JP2000333269A - GUI(GraphicalUserInterface)駆動型ネットワーク制御システム、及びGUI駆動型ネットワーク制御システムに用いるデバイス並びにコントローラ - Google Patents

GUI(GraphicalUserInterface)駆動型ネットワーク制御システム、及びGUI駆動型ネットワーク制御システムに用いるデバイス並びにコントローラ

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JP2000333269A
JP2000333269A JP14235299A JP14235299A JP2000333269A JP 2000333269 A JP2000333269 A JP 2000333269A JP 14235299 A JP14235299 A JP 14235299A JP 14235299 A JP14235299 A JP 14235299A JP 2000333269 A JP2000333269 A JP 2000333269A
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JP
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gui
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controller
control system
network control
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JP14235299A
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English (en)
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Yoshifumi Yanagawa
良文 柳川
Hiroyuki Iizuka
飯塚  裕之
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で各機能や各機器に適した操作環
境を構築可能であり、各機器を統合的に動作させる操作
環境を容易に構成できるGUI駆動型ネットワーク制御
システム及びGUI駆動型ネットワーク制御システムに
用いるデバイス並びにコントローラを提供する。 【解決手段】 各々のオブジェクトを識別する識別子
(ID)、オブジェクトの型を示すタイプ情報、子オブ
ジェクト等を持つか否か等の構成を示す属性情報、オブ
ジェクトの大きさを示すサイズ情報、等をヘッダー部分
に有するデータオブジェクト及びリスト形式オブジェク
トより成る、パネル51と表示部品52を有する機能情
報を利用するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像、音響又は情
報に関するデータの中の何れか1つ以上を取り扱う、少
なくとも2つ以上の機器が、伝送路を介して接続されて
なるAVC(Audio Video Computer)システムに接続さ
れた機器の操作を、AVCシステムを構成するネットワ
ークを通して行う、ネットワーク制御システムに関する
ものであり、特に、画面上に表示されるグラフィックス
や文字等によって、ユーザの機器操作を支援するグラフ
ィカルユーザインターフェース(Graphical User Inter
face、以下「GUI」とする。)を用いたGUI駆動型
ネットワーク制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、TV画面上に機器の機能を示す画
面表示用データや文字等からなるグラフィックスやアイ
コンを表示し、これをTVのリモコンで選択操作するこ
とにより機器の制御を行う機器制御システムが登場して
きている。又、IEEE1394−1995を用いて、
ディジタル方式のディジタルVTR等のディジタル機器
を接続し、映像/音声データを送受信するネットワーク
システムも登場してきている。
【0003】そこで、以下にこのようなネットワーク制
御システムについて、簡単に説明する。従来のネットワ
ーク制御システムを利用するAudio Video Computer(以
下「AVC」とする。)システムは、各AV機器が、各
AV機器を切り換え接続すること無しに、他のAV機器
機器と双方向パケット通信方式で均等な通信機会を周期
的に与えられるシリアルバスで接続されることにより構
成されている。このシリアルバスとしては、例えばIE
EE1394規格のディジタルインターフェース等が用
いられる。各AV機器は、それぞれに独自の画面表示用
データを格納している。そして、グラフィック表示機能
を持つコントローラ、例えばテレビジョン受像機からの
要求により、この画面表示用データをコントローラへ送
信する。画面表示用データを受信したコントローラは、
この画面表示用データを表示する。
【0004】又、コントローラは、接続されているAV
機器の表示に必要なデータを問い合わせる機能と、AV
機器からの画面表示用データに基づいた表示画面を制御
する機能とを有する。そして、AV機器には、画面表示
用データを蓄える記録媒体と、コントローラからの画面
表示用データの問い合わせに対して適切な画面表示用デ
ータを選択する機能を有する。
【0005】このように構成されたAVCシステムのネ
ットワーク制御システムでは、画面表示用データを各デ
バイス(AV機器)で保管しておき、コントローラ(テ
レビジョン受像機)からの表示要求に応じて出力するこ
とにより、各デバイス(AV機器)独自のグラフィック
をコントローラの画面上に表示する。このような従来の
ネットワーク制御システムの1つとして、特開平09−
149325号公報に開示されているものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、コントローラが操作画面を作成、再構築
することができないため、複数の機器を統合的に動作さ
せることや、より使いやすい操作画面を提供するために
表示画面を変更することが困難であった。さらに、機器
に対して使用者がデータ情報を送信し、これに応じて機
器が動作することが困難であるという問題点を有してい
た。そこで本発明はこのような問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、簡単な構成で各機能や各機器
に適した操作環境を構築可能であり、そして、各機器を
統合的に動作させる操作環境を容易に構成でき、さら
に、簡単な方法で異なる操作環境を構築することが可能
であり、また、機器に対して送信されたデータ情報によ
り、機器が動作することができるGUI駆動型ネットワ
ーク制御システム及びGUI駆動型ネットワーク制御シ
ステムに用いるデバイス並びにコントローラを提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の請求項1に記載のGUI駆動型ネットワ
ーク制御システムは、映像、音響又は情報に関するデー
タの中の何れか1つ以上を取り扱う、少なくとも2つ以
上の機器が、伝送路を介して接続されてなるAVCシス
テムに用いるGUI駆動型ネットワーク制御システムで
あって、前記GUI駆動型ネットワーク制御システム
が、ユーザーインターフェースを有するコントローラ
と、制御対象であるデバイスと、を具備し、前記デバイ
スは、前記デバイスの操作画面を構成するGUI部品を
有し、前記GUI部品は、自身の機能を示すアプリケー
ション情報を有し、前記コントローラは、前記デバイス
から前記GUI部品を読み込み、前記アプリケーション
情報を用いて、前記デバイスの操作画面を作成表示する
こと、を特徴とする。
【0008】本発明の請求項2に記載のGUI駆動型ネ
ットワーク制御システムは、請求項1に記載のGUI駆
動型ネットワーク制御システムにおいて、前記アプリケ
ーション情報は、メニューの種類を示すメニュー分類情
報を含むこと、を特徴とする。
【0009】本発明の請求項3に記載のGUI駆動型ネ
ットワーク制御システムは、請求項1又は請求項2に記
載のGUI駆動型ネットワーク制御システムにおいて、
前記アプリケーション情報は、前記デバイス内の機能単
位を示す機能単位情報を含むこと、を特徴とする。
【0010】本発明の請求項4に記載のGUI駆動型ネ
ットワーク制御システムは、請求項1ないし請求項3の
何れか1項に記載のGUI駆動型ネットワーク制御シス
テムにおいて、前記アプリケーション情報は、前記GU
I部品が示す機能を表す部品機能情報を含むこと、を特
徴とする。
【0011】本発明の請求項5に記載のGUI駆動型ネ
ットワーク制御システムは、請求項1ないし請求項4の
何れか1項に記載のGUI駆動型ネットワーク制御シス
テムにおいて、前記アプリケーション情報は、階層構造
を有すること、を特徴とする。
【0012】本発明の請求項6に記載のGUI駆動型ネ
ットワーク制御システムは、請求項1ないし請求項5の
何れか1項に記載のGUI駆動型ネットワーク制御シス
テムにおいて、前記アプリケーション情報は、機能を符
号化したコードからなること、を特徴とする。
【0013】本発明の請求項7に記載のGUI駆動型ネ
ットワーク制御システムは、請求項1ないし請求項6の
何れか1項に記載のGUI駆動型ネットワーク制御シス
テムにおいて、前記アプリケーション情報は、機能を示
すキーワードからなること、を特徴とする。
【0014】本発明の請求項8に記載のGUI駆動型ネ
ットワーク制御システムは、映像、音響又は情報に関す
るデータの中の何れか1つ以上を取り扱う、少なくとも
2つ以上の機器が、伝送路を介して接続されてなるAV
Cシステムに用いるGUI駆動型ネットワーク制御シス
テムにおいて、前記GUI駆動型ネットワーク制御シス
テムが、ユーザーインターフェースを有するコントロー
ラと、制御対象であるデバイスと、を具備し、前記デバ
イスは、前記デバイスの操作画面を構成するGUI部品
を有し、前記GUI部品は、前記GUI部品を操作する
ことによって影響を与える伝送路のチャンネルを示すチ
ャンネル情報を有し、前記コントローラは、前記デバイ
スから前記GUI部品を読み込んで前記デバイスの操作
画面を作成表示し、前記GUI駆動型ネットワーク制御
システムの使用者が前記GUI部品を操作すると、前記
コントローラは前記デバイスへ制御情報を送信し、前記
デバイスは前記制御情報に対応した前記使用者の操作に
応じ、前記チャンネル情報に記載された前記伝送路上の
チャンネルに対してデータの入出力を行うこと、を特徴
とする。
【0015】本発明の請求項9に記載のGUI駆動型ネ
ットワーク制御システムは、映像、音響又は情報に関す
るデータの中の何れか1つ以上を取り扱う、少なくとも
2つ以上の機器が、伝送路を介して接続されてなるAV
Cシステムに用いるGUI駆動型ネットワーク制御シス
テムにおいて、前記GUI駆動型ネットワーク制御シス
テムが、ユーザーインターフェースを有するコントロー
ラと、制御対象であるデバイスと、を具備し、前記デバ
イスは、前記デバイスの操作画面を構成するGUI部品
を有し、前記GUI部品は、前記GUI部品を操作する
ことによって影響を与える前記デバイスのデータ入出力
場所を示すプラグ情報を有し、前記コントローラは、前
記デバイスから前記GUI部品を読み込んで前記デバイ
スの操作画面を作成表示し、前記GUI駆動型ネットワ
ーク制御システムの使用者が前記GUI部品を操作する
と、前記コントローラは前記デバイスへ制御情報を送信
し、前記デバイスは前記制御情報に対応した前記使用者
の操作に応じ、前記プラグ情報に記載された前記デバイ
スの前記入出力場所に対してデータの入出力を行うこ
と、を特徴とする。
【0016】本発明の請求項10に記載のGUI駆動型
ネットワーク制御システムは、映像、音響又は情報に関
するデータの中の何れか1つ以上を取り扱う、少なくと
も2つ以上の機器が、伝送路を介して接続されてなるA
VCシステムに用いるGUI駆動型ネットワーク制御シ
ステムにおいて、前記GUI駆動型ネットワーク制御シ
ステムが、ユーザーインターフェースを有するコントロ
ーラと、制御対象であるデバイスと、を具備し、前記デ
バイスは、前記デバイスの操作画面を構成するGUI部
品を有し、前記GUI部品は、前記GUI部品が許容す
る入力データの最大長を示すデータ最大長情報を有し、
前記コントローラは、前記デバイスから前記GUI部品
を読み込んで前記デバイスの操作画面を作成表示し、前
記GUI駆動型ネットワーク制御システムの使用者が前
記GUI部品を操作してデータを入力すると、前記コン
トローラは、前記データに対して前記データ最大長に応
じた処理を施し、前記データ最大長以下のデータ長を有
する前記使用者の操作に応じたメッセージを前記デバイ
スへ送信すること、を特徴とする。
【0017】本発明の請求項11に記載のGUI駆動型
ネットワーク制御システムは、映像、音響又は情報に関
するデータの中の何れか1つ以上を取り扱う、少なくと
も2つ以上の機器が、伝送路を介して接続されてなるA
VCシステムに用いるGUI駆動型ネットワーク制御シ
ステムにおいて、前記GUI駆動型ネットワーク制御シ
ステムが、ユーザーインターフェースを有するコントロ
ーラと、制御対象であるデバイスと、を具備し、前記デ
バイスは、前記デバイスの操作画面を構成するGUI部
品を有し、前記GUI部品は、前記GUI部品に関する
メッセージの仕様に関するメッセージ仕様情報を有し、
前記コントローラは、前記デバイスから前記GUI部品
を読み込んで前記デバイスの操作画面を作成表示し、前
記GUI駆動型ネットワーク制御システムの使用者が前
記GUI部品を操作すると、前記コントローラは、前記
使用者の操作に応じたメッセージを前記メッセージ仕様
情報に従って前記デバイスへ送信すること、を特徴とす
る。
【0018】本発明の請求項12に記載のGUI駆動型
ネットワーク制御システムは、請求項11に記載のGU
I駆動型ネットワーク制御システムにおいて、前記メッ
セージ仕様情報は、前記デバイスが一つのメッセージで
受信できるデータの最大長を示す1メッセージデータ長
情報を含むこと、を特徴とする。
【0019】本発明の請求項13に記載のGUI駆動型
ネットワーク制御システムに用いるデバイスは、映像、
音響又は情報に関するデータの中の何れか1つ以上を取
り扱う、少なくとも2つ以上の機器が、伝送路を介して
接続されてなるAVCシステム用の、ユーザーインター
フェースを有するコントローラを具備したGUI駆動型
ネットワーク制御システムにおける制御対象であるデバ
イスであって、前記デバイスは、前記デバイスの操作画
面を構成するGUI部品を有し、前記GUI部品は、自
身の機能を示すアプリケーション情報を有し、前記デバ
イスの操作画面は、前記コントローラが前記デバイスか
ら読み込んだ前記GUI部品の有する前記アプリケーシ
ョン情報を用いて作成表示されること、を特徴とする。
【0020】本発明の請求項14に記載のGUI駆動型
ネットワーク制御システムに用いるデバイスは、映像、
音響又は情報に関するデータの中の何れか1つ以上を取
り扱う、少なくとも2つ以上の機器が、伝送路を介して
接続されてなるAVCシステム用の、ユーザーインター
フェースを有するコントローラを具備したGUI駆動型
ネットワーク制御システムにおける制御対象であるデバ
イスであって、前記デバイスは、前記デバイスの操作画
面を構成するGUI部品を有し、前記GUI部品は、前
記GUI部品を操作することによって影響を与える伝送
路のチャンネルを示すチャンネル情報を有し、前記デバ
イスの操作画面は、前記コントローラが前記デバイスか
ら前記GUI部品を読み込むことで作成表示され、前記
GUI駆動型ネットワーク制御システムの使用者が前記
GUI部品を操作すると、前記デバイスは、前記コント
ローラから制御情報を受信し、さらに受信した前記制御
情報に対応した前記使用者の操作に応じて、前記チャン
ネル情報に記載された前記伝送路上のチャンネルに対し
てデータの入出力を行うこと、を特徴とする。
【0021】本発明の請求項15に記載のGUI駆動型
ネットワーク制御システムに用いるデバイスは、映像、
音響又は情報に関するデータの中の何れか1つ以上を取
り扱う、少なくとも2つ以上の機器が、伝送路を介して
接続されてなるAVCシステム用の、ユーザーインター
フェースを有するコントローラを具備したGUI駆動型
ネットワーク制御システムにおける制御対象であるデバ
イスであって、前記デバイスは、前記デバイスの操作画
面を構成するGUI部品を有し、前記GUI部品は、前
記GUI部品を操作することによって影響を与える前記
デバイスのデータ入出力場所を示すプラグ情報を有し、
前記デバイスの操作画面は、前記コントローラが前記デ
バイスから前記GUI部品を読み込むことで作成表示さ
れ、前記GUI駆動型ネットワーク制御システムの使用
者が前記GUI部品を操作すると、前記デバイスは、前
記コントローラから制御情報を受信し、さらに受信した
前記制御情報に対応した前記使用者の操作に応じ、前記
プラグ情報に記載された前記デバイスの前記入出力場所
に対してデータの入出力を行うこと、を特徴とする。
【0022】本発明の請求項16に記載のGUI駆動型
ネットワーク制御システムに用いるデバイスは、映像、
音響又は情報に関するデータの中の何れか1つ以上を取
り扱う、少なくとも2つ以上の機器が、伝送路を介して
接続されてなるAVCシステム用の、ユーザーインター
フェースを有するコントローラを具備したGUI駆動型
ネットワーク制御システムにおける制御対象であるデバ
