JPH11219320A - データ記録再生システム - Google Patents
データ記録再生システムInfo
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- JPH11219320A JPH11219320A JP10022124A JP2212498A JPH11219320A JP H11219320 A JPH11219320 A JP H11219320A JP 10022124 A JP10022124 A JP 10022124A JP 2212498 A JP2212498 A JP 2212498A JP H11219320 A JPH11219320 A JP H11219320A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】特にマルチメディア情報の著作権の保護機能お
よび著作権の保護機能に含まれる明示機能を実現できる
有効な手段を備えたマルチメディア情報に関するデータ
記録再生システムを提供することにある。 【解決手段】特にマルチメディア情報を取り扱うデータ
記録再生システムにおいて、CPU2は外部装置8,9
やデータ記憶装置6に設定された識別情報とアクセス制
御情報に基づいて、アクセス対象のマルチメディア情報
に対するコピー、保存などのアクセス操作の内容を制御
する。これにより、マルチメディア情報の著作権の権利
内容に対応するアクセス操作を実現できるため、結果的
に著作権の有効な保護機能を実現できる。
よび著作権の保護機能に含まれる明示機能を実現できる
有効な手段を備えたマルチメディア情報に関するデータ
記録再生システムを提供することにある。 【解決手段】特にマルチメディア情報を取り扱うデータ
記録再生システムにおいて、CPU2は外部装置8,9
やデータ記憶装置6に設定された識別情報とアクセス制
御情報に基づいて、アクセス対象のマルチメディア情報
に対するコピー、保存などのアクセス操作の内容を制御
する。これにより、マルチメディア情報の著作権の権利
内容に対応するアクセス操作を実現できるため、結果的
に著作権の有効な保護機能を実現できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラムなどの
コンピュータ・データだけでなく、例えば映像や音声等
を含むマルチメディア情報を含むデータを取り扱うシス
テムにおいて、特に著作権保護に関係するアクセス制御
機能を有するデータ記録再生システムに関する。
コンピュータ・データだけでなく、例えば映像や音声等
を含むマルチメディア情報を含むデータを取り扱うシス
テムにおいて、特に著作権保護に関係するアクセス制御
機能を有するデータ記録再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ(PC)
の高機能・高性能化に伴って、従来のプログラムやデー
タなどのいわゆるコンピュータ・データ以外に、映像や
音声等を含むマルチメディア情報を取り扱うデータ記録
再生システムの開発が推進されている。このシステム
は、具体的にはPCシステム本体(CPU、メインメモ
リ、表示装置などを含む)を中核として、ハードディス
クドライブ(HDD)や、CD−ROMドライブやDV
D−RAM(ディジタル・ビデオ・ディスク−RAMま
たはディジタル・バーサタイル・ディスク−RAM)ド
ライブなどの光ディスク系装置などのデータ記憶装置を
有し、さらに外部システムとのデータの入出力を行なう
ためのインターフェースを備えている。即ち、当該デー
タ記録再生システムは、セット・トップ・ボックスまた
はIRD(integrated receiver
decoder)と呼ばれる装置に相当する。
の高機能・高性能化に伴って、従来のプログラムやデー
タなどのいわゆるコンピュータ・データ以外に、映像や
音声等を含むマルチメディア情報を取り扱うデータ記録
再生システムの開発が推進されている。このシステム
は、具体的にはPCシステム本体(CPU、メインメモ
リ、表示装置などを含む)を中核として、ハードディス
クドライブ(HDD)や、CD−ROMドライブやDV
D−RAM(ディジタル・ビデオ・ディスク−RAMま
たはディジタル・バーサタイル・ディスク−RAM)ド
ライブなどの光ディスク系装置などのデータ記憶装置を
有し、さらに外部システムとのデータの入出力を行なう
ためのインターフェースを備えている。即ち、当該デー
タ記録再生システムは、セット・トップ・ボックスまた
はIRD(integrated receiver
decoder)と呼ばれる装置に相当する。
【0003】外部システムには、インターネットなどの
コンピュータ・ネットワークあるいはディジタル・テレ
ビ放送網(CS放送、BS放送、地上波放送、CATV
放送など)などのデータ送信系、およびスピーカやAV
アンプを含むAVプレーヤ(具体的には、ビデオプレー
ヤやオーディオプレーヤ)またはディスプレイ装置(例
えば高画質ディスプレイ装置)などの入力端子を有する
装置が想定される。
コンピュータ・ネットワークあるいはディジタル・テレ
ビ放送網(CS放送、BS放送、地上波放送、CATV
放送など)などのデータ送信系、およびスピーカやAV
アンプを含むAVプレーヤ(具体的には、ビデオプレー
ヤやオーディオプレーヤ)またはディスプレイ装置(例
えば高画質ディスプレイ装置)などの入力端子を有する
装置が想定される。
【0004】当該データ記録再生システムは、例えばC
D−ROMドライブにセットされたCD−ROMに記録
された画像などのマルチメディア情報を再生して表示画
面上に表示したり、またディジタル・テレビ放送網から
送信されたマルチメディア情報を受信して、高画質ディ
スプレイ装置に再生する。このようなシステムの機能に
より、ユーザは、所望のマルチメディア情報が容易に入
手して視聴したり、利用することができる。
D−ROMドライブにセットされたCD−ROMに記録
された画像などのマルチメディア情報を再生して表示画
面上に表示したり、またディジタル・テレビ放送網から
送信されたマルチメディア情報を受信して、高画質ディ
スプレイ装置に再生する。このようなシステムの機能に
より、ユーザは、所望のマルチメディア情報が容易に入
手して視聴したり、利用することができる。
【0005】このようなデータ記録再生システムの普及
により、従来の映像や音声などを含めたマルチメディア
情報をいわば情報商品として流通させる情報流通網の構
築が可能になっている。ところで、マルチメディア情報
には創作性の無いデータだけでなく、映画、音楽、コン
ピュータ・プログラムなどの創作物としての情報が多
い。このため、前記のようなシステムが普及した場合
に、マルチメディア情報の創作者の意図しない不当な使
用(例えば無断コピーなど)がなされるような、いわゆ
る著作権の侵害行為が起こる可能性が高い。
により、従来の映像や音声などを含めたマルチメディア
情報をいわば情報商品として流通させる情報流通網の構
築が可能になっている。ところで、マルチメディア情報
には創作性の無いデータだけでなく、映画、音楽、コン
ピュータ・プログラムなどの創作物としての情報が多
い。このため、前記のようなシステムが普及した場合
に、マルチメディア情報の創作者の意図しない不当な使
用(例えば無断コピーなど)がなされるような、いわゆ
る著作権の侵害行為が起こる可能性が高い。
【0006】具体的には、著作権の侵害行為が発生しや
い要因として、システムの中核となるPCの機能が関係
している。即ち、PCは、オペレーティングシステム
(OS)の中に含まれる機能として、前述のマルチメデ
ィア情報の記録再生処理にも利用されるファイル管理シ
ステム(例えばWindows95が採用しているFA
Tファイルシステム)を備えている。このファイル管理
システムは、コンピュータ・データだけでなく、マルチ
メディア情報をファイルとして、例えばHDDのディス
ク上に保管する。このファイルについて、ユーザはPC
のOSでの操作により、ファイルコピー(ファイルの複
製)の生成処理や、ディスク以外の記憶媒体への移動処
理を容易に行なうことができる。複製されたファイルに
ついて、複製元のファイルを特定することは困難であ
り、また複製回数は無制限である。
い要因として、システムの中核となるPCの機能が関係
している。即ち、PCは、オペレーティングシステム
(OS)の中に含まれる機能として、前述のマルチメデ
ィア情報の記録再生処理にも利用されるファイル管理シ
ステム(例えばWindows95が採用しているFA
Tファイルシステム)を備えている。このファイル管理
システムは、コンピュータ・データだけでなく、マルチ
メディア情報をファイルとして、例えばHDDのディス
ク上に保管する。このファイルについて、ユーザはPC
のOSでの操作により、ファイルコピー(ファイルの複
製)の生成処理や、ディスク以外の記憶媒体への移動処
理を容易に行なうことができる。複製されたファイルに
ついて、複製元のファイルを特定することは困難であ
り、また複製回数は無制限である。
【0007】通常のPCのOS(例えばWindows
95)には、マルチメディア情報の記録再生の回数や複
製回数を記憶するような機能は含まれていない。このた
め、前述のような創作者の意図しない不当な使用などの
著作権の侵害行為を、未然に防止するようなことは極め
て困難である。
