JP2008520025A - ディジタル・ライセンスを処理する方法及び装置 - Google Patents

ディジタル・ライセンスを処理する方法及び装置 Download PDF

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Abstract

ディジタル・ライセンスを処理する装置及び対応する方法。各ディジタル・ライセンスは1つ又は複数のコンテンツ・アイテムと関連付けられる。装置は、処理装置を備えている。処理装置は、単一のコンテンツ・アイテム又はその複製に関連したいくつかのライセンスが散在ライセンスとして指定されているか否かを確認するよう適合させ、上記いくつかのライセンスは装置群のうちの少なくとも1つの装置上に存在しており、処理装置は、散在ライセンスの数が1よりも大きい場合に、散在ライセンスとして指定されたライセンスを、マージされた単一のライセンスにマージするよう適合させる。

Description

本発明は、ディジタル・ライセンスを処理する方法に関する。本発明は更に、ディジタル・ライセンスを処理する装置に関する。更に、本発明は、本発明による方法を1つ又は複数の処理装置に実行させる命令を記憶させたコンピュータ読み取り可能媒体に関する。
コンテンツ配布技術(すなわち、インターネット及び取り外し可能媒体)における最近の動向によって、以前よりもコンテンツ交換がずっと容易になっている。消費者によるすばやい採用は、前述の技術が実際に自らのニーズに対応していることを明らかにしている。コンテンツ・プロバイダは、ディジタル形式で配布されるコンテンツ/コンテンツ・アイテムの著作権の保護を欲している。よって、近年、コンテンツ保護システムの数は急速に増えている。
認可された領域(AD)の概念は、(自らの著作権の保護を欲する)コンテンツ所有者の利害及び(コンテンツ・アイテムの無制限使用を欲する)コンテンツ消費者の利害にかなう解決策を見出すことを目的とする。基本的な原理は、認可されたドメインの境界を越えない限り比較的自由にコンテンツを用いることができる制御されたネットワーク環境を有するということである。通常、認可されたドメインは、ホーム・ネットワークとしても表す家庭内環境を中心としている。当然、他のシナリオも考えられる。ユーザは例えば、限定量のコンテンツを備えた、オーディオ及び/ビデオ用ポータブル装置を旅行に持って行き、ホテルの部屋でそれを使用して、自宅にある自分のパーソナル・オーディオ・システム及び/又はパーソナル・ビデオ・システムに記憶された更なるコンテンツをアクセス又はダウンロードすることが可能である。ポータブル装置は、ホーム・ネットワークの外にあっても、ユーザの認可されたドメインの一部である。このようにして、(装置ベースの)認可されたドメイン(AD)は、ドメイン内の装置による、コンテンツへのアクセスを可能にするが、何れかの他の装置による、コンテンツへのアクセスを可能にしないシステムである。個人ベースであり、ハイブリッド・ベースである、認可されたドメインも存在する。
ホーム・ネットワークは、特定の種類のネットワーク技術(例えば、イーサネット(登録商標)、IEEE1394、ブルートゥース、802.11b、802.11g等)を用いて相互接続される装置組として定義することが可能である。ネットワーク技術は別々の装置が通信することを可能にするが、これは装置が相互作用することを可能にするには十分でない。このことを行うことができるために、装置は、ネットワーク内の他の装置に存在している機能を発見し、アドレス指定することができることを必要とする。前述の相互運用性は、ホーム・ネットワーキング・ミドルウェアによって備えられる。ホーム・ネットワーキング・ミドルウェアの例には、ジニ(Jini)、ハビ(HAVi)、UpnP(ユニバーサル・プラグ・アンド・プレイ)、AVCがある。
認可されたドメインの使用等を更に広範囲に公表したものについては、「Secure Content Management in Authorised Domains, Philips Research、 The Netherlands」と題する、S.A.F.A van den Heuvel、W. Jonker、 F.L.A.J. Kamperman、 P.J.Lenoirによる西暦2002年9月12日乃至16日開催のIBC 2002会議の刊行物を参照されたい。
更に、ADのいくつかの変形がある。いわゆる装置ベースのADでは、ドメインが、特定の装置及びコンテンツの組によって構成される。ドメイン・マネージャ(1つ又は複数の装置)は、ドメインに参加し得る装置を制御する。ドメインの特定の装置組しか、そのドメインのコンテンツを利用する(例えば、開く、複製する、再生する、又はエクスポートする)ことが可能でない。前述の装置ベースのADの例は、本出願と同一の出願人による国際特許出願第03/098931号(代理人整理番号PHNL020455号)及び国際特許出願第04/027588号(代理人整理番号PHNL030283号)に開示されている。