イスであって、前記デバイスは、前記デバイスの操作画
面を構成するGUI部品を有し、前記GUI部品は、前
記GUI部品が許容する入力データの最大長を示すデー
タ最大長情報を有し、前記デバイスの操作画面は、前記
コントローラが前記デバイスから前記GUI部品を読み
込むことで作成表示され、前記GUI駆動型ネットワー
ク制御システムの使用者が前記GUI部品を操作してデ
ータを入力すると、前記デバイスは、前記データに対し
て前記データ最大長に応じた処理を施し、前記データ最
大長以下のデータ長を有する前記使用者の操作に応じた
メッセージを受信すること、を特徴とする。
【0023】本発明の請求項17に記載のGUI駆動型
ネットワーク制御システムに用いるデバイスは、映像、
音響又は情報に関するデータの中の何れか1つ以上を取
り扱う、少なくとも2つ以上の機器が、伝送路を介して
接続されてなるAVCシステム用の、ユーザーインター
フェースを有するコントローラを具備したGUI駆動型
ネットワーク制御システムにおける制御対象であるデバ
イスであって、前記デバイスは、前記デバイスの操作画
面を構成するGUI部品を有し、前記GUI部品は、前
記GUI部品に関するメッセージの仕様に関するメッセ
ージ仕様情報を有し、前記デバイスの操作画面は、前記
コントローラが前記デバイスから前記GUI部品を読み
込むことで作成表示され、前記GUI駆動型ネットワー
ク制御システムの使用者が前記GUI部品を操作する
と、前記デバイスは、前記使用者の操作に応じたメッセ
ージを前記メッセージ仕様情報に従って受信すること、
を特徴とする。
【0024】本発明の請求項18に記載のGUI駆動型
ネットワーク制御システムに用いるコントローラは、映
像、音響又は情報に関するデータの中の何れか1つ以上
を取り扱う、少なくとも2つ以上の機器が、伝送路を介
して接続されてなるAVCシステム用の、制御対象であ
るデバイスを具備したGUI駆動型ネットワーク制御シ
ステムに用いられるユーザーインターフェイスを有する
コントローラであって、前記デバイスは、前記デバイス
の操作画面を構成するGUI部品を有し、前記GUI部
品は、自身の機能を示すアプリケーション情報を有し、
前記コントローラは、前記デバイスからGUI部品を読
み込み、前記アプリケーション情報を用いて、前記デバ
イスの操作画面を作成表示すること、を特徴とする。
【0025】本発明の請求項19に記載のGUI駆動型
ネットワーク制御システムに用いるコントローラは、映
像、音響又は情報に関するデータの中の何れか1つ以上
を取り扱う、少なくとも2つ以上の機器が、伝送路を介
して接続されてなるAVCシステム用の、制御対象であ
るデバイスを具備したGUI駆動型ネットワーク制御シ
ステムに用いられるユーザーインターフェイスを有する
コントローラであって、前記デバイスは、前記デバイス
の操作画面を構成するGUI部品を有し、前記GUI部
品は、前記GUI部品を操作することによって影響を与
える伝送路のチャンネルを示すチャンネル情報を有し、
前記コントローラは、前記デバイスから前記GUI部品
を読み込んで前記デバイスの操作画面を作成表示し、前
記GUI駆動型ネットワーク制御システムの使用者が前
記GUI部品を操作すると、前記コントローラは、前記
デバイスへ制御情報を送信することで、前記デバイス
が、前記制御情報に対応した前記使用者の操作に応じ
て、前記チャンネル情報に記載された前記伝送路上のチ
ャンネルに対してデータの入出力を行うようにするこ
と、を特徴とする。
【0026】本発明の請求項20に記載のGUI駆動型
ネットワーク制御システムに用いるコントローラは、映
像、音響又は情報に関するデータの中の何れか1つ以上
を取り扱う、少なくとも2つ以上の機器が、伝送路を介
して接続されてなるAVCシステム用の、制御対象であ
るデバイスを具備したGUI駆動型ネットワーク制御シ
ステムに用いられるユーザーインターフェイスを有する
コントローラであって、前記デバイスは、前記デバイス
の操作画面を構成するGUI部品を有し、前記GUI部
品は、前記GUI部品を操作することによって影響を与
える前記デバイスのデータ入出力場所を示すプラグ情報
を有し、前記コントローラは、前記デバイスから前記G
UI部品を読み込んで前記デバイスの操作画面を作成表
示し、前記GUI駆動型ネットワーク制御システムの使
用者が前記GUI部品を操作すると、前記コントローラ
は、前記デバイスへ制御情報を送信することで、前記デ
バイスが、前記制御情報に対応した前記使用者の操作に
応じ、前記プラグ情報に記載された前記デバイスの前記
入出力場所に対してデータの入出力を行うようにするこ
と、を特徴とする。
【0027】本発明の請求項21に記載のGUI駆動型
ネットワーク制御システムに用いるコントローラは、映
像、音響又は情報に関するデータの中の何れか1つ以上
を取り扱う、少なくとも2つ以上の機器が、伝送路を介
して接続されてなるAVCシステム用の、制御対象であ
るデバイスを具備したGUI駆動型ネットワーク制御シ
ステムに用いられるユーザーインターフェイスを有する
コントローラであって、前記デバイスは、前記デバイス
の操作画面を構成するGUI部品を有し、前記GUI部
品は、前記GUI部品が許容する入力データの最大長を
示すデータ最大長情報を有し、前記コントローラは、前
記デバイスから前記GUI部品を読み込んで前記デバイ
スの操作画面を作成表示し、前記GUI駆動型ネットワ
ーク制御システムの使用者が前記GUI部品を操作して
データを入力すると、前記コントローラは、前記データ
に対して前記データ最大長に応じた処理を施し、前記デ
ータ最大長以下のデータ長を有する前記使用者の操作に
応じたメッセージを受信すること、を特徴とする。
【0028】本発明の請求項22に記載のGUI駆動型
ネットワーク制御システムに用いるコントローラは、映
像、音響又は情報に関するデータの中の何れか1つ以上
を取り扱う、少なくとも2つ以上の機器が、伝送路を介
して接続されてなるAVCシステム用の、制御対象であ
るデバイスを具備したGUI駆動型ネットワーク制御シ
ステムに用いられるユーザーインターフェイスを有する
コントローラであって、前記デバイスは、前記デバイス
の操作画面を構成するGUI部品を有し、前記GUI部
品は、前記GUI部品に関するメッセージの仕様に関す
るメッセージ仕様情報を有し、前記コントローラは、前
記デバイスから前記GUI部品を読み込んで前記デバイ
スの操作画面を作成表示し、前記GUI駆動型ネットワ
ーク制御システムの使用者が前記GUI部品を操作する
と、前記コントローラは、前記使用者の操作に応じたメ
ッセージを前記メッセージ仕様情報に従って前記デバイ
スへ送信すること、を特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るGUI駆動型
ネットワーク制御システム、及びGUI駆動型ネットワ
ーク制御システムに用いるデバイス並びにコントローラ
の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
尚、ここで示す実施の形態はあくまでも一例であって、
必ずしもこの実施の形態に限定されるものではない。
又、以下に述べる、本発明に係るGUI駆動型ネットワ
ーク制御システムを利用するAVCシステムのネットワ
ーク構成としては、例えば、図4に示すような映像/音
響/情報機器(以下単に「機器」とする。)による構成
が考えられる。
【0030】図4において、21はテレビ、22はテレ
ビ用のリモコン、23はパーソナルコンピュータ(P
C)、31は録再可能なDVD、32はDV方式のディ
ジタルVTR(DVC)、33はVHS方式のディジタ
ルVTR(DVHS)、34はDV方式のディジタルム
ービー(DVCムービー)、35はCSディジタル放送
等のセットトップボックス(STB)である。これらの
機器は、伝送路1によって接続され、AVCシステムを
構成する。ここで、テレビ21はコントローラとデバイ
ス(地上波チューナ、ビデオモニタ)からなる機器であ
り、リモコン22を用いて、使用者は表示/機能選択ア
プリケーション14に指示を与える。PC23は、コン
トローラとデバイス(電話線とのインターフェースをと
るモデム、ビデオモニタ等)からなる機器であり、キー
ボードやマウス等を用いて、使用者は表示/機能選択ア
プリケーション14に指示を与える。
【0031】ここで、テレビ21やPC23は、デバイ
スとコントローラが一体となった機器として定義し、機
器内のデバイス機能のうち、他の機器から使用できる機
能を機能情報8に記し、機器内のコントローラ部の機能
データベース13には自身の機能は登録しない。尚、テ
レビ21やPC23を各デバイスとコントローラからな
る機器として定義し、機器内の各デバイスに対して機能
情報8を有し、機器内のコントローラの機能データベー
ス13に、機器内の各機能情報8を登録するとしても良
い。
【0032】DVD31及びDVCムービー34は、A
Vデータを記録再生可能なデバイスである。また、DV
C32、DVHS33は、AVデータを記録再生可能な
デバイスとディジタル放送チューナ機能を有するデバイ
スからなる機器である。そして、STB35はCSディ
ジタル放送を受信するためのチューナ機能を有するデバ
イスである。
【0033】ここで、DVD31、DVC32、DVH
S33、DVCムービー34、STB35はデバイスで
あるとしたが、小さくとも、液晶パネル等で他のデバイ
スを操作できる環境を実現し、タッチパネルやリモコン
等で使用者が他のデバイスの機能を選択する等の操作が
できるのであれば、コントローラとデバイスを含む機器
としてもよい。
【0034】また、これらの機器はコントローラとして
の処理機能を含むと共に機器用のリモコンを有し、表示
及び音声のみをアナログ結線等でモニタに表示させ、使
用者はこの画面を見ながら、機器のリモコンで操作する
ように構成することも可能であり、この時、この機器は
コントローラとデバイスを含む機器としてもよい。
【0035】尚、本明細書中で述べるデバイスとは制御
対象のことであり、コントローラとはこの制御対象を制
御するものの事を言う。さらに本明細書では、映像/音
響/情報機器をまとめて「機器」と称するが、この機器
にはプリンタやミニディスク等のような現存する映像/
音響/情報機器のみならず、将来開発され出現するであ
ろうこれらの分野に関連した機器もすべて含む。尚、1
つの機器内にデバイスとコントローラが共存しても良い
し、どちらか一方のみを有していても良い。
【0036】また、本明細書では各表示部品、情報やリ
スト自身を総称してGUI部品(オブジェクト)と呼
ぶ。本明細書中で述べるGUI部品(オブジェクト)は
リスト形式の階層化構造を持つものとするが、各GUI
部品(オブジェクト)は必ずしもリスト形式である必要
はなく、表形式等の方法で実現しても良い。
【0037】また、本明細書で述べる表示部品とは、機
器の操作ボタン等のボタン、アイコン、入力エントリ、
スライダ等の表示要素を示すものであり、各表示部品
は、静止画データ、機能等を示すテキストデータ、効果
音等のオーディオデータやプログラムコードを含んでい
ても良いし、静止画データ、オーディオデータやテキス
トデータを含むプログラムコード等で構成していても良
い。又、機器は伝送路上の1つのノードに対応するもの
であり、1つの筐体内に複数のノードを有するように装
置を構成しても良い。
【0038】(実施の形態1)まず本発明に係る、AV
Cシステムに用いるGUI駆動型ネットワーク制御シス
テム、及びGUI駆動型ネットワーク制御システムに用
いるデバイス並びにコントローラの一例を、第1の実施
の形態として、図面を参照しつつ説明する。まず、本実
施の形態におけるGUI駆動型ネットワーク制御システ
ムに用いるデバイスについて、図2を参照しつつ説明す
る。図2は本実施の形態におけるデバイスのブロック図
を示す。この図2において、1は伝送路、2はパケット
送受信手段、3は同期データ送受信手段、4はデバイス
信号処理手段、5は非同期データ送受信手段、6はデバ
イス非同期データ処理手段、7は機器構成情報、8は機
能情報、9は機器内部制御手段であり、15は機能情報
8の一部が配置された書き換え不可能なメモリ領域(R
OM)、16は機能情報8の一部が配置された書き換え
可能なメモリ領域(RAM)、17は機能情報内容管理
手段である。
【0039】次に、デバイスを構成する各部材の動作に
ついて説明する。伝送路1は、ここではIEEE139
4規格(IEEE1394−1995及びこれと互換性
のある上位規格)で定められたシリアルバス(1394
バス)としている。このシリアルバスは、時分割等の方
法で、同期データ及び非同期データを送受信可能であ
る。さらに、同期データは、時分割等の方法で分割され
た複数のチャンネルを用いて伝送でき、この各チャンネ
ルの帯域は個々に設定可能である。尚、伝送路1は必ず
しも1394バスである必要はなく、ATM、イ−サー
ネットや赤外線伝送等の伝送路を用いても良い。
【0040】パケット送受信手段2は伝送路1との物理
的、電気的インターフェースを取るとともに、バスの使
用権の調停、同期転送用のサイクル制御等も行う。さら
に、パケット送受信手段2は伝送路1上のパケットを宛
先に応じて取捨選択して受信することや、伝送路1上へ
パケットの送信を行う。同期データ送受信手段3は、送
信時には、転送レートの管理(データの分割)やヘッダ
の付加を行う。例えば、1394バスのAVプロトコル
(IEC61883)規格を使う場合は、同期データ送
受信手段3で、CIP(Common Isochronous Packet)
ヘッダの付加を行う。逆に、データを受信する際には、
受信パケットを正しい順へ並び替え、ヘッダの除去等を
行う。
【0041】デバイス信号処理手段4は、同期データを
同期データ送受信手段3から受け取り、デバイスに応じ
た信号処理を行う。例えば、このデバイスが、ディジタ
ルVTR等の記録再生機器であれば、同期データを記録
メディア(例えば、磁気テープ)へ記録する。また、デ
バイス信号処理手段4は記録メディア、放送波等から同
期データを取り出し、同期データ送受信手段3へ送信す
ることも行う。
【0042】非同期データ送受信手段5は、伝送路1の
プロトコルに応じた非同期データのトランザクション処
理を行うものであり、例えば、1394バスの場合は、
リードトランザクション、ライトトランザクション、ロ
ックトランザクション処理等を行い、さらに、非同期デ
ータの送受信プロトコルの処理を行う。例えば、非同期
データの送受信プロトコルの一例として、AVプロトコ
ル(IEC61883)規格のFCP及び1394TA(1394 T
rade Association)で議論されているAV/Cコマンド
(Audio/Video Control Digital Interface Command Se
t)がある。この非同期データ送受信手段5はソフトウ
エアで構成しても良い。
【0043】デバイス非同期データ処理手段6は、非同
期データ送受信手段5から受け取った非同期データを処
理し、このデバイス内の適切な構成要素に伝達する。例
えば、デバイス非同期データ処理手段6が受け取った非
同期データが制御コードと使用者の操作情報であれば、
その有効性を判定し、有効であれば、機器内部制御手段
9へこの制御コードと使用者の操作情報に相当する機能
を実行する指示を出す。ここで、機能情報内容管理手段
17へ制御コードと使用者の操作情報を伝達するとして
も良い。この時、機能情報内容管理手段17はこれらの
有効性を判定し、有効であれば、これらが示す機能の実
行を機器内部制御手段9へ指示する。また、デバイス非
同期データ処理手段6は、同期データ用の帯域やチャン
ネルの確保、設定等も行う。また、デバイス非同期デー
タ処理手段6は、コントローラから機器構成情報7を要
求されたとき、非同期データ送受信手段5等を経由して
受け取った要求に応じて、機器構成情報7に記された情
報を、非同期データ送受信手段5等を経由してコントロ
ーラへ送出する。また、デバイス非同期データ処理手段
6は、機器内部制御手段9からの指示に基づいて、デバ
イス内の構成要素から非同期データを非同期データ送受
信手段5へ送出することも行う。尚、非同期データ送受
信手段5とデバイス非同期データ処理手段6は、1つの
手段として構成しても良い。
【0044】なお、デバイスは、大容量の非同期データ
を効率よく転送するプロトコルをサポートし、GUIの
情報を、この非同期高効率転送方式で転送するように構
成しても良い。この方式の一例として、1394 Tr
ade Associationで議論されている「A
V/C Compatible Asynchrono
us Serial Bus Connection
s」がある。
【0045】機器構成情報7は、機器の構成情報を示す
ものである。この記述方法として、例えば、ISO/I
EC13213:1994規格で示されるCSR(Comm
andand Status Registers)アーキテクチャのコンフィ
ギュレーションROMで示される規則に則った記述と出
来る。そして伝送路1に1394バスを用いる場合は、
この機器構成情報7は、例えば「バスマネージャやアイ
ソクロノス動作をサポートしているか否か」というよう
な、機器が対応するバスの情報、例えば「AVプロトコ
ルをサポートしているか否か」というような情報を含む
ユニットディレクトリ、この機器の識別子であるユニー
クID、等を有する。
【0046】機能情報8は、このデバイスの操作画面を
構成するための情報の一覧である。この機能情報8中に
は、デバイスの操作に必要なブジェクト、このオブジェ
クトを識別するための識別子、例えばID、等が含まれ