95)には、マルチメディア情報の記録再生の回数や複
製回数を記憶するような機能は含まれていない。このた
め、前述のような創作者の意図しない不当な使用などの
著作権の侵害行為を、未然に防止するようなことは極め
て困難である。
【0008】同様に、PCのワードプロセッサ(専用ワ
ードプロセッサを含む)により作成されて電子的に配布
される文書や、WWW(World Wide We
b)システムを利用する際に利用者のPCにダウンロー
ドされたデータについても、創作者の意図しない再配布
や再加工などの著作権の侵害行為がなされる可能性が高
い。
ードプロセッサを含む)により作成されて電子的に配布
される文書や、WWW(World Wide We
b)システムを利用する際に利用者のPCにダウンロー
ドされたデータについても、創作者の意図しない再配布
や再加工などの著作権の侵害行為がなされる可能性が高
い。
【0009】著作権の侵害行為を防止するための手段と
して、従来のCD(コンパクト・ディスク)、DAT
(ディジタル・オーディオ・テープ)、またはMD(ミ
ニディスク)などのオーディオ・プレーヤ等の録再シス
テムでは、各記録媒体に録音されたディジタル音声情報
の複製禁止機能が設けられている。この複製禁止機能
は、記録されたディジタル音声情報に複製禁止を指示し
た複製禁止情報を付加して、システムが当該複製禁止情
報を検出した場合には当該ディジタル音声情報の不当な
複製を防止する措置を行なう。具体的には、一世代のみ
のディジタル方式による複製だけを認めるような処理で
ある。しかしながら、当該録再システムによらず、ディ
スクやテープのメディアから別のメディアへのダイレク
ト・コピー処理などは無制限に可能である。具体的に
は、オリジナル(第1世代)から第2世代までは無制限
にコピーが可能である。但し、第2世代から第3世代の
複製は不可能である。
して、従来のCD(コンパクト・ディスク)、DAT
(ディジタル・オーディオ・テープ)、またはMD(ミ
ニディスク)などのオーディオ・プレーヤ等の録再シス
テムでは、各記録媒体に録音されたディジタル音声情報
の複製禁止機能が設けられている。この複製禁止機能
は、記録されたディジタル音声情報に複製禁止を指示し
た複製禁止情報を付加して、システムが当該複製禁止情
報を検出した場合には当該ディジタル音声情報の不当な
複製を防止する措置を行なう。具体的には、一世代のみ
のディジタル方式による複製だけを認めるような処理で
ある。しかしながら、当該録再システムによらず、ディ
スクやテープのメディアから別のメディアへのダイレク
ト・コピー処理などは無制限に可能である。具体的に
は、オリジナル(第1世代)から第2世代までは無制限
にコピーが可能である。但し、第2世代から第3世代の
複製は不可能である。
【0010】また、DVDプレーヤなどの映像再生シス
テムでは、各映像情報は前述のファイル管理システムに
よりファイルとして保管される。このようなシステムに
は、CSS(コンテンツ・スクランブリング・システ
ム)と呼ばれる一種のデータ暗号化処理により、ファイ
ルの複製や他の記憶媒体への移動処理のような操作が結
果的に無意味なものとなるような仕組みが設けられた方
式がある(例えば文献日経エレクトロニクス、No.6
96(1997年8月18日号)、pp.110−12
0を参照)。しかしながら、正当な利用者(DVDタイ
トルの正当な購入者)が例えば不慮のトラブルに備えて
のバックアップ用複製処理を実行する場合に、前記のC
SSの機能により当該バックアップ用複製が無効になる
ような不都合がある。
テムでは、各映像情報は前述のファイル管理システムに
よりファイルとして保管される。このようなシステムに
は、CSS(コンテンツ・スクランブリング・システ
ム)と呼ばれる一種のデータ暗号化処理により、ファイ
ルの複製や他の記憶媒体への移動処理のような操作が結
果的に無意味なものとなるような仕組みが設けられた方
式がある(例えば文献日経エレクトロニクス、No.6
96(1997年8月18日号)、pp.110−12
0を参照)。しかしながら、正当な利用者(DVDタイ
トルの正当な購入者)が例えば不慮のトラブルに備えて
のバックアップ用複製処理を実行する場合に、前記のC
SSの機能により当該バックアップ用複製が無効になる
ような不都合がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、マルチ
メディア情報を取り扱うシステムでは、マルチメディア
情報の創作者の著作権を保護するための機能が必要であ
る。従来のシステムでも、各種の仕組みが実現または提
案されているが、前述したように必ずしも十分なもので
はない。また、著作権の保護機能として、正当な利用者
などに対して著作権の所有者や権利内容(例えば無制限
の複製禁止や改変の禁止など)を明示する仕組みが重要
であるが、このような仕組みについては有効な方式がな
い。
メディア情報を取り扱うシステムでは、マルチメディア
情報の創作者の著作権を保護するための機能が必要であ
る。従来のシステムでも、各種の仕組みが実現または提
案されているが、前述したように必ずしも十分なもので
はない。また、著作権の保護機能として、正当な利用者
などに対して著作権の所有者や権利内容(例えば無制限
の複製禁止や改変の禁止など)を明示する仕組みが重要
であるが、このような仕組みについては有効な方式がな
い。
【0012】そこで、本発明の目的は、特にマルチメデ
ィア情報の著作権の保護機能および著作権の保護機能に
含まれる明示機能を実現できる有効な手段を備えたマル
チメディア情報に関するデータ記録再生システムを提供
することにある。
ィア情報の著作権の保護機能および著作権の保護機能に
含まれる明示機能を実現できる有効な手段を備えたマル
チメディア情報に関するデータ記録再生システムを提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、特にマルチメ
ディア情報のデータを取り扱うシステムであり、当該デ
ータを記憶するためのデータ記憶手段を有し、当該デー
タ記憶手段の入出力に伴う当該データの記録または再生
に関係するアクセス制御機能を備えたデータ記録再生シ
ステムであって、記録または再生に関係するアクセス対
象のデータの入手先を識別する識別情報及び当該データ
のアクセス内容を規定したアクセス情報を含むアクセス
制御情報を記憶する記憶手段と、データ記憶手段に記憶
されたデータのアクセス要求に応じて、当該データのア
クセス制御情報に基づいて設定されるアクセス動作のみ
を実行するアクセス制御手段とを備えたシステムであ
る。
ディア情報のデータを取り扱うシステムであり、当該デ
ータを記憶するためのデータ記憶手段を有し、当該デー
タ記憶手段の入出力に伴う当該データの記録または再生
に関係するアクセス制御機能を備えたデータ記録再生シ
ステムであって、記録または再生に関係するアクセス対
象のデータの入手先を識別する識別情報及び当該データ
のアクセス内容を規定したアクセス情報を含むアクセス
制御情報を記憶する記憶手段と、データ記憶手段に記憶
されたデータのアクセス要求に応じて、当該データのア
クセス制御情報に基づいて設定されるアクセス動作のみ
を実行するアクセス制御手段とを備えたシステムであ
る。
【0014】具体的には、本システムは、外部システム
(例えばディジタル・テレビ放送網)から送信されたマ
ルチメディア情報をデータファイルとして、HDDなど
のデータ記憶手段に格納する場合に(コピー,提示、印
刷などを目的とするデータの移動に相当)、当該データ
の移動元である外部システムの識別情報およびアクセス
情報(例えばコピーの禁止を指示する情報)を含むアク
セス制御情報を例えばメインメモリに記憶する。本シス
テムは、HDDに格納したマルチメディア情報を再生す
るような場合に、記憶したアクセス制御情報に基づいて
例えば他の記憶媒体へのコピー処理に対するコマンドを
受け付けない処理を実行する。
(例えばディジタル・テレビ放送網)から送信されたマ
ルチメディア情報をデータファイルとして、HDDなど
のデータ記憶手段に格納する場合に(コピー,提示、印
刷などを目的とするデータの移動に相当)、当該データ
の移動元である外部システムの識別情報およびアクセス
情報(例えばコピーの禁止を指示する情報)を含むアク
セス制御情報を例えばメインメモリに記憶する。本シス
テムは、HDDに格納したマルチメディア情報を再生す
るような場合に、記憶したアクセス制御情報に基づいて
例えば他の記憶媒体へのコピー処理に対するコマンドを
受け付けない処理を実行する。
【0015】即ち、本発明のデータ記録再生システム
は、記録再生対象のマルチメディア情報と共に、それに
関連付けされたアクセス制御情報も記憶し、当該アクセ
ス制御情報に基づいてマルチメディア情報の記録再生に
関するアクセスを制御する。これにより、マルチメディ
ア情報の提供者(創作者も含む)は、提供するマルチメ
ディア情報のアクセス内容(コピー,移動,提示など)
を規定(制限)することが可能となり、不当なマルチメ
ディア情報の使用を未然に防止することができる。換言
すれば、創作者の著作権の侵害行為を防止することがで
きる。また、アクセス制御情報にはマルチメディア情報
の提供者側の識別情報が含まれているため、当該識別情
報の提示により著作権の所有者や権利内容などをユーザ
に明示することができる。
