JP2005267619A - 機器管理システム、機器管理方法及び機器管理装置 - Google Patents

機器管理システム、機器管理方法及び機器管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 コンテンツの再生及び記録のうち少なくとも一方に関連する機器のリソース情報を集中的に管理して複数の機器を協調的且つ効率的に動作させることができる機器管理システムを提供する。
【解決手段】 可換記録媒体記録装置3及びモニタ4、可換記録媒体記録装置5及びモニタ6、可換記録媒体再生装置7及びモニタ8は、宅内ネットワーク9を介して相互に通信可能に接続され、これらの機器のうち一の機器は、これらの機器のリソース情報を管理する主機器となり、他の機器は主機器により制御される従機器となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像データ及び音声データのうち少なくとも一方を含むコンテンツの再生及び記録のうち少なくとも一方に関連する機器のリソース情報を管理する機器管理システム及び機器管理方法、並びに当該機器管理システムに用いられる機器管理装置に関するものである。
従来、番組の放送チャンネルおよび番組時間(すなわち、放送年月日、放送開始時間、放送終了時間)などの電子番組情報を用いて放送番組の録画予約を容易に行うように構築された番組録画システムが提案されている。例えば、家庭内の番組録画装置にネットワークを介して接続されるサーバが番組録画装置に番組情報を提供するだけでなく、番組時間の変更があった場合に、各番組録画装置の予約内容を変更する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開平10−155131号公報
しかしながら、近年では番組録画装置が一家庭内でも複数台使用されており、サーバが制御する番組録画装置の数が膨大となり、その全てを制御するとサーバの負荷が過大となるため、全ての番組録画装置をサーバが制御することは困難であり、家庭内の複数の番組録画装置を協調的且つ効率的に動作させることはできない。
また、家庭内には、種々の記録媒体を使用する番組録画装置だけでなく、画像データ及び音声データ等から構成されるコンテンツを再生する再生装置やコンテンツを表示する表示装置等の多数の機器が存在する。しかしながら、コンテンツの再生及び記録に関連する機器のリソース情報、例えば、ユーザが利用可能な機能を特定するための機器リソース情報、記録されているコンテンツを特定するためのコンテンツ識別情報等は、各機器で個別に管理しているため、多数の機器を集中して管理することはできず、複数の機器を協調的且つ効率的に動作させることはできない。
本発明の目的は、コンテンツの再生及び記録のうち少なくとも一方に関連する機器のリソース情報を集中的に管理して複数の機器を協調的且つ効率的に動作させることができる機器管理システム、機器管理方法及び機器管理装置を提供することである。
本発明に係る機器管理システムは、画像データ及び音声データのうち少なくとも一方を含むコンテンツの再生及び記録のうち少なくとも一方に関連する機器のリソース情報を管理する機器管理システムであって、所定のネットワークを介して相互に通信可能に接続された複数の機器を備え、前記複数の機器のうち一の機器は、前記複数の機器のリソース情報を管理する主機器であり、他の機器は、前記主機器により制御される従機器であり、前記従機器は、自身のリソース情報を記録するリソース記録手段と、前記リソース記録手段に記録されている自身のリソース情報を前記主機器へ送信する通信手段とを備え、前記主機器は、前記従機器の通信手段により送信されたリソース情報を受信する通信手段と、自身のリソース情報及び前記通信手段により受信された従機器のリソース情報を機器ごとに記録するリソース記録手段と、前記リソース記録手段に記録されている各機器のリソース情報を管理する管理手段とを備えるものである。
本発明に係る機器管理システムでは、従機器に記録されている自身のリソース情報が主機器へ送信され、主機器において、送信されたリソース情報が受信され、受信された従機器のリソース情報が機器ごとに記録され、記録されている各機器のリソース情報が集中的に管理されるので、各機器のリソース情報を用いて主機器が従機器の動作を制御することができ、コンテンツの再生及び記録のうち少なくとも一方に関連する機器のリソース情報を集中的に管理して複数の機器を協調的且つ効率的に動作させることが可能となる。
前記従機器の通信手段は、当該従機器が主機器として動作する場合に従機器となる他の機器の通信手段により送信されたリソース情報を受信し、前記従機器のリソース記録手段は、当該従機器が主機器として動作する場合に自身のリソース情報及び前記通信手段により受信された従機器のリソース情報を機器ごとに記録し、前記従機器は、当該従機器が主機器として動作する場合に前記リソース記録手段に記録されている各機器のリソース情報を管理する管理手段をさらに備え、前記主機器の通信手段は、当該主機器が従機器として動作する場合に前記リソース記録手段に記録されている各機器のリソース情報を主機器となる他の機器へ送信し、前記主機器は、前記通信手段が前記リソース記録手段に記録されている各機器のリソース情報を前記従機器のうちの一の機器へ送信した後に前記従機器として動作し、前記従機器のうち一の機器は、前記通信手段が前記主機器の通信手段から送信された各機器のリソース情報を受信して前記リソース記録手段に記録した後に主機器として動作することが好ましい。
この場合、主機器及び従機器が共通の構成を有するため、主機器を従機器として使用したり、従機器を主機器として利用することができ、機器を増設することにより機器管理システムを構築することができ、機器管理システムを家庭内に容易に構築することができる。
前記複数の機器の各々は、第1の電源状態と、前記第1の電源状態より消費電力が低い第2の電源状態とに切り替える電源切り替え手段をさらに備え、前記主機器の管理手段は、前記従機器のうち使用する従機器の電源切り替え手段を制御して当該従機器を前記第1の電源状態に設定することが好ましい。
この場合、主機器により従機器の電源状態を制御することができ、従機器の不要な電力消費を低減することができる。
前記主機器の通信手段は、前記第2の電源状態にある従機器に対して起動可能か否か問い合わせるための起動確認通知を送信し、前記従機器の通信手段は、前記起動確認通知を受信して起動可能な状態にある場合に起動可能であることを通知するための起動可能通知を前記主機器へ送信し、前記主機器の管理手段は、前記通信手段により起動可能通知を受信した場合に当該従機器が起動可能であると判断して当該従機器を前記第1の電源状態に設定することが好ましい。
この場合、主機器により従機器の電源状態を確実に制御することができ、従機器の不要な電力消費をより低減することができる。
前記主機器の管理手段は、前記通信手段により起動確認通知を送信してから所定時間が経過したときに起動可能通知を受信していない場合、起動可能通知を送信しない従機器が起動不能であると判断し、前記主機器のリソース記録手段は、前記管理手段が起動不能であると判断した従機器のリソース情報を削除することが好ましい。
この場合、起動不能な従機器に対する不要な操作を抑制することができる。
前記主機器の管理手段は、前記従機器のうち使用しない従機器の電源切り替え手段を制御して当該従機器を前記第2の電源状態に設定することが好ましい。
この場合、主機器により使用しない従機器の電源状態を消費電力の低い状態に設定することができ、従機器の不要な電力消費を低減することができる。
前記複数の機器の各々のリソース記録手段は、前記リソース情報として自身を識別するための機器識別情報とユーザが利用可能な機能を特定するための機器リソース情報とを記録し、前記従機器の通信手段は、前記リソース記録手段に記録されている自身の機器識別情報及び機器リソース情報を前記主機器へ送信し、前記主機器の通信手段は、前記従機器の通信手段により送信された機器識別情報及び機器リソース情報を受信し、前記主機器のリソース記録手段は、前記通信手段により受信された機器リソース情報を機器識別情報に対応付けて記録することが好ましい。
この場合、ユーザが利用可能な機能を特定するための機器リソース情報を集中的且つ効率的に管理することができる。
前記主機器のリソース記録手段は、前記通信手段により受信された機器識別情報が記録されていない場合、前記通信手段により受信された機器識別情報及び機器リソース情報を追加して記録することが好ましい。
この場合、新たに機器が追加された場合でも、すべての機器の機器リソース情報を集中的且つ効率的に管理することができる。
前記従機器のうち少なくとも一の従機器は、自身の機器識別情報を含む機器リソース削除指示をユーザから受け付ける機器リソース削除受付手段をさらに備え、前記機器リソース削除受付手段を備える従機器の通信手段は、前記機器リソース削除受付手段により受け付けられた機器リソース削除指示を前記主機器へ送信し、前記主機器の通信手段は、前記従機器の通信手段により送信された機器リソース削除指示を受信し、前記主機器の管理手段は、前記通信手段により機器リソース削除指示が受け付けられた場合、前記リソース記録手段に記録されている機器識別情報を参照して機器リソース削除指示に含まれる機器識別情報に対応付けられている機器リソース情報を削除することが好ましい。
この場合、従機器の指示に応じて不要な機器リソース情報を削除することができる。
前記機器リソース削除受付手段を備える従機器は、コンテンツを記録するコンテンツ記録手段を備えるコンテンツ記録装置を含み、前記コンテンツ記録装置のリソース記録手段は、前記リソース情報として、前記コンテンツ記録手段に記録されているコンテンツを特定するためのコンテンツ識別情報をさらに記録し、前記コンテンツ記録装置の通信手段は、前記リソース記録手段に記録されているコンテンツ識別情報をも前記主機器へ送信し、前記主機器の通信手段は、前記従機器の通信手段により送信されたコンテンツ識別情報をも受信し、前記主機器のリソース記録手段は、前記通信手段により受信されたコンテンツ識別情報をも機器識別情報に対応付けて記録し、前記主機器の管理手段は、前記通信手段により機器リソース削除指示が受け付けられた場合、前記リソース記録手段に記録されている機器識別情報を参照して機器リソース削除指示に含まれる機器識別情報に対応付けられているすべてのコンテンツ識別情報を削除することが好ましい。
この場合、従機器の指示に応じて削除された機器リソース情報に付随するコンテンツ識別情報をも自動的に削除することができる。
前記従機器は、前記ネットワークに対する接続状態を断続させる接続手段をさらに備え、前記従機器の通信手段は、前記接続手段によりネットワークへの接続が切断される前に、前記リソース記録手段に記録されているリソース情報を送信することが好ましい。
この場合、従機器のリソース情報を確実に主機器へ送信することができ、従機器のリソース情報を確実に管理することができる。
前記従機器は、第1の電源状態と、前記第1の電源状態より消費電力が低い第2の電源状態とに切り替える電源切り替え手段をさらに備え、前記従機器の通信手段は、前記電源切り替え手段により第1の電源状態から前記第2の電源状態へ切り替えられる前に、前記リソース記録手段に記録されているリソース情報を前記主機器へ送信することが好ましい。
この場合、従機器が通常電源状態からスリープ状態へ切り替えられても、従機器のリソース情報を確実に主機器へ送信することができ、従機器のリソース情報を確実に管理することができる。
前記複数の機器のうち少なくとも2台の機器は、可換記録媒体の再生及び記録の少なくとも一方を行う可換記録媒体駆動装置を含み、前記可換記録媒体駆動装置のうち少なくとも一の機器のリソース記録手段は、前記リソース情報として、使用した可換記録媒体を識別するための可換記録媒体識別情報と当該可換記録媒体の再生条件及び記録条件のうち少なくとも一方を含む使用条件情報とを記録し、前記リソース記録手段に可換記録媒体識別情報及び使用条件情報を記録している従機器の通信手段は、前記リソース記録手段に記録されている可換記録媒体識別情報及び使用条件情報を前記主機器へ送信し、前記主機器の通信手段は、前記可換記録媒体駆動装置の通信手段により送信された可換記録媒体識別情報及び使用条件情報を受信し、前記主機器のリソース記録手段は、前記通信手段により受信された使用条件情報を可換記録媒体識別情報に対応付けて記録し、前記主機器の管理手段は、前記リソース記録手段に記録されている各可換記録媒体の使用条件情報を管理することが好ましい。
この場合、一の可換記録媒体駆動装置において学習した可換記録媒体の使用条件を他の可換記録媒体駆動装置で利用することができ、使用条件の学習時間等を短縮することができる。
前記複数の機器のうち少なくとも2台の機器は、ユーザの操作に応じて操作指令を受け付ける操作手段をさらに備え、前記操作手段を備える機器のうち一の機器のリソース記録手段は、前記リソース情報として、自身を識別するための機器識別情報と前記操作手段に対してユーザが設定した操作設定を特定するための操作設定情報とを記録し、前記リソース記録手段に機器識別情報及び操作設定情報を記録している従機器の通信手段は、前記リソース記録手段に記録されている機器識別情報及び操作設定情報を前記主機器へ送信し、前記主機器の通信手段は、前記従機器の通信手段により送信された機器識別情報及び操作設定情報を受信し、前記主機器のリソース記録手段は、前記通信手段により受信された操作設定情報を機器識別情報に対応付けて記録し、前記主機器の管理手段は、前記リソース記録手段に記録されている一の従機器の操作設定情報を用いて他の機器の操作手段の操作設定を行うことが好ましい。
この場合、操作手段を備える一の機器において設定された操作設定を、操作手段を備える他の機器で利用することができ、ユーザインターフェースを統一することができる。
前記操作手段は、ユーザの操作に応じて受信チャンネルの設定を受け付け、前記操作手段を備える機器のうち一の機器のリソース記録手段は、前記操作設定情報としてユーザにより設定された受信チャンネルの設定を特定するためのチャンネル設定情報を記録し、前記リソース記録手段にチャンネル設定情報を記録している従機器の通信手段は、前記リソース記録手段に記録されている機器識別情報及びチャンネル設定情報を送信し、前記主機器の通信手段は、前記従機器の通信手段により送信された機器識別情報及びチャンネル設定情報を受信し、前記主機器のリソース記録手段は、前記通信手段により受信されたチャンネル設定情報を機器識別情報に対応付けて記録し、前記主機器の管理手段は、前記リソース記録手段に記録されている一の従機器のチャンネル設定情報を用いて他の従機器の操作手段のチャンネル設定を行うことが好ましい。
この場合、操作手段を備える一の機器において設定されたチャンネル設定を操作手段を備える他の機器で利用することができ、ユーザのチャンネル操作を統一することができる。
前記従機器のうち少なくとも一の機器は、コンテンツを記録するコンテンツ記録手段を備えるコンテンツ記録装置を含み、前記コンテンツ記録装置のリソース記録手段は、前記リソース情報として、自身を識別するための機器識別情報と前記コンテンツ記録手段に記録されているコンテンツを特定するためのコンテンツ識別情報とを記録し、前記リソース記録手段に機器識別情報及びコンテンツ識別情報を記録している従機器の通信手段は、前記リソース記録手段に記録されている機器識別情報及びコンテンツ識別情報を前記主機器へ送信し、前記主機器の通信手段は、前記従機器の通信手段により送信された機器識別情報及びコンテンツ識別情報を受信し、前記主機器のリソース記録手段は、前記通信手段により受信されたコンテンツ識別情報を機器識別情報に対応付けて記録することが好ましい。
この場合、記録されているコンテンツを特定するためのコンテンツ識別情報を集中的且つ効率的に管理することができる。
前記主機器のリソース記録手段は、前記通信手段により受信されたコンテンツ識別情報が記録されていない場合、前記通信手段により受信された機器識別情報に対応付けて前記通信手段により受信されたコンテンツ識別情報を記録することが好ましい。
この場合、新たに機器が追加された場合でも、すべての機器のコンテンツ識別情報を集中的且つ効率的に管理することができる。
前記コンテンツ記録装置は、番組ごとに受信チャンネル、番組内容及び番組時間を含む電子番組情報を参照して前記コンテンツ記録手段に記録されるコンテンツのコンテンツ識別情報を生成する生成手段をさらに備え、前記コンテンツ記録装置のリソース記録手段は、前記リソース情報として、自身を識別するための機器識別情報と前記生成手段により生成されたコンテンツ識別情報とを記録することが好ましい。
この場合、電子番組情報からコンテンツ識別情報を自動的に生成することができる。
前記従機器のうち一の従機器は、自身の機器識別情報及び削除すべきコンテンツ識別情報を含むコンテンツ削除指示をユーザから受け付ける削除受付手段をさらに備え、前記削除受付手段を備える従機器の通信手段は、前記削除受付手段により受け付けられたコンテンツ削除指示を前記主機器へ送信し、前記主機器の通信手段は、前記従機器の通信手段により送信されたコンテンツ削除指示を受信し、前記主機器の管理手段は、前記通信手段によりコンテンツ削除指示が受け付けられた場合、前記リソース記録手段に記録されている機器識別情報及びコンテンツ識別情報を参照してコンテンツ削除指示に含まれる機器識別情報に対応付けられているコンテンツ識別情報のうちコンテンツ削除指示に含まれるコンテンツ識別情報を削除することが好ましい。
この場合、ユーザの操作に応じてコンテンツ識別情報が削除された場合でも、すべての機器のコンテンツ識別情報を集中的且つ効率的に管理することができる。
前記コンテンツ記録装置の通信手段は、前記コンテンツ記録手段に記憶されているコンテンツが削除される場合、削除されるコンテンツのコンテンツ識別情報及び自身の機器識別情報を含むコンテンツ削除指示を前記主機器へ送信し、前記主機器の通信手段は、前記コンテンツ記録装置の通信手段により送信されたコンテンツ削除指示を受信し、前記主機器の管理手段は、前記通信手段によりコンテンツ削除指示が受け付けられた場合、前記リソース記録手段に記録されている機器識別情報及びコンテンツ識別情報を参照してコンテンツ削除指示に含まれる機器識別情報に対応付けられているコンテンツ識別情報のうちコンテンツ削除指示に含まれるコンテンツ識別情報を削除することが好ましい。
この場合、従機器のコンテンツが自動的に削除されても、すべての機器のコンテンツ識別情報を集中的且つ効率的に管理することができる。
前記コンテンツ記録手段は、可換記録媒体にコンテンツを記録するとともに、当該可換記録媒体を識別するための可換記録媒体識別情報を取得する可換記録媒体記録手段を含み、前記コンテンツ記録装置のリソース記録手段は、前記コンテンツ識別情報として前記可換記録媒体記録手段により取得された可換記録媒体識別情報をも記録し、前記リソース記録手段に可換記録媒体識別情報を記録している従機器の通信手段は、前記リソース記録手段に記録されている機器識別情報及び可換記録媒体識別情報を含むコンテンツ識別情報を前記主機器へ送信し、前記主機器の通信手段は、前記従機器の通信手段により送信された機器識別情報及び可換記録媒体識別情報を含むコンテンツ識別情報を受信し、前記主機器のリソース記録手段は、前記通信手段により受信された可換記録媒体識別情報を含むコンテンツ識別情報を機器識別情報に対応付けて記録することが好ましい。