る。そして、機能情報8の情報は、伝送路1上のコント
ローラからの要求に応じて、デバイス非同期データ処理
手段6、非同期データ送受信手段5等を経て、コントロ
ーラに転送される。
【0047】機能情報8は、ROM15と、RAM16
に配置されている。ROM15には、デバイス固有のも
ので頻繁に書き換える必要がない情報、つまり、機器の
操作ボタンを示す静止画データ等のオブジェクトが記憶
される。尚、このROM15は、フラッシュROMで構
成しても良く、この時機器の機能自体を書き換えること
が可能となる。RAM16には、伝送路1上のコントロ
ーラや機器内部制御手段9が、必要に応じて機能情報内
容管理手段17を経由してオブジェクトを書き込む。こ
こで書き込まれる情報は、コンテンツ情報やステータス
情報等である。このコンテンツ情報とは、例えばSTB
の場合では、現在放送されている番組情報、例えば番組
タイトル、タイトル画面、テーマ音楽、概要、出演者等
の情報、であり、DVDの場合にはDVDディスクに記
録されたコンテンツの情報、例えばタイトル、タイトル
画、テーマ音楽、概要、出演者等の情報、である。さら
に、このステータス情報とは、例えばVTRの場合に
は、機器の状態、例えば再生中、巻き戻し中、録画予約
中、を示す表示部品等のオブジェクトである。さらに、
このデバイスを使用しているコントローラの識別情報等
のネットワーク制御に必要な情報や録画予約の日時とチ
ャンネル番号等をここに書き込んでも良い。
【0048】機能情報内容管理手段17は、オブジェク
トの識別子(ID)と、ROM15又はRAM16のア
ドレスとの変換を行うものである。さらに、単にアドレ
スの変換だけでなく、例えば、ある表示部品が書き換え
られてのデータサイズが大きくなり、元のアドレス領域
に書き込めないときには、新たなアドレスを割り当て
る。よって、伝送路1上のコントローラ、機器内部制御
手段9やデバイス非同期データ処理手段6から各々のオ
ブジェクトをオブジェクトの識別子(ID)で読み書き
することが可能になる。尚、各オブジェクト等のアドレ
スが分かっている場合には、ROM15又はRAM16
のアドレスを用いて、読み書きしても良い。さらに、こ
れらを組み合わせて、表示部品等を読み書きしても良
く、識別子(ID)に示される表示部品内の相対アドレ
スにより読み書きしても良い。また、機能情報内容管理
手段17は、オブジェクトの識別子(ID)の管理を行
い、例えば、新規にオブジェクトが追加されたときに
は、このオブジェクトに、他のオブジェクトの識別子
(ID)と重複しない識別子(ID)を与え、逆に、オ
ブジェクトが消去されたときには、このオブジェクトの
識別子(ID)を無効にする。
【0049】また、機能情報内容管理手段17は、表示
部品が変更された際に、変更された表示部品の情報、即
ちオブジェクトの識別子(ID)、若しくは識別子(I
D)とオブジェクトそのもの、をコントローラへ送信す
るように構成することも可能であり、この時、コントロ
ーラが変化する可能性のあるオブジェクトを常に監視す
る必要が無く、コントローラの処理を低減でき、時々刻
々変化するステータス情報やコンテンツ情報を示すオブ
ジェクトに対して容易に対応できる。尚、ここでオブジ
ェクトの識別子はIDで有るとしたが、各オブジェクト
の種類を示すタイプ情報と各オブジェクトに付与した番
号(ID)の二つからなるとしても良く、識別子を見た
だけで、各オブジェクトが何者であるかを容易に判別で
き、コントローラの処理を簡単化できる。機器内部制御
手段9は、デバイス内部の機構等を含む各構成要素を制
御するものであり、デバイス非同期データ処理手段6が
受け取ったデータがデバイスの機能の動作を示す制御コ
ードであれば、デバイス非同期データ処理手段6の指示
により、この制御コードに従った動作を行わせる。
【0050】次に、以上説明したデバイスの、コントロ
ーラからの要求等に対する動作について説明する。ま
ず、デバイスが伝送路1に接続された場合やコントロー
ラが伝送路1に接続された場合、コントローラは、ま
ず、バスリセット等で新規に接続されたデバイスを認識
し、デバイスの機器構成情報7を読み込み、デバイスア
イコンやデバイス名等のデバイス自身を示すデバイス情
報部品を取得する。なお、デバイス情報部品は、コント
ローラがデバイスに対してコマンドを発行して読み込む
としても良い。また、機能情報8の所在を機器構成情報
7に記するとしても良く、機器構成情報7から確認し、
機能情報8の内容を読み込むとしてもよい。
【0051】そして、コントローラは、デバイスに対し
て、機能情報8を要求するコマンドを発行し、機能情報
8の情報を取得する。この時、コントローラは、機能情
報8の一部、例えば、表示部品のみを要求するコマンド
を発行し、表示部品とこのIDのみを取得するように構
成しても良い。そして、コントローラから制御コードと
使用者の操作情報を受け取った場合には、状況に応じて
この制御コードとユーザの操作情報で示される処理を行
う。ここで、デバイスの機能を示す表示部品のオブジェ
クトに対して、例えば、このオブジェクトの制御コード
が使用者の操作「選択」と共に、コントローラから送信
されてきた場合に、非同期データ送受信手段5は、この
オブジェクトが示す機能を実行するように機器内部制御
手段9へ指示を出す。
【0052】このように、コントローラからのGUI情
報の要求に対して、デバイスは機能情報8を提示するだ
けでよく、デバイスの負荷を小さくできる。また、デバ
イスの各機能に対して、標準化団体等でコマンドを規定
する必要が無く、現在想定できないような新機能を持つ
デバイスでも、容易に伝送路1経由でこの新機能を使用
することが可能になる。尚、同期データ送受信手段3、
デバイス信号処理手段4等の構成要素は、デバイスの機
能に応じて任意に構成しても良く、なくてもよい。ま
た、各手段はハードウエア或いはソフトウエアのいずれ
で構成してもよい。
【0053】そして、ここでは、使用者の操作情報とオ
ブジェクトの制御コードにより、デバイスの機能を特定
したが、使用者の操作として「選択」以外が認められな
いように構成することも可能であり、この時、オブジェ
クトの制御コードのみで、デバイスの機能が特定できる
ので、デバイスは、この制御コードのみで、デバイスの
機能を実行でき、伝送するパケットサイズを小さくでき
る。また、ここでは、制御コードをオブジェクトのID
としたが、この制御コードはデバイスが任意に設定して
良く、例えば、デバイスの機能の種類別に付けた番号
と、種類或いはデバイスに対して一意の番号で構成して
も良いし、デバイス内部で用いる独自の制御コードを用
いても良く、この時、デバイス内の各機能の実装が容易
となる。さらに、制御コードを文字情報とすることも可
能であり、コントローラやデバイスを作成する際のヒュ
ーマンエラーを減らすことができる。
【0054】次に、本実施の形態におけるGUI駆動型
ネットワーク制御システムに用いるコントローラについ
て、図3を参照しつつ説明する。図3は本実施の形態に
おけるコントローラのブロック図を示す。この図3にお
いて、10はコントローラ信号処理手段、11はコント
ローラ非同期データ処理手段、12は機能情報内容管理
手段、13は機能データベース、14は表示/機能選択
アプリケーション、である。尚、図3において、図2と
同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0055】次に、コントローラを構成する各部材の動
作について説明する。コントローラ信号処理手段10
は、同期データを同期データ送受信手段3から受け取
り、このコントローラに応じた信号処理を行う。例え
ば、このコントローラが、ビデオモニタ等の映像表示機
器であれば、同期データ、例えば、MPEG2のストリ
ーム等、を復号し、画面上へ表示する。
【0056】コントローラ非同期データ処理手段11
は、非同期データ送受信手段5から受け取った非同期デ
ータを処理し、このコントローラ内の適切な構成要素に
伝達する。また、伝達する際に同期データ用の帯域やチ
ャンネル確保、設定等を行う。また、コントローラ非同
期データ処理手段11は、パケット送受信手段2から新
規デバイスの接続や、既存デバイスの取り外し等、伝送
路1上のデバイスの情報や、デバイスの機能情報8の内
容等を非同期データ送受信手段5経由で受け取り、機能
情報管理手段12に伝達する。さらに、コントローラ非
同期データ処理手段11は表示/機能選択アプリケーシ
ョン14からの指示に基づいて、コントローラ内の構成
要素から非同期データを非同期データ送受信手段5へ送
出する。ここで、非同期データ送受信手段5とコントロ
ーラ非同期データ処理手段11は、1つの手段として構
成しても良い。
【0057】また、コントローラとデバイスを同一の機
器内で構成する場合、機器内のデバイスとしての機能
は、コントローラが知っているように構成すればよい。
若しくは、機器内部の制御は機器内部制御手段9で直接
行うように構成すればよい。よって、コントローラとデ
バイスを同一の機器内で構成する場合、この機器はデバ
イスとしての機能情報8は持つが、機器内の機能データ
ベース13には機能情報8を登録しなくてよい。そし
て、このコントローラ内の機能情報8はデバイスの機能
情報8の情報を有していれば良いが、これらは必ずしも
同一のものでなくて良い。尚、この時、デバイス内の機
能情報8を予め機能データベース13に登録する、とし
ても良い。さらにコントローラとデバイスを同一の機器
内で構成する場合、コントローラ信号処理手段10とデ
バイス信号処理手段4、コントローラ非同期データ処理
手段11とデバイス非同期データ処理手段6は各同一の
ものとして構成しても良い。なお、コントローラも、大
容量の非同期データを効率よく転送するプロトコルをサ
ポートし、GUIの情報を、この非同期高効率転送方式
で受信するように構成しても良い。
【0058】機能情報管理手段12は、伝送路1上のデ
バイスから受け取った機能情報8を管理するものであ
り、コントローラ非同期データ処理手段11から新規デ
バイスが接続されたとの情報を受け取ったときには、こ
の新規デバイスの機能情報8を読み込むようにコントロ
ーラ非同期データ処理手段11へ指示を出す。また、新
規デバイスの機能情報8が読み込まれた時には、この機
能情報8を機能データベース13に登録する。また、伝
送路1上の既存デバイスが取り外された等の情報を受け
取ったときには、機能データベース13から該当する機
能情報8を削除する。ここで、既存デバイスが取り外さ
れた時に、機能情報8を削除するのではなく、コントロ
ーラ内の記憶手段に保管するように構成し、再びこのデ
バイスが接続されたときには、デバイスの識別子等でこ
のデバイスを認識し、コントローラ内の記憶手段から機
能情報8を読出し、機能データベース13に登録するよ
うに構成してもよく、接続機器の登録を迅速に行うこと
が可能となる。
【0059】機能データベース13は、書き換え可能な
メモリ空間に配置され、デバイスから受け取った機能情
報8をデータベースとして構成したものであり、このデ
ータベースを、機能情報管理手段12を用いて検索する
ことにより、各デバイスの情報や各機能の情報等のオブ
ジェクト、及び、これらのオブジェクトに対応する識別
子(ID)、このオブジェクトを使用者に通知するため
の表示部品、使用者がこの表示部品を操作した時に表示
すべき表示部品や送信すべき制御コード等を取り出すこ
とが可能である。尚、機能データベース13は必ずしも
機能情報8の全ての情報を常にもつ必要はなく、必要な
部分のみを保持するとしても良い。
【0060】表示/機能選択アプリケーション14は、
コントローラの画面上にデバイスのGUI情報や機能の
GUI情報等を示す表示部品、例えば映像/音声/文字
情報等を用いて、各オブジェクトが有するアプリケーシ
ョン情報により、操作画面を作成し、画面上に表示し
て、使用者へ通知すると共に、使用者の操作に応じてデ
バイス及び機能の選択や各機能の実行指示等を行うもの
である。また表示/機能選択アプリケーション14は、
コントローラ信号処理手段10から受け取ったデータ、
例えば、映像や音声データ、やコントローラ非同期デー
タ処理手段11から受け取ったデータを表示/再生する
ことも可能である。この時、GUI情報等はコントロー
ラ信号処理手段10から受け取った映像データにオーバ
ーレイ表示するとしてもよいし、GUI情報表示画面と
映像データの表示画面を使用者の指示等により切り換え
表示するとしてもよい。さらに表示/機能選択アプリケ
ーション14は、機能情報管理手段12に指示を出して
コントローラ内の機能情報8を検索し、伝送路1上のデ
バイスやデバイスの機能を示す表示部品、例えばデバイ
ス名、機能名や表示用静止画等、を画面上に表示する。
【0061】次に、以上説明したコントローラの動作に
ついて説明する。まず、使用者がデバイスを示す表示部
品を選択すると、コントローラ内の機能情報8からこの
デバイスのメニュー(パネル)を読み込み、アプリケー
ション情報に従って、表示画面上に表示する。また、使
用者が機能を示す表示部品を選択した場合には、機能情
報8から得たこの表示部品に対応する制御コードと使用
者の操作情報を、コントローラ非同期データ処理手段1
1等を通して発行する。
【0062】表示/機能選択アプリケーション14はこ
の制御コードと使用者の操作情報に対するデバイスの応
答をコントローラ非同期データ処理手段11経由で受け
取る。さらに、デバイスからの表示部品の変更指示、例
えば、変更すべきオブジェクト、例えば表示部品、の識
別子(ID)の通知、がある時には、この指示に従い、
変更すべき表示部品をデバイスから取り込み、現時点で
のこのデバイスの状態等に対して適切なオブジェクト、
例えば表示部品、を表示画面上に表示し、使用者に通知
する。なお、変更すべきオブジェクト、例えば表示部
品、の識別子(ID)ではなく、オブジェクト、例えば
表示部品、そのものをデバイスがコントローラへ通知し
ても良い。このような手法により、コントローラは必ず
しもデバイスの各機能を理解する必要はなく、例えば、
現在想定できないような新機能を有するデバイスに対し
ても、コントローラはこの新機能に対する表示部品を機
能情報8から取り出し、画面上に表示して、使用者に通
知することができる。
【0063】そして、これらの表示部品により、使用者
が新機能を理解し、この機能を選択した場合には、コン
トローラの表示/機能選択アプリケーション14は機能
情報8を参照して、この新機能に対応する制御コードを
得て、この制御コードと使用者の操作をデバイスに対し
て発行し、デバイスでこの新機能を実行させることがで
きる。よって、上記構成を取ることにより、現在想定で
きないような新機能でも使用者が実行することが可能と
なる。
【0064】尚、表示/機能選択アプリケーション14
は、複数存在しても良く、各々が、機能情報8内の情報
を用いて、アプリケーション情報を考慮して、独自のス
タイルで操作画面を構築可能である。さらに、機能情報
管理手段12や機能データベース13も、各表示/機能
選択アプリケーション14毎に存在するとしても良い。
尚、ここで、同期データ送受信手段3、コントローラ信
号処理手段10等の構成要素は、コントローラの機能に
応じて任意に構成しても良く、なくてもよい。
【0065】次に、本実施の形態における機能情報8に
ついて説明する。図1は、本実施の形態における機能情
報8の説明図であり、51はパネル、52は表示部品で
ある。ここで、各部品はリスト形式のオブジェクトから
なるが、ここでは子オブジェクトを持たないデータオブ
ジェクト、例えばテキストオブジェクトや静止画オブジ
ェクト等、とリストを総称してオブジェクトと呼ぶ。そ
して各オブジェクトは、各々のオブジェクトを識別する
識別子(ID)、オブジェクトの型を示すタイプ情報、
子オブジェクト等を持つか否か等の構成を示す属性情
報、オブジェクトの大きさを示すサイズ情報、等をヘッ
ダー部分に有する。また、各オブジェクトは、リスト中
に記載されたエントリ内のID情報により、子オブジェ
クトを示す。尚、テキストオブジェクト等のようにデー
タ量が小さいオブジェクトは、リスト内のエントリ部分
にオブジェクトそのものを記するとしても良い。また、
各リストの独自情報は各リスト内のヘッダー等に記し、
データオブジェクトの独自情報はエントリ内に記すると
する。この独自情報はオブジェクト内又はエントリ内の
いずれに記載してもよい。
【0066】まず、図1に示したパネル51について説
明すると、これは、デバイスの機能を示す表示部品52
の集合であるメニューを示すものであり、パネルリスト
で構成される。このパネルリストは機能情報8内部に複
数存在することが可能である。デバイスを操作する際に
最初にコントローラへ表示すべきパネルをルートパネル
と呼び、その他のパネルは、ルートパネルからリンクを
たどることにより見いだされる。ルートパネルリスト
は、コントローラからデバイスの使用権を要求されたと
きに、その応答として、デバイスからコントローラへル
ートパネルリストのIDが送信され、このIDを用い
て、コントローラがパネルリストを読み込むことが可能
である。
【0067】パネルは、任意の表示画面を示すことが可
能であり、例えば、操作メニューや設定メニュー、デバ
イスの状態を通知するための状態表示メニュー、OSD
(OnScreen Display)等があり、一つのパネルに、これ
らの用途の内いくつかを含んでいても良い。尚、パネル
リストのIDをあらかじめ決めておく等の方法で、デバ
イス情報リストのエントリからたどることなく直接パネ
ル51へアクセス可能としても良い。
【0068】次にデバイスの機能や状態を示す表示部品