は、記録再生対象のマルチメディア情報と共に、それに
関連付けされたアクセス制御情報も記憶し、当該アクセ
ス制御情報に基づいてマルチメディア情報の記録再生に
関するアクセスを制御する。これにより、マルチメディ
ア情報の提供者(創作者も含む)は、提供するマルチメ
ディア情報のアクセス内容(コピー,移動,提示など)
を規定(制限)することが可能となり、不当なマルチメ
ディア情報の使用を未然に防止することができる。換言
すれば、創作者の著作権の侵害行為を防止することがで
きる。また、アクセス制御情報にはマルチメディア情報
の提供者側の識別情報が含まれているため、当該識別情
報の提示により著作権の所有者や権利内容などをユーザ
に明示することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。図1は本実施形態のデータ記録再生
システムの構成を示すブロック図である。 (システム構成)本実施形態のデータ記録再生システム
は、図1に示すように、パーソナルコンピュータのシス
テム本体(以下PCシステム本体と称する)1をメイン
要素として、具体的にはHDDからなるデータ記憶装置
6および外部データ入出力部7を有するシステムを想定
する。ここで、データ記憶装置6は、便宜的にディスク
またはデータ面単位の複数の記憶領域6a,6bを有す
る。外部データ入出力部7は、外部装置(外部システ
ム)8,9との間でマルチメディア情報であるデータの
入出力を行なうためのインターフェースである。
の形態を説明する。図1は本実施形態のデータ記録再生
システムの構成を示すブロック図である。 (システム構成)本実施形態のデータ記録再生システム
は、図1に示すように、パーソナルコンピュータのシス
テム本体(以下PCシステム本体と称する)1をメイン
要素として、具体的にはHDDからなるデータ記憶装置
6および外部データ入出力部7を有するシステムを想定
する。ここで、データ記憶装置6は、便宜的にディスク
またはデータ面単位の複数の記憶領域6a,6bを有す
る。外部データ入出力部7は、外部装置(外部システ
ム)8,9との間でマルチメディア情報であるデータの
入出力を行なうためのインターフェースである。
【0017】PCシステム本体1は、CPU2、メイン
メモリ(RAM)3、表示部(ディスプレイ装置)4、
及びアクセス制御部5を有する。CPU2は、本実施形
態のマルチメディア情報の記録再生に関係するアクセス
制御を処理を実行するシステムのメイン制御装置であ
る。メインメモリ3は、データの入出力バッファおよび
情報加工用のワーク領域として使用される。表示部4
は、CRTディスプレイまたは液晶ディスプレイを有す
る。アクセス制御部5は、後述するアクセス制御情報を
保持するメモリおよびCPU2によるアクセス制御を実
行するためのハードウェアを有する。
メモリ(RAM)3、表示部(ディスプレイ装置)4、
及びアクセス制御部5を有する。CPU2は、本実施形
態のマルチメディア情報の記録再生に関係するアクセス
制御を処理を実行するシステムのメイン制御装置であ
る。メインメモリ3は、データの入出力バッファおよび
情報加工用のワーク領域として使用される。表示部4
は、CRTディスプレイまたは液晶ディスプレイを有す
る。アクセス制御部5は、後述するアクセス制御情報を
保持するメモリおよびCPU2によるアクセス制御を実
行するためのハードウェアを有する。
【0018】外部装置8は情報出力端子を備えた装置で
あり、具体的にはディジタル・テレビ放送を受信するT
Vチューナ、CD−ROM、DVD−ROM、MO(光
磁気ディスク)などの光ディスク系ドライブ、またはH
DDなどの磁気ディスク系ドライブを想定する。また、
外部装置9は情報入力端子を備えた装置であり、オーデ
ィオ・プレーヤ等の録再システム(AVアンプやスピー
カを含む)、CD−RまたはDVD−RAMなどの書き
込み可能な光ディスク系ドライブ、ビデオモニタ(ビデ
オプレーヤ)を想定する。 (アクセス制御情報)本実施形態のシステムでは、PC
システム本体1のCPU2はアクセス制御部5を使用
し、アクセス制御情報に基づいて、マルチメディア情報
(データまたはデータファイル)の記録または再生に関
係するアクセスを制御する。ここで、アクセス制御情報
は大別して、関係する全ての装置(外部装置、記憶装
置、CPUを含む)の識別情報(ID情報10,12,
13)およびアクセス内容(アクセス条件、アクセス制
限など)を有する。
あり、具体的にはディジタル・テレビ放送を受信するT
Vチューナ、CD−ROM、DVD−ROM、MO(光
磁気ディスク)などの光ディスク系ドライブ、またはH
DDなどの磁気ディスク系ドライブを想定する。また、
外部装置9は情報入力端子を備えた装置であり、オーデ
ィオ・プレーヤ等の録再システム(AVアンプやスピー
カを含む)、CD−RまたはDVD−RAMなどの書き
込み可能な光ディスク系ドライブ、ビデオモニタ(ビデ
オプレーヤ)を想定する。 (アクセス制御情報)本実施形態のシステムでは、PC
システム本体1のCPU2はアクセス制御部5を使用
し、アクセス制御情報に基づいて、マルチメディア情報
(データまたはデータファイル)の記録または再生に関
係するアクセスを制御する。ここで、アクセス制御情報
は大別して、関係する全ての装置(外部装置、記憶装
置、CPUを含む)の識別情報(ID情報10,12,
13)およびアクセス内容(アクセス条件、アクセス制
限など)を有する。
【0019】ID情報は、外部装置8,9、CPU2、
およびデータ記憶装置6の各装置本体またはメディア
(ディスクなどの記憶媒体)に予め記録または外部から
設定される。アクセス制御情報は、各装置、メディア
(ディスクなどの記憶媒体)以外にデータ(ファイル)
自体にも記録されるテーブル形式の情報である。
およびデータ記憶装置6の各装置本体またはメディア
(ディスクなどの記憶媒体)に予め記録または外部から
設定される。アクセス制御情報は、各装置、メディア
(ディスクなどの記憶媒体)以外にデータ(ファイル)
自体にも記録されるテーブル形式の情報である。
【0020】ID情報は、図2に示すように、装置を特
定する識別子(PID)と装置の形態や機能による種別
(PTYPE)の各情報から構成されている。識別子
(PID)は例えばDVD−RAMの場合に、当該名称
やメーカー名のような装置の属性を意味する文字列(こ
こではDRV11111)からなる。ここで、複数の装
置が同一の識別子(PID)が設定されないように、前
記文字列に乱数により発生した文字列を連結したり、あ
るいは識別子(PID)を発行する第三者機関によりユ
ニークな識別子を発行するようにしてもよい。また、む
やみに識別子(PID)が生成されるのを防ぐため、暗
号アルゴリズム等を使用して正当性検査のための冗長文
字列を連結してもよい。
定する識別子(PID)と装置の形態や機能による種別
(PTYPE)の各情報から構成されている。識別子
(PID)は例えばDVD−RAMの場合に、当該名称
やメーカー名のような装置の属性を意味する文字列(こ
こではDRV11111)からなる。ここで、複数の装
置が同一の識別子(PID)が設定されないように、前
記文字列に乱数により発生した文字列を連結したり、あ
るいは識別子(PID)を発行する第三者機関によりユ
ニークな識別子を発行するようにしてもよい。また、む
やみに識別子(PID)が生成されるのを防ぐため、暗
号アルゴリズム等を使用して正当性検査のための冗長文
字列を連結してもよい。
【0021】また、種別(PTYPE)の情報は、当該
装置の機能別に、例えば図3に示すように分類して定義
される。図3は、本実施形態のアクセス制御情報に含ま
れるアクセス内容(アクセス種類,PATYPE)につ
いて分類された種別(PTYPE)毎に例示している。 (ID情報の設定方法)ここで、固定型あるいは着脱型
のHDD(データ記憶装置6に相当)を具体例として、
ID情報(PIDとPTYPE)の設定方法を図4から
図7を参照して説明する。
装置の機能別に、例えば図3に示すように分類して定義
される。図3は、本実施形態のアクセス制御情報に含ま
れるアクセス内容(アクセス種類,PATYPE)につ
いて分類された種別(PTYPE)毎に例示している。 (ID情報の設定方法)ここで、固定型あるいは着脱型
のHDD(データ記憶装置6に相当)を具体例として、
ID情報(PIDとPTYPE)の設定方法を図4から
図7を参照して説明する。
【0022】HDD6は、ディスクドライブ16とイン
ターフェースボード(ディスクコントローラなどを実
装)17を有する。このインターフェースボード17に
より、PCシステム本体1との間でデータやコマンドの
入出力を行なう。第1の方法は、図4(A)に示すよう
に、インターフェースボード17上にID情報を格納し
た専用ROM18を搭載した構成である。この方法で
は、PCシステム本体1は当該専用ROM18から読出
されたID情報を、インターフェースボード17を介し
て取得する。第2の方法は、図4(B)に示すように、
HDD本体6にカードスロット(カード型の挿入口)1
9を設けて、当該カードスロット19にID情報を記憶
したカード型記憶媒体20を使用時に挿入するようにし
た構成である。この方法では、PCシステム本体1はイ
ンターフェースボード17を介して、当該カード型記憶
媒体20からID情報を読み込む。
ターフェースボード(ディスクコントローラなどを実