この場合、可換記録媒体を識別するための可換記録媒体識別情報を機器ごとに整理して集中的且つ効率的に管理することができる。
前記コンテンツ記録装置のリソース記録手段は、前記コンテンツ識別情報として、コンテンツの著作権に関する著作権管理情報をさらに記録し、前記主機器のリソース記録手段は、前記著作権管理情報を含むコンテンツ識別情報を機器識別情報に対応付けて記録し、前記主機器の管理手段は、前記リソース記録手段に記録されている著作権管理情報を管理することが好ましい。
この場合、コンテンツの著作権に関する著作権管理情報を集中的且つ効率的に管理することができる。
前記著作権管理情報は、可換記録媒体に対するコンテンツの移動許可回数、移動許可期間及び移動許可時間のうち少なくとも一つの情報を含む移動制限情報を含み、前記主機器の管理手段は、前記リソース記録手段に記録されている移動制限情報を管理することが好ましい。
この場合、可換記録媒体に対するコンテンツの移動許可回数、移動許可期間及び移動許可時間のうち少なくとも一つの情報を含む移動制限情報を集中的且つ効率的に管理することができる。
前記著作権管理情報は、コンテンツの複製許可回数、複製許可世代数、複製許可期間及び複製許可時間のうち少なくとも一つの情報を含む複製制限情報を含み、前記主機器の管理手段は、前記リソース記録手段に記録されている複製制限情報を管理することが好ましい。
この場合、コンテンツの複製許可回数、複製許可世代数、複製許可期間及び複製許可時間のうち少なくとも一つの情報を含む複製制限情報を集中的且つ効率的に管理することができる。
前記複製制限情報は、コンテンツの複製を認めないコピー不可情報、コンテンツの自由な複製を認めるコピーフリー情報、コンテンツの複製を1世代のみ許可する1世代コピー許可情報、及びコンテンツの複製を1回のみ許可する1回コピー許可情報のうち少なくとも一つの情報を含むことが好ましい。
この場合、複製制限情報を詳細に分類して集中的且つ効率的に管理することができる。
前記著作権管理情報は、コンテンツの再生許可回数、再生許可期間及び再生許可時間のうち少なくとも一つの情報を含む再生制限情報を含み、前記主機器の管理手段は、前記リソース記録手段に記録されている再生制限情報を管理することが好ましい。
この場合、コンテンツの再生許可回数、再生許可期間及び再生許可時間のうち少なくとも一つの情報を含む再生制限情報を集中的且つ効率的に管理することができる。
前記従機器のうち一の機器は、コンテンツとして記録される番組の予約録画を設定するための予約設定情報を受け付ける予約受付手段をさらに備え、前記予約受付手段を備える従機器の通信手段は、前記予約受付手段により受け付けられた予約設定情報を前記主機器へ送信し、前記主機器の通信手段は、前記従機器の通信手段により送信された予約設定情報を受信し、前記主機器の管理手段は、前記通信手段により受信された予約設定情報と前記リソース記録手段に記録されている各機器のリソース情報とを参照して予約された番組を録画可能な従機器を検索し、前記主機器の通信手段は、前記管理手段により検索された従機器へ予約設定情報を送信することが好ましい。
この場合、複数の機器の中から予約された番組を録画可能な機器を検索して予約設定情報を送信することができるので、複数の機器の中から予約録画に適した機器に予約設定を自動的に行うことができる。
前記主機器は、前記予約受付手段により受け付けられた番組の放送時間の変更を検出する変更検出手段をさらに備え、前記主機器の管理手段は、前記変更検出手段により番組の放送時間の変更が検出された場合、前記リソース記録手段に記録されている各機器のリソース情報を参照して変更前の番組を記録する従機器が記録できない番組の部分を記録可能な他の従機器を検索し、前記主機器の通信手段は、変更前の番組を記録する従機器が記録できない番組の部分を記録するための変更後予約設定情報を前記管理手段により検索された他の従機器へ送信することが好ましい。
この場合、番組の放送時間が変更された場合でも、記録できない番組の部分を他の機器に自動的に録画することができるので、番組全体を確実に録画することができる。
前記主機器の管理手段により検索された従機器は、前記通信手段が前記主機器の通信手段からの予約設定情報を受信した後に、当該予約設定情報により特定される番組を録画できない状態となったことを検出する録画不能検出手段をさらに備え、前記録画不能検出手段を備える従機器の通信手段は、前記録画不能検出手段により番組を録画できない状態となったことが検出された場合、番組を録画できないことを通知するための録画不能通知を前記主機器へ送信し、前記主機器の通信手段は、前記従機器の通信手段により送信された録画不能通知を受信し、前記主機器の管理手段は、前記通信手段により録画不能通知を受信した場合、前記リソース記録手段に記録されている各機器のリソース情報を参照して録画不能通知を送信した従機器が記録できない番組の全部又は部分を記録可能な他の従機器を検索し、前記主機器の通信手段は、録画不能通知を送信した従機器が記録できない番組の全部又は部分を記録するための録画設定情報を前記他の従機器へ送信することが好ましい。
この場合、予約設定を受け付けた機器が番組を録画できない状態となった場合でも、記録できない番組の全部又は部分を他の機器に自動的に録画することができるので、番組全体を確実に録画することができる。
前記録画不能通知を送信した従機器及び前記他の従機器は、録画する番組のコマーシャルを検出するコマーシャル検出手段をさらに備え、前記録画不能通知を送信した従機器は、前記コマーシャル検出手段により検出されたコマーシャル期間中に番組の記録動作を停止し、前記他の従機器は、前記コマーシャル検出手段により検出されたコマーシャル期間中に番組の記録動作を開始することが好ましい。
この場合、記録された番組の継ぎ目がコマーシャル期間中に設定されるので、記録された番組をシームレスに再生することができる。
前記主機器の管理手段は、前記複数の機器のうち一の機器に番組の一部を記録させ且つ他の機器に番組の残りの部分を記録させた場合、前記一の機器及び前記他の機器のうち一方に他方が記録している番組の部分を移動させることが好ましい。
この場合、番組が分割して記録された場合でも、自動的に一つにまとめて記録することができる。
前記複数の機器は、コンテンツを記録するコンテンツ記録手段を備える第1及び第2のコンテンツ記録装置を含み、前記主機器の管理手段は、コンテンツを記録させる際に、前記第1のコンテンツ記録装置に当該コンテンツを主コンテンツとして記録させ、前記第2のコンテンツ記録装置に当該コンテンツを従コンテンツとして記録させ、前記コンテンツ識別情報は、主コンテンツを特定するための主コンテンツ識別情報と、従コンテンツを特定するための従コンテンツ識別情報とを含み、前記主機器のリソース記録手段は、前記主コンテンツ識別情報及び従コンテンツ識別情報を用いてコンテンツが主コンテンツであるか又は従コンテンツであるかを識別可能な状態でコンテンツ識別情報を機器識別情報に対応付けて記録することが好ましい。
この場合、同一内容のコンテンツを主コンテンツ及び従コンテンツとして記録することができるので、一方を他方のバックアップとして使用することができる。
前記主機器の管理手段は、前記主コンテンツを第1の記録フォーマットで記録させるとともに、前記従コンテンツを前記第1の記録フォーマットと異なる第2の記録フォーマットで記録させることが好ましい。
この場合、同一内容のコンテンツが互いに異なる記録フォーマットで記録されるので、各記録フォーマットに適した種々の記録媒体を使用することができる。
前記主機器の管理手段は、前記主コンテンツが再生不能となった場合、前記従コンテンツから作成した主コンテンツを再度記録させ、前記従コンテンツが再生不能となった場合、前記主コンテンツから作成した従コンテンツを再度記録させることが好ましい。
この場合、主コンテンツ及び従コンテンツのうち一方が再生不能となった場合でも、一方から他方を作成して復元することができる。
前記主機器の管理手段は、前記主コンテンツ及び前記従コンテンツの一方に対するユーザからの操作指示を受け付けている場合、他方に対するユーザの操作指示を受け付けないように前記複数の機器を制御することが好ましい。
この場合、主コンテンツ及び従コンテンツのうち一方がユーザによって操作されているときに他方は操作不能となるため、ユーザに対して一つのコンテンツのみが記録されているように見せることができる。
前記複数の機器のうち少なくとも一の機器は、可換記録媒体にコンテンツを記録可能な可換記録媒体記録装置を含み、前記主機器の管理手段は、前記主コンテンツ及び前記従コンテンツの一方を前記可換記録媒体記録装置の可換記録媒体へ移動する際、前記主コンテンツ及び前記従コンテンツをともに移動させることが好ましい。
この場合、主コンテンツ及び従コンテンツの一方を可換記録媒体へ移動する場合でも、主コンテンツ及び従コンテンツがともに移動されるため、ユーザに対して一つのコンテンツのみが記録されているように見せることができる。
前記複数の機器のうち少なくとも一の機器は、可換記録媒体にコンテンツを記録可能な可換記録媒体記録装置を含み、前記主機器の管理手段は、前記主コンテンツ及び前記従コンテンツの一方を前記可換記録媒体記録装置の可換記録媒体へ移動する際、他方を削除させることが好ましい。
この場合、主コンテンツ及び従コンテンツの一方を可換記録媒体へ移動する場合でも、他方が削除されるため、主コンテンツと従コンテンツとが分離されて使用されることを防止することができる。
前記複数の機器のうち少なくとも一の機器は、可換記録媒体にコンテンツを記録可能な可換記録媒体記録装置を含み、前記主機器の管理手段は、前記主コンテンツ及び前記従コンテンツの一方を前記可換記録媒体記録装置の可換記録媒体へ移動した場合、他方に対するユーザの操作指示を受け付けないように前記複数の機器を制御することが好ましい。
この場合、主コンテンツ及び従コンテンツの一方を可換記録媒体へ移動する場合でも、他方に対するユーザの操作が受け付けられないため、ユーザに対して一つのコンテンツのみが記録されているように見せることができる。
前記複数の機器のうち少なくとも一の機器は、コンテンツを再生して再生ストリームを出力するコンテンツ再生手段を備えるコンテンツ再生装置を含み、前記主機器の管理手段は、前記ネットワークを介して前記コンテンツ再生装置から出力される再生ストリームを受信する機器が再生ストリームを用いたコンテンツの記録又は提示を行う場合、前記コンテンツ再生装置から出力される再生ストリームの送信速度を変化させない範囲で前記ネットワークを使用するように他の機器を制御することが好ましい。
この場合、リアルタイム性が要求されるコンテンツの記録又は提示用に送信されている再生ストリームを他のストリームより優先して送信することができるので、ネットワークのトラフィックを有効に活用してコンテンツの記録又は提示を安定に行うことができる。
前記通信手段は、機器本体に対して着脱可能に構成されたアダプタ手段に内蔵されることが好ましい。
この場合、機器本体に対するアダプタ手段の装着により、上記の各機能を実現することができるとともに、スタンドアローンで使用する場合はアダプタ手段が不要となるため、機器本体のコストを低減することができる。
前記通信手段は、コンテンツを送信する場合に当該コンテンツを暗号化する暗号化手段と、暗号化されたコンテンツを復号化する復号化手段とをさらに含むことが好ましい。
この場合、機器間のコンテンツ通信を暗号化して行うことができ、コンテンツの秘匿性を向上することができる。
前記主機器は、コンテンツの視聴許可を得るためのコンテンツ視聴認証処理を実行する認証手段と、前記認証手段によるコンテンツ視聴認証が完了した後、コンテンツをデコードするデコード手段とをさらに備え、前記主機器の暗号化手段は、前記デコード手段によりデコードされたコンテンツを暗号化し、前記主機器の通信手段は、暗号化された暗号化コンテンツを従機器へ送信し、前記従機器の通信手段は、前記主機器の通信手段から送信された暗号化コンテンツを受信し、前記従機器の復号化手段は、前記通信手段により受信された暗号化コンテンツを復号化することが好ましい。
この場合、主機器の認証処理により従機器へコンテンツを配信することができ、家庭内で複数の機器を使用する場合の認証処理を簡便化することができる。
本発明に係る機器管理方法は、所定のネットワークを介して相互に通信可能に接続された一の主機器及び少なくとも一以上の従機器を用いて、画像データ及び音声データのうち少なくとも一方を含むコンテンツの再生及び記録のうち少なくとも一方に関連する機器のリソース情報を管理する機器管理方法であって、前記従機器が、自身のリソース記録手段に記録されている自身のリソース情報を前記主機器へ送信するステップと、前記主機器が、前記従機器から送信されたリソース情報を受信するステップと、前記主機器が、自身のリソース情報を記録しているリソース記録手段に受信した従機器のリソース情報を機器ごとに記録するステップと、前記主機器が、前記リソース記録手段に記録されている各機器のリソース情報を管理するステップとを含むものである。
本発明に係る機器管理方法では、従機器に記録されている自身のリソース情報が主機器へ送信され、主機器において、送信されたリソース情報が受信され、受信された従機器のリソース情報が機器ごとに記録され、記録されている各機器のリソース情報が集中的に管理されるので、各機器のリソース情報を用いて主機器が従機器の動作を制御することができ、コンテンツの再生及び記録のうち少なくとも一方に関連する機器のリソース情報を集中的に管理して複数の機器を協調的且つ効率的に動作させることが可能となる。
本発明に係る機器管理装置は、所定のネットワークを介して複数の機器と相互に通信可能に接続され、画像データ及び音声データのうち少なくとも一方を含むコンテンツの再生及び記録のうち少なくとも一方に関連する機器のリソース情報を管理する主機器又は主機器により制御される従機器として動作する機器管理装置であって、前記従機器として動作するときは自身のリソース情報を記録するリソース記録手段と、前記従機器として動作するときは前記リソース記録手段に記録されている自身のリソース情報を前記主機器へ送信する通信手段とを備え、前記通信手段は、前記主機器として動作するときは前記従機器の通信手段により送信されたリソース情報を受信し、前記リソース記録手段は、前記主機器として動作するときは前記通信手段により受信された従機器のリソース情報を機器ごとに記録し、前記主機器として動作するときは前記リソース記録手段に記録されている各機器のリソース情報を管理する管理手段をさらに備えるものである。
本発明に係る機器管理装置は、従機器に記録されている自身のリソース情報が主機器へ送信され、主機器において、送信されたリソース情報が受信され、受信された従機器のリソース情報が機器ごとに記録され、記録されている各機器のリソース情報が集中的に管理されるので、各機器のリソース情報を用いて主機器が従機器の動作を制御することができ、コンテンツの再生及び記録のうち少なくとも一方に関連する機器のリソース情報を集中的に管理して複数の機器を協調的且つ効率的に動作させることが可能となる。また、主機器又は従機器として動作することができるので、機器を増設することにより機器管理システムを構築することができ、機器管理システムを家庭内に容易に構築することができる。
本発明によれば、従機器に記録されている自身のリソース情報が主機器へ送信され、主機器において、送信されたリソース情報が受信され、受信された従機器のリソース情報が機器ごとに記録され、記録されている各機器のリソース情報が集中的に管理されるので、各機器のリソース情報を用いて主機器が従機器の動作を制御することができ、コンテンツの再生及び記録のうち少なくとも一方に関連する機器のリソース情報を集中的に管理して複数の機器を協調的且つ効率的に動作させることが可能となる。
以下、本発明に係る機器管理システムについて図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施の形態による機器管理システムの構成を示すブロック図である。
図1に示す機器管理システムは、通信装置1、アンテナ2、主機器又は従機器となる可換記録媒体記録装置3,5及び可換記録媒体再生装置7並びにこれらに接続されるモニタ4,6,8を備え、画像データ及び音声データのうち少なくとも一方を含むコンテンツデータの再生及び記録に関連する機器のリソース情報を管理する。なお、本明細書では、コンテンツデータを適宜「コンテンツ」と簡略して表現する。
通信装置1、可換記録媒体記録装置3,5及び可換記録媒体再生装置7は、宅内ネットワーク9を介して相互に通信可能に接続される。通信装置1はネットワーク53を介して情報提供サーバ51と相互に通信可能に接続される。情報提供サーバ51と放送局52とは、専用回線又は汎用ネットワーク等を介して相互に通信可能に接続される。
宅内ネットワーク9として、IEEE1394、Ethernet(登録商標)、ホームバス規格HBS、ECHONET(Energy Conservation and Homecare Network)規格等に適合した有線又は無線LAN(Local Area Network)等が用いられる。ネットワーク53として、例えば、インターネット、公衆電話回線等が用いられる。
可換記録媒体記録装置3,5及び可換記録媒体再生装置7のうち一の機器は、これらの機器のリソース情報を管理する主機器となり、他の機器は主機器により制御される従機器となる。なお、主機器及び従機器となる機器及びその数は上記の例に特に限定されず、テレビジョン等の表示装置を用いたり、4台以上の機器を用いる等の種々の変更が可能である。また、主機器が従機器としての動作を可能な場合、主機器は従機器としても動作することができる。
ここで、2以上の機器がある場合に、いずれの機器が主機器となるかは、ユーザが選択したり、最も高機能の機器を自動的に選択する等の種々の方法を適用することができる。また、後述するネットワークアダプタ25が機器本体に装着された場合に、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて宅内ネットワーク9に接続される他の機器から主機器を探索し、自リソース情報記録部42に記録されているリソース情報を探索された主機器に送信するようにしてもよい。
通信装置1は、モデム等から構成され、ネットワーク53を介して情報提供サーバ51が提供する番組ごとに受信チャンネル、番組内容及び番組時間を含む電子番組情報を取得し、宅内ネットワーク9を介して可換記録媒体記録装置3,5へ電子番組情報を送信する。アンテナ2は、放送局52から伝送される電波を受信して番組等のコンテンツを可換記録媒体記録装置3,5へ出力する。可換記録媒体記録装置3,5は、取得した電子番組情報に基づいてユーザにより予約された番組を可換記録媒体又は固定記録媒体に録画する。モニタ4,6,8は、可換記録媒体記録装置3,5及び可換記録媒体再生装置7により再生されるコンテンツを表示してユーザに提示する。