52について説明する。表示部品52は表示部品リスト
を用いて配置され、各表示部品52のエントリには、こ
の機能が動的に無くなる可能性があるか否かを示すフラ
グ等を付加しても良い。そして、この表示部品エントリ
が示す表示部品リストにデータオブジェクトが配置され
る。尚、ここで、表示部品リストを用いずに、直接各表
示部品52のエントリをパネルリストに配置するとして
も良く、この時、フラグ等は各表示部品52のエントリ
に記載することも可能である。ここで、このパネルリス
トは、このパネルの機能や種類を示すためのアプリケー
ション情報を有している。このアプリケーション情報
は、このパネルがどのような機能を有しているかを示
し、例えば、操作メニュー、設定メニュー、コンテンツ
メニュー、OSD等を示す。尚、この情報はヘッダーや
独自情報内等に記載しても良い。
【0069】尚、アプリケーション情報は、パネル1つ
に付き1つと限定するものではなく、複数有していても
良い。例えば、パネルがに操作メニューとコンテンツメ
ニューの各々の機能を含む表示部品を有しているとき、
アプリケーション情報として、「操作メニュー」と「コ
ンテンツメニュー」を有していても良い。さらに、パネ
ルリストは機器の操作画面を構成するための情報も有
し、機能情報8が想定した画面サイズ、さらには、背景
色や背景パターン等の情報を独自情報としてヘッダー内
等に有してもよい。
【0070】一方、このパネルリスト自身を示すデータ
オブジェクト、例えばテキストや静止画等、はパネルリ
ストに直接エントリを有する。尚、このパネルリスト自
身を示すデータオブジェクト用に表示部品リストを用い
ても良い。また、これらのリスト自身を示す情報は、フ
ラグ等を用いて他のデータオブジェクトや表示部品52
と区別しても良い。
【0071】表示部品52についてさらに具体的に説明
すると、これは、アイコン、ボタン、スライダ、チェッ
クボックス、テキストエントリ等を表示するための部品
であり、この表示部品リスト中に、表示部品52のタイ
プ、各々の表示部品52に必要な情報、例えば、スライ
ダの場合には可変範囲、ステップ値、初期値等、等の独
自情報を有する。さらに、表示部品52は、アプリケー
ション情報を有する。このアプリケーション情報は、こ
の表示部品52の機能や種類を示すものであり、例え
ば、「再生」、「記録」、「映画」、「スポーツ」を示
すものである。尚、アプリケーション情報は、表示部品
1つに付き1つと限定するものではなく、これを複数個
有していても良い。
【0072】また、この表示部品リストには、テキスト
オブジェクトや静止画オブジェクト等のエントリがあ
り、このエントリ中に、各々テキストや静止画の種類
(フォーマット)等を示すフラグや静止画の大きさ等、
さらには、デバイスが想定したメニューに対する相対位
置で示される画面上の位置情報、等の各データオブジェ
クトの独自情報を持っても良い。
【0073】図1に示した表示部品52は、VTRの再
生を示すものであり、再生用のアイコン(「静止画」)
とテキスト(「再生」)を有する。ここで、この表示部
品52を示す表示部品リストは、アプリケーション情報
(「再生」)を有する。尚、このアプリケーション情報
は、コード化されていても良いし、テキストデータとし
て記載されていても良い。
【0074】次に、以上説明した本実施の形態に係るG
UI駆動型ネットワーク制御システムにおけるデバイス
及びコントローラの動作について説明する。図5は、本
実施の形態におけるパネルに関する制御を説明する説明
図である。この図面を参照しつつ、パネルの制御につい
て説明する。
【0075】まず、デバイスが伝送路1に接続された場
合、この伝送路1上にあるコントローラは、例えば、1
394バスであればバスリセット等で新規デバイスを認
識し、機能情報管理手段12の指示により、新規デバイ
スから伝送路1を通して機器構成情報7に記されたデバ
イス情報部品を読出し、コントローラの機能データベー
ス13内にデバイス情報部品を読み込み登録する。ここ
で、デバイス情報部品は、例えば、メーカー名を示すテ
キストオブジェクトやデバイスを示すデータオブジェク
ト、例えば静止画オブジェクトやテキストオブジェク
ト、つまりデバイスアイコンとデバイス名、等を有す
る。
【0076】尚、コントローラ内でデバイス情報部品
は、図1に示した機能情報8と関連づけられて保存され
る。さらに、機能情報8内の各部品は必ずしも図1に示
すようなリンク、即ちエントリと実体との関連付けを物
理的に持つ必要はなく、各オブジェクト単位でアクセス
できればよい。ここで、コントローラ内の各機能情報8
は、各デバイス固有のユニークID等で区別され、各デ
バイス毎にエントリを持つリスト構造をとる。さらに、
デバイス情報部品とともに機能情報8を一括して読み込
んでも良いし、機能情報8の一部のみを読み込んでも良
い。さらには、オブジェクトやリスト単位で読み込んで
も良い。ここで、コントローラに十分な記憶領域がある
場合には、例えば、デバイスが新規に接続された際に、
まず、デバイス情報部品と、機能情報8全て読み込むよ
うに構成しても良い。
【0077】表示/機能選択アプリケーション14は、
機能情報管理手段12を通して、機能データベース13
中のデバイス情報部品を参照する。表示/機能選択アプ
リケーション14が、このコントローラに接続されてい
るデバイスの一覧を表示する場合、表示/機能選択アプ
リケーション14は、機能情報管理手段12を用いて、
機能データベース13に登録されている全てのデバイス
の、デバイス情報部品内のデータオブジェクト、例えば
テキストオブジェクト(デバイス名)、静止画オブジェ
クト等(デバイスアイコン)、を読み込み、画面上にこ
れらを表示する。また、デバイス情報部品の全てのデー
タオブジェクトを画面上に表示する必要はなく、適宜取
捨選択して表示してもよい。なお、デバイス情報部品が
その機器の機能を示すアプリケーション情報を有すると
しても良い。
【0078】ここで、デバイス情報部品内にオーディオ
オブジェクトがある場合は、デバイスの一覧を表示する
際には使用せず、例えば、既にデバイス一覧が表示され
ている状態で、新規デバイスが接続された場合に、この
新規デバイスの静止画オブジェクトを表示するととも
に、オーディオオブジェクトがあれば、オーディオオブ
ジェクトを再生する。或いは、デバイス表示部品が使用
者により選択された際に再生する。これら表示及びオー
ディオデータの再生は、各表示/機能選択アプリケーシ
ョン14が独自に決定するものであり、複数の表示/機
能選択アプリケーション14を有する場合には、各々が
異なった表示や再生をしてもかまわない。
【0079】次に、使用者がリモコンのポインティング
機能、例えば、十字キー、等により、例えば、デバイス
の静止画オブジェクトを選択した場合、表示/機能選択
アプリケーション14は、機能情報管理手段12へ、デ
バイスの静止画が選択されたことを通知し、このデバイ
ス情報部品に関連づけられて保存されている当該デバイ
スのパネル51、ここではルートパネル、を要求する。
ここで、当該デバイスのパネルがない場合、つまり、コ
ントローラがまだ当該デバイスの使用権を獲得していな
い場合、図5に示すように、機能情報管理手段12は、
コントローラ非同期データ処理手段11を用いて、当該
デバイスへ使用権を要求する。使用権を要求されたデバ
イスは、使用を許可できる場合、デバイスの機能情報内
容管理手段17内に該当コントローラの識別子、例え
ば、ユニークID、を格納すると共に、使用権要求の応
答として、ルートパネルリストの識別子をコントローラ
へ返す。
【0080】コントローラは、ルートパネルの識別子を
用いて、このルートパネルリスト及びこれに付随するデ
ータを取得する。この時デバイスは、デバイス内の機能
情報8から、デバイスの機能を示すメニューの構成を記
載したメニューリスト(パネルリスト)を機能情報8か
ら機能情報内容管理手段17経由で取り出し、コントロ
ーラへ送信する。
【0081】コントローラはこのパネルリストを、機能
情報管理手段12を用いて、このデバイスのデバイス情
報部品と関連づけて機能情報8として、機能データベー
ス13内に格納する。ここで、パネルリストはメニュー
に含まれる表示部品52の一覧を示していれば良く、単
に、表示部品52等の識別子(ID)のリストでも良
い。一方、使用権を付与できない場合、デバイスはエラ
ー情報を返し、各表示/機能選択アプリケーション14
はこのデバイスが使用不可能であることを画面上に表示
し、使用者へ通知する。
【0082】ここで、デバイスの使用権の許可は、コン
トローラから当該デバイスへの制御を許可することを意
味するが、単にパネルの表示のみ許可することを意味す
るとしても良いし、デバイスの占有権を許可することを
意味するとしても良い。なお、コントローラが識別子で
はなく、コマンド等の引数でルートパネルを指定してル
ートパネルを読み込むとしても良く、この時、デバイス
は使用権要求の応答として、ルートパネルの識別子を返
す必要が無くなり、コマンドの役割を明確に分割でき、
機器への組み込みが容易となる。
【0083】デバイスの使用権が許可されると、機能情
報管理手段12は、格納されたパネルリストからパネル
リストに属している表示部品52の識別子、例えばI
D、を表示部品52等のエントリ情報から取り出す。そ
して、機能情報管理手段12は、パネル51に属する各
表示部品52やテキストオブジェクト、静止画オブジェ
クトを、コントローラ非同期データ処理手段11を用い
て要求し、この応答として表示部品52を得ると、機能
情報管理手段12は、これらを機能情報8に記憶する。
ここで、コントローラ内の機能情報8は、デバイス内の
機能情報8と同一の形式である必要はなく、デバイス内
の機能情報8の情報を含んでいればよい。
【0084】次に、各表示/機能選択アプリケーション
14は、機能情報管理手段12を用いて、このデバイス
の機能情報8中から、パネルリストに記されている各機
能の表示部品52のアプリケーション情報をチェック
し、現時点で必要な機能や情報を選択し、読出して、各
々の機能に対応する表示部品52を画面上に表示する。
さらに、各表示/機能選択アプリケーション14が複数
のデバイスの機能を同一画面上に表示する際、例えば各
デバイスの基本操作機能のみを表示する時には、機能デ
ータベース13中の各表示部品52のアプリケーション
情報をチェックし、例えば、「再生」、「停止」、「録
画」等の表示部品をデバイス毎に読み込み、デバイス毎
に表示する。尚、パネル51が属する全ての表示部品5
2に対して繰り返して読出し表示を行うことにより、画
面上にデバイスの全ての機能を示す表示部品52を表示
することも可能である。ここで、デバイスから機能情報
8を読み込む際に、パネルリストと表示部品を分けて読
み込むのではなく、パネル51に属する全ての表示部品
52を一度に読み込むように構成しても良い。
【0085】表示部品がデバイス毎に表示されると、次
にコントローラ内では、各々の表示部品52の区別を、
デバイス固有のユニークIDとデバイスが付けた表示部
品52のIDを合わせたIDで行う。尚、コントローラ
が各表示部品52のID(識別子)を新たに付け直し、
この新たに付け直された「新ID」と、「デバイスのユ
ニークID+デバイスの付けたID」との変換表をコン
トローラが持つように構成しても良い。そして、この機
能情報8中には、新IDを持った表示部品52を記憶す
る。
【0086】次に使用者が、ある表示部品52を選択し
た際には、この選択された表示部品52の制御コード
(ID)と使用者の操作情報をコントローラがデバイス
へ送信する。ここで、機能情報8に属する任意の表示部
品52が変化した場合、コントローラからの送信の応答
として、デバイスは変化した表示部品52をコントロー
ラへ返信する。この時、デバイスは変化した表示部品5
2のIDをコントローラへ返信し、必要に応じてコント
ローラが、この表示部品52をデバイスから読み込み表
示するとしても良い。
【0087】また、例えば、VTRのテープを取り出さ
れたことにより、VTRのデッキ部の操作ができなくな
り、デバイスがデッキ部の各機能を示す表示部品52の
静止画を変化させた時、例えば、各機能が無効であるこ
とを示すために各機能の静止画に×印を付加した静止画
に置き換えた時、等、デバイス内にある機能情報8の表
示部品52の内容が変化した時、デバイスは自発的に使
用権を有するコントローラへ、変化した表示部品52を
送信する。なお、各表示部品に現時点で有効/無効を示
す属性情報を独自情報としてヘッダー等に記載し、コン
トローラの表示機能選択アプリケーション14は、この
属性情報に従って、無効の表示部品に対しては、×印を
上書きする等で、使用者にこの表示部品が現在使用でき
ないことを通知するように構成しても良い。
【0088】続いて使用者が、再び表示部品52を選択
した際には、この表示部品52の制御コード(ID)と
使用者の操作情報をコントローラがデバイスへ送信し、
同様にして応答を処理する。ちなみに、ここで選択した
表示部品52は、先に選択したものと同一であっても異
なっていても構わない。これを繰り返すことにより、コ
ントローラからデバイスを制御できる。そして、コント
ローラが当該デバイスを使用しなくなった場合、コント
ローラはデバイスに対して使用権の解放を通知し、デバ
イスの使用を終了する。このようにして、デバイス及び
コントローラが動作してパネルが制御されるのである。
なお、ここでは、ルートパネルを最初に読み込むとした
が、デバイス内の全てのパネルリストを読み込み、表示
/機能選択アプリケーション14が表示したいパネルを
パネルのアプリケーション情報で判断し、読み込むよう
に構成しても良い。よって、表示/機能選択アプリケー
ション14があるデバイスの設定メニューを示すパネル
を表示しているときに、他のデバイスが選択された際に
は、他方のデバイスも設定メニューを示すパネルを表示
することが可能になり、使用者に使いやすい操作画面を
提供できる。
【0089】次に、図6を参照しつつ、使用者が表示部
品52を選択した場合における、表示部品の制御につい
て説明する。まず、コントローラは、各デバイスから機
能情報8を読み込み、機能データベース13に登録す
る。表示/機能選択アプリケーション14は、機能情報
管理手段12を用いて、これらの機能情報8にアクセス
し、必要に応じて機能情報8中のデータを取りだし表示
する。ここで、図6は、複数機器、ここではVTRとD
VD、の操作メニューを同一画面上に表示する場合の表
示/機能選択アプリケーション14が例として示されて
いる。この時、表示/機能選択アプリケーション14
は、機能情報管理手段12を用いて、現在、当該コント
ローラに接続されているデバイス、この例では、VTR
とDVD、を検出し、さらに、機能情報8中の各オブジ
ェクトのアプリケーション情報により、各デバイス毎に
操作メニューの中から、基本機能である「再生」と「停
止」を示すボタンを同一画面上に同一の並びで表示す
る。ここで、「VTR」や「DVD」等のタイトルは、
機能情報8中のデバイス情報部品内のデバイス名から得
たものである。
【0090】このように、アプリケーション情報を用い
ることで、各デバイス毎に任意に配置されている表示部
品を、統一的な配置で表示することが可能になり、使用
者が機器毎やメーカ毎に異なる操作環境で誤操作するこ
とを防止でき、使いやすい操作環境を提供できる。さら
に、表示/機能選択アプリケーション14により、使用
者が好む操作環境を選択することも容易となり、この選
択した操作環境で、全ての機器を操作可能になり、さら
に操作性を向上させることも可能である。
【0091】なお、アプリケーション情報により、表示
/機能選択アプリケーション14が複数機器の連携動作
を行うように構成することも可能である。例えば、表示
/機能選択アプリケーション14がデバイス間のダビン
グを行う操作画面を表示する場合、「再生」を意味する
アプリケーション情報を有するオブジェクトを含むデバ
イスを送信側に、「記録」を意味するアプリケーション
情報オブジェクトを含むデバイスを受信側に表示し、使
用者の操作に応じて、各デバイスを連携して動作させる
ことが可能となる。さらに、表示/機能選択アプリケー
ション14がデバイスAからデバイスBへのダビング操
作を示すボタンを独自に作成し、使用者がこのボタンを
押した際には、デバイスAの「再生」を意味するアプリ
ケーション情報を有するオブジェクトに対して「選択」
されたことを通知し、同時に、デバイスBの「記録」を
意味するアプリケーション情報を有するオブジェクトに
対して「選択」されたことを通知して、連携動作を実行
させることが可能になり、使用者へ使いやすくわかりや
すいGUIを提供できる。
【0092】また、使用者がリモコンのポインティング
機能等により、例えば、デバイスの再生機能を示す表示
部品52を選択した場合、表示/機能選択アプリケーシ
ョン14は、デバイスが付けたこの表示部品52の識別
子、例えば、X1、を制御コードとして使用者の操作情
報、例えば「選択」、と共にデバイスへ送信する。つま
り、リモコンの上下左右を示す十字キーで、この表示部
品52上にカーソルを移動し、選択ボタンを押した後離
した場合に、この表示部品52のID(制御コード「X
1」)と使用者の操作情報(「選択」)をデバイスへ送
信する。また、さらに細かい使用者の操作情報をデバイ
スへ送ることも可能であり、リモコンやポインティング
デバイスの操作で、表示部品52に対して、「押す」、
「離す」、「2回押す」等の操作が行われた場合、これ
らの操作情報をデバイスへ送ることも可能である。
【0093】尚、使用者の操作情報をデバイスへ送ら
