映像処理システム、映像処理装置、映像処理装置を目的とする。
【解決手段】 映像データの記録および編集を行う複数の映像処理装置100と、複数の映像処理装置100を接続する接続手段とを有し、複数の映像処理装置100は、通信可能な外部装置の装置リソース情報である外部装置リソースを取得し、外部装置リソースを外部装置リソーステーブル91に記憶させる外部装置リソース管理手段91と、指令手段10bからの指令により外部装置へ映像データを送信する場合には、自らの映像処理装置100の内部を流れる内部データに外部装置を制御する制御情報を付加し、外部装置から映像データを受信する場合には、自らの映像処理装置100の外部の通信路を流れる外部データから自らの映像処理装置100を制御する制御情報と映像データとを分離するデータ変換手段95とを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、映像データの収録、再生、編集などの複数の処理を同時並行に行う映像処理システム、映像処理装置、及び映像処理装置に関する。
地上デジタル放送の進展、通信・放送の融合が進展する中、益々放送分野におけるデジタル化が進んでいる。従来では、素材映像の収録には磁気テープを媒体として用いてきたが、デジタル化の進展、および半導体媒体による蓄積装置(フラッシュメモリ)の低価格化によって、フラッシュメモリを記録媒体とする映像処理装置の検討が進んでいる。フラッシュメモリは、書き換え可能な不揮発性半導体メモリであり、高速ランダムアクセス性という利点があるほか、テープや光ディスクドライブとは異なり、機械的な可動部を持たないため耐振動性などに優れている。
このテープレス化によって、これまで磁気テープを記録媒体としたシステムでは行えなかった複数の収録・再生処理などを同時に行うマルチタスク環境を実現できる期待が高まっている。複数の処理を同時に行うことで、例えば収録中の映像データを収録が完了した部分から編集を始めたり、収録中に既に収録が完了した他の素材映像の再生を行ったり、また、収録を行いながら別の映像データの編集を行ったりすることが可能となる。これにより、処理時間を短縮することができるため、放送番組の制作・編集作業を効率よく行えるようになる。
また、これらのマルチタスク環境は、一つの映像処理装置内で行うことができるだけでなく、複数の映像処理装置やノンリニア編集装置などの映像処理装置をデータバスやデータスイッチ、あるいはネットワーク等を介して接続し、複数の装置が連携したシステムを構築することが期待されている。例えば、従来ノンリニア編集装置で映像データの編集を行う場合は、映像処理装置で磁気テープに映像データを記録し、その磁気テープを搬送するかネットワーク経由によりファイル転送をして映像データをノンリニア編集装置へ記録し、ノンリニア編集装置に記録した映像データを編集してその映像データを記録媒体やネットワークを介して転送等を行っていた。このような動作は、映像処理装置と映像処理装置を接続させることで、磁気テープの搬送やネットワーク経由によるファイル転送を行わずにノンリニア編集装置が映像データの編集を行うようなシステムが構築できると期待されている。
そこで、テープレス化に伴い、高度な編集を行うことができるノンリニア編集装置も複数の素材サーバを接続して放送番組の編集作業を行うという技術が知られている(特許文献1)。
特開2000−83192号公報
しかしながら、上記の従来技術では、複数の素材サーバやノンリニア編集装置を接続しただけではシステムとしてのマルチタスク環境は実現せず、アセット・マネージャなどの制御装置や映像データの標準形式へ映像データの変換を行うインターフェース部等、別途必要な装置を用意しなくてはならないという問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、接続された複数の映像処理装置の間でマルチタスク処理を行う映像処理システム、映像処理装置、および映像処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による映像処理システムは、音声データまたは動画像データの少なくとも一方を含む映像データの記録および編集を行う複数の映像処理装置と、前記複数の映像処理装置を接続する接続手段とを有し、前記映像処理装置には、前記接続手段によって自らの映像処理装置と接続された他の映像処理装置である外部装置のリソース情報を更新可能に記憶する外部装置リソーステーブルと、自らの映像処理装置のリソース情報を更新可能に記憶する自装置リソーステーブルと、前記外部装置リソーステーブルに予め記憶されている外部装置が通信可能か否かを判断し、通信可能と判断した外部装置を自らの映像処理装置のグループとするグループ化手段と、ユーザからの操作入力に応じて前記グループ化手段によってグループとされた他の映像処理装置へ映像処理の指令を行う指令手段と、自らの映像処理装置に係る自装置リソースを判断し、前記自装置リソースの情報を前記自装置リソーステーブルに記憶させる自装置リソース管理手段と、通信可能な外部装置の装置リソース情報である外部装置リソースを取得し、前記外部装置リソースを前記外部装置リソーステーブルに記憶させる外部装置リソース管理手段と、前記指令手段からの指令により前記外部装置へ映像データを送信する場合には、自らの映像処理装置の内部を流れる内部データに外部装置を制御する制御情報を付加し、前記外部装置から映像データを受信する場合には、自らの映像処理装置の外部の通信路を流れる外部データから自らの映像処理装置を制御する制御情報と映像データとを分離するデータ変換手段と、前記データ変換手段によって受信した映像データを記憶する記憶手段とを有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明による映像処理装置は、音声データまたは動画像データの少なくとも一方を含む映像データの記録および編集を行う映像処理装置を複数備える映像処理システムで使用される映像処理装置であって、前記接続手段によって自らの映像処理装置と接続された他の映像処理装置である外部装置のリソース情報を更新可能に記憶する外部装置リソーステーブルと、自らの映像処理装置のリソース情報を更新可能に記憶する自装置リソーステーブルと、前記外部装置リソーステーブルに予め記憶されている外部装置が通信可能か否かを判断し、通信可能と判断した外部装置を自らの映像処理装置のグループとするグループ化手段と、ユーザからの操作入力に応じて前記グループ化手段によってグループとされた他の映像処理装置へ映像処理の指令を行う指令手段と、自らの映像処理装置に係る自装置リソースを判断し、前記自装置リソースの情報を前記自装置リソーステーブルに記憶させる自装置リソース管理手段と、通信可能な外部装置の装置リソース情報である外部装置リソースを取得し、前記外部装置リソースを前記外部装置リソーステーブルに記憶させる外部装置リソース管理手段と、前記指令手段からの指令により前記外部装置へ映像データを送信する場合には、自らの映像処理装置の内部を流れる内部データに外部装置を制御する制御情報を付加し、前記外部装置から映像データを受信する場合には、自らの映像処理装置の外部の通信路を流れる外部データから自らの映像処理装置を制御する制御情報と映像データとを分離するデータ変換手段と、前記データ変換手段によって受信した映像データを記憶する記憶手段とを有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明による映像処理方法は、音声データまたは動画像データの少なくとも一方を含む映像データの記録および編集を行う複数の映像処理装置が接続手段によって接続され、前記複数の映像処理装置のうち自らの映像処理装置が映像処理システムに備えられた他の映像処理装置へ映像処理の指令を行う働きをする指令装置を少なくとも1つ備える映像処理システムの映像処理方法であって、前記指令装置の働きをする第1の映像処理装置は、自らの映像処理装置が指令装置であることを判断し、前記接続手段によって自らの映像処理装置と接続された他の映像処理装置である第2の映像処理装置のリソース情報を外部装置リソーステーブルに更新可能に記憶し、前記第2の映像処理装置のリソーステーブルに予め記憶されている前記第2の映像処理装置が通信可能か否かを判断し、通信可能と判断した外部装置を自らの映像処理装置のグループとし、ユーザからの操作入力に応じてグループとした前記第2の映像処理装置へ映像処理の指令を行い、前記第2の映像処理装置は、前記第1の映像処理装置からの映像処理の指令に応じて映像処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、接続された複数の映像処理装置の間でマルチタスク処理を行うことができる。