図2は、図1に示す可換記録媒体記録装置3の構成を示すブロック図である。なお、図1に示す可換記録媒体記録装置5も可換記録媒体記録装置3と同様に構成されているので、詳細な説明は省略する。
図2に示す可換記録媒体記録装置3は、チューナ11、デコーダ12、記録部13、記録及び再生インターフェース部14、可換記録媒体記録部15、固定記録媒体記録部16、メモリカード記録部17、再生部18、出力部19、制御部20、操作部21、リソース情報記録部22、電源切り替え部23、電源24、ネットワークアダプタ25及び認証部26を備える。
チューナ11は、アンテナ2に接続されており、アンテナ2が受信した放送電波から、操作部21を用いてユーザが選択したチャンネルの番組データを抽出してデコーダ12へ出力する。なお、本明細書では、番組データを適宜「番組」と簡略して表現する。デコーダ12は、デジタルTV放送による番組を受信した場合に用いられ、圧縮符号化された形式で受信された番組を復号化して記録部13及び出力部19へ出力する。出力部19は、番組をモニタ4へ出力して表示させる。
認証部26は、コンテンツの視聴許可を得るためのコンテンツ視聴認証処理を実行し、例えば、B−CASカードが挿入されている場合にBSデジタルTV放送の視聴認証処理を実行し、その後、デコーダ12は、圧縮符号化された形式で受信された番組を復号化して記録部13及び出力部19へ出力する。
通常、宅内ネットワークには、汎用のEthernet(登録商標)等が用いられるが、本実施の形態では、簡略化してコントロールバスCB及びストリームバスSBの2種類のバスにより宅内ネットワーク9が構成されるものとして説明する。宅内ネットワーク9を構成するコントロールバスCBは、主機器及び従機器間で種々の制御信号を伝送するために使用され、ストリームバスSBは、主機器及び従機器間で種々のコンテンツを伝送するために使用される。ネットワークアダプタ25は、機器本体に対して着脱可能に構成され、宅内ネットワーク9のコントロールバスCB及びストリームバスSBに接続される。
ネットワークアダプタ25は、制御部20とコントロールバスCBを介して他の機器の制御部20との間で制御信号を送受信し、また、他の機器からストリームバスSBを介して送信されたコンテンツを受信して記録部13へ送信し、再生部18から出力されるコンテンツをストリームバスSBを介して他の機器へ送信する。
記録部13は、記録及び再生インターフェース部14を介して可換記録媒体記録部15、固定記録媒体記録部16及びメモリカード記録部17へコンテンツを出力し、記録動作を制御する。例えば、可換記録媒体記録部15としてはDVDドライブが用いられ、固定記録媒体記録部16としてはハードディスクドライブが用いられ、メモリカード記録部17としてはメモリカードリーダー・ライターが用いられる。また、記録用の可換記録媒体として、例えば、DVD−RAM、DVD−R、CD−RW、CD−R、PD(Phase change rewritable Disk)、Blu-ray Disk(ブルーレイディスク)等の光ディスク、VHS等のビデオテープ等が用いられ、固定記録媒体としては、ハードディスク等が用いられ、メモリカードとしては、半導体メモリ等から構成されるSD(Secure Digital)メモリカード等が用いられる。また、再生用の可換記録媒体として、上記光ディスクに加えて、例えば、DVD−ROM、CD−ROM等が用いられる。なお、可換記録媒体記録装置3が備える記録部は、上記の例に特に限定されず、種々の変更が可能である。
また、記録部13は、ネットワークアダプタ25を介して通信装置1により取得された電子番組情報を参照して可換記録媒体記録部15、固定記録媒体記録部16及びメモリカード記録部17に記録されるコンテンツのコンテンツ識別情報を生成して制御部20へ出力する。
操作部21は、ユーザの操作指示を受け付けて制御部20へ出力する。例えば、操作部21は、コンテンツとして記録される番組の予約録画を設定するための予約設定情報を受け付けて制御部20へ出力する。また、操作部21は、ネットワークアダプタ25が主機器から予約設定情報を受信した後に、当該予約設定情報により特定される番組を録画できない状態となったことを検出して主機器の制御部20に通知する。
さらに、記録部13は、操作部21により受け付けられた番組の放送時間の変更を検出して制御部20に通知する。また、記録部13は、録画する番組のコマーシャルを検出し、制御部20は、コマーシャル期間中に番組の記録動作を停止又は開始する。
再生部18は、可換記録媒体記録部15、固定記録媒体記録部16及びメモリカード記録部17により再生されたコンテンツを記録及び再生インターフェース部14を介して受信して出力部19及びネットワークアダプタ25へ出力し、再生動作を制御する。記録及び再生インターフェース部14は、記録部13及び再生部18と可換記録媒体記録部15、固定記録媒体記録部16及びメモリカード記録部17とのインターフェースを行う。
図3は、図2に示すネットワークアダプタ25の構成を示すブロック図であり、ネットワークアダプタ25は着脱可能であり、ネットワークアダプタ25を装着することにより主機器及び従機器にネットワーク通信機能をもたらす。図3に示すように、ネットワークアダプタ25は、通信コネクタ31、多重化部32、解読部33及び暗号部34を備える。通信コネクタ31は、コントロールバスCB及びストリームバスSBに接続され、コントロールバスCBから入力される制御信号を制御部20へ出力するともに、制御部20から出力される制御信号をコントロールバスCBへ出力する。また、通信コネクタ31は、ストリームバスSBから入力されるコンテンツを多重化部32へ出力するともに、多重化部32から出力されるコンテンツをストリームバスSBへ出力する。解読部33は、多重化部32から出力される暗号化されたコンテンツを復号化して記録部13及び再生部18へ出力する。暗号部34は、記録部13及び再生部18から出力されるコンテンツを暗号化して多重化部32へ出力する。
再び、図2を参照して、制御部20は、ROM(リードオンリメモリ)及びRAM(ランダムアクセスメモリ)等を備えるマイクロプロセッサ等から構成され、ROMに記録されている機器管理プログラムを実行することにより、リソース情報記録部22に記録されているリソース情報を機器ごとに管理するとともに、記録部13、記録及び再生インターフェース部14、再生部18、操作部21及び電源切り替え部23の動作を制御する。制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて他の機器との間で制御信号を送受信する。電源切り替え部23は、電源24の状態を切り替え、機器が通常動作を行うための通常電源状態と、通常電源状態より消費電力が低いスリープ状態とに切り替える。
図4は、図2に示すリソース情報記録部22の構成を示すブロック図である。図4に示すように、リソース情報記録部22は、情報管理部41、自リソース情報記録部42、従機器リソース情報記録部43及び可換記録媒体情報記録部44を備える。情報管理部41は、制御部20の要求に応じて自リソース情報記録部42、従機器リソース情報記録部43及び可換記録媒体情報記録部44からリソース情報を読み出すとともに、制御部20から出力されるリソース情報を自リソース情報記録部42、従機器リソース情報記録部43及び可換記録媒体情報記録部44に記録させる。
自リソース情報記録部42は、可換記録媒体記録装置3のリソース情報を記録する。従機器リソース情報記録部43は、可換記録媒体記録装置3が主機器として動作するときに、従機器のリソース情報を記録する。可換記録媒体情報記録部44は、可換記録媒体記録装置3が従機器として動作するときに、可換記録媒体記録装置3が使用した可換記録媒体を識別するための可換記録媒体識別情報と当該可換記録媒体の再生条件及び記録条件のうち少なくとも一方を含む使用条件情報とを記録し、可換記録媒体記録装置3が主機器として動作するときに、可換記録媒体記録装置3及び従機器が使用した可換記録媒体を識別するための可換記録媒体識別情報と当該可換記録媒体の使用条件情報とを記録する。
ここで、機器のリソース情報は、各機器を識別するための機器識別情報、各機器においてユーザが利用可能な機能を特定するための機器リソース情報、操作部21に対してユーザが設定した操作設定を特定するための操作設定情報、可換記録媒体記録部15に装填されている可換記録媒体、固定記録媒体記録部16内の固定記録媒体及びメモリカード記録部17内のメモリカードに記録されているコンテンツを特定するためのコンテンツ識別情報、使用した可換記録媒体を識別するための可換記録媒体識別情報、使用した可換記録媒体の再生条件及び記録条件のうち少なくとも一方を含む使用条件情報等を含む。
具体的には、機器識別情報としては、各機器固有の識別コード、宅内ネットワーク9上の各機器を特定するためのMAC(Media Access Control)アドレス等が該当し、機器リソース情報としては、可換記録媒体へのコンテンツ記録機能、可換記録媒体からのコンテンツ再生機能、固定記録媒体へのコンテンツ記録機能、固定記録媒体からのコンテンツ再生機能、メモリカードへのコンテンツ記録機能、メモリカードからのコンテンツ再生機能、予約録画機能、映像コンテンツ表示機能、音声コンテンツ出力機能、視聴認証機能等の各機能を特定するための識別コードや、固定記録媒体及び可換記録媒体の空容量、可換記録媒体の装填の有無、装填されている可換記録媒体を識別するための装填可換記録媒体情報等を特定するための識別コード等が該当し、操作設定情報としては、ユーザにより設定された受信チャンネルの設定を特定するためのチャンネル設定情報等が該当し、コンテンツ識別情報としては、電子番組情報等から得られた放送開始時間及び放送終了時間、番組タイトル、出演者の氏名等の番組内容情報、コンテンツの著作権に関する著作権管理情報、主コンテンツを特定し、実際にデータが記録されている記録媒体を特定する情報を含む主コンテンツ識別情報、従コンテンツを特定し、実際にデータが記録されている記録媒体を特定する情報を含む従コンテンツ識別情報等が該当する。
また、著作権管理情報としては、可換記録媒体に対するコンテンツの移動許可回数、移動許可期間及び移動許可時間のうち少なくとも一つの情報を含む移動制限情報、コンテンツの複製許可回数、複製許可世代数、複製許可期間及び複製許可時間のうち少なくとも一つの情報を含む複製制限情報、コンテンツの再生許可回数、再生許可期間及び再生許可時間のうち少なくとも一つの情報を含む再生制限情報等が該当し、さらに、複製制限情報としては、コンテンツの複製を認めないコピー不可情報、コンテンツの自由な複製を認めるコピーフリー情報、コンテンツの複製を1世代のみ許可する1世代コピー許可情報、及びコンテンツの複製を1回のみ許可する1回コピー許可情報等が該当する。
また、使用条件情報としては、光ピックアップのレーザーパワー最適化学習、記録パルス最適化学習、チルト最適化学習等により得られた再生条件情報及び記録条件情報等が該当する。
図5は、図1に示す可換記録媒体再生装置7の構成を示すブロック図である。図5に示す可換記録媒体再生装置7は、再生インターフェース部14a、再生部18、出力部19、制御部20a、操作部21、リソース情報記録部22、電源切り替え部23、電源24及び可換記録媒体再生部27を備える。なお、図5において、可換記録媒体再生装置7の各ブロックのうち図2に示す可換記録媒体再生装置3と同様の部分には同一符号を付して以下詳細な説明を省略する。
再生インターフェース部14aは、再生部18と可換記録媒体再生部27とのインターフェースを行う。再生部18は、可換記録媒体再生部27により再生されたコンテンツを再生インターフェース部14aを介して受信して出力部19及びネットワークアダプタ25へ出力し、再生動作を制御する。例えば、可換記録媒体再生部27としてはDVDプレーヤが用いられ、再生用の可換記録媒体として、DVD−ROM、CD−ROM等が用いられる。
出力部19は、再生部18及びネットワークアダプタ25から出力されるコンテンツをモニタ8へ出力して表示させる。制御部20aは、リソース情報記録部22に記録されているリソース情報を機器ごとに管理するとともに、再生インターフェース部14a、再生部18、操作部21及び電源切り替え部23の動作を制御する。制御部20aは、ネットワークアダプタ25を用いて他の機器との間で制御信号を送受信する。
本実施の形態では、可換記録媒体記録装置3及びモニタ4、可換記録媒体記録装置5及びモニタ6、可換記録媒体再生装置7及びモニタ8が主機器、従機器、可換記録媒体駆動装置、又はコンテンツ再生装置の一例に相当し、リソース情報記録部22がリソース記録手段の一例に相当し、ネットワークアダプタ25が通信手段、接続手段、又はアダプタ手段の一例に相当し、制御部20が管理手段の一例に相当する。
また、電源切り替え部23が電源切り替え手段の一例に相当し、操作部21が機器リソース削除受付手段、操作手段、削除受付手段、予約受付手段、又は録画不能検出手段の一例に相当し、可換記録媒体記録部15、固定記録媒体記録部16及びメモリカード記録部17がコンテンツ記録手段の一例に相当し、可換記録媒体記録装置3及びモニタ4並びに可換記録媒体記録装置5及びモニタ6がコンテンツ記録装置、第1及び第2のコンテンツ記録装置、又は可換記録媒体記録装置の一例に相当する。
さらに、記録部13が生成手段、変更検出手段、又はコマーシャル検出手段の一例に相当し、可換記録媒体記録部15及びメモリカード記録部17が可換記録媒体記録手段の一例に相当し、可換記録媒体記録部15、固定記録媒体記録部16、メモリカード記録部17及び可換記録媒体再生部27がコンテンツ再生手段の一例に相当し、暗号部34が暗号化手段の一例に相当し、解読部33が復号化手段の一例に相当し、認証部26が認証手段の一例に相当し、デコーダ12がデコード手段の一例に相当する。
次に、上記のように構成された機器管理システムにおける種々の機器管理処理について説明する。図6は、図1に示す機器管理システムのリソース情報追加処理を説明するためのフローチャートである。
図6に示すように、まず、ユーザが従機器(例えば、可換記録媒体記録装置5及びモニタ6)の電源をオンすると、ステップS11において、電源切り替え部23は、電源24を通常電源状態に切り替え、従機器が起動する。
次に、ステップS12において、従機器の制御部20は、自リソース情報記録部42から従機器自身の機器識別情報を読み出し、ネットワークアダプタ25を用いて機器識別情報とともに、従機器のリソース情報を追加するための機器追加要求を主機器(例えば、可換記録媒体記録装置3及びモニタ4)へ送信する。
次に、ステップS1において、主機器のネットワークアダプタ25は、機器識別情報及び機器追加要求を受信して制御部20へ出力し、ステップS2において、制御部20は、受信した機器識別情報が従機器リソース情報記録部43に記録されているか否かを判断し、機器識別情報が記録されている場合はステップS6へ処理を移行し、機器識別情報が記録されていない場合はステップS3へ処理を移行する。
機器識別情報が記録されていない場合、ステップS3において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いてリソースリスト要求を従機器へ送信する。このとき、ステップS13において、従機器のネットワークアダプタ25は、リソースリスト要求を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS14において、制御部20は、自リソース情報記録部42から従機器自身の機器識別情報及びリソース情報を読み出してこれらを含むリソースリストを作成する。次に、ステップS14において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いてリソースリストを主機器へ送信する。
次に、ステップS4において、主機器のネットワークアダプタ25は、リソースリストを受信して制御部20へ出力し、ステップS5において、制御部20は、受信したリソースリストから従機器のリソース情報を従機器の機器識別情報に対応付けて従機器リソース情報記録部43に記録してリソースリストを更新する。
次に、ステップS6において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いてリソースリスト更新完了を従機器へ送信する。ステップS2において機器識別情報が記録されていると判断された場合も同様である。このとき、ステップS16において、従機器のネットワークアダプタ25は、リソースリスト更新完了を受信して制御部20へ出力し、ネットワークアダプタ25は、宅内ネットワーク9への接続を切断する。このようにして、各従機器のリソース情報が追加され、主機器は全ての従機器のリソース情報を取得することができる。
なお、上記のステップS11の起動処理に代えて、ユーザが操作部21を操作して従機器の電源状態を通常電源状態からスリープ状態へ切り替える場合、制御部20が、操作部21からスリープ状態切り替え指示を受け付け、又は、主機器が従機器の電源状態を通常電源状態からスリープ状態へ切り替える場合、制御部20が、ネットワークアダプタ25を介してスリープ状態切り替え指示を受け付け、その後、従機器のステップS12〜S15の処理及び主機器のステップS1〜S6の処理を実行し、ステップS16において、従機器のネットワークアダプタ25が、リソースリスト更新完了を受信して制御部20へ出力し、電源切り替え部23が、電源24を通常電源状態からスリープ状態へ切り替えるようにしてもよい。この場合、従機器が通常電源状態からスリープ状態へ切り替えられても、従機器のリソース情報を確実に主機器へ送信することができ、従機器のリソース情報を確実に管理することができる。
図7は、図1に示す機器管理システムのリソース更新処理を説明するためのフローチャートである。図7に示すように、まず、ステップS31において、従機器(例えば、可換記録媒体記録装置5及びモニタ6)の制御部20は、後述するコンテンツの記録、移動、複製等の処理により自リソース情報記録部42に記憶されているリソース情報に変更があるか否かを判断し、リソース情報に変更がない場合はステップS31を繰り返し、リソース情報に変更がある場合はステップS32へ処理を移行する。
リソース情報に変更がある場合、ステップS32において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて従機器のリソース情報を更新するためのリソースリスト更新要求及び機器識別情報を主機器(例えば、可換記録媒体記録装置3及びモニタ4)へ送信する。