ず、表示部品52の制御コード、例えば表示部品やデー
タオブジェクトの識別子等、のみをデバイスへ送信する
としても良く、構成を単純化できる。ここで、使用者の
操作情報は、コード化して表示部品52のIDと共に送
っても良いし、各々を1つのコマンド(オペランドは表
示部品52のID等の制御コード)として送っても良
い。そして、デバイスはコントローラ上で選択された表
示部品52の制御コード(ID「X1」)と、使用者の
操作情報(「選択」)を受信し、デバイス非同期データ
処理手段6でこれらの受信データの意味を解釈し、VT
Rの再生を行うことを決定し、機器内部制御手段9へ再
生の指示を出す。よって、使用者が選択した表示部品に
より示された機能をデバイスが実行できる。ここで、制
御コードとして、表示部品52の識別子、例えばID、
を用いたので、機能に応じたコマンド等の特別な制御コ
ードを標準化団体等で規定する必要が無く、簡単な構成
で、デバイスが有する全ての機能を制御できる。さら
に、コントローラの表示/選択アプリケーション14を
更新することなく、全く新たなデバイスにも対応でき
る。
【0094】また、新デバイスにおいても、新デバイス
が「再生」や「記録」等の汎用的な機能を示すアプリケ
ーション情報を機能情報8内に有することにより、既存
或いは新規のデバイスとの連携動作を表示/選択アプリ
ケーション14で表示し、使用者がこれのGUIで操作
することにより、連携動作を行うことが可能となる。例
えば、使用者が、デバイスの再生機能を示す表示部品5
2を選択した場合、表示/機能選択アプリケーション1
4は、デバイスから正常な応答が帰ってきた時には、デ
バイスからの再生画を画面上に表示する。この時、デバ
イスが表示部品を変更したい場合には、デバイスが変更
すべき表示部品52、これにはテキストデータや静止画
データを含む、をコントローラへ送信する。よって、コ
ントローラはこの表示部品52が変更されたことを知
り、該当する表示部品52に上書き表示する。例えば、
VTRの再生が実行された場合には、このVTRの再生
状態を示す表示部品52、例えば再生を示す静止画の色
を反転させたもの、をデバイスの指示により再生を示す
表示部品に上書きすることで、使用者にVTRの再生を
示す表示を行うことが可能である。
【0095】尚、コントローラが送信した制御コードを
デバイスが何らかの理由で受け付けられなかった場合、
表示/機能選択アプリケーション14は、送信した制御
コードに対する応答等で、デバイスが制御コードを受け
付けなかったことを検知し、コントローラが独自に有す
る表示部品52を表示する、例えば画面中央等の目立つ
位置に大きく表示する、事により使用者に制御が失敗し
たことを通知する。
【0096】以上説明した通り、本実施の形態に係るG
UI駆動型ネットワーク制御システムであれば、デバイ
スからGUI部品を読み込むと共に、アプリケーション
情報を用いてデバイスの操作画面を作成し、これを表示
するので、AVCネットワークに接続されている各デバ
イス毎に任意に配置されているGUI部品を、例えばT
Vの画面上などに、統一的な配置で表示することが可能
となるので、使用者の誤操作を防止すると共に、使いや
すい環境を提供できるので、大変好適なものとなる。ま
た、本実施の形態に係るGUI駆動型ネットワーク制御
システムに用いるデバイス並びにコントローラであれ
ば、上述したようなネットワーク環境を創り出すことが
できて、やはり大変好適なものとなる。さらに、アプリ
ケーション情報を用いて、複数のデバイスを統合操作す
る環境を作成可能であり、複数のデバイス間での連携動
作を実現可能となるので大変好適である。
【0097】(実施の形態2)上述した第1の実施の形
態に係るGUI駆動型ネットワーク制御システムでは、
コントローラはアプリケーション情報を用いてデバイス
の操作画面を作成表示するように構成されているが、こ
のアプリケーション情報が含んでいる情報の種類や構成
によっては、様々な形態の操作画面が作成表示されるこ
とが考えられる。そこで次に第2の実施の形態として、
上述した第1の実施の形態におけるアプリケーション情
報の具体的な構成例について、図面を参照しつつ説明す
る。
【0098】図7は、アプリケーション情報の一例を示
す構成図であるが、図7(a)に示すように、アプリケ
ーション情報は3つの階層、即ち、機能単位、メニュー
分類、部品機能を有する。図7(b)の構成図は、機能
単位を示すものであり、デバイス内に存在する機能単位
毎に特定の値を有する。図7(c)の構成図は、機能単
位が「VTR」である場合に、この「VTR」用のメニ
ュー分類を示すものである。図7(d)の構成図は、機
能単位が「VTR」であり、メニュー分類が「操作」で
ある場合の表示部品の部品機能を示すものである。
【0099】このような階層構造を有しているので、部
品機能情報は、メニュー分類毎に異なるものとして認識
できるので、メニュー分類毎に同一の値を異なる意味に
割り当てることが可能であり、ビット数を減らすことが
でき、記憶領域を節約できる。ここで、各表示部品は、
これらのアプリケーション情報を有し、各パネルは、機
能単位情報及びメニュー分類情報を有する。そして、パ
ネルも図7(a)に示すアプリケーション情報を有し、
部品機能情報は、情報無しとして特定値を割り当てても
良い。尚、図7に示すように、各機能や種類を示すアプ
リケーション情報をコード化しておくことも考えられる
が、このようにしておけば、少ないビット数で、多くの
情報を提供できる。
【0100】尚、アプリケーション情報は、パネルや表
示部品中に存在する数を1つに限定するものではなく、
複数のアプリケーション情報が存在していても良い。ま
たパネル(パネルリスト)はメニュー分類情報のみを持
ち、表示部品(表示部品リスト)は部品機能情報のみを
有するように構成しても良いが、この場合はパネルと表
示部品との関連をコントローラがチェックする必要があ
る。しかしこのように構成しても、アプリケーション情
報のサイズを小さくできる、という、同様の効果が得ら
れる。また、図7(a)で示したアプリケーション情報
の構成に代えて、キーワード又はコマンドコードを用い
たアプリケーション情報とすることも考えられる。
【0101】図8(a)は、キーワードを用いた場合の
アプリケーション情報の一例を示す構成図であるが、こ
こで、各オブジェクトは、各々の機能や種類を示すキー
ワードを1ないし複数有し、これらのキーワードでアプ
リケーション情報を構成する。尚、ここで、各キーワー
ドの意味は、規格化団体等で取り決め、各社共通のもの
である。このように、キーワードをアプリケーション情
報に利用する事により、表示部品が示す機能の意味がわ
かりやすくなり、機能を抽象化して表すことが可能とな
る。
【0102】図8(b)は、コマンドコードを用いた場
合のアプリケーション情報の一例を示す構成図である。
ここで、各表示部品は、この表示部品の機能に相当し規
格化団体等で決められたコマンドコードを有する。この
ように、コマンドコードをアプリケーション情報に利用
する事により、表示部品が示す機能の意味が明確にな
り、詳細な動作も示すことが可能となる。なお、ここで
アプリケーション情報を表示部品に付加するとしたが、
アプリケーション情報をGUI部品(オブジェクト)に
対して付与することも可能であり、同様の効果が得られ
る。
【0103】次に、図7に示したアプリケーション情報
の階層の組み方を変えた例について、図面を参照しつつ
説明する。図9は、3つの階層を有するアプリケーショ
ン情報の別の一例を示すものであるが、図9(a)に示
すように、アプリケーション情報は3つの階層、即ちメ
ニュー分類、機能単位、部品機能を有する。図9(b)
は、メニュー分類を示すものであり、デバイス内に存在
するメニューの種類毎に特定の値を有する。図9(c)
は、機能単位情報を示すものであり、メニュー分類とは
独立して、デバイス内の機能の分類である機能単位を示
し、機能単位毎に特定の値を有する。図9(d)は、部
品機能情報を示すものであり、メニュー分類や、機能単
位と独立しており、表示部品の部品機能を示すものであ
り、コンテンツの種類を示し、部品機能毎に特定の値を
有する。ここで、コンテンツとは、放送の各番組や、D
VDやVTRに記録されたプログラムのことを言う。
【0104】そして、図9(a)に示すように、メニュ
ー分類情報、機能単位情報、部品情報の3つにより、各
オブジェクト(パネルや表示部品)の機能を示す。尚、
パネルにこのアプリケーション情報を付加する際には、
部品機能情報は、情報無しとして特定値を割り当てても
良い。さらに、機能単位情報を持たないとしても良く、
同様の効果が得られる。
【0105】このように、各機能や種類を示すアプリケ
ーション情報をコード化することにより、少ないビット
数で、多くの情報を提供できる。尚、アプリケーション
情報は、1つに限定するものではなく、複数のアプリケ
ーション情報を有していても良い。また、パネル(パネ
ルリスト)はメニュー分類情報のみを持ち、表示部品
(表示部品リスト)は部品機能情報のみを有するように
構成しても良く、パネルと表示部品との関連をコントロ
ーラがチェックする必要があるが、同様の効果が得ら
れ、アプリケーション情報のサイズを小さくすることが
可能となる。尚、ここでは、メニュー分類、機能単位、
部品機能は、各々独立としたが、明確な上下関係を有す
るとしても良く、この時、図7で示したアプリケーショ
ン情報と同様に、情報の大きさを減らし、メモリを節約
できる。
【0106】次に、図9に示したようなアプリケーショ
ン情報を用いた機能情報8の一例を、図面を参照しつつ
説明する。図10は、デバイス中のVTR部分に関する
機能情報8の一例を示している。また、図11ではデバ
イス中のディスク部分に関する機能情報8の一例を示し
ている。尚、これらの機能情報8は別々のデバイスに存
在している。図10及び図11に見られるように、それ
ぞれの機能情報8は、表示部品にのみアプリケーション
情報を有する。まず、図10の場合について説明する
と、図10は、機能情報8として、デバイス中のVTR
部分の操作メニューを示すものであり、この中に、「器
械体操」と「マラソン」を再生するためのコンテンツア
イコンを有する。
【0107】このコンテンツアイコンは、独自情報とし
て、この表示部品の示すコンテンツが伝送路上に送受信
中か否かを示す“動作中”及び“停止中”の状態を示す
状態情報を有している。デバイス内において、コンテン
ツアイコンは、使用者の操作情報として「選択」が送ら
れる毎に、デバイスの状態を他方の状態へ切り換えるト
グル動作を行い、ストリームデータの送信をコントロー
ルでき、この情報をコントローラへ通知する。さらに、
この状態情報は、デバイス内部の状態に応じて変化し、
例えば、この表示部品の示すコンテンツを送信終了した
ときには、デバイスが自動的に、状態情報を“停止中”
に切り換え、コントローラへ通知する。ここで、表示/
機能選択アプリケーション14は、状態情報が“動作
中”の時には、このコンテンツアイコンを網掛け表示す
る等で、使用者に使用中で有ることを知らせる。
【0108】これらの表示部品には、「コンテンツ」メ
ニュー分類、「スポーツ」部品機能が各々のアプリケー
ション情報として記載されている。ここで、その他の操
作を行うための表示部品やデバイスの状態を示すための
表示部品は省略してある。尚、ここで、機能単位情報は
表示部品のアプリケーション情報中で使用していない。
さらに、1つのパネル内に、操作用の表示部品とコンテ
ンツ用の表示部品等が混在していてもかまわない。
【0109】次に、図11の場合について説明すると、
図11は、機能情報8として、デバイス中のディスク部
分の操作メニューを示すものであり、この中に、「サッ
カー」と「テニス」を再生するためのコンテンツアイコ
ンを有する。これらの表示部品には、「コンテンツ」メ
ニュー分類、「スポーツ」部品機能が各々のアプリケー
ション情報として記載されている。ここで、その他の操
作を行うための表示部品は省略してある。
【0110】この図10または図11のように構成され
る機能情報8を用いて作成表示される表示/機能選択ア
プリケーションの表示画面の一例を、図面を参照しつつ
説明する。図12は、表示/機能選択アプリケーション
の画面表示の一例を示す。コントローラは、上述した図
10又は図11に示したような、各々のデバイスからの
機能情報8を読み込み、機能データベース13に登録す
る。コントローラ内の表示/機能選択アプリケーション
14は、機能データベース13より、これらの情報を読
み込み、図12で示されるように表示する。ここで、タ
イトル画やタイトル「スポーツ」は、表示/機能選択ア
プリケーション14がアプリケーション情報をもとに、
独自に作成したものであり、1つのメニューの中に複数
の機器のコンテンツを示すアイコンを表示している。
【0111】例えば、アプリケーション情報が「コンテ
ンツ:スポーツ」で有れば、最下層の「スポーツ」をタ
イトルとして使用する。つまり、表示/機能選択アプリ
ケーション14は、所望のアプリケーション情報を有す
る表示部品(或いはオブジェクト)を、各デバイスから
収集して、操作画面を作成し、この時、タイトルとし
て、所望のアプリケーション情報の内、もっとも範囲の
狭い言葉をタイトルとして使用する。よって、使用者の
目的に応じて、わかりやすく、使いやすい操作環境を提
供できる。このように、各機器毎のメニューではなく、
目的に応じて統合的に表示することにより、使用者はネ
ットワークを構成する各機器それぞれ意識する必要な
く、必要なコンテンツに対して直感的にアクセスでき、
使いやすい操作環境を提供できる。
【0112】次に、図10または図11のように構成さ
れる機能情報8を用いて作成表示される表示/機能選択
アプリケーション画面表示の別の例について、図13を
参照しつつ説明する。コントローラは、上述した図10
又は図11に示したような、デバイスからの機能情報8
を読み込み、機能データベース13に登録し、図12に
示された画面表示を行う。ここで、使用者が任意のコン
テンツアイコンを選択した場合には、そのコンテンツを
有するデバイスが示されたコンテンツを再生し、伝送路
1経由で、コントローラがこのストリームデータを受信
し、画面上に表示する。
【0113】一方、使用者がコンテンツのダビングを意
味する操作、例えば、コンテンツアイコンをダブルクリ
ックする等、を行った際には、録画可能なデバイスの一
覧表が表示される。図13は、この時の画面表示例であ
る。使用者が、録画先候補の中から1つを選択すること
により、ダビングが開始される。ここで、録画先候補
は、表示/機能選択アプリケーション14が、現在伝送
路に接続されている機器の中から、アプリケーション情
報として「録画」の属性を有するコンテンツアイコンを
ピックアップし、そのデバイスの名称を一覧として表示
したものである。尚、ここで、録画先候補の一覧は、デ
バイス情報部品中の静止画(デバイスアイコン)やテキ
ストデータ(デバイス名)の内任意のものや、両方を表
示するとしても良い。
【0114】ここで、この録画先候補の内ひとつが選択
された際には、選択されたデバイス内の「録画」のアプ
リケーション情報を有する表示部品の識別子(ID)と
ともに、使用者の操作として「選択」を、このデバイス
に対して送る。同時に、ダビングを意味する操作が行わ
れたアイコンが属するデバイスに対しては、この表示部
品の識別子(ID)とともに、使用者の操作として「再
生」を送信する。よって、送信元のデバイスは、コンテ
ンツの再生を開始し、受信先のデバイスは録画を開始す
る。
【0115】さらに、送信元がコンテンツアイコンで示
されたコンテンツの再生を終了した際には、送信元のデ
バイスが、コンテンツアイコンの状態情報を“動作中”
から“停止中”に変更するので、この状態情報の変化
で、終了を検知し、ダビング先デバイスのコンテンツア
イコンの識別子と「選択」の操作情報を受信先へ送り、
録画を終了させる。
【0116】なお、ここで、コンテンツアイコンを用い
たが、状態情報を有しないアイコンを用い、コンテンツ
の終了を、ストリームデータの終了で検知するように構
成することも可能であり、さらに、ストリームデータの
終了は同時に、受信先のデバイスでも検出可能であるの
で、受信先デバイスは、終了を検出すると録画を終了す
る。よって、簡単な構成の表示部品で確実にダビングを
実現できる。ここで、ストリームデータの終了は、伝送
路上の同期データ用のチャンネルを使用したコネクショ
ンの切断や空情報を連続して送信すること等により、検
出可能である。よって、この入出力可能性情報により、
録画先候補一覧等の候補一覧やこれを模式図的に示した
表示画面を作成することがさらに容易になる。
【0117】さらに、これらとは別の構成を有するアプ
リケーション情報を用いた場合について説明する。図1
4は図7及び図9に示したものとは別の構成を有するア
プリケーション情報の構成図であり、図15は図14に
示したアプリケーション情報を用いた機能情報8の構成
図、図16は図15に示した機能情報8が用いられて作
成された画面表示例を示している。尚、ここでは図示し
ていないデバイス情報部品及びコントローラとデバイス
間の送受信については、図1を参照しつつ第1の実施の
形態において説明した例と同一なので、ここではその説
明を省略する。
【0118】図14はアプリケーション情報の構成図で
あるが、このアプリケーション情報は図14(a)に示
すように、3つの階層、即ちメニュー分類、機能単位、
部品機能を有する。図14(b)は、メニュー分類の構
成を示すものであり、デバイス内に存在するメニューの
種類毎に特定の値を有する。図14(c)は、機能単位