装)17を有する。このインターフェースボード17に
より、PCシステム本体1との間でデータやコマンドの
入出力を行なう。第1の方法は、図4(A)に示すよう
に、インターフェースボード17上にID情報を格納し
た専用ROM18を搭載した構成である。この方法で
は、PCシステム本体1は当該専用ROM18から読出
されたID情報を、インターフェースボード17を介し
て取得する。第2の方法は、図4(B)に示すように、
HDD本体6にカードスロット(カード型の挿入口)1
9を設けて、当該カードスロット19にID情報を記憶
したカード型記憶媒体20を使用時に挿入するようにし
た構成である。この方法では、PCシステム本体1はイ
ンターフェースボード17を介して、当該カード型記憶
媒体20からID情報を読み込む。
【0023】第3の方法は、図5(A)に示すように、
HDD本体6にインタフェースコネクタを設けて、当該
コネクタにID情報を記憶したアダプタ21を使用時に
接続するようにした構成である。この方法では、PCシ
ステム本体1はインターフェースボード17を介して、
アダプタ21からID情報を読み込む。第4の方法は、
図5(B)に示すように、ディスクドライブ16として
着脱型のドライブ22を想定し、当該ドライブ22のカ
ートリッジケースの表面に読書き可能な記憶媒体(例え
ば磁気テープやICチップ)を張り付けあるいは埋め込
み、この記憶媒体にID情報を記憶させる構成である。
この方法では、PCシステム本体1はインターフェース
ボード17を介して、接触または非接触による読取り手
段により当該記憶媒体からID情報を読み込む。
HDD本体6にインタフェースコネクタを設けて、当該
コネクタにID情報を記憶したアダプタ21を使用時に
接続するようにした構成である。この方法では、PCシ
ステム本体1はインターフェースボード17を介して、
アダプタ21からID情報を読み込む。第4の方法は、
図5(B)に示すように、ディスクドライブ16として
着脱型のドライブ22を想定し、当該ドライブ22のカ
ートリッジケースの表面に読書き可能な記憶媒体(例え
ば磁気テープやICチップ)を張り付けあるいは埋め込
み、この記憶媒体にID情報を記憶させる構成である。
この方法では、PCシステム本体1はインターフェース
ボード17を介して、接触または非接触による読取り手
段により当該記憶媒体からID情報を読み込む。
【0024】さらに、第5の方法として、図6(A)に
示すように、第三者機関により発行されたID情報を格
納した専用ROM23をHDD本体6に搭載した構成で
ある。この方法であれば、各装置に対してユニークなI
D情報を割り当てることが可能である。第6の方法は、
図6(B)に示すように、専用ROM23の代わりに書
換え可能な専用メモリ(EEPROMなど)24をHD
D本体6に搭載し、第三者機関発行のID情報を通信回
線26と通信装置25を介して当該メモリ24に記憶す
る構成である。この方法であれば、一定期間ごとに通信
回線26と通信装置25を介して当該メモリ24へのI
D情報を更新することができる。
示すように、第三者機関により発行されたID情報を格
納した専用ROM23をHDD本体6に搭載した構成で
ある。この方法であれば、各装置に対してユニークなI
D情報を割り当てることが可能である。第6の方法は、
図6(B)に示すように、専用ROM23の代わりに書
換え可能な専用メモリ(EEPROMなど)24をHD
D本体6に搭載し、第三者機関発行のID情報を通信回
線26と通信装置25を介して当該メモリ24に記憶す
る構成である。この方法であれば、一定期間ごとに通信
回線26と通信装置25を介して当該メモリ24へのI
D情報を更新することができる。
【0025】以上のようなID情報の設定方法以外に、
マルチメディア情報(データファイル)を取り扱うPC
システム本体1のCPU2に対してもID情報を設定し
て、当該ID情報を含むアクセス制御情報に基づいて適
切なアクセス権を定義するような構成にしてもよい。こ
のような構成であれば、正当なアクセス権を有するCP
U2以外には、そのデータファイルに対する如何なる操
作も禁止することが可能となる。具体的な設定方法とし
ては、図7に示すように、PCシステム本体1にID情
報を記憶するための専用ボード30をCPUバス上に設
置し、CPU2が直接に当該専用ボード30がID情報
をアクセスできるような構成である。 (記憶媒体に設定する識別情報とアクセス制御情報)前
述したように、ID情報をHDDを具体例とした装置の
設定方法について説明したが、ディスクなどの記憶媒体
を交換できる着脱型カートリッジ方式のデータ記憶装置
では、記憶媒体(メディア)自体にもID情報を設定す
るのが望ましい。図8(A)は、当該ID情報の具体例
であり、識別子(MID)として例えばHDDにセット
されるディスクの属性を意味する文字列(ここではHD
D VOL20202)を示す。当該ID情報にも、前
述の装置のID情報と同様に、装置の形態や機能による
種別(MTYPE)の情報を含む。図8(B)は、当該
ID情報に対応するアクセスの種類(MATYPE)を
示す情報の一例である。
マルチメディア情報(データファイル)を取り扱うPC
システム本体1のCPU2に対してもID情報を設定し
て、当該ID情報を含むアクセス制御情報に基づいて適
切なアクセス権を定義するような構成にしてもよい。こ
のような構成であれば、正当なアクセス権を有するCP
U2以外には、そのデータファイルに対する如何なる操
作も禁止することが可能となる。具体的な設定方法とし
ては、図7に示すように、PCシステム本体1にID情
報を記憶するための専用ボード30をCPUバス上に設
置し、CPU2が直接に当該専用ボード30がID情報
をアクセスできるような構成である。 (記憶媒体に設定する識別情報とアクセス制御情報)前
述したように、ID情報をHDDを具体例とした装置の
設定方法について説明したが、ディスクなどの記憶媒体
を交換できる着脱型カートリッジ方式のデータ記憶装置
では、記憶媒体(メディア)自体にもID情報を設定す
るのが望ましい。図8(A)は、当該ID情報の具体例
であり、識別子(MID)として例えばHDDにセット
されるディスクの属性を意味する文字列(ここではHD
D VOL20202)を示す。当該ID情報にも、前
述の装置のID情報と同様に、装置の形態や機能による
種別(MTYPE)の情報を含む。図8(B)は、当該
ID情報に対応するアクセスの種類(MATYPE)を
示す情報の一例である。
【0026】固定型ディスク装置などのように、メディ
ア(ディスク)自体が通常では交換可能ではない装置に
ついては、装置のID情報をメディアのID情報で代用
したり、あるいはメディアのID情報を装置のID情報
で代用させることも可能であるため、システムの運用状
況に応じていずれかの方法を選択できる。ID情報(M
IDとMTYPE)は、当該記憶媒体の記憶領域の一部
に記憶される。例えば、Windows95システムで
使用される光磁気記録ディスクでは、FATファイルシ
ステムの中の1つのファイルとして記録されても良い。
また、通常のファイル管理システムとしては、使用しな
い記憶領域があるメディアの場合には、当該記憶領域に
ID情報を記録してもよい。一般的には、複数種の装置
や記憶媒体を取り扱うシステムにおいて、ファイル管理
システムの中の1つのファイル又は複数のファイルとし
てID情報を記録するのが望ましい。
ア(ディスク)自体が通常では交換可能ではない装置に
ついては、装置のID情報をメディアのID情報で代用
したり、あるいはメディアのID情報を装置のID情報
で代用させることも可能であるため、システムの運用状
況に応じていずれかの方法を選択できる。ID情報(M
IDとMTYPE)は、当該記憶媒体の記憶領域の一部
に記憶される。例えば、Windows95システムで
使用される光磁気記録ディスクでは、FATファイルシ
ステムの中の1つのファイルとして記録されても良い。
また、通常のファイル管理システムとしては、使用しな
い記憶領域があるメディアの場合には、当該記憶領域に
ID情報を記録してもよい。一般的には、複数種の装置
や記憶媒体を取り扱うシステムにおいて、ファイル管理
システムの中の1つのファイル又は複数のファイルとし
てID情報を記録するのが望ましい。
【0027】図8(C)は、記憶媒体(メディア)への
アクセスを制御するためのアクセス制御情報(MATA
BLE)の一例を示す図である。このアクセス制御情報
は、当該メディアをアクセスする装置またはそれ自体の
ID情報(PID/MID)により指示されて、アクセ
ス制御の適用期間、アクセスの可否、アクセス種別、並
びにアクセス制御情報の適用優先度などを含む。また、
アクセス制御情報(MATABLE)は、前記のID情
報(MIDとMTYPE)と同様に、当該メディアの記
憶領域の一部に記憶される。但し、当該アクセス制御情
報を前記のID情報(MIDとMTYPE)と合わせて
一括して管理するか。またそれぞれ別々に管理する方式
のいずれでもよい。 (マルチメディア情報に設定する識別情報とアクセス制
御情報)図9は、記録または再生のアクセス対象である
マルチメディア情報自体(情報コンテンツ)に設定する
ID情報及びアクセス制御情報の構成を示す図である。
このような構成であれば、当該システムは、マルチメデ
ィア情報の個々のデータについても、移動、コピーなど