別のタイプのADは、いわゆる個人ベースの認可されたドメインである(ドメインは、装置の代わりに個人に基づいている)。前述のシステムの例は、本出願と同一の出願人による国際特許出願第04/038568号(代理人整理番号PHNL021063号)に開示されている(コンテンツが個人に結合され、次いで、個人がドメインにグループ化される)。
いわゆるハイブリッドの認可されたドメイン・ベースのDRMシステムは、装置及び個人を有し得る群にコンテンツを結びつける。ハイブリッドADシステムの例は、国際特許出願PCT/IB2004/051226号(代理人整理番号PHNL030926号)及び欧州特許出願第04101256.8号(代理人整理番号PHNL040315号)において見つけることが可能である。
このようにして、認可されたドメイン(AD)は、ドメインの一部であるいくつかのコンテンツ・アイテムへの(制御された)アクセスを共有する装置及び/又はユーザの集まりである。AD(すなわち、装置及び/又はユーザ)の構成員がコンテンツへのアクセスを有する(ライセンス、(ディジタル)著作権等に規定されているように、更なる制限(18歳以上の視聴者に制限、欧州市場のみ等)が該当し得る)が、非構成員はアクセスを有していない。装置又はユーザは通常、せいぜい一ADの構成員に過ぎない。コンテンツ・アイテムは通常、DRMシステムの管理下でADに配布される。いくつかのタイプのDRMシステムが単一のADにコンテンツを配布し得る。
AD内の前述のコンテンツ・アイテムに対するアクセスは通常、ライセンス、著作権等を用いて制御される。設計の選択に応じて、ADは例えば分散システムである(AD内のいくつかの装置がライセンス、著作権又は同様なものを、例えば、実際のコンテンツ・アイテムに加えて記憶し、保持する)。著作権及び/又はライセンス等は、ステートレス、又はステートフル(すなわち、コンテンツ・アイテムに関連した著作権/ライセンスの特定の状態を備えている)であり得る。状態の一例には例えば、コンテンツ・アイテムの許容された再生数がある。前述のステートフルなライセンス/著作権は場合によっては、数えることができる著作権、すなわち、使用、アクセス、レンダリング、視聴等の数に関連した著作権として表される。単一の認可されたドメイン(AD)は、ステートレス・ライセンスもステートフル・ライセンスも備えることが可能である。特定のコンテンツ・アイテムの著作権、ライセンス等が、ステートレスである、例えば、再生権(それによって、AD内で要求される回数、コンテンツ・アイテムを再生することが可能である)の数をカウントしない場合、関連したライセンス、著作権等(、及び、例えば、関連したコンテンツ・アイテム)を(ドメイン内の)複数の装置に複製することが可能である。しかし、ライセンス、著作権等がステートレスである場合、制限が、ライセンス、著作権等(及び、例えば、関連したコンテンツ・アイテム)の複製に、適切なライセンスを分離することによって適用される。例として、特定のコンテンツ・アイテムの5回の再生を可能にする著作権を備えるライセンスを、2回の再生を可能にするライセンス、及び3回の再生を可能にするライセンスに分離することが可能である。例として、この状況は例えば、(関連したステートフルなライセンス/著作権を有する)特定のコンテンツ・アイテムをレンダリング、再生等するために、認可されたドメイン(AD)の構成員であるポータブル装置をユーザが旅行に持って行く場合に生じ得る。上記コンテンツ・アイテムは、局所アクセス、レンダリング、再生等も可能にし、ドメイン(例えば、家庭内)の他のユーザ/装置もなおコンテンツ・アイテムをアクセスすることができることをなお可能にするようポータブル装置(例えば、ネットワーク機能/帯域幅が全くないか限定的である)にも複製される。この状況では、他方の分離ライセンス/著作権がAD(例えば、家庭内)の1つ又は複数の装置上に記憶された状態に留まっていながら、一方の分離ライセンス/著作権がポータブル装置に(例えば、コンテンツ・アイテムとともに)複製されるようにコンテンツ・アイテムのステートフルなライセンス/著作権を分離する必要がある。その他の状況は、例えば、(ADの)いくつかのユーザが自らの個別のポータブル装置上で特定のアイテムにアクセス可能であるようにしたい場合等であり得る。