次に、ステップS21において、主機器のネットワークアダプタ25は、機器識別情報及びリソースリスト更新要求を受信して制御部20へ出力し、ステップS22において、制御部20は、受信したリソースリスト更新要求に応答して、ネットワークアダプタ25を用いてリソースリスト要求を従機器へ送信する。以降、従機器のステップS33〜S36の処理及び主機器のステップS23〜S25の処理が、図6に示す従機器のステップS13〜S16の処理及び主機器のステップS4〜S6の処理と同様に行われる。このようにして、各従機器からリソースリスト更新要求に応じて主機器における従機器のリソース情報が更新され、主機器は全ての従機器のリソース情報を最新の状態で管理することができる。
図8は、図1に示す機器管理システムの診断処理を説明するためのフローチャートである。図8に示すように、まず、ステップS41において、主機器(例えば、可換記録媒体記録装置3及びモニタ4)の制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて従機器(例えば、可換記録媒体記録装置5及びモニタ6)へ起動要求を送信する。このとき、従機器のネットワークアダプタ25は、電源24が完全なオフ状態ではなく、スリープ状態にある場合、起動要求を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS52において、従機器の制御部20は、電源切り替え部23を用いて電源24を通常電源状態に切り替え、その後、ステップS53において、ネットワークアダプタ25を用いて機器識別情報とともに起動完了を主機器へ送信する。
一方、主機器の制御部20は、ステップS41の実行後、ステップS42において、起動命令の送信後から所定時間が経過したか否かを判断し、所定時間が経過した場合はステップS44へ処理を移行し、所定時間が経過していない場合はステップS43へ処理を移行する。
所定時間が経過していない場合、ステップS43において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて従機器から起動完了を受信したか否かを判断し、起動完了を受信した場合はステップS46へ処理を移行し、起動完了を受信していない場合はステップS42を繰り返す。
一方、所定時間が経過した場合、制御部20は、ステップS44において、起動完了を送信しなかった従機器のリソースリストすなわちリソース情報を従機器リソース情報記録部43から削除し、さらに、ステップS45において、起動完了を送信しなかった従機器のコンテンツリストすなわちコンテンツ識別情報のリストを従機器リソース情報記録部43から削除する。
その後、ステップS46において、制御部20は、上記の処理から起動している従機器を記憶して処理を終了する。このようにして、各従機器が起動可能か否かの診断処理が実行され、主機器は現在起動している従機器を管理することができる。
図9は、図1に示す機器管理システムのリソース削除処理を説明するためのフローチャートである。図9に示すように、まず、ユーザが操作部21を操作してリソース情報の削除を指示すると、ステップS71において、従機器(例えば、可換記録媒体記録装置5及びモニタ6)の操作部21は、リソース削除指示を受け付けて制御部20へ通知する。
次に、ステップS72において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて従機器のリソース情報を削除するためのリソースリスト削除要求及び機器識別情報を主機器(例えば、可換記録媒体記録装置3及びモニタ4)へ送信する。
このとき、ステップS61において、主機器のネットワークアダプタ25は、機器識別情報及びリソースリスト削除要求を受信して制御部20へ出力し、ステップS62において、制御部20は、リソースリスト削除要求を送信した従機器のリソースリストすなわちリソース情報を従機器リソース情報記録部43から削除し、さらに、ステップS63において、リソースリスト削除要求を送信した従機器のコンテンツリストすなわちコンテンツ識別情報のリストを従機器リソース情報記録部43から削除する。
同様に、従機器では、ステップS72の処理後に、ステップS73において、制御部20は、自身のリソースリストすなわちリソース情報を自リソース情報記録部42から削除し、さらに、ステップS74において、自身のコンテンツリストすなわちコンテンツ識別情報を自リソース情報記録部42から削除する。
次に、ステップS64において、主機器の制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いてリソースリスト削除完了を従機器へ送信する。このとき、ステップS75において、従機器のネットワークアダプタ25は、リソースリスト削除完了を受信して制御部20へ出力し、ネットワークアダプタ25は、宅内ネットワーク9への接続を切断する。このようにして、各従機器のリソースリスト削除要求に応じて従機器及び主機器のリソース情報が削除される。
なお、従機器の固定記録媒体記録部16等の記録領域が満杯となったとき、新たなコンテンツを記録するため、記録時刻の古いコンテンツ等から自動的に削除して新たな記録領域を確保する場合、上記のステップS71及びS72の処理に代えて、従機器の制御部20が、ネットワークアダプタ25を用いて従機器のリソース情報(削除するコンテンツのコンテンツ識別情報を含む)を削除するためのリソースリスト削除要求及び機器識別情報を主機器へ送信し、その後、主機器のステップ61〜S64の処理及び従機器のステップS73〜S75の処理を実行してもよい。この場合、従機器のコンテンツが自動的に削除されても、すべての機器のコンテンツ識別情報を集中的且つ効率的に管理することができる。
図10は、図1に示す機器管理システムの可換記録媒体使用条件共有処理を説明するためのフローチャートである。図10に示すように、まず、ユーザが従機器(例えば、可換記録媒体記録装置5及びモニタ6)に可換記録媒体を装填すると、ステップS91において、再生部18は、可換記録媒体を再生して可換記録媒体の可換記録媒体識別情報を取得して制御部20へ出力する。次に、ステップS92において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて機器識別情報とともに可換記録媒体識別情報を主機器(例えば、可換記録媒体記録装置3及びモニタ4)へ送信する。
次に、ステップS81において、主機器のネットワークアダプタ25は、機器識別情報及び可換記録媒体識別情報を受信して制御部20へ出力し、ステップS82において、制御部20は、受信した可換記録媒体識別情報が可換記録媒体情報記録部44に記録されているか否かを判断し、可換記録媒体識別情報が記録されている場合はステップS86へ処理を移行し、可換記録媒体識別情報が記録されていない場合はステップS83へ処理を移行する。
可換記録媒体識別情報が記録されていない場合、ステップS83において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて可換記録媒体の使用条件情報を要求するための使用条件情報要求を従機器へ送信する。このとき、ステップS93において、従機器のネットワークアダプタ25は、使用条件情報要求を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS94において、制御部20は、再生部18に装填されている可換記録媒体の使用条件情報を学習するように指示し、ステップS94において、再生部18は、可換記録媒体の使用条件情報を学習して取得し、制御部20へ出力する。次に、ステップS95において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて可換記録媒体識別情報とともに使用条件情報を主機器へ送信する。ここで、使用条件としては、例えば、ドライブ毎に学習値が異なる場合に対処するために使用される、基準ドライブの学習値と実行ドライブの学習値との差分情報等を含む録再環境情報、可換記録媒体毎の再生し易さ及び記録し易さ等を表すコンディション情報、可換記録媒体に何回上書きをしているかを表すオーバーライトカウント値等が該当する。
次に、ステップS84において、主機器のネットワークアダプタ25は、可換記録媒体識別情報及び使用条件情報を受信して制御部20へ出力し、ステップS85において、制御部20は、受信した使用条件情報を可換記録媒体識別情報に対応付けて可換記録媒体情報記録部44に記録する。
一方、ステップS95の処理が完了した後、ステップS97において、従機器の記録部13は、ステップS94で学習した使用条件を用いて可換記録媒体に所定のコンテンツを録画する。記録部13の録画が終了した後、従機器においてステップS98及びS99の処理並びに主機器においてステップS87〜S89の処理が実行されるが、これらの処理については後述する。
一方、ステップS82において可換記録媒体識別情報が記録されていると判断された場合、ステップS86において、制御部20は、可換記録媒体情報記録部44から可換記録媒体の使用条件情報を読み出し、ネットワークアダプタ25を用いて可換記録媒体の使用条件情報を従機器へ送信する。このとき、ステップS96において、従機器のネットワークアダプタ25は、使用条件情報を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS97において、制御部20は、使用条件情報を記録部13へ出力し、記録部13は使用条件を用いて可換記録媒体に所定のコンテンツを録画する。記録部13の録画が終了した後、ステップS98において、制御部20は、録画したコンテンツのコンテンツ識別情報、機器識別情報及び可換記録媒体識別情報とともに録画が完了したことを通知するための録画完了を主機器へ送信する。なお、本例は、録画動作を例に説明しているが、再生部18等を用いた再生動作も同様にして行われる。
次に、ステップS87において、主機器のネットワークアダプタ25は、コンテンツ識別情報、機器識別情報及び可換記録媒体識別情報とともに録画完了を受信して制御部20へ出力し、ステップS88において、制御部20は、受信したコンテンツ識別情報を、機器識別情報及び可換記録媒体識別情報に対応付けて従機器リソース情報記録部43に記録してコンテンツ識別情報を追加する。
次に、ステップS89において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いてコンテンツ識別情報追加完了を従機器へ送信する。このとき、ステップS99において、従機器のネットワークアダプタ25は、コンテンツ識別情報追加完了を受信して制御部20へ出力し、スリープモードへ移行する。このようにして、各従機器の取得した可換記録媒体の使用条件及び可換記録媒体識別情報に対応付けられたコンテンツ識別情報が主機器において集中的に管理されるとともに、既に学習された使用条件が主機器において管理されている場合は、従機器は再度学習することなく、主機器から送信される使用条件を利用することができ、複数の機器間で可換記録媒体の使用条件を共有することができる。
図11は、図1に示す機器管理システムにおいて一の従機器からの要求に応じて他の従機器からコンテンツを転送して再生するコンテンツ転送再生処理を説明するためのフローチャートである。
図11に示すように、まず、ユーザが要求元従機器(例えば、可換記録媒体記録装置5及びモニタ6)を操作してコンテンツリストを要求すると、ステップS101において、要求元従機器の操作部21は、コンテンツリスト要求を受け付けて制御部20へ出力し、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いてコンテンツリスト要求を機器識別情報とともに主機器(例えば、可換記録媒体記録装置3及びモニタ4)へ送信する。
次に、ステップS111において、主機器のネットワークアダプタ25は、機器識別情報及びコンテンツリスト要求を受信して制御部20へ出力し、ステップS112において、制御部20は、受信したコンテンツリスト要求に応じて従機器リソース情報記録部43に記録されているコンテンツ識別情報を機器識別情報とともに読み出し、コンテンツ識別情報及び機器識別情報を含むコンテンツリストを要求元従機器へネットワークアダプタ25を用いて送信する。
次に、ステップS102において、要求元従機器のネットワークアダプタ25は、コンテンツリストを受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS103において、制御部20は、受信したコンテンツリストを再生部18及び出力部19を用いてモニタ6に表示させる。このとき、ユーザが操作部21を用いて複数の番組の中から一の番組を選択すると、ステップS104において、操作部21は、ユーザが選択した番組を特定するためのコンテンツ識別情報を制御部20へ出力してコンテンツが選択される。
次に、ステップS105において、制御部20は、ユーザが選択したコンテンツをコンテンツリストから検索してコンテンツ識別情報を特定するとともに、当該コンテンツを格納している従機器すなわち要求先従機器(例えば、可換記録媒体再生装置7及びモニタ8)の機器識別情報を特定する。次に、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて機器識別情報及びコンテンツ識別情報とともにコンテンツの再生を要求する再生要求を主機器へ送信する。なお、上記のステップS103〜S106の処理は主機器において実行してもよく、また、ステップS106において、再生要求を要求元従機器から要求先従機器へ直接送信するようにしてもよい。
次に、ステップS113において、主機器のネットワークアダプタ25は、機器識別情報及びコンテンツ識別情報とともに再生要求を受信して制御部20へ出力し、制御部20は、従機器リソース情報記録部43に記録されている著作権管理情報を参照して、再生要求があったコンテンツが再生可能か否か、例えば、当該コンテンツの再生可能回数が1以上か否かを判断する。再生可能回数が0の場合、制御部20は、当該コンテンツのコンテンツ識別情報をコンテンツリストから削除し、再生可能回数が1以上の場合に、ネットワークアダプタ25を用いてコンテンツ識別情報とともに再生要求を機器識別情報により特定される従機器すなわち要求先従機器へ送信する。このとき、ステップS121において、要求先従機器のネットワークアダプタ25は、コンテンツ識別情報とともに再生要求を受信して制御部20aへ出力する。次に、ステップS122において、制御部20aは、再生準備が完了した後に、ネットワークアダプタ25を用いて当該事実を通知する再生準備完了を要求元従機器へ送信する。なお、コンテンツが再生可能か否かの判断は、要求元従機器において実行していもよい。
次に、ステップS107において、要求元従機器のネットワークアダプタ25は、再生準備完了を受信して制御部20へ出力し、ステップS108において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて再生指示を要求先従機器へ送信する。このとき、ステップS123において、要求先従機器のネットワークアダプタ25は、再生指示を受信して制御部20aへ出力する。次に、ステップS124において、制御部20aは、ステップS121で取得したコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを、再生部18を用いて再生し、ネットワークアダプタ25を用いて再生ストリームを要求元従機器へ転送する。
次に、ステップS109において、要求元従機器のネットワークアダプタ25は、再生ストリームを受信して再生部18へ出力し、再生部18は、出力部19を用いてモニタ6に再生された映像を表示させる。次に、ステップS110において、制御部20は、コンテンツを1回再生してユーザに提示しているので、ネットワークアダプタ25を用いて再生回数として1回を主機器へ送信する。このとき、ステップS114において、主機器のネットワークアダプタ25は、再生回数(1回)を受信して制御部20へ出力し、ステップS115において、制御部20は、従機器リソース情報記録部43に記録されている著作権管理情報のコンテンツ再生許可回数から1を減算してコンテンツ再生許可回数を更新する。
このようにして、一の従機器からの要求に応じて他の従機器からコンテンツを転送して一の従機器で再生して表示することができ、複数の機器を効率よく使用することができる。また、著作権管理情報も主機器が集中的に管理しているため、正確な管理が可能となる。
図12は、図1に示す機器管理システムにおいて可換記録媒体記録装置である一の従機器からの要求に応じて他の従機器からコンテンツを移動するコンテンツ移動処理を説明するためのフローチャートである。なお、複製する場合も以下とほぼ同様である。
図12に示すように、まず、ユーザが移動先従機器(例えば、可換記録媒体記録装置3及びモニタ4)を操作して可換記録媒体へのコンテンツの移動を要求すると、移動先従機器及び主機器(例えば、可換記録媒体再生装置7及びモニタ8)により、ステップS131及びS141において、図10に示すステップS81〜S86及びS91〜S96の使用条件取得処理が実行され、ステップS132及びS142において、図11に示すステップS101〜S103及びS111〜S112のコンテンツリスト要求処理が実行される。
次に、ユーザが操作部21を用いて複数のコンテンツの中から一のコンテンツを選択すると、ステップS133において、移動先従機器の操作部21は、ユーザが選択したコンテンツを特定するためのコンテンツ識別情報を制御部20へ出力して移動対象となるコンテンツが選択される。
次に、ステップS134において、制御部20は、再生部18を用いて可換記録媒体から著作権管理情報を読み出し、ユーザが選択したコンテンツが移動可能か否かを判定する。移動可能な場合、ステップS135において、ユーザが選択したコンテンツをコンテンツ識別情報から検索してコンテンツ識別情報を特定するとともに、当該コンテンツを格納している従機器すなわち移動元従機器(例えば、可換記録媒体記録装置5及びモニタ6)の機器識別情報を特定する。次に、ステップS136において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて機器識別情報及びコンテンツ識別情報とともにコンテンツの移動を要求する移動要求を主機器へ送信する。なお、上記のステップS133〜S136の処理は主機器において実行してもよい。
次に、ステップS143において、主機器のネットワークアダプタ25は、機器識別情報及びコンテンツ識別情報とともに移動要求を受信して制御部20へ出力し、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いてコンテンツ識別情報とともに移動要求を機器識別情報により特定される従機器すなわち移動元従機器へ送信する。このとき、ステップS151において、移動元従機器のネットワークアダプタ25は、コンテンツ識別情報とともに移動要求を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS152において、制御部20は、移動準備が完了した後に、ネットワークアダプタ25を用いて当該事実を通知する移動準備完了を移動先従機器へ送信する。