のアクセス動作を実行できるようにして、詳細なアクセ
ス権の制御を実現することが可能となる。
アクセスを制御するためのアクセス制御情報(MATA
BLE)の一例を示す図である。このアクセス制御情報
は、当該メディアをアクセスする装置またはそれ自体の
ID情報(PID/MID)により指示されて、アクセ
ス制御の適用期間、アクセスの可否、アクセス種別、並
びにアクセス制御情報の適用優先度などを含む。また、
アクセス制御情報(MATABLE)は、前記のID情
報(MIDとMTYPE)と同様に、当該メディアの記
憶領域の一部に記憶される。但し、当該アクセス制御情
報を前記のID情報(MIDとMTYPE)と合わせて
一括して管理するか。またそれぞれ別々に管理する方式
のいずれでもよい。 (マルチメディア情報に設定する識別情報とアクセス制
御情報)図9は、記録または再生のアクセス対象である
マルチメディア情報自体(情報コンテンツ)に設定する
ID情報及びアクセス制御情報の構成を示す図である。
このような構成であれば、当該システムは、マルチメデ
ィア情報の個々のデータについても、移動、コピーなど
のアクセス動作を実行できるようにして、詳細なアクセ
ス権の制御を実現することが可能となる。
【0028】図9(A)は、外部装置8やデータ記憶装
置6の各記憶媒体上に記録された個々のマルチメディア
情報(情報コンテンツ)に設定するID情報の一例を示
す図である。具体的には、当該情報コンテンツに関する
名称(CNAME)、データの種別(CTYPE)、著
作者に関する情報(CAUTHOR)が含まれる。ここ
で、例えばWindows95によるシステムにおい
て、通常では情報コンテンツの一式は1つまたは複数の
ファイルにより構成されているので、当該情報コンテン
ツの代表ファイル自体、あるいは隣接するファイルに当
該ID情報を記録するのが適切である。図9(B)は、
マルチメディア情報(データ)の種別(CTYPE)の
一例を示す。また、図9(C)は、各データ種別(CT
YPE)毎のアクセスの種類(CATYPE)の一例を
示す。 (マルチメディア情報のアクセス制御動作)以下、本実
施形態のアクセス制御動作に関して、装置またはメディ
ア間におけるマルチメディア情報(情報コンテンツ)の
コピー操作を具体例として説明する。
置6の各記憶媒体上に記録された個々のマルチメディア
情報(情報コンテンツ)に設定するID情報の一例を示
す図である。具体的には、当該情報コンテンツに関する
名称(CNAME)、データの種別(CTYPE)、著
作者に関する情報(CAUTHOR)が含まれる。ここ
で、例えばWindows95によるシステムにおい
て、通常では情報コンテンツの一式は1つまたは複数の
ファイルにより構成されているので、当該情報コンテン
ツの代表ファイル自体、あるいは隣接するファイルに当
該ID情報を記録するのが適切である。図9(B)は、
マルチメディア情報(データ)の種別(CTYPE)の
一例を示す。また、図9(C)は、各データ種別(CT
YPE)毎のアクセスの種類(CATYPE)の一例を
示す。 (マルチメディア情報のアクセス制御動作)以下、本実
施形態のアクセス制御動作に関して、装置またはメディ
ア間におけるマルチメディア情報(情報コンテンツ)の
コピー操作を具体例として説明する。
【0029】図10(A)は、アクセス制御情報に含ま
れるアクセス権の種類(アクセス操作内容)の具体例
(表示、印刷、保存、複写(コピー)、加工、転送、移
動、譲渡、移転)を示す。また、図10(B)は、アク
セス制御情報に含まれるアクセス条件の具体例(回数、
期間)を示す。
れるアクセス権の種類(アクセス操作内容)の具体例
(表示、印刷、保存、複写(コピー)、加工、転送、移
動、譲渡、移転)を示す。また、図10(B)は、アク
セス制御情報に含まれるアクセス条件の具体例(回数、
期間)を示す。
【0030】ここで、システムに接続された装置とし
て、着脱型ディスクドライブであるDVD−RAMドラ
イブ(Drive−1)と固定型ディスクドライブであ
るHDD(Drive−2)との間において、動画像デ
ータファイルの複写操作(コピー操作)を想定する。こ
こで、複写元をDVD−RAMドライブ(Drive−
1)とし、複写先をHDD(Drive−2)とする。
て、着脱型ディスクドライブであるDVD−RAMドラ
イブ(Drive−1)と固定型ディスクドライブであ
るHDD(Drive−2)との間において、動画像デ
ータファイルの複写操作(コピー操作)を想定する。こ
こで、複写元をDVD−RAMドライブ(Drive−
1)とし、複写先をHDD(Drive−2)とする。
【0031】DVD−RAMドライブ(Drive−
1)には、動画像データファイル(File−X)と動
画像データファイル(File−Y)とが記録された着
脱型カートリッジ(Media−A)が装填されてい
る。DVD−RAMドライブ(Drive−1)には、
図11(A)または(B)に示すようなID情報が記憶
されている。また、当該着脱型カートリッジ(Medi
a−A)には、図11(C)または(D)に示すような
ID情報が記憶されている。さらに、当該着脱型カート
リッジ(Media−A)には、図12(A),(B)
に示すように、当該メディアのID情報と共に、アクセ
ス制御情報が記憶されている。このアクセス制御情報で
は、第1に全ての装置や記憶媒体(メディア)等に対し
て、当該メディア(Media−A)に記憶されている
全てのデータについての「提示(PRESENT)」の
みのアクセス権が許可されていることが定義されてい
る。即ち、この定義だけでは利用者はデータの複製(コ
ピー)などの他の操作を行うことはできない。
1)には、動画像データファイル(File−X)と動
画像データファイル(File−Y)とが記録された着
脱型カートリッジ(Media−A)が装填されてい
る。DVD−RAMドライブ(Drive−1)には、
図11(A)または(B)に示すようなID情報が記憶
されている。また、当該着脱型カートリッジ(Medi
a−A)には、図11(C)または(D)に示すような
ID情報が記憶されている。さらに、当該着脱型カート
リッジ(Media−A)には、図12(A),(B)
に示すように、当該メディアのID情報と共に、アクセ
ス制御情報が記憶されている。このアクセス制御情報で
は、第1に全ての装置や記憶媒体(メディア)等に対し
て、当該メディア(Media−A)に記憶されている
全てのデータについての「提示(PRESENT)」の
みのアクセス権が許可されていることが定義されてい
る。即ち、この定義だけでは利用者はデータの複製(コ
ピー)などの他の操作を行うことはできない。
【0032】また、当該アクセス制御情報では、図12
(A)に示すように、ID情報の識別子(HARD−D
ISK DRV22222)を有する装置やメディア等
に対しては、指定の期間(19970925−1997
1224)に限定して「複製(REPLICATE)」
のアクセス権が認められている。さらに、ID情報の識
別子(SUZUKI−STORAGES)を有する装置
やメディア等に対しては、指定の期間(1997092
5−[2 WEEKS])に限定して「複製(REPL
ICATE)」のアクセス権が認められている。従っ
て、システムは、該当する装置やメディアに対して、複
写元の着脱型カートリッジ(Media−A)からのデ
ータのコピー操作が可能となる。
(A)に示すように、ID情報の識別子(HARD−D
ISK DRV22222)を有する装置やメディア等
に対しては、指定の期間(19970925−1997
1224)に限定して「複製(REPLICATE)」
のアクセス権が認められている。さらに、ID情報の識
別子(SUZUKI−STORAGES)を有する装置
やメディア等に対しては、指定の期間(1997092
5−[2 WEEKS])に限定して「複製(REPL
ICATE)」のアクセス権が認められている。従っ
て、システムは、該当する装置やメディアに対して、複
写元の着脱型カートリッジ(Media−A)からのデ
ータのコピー操作が可能となる。
【0033】ここで、識別子(SUZUKI−STOR
AGES)とは、図12(B)に示すように、複数の識
別子(HARD−DISK DRV22222)及び
(CD−RW VOL30303)を装置・メディアの
グループとして定義したものである。このような定義に
より、同様のアクセス権を複数の装置・メディアに対し
て設定することができる。
AGES)とは、図12(B)に示すように、複数の識
別子(HARD−DISK DRV22222)及び
(CD−RW VOL30303)を装置・メディアの
グループとして定義したものである。このような定義に
より、同様のアクセス権を複数の装置・メディアに対し
て設定することができる。
【0034】図12(C),(D)は、着脱型カートリ
ッジ(Media−A)内に記憶された動画像データフ
ァイル(File−X)のID情報とアクセス制御情報
の一例を示す。また、同図(E),(F)は、着脱型カ
ートリッジ(Media−A)内に記憶された動画像デ
ータファイル(File−Y)のID情報とアクセス制
御情報の一例を示す。
ッジ(Media−A)内に記憶された動画像データフ
ァイル(File−X)のID情報とアクセス制御情報
の一例を示す。また、同図(E),(F)は、着脱型カ