前述の環境では、システム又は装置は、ライセンス/著作権を容易に見失いかねない。それによって、ライセンスをシステムによって位置特定することが可能でないので、有効なライセンス/著作権(前方のみと表されたライセンス)がAD内でなお存在しているが、特定のコンテンツ・アイテムをユーザが再生することが可能でない状況が生じ得る。このことは、前述の分散システムの場合に、かつ/又は多数のコンテンツ・アイテムを備えるシステムの場合に特にあてはまる。更に、コンテンツ・アイテムの再生時に、又はコンテンツ・アイテムへのアクセス時に(すなわち、適切なライセンスを検証し、実施しなければならない場合)、適切なライセンス全てが利用可能である訳でないので、コンテンツ・アイテムの散在ライセンスを処理することが遅すぎることがあり得る。このことは、例えば、切断されているか若しくは電源がオフにされた装置上にライセンスが記憶されているか、又は、散在ライセンスを適切に処理するうえで単に長くかかり過ぎることがあり得るので起こり得る(特に、特定のADの装置が別々の地理的場所に配置されていることがあり得る分散ADにおいて)。装置間でライセンスを求めてサーチし、装置間でライセンスを転送するのに必要な時間は更に、装置間でコンテンツをセキュアに例えば、暗号演算等を用いて転送しなければならないために増える。
このようなホーム・ネットワークは、例えば、平均的な世帯において一層多くのコンテンツがディジタル形式になるにつれ、一層増加する数のコンテンツ・アイテムを備えることになる世帯の全構成員の音楽、映画、ピクチャ、写真、テキスト文書/著書等全てを備えるためのものである。ホーム・ネットワーク又はADは、コンテンツ及び/又はライセンスのバックアップ・サーバとして機能するサーバも備え得る。
更に、(例えば、装置の切断、又は装置の電源の遮断によって)特定のコンテンツ・アイテム(すなわち、AD内の特定のコンテンツ・アイテムの複製全て)に対して存在しているライセンスを見失いかねないので、コンテンツ・アイテムに対してなお残っている(数えられる)著作権の数(すなわち、なお許容される再生の回数)を判定する概略的な、又は容易なやり方は存在していない。このことは、更なる再生権を購入する時点等をユーザが分かることを困難にしている。
本発明の目的は、前述の欠点の1つ又は複数を解決する、ディジタル・ライセンスを処理する装置(及び対応する方法)を提供することである。更なる目的は、単純で、柔軟性があり、かつ効率的なやり方でこれを提供することである。
本発明は、ディジタル・ライセンスを処理する装置(及び対応する方法)を提供する。各ディジタル・ライセンスは1つ又は複数のコンテンツ・アイテムと関連付けられる。装置は、処理装置を備えている。処理装置は、単一のコンテンツ・アイテム又はその複製に関連したいくつかのライセンスが散在ライセンスとして指定されているか否かを確認するよう適合させ、上記いくつかのライセンスは装置群のうちの少なくとも1つの装置上に存在しており、処理装置は、散在ライセンスの数が1よりも大きい場合に、散在ライセンスとして指定されたライセンスを、マージされた単一のライセンスにマージするよう適合させる。
このようにして、散在ライセンスの再使用が、適切なライセンスをシステムによって位置特定することが可能でないので、有効なライセンスがAD内でなお存在しているが、特定のコンテンツ・アイテムをユーザが再生することが可能でない状況にユーザがおちいらないことを確実にする効率的なやり方において可能にされる。
好ましい実施例では、特定のライセンス及び関連したコンテンツ・アイテムが同じ装置上に記憶されていない場合、特定のライセンスが特定のコンテンツ・アイテムの部分的な消費しか可能にしない場合、関連したコンテンツ・アイテムがアクセスされる装置上に特定のライセンスが記憶されていない場合、特定のライセンスが中央ライセンス記憶装置に記憶されていない場合、特定のライセンスがホーム・ネットワーク内の所定数のサーバのうちの1つに記憶されていない場合、特定のライセンスがユーザの携帯電話上に記憶されている場合、及び/又は特定のライセンスがポータブル装置上に記憶されている場合、特定のコンテンツ・アイテムに関連した特定のライセンスが散在ライセンスとして指定される。
散在ライセンスとしてライセンスを指定する他の手法も特定のアプリケーションに応じて存在し得る。
好ましい実施例では、各ライセンスは、可能にされる動作、及び関連したコンテンツ・アイテムに対して動作が可能にされる回数を規定するXML(拡張可能メタ言語)記述によって実現される。
好ましい実施例では、マージされた単一のライセンスは、関連したコンテンツ・アイテムを記憶する装置上に、最も多くの散在ライセンスを記憶させた装置上に、散在ライセンスを記憶させた装置上に、関連したコンテンツがアクセスされる装置上に、中央ライセンス記憶装置において、ホーム・ネットワーク内の所定数のサーバのうちの一サーバ上に、ユーザの携帯電話上に、又はポータブル装置上に記憶される。
このようにして、マージ/収集された散在ライセンスが適切な装置上で利用可能であることが確実にされる。
好ましい実施例では、装置群は、同じ認可されたドメイン(AD)に属する。
好ましい実施例では、散在ライセンスの確認、及び/又はマージは、定期的に、所定時間間隔で、かつ/あるいは、コンテンツ・アイテムに対する所定アクセス数毎に、装置が接続された際に、ユーザがコンテンツ・アイテムへのアクセスを要求した際に、かつ/あるいは、ユーザが更なるライセンスを購入したい際に行われる。