本発明の実施例1に係る映像処理システムの概略図。 本発明の一実施の形態に係る映像処理装置のブロック図。 本発明の一実施の形態に係る自装置リソーステーブルを示す図。 本発明の一実施の形態に係る外部装置リソーステーブルを示す図。 本発明の実施例1に係る映像処理システムの全体の動作を示すシーケンス図。 本発明の実施例2に係る映像処理システムの概略図。 本発明の実施例2に係る映像処理システムの全体の動作を示すシーケンス図。 本発明の実施例3に係る映像処理システムの概略図。 本発明の実施例3に係る映像処理システムの全体の動作を示すシーケンス図。 本発明の実施例4に係る映像処理システムの概略図。 本発明の実施例4に係る映像処理システムの全体の動作を示すシーケンス図。 本発明の実施例5に係る映像処理システムの概略図。 本発明の実施例5に係る映像処理システムの全体の動作を示すシーケンス図。 本発明の実施例6に係る映像処理システムの概略図。 本発明の実施例6に係る映像処理装置のブロック図。 本発明の実施例6に係る映像処理システムの全体の動作を示すシーケンス図。
以下、本発明の実施例を、図面を参照して説明する。
図1は、この発明に関わる映像処理システムの一例を示す。
この映像処理システムは、映像処理装置101、102、103、104、105、106、および外部スイッチ200で構成されている。図2の説明の際に詳述するが、映像処理装置101〜106は、同一の装置であり共通に備えられているネットワーク制御部90およびネットワークインターフェース95を用いて外部スイッチ200に接続され、互いに外部スイッチ200を介して接続されている。映像処理装置100に共通のネットワーク制御部90およびネットワークインターフェース95を備えることによって、同一の映像処理装置を複数接続した映像処理システムを構成する際に、映像データの標準形式へ映像データの変換を行うインターフェース部を用意せずに、外部スイッチ200または後述する公衆網400などのネットワークへ接続するだけで、映像処理システムとしての機能を発揮することができるものである。
映像処理装置101〜106は、後述する映像処理装置100と同一の映像処理装置である。実施例1では、説明の簡便のために映像処理装置に101〜106の符号を付した。この映像処理システムを構成する複数の映像処理装置101〜106は同一の装置であるが、映像処理システムを構成する際に、その働きによって2種類に分けられる。一方は、映像処理システムを構成する映像処理装置101〜106の装置リソースや通信帯域を取得して記憶し、その装置リソースや通信帯域を基に映像処理装置間の映像データ(動画像データ、静止画像データ及び音声データの少なくとも一方を含むもの)の送受信を制御し、図2の説明の際に詳述する映像操作部20または映像操作装置1から入力された命令により、他の映像処理装置へ指令を行う指令装置である。他方は、指令装置からの指令に応じて動作する従属装置である。
本発明による映像処理システムには、少なくとも1つの映像処理装置が指令装置として働き、その他の装置が従属装置となる。実施例1では、指令装置として働く映像処理装置は、映像操作装置1が接続されている映像処理装置104であるものとし、従属装置として働く映像処理装置は、映像処理装置101、102、103、105、106であるものとする。指令装置の決定は、ここでは映像処理システムを構築した際に手動入力等によって決定されるものとする。
映像操作装置1は、ユーザが映像データの処理を指示するために用い、キーボード、マウス、ジョグダイヤル、操作スイッチ、リモートコントローラ等を含んでいてもよい。
なお、複数の映像処理装置のうちのどの映像処理装置を指令装置として働かせるかの決定は、複数の映像処理装置によって映像処理システムを構築する際に、映像操作装置1が接続された映像処理装置の自装置リソース管理部10aが、映像操作装置1が接続されたことを判断して、自らの映像処理装置が指令装置であることを判断するようにしてもよい。
映像処理装置101には、カメラ3aが接続され、映像処理装置102にはカメラ3bが接続されている。また、映像処理装置103には、カメラ3cで撮影された映像データを記憶した外部メモリ5が接続され、映像処理装置104には外部表示装置2aおよび映像操作装置1が接続され、映像処理装置105には外部表示装置2bが接続されている。
外部表示装置2a及び2b(図2では表示装置2として表されている)は、再生された映像データを表示できる液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイパネルや他の表示装置等であってもよい。外部表示装置2a及び2bは、必要に応じて音声出力できてもよい。
カメラ3a、3b及び3c(図2ではカメラ3として表されている)は、CCDあるいはCMOSイメージセンサを用いるデジタルカメラであってもよい。カメラ3a、3b及び3cは、必要に応じて音声データを取得できてもよい。
外部スイッチ200は、データ伝送経路を制御するデータ交換網やスイッチングハブを含んでもよい。
図2は、図1に示す映像処理システムを構築する映像処理装置の一実施の形態をブロック図を用いて示す。
この映像処理装置100(101〜106共通)は、装置制御部10、レジスタ11、映像操作部20、表示制御部30、表示部31、映像再生部40、外部メモリ制御部50、内蔵メモリ制御部60、内蔵メモリ(記憶手段)61、外部出力インターフェース70、外部入力インターフェース80、映像符号化部81、ネットワーク制御部90、ネットワークインターフェース(データ変換手段)95が備えられている。
装置制御部10は、レジスタ11、映像操作部20、表示制御部30、映像再生部40、外部メモリ制御部50、内蔵メモリ制御部60、外部出力インターフェース0、外部入力インターフェース80、映像符号化部81、ネットワーク制御部90と接続される。レジスタ11は、装置の各部の制御用の情報を記憶しておくものであり、装置の各部の使用状況や通信リソースを記憶する自装置リソーステーブル11aが備えられている。装置制御部10は、各部の使用状況を把握し、この自装置リソーステーブル11aに記憶する自装置リソース管理部(自装置リソース管理手段)10aを備えている。
また、装置制御部10は、外部入力インターフェース80に接続されたカメラ3により撮影された映像データを取り込み、その映像データを映像符号化部81で符号化し、外部メモリ制御部50を介して外部メモリ(記憶手段)5へ、または内蔵メモリ制御部60を介して内蔵メモリ61へ映像データを記憶するなど、装置全体を制御するものである。