ートリッジ(Media−A)内に記憶された動画像デ
ータファイル(File−Y)のID情報とアクセス制
御情報の一例を示す。
【0035】ここでは、着脱型カートリッジ(Medi
a−A)内に記憶された動画像データファイル(Fil
e−X)と動画像データファイル(File−Y)と
を、複写先のHDD(Drive−2)上に動画像デー
タファイル(File−Xc)と動画像データファイル
(File−Yc)として複写するコピー操作を想定す
る。
a−A)内に記憶された動画像データファイル(Fil
e−X)と動画像データファイル(File−Y)と
を、複写先のHDD(Drive−2)上に動画像デー
タファイル(File−Xc)と動画像データファイル
(File−Yc)として複写するコピー操作を想定す
る。
【0036】図13(A)〜(C)は、複写先であるH
DD(Drive−2)のID情報とアクセス制御情報
の一例を示す。当該アクセス制御情報により、HDD
(Drive−2)は、全ての装置やメディア等に対し
て、いつでも如何なるアクセス権についても許可されて
いることが定義されている。従って、複写先であるHD
D(Drive−2)には、複写元からの動画像データ
ファイル(File−X)と動画像データファイル(F
ile−Y)の2つのファイルの複製を作成することが
可能である。この複製された動画像データファイル(F
ile−Xc)は、図13(D),(E)に示すよう
に、ID情報とアクセス制御情報を有するファイルとし
て生成されてHDD(Drive−2)に格納される。
また、動画像データファイル(File−Yc)は、図
13(F),(G)に示すように、ID情報とアクセス
制御情報を有するファイルとして生成されてHDD(D
rive−2)に格納される。即ち、図13(E)に示
す動画像データファイル(File−Xc)のアクセス
制御情報は、図12(A)に示す着脱型カートリッジ
(Media−A)のアクセス制御情報および図12
(D)に示す動画像データファイル(File−X)の
アクセス制御情報を継承している。同様に、図13
((G)に示す動画像データファイル(File−Y
c)のアクセス制御情報は、図12(A)に示す着脱型
カートリッジ(Media−A)のアクセス制御情報お
よび図12(F)に示す動画像データファイル(Fil
e−Y)のアクセス制御情報を継承している。なお、後
者では「全て(ALL)」のアクセス権がこのようにフ
ァイルの複製過程においては、アクセス制御情報の階層
的な継承が実行される。
DD(Drive−2)のID情報とアクセス制御情報
の一例を示す。当該アクセス制御情報により、HDD
(Drive−2)は、全ての装置やメディア等に対し
て、いつでも如何なるアクセス権についても許可されて
いることが定義されている。従って、複写先であるHD
D(Drive−2)には、複写元からの動画像データ
ファイル(File−X)と動画像データファイル(F
ile−Y)の2つのファイルの複製を作成することが
可能である。この複製された動画像データファイル(F
ile−Xc)は、図13(D),(E)に示すよう
に、ID情報とアクセス制御情報を有するファイルとし
て生成されてHDD(Drive−2)に格納される。
また、動画像データファイル(File−Yc)は、図
13(F),(G)に示すように、ID情報とアクセス
制御情報を有するファイルとして生成されてHDD(D
rive−2)に格納される。即ち、図13(E)に示
す動画像データファイル(File−Xc)のアクセス
制御情報は、図12(A)に示す着脱型カートリッジ
(Media−A)のアクセス制御情報および図12
(D)に示す動画像データファイル(File−X)の
アクセス制御情報を継承している。同様に、図13
((G)に示す動画像データファイル(File−Y
c)のアクセス制御情報は、図12(A)に示す着脱型
カートリッジ(Media−A)のアクセス制御情報お
よび図12(F)に示す動画像データファイル(Fil
e−Y)のアクセス制御情報を継承している。なお、後
者では「全て(ALL)」のアクセス権がこのようにフ
ァイルの複製過程においては、アクセス制御情報の階層
的な継承が実行される。
【0037】次に、着脱型カートリッジ(Media−
A)内に記憶された動画像データファイル(File−
X)と動画像データファイル(File−Y)とを、複
写先の着脱型ディスクドライブであるDVD−RAMド
ライブ(Drive−3)に装填された着脱型カートリ
ッジ(Media−C)上に動画像データファイル(F
ile−Xcc)と動画像データファイル(File−
Ycc)として複写するコピー操作を想定する。図14
(A),(B)は、複写先であるDVD−RAMドライ
ブ(Drive−3)のID情報の一例を示す。図14
(C)〜(E)は、当該着脱型カートリッジ(Medi
a−C)のID情報及びアクセス制御情報の一例を示
す。
A)内に記憶された動画像データファイル(File−
X)と動画像データファイル(File−Y)とを、複
写先の着脱型ディスクドライブであるDVD−RAMド
ライブ(Drive−3)に装填された着脱型カートリ
ッジ(Media−C)上に動画像データファイル(F
ile−Xcc)と動画像データファイル(File−
Ycc)として複写するコピー操作を想定する。図14
(A),(B)は、複写先であるDVD−RAMドライ
ブ(Drive−3)のID情報の一例を示す。図14
(C)〜(E)は、当該着脱型カートリッジ(Medi
a−C)のID情報及びアクセス制御情報の一例を示
す。
【0038】このコピー操作では、複製された動画像デ
ータファイル(File−Xcc)は、図14(F),
(G)に示すように、ID情報とアクセス制御情報を有
するファイルとして生成されてDVD−RAMドライブ
(Drive−3)に格納される。また、動画像データ
ファイル(File−Ycc)は、図14(H),
(I)に示すように、ID情報とアクセス制御情報を有
するファイルとして生成されてDVD−RAMドライブ
(Drive−3)に格納される。
ータファイル(File−Xcc)は、図14(F),
(G)に示すように、ID情報とアクセス制御情報を有
するファイルとして生成されてDVD−RAMドライブ
(Drive−3)に格納される。また、動画像データ
ファイル(File−Ycc)は、図14(H),
(I)に示すように、ID情報とアクセス制御情報を有
するファイルとして生成されてDVD−RAMドライブ
(Drive−3)に格納される。
【0039】以上のように、アクセス制御情報に基づい
た各装置、メディア、マルチメディア情報(情報コンテ
ンツ)に関する複写操作について説明したが、図15に
示すように、提示や印刷等のアクセス履歴に関する情報
をアクセス制御情報に準じて記憶することにより、当該
情報コンテンツの履歴情報を使用したアクセス制御情報
の生成や著作権侵害の警告などの際に利用することがで
きる。 (アクセス権の設定方法)ここで、前述したID情報及
びアクセス制御情報を有する装置、記憶媒体(メディ
ア)、及びマルチメディア情報(情報コンテンツ)に対
して所望のアクセス権を設定する方法について説明す
る。
た各装置、メディア、マルチメディア情報(情報コンテ
ンツ)に関する複写操作について説明したが、図15に
示すように、提示や印刷等のアクセス履歴に関する情報
をアクセス制御情報に準じて記憶することにより、当該
情報コンテンツの履歴情報を使用したアクセス制御情報
の生成や著作権侵害の警告などの際に利用することがで
きる。 (アクセス権の設定方法)ここで、前述したID情報及
びアクセス制御情報を有する装置、記憶媒体(メディ
ア)、及びマルチメディア情報(情報コンテンツ)に対
して所望のアクセス権を設定する方法について説明す
る。
【0040】システムは、表示部4の画面上に、図16
(A)に示すアクセス権の種別選択画面を表示する。こ
の種別選択画面は、ユーザが自分で作成したマルチメデ
ィア情報コンテンツ「AAA」に対して、「保存(ST
ORE)」のアクセス権を他人あるいは任意の装置・メ
ディアに対して設定するための操作画面である。また、
ユーザが他人の作成した情報コンテンツの「保存(ST
ORE)」のアクセス権を取得する場合にも利用する。
(A)に示すアクセス権の種別選択画面を表示する。こ
の種別選択画面は、ユーザが自分で作成したマルチメデ
ィア情報コンテンツ「AAA」に対して、「保存(ST
ORE)」のアクセス権を他人あるいは任意の装置・メ
ディアに対して設定するための操作画面である。また、
ユーザが他人の作成した情報コンテンツの「保存(ST
ORE)」のアクセス権を取得する場合にも利用する。
【0041】図16(B)は、情報コンテンツ「AA
A」に対する利用者または利用者が使用しているPCシ
ステム(データ記憶装置や入出力装置を含む)に対して
設定されているアクセス権を表示するための提示画面の
例である。即ち、ユーザは、当該提示画面により、情報
コンテンツ「AAA」に対するアクセス権の内容を認識
することができる。図17(A)は、既に設定あるいは
取得しているアクセス権の変更、例えばアクセス権の
「提示(PRESENT)」ランクから「加工(REU
SE)」ランクへの変更を行う場合の操作画面の一例で
ある。即ち、ユーザは、当該操作画面により、情報コン
テンツ「AAA」に対して所有しているアクセス権の内