次に、ステップS137において、移動先従機器のネットワークアダプタ25は、移動準備完了を受信して制御部20へ出力し、ステップS138において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて移動開始指示を移動元従機器へ送信する。このとき、ステップS153において、移動元従機器のネットワークアダプタ25は、移動開始指示を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS154において、制御部20は、ステップS151で取得したコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツを、再生部18を用いて再生し、ネットワークアダプタ25を用いて再生ストリームを移動先従機器へ転送する。
次に、ステップS139において、移動先従機器のネットワークアダプタ25は、再生ストリームを受信して記録部13へ出力し、記録部13は、可換記録媒体記録部15を用いてコンテンツを記録させる。次に、ステップS140において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて、コンテンツの移動が完了したことを通知するコンテンツ移動完了通知を移動元従機器へ送信するとともに、コンテンツを1回移動しているので、移動回数として1回を主機器へ送信する。
このとき、ステップS155において、移動元従機器のネットワークアダプタ25は、コンテンツ移動完了通知を受信して制御部20へ出力し、制御部20は、記録部13を用いて、転送したコンテンツを消去する。なお、複製の場合は、移動元従機器におけるコンテンツの消去は行わない。
また、ステップS144において、主機器のネットワークアダプタ25は、移動回数(1回)を受信して制御部20へ出力し、ステップS145において、制御部20は、従機器リソース情報記録部43に記録されている著作権管理情報のコンテンツ移動許可回数から1を減算してコンテンツ移動許可回数を更新する。このようにして、可換記録媒体記録装置である一の従機器からの要求に応じて他の従機器からコンテンツを転送して可換記録媒体に移動する場合でも、主機器が著作権管理情報を集中的に管理しているため、正確な管理が可能となる。
図13は、図1に示す機器管理システムにおいて可換記録媒体記録装置である一の従機器から他の従機器へコンテンツを移動するコンテンツ移動処理を説明するためのフローチャートである。なお、複製する場合も以下とほぼ同様である。
図13に示すように、まず、ユーザが移動元従機器(例えば、可換記録媒体記録装置5及びモニタ6)に装填されている可換記録媒体のコンテンツの移動先従機器(例えば、可換記録媒体記録装置3及びモニタ4)への移動を要求すると、移動元従機器及び主機器(例えば、可換記録媒体再生装置7及びモニタ8)により、ステップS161及びS171において、図10に示すステップS81〜S86及びS91〜S96の使用条件取得処理が実行される。
次に、ユーザが操作部21を用いて複数のコンテンツの中から一のコンテンツを選択すると、ステップS162において、移動元従機器の操作部21は、ユーザが選択したコンテンツを特定するためのコンテンツ識別情報を制御部20へ出力して移動対象となるコンテンツが選択される。次に、ステップS163において、制御部20は、再生部18を用いて可換記録媒体から著作権管理情報を読み出し、ユーザが選択したコンテンツが移動可能か否かを判定する。移動可能な場合、ステップS164において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて機器リソース情報を要求する機器リソース要求を機器識別情報とともに主機器(例えば、可換記録媒体再生装置7及びモニタ8)へ送信する。
次に、ステップS172において、主機器のネットワークアダプタ25は、機器識別情報及び機器リソース要求を受信して制御部20へ出力し、ステップS173において、制御部20は、受信した機器リソース要求に応じて従機器リソース情報記録部43に記録されている機器リソース情報を機器識別情報とともに読み出し、ネットワークアダプタ25を用いて移動元従機器へ送信する。
次に、ステップS165において、移動元従機器のネットワークアダプタ25は、機器リソース情報及び機器識別情報を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS166において、受信した機器リソース情報からコンテンツを移動することができる移動先従機器を検索して当該機器の機器識別情報を特定する。次に、ステップS167において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて機器識別情報及びコンテンツ識別情報とともにコンテンツの移動を要求する移動要求を移動先従機器へ送信する。
次に、ステップS181において、移動先従機器のネットワークアダプタ25は、コンテンツ識別情報とともに移動要求を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS182において、制御部20は、移動準備が完了した後に、ネットワークアダプタ25を用いて当該事実を通知する移動準備完了を移動元従機器へ送信する。
次に、ステップS168において、移動元従機器のネットワークアダプタ25は、移動準備完了を受信して制御部20へ出力し、ステップS169において、制御部20は、ステップS162で選択されたコンテンツを、再生部18を用いて再生するとともに記録部13を用いて消去し、ネットワークアダプタ25を用いて再生ストリームを移動先従機器へ転送する。
次に、ステップS183において、移動先従機器のネットワークアダプタ25は、再生ストリームを受信して記録部13へ出力し、記録部13は、可換記録媒体記録部15を用いてコンテンツを記録させる。次に、ステップS184において、制御部20は、コンテンツを1回移動しているので、ネットワークアダプタ25を用いて移動回数として1回を主機器へ送信する。このとき、ステップS174において、主機器のネットワークアダプタ25は、移動回数(1回)を受信して制御部20へ出力し、ステップS175において、制御部20は、従機器リソース情報記録部43に記録されている著作権管理情報のコンテンツ移動許可回数から1を減算してコンテンツ移動許可回数を更新する。このようにして、可換記録媒体記録装置である一の従機器の可換記録媒体から他の従機器へコンテンツを転送して移動する場合でも、主機器が著作権管理情報を集中的に管理しているため、正確な管理が可能となる。
図14は、図1に示す機器管理システムにおいて一の従機器の予約録画設定に応じて他の従機器で録画を行う予約録画処理を説明するためのフローチャートである。図14に示すように、まず、ユーザが設定従機器(例えば、可換記録媒体再生装置7及びモニタ8)の操作部21を用いて予約録画の設定を行うと、ステップS191において、設定従機器の操作部21は、予約録画設定情報を受け付けて制御部20aへ出力し、ステップS192において、制御部20aは、ネットワークアダプタ25を用いて予約録画設定情報とともに予約録画を要求する予約録画要求を主機器(例えば、可換記録媒体記録装置3及びモニタ4)へ送信する。
次に、ステップS201において、主機器のネットワークアダプタ25は、予約録画設定情報とともに予約録画要求を受信して制御部20へ出力し、制御部20は、ステップS202において、予約録画設定情報に含まれる番組の開始時間及び終了時間から当該番組を記録するために必要なデータ容量を算出する。次に、制御部20は、ステップS203において、従機器リソース情報記録部43に記録されているリソース情報、例えば、固定記録媒体の空容量、可換記録媒体の装填の有無、可換記録媒体の空容量を参照して算出したデータ容量を録画可能な機器を検索し、ステップS204において、ネットワークアダプタ25を用いて、検索された従機器すなわち録画従機器へ予約録画要求を送信する。
次に、ステップS211において、録画従機器のネットワークアダプタ25は、予約録画要求を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS212において、制御部20は、録画準備が完了した後に、ネットワークアダプタ25を用いて当該事実を通知する予約録画準備完了を主機器へ送信する。
次に、ステップS205において、主機器のネットワークアダプタ25は、予約録画準備完了を受信して制御部20へ出力し、ステップS206において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて予約録画設定情報を録画従機器へ送信する。このとき、ステップS213において、録画従機器のネットワークアダプタ25は、予約録画設定情報を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS214において、制御部20は、予約録画設定情報を基に記録部13に予約設定を行い、その後、ステップS215において、ネットワークアダプタ25を用いて予約設定が完了したことを通知する予約設定完了を主機器及び設定従機器へ送信する。次に、ステップS207において、主機器のネットワークアダプタ25は、予約設定完了を受信して制御部20へ出力する。また、ステップS193において、設定従機器は、予約設定完了を受信する。
その後、予約された番組の開始時間になると、ステップS216において、録画従機器の記録部13は、予約録画設定情報に従って番組の録画を行い、必要に応じて図7に示すリソース更新処理が実行され(図示省略)、処理が終了される。このようにして、一の従機器で設定された予約録画設定に応じて他の従機器で予約録画を行うことが可能となる。
次に、上記の予約録画処理が行われた後に番組の放送時間が変更された場合に、他の機器で録画を行う延長予約録画処理について説明する。図15は、図1に示す機器管理システムにおいて番組の放送時間が変更された場合の延長予約録画処理を説明するためのフローチャートである。
図15に示すように、ステップS207において予約設定完了を受信した後、ステップS231において、主機器の記録部13は、ネットワークアダプタ25を用いて情報提供サーバ51から電子番組情報を受信して番組の放送時間の変更を検出して制御部20へ通知する。
次に、ステップS232において、制御部20は、番組の延長部分の画質(転送レート)、開始時間及び終了時間から番組の延長部分を記録するために必要なデータ容量を算出する。次に、制御部20は、ステップS233において、算出したデータ容量を録画可能な機器を従機器リソース情報記録部43に記録されているリソース情報を参照して検索し、ステップS234において、ネットワークアダプタ25を用いて、検索された従機器すなわち変更後従機器へ延長予約録画要求を送信する。ここで、変更後従機器としては、例えば、可換記録媒体記録装置3及びモニタ4と同等の機器が図1に示す機器管理システムにさらに接続されている場合、当該機器が該当する。
次に、ステップS221において、変更後従機器のネットワークアダプタ25は、延長予約録画要求を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS222において、制御部20は、延長予約録画準備が完了した後に、ネットワークアダプタ25を用いて当該事実を通知する延長予約録画準備完了を主機器へ送信する。
次に、ステップS235において、主機器のネットワークアダプタ25は、延長予約録画準備完了を受信して制御部20へ出力し、ステップS236において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて番組の延長部分を録画するための延長予約録画設定情報を変更後従機器へ送信する。このとき、ステップS223において、変更後従機器のネットワークアダプタ25は、延長予約録画設定情報を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS224において、制御部20は、延長予約録画設定情報を基に記録部13に延長予約設定を行い、その後、ステップS225において、ネットワークアダプタ25を用いて、延長予約設定が完了したことを通知する延長予約設定完了を主機器へ送信する。次に、ステップS237において、主機器のネットワークアダプタ25は、延長予約設定完了を受信して制御部20へ出力する。
その後、予約された番組の延長部分の開始時間になると、ステップS226において、変更後従機器の記録部13は、延長予約録画設定情報に従って番組の延長部分の録画を行い、図7に示すリソース更新処理が実行され(図示省略)、処理が終了される。このようにして、予約録画処理が行われた後に番組の放送時間が変更された場合でも、他の従機器により番組の延長部分を録画することができる。また、コンテンツリストにより通常の予約録画された番組と延長録画された番組とを一つのコンテンツとして管理し、ユーザに提示することができるので、ユーザは番組が複数の機器に跨って記録されていることを意識することなく視聴することができる。
次に、前述の予約録画処理が行われた後に録画従機器が録画不能となった場合、例えば、録画従機器に対して優先度の高い操作指示(当該機器にしか記録されていないコンテンツの再生指示)等が行われた場合に、記録できない番組の全部又は部分の録画を他の従機器で行う予備録画処理について説明する。図16及び図17は、図1に示す機器管理システムにおいて録画従機器が録画不能となった場合の予備録画処理を説明するための第1及び第2のフローチャートである。
図16に示すように、ステップS207において主機器が予約設定完了を受信した後、ユーザが操作部21を用いて優先度の高い操作指示をした場合、ステップS261において、録画従機器の操作部21は、録画不能状態を検出して制御部20へ通知し、ステップS262において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて録画不能通知を主機器へ送信する。なお、録画不能通知は、主機器が録画従機器に録画不能か否かを問い合わせ、この場合に録画従機器から送信するようにしてもよい。
次に、ステップS251において、主機器のネットワークアダプタ25は、録画不能通知を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS252において、制御部20は、番組の残り部分(記録できない番組の全部又は部分)の開始時間及び終了時間から番組の残り部分を記録するために必要なデータ容量を算出する。次に、制御部20は、ステップS253において、算出したデータ容量を録画可能な機器を従機器リソース情報記録部43に記録されているリソース情報を参照して検索し、ステップS254において、ネットワークアダプタ25を用いて、予備録画要求を検索された従機器すなわち予備従機器へ送信する。ここで、予備従機器としては、例えば、可換記録媒体記録装置3及びモニタ4と同等の機器が図1に示す機器管理システムにさらに接続されている場合、当該機器が該当する。
次に、ステップS241において、予備従機器のネットワークアダプタ25は、予備録画要求を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS242において、制御部20は、予備録画準備が完了した後に、ネットワークアダプタ25を用いて当該事実を通知する予備録画準備完了を主機器へ送信する。
次に、ステップS255において、主機器のネットワークアダプタ25は、予備録画準備完了を受信して制御部20へ出力し、ステップS256において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて番組の残り部分を録画するための予備録画設定情報を予備従機器へ送信する。このとき、ステップS243において、予備従機器のネットワークアダプタ25は、予備録画設定情報を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS244において、制御部20は、予備録画設定情報を基に記録部13に予備録画設定を行い、その後、ステップS245において、ネットワークアダプタ25を用いて、予備録画設定が完了したことを通知する予備録画設定完了を主機器へ送信する。次に、制御部20は、ステップS246において、記録部13を制御して予備録画を行い、予備録画終了後、ステップS247において、ネットワークアダプタ25を用いて予備録画終了通知を主機器へ送信する。
ここで、主機器では、ステップS257において、ネットワークアダプタ25は、予備録画設定完了を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS258において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて、録画停止可能状態になったことを通知するための録画停止可能通知を録画従機器へ送信する。
次に、ステップS263において、録画従機器のネットワークアダプタ25は、録画停止可能通知を受信して制御部20へ出力する。次に、制御部20は、ステップS264において、記録部13を制御して録画を終了させ、ステップS265において、ネットワークアダプタ25を用いて録画終了通知を主機器へ送信する。
次に、図17を参照して、ステップS281において、主機器のネットワークアダプタ25は、録画終了通知を受信して制御部20へ出力する。その後、ステップS282において、ネットワークアダプタ25は、予備録画録画終了通知を受信して制御部20へ出力する。
その後、予備従機器及び録画従機器において予備従機器の予備録画内容すなわち番組の残り部分を録画従機器へ移動可能な状態となった場合、ステップS283において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて、番組の残り部分を録画従機器へ移動することを要求する予備録画移動要求を予備従機器へ送信する。このとき、ステップS271において、予備従機器のネットワークアダプタ25は、予備録画移動要求を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS272,S284,S291において、図12等に示すコンテンツ移動処理が行われ、番組の残り部分が予備従機器から録画従機器へ移動されて番組が一つにマージされる。このようにして、録画従機器が録画不能となった場合でも、他の従機器で残りの部分の録画を行うことができるとともに、残りの部分を自動的に移動して番組を一つの機器に記録することができる。
図18は、図1に示す機器管理システムにおいて一のコンテンツを主コンテンツ及び従コンテンツとして録画するバックアップ録画処理を説明するためのフローチャートである。図18に示すように、まず、ユーザが主機器(例えば、可換記録媒体再生装置7及びモニタ8)の操作部21を用いて一のコンテンツの録画設定を行うと、ステップS311において、主機器の操作部21は、録画設定情報を受け付けて制御部20aへ出力し、ステップS312において、制御部20aは、従機器リソース情報記録部43に記録されているリソース情報を参照して、録画設定情報により特定されるコンテンツを主コンテンツ及び従コンテンツとして録画可能な機器すなわち主コンテンツを録画する主録画従機器及び従コンテンツを録画する従録画従機器を検索する。