また、装置制御部10は、映像操作部20に接続される外付けの映像操作装置1、外部出力インターフェース70に接続される外部表示装置2、外部入力インターフェース80に接続されるカメラ3、外部メモリ制御部50に接続される外部メモリ5などの外付けの装置が接続されているか否かを判断するものである。このとき、自装置管理部10aが映像操作装置1が接続されたことを判断したとき、装置制御部10は自らの映像処理装置が指令装置であることを判断する(指令装置判断手段)こともできる。さらに、装置制御部10には、映像操作部20または映像操作装置1から入力された命令によって、ネットワーク制御部90に接続されるネットワークインターフェース95を介してネットワーク4に接続される映像処理装置100やその他の装置へ映像データの再生、転送、記録などを指令する指令部(指令手段)10bが備えられている。なお、ネットワーク4は、図1に示す外部スイッチ200や後述する公衆網400など、複数の映像処理装置を接続する手段の総称とする。
映像操作部20は、カメラ3で撮影された映像データを記録したりネットワークインターフェース95から受信したりすることによって内蔵メモリ61や外部メモリ5に記憶された映像データの再生・停止等の操作や、外部出力インターフェース70へ映像データを出力するなどの操作を行うものである。この映像操作部20には、さらに外付けの映像操作装置1を接続して映像操作装置1から入力された情報を基に映像データを操作することもできるようになっている。
表示制御部30および映像再生部40は、装置制御部10によって実行させる制御処理を行うものである。映像再生部40は、装置制御部10による制御の下で、映像操作部20を操作することによって入力された指示に従って、外部メモリ5または内蔵メモリ61に記録された映像データの再生制御を行う。表示制御部30には、表示部31が接続され、再生された映像データは、表示制御部30により表示部31に出力される。表示部30はLCD又はその他の表示装置を含んでいてもよい。また、装置制御部10は、この再生された映像データを外部出力インターフェース70を介して、外部出力インターフェース70に接続される外部表示装置2に出力する。さらに、装置制御部10は、ネットワーク制御部90に接続されるネットワークインターフェース95を介して、外部スイッチ(接続手段)200や図2の説明で後述する公衆網(接続手段)400などのネットワーク4に映像データの送受信を行うこともできる。
ネットワーク制御部90には、ネットワークインターフェース95を介して外部スイッチ200や公衆網400などのネットワーク4と接続して映像データや制御信号の送受信を行うために設けられたもので、外部装置リソース管理部91、通信リソース管理部92、外部装置リソーステーブル93、グループ化部94が備えられている。
グループ化部(グループ化手段)94は、予め外部装置リソーステーブル93に記憶されている映像処理装置100がネットワーク4に接続されて使用可能な状態か否かを判断し、使用可能な状態であると判断すると、複数の映像処理装置100を備える映像処理システムとしてグループ化するものである。
通信リソース管理部(通信リソース管理手段)92は、ネットワーク4と通信する際の通信リソース(例えば通信帯域)の情報を、ネットワーク4へテストデータを送信して取得し、取得した通信リソースの情報を自装置リソーステーブル11aへ記憶するものである。
外部装置リソース管理部(外部装置リソース管理手段)91は、グループ化部94によってグループ化された映像処理装置100の自装置リソースの情報をグループ化された映像処理装置100へ要求して取得し、その情報を外部装置リソーステーブル93へ記憶するものである。
このネットワーク制御部90を備えることで、ネットワーク4と接続することによって同一の映像処理装置100が複数連携する映像処理システムを構成することが可能となる。
また、ネットワークインタフェース95は、他の映像処理装置100と映像データや制御信号の送受信を行う際に映像データのデータ形式を変更するようになっている。映像データや制御信号を他の映像処理装置100へ送信する場合は、自らの映像処理装置100の内部を流れる映像データなどの内部データに、外部装置リソーステーブル93に記憶された送信先の映像処理装置100の識別情報であるシステムIDやIPアドレスなどのその映像データに係る制御情報等を付加し、外部スイッチ200やネットワーク4などの通信路上を流れる外部データへ変換して送信する。また、他の映像処理装置100から外部データを受信した場合は、システムIDやIPアドレスなどの制御情報等を分離し、映像データや制御信号を取込む。
このように、他の映像処理装置100と送受信する映像データの形式を、送受信する際の映像データの標準形式へ変換せずに、映像データに制御情報を付加した外部データを送受信することにより、複数の映像処理装置100が連携する映像処理システムの中で指令装置として働く映像処理装置100は、他の映像処理装置100を自らの映像処理装置100に備えられた内蔵メモリ61等のように制御を行うことができる。また、他の映像処理装置100に対して制御する制御信号についても、映像データを外部データに変更したのと同様に、制御情報を付加して外部データに変更して他の映像処理装置100と送受信することができる。従って、映像処理装置が複数接続した映像処理システムで、より連携した処理を行うことができる。
図3は、映像処理装置100のレジスタ11に備えられている自装置リソーステーブル11aの一例である。この自装置リソーステーブル11aには、装置制御部10によって、映像処理装置100の通信リソース及び装置リソースのステータス情報が記憶される。装置リソースは、(外部入力インターフェース80によって接続される)外部入力、(外部出力インターフェース70によって接続される)外部出力、内蔵メモリ61、外部メモリ5、映像再生部40、表示部31等を含む。通信リソースは、映像処理装置100の通信帯域を含む。ここでは、外部出力、映像再生部、表示部は、使用可能状態を示す「○」が記憶されており、外部入力、内蔵メモリ、外部メモリは、使用不可能状態を示す「×」と記憶されている。また、通信リソースである通信帯域は、「10Mbps」であることを示している。自装置リソーステーブル11aは、自装置リソースが変化する度に更新されるようになっている。
図4は、映像処理装置100のネットワーク制御部90に備えられている外部装置リソーステーブル93の一例である。この外部装置リソーステーブル93には、映像処理装置100とネットワーク4を介して映像処理システムを構成する映像処理装置100の識別情報であるIPアドレスが予め記憶されている。これらの外部装置のうち、グループ化部94によって自らの映像処理装置100と通信可能と判断して、自らの映像処理装置100とグループ化された外部装置は、外部装置リソース管理部91によって、外部装置リソーステーブル93の外部入力、外部出力、内蔵メモリ、外部メモリ、映像再生部、表示部、帯域の項目にそれぞれ記憶する。
ここでは、IPアドレスが「a.a.a.a」の映像処理装置100は、外部入力、外部出力、内蔵メモリ、外部メモリ、映像再生部、表示部が使用可能状態であることを示す「○」が記憶されており、通信リソースである通信帯域は、「10Mbps」であることを示している。また、IPアドレスが「b.b.b.b」の映像処理装置100は、内蔵メモリおよび表示部が使用可能状態であることを示す「○」が記憶されており、外部入力、外部出力、外部メモリ、および映像再生部が使用不可能状態であることを示す「×」が記憶されており、通信リソースである通信帯域は、「50Mbps」であることを示している。
そして、あらかじめ外部装置リソーステーブル83にIPアドレスが記憶されている外部装置(ここでは4つの装置)の全ての項目に「○」、「×」または通信帯域を示す数値が記憶されていることから、自らの映像処理装置100は、これらの全ての外部装置と通信可能であることを示している。この外部装置リソーステーブル93は、映像処理システムが構築され指令装置として働く映像処理装置100がグループ化を行う際に外部装置リソースを取得して更新されるものである。また、この外部装置の装置リソースの情報は、グループ化を行う場合だけでなく、指令装置が従属装置である各映像処理装置へ指令する前にも取得して、外部装置リソーステーブル93を更新するようにしてもよい。