このようにして、ライセンスは事前に収集され、ライセンスの有効性を問わず、コンテンツ・アイテムに対してアクセスできないか、又はアクセスがより制限された状況にユーザがおかれるというリスクが自動的に最小にされる。
好ましい実施例では、散在ライセンスの確認及び/マージの結果はUPnP(ユニバーサル・プラグ・アンド・プレイ)を用いて行われる。
本発明による方法の効果的な実施例は、サブクレームに記載しており、以下に詳細に説明する。方法の実施例は、装置の実施例に対応しており、同じ理由で同じ利点を有している。
更に、本発明は、本発明による方法を1つ又は複数の処理装置に実行させる命令を記憶させたコンピュータ読み取り可能媒体にも関する。
本発明の前述及びその他の局面は、添付図面に示す例証的な実施例から明らかであり、そうした実施例を参照しながら明らかになるであろう。
図1は、装置、ユーザ、コンテンツ・アイテム及びライセンスを、認可されたドメイン(AD)にバインドすることができる方法を略示する。いくつかの装置(102)D1、D2、D3、…、DM(Mは1以上である)及びいくつかの個人/ユーザ(103)P1、P2、P3、…、PN(Nは1以上である)がADにバインドされた認可されたドメイン(AD)(100)を示す。いくつかのコンテンツ・アイテム(104)C1、C2、C3、…、CL(Lは1以上である)に対して特定の個人(及び/若しくは、あるいは、特定の個人群、並びに/又はドメイン(100)にバインドされた個人全て)が有する著作権をライセンスが規定する1つ又は複数のディジタル・ライセンス(L1、…、LL)も示す。前述の通り、そうしたライセンスはステートフルであってもステートレスであってもよい。あるいは、ライセンスはいくつかのコンテンツ・アイテムと関連付けることができる。ライセンスは、例えば、(ドメイン内で)特定の映画を5回再生する権利を規定し、よって、ドメイン内の、映画であるコンテンツ・アイテム全てと関連付けることができる。
実際には、コンテンツは、装置を操作するユーザによってしかアクセス/使用することが可能でない。以下では、システムにおいて用いられる装置が、規格に準拠しており、「パブリックの」装置であるものとする。装置が、特定の動作規則に準拠し(例えば、非保護ディジタル・インタフェース上にコンテンツを非合法的に出力しない)、装置の所有権が重要でない(パブリックである)ことを意味する。装置の準拠性の管理、すなわち、準拠した装置の識別、装置の更新可能性、及び装置の破棄は、(既知の手法を用いて)導入されているものとし、ここでは更に検討しない。
通常、前述のシステムにおいて、以下のように実現することが可能な主たるエンティティが4つ存在している。
コンテンツ(C1、C2、C3、…、CN) コンテンツ・アイテムは好ましくは暗号化され(多くのオプション(例えば、コンテンツ・タイトル毎に一意の鍵を有する)が存在している)、システムのどこにあってもよい。コンテンツ・アイテムは例えば、ライセンスに直接結びつけられる(例えば、証明書内で実現される)。
ライセンス(L1、…、LL) (特定のコンテンツに属する)特定のコンテンツ著作権(R)を個人が用いることを認可する、コンテンツ・プロバイダによって発行されるリスト、証明書又は同様なもの。基本的には、ライセンスはシステム内のどこにあってもよい。好ましい実施例では、ライセンスは、可能にされる動作(例えば、記録、コピーワンス、無制限の複製、再生、表示、聴く等)、及び、著作権がステートフルの場合、関連したコンテンツ・アイテムについて動作が可能にされる回数を規定することによって関連した著作権を規定するXML(拡張可能メタ言語)記述によって実現することができる。好ましくは、ライセンスは、特定のコンテンツ・アイテムへのアクセスの規則(例えば、18歳以上の視聴者に制限、又は欧州市場のみ等)も有する。XMLの派生/修正には例えば、DPRL(ディジタル財産権言語)、XrML(拡張可能著作権マークアップ言語)、(ODRL)オープン・ディジタル著作権言語等がある。ライセンスは更に、特定の(暗号化/保護)コンテンツ・アイテムをアクセスするのに必要な暗号鍵やその他の適切な保護手段を備えるか、又は、前述の暗号鍵やその他の適切な保護手段と関連付けることができる。
装置(D1、D2、D3、…、DM) コンテンツ・アイテムの再生、操作、記録、提示、表示、修正等を行うのに用いる装置。更に、(規格に準拠した)装置は好ましくは、個人化された識別装置(例えば、スマートカード、携帯電話機、生体センサ等など)によってユーザを識別し、特定のコンテンツ著作権をユーザが用いることが可能であることを証明する証明書を(例えば、スマートカードから、又はその他の装置から)収集することも可能である。このコンテンツ著作権は、記憶されたスマートカードから得る(そこに記憶された場合)か、又は、ネットワーク上の、規則に準拠した別の装置から得る(セキュアに転送する)ことが可能である。