次に、ステップS313において、制御部20aは、ネットワークアダプタ25を用いて、主コンテンツを第1の記録フォーマット、例えば、MPEG2で録画することを要求する録画要求を主録画従機器(例えば、可換記録媒体記録装置3及びモニタ4)へ、従コンテンツを第2の記録フォーマット、例えば、MPEG4で録画することを要求する録画要求を従録画従機器(例えば、可換記録媒体記録装置5及びモニタ7)へそれぞれ送信する。
ここで、主録画従機器では、ステップS301において、ネットワークアダプタ25は、録画要求を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS302において、制御部20は、録画準備が完了した後に、ネットワークアダプタ25を用いて当該事実を通知する録画準備完了を主機器へ送信する。同様に、従録画従機器でも、ステップS321において、ネットワークアダプタ25は、録画要求を受信して制御部20へ出力し、ステップS322において、制御部20は、録画準備が完了した後に、ネットワークアダプタ25を用いて当該事実を通知する録画準備完了を主機器へ送信する。
次に、ステップS314において、主機器のネットワークアダプタ25は、録画準備完了をそれぞれ受信して制御部20へ出力し、ステップS315において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて録画設定情報を主録画従機器及び従録画従機器へそれぞれ送信する。
このとき、主録画従機器では、ステップS303において、ネットワークアダプタ25は、録画設定情報を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS304において、制御部20は、記録部13を制御して可換記録媒体記録部15を用いてコンテンツをMPEG2で記録させて主コンテンツを録画する。録画が終了した後に、ステップS305において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて主コンテンツが可換記録媒体にMPEG2で記録されたことを表すコンテンツ識別情報を主機器へ送信する。
同様に、従録画従機器でも、ステップS323において、ネットワークアダプタ25は、録画設定情報を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS324において、制御部20は、記録部13を制御してメモリカード記録部17を用いてコンテンツをMPEG4で記録させて従コンテンツを録画する。録画が終了した後に、ステップS325において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて従コンテンツがメモリカードにMPEG4で記録されたことを表すコンテンツ識別情報を主機器へ送信する。
次に、ステップS316において、主機器のネットワークアダプタ25は、各コンテンツ識別情報を受信して制御部20aへ出力し、制御部20aは、各コンテンツ識別情報を従機器リソース情報記録部43に記録してコンテンツ識別情報を更新する。このようにして、同一内容のコンテンツを主コンテンツ及び従コンテンツとして記録し、一つのコンテンツ識別情報により管理を行う。本構成により主コンテンツ及び従コンテンツの一方を他方のバックアップとして使用することができる。
図19は、主コンテンツ及び従コンテンツの関係を説明するための概略図である。例えば、図19に示すように、主機器のコンテンツリストにMPEG2の主コンテンツ及びMPEG4の従コンテンツが登録されている場合、主コンテンツはユーザが利用可能なコンテンツとして通常のファイルとして管理され、従コンテンツはユーザの操作指示を受け付けないように隠しファイル等として管理される。
このとき、MPEG4の従コンテンツがSDカードに移動された場合、主機器のコンテンツリストにおいて、MPEG4の従コンテンツが削除され、MPEG2のコンテンツが従コンテンツに変更されるとともに隠しファイルとしてコンテンツリストにより管理され、ユーザの操作指示を受け付けない。また、MPEG2の主コンテンツがDVDに移動された場合、主機器のコンテンツリストにおいて、MPEG2の主コンテンツが削除され、残りのMPEG4の従コンテンツが隠しファイルとしてコンテンツリストにより管理され、ユーザの操作指示を受け付けない。なお、従コンテンツの数は、上記の例に特に限定されず、一つの主コンテンツに対して複数の従コンテンツを作成するようにしてもよい。
図20は、図1に示す機器管理システムにおいて従コンテンツが再生不能となった場合に主コンテンツから従コンテンツを復元するコンテンツ復元処理を説明するためのフローチャートである。なお、従コンテンツから主コンテンツを復元する場合も以下とほぼ同様である。
図20に示すように、まず、ステップS351において、従コンテンツが再生不能となった場合、従録画従機器の制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて従コンテンツが再生不能となったことを通知する従コンテンツ再生不能通知を主機器へ送信する。このとき、ステップS341において、主機器のネットワークアダプタ25は、従コンテンツ再生不能通知を受信して制御部20aへ出力し、ステップS342において、制御部20aは、従機器リソース情報記録部43に記録されているリソース情報を参照して、従コンテンツの主コンテンツを記録している機器すなわち主録画従機器を検索する。次に、ステップS343において、制御部20aは、ネットワークアダプタ25を用いて、主コンテンツを従コンテンツに変換して従録画従機器へ転送することを要求する従コンテンツ送信要求を主録画従機器へ送信する。
次に、ステップS331において、主録画従機器のネットワークアダプタ25は、従コンテンツ送信要求を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS332において、制御部20は、再生部18を制御して可換記録媒体記録部15を用いて主コンテンツを再生するとともに従コンテンツへ変換する。次に、ステップS333において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて、従コンテンツを従録画従機器へ転送する。このとき、ステップS352において、従録画従機器のネットワークアダプタ25は、従コンテンツを受信して記録部13へ出力し、記録部13は、メモリカード記録部17を用いてメモリカードに従コンテンツを記録させる。このようにして、従コンテンツが再生不能となった場合でも、主コンテンツから従コンテンツを作成して復元することができる。
図21は、図1に示す機器管理システムにおいて従コンテンツがユーザからの操作指示を受け付けている場合に主コンテンツに対するユーザからの操作指示を拒否するコンテンツ操作制限処理を説明するためのフローチャートである。なお、主コンテンツがユーザからの操作指示を受け付けている場合に従コンテンツに対するユーザからの操作指示を拒否する場合も以下とほぼ同様である。
図21に示すように、従コンテンツがユーザからの操作指示を受け付けている場合、ステップS381において、従録画従機器の制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて従コンテンツがユーザからの操作指示を受け付けていることを通知する従コンテンツ操作通知を主機器へ送信する。このとき、ステップS371において、主機器のネットワークアダプタ25は、従コンテンツ操作通知を受信して制御部20aへ出力し、ステップS372において、制御部20aは、従機器リソース情報記録部43に記録されているリソース情報を参照して、従コンテンツの主コンテンツを記録している機器すなわち主録画従機器を検索する。次に、ステップS373において、制御部20aは、ネットワークアダプタ25を用いて、主コンテンツに対するユーザからの操作指示を拒否することを要求する主コンテンツ操作不可要求を主録画従機器へ送信する。
次に、ステップS361において、主録画従機器のネットワークアダプタ25は、主コンテンツ操作不可要求を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS362において、制御部20は、主コンテンツに対するユーザからの操作指示を拒否するように操作部21等を制御する。このようにして、従コンテンツがユーザによって操作されているときに主コンテンツは操作不能となるため、ユーザに対して一つのコンテンツのみが記録されているように見せることができる。
図22は、図1に示す機器管理システムにおいて主コンテンツを可換記録媒体へ移動するときに従コンテンツをともに移動させるコンテンツ一体移動処理を説明するためのフローチャートである。なお、従コンテンツを可換記録媒体へ移動するときに主コンテンツをともに移動させる場合も以下とほぼ同様である。
図22に示すように、まず、ユーザが主機器(例えば、可換記録媒体再生装置7及びモニタ8)の操作部21を用いて主コンテンツの移動を指示した場合、ステップS401において、主機器の操作部21は、主コンテンツ移動指令を受け付けて制御部20aへ出力し、制御部20aは、ネットワークアダプタ25を用いて、可換記録媒体を装填された従機器すなわち可換従機器へ主コンテンツを移動することを要求する主コンテンツ移動要求を主録画従機器(例えば、可換記録媒体記録装置3及びモニタ4)へ送信する。ここで、可換従機器としては、例えば、可換記録媒体記録装置3及びモニタ4と同等の機器が図1に示す機器管理システムにさらに接続されている場合、当該機器が該当する。
次に、ステップS391において、主録画従機器のネットワークアダプタ25は、主コンテンツ移動要求を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS392において、制御部20は、再生部18を制御して可換記録媒体記録部15を用いて主コンテンツを再生し、ネットワークアダプタ25を用いて主コンテンツを可換従機器へ転送する。このとき、ステップS411において、可換従機器のネットワークアダプタ25は、主コンテンツを受信して記録部13へ出力し、記録部13は、可換記録媒体記録部15を用いて可換記録媒体に主コンテンツを記録させる。主コンテンツの転送が終了した後、ステップS393において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて、主コンテンツの転送が終了したことを通知する主コンテンツ転送終了通知を主機器へ送信する。
次に、ステップS402において、主機器のネットワークアダプタ25は、主コンテンツ転送終了通知を受信して制御部20aへ出力する。次に、ステップS403において、制御部20aは、ネットワークアダプタ25を用いて、可換従機器へ従コンテンツを移動することを要求する従コンテンツ移動要求を従録画従機器(例えば、可換記録媒体記録装置5及びモニタ6)へ送信する。
次に、ステップS421において、従録画従機器のネットワークアダプタ25は、従コンテンツ移動要求を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS422において、制御部20は、再生部18を制御してメモリカード記録部17を用いて従コンテンツを再生し、ネットワークアダプタ25を用いて従コンテンツを可換従機器へ転送する。このとき、ステップS412において、可換従機器のネットワークアダプタ25は、従コンテンツを受信して記録部13へ出力し、記録部13は、可換記録媒体記録部15を用いて可換記録媒体に従コンテンツを記録させる。従コンテンツの転送が終了した後、ステップS423において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて、従コンテンツの転送が終了したことを通知する従コンテンツ転送終了通知を主機器へ送信する。
次に、ステップS404において、主機器のネットワークアダプタ25は、従コンテンツ転送終了通知を受信して制御部20aへ出力する。次に、ステップS405において、制御部20aは、主コンテンツ及び従コンテンツが可換従機器の可換記録媒体へ移動されたことを従機器リソース情報記録部43に記録してコンテンツリストを更新する。このようにして、主コンテンツを可換記録媒体へ移動する場合でも、主コンテンツ及び従コンテンツがともに移動されるため、ユーザに対して一つのコンテンツのみが記録されているように見せることができる。
図23は、図1に示す機器管理システムにおいて主コンテンツを可換記録媒体へ移動する場合に従コンテンツを削除するコンテンツ削除処理を説明するためのフローチャートである。なお、従コンテンツを可換記録媒体へ移動する場合に主コンテンツを削除する場合も以下とほぼ同様である。
図23に示すステップS431〜S433,S441〜S442,S451の処理は、図22に示すステップS391〜S393,S401〜S402,S411の処理と同様に実行され、これらの処理後に、ステップS443において、制御部20aは、ネットワークアダプタ25を用いて、従コンテンツを削除することを要求する従コンテンツ削除要求を従録画従機器(例えば、可換記録媒体記録装置5及びモニタ6)へ送信する。
次に、ステップS461において、従録画従機器のネットワークアダプタ25は、従コンテンツ削除要求を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS462において、制御部20は、記録部13を制御してメモリカード記録部17を用いて従コンテンツを削除する。従コンテンツの削除が終了した後、ステップS463において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて従コンテンツの削除が終了したことを通知する従コンテンツ削除終了通知を主機器へ送信する。
次に、ステップS444において、主機器のネットワークアダプタ25は、従コンテンツ削除終了通知を受信して制御部20aへ出力する。次に、ステップS445において、制御部20aは、主コンテンツ及び従コンテンツを管理するコンテンツリストを更新し、従コンテンツの削除処理の結果を反映させる。このようにして、主コンテンツを可換記録媒体へ移動する場合でも、従コンテンツが削除されるため、主コンテンツと従コンテンツとが分離されて使用されることを防止することができる。
図24は、図1に示す機器管理システムにおいて主コンテンツを可換記録媒体へ移動したときに従コンテンツに対するユーザの操作を拒否するコンテンツ操作制限処理を説明するためのフローチャートである。なお、従コンテンツを可換記録媒体へ移動したときに主コンテンツに対するユーザの操作を拒否する場合も以下とほぼ同様である。
図24に示すステップS471〜S473,S481〜S482,S491の処理は、図22に示すステップS391〜S393,S401〜S402,S411の処理と同様に実行され、これらの処理後に、ステップS483において、制御部20aは、従コンテンツに対するユーザからの操作指示を拒否するようにコンテンツリストを更新し、ネットワークアダプタ25を用いて、従コンテンツに対するユーザからの操作指示を拒否することを要求する従コンテンツ操作不可要求を従録画従機器(例えば、可換記録媒体記録装置5及びモニタ6)へ送信する。このとき、従コンテンツを隠しファイルに変更し、ユーザに明示するコンテンツリストから従コンテンツを見えなくするようにしてもよい。
次に、ステップS501において、従録画従機器のネットワークアダプタ25は、従コンテンツ操作不可要求を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS502において、制御部20は、従コンテンツに対するユーザからの操作指示を拒否するように操作部21等を制御する。このようにして、主コンテンツを可換記録媒体へ移動する場合において、対応する従コンテンツを操作不可にするようにコンテンツリストを主機器において更新して従コンテンツに対するユーザの操作が受け付けられないようにすることにより、ユーザに対して一つのコンテンツのみが記録されているように見せることができる。
図25は、図1に示す機器管理システムにおいて記録又は再生用に送信されている再生ストリームを他のストリームより優先して送信するコンテンツ送信制限処理を説明するためのフローチャートである。ここで、再生とは、画像データの表示又は音声データの出力等が該当し、ユーザへのコンテンツ提示のためにリアルタイム性が要求される状態を意味する。
図25に示すように、まず、ユーザが転送元従機器(例えば、可換記録媒体記録装置3及びモニタ4)の操作部21を用いてコンテンツの転送を指示すると、ステップS511において、転送元従機器の制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて、記録、再生、複製等の転送目的とともにコンテンツの転送許可を要求する転送許可要求を主機器(例えば、可換記録媒体再生装置7及びモニタ8)へ送信する。
次に、ステップS521おいて、主機器のネットワークアダプタ25は、転送目的とともに転送許可要求を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS522において、制御部20は、転送目的が記録又は再生であるか否かを判断し、記録又は再生の場合はステップS523へ処理を移行し、その他の場合はステップS524へ処理を移行する。
転送目的が記録又は再生である場合、ステップS523において、制御部20aは、ネットワークアダプタ25を用いて転送許可を転送元従機器へ送信する。次に、ステップS512において、転送元従機器のネットワークアダプタ25は、転送許可を受信して制御部20へ出力する。次に、ステップS513において、制御部20は、再生部18を制御して可換記録媒体記録部15を用いてコンテンツをリアルタイムに再生し、ネットワークアダプタ25を用いてコンテンツを通常転送速度で転送先従機器へ転送する。このとき、ステップS531において、転送先従機器のネットワークアダプタ25は、コンテンツを受信して記録部13へ出力し、記録部13は、可換記録媒体記録部15を用いて可換記録媒体にコンテンツを確実に記録させる。
一方、転送目的が記録及び再生でない場合、例えば、複製の場合、制御部20aは、ステップS524において、他の従機器が記録又は再生に宅内ネットワーク9を使用しているときは、転送目的が記録及び再生でない転送の優先度を下げるため、宅内ネットワーク9の現在のトラフィック量から通常転送速度より低い転送速度を算出し、ステップS525において、ネットワークアダプタ25を用いて転送速度を転送元従機器へ送信する。なお、他の従機器が記録又は再生に宅内ネットワーク9を使用しておらず、転送帯域が空いている場合は、複製動作を早期に完了させるように使用可能な転送速度を通知する。