この映像処理システムで行う処理の例として、カメラ3bで撮影した映像をカメラ3bに接続した外部メモリ5に記録し、この外部メモリ5を映像処理装置102に接続し、映像処理装置102に接続された外部スイッチ200を介して映像処理装置103で受信してその内蔵メモリに記録し、カメラ3aで撮影された映像データを外部スイッチ200を介して映像処理装置105で受信してその内蔵メモリに記録し、映像処理装置105の内蔵メモリに記録された映像データを映像処理装置106の内蔵メモリへ転送し、映像処理装置103の外部メモリ5に記録された映像データを映像処理装置106の内蔵メモリへ転送し、映像処理装置106は、映像処理装置106に記録されている映像データをネットワークインターフェースを介して映像処理システム外へ送出することが挙げられる。
図5は、この映像処理システムの全体の処理の流れを示したものとする。
まず、映像処理装置104は指令装置と決定されて設定されているので、映像処理装置104はその設定に基づいて自らの映像処理装置が指令装置であることを認識する。指令装置であることを認識した映像処理装置104は、予め外部装置リソーステーブル93に記憶されている映像処理装置101、102、103、105、106をグループ化するためのデータを送信する(S101、S102、S103、S104、S105)。グループ化される装置のIPアドレスやシステムIDといった情報は、外部装置リソーステーブル93に記憶されている。送信するデータの宛先は、映像処理装置101、102、103、105、106へ送信することができるマルチキャストまたはアドレスリストを用いて宛先設定する。そのデータに映像処理装置101、102、103、105、106が応答することによって映像処理装置101、102、103、105、106の装置リソースの情報を取得する(S106、S107、S108、S109、S110)。装置リソースの情報を取得した映像処理装置104は、図4を一例とする外部装置リソーステーブル93に装置リソースの情報を記憶する。なお、この外部装置の装置リソースの情報は、グループ化を行う場合だけでなく、指令装置が従属装置である各映像処理装置へ指令する前にも取得するようにしてもよい。また、自らの映像処理装置104の装置リソースを取得し、図3を一例とする自装置リソーステーブル11aに記憶する。
映像処理装置104は、映像処理装置102に接続されたカメラ3bで映像データを撮影し、映像処理装置103の外部メモリ5へ記録するように映像処理装置102、103へ指令し(S111、S112)、カメラ3bで映像データを撮影して外部メモリ5へ記録する(S113)。
映像処理装置104は、映像処理装置101に接続されたカメラ3aで映像データを撮影し、映像処理装置105の内蔵メモリへ記録するように映像処理装置101、105へ指令し(S114、S115)、カメラ3aで映像データを撮影して映像処理装置105の内蔵メモリへ記録する(S116)。
映像処理装置104は、映像処理装置105の内蔵メモリに記録された映像データを映像処理装置106の内蔵メモリへ転送することを映像処理装置105、106へ指令し(S117、S118)、映像データを転送する(S119)。
映像処理装置104は、映像処理装置103に接続された外部メモリ5に記録された映像データを映像処理装置106の内蔵メモリに転送することを映像処理装置103、106へ指令し(S120、S121)、映像データを転送する(S122)。
映像データを映像処理装置106に転送し終わると、映像処理装置104は映像処理装置106の内蔵メモリに記録されている映像データを映像処理システムの外に送出することを指令し(S123)、映像処理装置106は映像データを送出する(S124)。
このように、映像処理装置100に共通のネットワーク制御部90およびネットワークインターフェース95を備えることによって、同一の映像処理装置を複数接続した映像処理システムを構成する際に、映像データの標準形式へ映像データの変換を行うインターフェース部を用意せずに、外部スイッチまたは公衆網などのネットワークへ接続するだけで、映像処理システムとしての機能を発揮することができる。
また、映像処理システムに備えられた複数の映像処理装置のうちの少なくとも1つの映像処理装置を指令装置として働かせることで、アセット・マネージャなどの制御装置を備えることなく映像処理システムの制御を行うことができる。
実施例1では、カメラ3を用いて撮影した映像データをカメラ3が接続する映像処理装置の内蔵メモリに記録し、記録した映像データを映像処理システム外へ送出する例を示した。その他の映像処理システムの応用例として、実施例2では、カメラで映像データを撮影し映像処理装置の内蔵メモリまたは外部メモリに記録する際に、その内蔵メモリまたは外部メモリの空き容量がゼロに近づいたとき、映像処理システム内の他の映像処理装置の内蔵メモリまたは外部メモリへ記録先を変更する場合を示す。このような映像処理システムを構成することで、映像処理装置100を単体で使用するよりも記録する内蔵メモリまたは外部メモリをより柔軟に変更でき、内蔵メモリまたは外部メモリの容量不足による記録の失敗を防ぐことができるようにしている。
なお、映像処理装置100の構成は、実施例1と同じであるため、同一符号を付して説明を省略する。
図6は、この発明に関わる映像処理システムの一例を示す。
この映像処理システムは、映像処理装置107、108、109、110(映像処理装置100と同一)、および外部スイッチ200で構成されている。映像処理装置107〜110は、同一の装置であり共通に備えられているネットワーク制御部90およびネットワークインターフェース95を用いて外部スイッチ200に接続され、互いに外部スイッチ200を介して接続されている。映像処理装置107にはカメラ3が接続され、映像処理装置110には外部表示装置2および映像操作装置1が接続されている。実施例2では、指令装置として働く映像処理装置は、映像操作装置1が接続されている映像処理装置110であるものとし、従属装置として働く映像処理装置は、映像処理装置107、108、109であるものとする。
この映像処理システムで行う処理の例として、カメラ3で映像を撮影し映像処理装置107の内蔵メモリに記録する際に、その内蔵メモリの空き容量がゼロに近づいたとき、映像処理システム内の他の映像処理装置の内蔵メモリへ記録先を変更する場合を図7を参照して説明する。
図7は、図6における映像処理システムの全体の処理の流れを示す。
まず、映像処理装置110は指令装置と決定されて設定されているので、映像処理装置110はその設定に基づいて自らの映像処理装置が指令装置であることを認識する。指令装置であることを認識した映像処理装置110は、予め外部装置リソーステーブル93に記憶されている映像処理装置107〜109をグループ化するためのデータを送信する(S201、S202、S203)。送信するデータの宛先は、映像処理装置107〜109へ送信することができるマルチキャストまたはアドレスリストを用いて宛先設定する。
そのデータに映像処理装置107〜109が応答することによって映像処理装置107〜109の装置リソースの情報を取得する(S204、S205、S206)。装置リソースの情報を取得した映像処理装置110は、実施例1と同様に外部装置リソーステーブル93へ装置リソースの情報を記憶する。なお、この外部装置の装置リソースの情報は、グループ化を行う場合だけでなく、指令装置が従属装置である各映像処理装置へ指令する前にも取得するようにしてもよい。また、自らの映像処理装置110の装置リソースを取得し、図2を一例とする自装置リソーステーブル11aに記憶する。