ユーザ/個人(P1、P2、P3、…、PN) ユーザは、特定の生体計測によって、又は好ましくは、自分が身につけているか、持ち運んでいるか、又はアクセスを有する、個人化された識別装置(例えば、スマートカード、携帯電話機、ユーザを一意に識別するスマートカードやその他のタイプの装置を有する携帯電話機)によって識別される。記憶手段を有するスマートカード又は別の装置を有する携帯電話機が好ましい。(オフライン装置上のコンテンツをアクセスするために)著作権をユーザが持ち運ぶことを可能にするからである。識別装置自体は生体認証機構によって保護することができるので、合法的な所有者以外は誰も識別装置を用いることが可能でない。ユーザは、公開鍵手法若しくはゼロ知識プロトコル、又はそれらの組み合わせを用いて識別することもできる。
好ましくは、認可された装置は証明書、リスト等によってAD(100)にバインドされる。同様に、認可された個人/ユーザも好ましくは、証明書、リスト等を介してAD(100)にバインドされる。コンテンツ・アイテムは、設計の選択に応じて種々の別々のやり方でAD(100)にバインドされ得る。種々の実現形態については例えば、前述の文献を参照されたい。例としては、コンテンツがドメインの装置にバインドされること、及び/又は、コンテンツがドメインの個人にバインドされることがある。
図2は、認可されたドメイン(AD)内の特定のコンテンツ・アイテムに関連したステートフル・ライセンスを分離することができる方法を略示する。いくつかの装置(D1、D2、D3、…、DM)(102)、いくつかの個人/ユーザP1、P2、P3、…、PN(103)、及び、いくつかのコンテンツ・アイテムC1、C2、C3、…、CL(104)についてのいくつかのライセンス(L1、…、LL)を備える認可されたドメイン(AD)(100)を示す。関連したライセンスが、状態を有しており、すなわち、数えることができる著作権及び/ステートフルな著作権を実現又は管理しており、複製する必要がある場合に必要なコンテンツ・アイテム(C1)の別個の2つ(又は3つ以上)のライセンス(L1,1及びL1,2)(105’)に、特定のコンテンツ・アイテム(C1)のライセンス(図1のL1)が分離されていること以外はこの図は図1に対応する。ライセンスを複製することは、例えば、(前述の通り)ホーム・ネットワークから離れている(、切断されている)ポータブル装置上のコンテンツ・アイテムにユーザがアクセスしようとする際に必要である。
前述の環境では、システムは、前述の分離されたライセンス/著作権を見失いかねない。それによって、ライセンスをシステムによって位置特定することが可能でないので、有効なライセンス/著作権がAD内でなお存在しているが、特定のコンテンツ・アイテムをユーザが再生することが可能でない状況が生じ得る。AD内のいくつかの装置にライセンスの保持、処理及び記憶が可能である分散システムの場合に特にあてはまる。このことをもたらす状況は例えば、ライセンスを記憶している装置が切断されたか、又はオフにされた場合、ネットワークがダウン状態の場合、及び/又は、特定のコンテンツ・アイテムへのアクセスをユーザが要求した時点でライセンスをマージする時間がかかり過ぎる場合であり得る。
図3a、3b及び3cは、本発明の一実施例によって分離ライセンスが処理される方法の一例を略示する。
3つの装置D1、D2及びD3(102)を図3aに示す。装置D1は、コンテンツ・アイテムC1(104)、及びこのコンテンツ・アイテムC1に関連した分離ライセンスL1,1(105’)である。装置D2は、コンテンツ・アイテムC4、及び、コンテンツ・アイテムC4及びC1それぞれに関連付けられた2つの分離ライセンスL4,1及びL1,2である。装置D3は、やはりコンテンツ・アイテムC4に関連付けられた分離ライセンスL4,2を備えており、D2のようにコンテンツ・アイテムC4(、又は、より正確には、コンテンツ・アイテムC4の複製)を更に備えている。分離ライセンスL4,2は(この例では)、破線によって示すように、関連付けられたコンテンツ・アイテムC4の部分的な消費(すなわち、C4への部分的なアクセス、C4の再生/表示、C4を聴く等)しか可能にしない著作権を規定する。部分的な消費は、例えば、10個のシーン(1時間15分)を有する映画の4個のシーン(30分)の再生のみを可能にすること、及び同様な例を意味する。
この特定の実施例では、関連付けられたライセンス及びコンテンツ・アイテムは、特定の組み合わせに一意の識別子を用いて互いにバインドされるか、又は結びつけられるが、他の多くのやり方が実際に存在している。示した例では、コンテンツ・アイテムC1、並びに、分離ライセンスL1,1及びL1,2が一意の識別子ID1を有する一方、コンテンツ・アイテムC4(D2上の複製及びD3上の複製)、並びに分離ライセンスL4,1及びL4,2は一意の識別子ID4を有する。
次に、以下に、図3b及び図3cを参照して、かつ図3aを開始点の状況として本発明を説明する。