次に、ステップS514において、転送元従機器のネットワークアダプタ25は、転送速度を受信して制御部20へ出力する。次に、制御部20は、ステップS515において、コンテンツの転送速度を受信した転送速度に設定し、再生部18を制御して可換記録媒体記録部15を用いてコンテンツをリアルタイムに再生し、ステップS516において、ネットワークアダプタ25を用いてコンテンツを設定された転送速度で転送先従機器へ転送する。このとき、ステップS532において、転送先従機器のネットワークアダプタ25は、コンテンツを受信して記録部13へ出力し、記録部13は、可換記録媒体記録部15を用いて可換記録媒体にコンテンツを複製する。
このようにして、リアルタイム性が要求されるコンテンツの記録又は再生用に送信されている再生ストリームを他のストリームより優先して送信することができるので、宅内ネットワーク9のトラフィックを有効に活用してコンテンツの記録又は再生を安定に行うことができる。
図26は、図1に示す機器管理システムにおいてBSデジタル放送の受信時の認証処理を主機器で行った後に従機器へコンテンツを配信する主機器認証処理を説明するためのフローチャートである。図26に示すように、主機器(例えば、可換記録媒体記録装置3及びモニタ4)の認証部26にB−CASカードが挿入されている場合、ステップ541において、主機器の認証部26は、コンテンツの視聴許可を得るための認証処理を実行し、ステップ542において、デコーダ12は、チューナ11により受信された番組をデコードして記録部13へ出力する。次に、ステップ543において、制御部20は、記録部13に復号された番組を暗号部34へ出力させ、暗号部34に番組を暗号化させる。次に、ステップ544において、主機器の制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて、暗号化された番組を従機器(例えば、可換記録媒体記録装置5及びモニタ6)へ送信する。
次に、ステップS551において、従機器のネットワークアダプタ25は、暗号化された番組を受信し、ステップS552において、制御部20は、解読部33に暗号化された番組を復号化させ、再生部18へ出力させる。次に、ステップS553において、制御部20は、再生部18を制御して番組を再生させ、出力部19はモニタ6に番組を表示させる。このようにして、主機器の認証処理により従機器へコンテンツを配信することができ、家庭内で複数の機器を使用する場合の認証処理を簡便化することができる。
図27は、図1に示す機器管理システムにおいて操作設定を機器間で共有する操作設定共有処理を説明するためのフローチャートである。図27に示すように、ユーザが従機器(例えば、可換記録媒体記録装置5及びモニタ6)の操作設定、例えば、受信チャンネルの設定を操作部21を用いて行うと、ステップS571において、操作部21は、ユーザの操作設定を取得して制御部20へ出力する。次に、制御部20は、ステップS572において、取得した操作設定を操作設定情報として自リソース情報記録部42に記録し、ステップS573において、操作設定情報を操作部21等に設定する。次に、ステップS574において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて機器識別情報とともに操作設定情報を主機器(例えば、可換記録媒体記録装置3及びモニタ4)へ送信する。
次に、ステップS561において、主機器のネットワークアダプタ25は、機器識別情報及び操作設定情報を受信して制御部20へ出力し、ステップS562において、制御部20aは、受信した操作設定情報を自リソース情報記録部42及び従機器リソース情報記録部43に記録し、ステップS563において、操作設定情報を自身の操作部21等に設定する。次に、ステップS564において、制御部20は、ネットワークアダプタ25を用いて操作設定情報を他の従機器へ送信する。ここで、他の従機器としては、例えば、可換記録媒体記録装置3及びモニタ4と同等の機器が図1に示す機器管理システムにさらに接続されている場合、当該機器が該当する。
次に、ステップS581において、他の従機器のネットワークアダプタ25は、操作設定情報を受信して制御部20へ出力し、制御部20は、ステップS582において、取得した操作設定を操作設定情報として自リソース情報記録部42に記録し、ステップS583において、操作設定情報を例えば操作部21に設定する。このようにして、一の従機器において設定された操作設定を他の機器で利用することができ、ユーザインターフェースを統一することができる。
本発明に係る機器管理システムは、コンテンツの再生及び記録のうち少なくとも一方に関連する機器のリソース情報を集中的に管理して複数の機器を協調的且つ効率的に動作させることができ、画像データ及び音声データのうち少なくとも一方を含むコンテンツの再生及び記録のうち少なくとも一方に関連する機器のリソース情報を管理する機器管理システム等として有用である。
本発明の一実施の形態による機器管理システムの構成を示すブロック図である。 図1に示す可換記録媒体記録装置の構成を示すブロック図である。 図2に示すネットワークアダプタの構成を示すブロック図である。 図2に示すリソース情報記録部の構成を示すブロック図である。 図1に示す可換記録媒体再生装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す機器管理システムのリソース情報追加処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す機器管理システムのリソース更新処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す機器管理システムの診断処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す機器管理システムのリソース削除処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す機器管理システムの可換記録媒体使用条件共有処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す機器管理システムにおいて一の従機器からの要求に応じて他の従機器からコンテンツを転送して再生するコンテンツ転送再生処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す機器管理システムにおいて可換記録媒体記録装置である一の従機器からの要求に応じて他の従機器からコンテンツを移動するコンテンツ移動処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す機器管理システムにおいて可換記録媒体記録装置である一の従機器から他の従機器へコンテンツを移動するコンテンツ移動処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す機器管理システムにおいて一の従機器の予約録画設定に応じて他の従機器で録画を行う予約録画処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す機器管理システムにおいて番組の放送時間が変更された場合の延長予約録画処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す機器管理システムにおいて録画従機器が録画不能となった場合の予備録画処理を説明するための第1のフローチャートである。 図1に示す機器管理システムにおいて録画従機器が録画不能となった場合の予備録画処理を説明するための第2のフローチャートである。 図1に示す機器管理システムにおいて一のコンテンツを主コンテンツ及び従コンテンツとして録画するバックアップ録画処理を説明するためのフローチャートである。 主コンテンツ及び従コンテンツの関係を説明するための概略図である。 図1に示す機器管理システムにおいて従コンテンツが再生不能となった場合に主コンテンツから従コンテンツを復元するコンテンツ復元処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す機器管理システムにおいて従コンテンツがユーザからの操作指示を受け付けている場合に主コンテンツに対するユーザからの操作指示を拒否するコンテンツ操作制限処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す機器管理システムにおいて主コンテンツを可換記録媒体へ移動するときに従コンテンツをともに移動させるコンテンツ一体移動処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す機器管理システムにおいて主コンテンツを可換記録媒体へ移動する場合に従コンテンツを削除するコンテンツ削除処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す機器管理システムにおいて主コンテンツを可換記録媒体へ移動したときに従コンテンツに対するユーザの操作を拒否するコンテンツ操作制限処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す機器管理システムにおいて記録又は再生用に送信されている再生ストリームを他のストリームより優先して送信するコンテンツ送信制限処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す機器管理システムにおいてBSデジタル放送の受信時の認証処理を主機器で行った後に従機器へコンテンツを配信する主機器認証処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す機器管理システムにおいて操作設定を機器間で共有する操作設定共有処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 通信装置
2 アンテナ
3,5 可換記録媒体記録装置
7 可換記録媒体再生装置
4,6,8 モニタ
9 宅内ネットワーク
11 チューナ
12 デコーダ
13 記録部
14 記録及び再生インターフェース部
14a 再生インターフェース部
15 可換記録媒体記録部
16 固定記録媒体記録部
17 メモリカード記録部
18 再生部
19 出力部
20,20a 制御部
21 操作部
22 リソース情報記録部
23 電源切り替え部
24 電源
25 ネットワークアダプタ
26 認証部
27 可換記録媒体再生部
31 通信コネクタ
32 多重化部
33 解読部
34 暗号部
41 情報管理部
42 自リソース情報記録部
43 従機器リソース情報記録部
44 可換記録媒体情報記録部

Claims (44)

  1. 画像データ及び音声データのうち少なくとも一方を含むコンテンツの再生及び記録のうち少なくとも一方に関連する機器のリソース情報を管理する機器管理システムであって、
    所定のネットワークを介して相互に通信可能に接続された複数の機器を備え、
    前記複数の機器のうち一の機器は、前記複数の機器のリソース情報を管理する主機器であり、他の機器は、前記主機器により制御される従機器であり、
    前記従機器は、
    自身のリソース情報を記録するリソース記録手段と、
    前記リソース記録手段に記録されている自身のリソース情報を前記主機器へ送信する通信手段とを備え、
    前記主機器は、
    前記従機器の通信手段により送信されたリソース情報を受信する通信手段と、
    自身のリソース情報及び前記通信手段により受信された従機器のリソース情報を機器ごとに記録するリソース記録手段と、
    前記リソース記録手段に記録されている各機器のリソース情報を管理する管理手段とを備える機器管理システム。
  2. 前記従機器の通信手段は、当該従機器が主機器として動作する場合に従機器となる他の機器の通信手段により送信されたリソース情報を受信し、
    前記従機器のリソース記録手段は、当該従機器が主機器として動作する場合に自身のリソース情報及び前記通信手段により受信された従機器のリソース情報を機器ごとに記録し、
    前記従機器は、当該従機器が主機器として動作する場合に前記リソース記録手段に記録されている各機器のリソース情報を管理する管理手段をさらに備え、
    前記主機器の通信手段は、当該主機器が従機器として動作する場合に前記リソース記録手段に記録されている各機器のリソース情報を主機器となる他の機器へ送信し、
    前記主機器は、前記通信手段が前記リソース記録手段に記録されている各機器のリソース情報を前記従機器のうちの一の機器へ送信した後に前記従機器として動作し、
    前記従機器のうち一の機器は、前記通信手段が前記主機器の通信手段から送信された各機器のリソース情報を受信して前記リソース記録手段に記録した後に主機器として動作することを特徴とする請求項1記載の機器管理システム。
  3. 前記複数の機器の各々は、第1の電源状態と、前記第1の電源状態より消費電力が低い第2の電源状態とに切り替える電源切り替え手段をさらに備え、
    前記主機器の管理手段は、前記従機器のうち使用する従機器の電源切り替え手段を制御して当該従機器を前記第1の電源状態に設定することを特徴とする請求項1又は2記載の機器管理システム。
  4. 前記主機器の通信手段は、前記第2の電源状態にある従機器に対して起動可能か否か問い合わせるための起動確認通知を送信し、
    前記従機器の通信手段は、前記起動確認通知を受信して起動可能な状態にある場合に起動可能であることを通知するための起動可能通知を前記主機器へ送信し、
    前記主機器の管理手段は、前記通信手段により起動可能通知を受信した場合に当該従機器が起動可能であると判断して当該従機器を前記第1の電源状態に設定することを特徴とする請求項3記載の機器管理システム。
  5. 前記主機器の管理手段は、前記通信手段により起動確認通知を送信してから所定時間が経過したときに起動可能通知を受信していない場合、起動可能通知を送信しない従機器が起動不能であると判断し、
    前記主機器のリソース記録手段は、前記管理手段が起動不能であると判断した従機器のリソース情報を削除することを特徴とする請求項4記載の機器管理システム。
  6. 前記主機器の管理手段は、前記従機器のうち使用しない従機器の電源切り替え手段を制御して当該従機器を前記第2の電源状態に設定することを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の機器管理システム。
  7. 前記複数の機器の各々のリソース記録手段は、前記リソース情報として自身を識別するための機器識別情報とユーザが利用可能な機能を特定するための機器リソース情報とを記録し、
    前記従機器の通信手段は、前記リソース記録手段に記録されている自身の機器識別情報及び機器リソース情報を前記主機器へ送信し、
    前記主機器の通信手段は、前記従機器の通信手段により送信された機器識別情報及び機器リソース情報を受信し、
    前記主機器のリソース記録手段は、前記通信手段により受信された機器リソース情報を機器識別情報に対応付けて記録することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の機器管理システム。
  8. 前記主機器のリソース記録手段は、前記通信手段により受信された機器識別情報が記録されていない場合、前記通信手段により受信された機器識別情報及び機器リソース情報を追加して記録することを特徴とする請求項7記載の機器管理システム。
  9. 前記従機器のうち少なくとも一の従機器は、自身の機器識別情報を含む機器リソース削除指示をユーザから受け付ける機器リソース削除受付手段をさらに備え、
    前記機器リソース削除受付手段を備える従機器の通信手段は、前記機器リソース削除受付手段により受け付けられた機器リソース削除指示を前記主機器へ送信し、
    前記主機器の通信手段は、前記従機器の通信手段により送信された機器リソース削除指示を受信し、
    前記主機器の管理手段は、前記通信手段により機器リソース削除指示が受け付けられた場合、前記リソース記録手段に記録されている機器識別情報を参照して機器リソース削除指示に含まれる機器識別情報に対応付けられている機器リソース情報を削除することを特徴とする請求項7又は8記載の機器管理システム。
  10. 前記機器リソース削除受付手段を備える従機器は、コンテンツを記録するコンテンツ記録手段を備えるコンテンツ記録装置を含み、
    前記コンテンツ記録装置のリソース記録手段は、前記リソース情報として、前記コンテンツ記録手段に記録されているコンテンツを特定するためのコンテンツ識別情報をさらに記録し、
    前記コンテンツ記録装置の通信手段は、前記リソース記録手段に記録されているコンテンツ識別情報をも前記主機器へ送信し、
    前記主機器の通信手段は、前記従機器の通信手段により送信されたコンテンツ識別情報をも受信し、
    前記主機器のリソース記録手段は、前記通信手段により受信されたコンテンツ識別情報をも機器識別情報に対応付けて記録し、
    前記主機器の管理手段は、前記通信手段により機器リソース削除指示が受け付けられた場合、前記リソース記録手段に記録されている機器識別情報を参照して機器リソース削除指示に含まれる機器識別情報に対応付けられているすべてのコンテンツ識別情報を削除することを特徴とする請求項9記載の機器管理システム。
  11. 前記従機器は、前記ネットワークに対する接続状態を断続させる接続手段をさらに備え、
    前記従機器の通信手段は、前記接続手段によりネットワークへの接続が切断される前に、前記リソース記録手段に記録されているリソース情報を送信することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の機器管理システム。
  12. 前記従機器は、第1の電源状態と、前記第1の電源状態より消費電力が低い第2の電源状態とに切り替える電源切り替え手段をさらに備え、
    前記従機器の通信手段は、前記電源切り替え手段により第1の電源状態から前記第2の電源状態へ切り替えられる前に、前記リソース記録手段に記録されているリソース情報を前記主機器へ送信することを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の機器管理システム。
  13. 前記複数の機器のうち少なくとも2台の機器は、可換記録媒体の再生及び記録の少なくとも一方を行う可換記録媒体駆動装置を含み、
    前記可換記録媒体駆動装置のうち少なくとも一の機器のリソース記録手段は、前記リソース情報として、使用した可換記録媒体を識別するための可換記録媒体識別情報と当該可換記録媒体の再生条件及び記録条件のうち少なくとも一方を含む使用条件情報とを記録し、
    前記リソース記録手段に可換記録媒体識別情報及び使用条件情報を記録している従機器の通信手段は、前記リソース記録手段に記録されている可換記録媒体識別情報及び使用条件情報を前記主機器へ送信し、
    前記主機器の通信手段は、前記可換記録媒体駆動装置の通信手段により送信された可換記録媒体識別情報及び使用条件情報を受信し、