映像処理装置110は、映像処理装置107に接続されたカメラ3で映像データを撮影し、映像処理装置107の内蔵メモリへ記録するように映像処理装置107へ指令し(S207)、映像処理装置107は自らの内蔵メモリへ記録する(S208)。
映像処理装置107は、自らの内蔵メモリの空き容量が予め設定されている残りT1秒分の容量になると、自装置リソースを管理する装置制御部10が判断(残容量判断手段)し、T1秒後に空き容量がゼロになることを装置制御部10又は司令部10bが映像処理装置110へ通知する(S209)。この通知を受信した映像処理装置110は、内蔵メモリの空き容量がある映像処理装置108へ記録先を変更するために、T1秒後に記録先を変更することを変更先である映像処理装置108および映像を撮影しているカメラ3が接続する映像処理装置107へ要求する(S210、S211)。T1秒を経過すると、映像処理装置107の内蔵メモリから映像処理装置108の内蔵メモリへ記録先を変更(切替手段)し、映像処理装置107はカメラ3が撮影した映像データを映像処理装置108の内蔵メモリへ転送する(S212)。
映像処理装置108は、自らの内蔵メモリの空き容量が残りT2秒分の容量になると、T2秒後に空き容量がゼロになることを映像処理装置110へ通知する(S213)。この通知を受信した映像処理装置110は、内蔵メモリの空き容量がある映像処理装置109へ記録先を変更するために、T2秒後に記録先を変更することを変更先である映像処理総理109および映像データの転送元である映像処理装置108へ要求する(S214、S215)。T2秒を経過すると、映像処理装置108の内蔵メモリから映像処理装置109の内蔵メモリへ記録先を変更し、映像処理装置107はカメラ3が撮影した映像データを映像処理装置109へ転送する(S216)。
記録を終了する場合は、映像処理装置110が映像処理装置107へ記録終了を要求し(S217)、映像処理装置107は記録を終了したことを映像処理装置110へ通知する(S218)。
このようにすることで、映像処理装置100を単体で使用するよりも記録先をより柔軟に変更でき、内蔵メモリまたは外部メモリの容量不足による記録の失敗を防ぐことができる。
実施例3では、他の映像処理システムの応用例として、指令装置である映像処理装置から他の映像処理装置へ同一の映像データを転送する場合を示す。
なお、映像処理装置の構成は、実施例1と同じであるため、同一符号を付して説明を省略する。
図8は、この発明に関わる映像処理システムの一例を示す。
この映像処理システムは、映像処理装置111、112、113、114(映像処理装置100と同一)、および外部スイッチ200で構成されている。映像処理装置111〜114は、同一の装置であり共通に備えられているネットワーク制御部90およびネットワークインターフェース95を用いて外部スイッチ200に接続され、互いに外部スイッチ200を介して接続されている。映像処理装置111〜114には内蔵メモリ61a、61b、61c、61dがそれぞれ備えられ、映像処理装置114には外部表示装置2および映像操作装置1が接続されている。実施例3では、指令装置として働く映像処理装置は、映像操作装置1が接続されている映像処理装置114であるものとし、従属装置として働く映像処理装置は、映像処理装置111〜113であるものとする。
この映像処理システムで行う処理の例として、指令装置である映像処理装置114から指令を行い、他の映像処理装置へ同一の映像データを転送する場合を図9を参照して説明する。
図9は、図8における映像処理システムの全体の処理の流れを示す。
まず、映像処理装置114は映像操作装置1が接続されていることを判断して自らの映像処理装置114が指令装置であることを認識する。指令装置であることを認識した映像処理装置114は、予め外部装置リソーステーブル93に記憶されている映像処理装置111、112、113をグループ化するためのデータを送信する(S301、S302、S303)。送信するデータの宛先は、映像処理装置111、112、113へ送信することができるマルチキャストまたはアドレスリストを用いて宛先設定する。そのデータに映像処理装置111、112、113が応答することによって映像処理装置111、112、113の装置リソースの情報を取得する(S304、S305、S306)。装置リソースの情報を取得した映像処理装置114は、外部装置リソーステーブル93へ装置リソースの情報を記憶する。
映像処理装置114は、自らの内蔵メモリ61dに記録されている映像データを映像処理装置113の内蔵メモリ61cへ転送することの通知を映像処理装置113へ送信し(S307)、映像データを映像処理装置114から映像処理装置113の内蔵メモリ61cへ転送する(S308)。映像処理装置114は、自らの内蔵メモリ61dに記録されている映像データを映像処理装置112の内蔵メモリ61bへ転送することの通知を映像処理装置112へ送信し(S309)、映像データを映像処理装置114から映像処理装置112の内蔵メモリ61bへ転送する(S310)。映像処理装置114は、自らの内蔵メモリ61dに記録されている映像データを映像処理装置111の内蔵メモリ61aへ転送することの通知を映像処理装置114へ送信し(S311)、映像データを映像処理装置114から映像処理装置111の内蔵メモリ61aへ転送する(S312)。
このようにすることで、ネットワークを介して映像データを転送する際に、映像処理装置111、112、113、114に共通のネットワーク制御部90を備えることによって、映像データの標準形式へ映像データの変換を行うインターフェース部を用意せずに、内蔵メモリまたは外部メモリに記録した映像データのまま転送することができる。
実施例4では、他の映像処理システムの応用例として、2台の映像処理装置が公衆網を介して接続された映像処理システムを示す。公衆網400は、インターネット、LAN、WAN、及びその他の有線又は無線のネットワークを含んでもよい。公衆網400を介して映像処理システムを構成することで、2台の映像処理装置が互いに遠方に備えられている場合にも映像処理システムを構築することができるようになる。ここでは、カメラ3で撮影している映像データを公衆網400を介して接続された映像処理装置の内蔵メモリへ記録する場合を示す。
なお、映像処理装置の構成は、実施例1と同じであるため、同一符号を付して説明を省略する。
図10は、この発明に関わる映像処理システムの一例を示す。
この映像処理システムは、映像処理装置115、116(映像処理装置100と同一)、および公衆網400で構成されている。映像処理装置115、116は、同一の装置であり共通に備えられているネットワーク制御部90およびネットワークインターフェース95を用いて公衆網400に接続され、互いに公衆網400を介して接続されている。映像処理装置115にはカメラ3が接続され、映像処理装置116には外部表示装置2および映像操作装置1が接続されている。実施例4では、指令装置として働く映像処理装置は、映像操作装置1が接続されている映像処理装置116であるものとし、従属装置として働く映像処理装置は、映像処理装置115であるものとする。
この映像処理システムで行う処理の例として、ここではカメラで撮影している映像データを公衆網400を介した映像処理装置116の内蔵メモリへ記録する場合を図11を参照して説明する。
図11は、図10における映像処理システムの全体の処理の流れを示す。