図3bは、図3aと同じ構成要素を示す。本発明によれば、所定の規準によって散在ライセンスとして指定又は識別される、システム内のライセンスが判定される。好ましくは、ライセンスが散在ライセンス(106)として指定される基準は、関連したコンテンツ・アイテムが記憶される装置上にライセンスが記憶されないということ、すなわち、ライセンス及び関連したコンテンツ・アイテムが同じ装置上に記憶されないということである。この基準によれば、装置D2内のライセンスL1,2は、丸によって示されるように散在ライセンス(106)である。コンテンツ・アイテムC1が装置D2上に存在していないからである。
本発明による、散在ライセンス(106)として、指定/識別される対象のライセンスの別の好ましい基準(上記の代わりに、又は上記に加えて用いることができる)は、ライセンスが、関連したコンテンツ・アイテムの部分的な消費のみを可能にするということである。この基準によれば、装置D3内のライセンスL4,2は、丸によって示すように散在ライセンス(106)である。L4,2は、(破線によって示すように)C4の部分的な消費しか可能にしない。
ライセンスが散在ライセンス(106)として指定される他の基準にはとりわけ、例えば、コンテンツが消費/アクセスされる装置上にライセンスが記憶されていないこと、中央ライセンス記憶装置内に、又はホーム・ネットワーク内のいくつかのサーバのうちの一サーバ上にライセンスが記憶されていないこと、ライセンスがポータブル装置上に記憶されていること、及び/又はADのユーザの携帯電話機上にライセンスが記憶されていること等がある。
特定のコンテンツ・アイテムの散在ライセンスは全て判定される。このことは、システムのコンテンツ・アイテムの一部又は全てについて、規則的若しくは定期的に、例えば、要求時に、若しくは、所定の時間/使用間隔後に、所定の時間間隔で、かつ/又はコンテンツ・アイテムへの所定数のアクセス時に、装置が接続された際に、コンテンツ・アイテムへのアクセスをユーザが要求した際に、かつ/又は、ユーザが更なるライセンスを購入したい際に行うことができる。
判定は、特定のコンテンツ・アイテムと同じID番号を有する、システム内のライセンス全てを求めてサーチすることによって非常に単純かつ効率的に行うことができる。図3bでは、現在のコンテンツ・アイテム(C1、C4)全てに適切なライセンスの判定によって、(ID1を用いて)コンテンツ・アイテムC1についてL1,1及びL1,2が与えられ、(ID4を用いて)コンテンツ・アイテムC4についてL4,1及びL4,2が与えられる。前述の基準を用いれば、L1,2のみが、コンテンツ・アイテムC1の散在ライセンスとして識別又は指定される。D2がC1を記憶させていない(そして、L1,2は完全な消費を可能にする)からである。一方、C4及びL4,2が同じ装置上に記憶されていてもL4,2はコンテンツ・アイテムC4の散在ライセンスである。L4,2は、C4の完全な消費に対する著作権を規定していないからである。
コンテンツ・アイテム毎の散在ライセンス(及び関連した他のライセンス)が判定された後、判定された散在ライセンスが収集され、他の散在ライセンス及び/他の非散在ライセンスとマージされる。
ライセンスは、種々の別々の手法によって収集することができる。一実施例では、マージされたライセンスは、関連したコンテンツ・アイテムを記憶する装置上に記憶される。あるいは、マージされたライセンスは、最高数の散在ライセンス及び非散在ライセンスを記憶させていた装置上に記憶することができる(例えば、いくつかの装置が、関連したコンテンツ・アイテムを有する場合)。
この処理の結果は図3cに示す。図3cは、コンテンツ・アイテムC1及び(非分離非散在)ライセンスL1を有する装置D1、コンテンツ・アイテムC4及び(非分離非散在)ライセンスL4を有する装置D2、及びコンテンツ・アイテムC4のみを有する装置C3(最高数の、C4に関連したライセンスをD2が有していたので)を示す。
このようにして、散在ライセンスの再使用と、適切なライセンスをシステムによって位置特定することが可能でないので、有効なライセンス/著作権がAD内でなお存在しているが、特定のコンテンツ・アイテムをユーザが再生することが可能でない状況にユーザがおちいらないこととを確実にする適切かつ効率的なやり方で散在ライセンスが処理される。
この例の装置D1、D2、D3は同じ認可されたドメイン(AD)に属する。しかし、本発明は、ライセンスが分離された状況全てにも同様に適用可能である。
図4は、本発明の一実施例による装置の実施例を略示する。前述の通り、可能にされる動作と、関連した1つ又は複数のコンテンツ・アイテムについて動作が可能にされる回数と、ID番号又は同様な情報と、1つ又は複数のコンテンツ・アイテム(104)とをそれぞれが記載した1つ又は複数のディジタル・ライセンス(105、105’、106)を有するか、又はそれらへのアクセスを有するディジタル・ライセンスを処理する装置(300)を示す。ユーザ群(302)を構成するいくつかのユーザ(103)も示す。