情報の構成を示すものであり、デバイス内の機能の分類
である機能単位を示し、メニュー分類に応じて、機能単
位毎に特定の値を有する。さらに、図14(d)は、部
品機能情報の構成を示すものであり、メニュー分類及び
機能単位に応じて、表示部品の部品機能を示すものであ
る。ここでは、予約メニューのチューナ用部品機能情報
の例であり、部品機能毎に特定の値を有する。
【0119】また、図14に示すように、メニュー分類
情報、機能単位情報、部品情報の3つを、それぞれコー
ド化する事により、各オブジェクト(パネルや表示部
品)の機能を示すことも考えられる。尚、パネルにこの
アプリケーション情報を付加する際には、部品機能情報
は、情報が無いものとして特定値を割り当てても良い。
さらに、機能単位情報を持たない、として特定値を割り
当てても良い。このように、各機能や種類を示すアプリ
ケーション情報をコード化することにより、少ないビッ
ト数で、多くの情報を提供できる。尚、アプリケーショ
ン情報は、1つに限定するものではなく、複数のアプリ
ケーション情報を有していても良い。
【0120】次に、図14に示したアプリケーション情
報を用いた機能情報8について、図15を参照しつつ説
明する。図15に示すように、この機能情報8内のパネ
ル51はパネルリストで構成され、3つの表示部品を有
するものとする。各々の表示部品は、入力エントリと呼
ばれるものであり、使用者が文字、数字、時刻等を入力
するものである。各表示部品はヘッダー内に、識別子
(ID)と共に、この表示部品が入力エントリで有るこ
とを示すタイプ情報を有し、さらに、使用者に許可する
入力の種類、例えば文字、数字、時刻等、を示すメッセ
ージの仕様であるメッセージ仕様情報が、独自情報とし
て記載されている。
【0121】使用者が入力エントリに文字等を入力した
後、入力の最後を「リターン」キー入力等によって検知
し、入力終了を検知すると、デバイスへこの入力エント
リの識別子と操作情報を送信する。ここで、操作情報は
入力された文字、数字、時刻等である。そして、デバイ
スはこの表示部品に対する使用者の操作を認識し、必要
に応じてデバイス内部の値等を設定する。
【0122】図15で示した機能情報8は、例えば、図
16にその一例を示した、表示/機能選択アプリケーシ
ョンが作成表示する操作画面に表示される。図16に見
られるように、開始時間、終了時間、チャンネルの各入
力エントリは、使用者からの入力を受け付け、この入力
情報をデバイスへ操作情報として送信し、その結果が表
示されている。なお、使用者の入力前には、このエント
リの初期値が表示されている。
【0123】尚、使用者の入力方法は、コントローラ毎
に任意であってよい。例えば、画面上にキーボード相当
のものを表示するソフトキーボードをマウスやリモコン
等で選択することにより、入力文字/数字等を順次入力
するとしても良いし、キーボードにより入力するとして
も良い。また、チャンネル選択等は、複数の選択肢から
1つを選択するチョイスエレメントと呼ばれる表示部品
を使用し、放送があるチャンネルの一覧の中から1つを
選択するように構成しても良い。さらに、ここでは特に
図示しないが、複数の機器の予約メニューを集め、これ
らを統合的に表示する表示/機能選択アプリケーション
14を準備し、これにより、伝送路上の機器を任意の時
間に任意に録画すること等が可能となる。
【0124】以上の通り、本実施の形態においては、こ
のようにアプリケーション情報を用いることで、容易に
機器間の連係動作や統合的な操作環境を実現できる。さ
らに、各機器毎のメニューではなく、目的に応じて統合
的に表示することにより、使用者は各機器を意識する必
要なく、必要なコンテンツに対して直感的にアクセスで
き、使いやすい操作環境を提供できる。
【0125】(実施の形態3)次に、上述した第1の実
施の形態、及び第2の実施の形態における表示部品がチ
ャンネル情報又はプラグ情報を有している場合の、GU
I駆動型ネットワーク制御システム、及びGUIネット
ワーク制御システムに用いるデバイス並びにコントロー
ラについて、第3の実施の形態として図面を参照しつつ
説明する。図17(a)は、第1の実施の形態で説明し
たアプリケーション情報がチャンネル情報を含んでいる
場合の、アプリケーション情報の一例を示す構成図であ
る。ここで、チャンネル情報は、この表示部品を操作し
た際に、影響を及ぼす伝送路上のチャンネル情報であ
る。例えば、機能単位が「VTR」、メニュー分類が
「操作」、部品機能が「再生」である場合、この表示部
品を使用者が操作した際に、VTRは再生動作を開始
し、デバイス内部の接続を自発的に切り換え、このチャ
ンネル情報で示されたチャンネルにVTRの再生ストリ
ームデータ(同期データ)を流し出す。よって、各機能
に応じて伝送路上のチャンネル変えることが可能になる
とともに、コントローラがデバイスのストリームデータ
(同期データ)を容易に検出し、表示することが可能と
なる。また、デバイス間でストリームデータ(同期デー
タ)の送受信を行い、コントローラはその設定のみを行
う場合にも、このチャンネル情報を用いて、各デバイス
が入出力するチャンネル情報を取得し、異なっている場
合には、コマンド等で再設定することで、容易に対応可
能である。
【0126】尚、チャンネル番号の代わりに、デバイス
からのストリームデータ(同期データ)の論理的な出入
り場所を示すプラグの番号を指定するとしても良い。こ
の時、プラグは伝送路上の各チャンネルに対応するよう
に設定可能である。つまり、デバイスのプラグに対して
伝送路上のチャンネル番号1で示されるチャンネルにデ
ータを出力するように設定することが可能である。さら
に、プラグはデータの入出力する口を示すものであり、
例えば、このプラグは各々プラグ番号を有し、このプラ
グ番号で各々を区別するように構成される。さらにこれ
らのプラグ番号は、I/O(Input/Outpu
t)アドレス等に1対1に対応するように構成しても良
い。この時、他のデバイスによって所望のチャンネルが
使用中であっても、プラグの設定を変更することによ
り、容易に他のチャンネルへストリームデータを送出す
ることや受信することが可能となる。そして図17
(b)に示すように、チャンネル情報は、デバイスから
の入力であるか出力であるかを示す入出力情報と、伝送
路上のチャンネル番号からなる。尚、プラグ情報も同様
の構成を有し、入出力情報とプラグ番号情報からなる。
【0127】尚、チャンネル情報やプラグ情報は、アプ
リケーション情報とは別に、パネルの独自情報として、
デバイスからのデータ入出力状態を示すフラグを持つよ
うに構成しても良い。そして、この情報はパネルリスト
や、表示部品リスト中に独自情報として記載される。
尚、プラグ情報を用いる際には、高速ダビング時等に有
効である非同期高速伝送方式(例えば、Asynchronous c
onnection)に用いるプラグを指定することも可能であ
り、使用者の操作に応じて、ストリームデータの代わり
に、静止画データやファイルデータ等の大容量データ等
を非同期に伝送することができる。さらに、チャンネル
情報として、指定されたチャンネルに流れるストリーム
データの種類を指定するストリーム種別情報を含むとし
ても良い。ストリーム種別情報は、例えば、MPEGデ
ータであるか、DVデータであるか等のストリーム自身
のフォーマットで有っても良いし、伝送路上にストリー
ムデータを流す際の伝送フォーマットで有っても良い。
【0128】次に、デバイス情報部品の構成の一例につ
いて、図面を参照しつつ説明する。図18は、デバイス
情報部品50の一例を示す構成図であるが、この図に示
すように、デバイス情報部品50は、デバイスの情報を
示す部品であり、このデバイス情報部品50内のデバイ
ス情報リストに、このデバイスがサポートするプロトコ
ルやコマンドの種別、このデバイスのタイプをコード化
したデバイスタイプ、このデバイスのバージョン情報等
を独自情報として記す。また、デバイスタイプは、例え
ば、1394TA(1394 Trade Association)で議論さ
れているAV/C−CTS(AV/C Digital Inter
face Command Set)のサブユニットタイプで示される
コードや文字列示すとしてもよい。尚、デバイス情報部
品50は、機能情報8自身の情報を持つことも可能であ
り、この機能情報8のサポートレベルやサイズ、この機
器の1回の非同期転送で送れる最大転送量等を独自情報
として記すとしても良い。さらに、デバイス情報リスト
は、パネルリストへのエントリを有し、チャンネル情報
を独自情報として有する。このチャンネル情報は、この
デバイスがストリームデータを入出力する際に、使用す
る伝送路上のチャンネルを示す。
【0129】尚、同様に、プラグ情報を独自情報として
有することも可能であり、この時、プラグ情報は、デバ
イスがストリームデータを入出力する際に、使用するプ
ラグを示す。ちなみに、図17(a)又は図17(b)
のように構成したアプリケーション情報を、先述の、図
13を参照しつつ説明した場合、即ち使用者がコンテン
ツのダビングを意味する操作を行う場合には、各パネ
ル、表示部品又はデバイス情報部品がチャンネル情報を
有しておけば、チャンネル情報により、ストリームデー
タが流れるチャンネル情報を送信元と受信先で共有し、
確実にストリームデータの転送を行える。
【0130】尚、チャンネル情報の変わりにプラグ情報
を用いても良い。例えば、コントローラは、表示部品に
付加されているプラグ情報認識するとともに、伝送路上
の空きチャンネルを検索し、未使用のチャンネルと伝送
路の帯域を確保し、コントローラのプラグとデバイスの
表示部品が指定したプラグとの間でコネクションを張
り、ストリームデータ或いは、非同期データを伝送す
る。よって、確実にストリームデータや非同期データの
伝送が行える。さらに、指定されたチャンネルが他のデ
バイスによって使用中であっても、確実に、データ伝送
を行うことができる。また、チャンネル情報やプラグ情
報に入出力可能性情報を含むとしても良い。この入出力
可能性情報は、例えば、出力に対して「出力中」、「出
力可」、「出力不可」、入力に対して「入力中」、「入
力可」、「入力不可」の状態を有し、デバイス内の状態
に応じて何れかの状態をとる。例えば、VTRにテープ
が入っていない場合には、「出力不可」でかつ「入力不
可」である。
【0131】尚、本実施の形態では、チャンネル情報は
アプリケーション情報に含まれるとしたが、アプリケー
ション情報とは別に、ヘッダー内や独自情報として、チ
ャンネル情報を有していても良く、同様の効果が得られ
る。
【0132】以上の通り、本実施の形態では、GUI部
品が操作されることによって影響を及ぼすチャンネルを
示すチャンネル情報を、このGUI部品が有することに
より、デバイスが各機能に応じた伝送路上のチャンネル
指定が容易に出来ると共に、コントローラがデバイスの
ストリームデータを容易に検出、表示が可能となるの
で、大変好適である。また、チャンネル情報の代わりに
プラグ情報を用いても同様な効果を得られ、さらにプラ
グの設定を変更することで、容易に接続するチャンネル
の変更が可能となり、他のデバイスやコントローラの影
響を受けることなく、デバイス及びコントローラが所望
の動作を行えるので、大変好適である。さらに、プラグ
番号を用いることで、コントローラがデバイスから出力
される静止画データやファイルデータ等の大容量データ
を容易に取得、表示することが可能となるので、大変好
適である。
【0133】(実施の形態4)次に、上述した第1の実
施の形態、及び第2の実施の形態における表示部品がデ
ータ最大長情報又はメッセージ仕様情報を有している場
合の、GUI駆動型ネットワーク制御システム、及びG
UIネットワーク制御システムに用いるデバイス並びに
コントローラについて、第4の実施の形態として図面を
参照しつつ説明する。ここでは、第2の実施の形態にお
いて、図15で示したものとは別の構成を有する、先に
図14で示したアプリケーション情報を用いた機能情報
8について、図面を参照しつつ説明する。
【0134】図19は、入力エントリを有する機能情報
8であって、図15に示したものとは別の構成を有する
機能情報8の構成を示す構成図であり、図20はこの時
の画面表示例、図21はコントローラとデバイス間のメ
ッセージの送受信を示す説明図であり、図22はコント
ローラ内の処理を示すフローチャートである。まず機能
情報8内のパネル51は、図19に示すようにパネルリ
ストで構成され、1つの表示部品を有する。この表示部
品は、入力エントリと呼ばれるものであり、使用者が文
字、数字、時刻等を入力するものである。この表示部品
はヘッダー内に、識別子(ID)とともに、この表示部
品が入力エントリで有ることを示すタイプ情報を有し、
さらに、使用者に許可する入力の種類、例えば文字、数
字、時刻等、を示す情報が独自情報として記載されてい
る。例えば、入力の種類として文字が指定されたときに
は、文字及び数字を許可する。さらに、この表示部品リ
ストには、入力を許可する文字や数字等のデータ最大長
と、メッセージ仕様情報である、1回のメッセージでデ
バイスが受信可能なデータ部の大きさを示す1メッセー
ジデータ長の情報を、属性情報として有する。尚、これ
らの情報をヘッダー内の独自情報として記しても同様の
効果が得られる。
【0135】また、メッセージ仕様にはコントローラか
ら送られてくる際のデータの仕様を記載することが可能
であり、例えば、文字等のエンコード方法やメッセージ
中のデータ配置等を記載しても良い。使用者が入力エン
トリに文字等を入力した後、入力の最後を「リターン」
キー入力等で検知し、入力が許可された入力の種類にマ
ッチするかをチェックして、デバイスへこの入力エント
リの識別子と操作情報を送信する。ここで、操作情報は
入力された文字、数字、時刻等である。よって、デバイ
スはこの表示部品に対する使用者の操作を認識し、必要
に応じてデバイス内部の値等を設定する。つまり、使用
者により機器のニックネームが入力されたとき、デバイ
ス情報部品内のデバイス名を示すテキストオブジェクト
が更新され、入力されたニックネームがデバイス名とな
る。
【0136】図20は、図19で示されるパネルの表示
例であり、使用者はこの入力エントリに対して、コント
ローラ独自方法で入力を行う。図21は、コントローラ
とデバイス間のメッセージの送受信を示す説明図であ
り、図5と同一のメッセージに関しては、説明を省略す
る。始めに、当該デバイスのパネルがない場合、つま
り、コントローラがまだ当該デバイスの使用権を獲得し
ていない場合、図21に示すように、機能情報管理手段
12は、コントローラ非同期データ処理手段11を用い
て、当該デバイスへ使用権を要求する。使用権を要求さ
れたデバイスは、使用を許可できる場合、デバイスの機
能情報内容管理手段17内に該当コントローラの識別
子、例えば、ユニークID、を格納すると共に、使用権
要求の応答として、ルートパネルリストの識別子をコン
トローラへ返す。コントローラは、ルートパネルの識別
子を用いて、このルートパネルリスト及びこれに付随す
るデータを取得する。
【0137】デバイス内の機能情報8から、デバイスの
機能を示すメニューの構成を記載したメニューリスト
(パネルリスト)を機能情報8から機能情報内容管理手
段17経由で取り出し、コントローラへ送信する。コン
トローラはこのパネルリストを、機能情報管理手段12
を用いて、このデバイスのデバイス情報部品と関連づけ
て機能情報8として、機能データベース13内に格納す
る。ここで、パネルリストはメニューに含まれる表示部
品52の一覧を示していれば良く、単に、表示部品52
等の識別子(ID)のリストでも良い。一方、使用権を
付与できない場合は、第1の実施の形態で説明した場合
と同様である。さらに、機能情報管理手段12は、格納
されたパネルリストからパネルリストに属している表示
部品52の識別子、例えばID、を表示部品52等のエ
ントリ情報から取り出す。そして、機能情報管理手段1
2は、パネル51に属する各表示部品52やテキストオ
ブジェクト等を、コントローラ非同期データ処理手段1
1を用いて、要求し、この応答として表示部品52を得
て、機能情報管理手段12は、これらを機能情報8に記
憶する。そして、各表示/機能選択アプリケーション1
4は、機能情報管理手段12を用いて、このデバイスの
機能情報8中から、パネルリストに記されている各表示
部品52を読出して、画面上に表示する。
【0138】そして、使用者が入力エントリである表示
部品52に対して、入力を行った際、入力データをデバ
イスへ送る。この際、例えば、入力データが20文字で
あり、データ最大長が50文字、1メッセージデータ長
が15文字の場合、最初のメッセージでは、使用者の操
作情報として、入力データの内最初の15文字がデバイ
スへ送られる。さらに、このメッセージ内には、メッセ
ージの残り回数(この例では、残り1回)を示す情報が
付加される。この最初のメッセージが正常に終了した際
には、コントローラは、使用者の操作情報を示す2回目
のメッセージを送る。この2回目のメッセージには、残
りの5文字分のデータを含み、さらに、メッセージの残
り回数を示す情報は「残り0」を示す。よって、デバイ
スは、全ての入力データが送信されてきたことを検知
し、必要に応じてデバイス内の値を更新する。そして、
コントローラが当該デバイスを使用しなくなった場合、
コントローラはデバイスに対して使用権の解放を通知
し、デバイスの使用を終了する。
【0139】図22は、コントローラでの入力データ処
理を示すフローチャートである。まず、処理501でデ