    前記主機器のリソース記録手段は、前記通信手段により受信された使用条件情報を可換記録媒体識別情報に対応付けて記録し、
    前記主機器の管理手段は、前記リソース記録手段に記録されている各可換記録媒体の使用条件情報を管理することを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の機器管理システム。
  14. 前記複数の機器のうち少なくとも2台の機器は、ユーザの操作に応じて操作指令を受け付ける操作手段をさらに備え、
    前記操作手段を備える機器のうち一の機器のリソース記録手段は、前記リソース情報として、自身を識別するための機器識別情報と前記操作手段に対してユーザが設定した操作設定を特定するための操作設定情報とを記録し、
    前記リソース記録手段に機器識別情報及び操作設定情報を記録している従機器の通信手段は、前記リソース記録手段に記録されている機器識別情報及び操作設定情報を前記主機器へ送信し、
    前記主機器の通信手段は、前記従機器の通信手段により送信された機器識別情報及び操作設定情報を受信し、
    前記主機器のリソース記録手段は、前記通信手段により受信された操作設定情報を機器識別情報に対応付けて記録し、
    前記主機器の管理手段は、前記リソース記録手段に記録されている一の従機器の操作設定情報を用いて他の機器の操作手段の操作設定を行うことを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の機器管理システム。
  15. 前記操作手段は、ユーザの操作に応じて受信チャンネルの設定を受け付け、
    前記操作手段を備える機器のうち一の機器のリソース記録手段は、前記操作設定情報としてユーザにより設定された受信チャンネルの設定を特定するためのチャンネル設定情報を記録し、
    前記リソース記録手段にチャンネル設定情報を記録している従機器の通信手段は、前記リソース記録手段に記録されている機器識別情報及びチャンネル設定情報を送信し、
    前記主機器の通信手段は、前記従機器の通信手段により送信された機器識別情報及びチャンネル設定情報を受信し、
    前記主機器のリソース記録手段は、前記通信手段により受信されたチャンネル設定情報を機器識別情報に対応付けて記録し、
    前記主機器の管理手段は、前記リソース記録手段に記録されている一の従機器のチャンネル設定情報を用いて他の従機器の操作手段のチャンネル設定を行うことを特徴とする請求項14記載の機器管理システム。
  16. 前記従機器のうち少なくとも一の機器は、コンテンツを記録するコンテンツ記録手段を備えるコンテンツ記録装置を含み、
    前記コンテンツ記録装置のリソース記録手段は、前記リソース情報として、自身を識別するための機器識別情報と前記コンテンツ記録手段に記録されているコンテンツを特定するためのコンテンツ識別情報とを記録し、
    前記リソース記録手段に機器識別情報及びコンテンツ識別情報を記録している従機器の通信手段は、前記リソース記録手段に記録されている機器識別情報及びコンテンツ識別情報を前記主機器へ送信し、
    前記主機器の通信手段は、前記従機器の通信手段により送信された機器識別情報及びコンテンツ識別情報を受信し、
    前記主機器のリソース記録手段は、前記通信手段により受信されたコンテンツ識別情報を機器識別情報に対応付けて記録することを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の機器管理システム。
  17. 前記主機器のリソース記録手段は、前記通信手段により受信されたコンテンツ識別情報が記録されていない場合、前記通信手段により受信された機器識別情報に対応付けて前記通信手段により受信されたコンテンツ識別情報を記録することを特徴とする請求項16記載の機器管理システム。
  18. 前記コンテンツ記録装置は、番組ごとに受信チャンネル、番組内容及び番組時間を含む電子番組情報を参照して前記コンテンツ記録手段に記録されるコンテンツのコンテンツ識別情報を生成する生成手段をさらに備え、
    前記コンテンツ記録装置のリソース記録手段は、前記リソース情報として、自身を識別するための機器識別情報と前記生成手段により生成されたコンテンツ識別情報とを記録することを特徴とする請求項16又は17記載の機器管理システム。
  19. 前記従機器のうち一の従機器は、自身の機器識別情報及び削除すべきコンテンツ識別情報を含むコンテンツ削除指示をユーザから受け付ける削除受付手段をさらに備え、
    前記削除受付手段を備える従機器の通信手段は、前記削除受付手段により受け付けられたコンテンツ削除指示を前記主機器へ送信し、
    前記主機器の通信手段は、前記従機器の通信手段により送信されたコンテンツ削除指示を受信し、
    前記主機器の管理手段は、前記通信手段によりコンテンツ削除指示が受け付けられた場合、前記リソース記録手段に記録されている機器識別情報及びコンテンツ識別情報を参照してコンテンツ削除指示に含まれる機器識別情報に対応付けられているコンテンツ識別情報のうちコンテンツ削除指示に含まれるコンテンツ識別情報を削除することを特徴とする請求項16〜18のいずれかに記載の機器管理システム。
  20. 前記コンテンツ記録装置の通信手段は、前記コンテンツ記録手段に記憶されているコンテンツが削除される場合、削除されるコンテンツのコンテンツ識別情報及び自身の機器識別情報を含むコンテンツ削除指示を前記主機器へ送信し、
    前記主機器の通信手段は、前記コンテンツ記録装置の通信手段により送信されたコンテンツ削除指示を受信し、
    前記主機器の管理手段は、前記通信手段によりコンテンツ削除指示が受け付けられた場合、前記リソース記録手段に記録されている機器識別情報及びコンテンツ識別情報を参照してコンテンツ削除指示に含まれる機器識別情報に対応付けられているコンテンツ識別情報のうちコンテンツ削除指示に含まれるコンテンツ識別情報を削除することを特徴とする請求項16〜19のいずれかに記載の機器管理システム。
  21. 前記コンテンツ記録手段は、可換記録媒体にコンテンツを記録するとともに、当該可換記録媒体を識別するための可換記録媒体識別情報を取得する可換記録媒体記録手段を含み、
    前記コンテンツ記録装置のリソース記録手段は、前記コンテンツ識別情報として前記可換記録媒体記録手段により取得された可換記録媒体識別情報をも記録し、
    前記リソース記録手段に可換記録媒体識別情報を記録している従機器の通信手段は、前記リソース記録手段に記録されている機器識別情報及び可換記録媒体識別情報を含むコンテンツ識別情報を前記主機器へ送信し、
    前記主機器の通信手段は、前記従機器の通信手段により送信された機器識別情報及び可換記録媒体識別情報を含むコンテンツ識別情報を受信し、
    前記主機器のリソース記録手段は、前記通信手段により受信された可換記録媒体識別情報を含むコンテンツ識別情報を機器識別情報に対応付けて記録することを特徴とする請求項16〜20のいずれかに記載の機器管理システム。
  22. 前記コンテンツ記録装置のリソース記録手段は、前記コンテンツ識別情報として、コンテンツの著作権に関する著作権管理情報をさらに記録し、
    前記主機器のリソース記録手段は、前記著作権管理情報を含むコンテンツ識別情報を機器識別情報に対応付けて記録し、
    前記主機器の管理手段は、前記リソース記録手段に記録されている著作権管理情報を管理することを特徴とする請求項16〜21のいずれかに記載の機器管理システム。
  23. 前記著作権管理情報は、可換記録媒体に対するコンテンツの移動許可回数、移動許可期間及び移動許可時間のうち少なくとも一つの情報を含む移動制限情報を含み、
    前記主機器の管理手段は、前記リソース記録手段に記録されている移動制限情報を管理することを特徴とする請求項22記載の機器管理システム。
  24. 前記著作権管理情報は、コンテンツの複製許可回数、複製許可世代数、複製許可期間及び複製許可時間のうち少なくとも一つの情報を含む複製制限情報を含み、
    前記主機器の管理手段は、前記リソース記録手段に記録されている複製制限情報を管理することを特徴とする請求項22又は23記載の機器管理システム。
  25. 前記複製制限情報は、コンテンツの複製を認めないコピー不可情報、コンテンツの自由な複製を認めるコピーフリー情報、コンテンツの複製を1世代のみ許可する1世代コピー許可情報、及びコンテンツの複製を1回のみ許可する1回コピー許可情報のうち少なくとも一つの情報を含むことを特徴とする請求項24記載の機器管理システム。
  26. 前記著作権管理情報は、コンテンツの再生許可回数、再生許可期間及び再生許可時間のうち少なくとも一つの情報を含む再生制限情報を含み、
    前記主機器の管理手段は、前記リソース記録手段に記録されている再生制限情報を管理することを特徴とする請求項22〜25のいずれかに記載の機器管理システム。
  27. 前記従機器のうち一の機器は、コンテンツとして記録される番組の予約録画を設定するための予約設定情報を受け付ける予約受付手段をさらに備え、
    前記予約受付手段を備える従機器の通信手段は、前記予約受付手段により受け付けられた予約設定情報を前記主機器へ送信し、
    前記主機器の通信手段は、前記従機器の通信手段により送信された予約設定情報を受信し、
    前記主機器の管理手段は、前記通信手段により受信された予約設定情報と前記リソース記録手段に記録されている各機器のリソース情報とを参照して予約された番組を録画可能な従機器を検索し、
    前記主機器の通信手段は、前記管理手段により検索された従機器へ予約設定情報を送信することを特徴とする請求項16〜26のいずれかに記載の機器管理システム。
  28. 前記主機器は、前記予約受付手段により受け付けられた番組の放送時間の変更を検出する変更検出手段をさらに備え、
    前記主機器の管理手段は、前記変更検出手段により番組の放送時間の変更が検出された場合、前記リソース記録手段に記録されている各機器のリソース情報を参照して変更前の番組を記録する従機器が記録できない番組の部分を記録可能な他の従機器を検索し、
    前記主機器の通信手段は、変更前の番組を記録する従機器が記録できない番組の部分を記録するための変更後予約設定情報を前記管理手段により検索された他の従機器へ送信することを特徴とする請求項27記載の機器管理システム。
  29. 前記主機器の管理手段により検索された従機器は、前記通信手段が前記主機器の通信手段からの予約設定情報を受信した後に、当該予約設定情報により特定される番組を録画できない状態となったことを検出する録画不能検出手段をさらに備え、
    前記録画不能検出手段を備える従機器の通信手段は、前記録画不能検出手段により番組を録画できない状態となったことが検出された場合、番組を録画できないことを通知するための録画不能通知を前記主機器へ送信し、
    前記主機器の通信手段は、前記従機器の通信手段により送信された録画不能通知を受信し、
    前記主機器の管理手段は、前記通信手段により録画不能通知を受信した場合、前記リソース記録手段に記録されている各機器のリソース情報を参照して録画不能通知を送信した従機器が記録できない番組の全部又は部分を記録可能な他の従機器を検索し、
    前記主機器の通信手段は、録画不能通知を送信した従機器が記録できない番組の全部又は部分を記録するための録画設定情報を前記他の従機器へ送信することを特徴とする請求項27又は28記載の機器管理システム。
  30. 前記録画不能通知を送信した従機器及び前記他の従機器は、録画する番組のコマーシャルを検出するコマーシャル検出手段をさらに備え、
    前記録画不能通知を送信した従機器は、前記コマーシャル検出手段により検出されたコマーシャル期間中に番組の記録動作を停止し、
    前記他の従機器は、前記コマーシャル検出手段により検出されたコマーシャル期間中に番組の記録動作を開始することを特徴とする請求項29記載の機器管理システム。
  31. 前記主機器の管理手段は、前記複数の機器のうち一の機器に番組の一部を記録させ且つ他の機器に番組の残りの部分を記録させた場合、前記一の機器及び前記他の機器のうち一方に他方が記録している番組の部分を移動させることを特徴とする請求項27〜30のいずれかに記載の機器管理システム。
  32. 前記複数の機器は、コンテンツを記録するコンテンツ記録手段を備える第1及び第2のコンテンツ記録装置を含み、
    前記主機器の管理手段は、コンテンツを記録させる際に、前記第1のコンテンツ記録装置に当該コンテンツを主コンテンツとして記録させ、前記第2のコンテンツ記録装置に当該コンテンツを従コンテンツとして記録させ、
    前記コンテンツ識別情報は、主コンテンツを特定するための主コンテンツ識別情報と、従コンテンツを特定するための従コンテンツ識別情報とを含み、
    前記主機器のリソース記録手段は、前記主コンテンツ識別情報及び従コンテンツ識別情報を用いてコンテンツが主コンテンツであるか又は従コンテンツであるかを識別可能な状態でコンテンツ識別情報を機器識別情報に対応付けて記録することを特徴とする請求項16〜31のいずれかに記載の機器管理システム。
  33. 前記主機器の管理手段は、前記主コンテンツを第1の記録フォーマットで記録させるとともに、前記従コンテンツを前記第1の記録フォーマットと異なる第2の記録フォーマットで記録させることを特徴とする請求項32記載の機器管理システム。
  34. 前記主機器の管理手段は、前記主コンテンツが再生不能となった場合、前記従コンテンツから作成した主コンテンツを再度記録させ、前記従コンテンツが再生不能となった場合、前記主コンテンツから作成した従コンテンツを再度記録させることを特徴とする請求項32又は33記載の機器管理システム。
  35. 前記主機器の管理手段は、前記主コンテンツ及び前記従コンテンツの一方に対するユーザからの操作指示を受け付けている場合、他方に対するユーザの操作指示を受け付けないように前記複数の機器を制御することを特徴とする請求項32〜34のいずれかに記載の機器管理システム。
  36. 前記複数の機器のうち少なくとも一の機器は、可換記録媒体にコンテンツを記録可能な可換記録媒体記録装置を含み、
    前記主機器の管理手段は、前記主コンテンツ及び前記従コンテンツの一方を前記可換記録媒体記録装置の可換記録媒体へ移動する際、前記主コンテンツ及び前記従コンテンツをともに移動させることを特徴とする請求項32〜35のいずれかに記載の機器管理システム。
  37. 前記複数の機器のうち少なくとも一の機器は、可換記録媒体にコンテンツを記録可能な可換記録媒体記録装置を含み、
    前記主機器の管理手段は、前記主コンテンツ及び前記従コンテンツの一方を前記可換記録媒体記録装置の可換記録媒体へ移動する際、他方を削除させることを特徴とする請求項32〜35のいずれかに記載の機器管理システム。
  38. 前記複数の機器のうち少なくとも一の機器は、可換記録媒体にコンテンツを記録可能な可換記録媒体記録装置を含み、
    前記主機器の管理手段は、前記主コンテンツ及び前記従コンテンツの一方を前記可換記録媒体記録装置の可換記録媒体へ移動した場合、他方に対するユーザの操作指示を受け付けないように前記複数の機器を制御することを特徴とする請求項32〜35のいずれかに記載の機器管理システム。
  39. 前記複数の機器のうち少なくとも一の機器は、コンテンツを再生して再生ストリームを出力するコンテンツ再生手段を備えるコンテンツ再生装置を含み、
    前記主機器の管理手段は、前記ネットワークを介して前記コンテンツ再生装置から出力される再生ストリームを受信する機器が再生ストリームを用いたコンテンツの記録又は提示を行う場合、前記コンテンツ再生装置から出力される再生ストリームの送信速度を変化させない範囲で前記ネットワークを使用するように他の機器を制御することを特徴とする請求項1〜38のいずれかに記載の機器管理システム。
  40. 前記通信手段は、機器本体に対して着脱可能に構成されたアダプタ手段に内蔵されることを特徴とする請求項1〜39のいずれかに記載の機器管理システム。
  41. 前記通信手段は、
    コンテンツを送信する場合に当該コンテンツを暗号化する暗号化手段と、
    暗号化されたコンテンツを復号化する復号化手段とをさらに含むことを特徴とする請求項1〜40記載の機器管理システム。
  42. 前記主機器は、
    コンテンツの視聴許可を得るためのコンテンツ視聴認証処理を実行する認証手段と、
    前記認証手段によるコンテンツ視聴認証が完了した後、コンテンツをデコードするデコード手段とをさらに備え、
    前記主機器の暗号化手段は、前記デコード手段によりデコードされたコンテンツを暗号化し、
    前記主機器の通信手段は、暗号化された暗号化コンテンツを従機器へ送信し、
    前記従機器の通信手段は、前記主機器の通信手段から送信された暗号化コンテンツを受信し、
    前記従機器の復号化手段は、前記通信手段により受信された暗号化コンテンツを復号化することを特徴とする請求項41記載の機器管理システム。
  43. 所定のネットワークを介して相互に通信可能に接続された一の主機器及び少なくとも一以上の従機器を用いて、画像データ及び音声データのうち少なくとも一方を含むコンテンツの再生及び記録のうち少なくとも一方に関連する機器のリソース情報を管理する機器管理方法であって、
    前記従機器が、自身のリソース記録手段に記録されている自身のリソース情報を前記主機器へ送信するステップと、
    前記主機器が、前記従機器から送信されたリソース情報を受信するステップと、
    前記主機器が、自身のリソース情報を記録しているリソース記録手段に受信した従機器のリソース情報を機器ごとに記録するステップと、
    前記主機器が、前記リソース記録手段に記録されている各機器のリソース情報を管理するステップとを含むことを特徴とする機器管理方法。
  44. 所定のネットワークを介して複数の機器と相互に通信可能に接続され、画像データ及び音声データのうち少なくとも一方を含むコンテンツの再生及び記録のうち少なくとも一方に関連する機器のリソース情報を管理する主機器又は主機器により制御される従機器として動作する機器管理装置であって、
    前記従機器として動作するときは自身のリソース情報を記録するリソース記録手段と、
    前記従機器として動作するときは前記リソース記録手段に記録されている自身のリソース情報を前記主機器へ送信する通信手段とを備え、
    前記通信手段は、前記主機器として動作するときは前記従機器の通信手段により送信されたリソース情報を受信し、
    前記リソース記録手段は、前記主機器として動作するときは前記通信手段により受信された従機器のリソース情報を機器ごとに記録し、
    前記主機器として動作するときは前記リソース記録手段に記録されている各機器のリソース情報を管理する管理手段をさらに備えることを特徴とする機器管理装置。
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