まず、映像処理装置116は映像処理装置115へ通信リソースの情報を要求する(S401)。映像処理装置116は自らの通信帯域の値yを確認し(S402)、映像処理装置115は自らの通信帯域の値xを確認する(S403)。映像処理装置115は、確認した自らの通信帯域の値xの情報を映像処理装置116へ通知する(S404)。映像処理装置116は、映像処理装置115の通信帯域xと自らの通信帯域の値yとを比較し、y<xであるか判断する(S405)。y>xである場合は、通信リソースが不足するため、その映像処理装置116への記録を中止する。y<xであると判定すると、映像処理装置116は、映像処理装置115に接続されているカメラ3で撮影する映像データを映像処理装置116の内蔵メモリへ記録することを要求する(S406)。映像処理装置116からの要求を受信した映像処理装置115は、映像処理装置116の内蔵メモリへ映像データを送信し(S407)、映像処理装置116の内蔵メモリへ記録する(S408)。
記録を終える場合は、映像処理装置116から記録終了を要求する通知を映像処理装置115へ送信し(S409)、映像処理装置115は映像処理装置116へ応答して記録を終了する(S410)。
このように、映像処理装置115、116を公衆網400を介して接続して映像データの送受信をできるようにネットワーク制御部90およびネットワークインターフェース95を各々の映像処理装置115、116に備えることによって、映像処理装置115、116が互いに遠方に設置された場合でも、映像処理システムを構成して映像処理を行うことができる。
また、映像データの送受信を通常の映像出力部から出力する場合は、その専用コードや専用回線が必要となるため、遠方の映像処理装置115、116を接続するには、専用回線を敷設する必要が生じるが、既に敷設された公衆網400を介して接続可能なため、複数の映像処理装置を公衆網に接続するのみで、映像処理システムを構築することができる。
実施例5では、公衆網を介した映像処理システムの他の応用例として、映像処理装置が公衆網を介して4台接続された映像処理システムを示す。このような映像処理システムを構成すると、例えば地方の放送局のスタジオが地方の放送局を統括する放送局から遠隔地にあっても、統括する放送局に設置されている映像処理装置100を指令装置として使用することで、統括する放送局から収録の開始や停止等を指令して映像データを記録する場合などに有効である。
ここでは、夫々のカメラが接続されている3台の映像処理装置を、公衆網400を介して接続された映像処理装置から指令して収録の開始および停止をし、その映像データをモニターする場合を示す。
なお、映像処理装置の構成は、実施例1と同じであるため、同一符号を付して説明を省略する。
図12は、この発明に関わる映像処理システムの一例を示す。
この映像処理システムは、映像処理装置117、118、119、120がネットワークインターフェース95によって公衆網400を介して接続されている。映像処理装置117、118、119には夫々カメラ3a、3b、3cが接続され、映像処理装置120には外部表示装置2および映像操作装置1が接続されている。実施例5では、指令装置として働く映像処理装置は、映像操作装置1が接続されている映像処理装置120であるものとし、従属装置として働く映像処理装置は、映像処理装置117〜119であるものとする。
この映像処理システムで行う処理の例として、ここではカメラ3a、3b、3cで撮影している映像データを、公衆網を介した映像処理装置120の外部表示装置2に表示させてモニターしながら、カメラ3a、3b、3cからの映像データの記録開始および記録終了を映像処理装置120が指令する場合を図13を参照して説明する。
図13は、図12における映像処理システムの全体の処理の流れを示す。
まず、映像処理装置120は映像操作装置1が接続されていることを判断して自らの映像処理装置120が指令装置であることを認識する。
指令装置であることを認識した映像処理装置120は、予め外部装置リソーステーブル93に記憶されている映像処理装置117、118、119へマルチキャストまたはアドレスリストを用いてグループ化を行い(S501、S502、S503)、装置リソースの情報を取得する(S504、S505、S506)。装置リソースの情報を取得した映像処理装置120は、外部装置リソーステーブル93へ装置リソースの情報を記憶する。
映像処理装置120は、映像処理装置119へカメラ3cからの映像データをモニターすることを要求する(S507)。映像処理装置119は、映像処理装置120へカメラ3cからの映像を流し(S508)、映像処理装置120に接続された外部表示装置2に映像データを表示する。
映像処理装置120に接続された外部表示装置2にカメラ3cからの映像データが表示されると、この映像データをユーザが確認して映像処理装置119の内蔵メモリへ記録を開始する操作を行い、映像処理装置120は映像処理装置119へ映像処理装置119の内蔵メモリへ記録を開始することを要求する(S509)。映像処理装置120は、記録を開始することを要求すると、カメラ3cからの映像データのモニターを終了することを要求する(S510)。
次に、映像処理装置120は、映像処理装置118へカメラ3bからの映像データをモニターすることを要求する(S511)。映像処理装置118は、映像処理装置120へカメラ3bからの映像データを流し(S512)、映像処理装置120に接続された外部表示装置2に映像データを表示する。
映像処理装置120に接続された外部表示装置2にカメラ3bからの映像データが表示されると、この映像データをユーザが確認して映像処理装置118の内蔵メモリへ記録を開始する操作を行い、映像処理装置120は映像処理装置118へ映像処理装置118の内蔵メモリへ記録を開始することを要求する(S513)。映像処理装置120は、記録を開始することを要求すると、カメラ3cからの映像データのモニターを終了することを要求する(S514)。
次に、映像処理装置120は、映像処理装置119へカメラ3cからの映像データをモニターすることを要求する(S515)。映像処理装置119は、映像処理装置120へカメラ3cからの映像データを流し(S516)、映像処理装置120に接続された外部表示装置2に映像データを表示する。
映像処理装置120に接続された外部表示装置2にカメラ3cからの映像データが表示されると、この映像データをユーザが確認して映像処理装置119の内蔵メモリへの記録を終了する操作を行い、映像処理装置120は映像処理装置119へ映像処理装置119の内蔵メモリへの記録を終了することを要求する(S517)。映像処理装置120は、記録を開始することを要求すると、カメラ3cからの映像のモニターを終了することを要求する(S518)。
その後、映像処理装置120は、映像処理装置117へカメラ3aからの映像データをモニターすることを要求する(S519)。映像処理装置117は、映像処理装置120へカメラ3aからの映像データを流し(S520)、映像処理装置120に接続された外部表示装置2に映像データを表示する。
映像処理装置120に接続された外部表示装置2にカメラ3aからの映像データが表示されると、この映像データをユーザが確認して映像処理装置117の内蔵メモリへ記録を開始する操作を行い、映像処理装置120は映像処理装置117へ映像処理装置117の内蔵メモリへ記録を開始することを要求する(S521)。
映像処理装置120は、映像処理装置118の内蔵メモリへの記録を終了させる要求を映像処理装置118へ送信し(S522)、映像処理装置117の内蔵メモリへの記録を終了させる要求を映像処理装置117へ送信する(S523)。また、映像処理装置120は、カメラ3aからの映像データのモニターを終了することを要求する(S524)。
このように、指令装置である映像処理装置120を公衆網400に接続し、その公衆網に複数の映像処理装置117、118、119を接続して映像処理システムを構成すると、複数の遠隔地のカメラ3cからの映像データをモニターして記録を指令し、記録を行いながらモニターを切替して別のカメラ3bからの映像データをモニターしてその映像データの記録を指令することができる。このような映像処理システムは、放送局のスタジオが遠隔地であっても、指令装置がある放送局から指令して映像データを記録する場合などに有効である。