ータの入力を待ち、データ入力があった際には、処理5
02へ移る。処理502では、入力データ長が表示部品
のデータ最大長以下であるかをチェックし、もしもデー
タ最大長を越えている時には、処理503で警告表示を
行い、使用者に注意を促し、処理501へ遷移し、入力
待ち状態になる。入力データ長がデータ最大長以下の際
には、入力データが1メッセージ長以下であるかをチェ
ックし、1メッセージデータ長以下である際には、処理
505で入力データを含むメッセージを送信する。
【0140】また、入力データが1メッセージデータ長
以上である際には、処理506で入力データをいくつの
メッセージに分割して送信するかを計算し、分割数Nを
算出する。処理507では、入力データの始めから1メ
ッセージデータ長のデータのみを送信し、処理508で
分割数から1を減算する。そして、処理509でNが0
よりも大きいか否かを判定し、大きい際には、処理50
7へ戻り、残りのデータの始めから1メッセージデータ
長のデータのみを送信する。同様にして、処理507か
ら処理509を繰り返し、Nが0以下になったら、全て
の入力データを送信し終えたので、このプロセスを終了
する。ここで、このフローチャートで示した処理は、コ
ントローラで行うとしたが、具体的には、データ送信等
の処理は非同期データ処理手段及び非同期データ送受信
手段を用いて、表示/機能選択アプリケーション14が
行う。尚、データ最大長や1メッセージデータ長の情報
は、パネルやデバイス情報部品に記するとしても良い。
【0141】以上のように、本実施の形態では、データ
最大長を用いることにより、不正なデータ入力をコント
ローラ側で事前にチェックできる。また1メッセージデ
ータ長により、デバイス側の非同期データ用のバッファ
が小さい場合でも、大きなデータを容易に送ることがで
きる。さらにGUI部品がこれらの情報を持つことによ
り、入力エントリを持たないデバイスでは、これら不要
な情報を削減でき、メモリを有効活用できる。
【0142】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係る
GUI駆動型ネットワーク制御システムによれば、GU
I駆動型ネットワーク制御システムが、ユーザーインタ
ーフェースを有するコントローラと、制御対象であるデ
バイスと、を具備し、デバイスはデバイスの操作画面を
構成するGUI部品を有し、GUI部品は自身の機能を
示すアプリケーション情報を有し、コントローラはデバ
イスからGUI部品を読み込み、アプリケーション情報
を用いてデバイスの操作画面を作成表示するので、各デ
バイス毎に任意に配置されているGUI部品を、統一的
な配置でTV等に表示することが可能となり、その結
果、使用者が機器毎やメーカ毎に異なる操作環境で誤操
作することを防止でき、また使用者が使用しやすい操作
環境を創り出すことが出来る。また、本発明の請求項1
3に係るGUI駆動型ネットワーク制御システムに用い
るデバイスによれば、上述したような効果を得られるデ
バイスを実現でき、また本発明の請求項18に係るGU
I駆動型ネットワーク制御システムに用いるコントロー
ラによれば、上述したような効果を得られるコントロー
ラを実現出来る。
【0143】本発明の請求項2に係るGUI駆動型ネッ
トワーク制御システムによれば、アプリケーション情報
はメニューの種類を示すメニュー分類情報を含むので、
ある機能単位の有する全てのメニューそれぞれに特定の
値を付与することで、簡単にこれらのメニューの管理が
可能となる。
【0144】本発明の請求項3に係るGUI駆動型ネッ
トワーク制御システムによれば、アプリケーション情報
はデバイス内の機能単位を示す機能単位情報を含むの
で、デバイス内に存在する機能単位毎に特定の値を付与
することで、簡単にこれらの機能を管理できる。
【0145】本発明の請求項4に係るGUI駆動型ネッ
トワーク制御システムによれば、アプリケーション情報
はGUI部品が示す機能を表す部品機能情報を含むの
で、各部品機能毎に特定の値を付与しておけば、これら
の部品機能を簡単に管理できるようになる。
【0146】本発明の請求項5に係るGUI駆動型ネッ
トワーク制御システムによれば、アプリケーション情報
は階層構造を有するので、各階層毎に、同一の値を異な
る意味に割り当てることが可能となるので、ビット数を
減らすことができ、ひいては記憶領域を節約できる。
【0147】本発明の請求項6に係るGUI駆動型ネッ
トワーク制御システムによれば、アプリケーション情報
は機能を符号化したコードからなるので、より少ないビ
ット数で多くの情報が提供出来るようになる。
【0148】本発明の請求項7に係るGUI駆動型ネッ
トワーク制御システムによれば、アプリケーション情報
は機能を示すキーワードからなるので、使用者にとっ
て、GUI部品が示す機能の意味が明確になり、また詳
細な動作も示すことが可能となるので、より使用し易い
ものとなる。
【0149】本発明の請求項8に係るGUI駆動型ネッ
トワーク制御システムによれば、GUI駆動型ネットワ
ーク制御システムの使用者がGUI部品を操作すると、
コントローラはデバイスへ制御情報を送信し、デバイス
は制御情報に対応した使用者の操作に応じ、チャンネル
情報に記載された伝送路上のチャンネルに対してデータ
の入出力を行うので、デバイス内部の各機能に応じて伝
送路上のチャンネルを変える事が可能となると共に、コ
ントローラがデバイスのストリームデータを容易に検出
し、またこれを表示する事が可能となる。また、本発明
の請求項14に係るGUI駆動型ネットワーク制御シス
テムに用いるデバイスによれば、上述したような効果を
得られるデバイスを実現でき、また本発明の請求項19
に係るGUI駆動型ネットワーク制御システムに用いる
コントローラによれば、上述したような効果を得られる
コントローラを実現出来る。
【0150】本発明の請求項9に係るGUI駆動型ネッ
トワーク制御システムによれば、GUI駆動型ネットワ
ーク制御システムの使用者がGUI部品を操作すると、
コントローラはデバイスへ制御情報を送信し、デバイス
は制御情報に対応した使用者の操作に応じ、プラグ情報
に記載された前バイスの入出力場所に対してデータの入
出力を行うので、プラグを伝送路上の各チャンネルに対
応するように設定しておけば、例えば他のデバイスによ
って所望のチャンネルが使用中であっても、プラグの設
定を変更するだけで容易に他のチャンネルへのデータ送
受信が行えるようになる。また、本発明の請求項15に
係るGUI駆動型ネットワーク制御システムに用いるデ
バイスによれば、上述したような効果を得られるデバイ
スを実現でき、また本発明の請求項20に係るGUI駆
動型ネットワーク制御システムに用いるコントローラに
よれば、上述したような効果を得られるコントローラを
実現出来る。
【0151】本発明の請求項10に係るGUI駆動型ネ
ットワーク制御システムによれば、GUI駆動型ネット
ワーク制御システムの使用者がGUI部品を操作してデ
ータを入力すると、コントローラは、データに対してデ
ータ最大長に応じた処理を施し、データ最大長以下のデ
ータ長を有する使用者の操作に応じたメッセージをデバ
イスへ送信するようになるので、不正なデータ入力を事
前にチェックし、その入力を防止できる。また、本発明
の請求項16に係るGUI駆動型ネットワーク制御シス
テムに用いるデバイスによれば、上述したような効果を
得られるデバイスを実現でき、また本発明の請求項21
に係るGUI駆動型ネットワーク制御システムに用いる
コントローラによれば、上述したような効果を得られる
コントローラを実現出来る。
【0152】本発明の請求項11に係るGUI駆動型ネ
ットワーク制御システムによれば、GUI駆動型ネット
ワーク制御システムの使用者がGUI部品を操作する
と、コントローラは、使用者の操作に応じたメッセージ
をメッセージ仕様情報に従ってデバイスへ送信するの
で、例えば使用者の操作に応じていないメッセージを不
正に送信しようとしても、事前にこれがチェックされ、
その送信を防止することが出来る。また、本発明の請求
項17に係るGUI駆動型ネットワーク制御システムに
用いるデバイスによれば、上述したような効果を得られ
るデバイスを実現でき、また本発明の請求項22に係る
GUI駆動型ネットワーク制御システムに用いるコント
ローラによれば、上述したような効果を得られるコント
ローラを実現出来る。
【0153】本発明の請求項12に係るGUI駆動型ネ
ットワーク制御システムによれば、
【0154】メッセージ仕様情報は、デバイスが一つの
メッセージで受信できるデータの最大長を示す1メッセ
ージデータ長情報を含むので、デバイス側の非同期デー
タ用バッファが小さくても、大きなデータを容易に送る
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態におけるGUI駆動型ネッ
トワーク制御システムに用いる機能情報の構成図であ
る。
【図2】 第1の実施の形態におけるGUI駆動型ネッ
トワーク制御システムに用いるデバイスのブロック図で
ある。
【図3】 第1の実施の形態におけるGUI駆動型ネッ
トワーク制御システムに用いるコントローラのブロック
図である。
【図4】 AVCシステムのネットワーク構成の一例を
示すシステム構成図である。
【図5】 第1の実施の形態におけるパネルに関する制
御を説明する説明図である。
【図6】 第1の実施の形態における表示部品に関する
制御を説明する説明図である。
【図7】 (a) 第2の実施の形態におけるアプリケ
ーション情報の一例を示す構成図である。(b) この
アプリケーション情報に属する機能単位情報の一例を示
した図である。(c) このアプリケーション情報に属
するメニュー分類情報の一例を示した図である。(d)
このアプリケーション情報に属する部品機能情報の一
例を示した図である。
【図8】 (a)キーワードを用いた場合のアプリケー
ション情報の一例を示す構成図である。(b)コマンド
コードを用いた場合のアプリケーション情報の一例を示
す構成図である。
【図9】 (a) 第2の実施の形態におけるアプリケ
ーション情報の別の一例を示す構成図である。(b)
このアプリケーション情報に属するメニュー分類情報の
一例を示した図である。(c) このアプリケーション
情報に属する機能単位情報の一例を示した図である。
(d) このアプリケーション情報に属する部品機能情
報の一例を示した図である。
【図10】 第2の実施の形態におけるデバイス中のV
TR部分に関する機能情報の一例を示す構成図である。
【図11】 第2の実施の形態におけるデバイス中のデ
ィスク部分に関する機能情報の一例を示す構成図であ
る。
【図12】 表示/機能選択アプリケーションの表示画
面の一例を示す図である。
【図13】 表示/機能選択アプリケーションの表示画
面の別の一例を示す図である。
【図14】 (a) アプリケーション情報のさらに別
の一例を示す構成図である。(b) このアプリケーシ
ョン情報に属するメニュー分類情報の一例を示した図で
ある。(c) このアプリケーション情報に属する機能
単位情報の一例を示した図である。(d) このアプリ
ケーション情報に属する部品機能情報の一例を示した図
である。
【図15】 図14に示したアプリケーション情報を用
いた機能情報の構成図である。
【図16】 図15に示した機能情報が用いられて作成
された画面表示例を示す図である。
【図17】 (a)第3の実施の形態におけるチャンネ
ル情報を含んだアプリケーション情報の一例を示す構成
図である。(b)第3の実施の形態におけるチャンネル
情報の構成を示す構成図である。
【図18】 第3の実施の形態におけるデバイス情報部
品の一例を示す構成図である。
【図19】 第4の実施の形態における入力エントリを
有する機能情報の一例を示す構成図である。
【図20】 図19に示した機能情報が用いられて作成
された画面表示例を示す図である。
【図21】 第4の実施の形態におけるコントローラと
デバイス間のメッセージの送受信を示す説明図である。
【図22】 第4の実施の形態におけるコントローラ内
の処理を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 伝送路 2 パケット送受信手段 3 同期データ送受信手段 4 デバイス信号処理手段 5 非同期データ送受信手段 6 デバイス非同期データ処理手段 7 機器構成情報 8 機能情報 9 機器内部制御手段 10 コントローラ信号処理手段 11 コントローラ非同期データ処理手段 12 機能情報内容管理手段 13 表示/機能選択アプリケーション 14 機能データベース 15 ROM 16 RAM 17 機能情報内容管理手段 50 デバイス情報部品 51 パネル 52 表示部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/00 651 G06F 3/00 651A H04N 5/44 H04N 5/44 A 5/765 5/781 510D 5/781 5/782 Z 5/7826 K Fターム(参考) 5C018 FA04 FB01 HA10 5C025 CA01 CA02 CB03 CB08 DA01 DA05 5E501 AA19 AA20 AB06 AB08 AC37 BA03 BA05 BA14 CA02 CB02 CB09 DA15 EA10 EA11 EB05 EB19 FA14 FA23 FA43 FA46 FB44 5K048 AA13 BA02 DA02 DC04 EB02 EB07 EB14 EB15 FB10 FB15 HA04 HA06

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像、音響又は情報に関するデータの中
    の何れか1つ以上を取り扱う、少なくとも2つ以上の機
    器が、伝送路を介して接続されてなるAVC(Audio Vi
    deo Computer)システムに用いるGUI(Graphical Us
    er Interface)駆動型ネットワーク制御システムであっ
    て、 前記GUI駆動型ネットワーク制御システムが、 ユーザーインターフェースを有するコントローラと、 制御対象であるデバイスと、を具備し、 前記デバイスは、前記デバイスの操作画面を構成するG
    UI部品を有し、 前記GUI部品は、自身の機能を示すアプリケーション
    情報を有し、 前記コントローラは、前記デバイスから前記GUI部品
    を読み込み、前記アプリケーション情報を用いて、前記
    デバイスの操作画面を作成表示すること、 を特徴とする、GUI駆動型ネットワーク制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のGUI(Graphical Us
    er Interface)駆動型ネットワーク制御システムにおい
    て、 前記アプリケーション情報は、メニューの種類を示すメ
    ニュー分類情報を含むこと、 を特徴とする、GUI駆動型ネットワーク制御システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のGUI
    (Graphical User Interface)駆動型ネットワーク制御
    システムにおいて、 前記アプリケーション情報は、前記デバイス内の機能単
    位を示す機能単位情報を含むこと、 を特徴とするGUI駆動型ネットワーク制御システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3の何れか1項に
    記載のGUI(Graphical User Interface)駆動型ネッ
    トワーク制御システムにおいて、 前記アプリケーション情報は、前記GUI部品が示す機
    能を表す部品機能情報を含むこと、 を特徴とするGUI駆動型ネットワーク制御システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4の何れか1項に
    記載のGUI(Graphical User Interface)駆動型ネッ
    トワーク制御システムにおいて、 前記アプリケーション情報は、階層構造を有すること、 を特徴とするGUI駆動型ネットワーク制御システム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれか1項
    に記載のGUI(Graphical User Interface)駆動型ネ
    ットワーク制御システムにおいて、 前記アプリケーション情報は、機能を符号化したコード
    からなること、 を特徴とするGUI駆動型ネットワーク制御システム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6の何れか1項に
    記載のGUI(Graphical User Interface)駆動型ネッ
    トワーク制御システムにおいて、 前記アプリケーション情報は、機能を示すキーワードか
    らなること、 を特徴とするGUI駆動型ネットワーク制御システム。
  8. 【請求項8】 映像、音響又は情報に関するデータの中
    の何れか1つ以上を取り扱う、少なくとも2つ以上の機
    器が、伝送路を介して接続されてなるAVC(Audio Vi
    deo Computer)システムに用いるGUI(Graphical Us
    er Interface)駆動型ネットワーク制御システムにおい
    て、 前記GUI駆動型ネットワーク制御システムが、 ユーザーインターフェースを有するコントローラと、 制御対象であるデバイスと、を具備し、 前記デバイスは、前記デバイスの操作画面を構成するG