装置(300)は、データ、情報、中間データ等の短期並びに/又は長期を記憶するメモリ(309)及び/若しくは記憶装置(306)と、例えばコンテンツ・アイテム(104)及びディジタル・ライセンス(105、105’、106)を受信する、通信手段(308)とを備えており、任意的には、ユーザ(103)に向けてコンテンツ・アイテム(104)を提示するディスプレイ(307)及び/又はスピーカ(図示せず)を備えている。装置(300)は、前述の通り、本発明によって、かつ図3a乃至図3cに関してディジタル・ライセンス/ディジタル著作権及びコンテンツ・アイテムを処理するマイクロプロセッサ/散在ライセンス識別器及びマージ機構を更に備える。
種々の装置は、データ/情報バス(305)や同様なタイプの構造を介して通信することができる。
図5は、本発明による、認可されたドメイン(AD)を構成する装置及び個人を備えており、本発明によって実施される例示的なシステムを略示する。例えば世帯内の、いつかの装置間の通信を可能にするネットワーク(508)を示す。この例における装置は、無線アクセス・ポイント(506)を介してネットワーク(508)と無線通信する(、この特定の例では、短距離通信する)テレビジョン受像機(504)、ディジタル・ビデオ・システム(510)、音楽セット(509)及びポータブル装置(507)である。ユーザ/個人(103)を更に略示する。
この例では、認可されたドメイン(100)は、テレビジョン受像機(504)、ディジタル・ビデオ(510)、音楽セット(509)及びポータブル装置(507)、並びにいくつかのコンテンツ・アイテム(図示せず)に加えて、それにバインドされたユーザ(103)を有する。1つ又は複数の前述の装置が、図3a、3b、3c及び4に関して説明したようにふるまい、それによって散在ライセンスの再使用が実現される。
特許請求の範囲では、括弧内の参照符号は何れも、本特許請求の範囲を限定するものとして解釈されないものとする。「comprising」という語は、特許請求の範囲記載の構成要素又は工程以外の構成要素又は工程が存在することを排除するものでない。構成要素に語「a」又は「an」が先行していることは、前述の構成要素が複数存在することを排除するものでない。
本発明は、別個のいくつかの構成要素を備えるハードウェアによって、かつ、適切にプログラムされるコンピュータによって実施することが可能である。いくつかの手段を列挙した装置クレームでは、これらの手段のいくつかを、同一のハードウェア・アイテムによって実施することが可能である。単に特定の方策が互いに別々の従属請求項に記載されていることは、こうした方策の組み合わせを利用することができないことを示すものでない。
装置、ユーザ、コンテンツ・アイテム及びライセンスを、認可されたドメイン(AD)にバインドすることができる方法を略示する図である。 認可されたドメイン(AD)内の特定のコンテンツ・アイテムに関連したステートフル・ライセンスを分離することができる方法を略示する図である。 本発明の一実施例によって分離ライセンスが処理される方法の一例を略示する図である。 本発明の一実施例によって分離ライセンスが処理される方法の一例を略示する図である。 本発明の一実施例によって分離ライセンスが処理される方法の一例を略示する図である。 本発明の一実施例による装置の実施例を略示する図である。 本発明による、認可されたドメイン(AD)を構成する装置及び個人を備えており、本発明によって実施される例示的なシステムを略示する図である。

Claims (15)

  1. ディジタル・ライセンスを処理する装置であって、各ディジタル・ライセンスは1つ又は複数のコンテンツ・アイテムと関連付けられ、前記装置は、処理装置を備えており、前記処理装置は、
    単一のコンテンツ・アイテム又はその複製に関連したいくつかのライセンスが散在ライセンスとして指定されているか否かを確認するよう適合させ、前記いくつかのライセンスは装置群のうちの少なくとも1つの装置上に存在しており、前記処理装置は、
    散在ライセンスの数が1よりも大きい場合に、散在ライセンスとして指定されたライセンスを、マージされた単一のライセンスにマージするよう適合させる装置。
  2. 請求項1記載の装置であって、特定のコンテンツ・アイテムに関連した特定のライセンスは、
    前記特定のライセンス及び前記関連したコンテンツ・アイテムが同じ装置上に記憶されていない場合、
    前記特定のライセンスが前記特定のコンテンツ・アイテムの部分的な消費のみを可能にする場合、
    前記関連したコンテンツ・アイテムがアクセスされる装置上に前記特定のライセンスが記憶されていない場合、
    前記特定のライセンスが中央ライセンス記憶装置に記憶されていない場合、
    前記特定のライセンスが、ホーム・ネットワーク内の所定数のサーバのうちの一サーバ上に記憶されていない場合、
    前記特定のライセンスがユーザの携帯電話機上に記憶されていない場合、及び/又は、
    前記特定のライセンスがポータブル装置上に記憶されている場合、