容を認識すると共に、アクセス権の変更を指示すること
ができる。図17(B)は、利用者が既に設定あるいは
取得したアクセス権を越える操作を行おうとした場合の
警告画面の一例である。当該警告画面により、ユーザ
は、所有しているアクセス権の内容を認識すると共に、
操作したコピーなどの操作についてはアクセス権を備え
ていないことを認識できる。 (応用システム)本実施形態は、以下のようなシステム
に適用することが可能である。 (1)家庭内機器でのコンテンツの正規複製 図12(B)に示す対象グループ定義に示した方法によ
り、利用者が家庭内に所有する機器をグループ定義し
て、当該グループ定義を対象にしたアクセス権の設定を
メディアや情報コンテンツに行うことにり、いずれの装
置でも再生可能なメディア、情報コンテンツが設定でき
るシステムを構築できる。 (2)前記(1)の情報コンテンツをディジタル通信衛
星または放送衛星を経由した配信する場合に、アクセス
権の設定に加入者の家庭が有する機器をグループ定義し
た識別子の一覧(グループ定義)に対して行われるよう
な場合を想定することができる。ディジタル通信衛星ま
たは放送衛星の配信の提供者が、衛星配信による情報コ
ンテンツの記録専用のメディアを配布し、その中に事前
に加入者の家庭が有する機器をグループ定義した識別子
を定義しておくとよい。そして衛星配信の際には、前述
のメディア上に定義された加入者ごとのグループ定義を
使ってアクセス制御情報を配信するが、正規加入者の家
庭のすべての機器での再生を可能にすることができる。 (3)前記(2)においては、情報コンテンツの動画像
データ部分については衛星配信により行い、アクセス制
御情報については、別途店頭で正規の購入手続きを経て
再設定する仕組みにするシステムにしてもよい。 (4)前記(2)で述べた情報コンテンツの衛星配信シ
ステムにおいて、あらかじめ衛星配信の提供者が特定の
識別子を持つプログラムのみが「保存(STORE)」
可能であるアクセス権を設定したメディアを配布してお
くことで、特定の学習講座のみの記録が可能なシステム
を実現することができる。 (5)不慮の事態に備えたバックアップの作成 複製先のメディアあるいはコンテンツのアクセス制御情
報に複製元のメディアあるいはコンテンツの識別子に対
するアクセス権を設定してもよい。 (6)期限付き複製の作成 複製先のメディアあるいはコンテンツのアクセス制御情
報に複製元のメディアあるいはコンテンツの識別子に対
する「提示(PRESENT)」等のアクセス権を期限
付きで設定し、複製元のメディアあるいはコンテンツに
対しては「提示(PRESENT)禁止」等のアクセス
権を前述の期限付きで設定してもよい。 (7)使用する場所によってアクセス権の異なる塾教材 使用する教材(コンテンツ)を学校や塾でメディアに書
き込み、一部のコンテンツ(解説や問題)については学
校内ならびに生徒の自宅に有する機器に対するアクセス
権を「表示(PRESENT)」に設定するが、一部の
コンテンツ(回答)については学校内に有する機器に対
してのみアクセス権を「表示(PRESENT)」に設
定することによって実現できる。 (8)アクセス権の統合・分割の方法 コンテンツの複製や移動などが行われるとアクセス制御
情報が複雑化する。その情報を適宜最適化する手段を提
供する。
A」に対する利用者または利用者が使用しているPCシ
ステム(データ記憶装置や入出力装置を含む)に対して
設定されているアクセス権を表示するための提示画面の
例である。即ち、ユーザは、当該提示画面により、情報
コンテンツ「AAA」に対するアクセス権の内容を認識
することができる。図17(A)は、既に設定あるいは
取得しているアクセス権の変更、例えばアクセス権の
「提示(PRESENT)」ランクから「加工(REU
SE)」ランクへの変更を行う場合の操作画面の一例で
ある。即ち、ユーザは、当該操作画面により、情報コン
テンツ「AAA」に対して所有しているアクセス権の内
容を認識すると共に、アクセス権の変更を指示すること
ができる。図17(B)は、利用者が既に設定あるいは
取得したアクセス権を越える操作を行おうとした場合の
警告画面の一例である。当該警告画面により、ユーザ
は、所有しているアクセス権の内容を認識すると共に、
操作したコピーなどの操作についてはアクセス権を備え
ていないことを認識できる。 (応用システム)本実施形態は、以下のようなシステム
に適用することが可能である。 (1)家庭内機器でのコンテンツの正規複製 図12(B)に示す対象グループ定義に示した方法によ
り、利用者が家庭内に所有する機器をグループ定義し
て、当該グループ定義を対象にしたアクセス権の設定を
メディアや情報コンテンツに行うことにり、いずれの装
置でも再生可能なメディア、情報コンテンツが設定でき
るシステムを構築できる。 (2)前記(1)の情報コンテンツをディジタル通信衛
星または放送衛星を経由した配信する場合に、アクセス
権の設定に加入者の家庭が有する機器をグループ定義し
た識別子の一覧(グループ定義)に対して行われるよう
な場合を想定することができる。ディジタル通信衛星ま
たは放送衛星の配信の提供者が、衛星配信による情報コ
ンテンツの記録専用のメディアを配布し、その中に事前
に加入者の家庭が有する機器をグループ定義した識別子
を定義しておくとよい。そして衛星配信の際には、前述
のメディア上に定義された加入者ごとのグループ定義を
使ってアクセス制御情報を配信するが、正規加入者の家
庭のすべての機器での再生を可能にすることができる。 (3)前記(2)においては、情報コンテンツの動画像
データ部分については衛星配信により行い、アクセス制
御情報については、別途店頭で正規の購入手続きを経て
再設定する仕組みにするシステムにしてもよい。 (4)前記(2)で述べた情報コンテンツの衛星配信シ
ステムにおいて、あらかじめ衛星配信の提供者が特定の
識別子を持つプログラムのみが「保存(STORE)」
可能であるアクセス権を設定したメディアを配布してお
くことで、特定の学習講座のみの記録が可能なシステム
を実現することができる。 (5)不慮の事態に備えたバックアップの作成 複製先のメディアあるいはコンテンツのアクセス制御情
報に複製元のメディアあるいはコンテンツの識別子に対
するアクセス権を設定してもよい。 (6)期限付き複製の作成 複製先のメディアあるいはコンテンツのアクセス制御情
報に複製元のメディアあるいはコンテンツの識別子に対
する「提示(PRESENT)」等のアクセス権を期限
付きで設定し、複製元のメディアあるいはコンテンツに
対しては「提示(PRESENT)禁止」等のアクセス
権を前述の期限付きで設定してもよい。 (7)使用する場所によってアクセス権の異なる塾教材 使用する教材(コンテンツ)を学校や塾でメディアに書
き込み、一部のコンテンツ(解説や問題)については学
校内ならびに生徒の自宅に有する機器に対するアクセス
権を「表示(PRESENT)」に設定するが、一部の
コンテンツ(回答)については学校内に有する機器に対
してのみアクセス権を「表示(PRESENT)」に設
定することによって実現できる。 (8)アクセス権の統合・分割の方法 コンテンツの複製や移動などが行われるとアクセス制御
情報が複雑化する。その情報を適宜最適化する手段を提
供する。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、マ
ルチメディア情報を取り扱うデータ記録再生システムに
おいて、アクセス制御情報に基づいたアクセス制御機能
により、マルチメディア情報の創作者の著作権を保護で
きる仕組みを構築することができる。また、正当な利用
者などに対して著作権の所有者や権利内容を明示するこ
とにより、マルチメディア情報の適切な利用形態を実現
することが可能となり、著作権の保護と共に、マルチメ
ディア情報の適切な利用方法の確立を図ることが可能と
なる。
ルチメディア情報を取り扱うデータ記録再生システムに
おいて、アクセス制御情報に基づいたアクセス制御機能
により、マルチメディア情報の創作者の著作権を保護で
きる仕組みを構築することができる。また、正当な利用
者などに対して著作権の所有者や権利内容を明示するこ
とにより、マルチメディア情報の適切な利用形態を実現
することが可能となり、著作権の保護と共に、マルチメ
ディア情報の適切な利用方法の確立を図ることが可能と
なる。
【図1】本発明の実施形態のデータ記録再生システムの
構成を示すブロック図。
構成を示すブロック図。
【図2】本実施形態に関係する識別情報(ID情報)の
構成を示す図。
構成を示す図。
【図3】本実施形態に関係する識別情報(種別情報)と
アクセス内容(アクセス種類)との関係の一例を示す
図。
アクセス内容(アクセス種類)との関係の一例を示す
図。
【図4】本実施形態の識別情報の設定方法の一例を示す
図。
図。
【図5】本実施形態の識別情報の設定方法の一例を示す
図。
図。
【図6】本実施形態の識別情報の設定方法の一例を示す
図。
図。
【図7】本実施形態の識別情報の設定方法の一例を示す
図。
図。
【図8】本実施形態に関係する記憶媒体に設定するため
の識別情報とアクセス制御情報の構成を示す図。
の識別情報とアクセス制御情報の構成を示す図。
【図9】本実施形態に関係するマルチメディア情報自体
(情報コンテンツ)に設定するための識別情報及びアク
セス制御情報の構成を示す図。
(情報コンテンツ)に設定するための識別情報及びアク