実施例6では、公衆網を介した映像処理システムの他の応用例として、ノンリニア編集装置が複数の映像処理装置と外部スイッチを介して接続された映像処理システムを示す。実施例1乃至実施例5では、同一の映像処理装置を複数組み合わせた映像処理システムの例を示したが、映像処理装置に備えられているネットワーク制御部90およびネットワークインターフェース95を共通に備える機器を映像処理システムに組み込むことで、より柔軟に映像処理を行うことができる。ここでは、外部スイッチ200を介して接続された複数の映像処理装置100の内蔵メモリまたは外部メモリに記憶されている映像データに対して、映像処理装置に備えられているネットワーク制御部90およびネットワークインターフェース95を共通に備える編集装置であるノンリニア編集装置300が編集を行う場合を示す。
なお、映像処理装置の構成は、実施例1と同じであるため、同一符号を付して説明を省略する。
図14は、この発明に関わる映像処理システムの一例を示す。
この映像処理システムは、映像処理装置121、122、123、およびノンリニア編集装置300がネットワークインターフェース95によって外部スイッチ200を介して接続されている。映像処理装置121、123には内蔵メモリ61a、61bがそれぞれ備えられ、映像処理装置122には外部メモリ5が接続されている。また、映像処理装置123には外部表示装置2および映像操作装置1が接続されている。実施例6では、指令装置として働く映像処理装置は、映像操作装置1が接続されている映像処理装置123であるものとし、従属装置として働く映像処理装置は、映像処理装置121、122であるものとする。
図15は、映像処理システムが有するノンリニア編集装置300のブロック図を示す。
この映像処理装置300は、編集部320、制御部310、編集部320、操作部330、映像データ記憶部340、表示部360、レジスタ370、ネットワーク制御部90、ネットワークインターフェース(データ変換手段)95が備えられている。
制御部310は、操作部330、表示部360、レジスタ370、ネットワーク制御部90と接続される。レジスタ370は、ノンリニア編集装置300の各部の制御用の情報を記憶しておくものであり、ノンリニア編集装置300の各部の使用状況や通信リソースを記憶する自装置リソーステーブル11aが備えられている。制御部10は、各部の使用状況を把握し、この自装置リソーステーブル11aに記憶する(自装置リソース管理手段)。
また、制御部310は、操作部330から入力された編集を示す操作情報に応じて、ネットワークインターフェース95を介して接続された例えば映像処理装置121の内部メモリに記録されている映像データや映像データ記憶部340に記録されている映像データを編集部320を用いて編集したり、編集中の映像データを表示部360へ表示するなど、ノンリニア編集装置全体および外部装置を制御したりするものである。
操作部330は、ネットワークインターフェース95を介して接続された映像処理装置121の映像データ記憶メモリに記録されている映像データや映像データ記憶手段340に記録されている映像データを編集する操作などを行うものである。
表示部360は、制御部310によって実行させる制御処理を行うものである。また、制御部310は、ネットワーク制御部90に接続されるネットワークインターフェース95を介して、外部スイッチや公衆網などのネットワークに映像データの送受信を行うこともできる。
なお、ネットワーク制御部90は、実施例1の映像処理装置100に備えられたネットワーク制御部90と同じであるため、同一符号を付して説明を省略する。このネットワーク制御部90を映像処理装置300にも備えることで、ネットワーク4と接続して映像処理装置100と連携する映像処理システムを構成することが可能となる。また、自装置リソーステーブル11a及び外部装置リソーステーブル93の例は、実施例1で示した図2および図3と同じであるため、同一符号を付して説明を省略する。
次に、この映像処理システムで行う処理の例として、指令装置である映像処理装置123が映像処理装置121、122を自らの映像処理装置123とグループ化し、ノンリニア編集装置300がこのグループ化した映像処理装置121、122、123の内蔵メモリ61a、61b、外部メモリ5に記憶されている映像データに対してノンリニア編集装置300が編集を行う場合を図16を参照して説明する。
図16は、図14における映像データ処理システムの全体の処理の流れを示す。
まず、映像処理装置123は映像操作装置1が接続されていることを判断して自らの映像処理装置123が指令装置であることを認識する。指令装置であることを認識した映像処理装置123は、予め外部装置リソーステーブル93に記憶されている映像処理装置121、122へ実施例1と同様にマルチキャストまたはアドレスリストを用いてグループ化を行い(S601、S602)、装置リソースの情報を取得する(S603、S604)。装置リソースの情報を取得した映像処理装置123は、外部装置リソーステーブル93へ装置リソースの情報を記憶する。
映像処理装置121、122、123がグループ化されている状態で、ノンリニア編集装置300がこのグループへログインするために、このグループの指令装置である映像処理装置123へログイン要求を行う(S605)。ログインを要求された映像処理装置123は、ノンリニア編集装置300のログインを許可する場合は、映像処理装置121、122、123の装置リソースに応じた映像処理装置121、122、123へのアクセス条件をノンリニア編集理装置300へ通知する(S606)。
このアクセス条件が、例えば映像処理装置121、123の夫々の内蔵メモリ61a、61b、及び映像処理装置122に接続されている外部メモリ5の夫々に記憶されている映像データを編集可能であるとする。ノンリニア編集装置300は、このアクセス条件を受信すると、映像処理装置123の内蔵メモリ61bに記憶されている映像データを読み出すことを映像処理装置123へ要求し(S607)、映像処理装置123はノンリニア編集装置300へ映像データを読み出しさせる(S608)。また、ノンリニア編集装置300は、映像処理装置122の外部メモリ5に記憶されている映像を読み出すことを映像処理装置122へ要求し(S609)、映像処理装置122はノンリニア編集装置300へ映像データを読み出しさせる(S610)。さらに、ノンリニア編集装置300は、映像処理装置121の内蔵メモリ61aに記憶されている映像データを読み出すことを映像処理装置121へ要求し(S611)、映像処理装置121はノンリニア編集装置300へ映像データを読み出しさせる(S612)。
映像処理装置300が内蔵メモリ61a、61b、及び外部メモリ5に記憶されている映像データの編集を終了する場合は、指令装置である映像処理装置123へログアウト要求を行い(S613)、映像処理装置123はこの要求に応じて映像処理装置300をログアウトさせる(S614)。
以上のように、映像処理システムに備えられる映像処理装置の全てに同一のネットワークインターフェース95およびネットワーク制御部90を備えることで、単体の映像処理装置のみでは行うことが困難であった複数の映像処理装置が連携した映像処理システムを構築することができる。
なお、本発明は、以上の構成に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、ネットワークを介して接続された複数の映像処理装置のグループ化を行う際、パスワードや照合情報などの認証情報を用いてグループ化を行ったり、グループ化されたシステムへのログインに、グループ化と同様の認証情報を用いたりしもてよい。
1…映像操作装置
2、2a、2b…外部表示装置