    UI部品を有し、 前記GUI部品は、前記GUI部品を操作することによ
    って影響を与える伝送路のチャンネルを示すチャンネル
    情報を有し、 前記コントローラは、前記デバイスから前記GUI部品
    を読み込んで前記デバイスの操作画面を作成表示し、 前記GUI駆動型ネットワーク制御システムの使用者が
    前記GUI部品を操作すると、前記コントローラは前記
    デバイスへ制御情報を送信し、 前記デバイスは前記制御情報に対応した前記使用者の操
    作に応じ、前記チャンネル情報に記載された前記伝送路
    上のチャンネルに対してデータの入出力を行うこと、 を特徴とするGUI駆動型ネットワーク制御システム。
  9. 【請求項9】 映像、音響又は情報に関するデータの中
    の何れか1つ以上を取り扱う、少なくとも2つ以上の機
    器が、伝送路を介して接続されてなるAVC(Audio Vi
    deo Computer)システムに用いるGUI(Graphical Us
    er Interface)駆動型ネットワーク制御システムにおい
    て、 前記GUI駆動型ネットワーク制御システムが、 ユーザーインターフェースを有するコントローラと、 制御対象であるデバイスと、を具備し、 前記デバイスは、前記デバイスの操作画面を構成するG
    UI部品を有し、 前記GUI部品は、前記GUI部品を操作することによ
    って影響を与える前記デバイスのデータ入出力場所を示
    すプラグ情報を有し、 前記コントローラは、前記デバイスから前記GUI部品
    を読み込んで前記デバイスの操作画面を作成表示し、 前記GUI駆動型ネットワーク制御システムの使用者が
    前記GUI部品を操作すると、前記コントローラは前記
    デバイスへ制御情報を送信し、前記デバイスは前記制御
    情報に対応した前記使用者の操作に応じ、前記プラグ情
    報に記載された前記デバイスの前記入出力場所に対して
    データの入出力を行うこと、 を特徴とするGUI駆動型ネットワーク制御システム。
  10. 【請求項10】 映像、音響又は情報に関するデータの
    中の何れか1つ以上を取り扱う、少なくとも2つ以上の
    機器が、伝送路を介して接続されてなるAVC(Audio
    Video Computer)システムに用いるGUI(Graphical
    User Interface)駆動型ネットワーク制御システムにお
    いて、 前記GUI駆動型ネットワーク制御システムが、 ユーザーインターフェースを有するコントローラと、 制御対象であるデバイスと、を具備し、 前記デバイスは、前記デバイスの操作画面を構成するG
    UI部品を有し、 前記GUI部品は、前記GUI部品が許容する入力デー
    タの最大長を示すデータ最大長情報を有し、 前記コントローラは、前記デバイスから前記GUI部品
    を読み込んで前記デバイスの操作画面を作成表示し、 前記GUI駆動型ネットワーク制御システムの使用者が
    前記GUI部品を操作してデータを入力すると、前記コ
    ントローラは、前記データに対して前記データ最大長に
    応じた処理を施し、前記データ最大長以下のデータ長を
    有する前記使用者の操作に応じたメッセージを前記デバ
    イスへ送信すること、 を特徴とするGUI駆動型ネットワーク制御システム。
  11. 【請求項11】 映像、音響又は情報に関するデータの
    中の何れか1つ以上を取り扱う、少なくとも2つ以上の
    機器が、伝送路を介して接続されてなるAVC(Audio
    Video Computer)システムに用いるGUI(Graphical
    User Interface)駆動型ネットワーク制御システムにお
    いて、 前記GUI駆動型ネットワーク制御システムが、 ユーザーインターフェースを有するコントローラと、 制御対象であるデバイスと、を具備し、 前記デバイスは、前記デバイスの操作画面を構成するG
    UI部品を有し、 前記GUI部品は、前記GUI部品に関するメッセージ
    の仕様に関するメッセージ仕様情報を有し、 前記コントローラは、前記デバイスから前記GUI部品
    を読み込んで前記デバイスの操作画面を作成表示し、 前記GUI駆動型ネットワーク制御システムの使用者が
    前記GUI部品を操作すると、前記コントローラは、前
    記使用者の操作に応じたメッセージを前記メッセージ仕
    様情報に従って前記デバイスへ送信すること、 を特徴とするGUI駆動型ネットワーク制御システム。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のGUI駆動型ネッ
    トワーク制御システムにおいて、 前記メッセージ仕様情報は、前記デバイスが一つのメッ
    セージで受信できるデータの最大長を示す1メッセージ
    データ長情報を含むこと、 を特徴とするGUI駆動型ネットワーク制御システム。
  13. 【請求項13】 映像、音響又は情報に関するデータの
    中の何れか1つ以上を取り扱う、少なくとも2つ以上の
    機器が、伝送路を介して接続されてなるAVC(Audio
    Video Computer)システム用の、ユーザーインターフェ
    ースを有するコントローラを具備したGUI(Graphica
    l User Interface)駆動型ネットワーク制御システムに
    おける制御対象であるデバイスであって、 前記デバイスは、前記デバイスの操作画面を構成するG
    UI部品を有し、 前記GUI部品は、自身の機能を示すアプリケーション
    情報を有し、 前記デバイスの操作画面は、前記コントローラが前記デ
    バイスから読み込んだ前記GUI部品の有する前記アプ
    リケーション情報を用いて作成表示されること、 を特徴とする、GUI駆動型ネットワーク制御システム
    に用いるデバイス。
  14. 【請求項14】 映像、音響又は情報に関するデータの
    中の何れか1つ以上を取り扱う、少なくとも2つ以上の
    機器が、伝送路を介して接続されてなるAVC(Audio
    Video Computer)システム用の、ユーザーインターフェ
    ースを有するコントローラを具備したGUI(Graphica
    l User Interface)駆動型ネットワーク制御システムに
    おける制御対象であるデバイスであって、 前記デバイスは、前記デバイスの操作画面を構成するG
    UI部品を有し、 前記GUI部品は、前記GUI部品を操作することによ
    って影響を与える伝送路のチャンネルを示すチャンネル
    情報を有し、 前記デバイスの操作画面は、前記コントローラが前記デ
    バイスから前記GUI部品を読み込むことで作成表示さ
    れ、 前記GUI駆動型ネットワーク制御システムの使用者が
    前記GUI部品を操作すると、前記デバイスは、前記コ
    ントローラから制御情報を受信し、さらに受信した前記
    制御情報に対応した前記使用者の操作に応じて、前記チ
    ャンネル情報に記載された前記伝送路上のチャンネルに
    対してデータの入出力を行うこと、 を特徴とするGUI駆動型ネットワーク制御システムに
    用いるデバイス。
  15. 【請求項15】 映像、音響又は情報に関するデータの
    中の何れか1つ以上を取り扱う、少なくとも2つ以上の
    機器が、伝送路を介して接続されてなるAVC(Audio
    Video Computer)システム用の、ユーザーインターフェ
    ースを有するコントローラを具備したGUI(Graphica
    l User Interface)駆動型ネットワーク制御システムに
    おける制御対象であるデバイスであって、 前記デバイスは、前記デバイスの操作画面を構成するG
    UI部品を有し、 前記GUI部品は、前記GUI部品を操作することによ
    って影響を与える前記デバイスのデータ入出力場所を示
    すプラグ情報を有し、 前記デバイスの操作画面は、前記コントローラが前記デ
    バイスから前記GUI部品を読み込むことで作成表示さ
    れ、 前記GUI駆動型ネットワーク制御システムの使用者が
    前記GUI部品を操作すると、前記デバイスは、前記コ
    ントローラから制御情報を受信し、さらに受信した前記
    制御情報に対応した前記使用者の操作に応じ、前記プラ
    グ情報に記載された前記デバイスの前記入出力場所に対
    してデータの入出力を行うこと、 を特徴とするGUI駆動型ネットワーク制御システムに
    用いるデバイス。
  16. 【請求項16】 映像、音響又は情報に関するデータの
    中の何れか1つ以上を取り扱う、少なくとも2つ以上の
    機器が、伝送路を介して接続されてなるAVC(Audio
    Video Computer)システム用の、ユーザーインターフェ
    ースを有するコントローラを具備したGUI(Graphica
    l User Interface)駆動型ネットワーク制御システムに
    おける制御対象であるデバイスであって、 前記デバイスは、前記デバイスの操作画面を構成するG
    UI部品を有し、 前記GUI部品は、前記GUI部品が許容する入力デー
    タの最大長を示すデータ最大長情報を有し、 前記デバイスの操作画面は、前記コントローラが前記デ
    バイスから前記GUI部品を読み込むことで作成表示さ
    れ、 前記GUI駆動型ネットワーク制御システムの使用者が
    前記GUI部品を操作してデータを入力すると、前記デ
    バイスは、前記データに対して前記データ最大長に応じ
    た処理を施し、前記データ最大長以下のデータ長を有す
    る前記使用者の操作に応じたメッセージを受信するこ
    と、 を特徴とするGUI駆動型ネットワーク制御システムに
    用いるデバイス。
  17. 【請求項17】 映像、音響又は情報に関するデータの
    中の何れか1つ以上を取り扱う、少なくとも2つ以上の
    機器が、伝送路を介して接続されてなるAVC(Audio
    Video Computer)システム用の、ユーザーインターフェ
    ースを有するコントローラを具備したGUI(Graphica
    l User Interface)駆動型ネットワーク制御システムに
    おける制御対象であるデバイスであって、 前記デバイスは、前記デバイスの操作画面を構成するG
    UI部品を有し、 前記GUI部品は、前記GUI部品に関するメッセージ
    の仕様に関するメッセージ仕様情報を有し、 前記デバイスの操作画面は、前記コントローラが前記デ
    バイスから前記GUI部品を読み込むことで作成表示さ
    れ、 前記GUI駆動型ネットワーク制御システムの使用者が
    前記GUI部品を操作すると、前記デバイスは、前記使
    用者の操作に応じたメッセージを前記メッセージ仕様情
    報に従って受信すること、 を特徴とするGUI駆動型ネットワーク制御システムに
    用いるデバイス。
  18. 【請求項18】 映像、音響又は情報に関するデータの
    中の何れか1つ以上を取り扱う、少なくとも2つ以上の
    機器が、伝送路を介して接続されてなるAVC(Audio
    Video Computer)システム用の、制御対象であるデバイ
    スを具備したGUI(Graphical User Interface)駆動
    型ネットワーク制御システムに用いられるユーザーイン
    ターフェイスを有するコントローラであって、 前記デバイスは、前記デバイスの操作画面を構成するG
    UI部品を有し、 前記GUI部品は、自身の機能を示すアプリケーション
    情報を有し、 前記コントローラは、 前記デバイスからGUI部品を読み込み、前記アプリケ
    ーション情報を用いて、前記デバイスの操作画面を作成
    表示すること、 を特徴とする、GUI駆動型ネットワーク制御システム
    に用いるコントローラ。
  19. 【請求項19】 映像、音響又は情報に関するデータの
    中の何れか1つ以上を取り扱う、少なくとも2つ以上の
    機器が、伝送路を介して接続されてなるAVC(Audio
    Video Computer)システム用の、制御対象であるデバイ
    スを具備したGUI(Graphical User Interface)駆動
    型ネットワーク制御システムに用いられるユーザーイン
    ターフェイスを有するコントローラであって、 前記デバイスは、前記デバイスの操作画面を構成するG
    UI部品を有し、 前記GUI部品は、前記GUI部品を操作することによ
    って影響を与える伝送路のチャンネルを示すチャンネル
    情報を有し、 前記コントローラは、前記デバイスから前記GUI部品
    を読み込んで前記デバイスの操作画面を作成表示し、 前記GUI駆動型ネットワーク制御システムの使用者が
    前記GUI部品を操作すると、前記コントローラは、前
    記デバイスへ制御情報を送信することで、前記デバイス
    が、前記制御情報に対応した前記使用者の操作に応じ
    て、前記チャンネル情報に記載された前記伝送路上のチ
    ャンネルに対してデータの入出力を行うようにするこ
    と、 を特徴とするGUI駆動型ネットワーク制御システムに
    用いるコントローラ。
  20. 【請求項20】 映像、音響又は情報に関するデータの
    中の何れか1つ以上を取り扱う、少なくとも2つ以上の
    機器が、伝送路を介して接続されてなるAVC(Audio
    Video Computer)システム用の、制御対象であるデバイ
    スを具備したGUI(Graphical User Interface)駆動
    型ネットワーク制御システムに用いられるユーザーイン
    ターフェイスを有するコントローラであって、 前記デバイスは、前記デバイスの操作画面を構成するG
    UI部品を有し、 前記GUI部品は、前記GUI部品を操作することによ
    って影響を与える前記デバイスのデータ入出力場所を示
    すプラグ情報を有し、 前記コントローラは、前記デバイスから前記GUI部品
    を読み込んで前記デバイスの操作画面を作成表示し、 前記GUI駆動型ネットワーク制御システムの使用者が
    前記GUI部品を操作すると、前記コントローラは、前
    記デバイスへ制御情報を送信することで、前記デバイス
    が、前記制御情報に対応した前記使用者の操作に応じ、
    前記プラグ情報に記載された前記デバイスの前記入出力
    場所に対してデータの入出力を行うようにすること、 を特徴とするGUI駆動型ネットワーク制御システムに
    用いるコントローラ。
  21. 【請求項21】 映像、音響又は情報に関するデータの
    中の何れか1つ以上を取り扱う、少なくとも2つ以上の
    機器が、伝送路を介して接続されてなるAVC(Audio
    Video Computer)システム用の、制御対象であるデバイ
    スを具備したGUI(Graphical User Interface)駆動
    型ネットワーク制御システムに用いられるユーザーイン
    ターフェイスを有するコントローラであって、 前記デバイスは、前記デバイスの操作画面を構成するG
    UI部品を有し、 前記GUI部品は、前記GUI部品が許容する入力デー
    タの最大長を示すデータ最大長情報を有し、 前記コントローラは、前記デバイスから前記GUI部品
    を読み込んで前記デバイスの操作画面を作成表示し、 前記GUI駆動型ネットワーク制御システムの使用者が
    前記GUI部品を操作してデータを入力すると、前記コ
    ントローラは、前記データに対して前記データ最大長に
    応じた処理を施し、前記データ最大長以下のデータ長を
    有する前記使用者の操作に応じたメッセージを受信する
    こと、 を特徴とするGUI駆動型ネットワーク制御システムに
    用いるコントローラ。
  22. 【請求項22】 映像、音響又は情報に関するデータの
    中の何れか1つ以上を取り扱う、少なくとも2つ以上の
    機器が、伝送路を介して接続されてなるAVC(Audio
    Video Computer)システム用の、制御対象であるデバイ
    スを具備したGUI(Graphical User Interface)駆動
    型ネットワーク制御システムに用いられるユーザーイン
    ターフェイスを有するコントローラであって、 前記デバイスは、前記デバイスの操作画面を構成するG
    UI部品を有し、 前記GUI部品は、前記GUI部品に関するメッセージ
    の仕様に関するメッセージ仕様情報を有し、 前記コントローラは、前記デバイスから前記GUI部品
    を読み込んで前記デバイスの操作画面を作成表示し、 前記GUI駆動型ネットワーク制御システムの使用者が
    前記GUI部品を操作すると、前記コントローラは、前
    記使用者の操作に応じたメッセージを前記メッセージ仕
    様情報に従って前記デバイスへ送信すること、 を特徴とするGUI駆動型ネットワーク制御システムに
    用いるコントローラ。
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