セス制御情報の構成を示す図。
【図10】本実施形態に関係するアクセス制御情報のア
クセス権の種類及びアクセス条件の一例を示す図。
クセス権の種類及びアクセス条件の一例を示す図。
【図11】本実施形態に関係するアクセス制御動作の説
明において、装置と記憶媒体に設定される識別情報の一
例を示す図。
明において、装置と記憶媒体に設定される識別情報の一
例を示す図。
【図12】本実施形態に関係するアクセス制御動作の説
明において、記憶媒体及び情報コンテンツに設定される
識別情報及びアクセス制御情報の一例を示す図。
明において、記憶媒体及び情報コンテンツに設定される
識別情報及びアクセス制御情報の一例を示す図。
【図13】本実施形態に関係するアクセス制御動作の説
明において、装置及び情報コンテンツに設定される識別
情報及びアクセス制御情報の一例を示す図。
明において、装置及び情報コンテンツに設定される識別
情報及びアクセス制御情報の一例を示す図。
【図14】本実施形態に関係するアクセス制御動作の説
明において、装置、記憶媒体及び情報コンテンツに設定
される識別情報及びアクセス制御情報の一例を示す図。
明において、装置、記憶媒体及び情報コンテンツに設定
される識別情報及びアクセス制御情報の一例を示す図。
【図15】本実施形態に関係するアクセス制御情報に準
ずるアクセス履歴情報の一例を示す図。
ずるアクセス履歴情報の一例を示す図。
【図16】本実施形態に関係するアクセス権の設定方法
の一例を説明するための図。
の一例を説明するための図。
【図17】本実施形態に関係するアクセス権の設定方法
の一例を説明するための図。
の一例を説明するための図。
1…PCシステム本体(パーソナルコンピュータ本体) 2…CPU 3…メインメモリ(RAM) 4…表示部 5…アクセス制御部 6…データ記憶装置(HDD) 7…外部データ入出力部 8…情報出力端子を有する外部装置 9…情報入力端子を有する外部装置
Claims (13)
- 【請求項1】 データを記憶するためのデータ記憶手段
を有し、当該データ記憶手段の入出力に伴う当該データ
の記録または再生に関係するアクセス制御機能を備えた
データ記録再生システムであって、 記録または再生に関係するアクセス対象のデータの入手
先を識別する識別情報及び当該データのアクセス内容を
規定したアクセス情報を含むアクセス制御情報を記憶す
る記憶手段と、 前記データ記憶手段に記憶されたデータのアクセス要求
に応じて、当該データの前記アクセス制御情報に基づい
て設定されるアクセス動作のみを実行するアクセス制御
手段とを具備したことを特徴とするデータ記録再生シス
テム。 - 【請求項2】 前記アクセス制御手段は、前記アクセス
制御情報に基づいて前記データ記憶手段に記憶されたデ
ータの入手先を認識し、表示画面上に提示する手段を有
することを特徴とする請求項1記載のデータ記録再生シ
ステム。 - 【請求項3】 前記識別情報は、アクセス対象のデータ
の入手先または出力先の各外部装置、あるいは前記アク
セス制御手段のそれぞれに設定されていることを特徴と
する請求項1記載のデータ記録再生システム。 - 【請求項4】 前記アクセス制御手段は、前記アクセス
制御情報に基づいて前記データ記憶手段に記憶されたデ
ータを読出して出力する場合の出力先を判定し、前記ア
クセス制御情報に含まれるアクセス条件に合致する出力
先のみに当該データを出力することを特徴とする請求項
1記載のデータ記録再生システム。 - 【請求項5】 前記アクセス制御手段は、前記アクセス
制御情報に基づいてアクセス対象のデータの入手先に対
応する入手条件を認識し、当該入手条件に合致する場合
のみ当該データを入手して前記データ記憶手段に格納す
ることを特徴とする請求項1記載のデータ記録再生シス
テム。 - 【請求項6】 前記アクセス制御手段は、前記アクセス
制御情報に基づいてアクセス対象のデータの入手先に対
応する入手条件または前記当該データを出力するときの
出力先が不適当である場合に、所定の警告を提示する手
段を有することを特徴とする請求項1、請求項4、請求
項5のいずれか記載のデータ記録再生システム。 - 【請求項7】 前記アクセス制御情報を記憶した前記記
憶手段に対して、当該アクセス制御情報の内容を更新す
るための手段を有することを特徴とする請求項1、請求
項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6のいず
れか記載のデータ記録再生システム。 - 【請求項8】 前記識別情報及び前記アクセス制御情報
は、アクセス対象のデータを記憶した記憶媒体に設定さ
れていることを特徴とする請求項1または請求項3記載
のデータ記録再生システム。 - 【請求項9】 前記識別情報及び前記アクセス制御情報
は、アクセス対象のデータに設定されていることを特徴
とする請求項1または請求項8記載のデータ記録再生シ
ステム。 - 【請求項10】 前記アクセス制御手段は、外部装置と
前記データ記憶手段との間でデータの表示、印刷、保
存、複写、加工、転送、移動の各アクセス操作の中で前
記アクセス制御情報に定義されたアクセス操作のみを実
行することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項
8、請求項9のいずれか記載のデータ記録再生システ
ム。 - 【請求項11】 データを記憶するためのデータ記憶手
段を有し、当該データ記憶手段の入出力に伴う当該デー
タの記録または再生に関係するアクセス制御機能を備え
たデータ記録再生システムに使用される着脱可能型記憶
媒体であって、 記録または再生に関係するアクセス対象のデータの入手
先または出力先の各記憶媒体毎に設定された固有の識別
情報を記憶する記憶エリアと、 前記各記憶媒体に対する当該データのアクセス動作を実
行するためのアクセス制御情報を記憶する記憶エリアと
を具備したことを特徴とする着脱可能型記憶媒体。 - 【請求項12】 データを記憶するためのデータ記憶手
段を有し、当該データ記憶手段の入出力に伴う当該デー
タの記録または再生に関係するアクセス制御機能を備え
たデータ記録再生システムにおいて、当該システムに接
続される情報出力端子を備えた外部装置に対して通信媒
体を介して各種のデータを送信するデータ送信装置であ
って、 前記通信媒体を介して前記外部装置の識別情報を入手す
るための手段と、 データのアクセス動作を実行するためのアクセス制御情
報において、前記外部装置から入手した前記識別情報が
当該アクセス制御情報に含まれる識別情報に該当するか
否かを判定するための判定手段と、 前記判定手段の判定結果に基づいて、前記識別情報が該
当しない場合にはデータ及び前記アクセス制御情報を前
記外部装置に対して送信を禁止し、前記識別情報が該当
する場合にはデータ及び前記アクセス制御情報を前記外
部装置に対して送信するように制御する制御手段とを具
備したことを特徴とするデータ送信装置。 - 【請求項13】 前記判定手段の判定結果に基づいて前
記識別情報が該当する場合に、前記外部装置に接続され
た記憶媒体の識別情報を前記通信媒体を介して入手し、
当該識別情報が前記アクセス制御情報に含まれる識別情
報に該当するか否かを判定し、当該識別情報が該当しな
い場合にはデータ及び前記アクセス制御情報を前記外部
装置に対して送信を禁止し、かつ当該識別情報が該当す
る場合にはデータ及び前記アクセス制御情報を前記外部
装置に対して送信するように制御する手段を備えている
ことを特徴とする請求項12記載のデータ送信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10022124A JPH11219320A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | データ記録再生システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10022124A JPH11219320A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | データ記録再生システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11219320A true JPH11219320A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12074144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10022124A Withdrawn JPH11219320A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | データ記録再生システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11219320A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-02-03 JP JP10022124A patent/JPH11219320A/ja not_active Withdrawn
Cited By (19)
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060811 |