3、3a、3b、3c…カメラ
4…ネットワーク
5…外部メモリ
10…装置制御部
11、370…レジスタ
11a…自装置リソーステーブル
20…映像操作部
30…表示制御部
31…表示装置
40…映像再生部
50…外部メモリ制御部
60…内蔵メモリ制御部
61、61a、61b、61c、61d…内蔵メモリ
70…外部出力インターフェース
80…外部入力インターフェース
90…ネットワーク制御部
91…外部装置リソース管理部
92…通信リソース管理部
93…外部装置リソーステーブル
94…グループ化部
95…ネットワークインターフェース部
100〜123…映像処理装置
200…外部スイッチ
300…ノンリニア編集装置
310…制御部
320…編集部
330…操作部
340…映像データ記憶手段
360…表示部
400…公衆網

Claims (9)

  1. 音声データまたは動画像データの少なくとも一方を含む映像データの記録および編集を行う複数の映像処理装置と、
    前記複数の映像処理装置を接続する接続手段とを有し、
    前記映像処理装置には、
    前記接続手段によって自らの映像処理装置と接続された他の映像処理装置である外部装置のリソース情報を更新可能に記憶する外部装置リソーステーブルと、
    自らの映像処理装置のリソース情報を更新可能に記憶する自装置リソーステーブルと、
    前記外部装置リソーステーブルに予め記憶されている外部装置が通信可能か否かを判断し、通信可能と判断した外部装置を自らの映像処理装置のグループとするグループ化手段と、
    ユーザからの操作入力に応じて前記グループ化手段によってグループとされた他の映像処理装置へ映像処理の指令を行う指令手段と、
    自らの映像処理装置に係る自装置リソースを判断し、前記自装置リソースの情報を前記自装置リソーステーブルに記憶させる自装置リソース管理手段と、
    通信可能な外部装置の装置リソース情報である外部装置リソースを取得し、前記外部装置リソースを前記外部装置リソーステーブルに記憶させる外部装置リソース管理手段と、
    前記指令手段からの指令により前記外部装置へ映像データを送信する場合には、自らの映像処理装置の内部を流れる内部データに外部装置を制御する制御情報を付加し、前記外部装置から映像データを受信する場合には、自らの映像処理装置の外部の通信路を流れる外部データから自らの映像処理装置を制御する制御情報と映像データとを分離するデータ変換手段と、
    前記データ変換手段によって受信した映像データを記憶する記憶手段と
    を有することを特徴とする映像処理システム。
  2. 前記映像処理装置には、
    映像データを記録する場合、収録中の映像データを記録する前記記憶手段の残容量が所定の残容量になったことを判断する残容量判断手段と、
    前記残容量判断手段によって所定の残容量になったことを判断すると、収録中の映像データを記録する記憶手段を、他の映像処理装置に備えられた記憶手段へ切替えする切替手段と
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の映像処理システム。
  3. 前記映像処理装置には、前記自装置リソース管理手段によって自らの映像処理装置に映像操作装置が接続されていることを判断することにより、自らの映像処理装置が映像処理システムに備えられた他の映像処理装置へ指令を行う働きをする指令装置であることを判断する指令装置判断手段をさらに有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の映像処理システム。
  4. 前記複数の映像処理装置のうち少なくとも1つが、ノンリニア編集装置であることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の映像処理システム。
  5. 音声データまたは動画像データの少なくとも一方を含む映像データの記録および編集を行う映像処理装置を複数備える映像処理システムで使用される映像処理装置であって、
    前記接続手段によって自らの映像処理装置と接続された他の映像処理装置である外部装置のリソース情報を更新可能に記憶する外部装置リソーステーブルと、
    自らの映像処理装置のリソース情報を更新可能に記憶する自装置リソーステーブルと、
    前記外部装置リソーステーブルに予め記憶されている外部装置が通信可能か否かを判断し、通信可能と判断した外部装置を自らの映像処理装置のグループとするグループ化手段と、
    ユーザからの操作入力に応じて前記グループ化手段によってグループとされた他の映像処理装置へ映像処理の指令を行う指令手段と、
    自らの映像処理装置に係る自装置リソースを判断し、前記自装置リソースの情報を前記自装置リソーステーブルに記憶させる自装置リソース管理手段と、
    通信可能な外部装置の装置リソース情報である外部装置リソースを取得し、前記外部装置リソースを前記外部装置リソーステーブルに記憶させる外部装置リソース管理手段と、
    前記指令手段からの指令により前記外部装置へ映像データを送信する場合には、自らの映像処理装置の内部を流れる内部データに外部装置を制御する制御情報を付加し、前記外部装置から映像データを受信する場合には、自らの映像処理装置の外部の通信路を流れる外部データから自らの映像処理装置を制御する制御情報と映像データとを分離するデータ変換手段と、
    前記データ変換手段によって受信した映像データを記憶する記憶手段と
    を有することを特徴とする映像処理装置。
  6. 前記自装置リソース管理手段によって自らの映像処理装置に映像操作装置が接続されていることを判断することにより、自らの映像処理装置が映像処理システムに備えられた他の映像処理装置へ指令を行う働きをする指令装置であることを判断する指令装置判断手段をさらに有することを特徴とする請求項5に記載の映像処理装置。
  7. 映像データを収録する場合、収録中の映像データを記録する記憶手段の残容量が所定の残容量になったことを判断する残容量判断手段と、
    前記残容量判断手段によって所定の残容量になったことを判断すると、収録中のデータを記録する記憶手段を、他の映像処理装置に備えられた記憶手段へ切替えする切替手段と
    をさらに有することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の映像処理装置。
  8. 前記グループ化手段および前記外部装置リソース管理手段は、前記指令手段によって指令を行うに先立って起動されることを特徴とする請求項6に記載の映像処理装置。
  9. 音声データまたは動画像データの少なくとも一方を含む映像データの記録および編集を行う複数の映像処理装置が接続手段によって接続され、前記複数の映像処理装置のうち自らの映像処理装置が映像処理システムに備えられた他の映像処理装置へ映像処理の指令を行う働きをする指令装置を少なくとも1つ備える映像処理システムの映像処理方法であって、
    前記指令装置の働きをする第1の映像処理装置は、自らの映像処理装置が指令装置であることを判断し、前記接続手段によって自らの映像処理装置と接続された他の映像処理装置である第2の映像処理装置のリソース情報を外部装置リソーステーブルに更新可能に記憶し、前記第2の映像処理装置のリソーステーブルに予め記憶されている前記第2の映像処理装置が通信可能か否かを判断し、通信可能と判断した外部装置を自らの映像処理装置のグループとし、ユーザからの操作入力に応じてグループとした前記第2の映像処理装置へ映像処理の指令を行い、
    前記第2の映像処理装置は、前記第1の映像処理装置からの映像処理の指令に応じて映像処理を行うことを特徴とする映像処理方法。
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