    散在ライセンスとして指定される装置。
  3. 請求項1記載の装置であって、各ライセンスは、可能にされる動作、及び関連したコンテンツ・アイテムに対して前記動作が可能にされる回数を規定するXML(拡張可能メタ言語)記述によって実現される装置。
  4. 請求項1記載の装置であって、前記マージされた単一のライセンスは、
    前記関連付けられたコンテンツ・アイテムを記憶している装置上に、
    最多数の散在ライセンスを記憶させている装置上に、
    散在ライセンスを記憶させている装置上に、
    関連したコンテンツがアクセスされる装置上に、
    中央ライセンス記憶装置において、
    ホーム・ネットワーク内の所定数のサーバのうちの一サーバ上に、
    ユーザの携帯電話機上に、又はポータブル装置上に記憶されている装置。
  5. 請求項1記載の装置であって、前記装置群が、同じ認可されたドメイン(AD)に属する装置。
  6. 請求項1記載の装置であって、散在ライセンスの前記確認、及び/又は前記マージが、
    定期的に、
    所定時間間隔で、かつ/又はコンテンツ・アイテムへの所定数のアクセス時に、
    装置が接続された際に、
    コンテンツ・アイテムへのアクセスをユーザが要求した際に、かつ/又は、
    更なるライセンスをユーザが購入したい際に行われる装置。
  7. 請求項1記載の装置であって、散在ライセンスの前記確認、及び/又は前記マージが、UPnP(ユニバーサル・プラグ・アンド・プレイ)を用いて行われる装置。
  8. ディジタル・ライセンスを処理する方法であって、各ディジタル・ライセンスは1つ又は複数のコンテンツ・アイテムと関連付けられ、前記方法は、
    単一のコンテンツ・アイテム又はその複製に関連したいくつかのライセンスが散在ライセンスとして指定されているか否かを確認する工程であって、前記いくつかのライセンスが装置群のうちの少なくとも1つの装置上に存在している工程と、
    散在ライセンスの数が1よりも大きい場合に、散在ライセンスとして指定されたライセンスを、マージされた単一のライセンスにマージする工程とを備える方法。
  9. 請求項8記載の方法であって、特定のコンテンツ・アイテムに関連した特定のライセンスを、
    前記特定のライセンス及び前記関連したコンテンツ・アイテムが同じ装置上に記憶されていない場合、
    前記特定のライセンスが前記特定のコンテンツ・アイテムの部分的な消費のみを可能にする場合、
    前記関連したコンテンツ・アイテムがアクセスされる装置上に前記特定のライセンスが記憶されていない場合、
    前記特定のライセンスが中央ライセンス記憶装置に記憶されていない場合、
    前記特定のライセンスが、ホーム・ネットワーク内の所定数のサーバのうちの一サーバ上に記憶されていない場合、
    前記特定のライセンスがユーザの携帯電話機上に記憶されていない場合、及び/又は、前記特定のライセンスがポータブル装置上で記憶されている場合、散在ライセンスとして指定する工程を更に備える方法。
  10. 請求項8記載の方法であって、各ライセンスは、可能にされる動作、及び関連したコンテンツ・アイテムに対して前記動作が可能にされる回数を規定するXML(拡張可能メタ言語)記述によって実現される方法。
  11. 請求項8記載の方法であって、前記方法は、前記マージされた単一のライセンスを、
    前記関連したコンテンツ・アイテムを記憶している装置上に、
    最多数の散在ライセンスを記憶させている装置上に、
    散在ライセンスを記憶させている装置上に、
    前記関連したコンテンツがアクセスされる装置上に、
    中央ライセンス記憶装置において、
    ホーム・ネットワーク内の所定数のサーバのうちの一サーバ上に、ユーザの携帯電話機上に、又は
    ポータブル装置上に記憶する工程を更に備える方法。
  12. 請求項8記載の方法であって、前記装置群が、同じ認可されたドメインに属する方法。
  13. 請求項8記載の方法であって、散在ライセンスを確認する工程及び/又はマージする工程が、
    定期的に、
    所定時間間隔で、かつ/又はコンテンツ・アイテムへの所定数のアクセス時に、
    装置が接続された際に、
    コンテンツ・アイテムへのアクセスをユーザが要求した際に、かつ/又は、
    更なるライセンスをユーザが購入したい際に行われる方法。
  14. 請求項8記載の方法であって、散在ライセンスを確認する工程及び/前記マージする工程が、UPnP(ユニバーサル・プラグ・アンド・プレイ)を用いて行われる方法。
  15. コンピュータ読み取り可能媒体であって、請求項8乃至14のうちの何れか一項に記載の方法を1つ又は複数の処理装置に実行させる命令を記憶させたことを特徴とするコンピュータ読み取り可能媒体。
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