JP2005184535A - 情報信号の処理装置および処理方法、情報信号の処理基板、情報信号処理システム、並びにプログラムおよびそれを記録した媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の処理基板を使用した情報信号の処理システムで、情報信号の入力や出力のフォーマットに変化があるとき、情報信号の処理順序の設定を簡単に行い得るようにする。
【解決手段】制御部204は、受信された送信データDinから分離されたヘッダDHのうち、先頭のヘッダに含まれる基板IDに基づいて、この送信データDinが自己向けのものか判定する。信号処理部205は、送信データDinが自己向けであるとき、先頭のヘッダに含まれる処理情報(コマンド、制御パラメータ)に基づいて、送信データDinから分離された、あるいは直接入力された画像信号SVの処理を行う。ヘッダ生成部206は、基本的には、ヘッダDHに含まれる処理情報に基づいて、処理後の画像信号SV′に合成すべきヘッダDH′を生成する。画像データSV′にヘッダDH′を合成して送信データDoutを得る。処理基板200は、それぞれ自身で送信先を決定する。
【選択図】 図4

Description

この発明は、例えば画像信号にフォーマット変換、ノイズ除去等の一連の処理を行って出力する画像信号処理システム等に適用して好適な、情報信号の処理装置および処理方法、情報信号の処理基板、情報信号処理システム、並びにプログラムおよびそれを記録した媒体に関する。
詳しくは、情報信号を送信データに含まれるヘッダの処理情報に基づいて処理すると共に、このヘッダの情報に基づいて処理後の情報信号の送信先情報および処理情報を含むヘッダを生成し、この生成されたヘッダを処理後の情報信号に合成して新たな送信データを生成し、この新たな送信データを送信する構成とすることによって、情報信号の処理順序の設定を簡単に行い得る情報信号処理装置等に係るものである。
従来、画像信号にフォーマット変換、ノイズ除去等の一連の処理を行って出力する画像信号処理システムにおいて、この一連の処理を複数の処理基板で実現することが考えられる。この場合、画像信号の入力フォーマットや出力フォーマットの変化、処理基板の追加等があるときは、画像信号の処理順序が変化するため、基板の差し替え、あるいは基板間の配線を変更することが必要となる。
特許文献1では、基板間のデータ通信を無線にすることで、基板間を流れる信号の制約を取り払い、上述した基板の差し替え、基板間の配線変更などの煩わしさを回避している。
特開2003−179821号公報
上述した特許文献1では、公報第23〜24頁の「0023」〜「0226」の段落に記載されるように、コントローラは、装着された複数の処理基板を認識し、内蔵メモリに記憶されたテーブルに基づいて、画像信号の処理順序を設定する。したがって、この特許文献1に記載される画像信号処理システムでは、各処理基板の他にコントローラを必要とすることから回路規模が大きくなり、しかも画像信号の処理順序を設定する際にコントローラとそれぞれの処理基板との間で通信を行う必要があり、複雑な通信制御が必要となる等の問題点がある。
この発明の目的は、例えば複数の処理基板を使用した情報信号の処理システムで、情報信号の入力フォーマットや出力フォーマットの変化、処理基板の追加等があるとき、コントローラが各処理基板を制御するという複雑な通信制御を不要とし、情報信号の処理順序の設定を簡単に行い得るようにすることにある。
この発明に係る情報信号処理装置または情報信号の処理基板は、少なくとも送信先情報および処理情報を含むヘッダを有する送信データを受信するデータ受信手段と、このデータ受信手段で受信された送信データが自己に向けられた送信データであるかを、ヘッダに含まれる送信先情報に基づいて判定する判定手段と、この判定手段で自己に向けられた送信データであると判定されるとき、ヘッダに含まれる処理情報に基づいて情報信号を処理する信号処理手段と、ヘッダに含まれる情報に基づいて、信号処理手段で処理されて得られた情報信号の少なくとも送信先情報および処理情報を含むヘッダを生成するヘッダ生成手段と、データ処理手段で処理されて得られた情報信号にヘッダ生成手段で生成されたヘッダを合成して送信データを生成するヘッダ合成手段と、このヘッダ合成手段で生成された送信データを送信するデータ送信手段とを備えるものである。
この発明に係る情報信号処理方法は、少なくとも送信先情報および処理情報を含むヘッダを有する送信データを受信するデータ受信ステップと、データ受信ステップで受信された送信データが自己に向けられた送信データであるかを、ヘッダに含まれる送信先情報に基づいて判定する判定ステップと、この判定ステップで自己に向けられた送信データであると判定されるとき、ヘッダに含まれる情報に基づいて情報信号を処理する信号処理ステップと、ヘッダに含まれる処理情報に基づいて、信号処理ステップで処理されて得られた情報信号の少なくとも送信先情報および処理情報を含むヘッダを生成するヘッダ生成ステップと、信号処理ステップで処理されて得られた情報信号にヘッダ生成ステップで生成されたヘッダを合成して送信データを生成するヘッダ合成ステップと、このヘッダ合成ステップで生成された送信データを送信するデータ送信ステップとを備えるものである。
この発明に係るプログラムは、上述した情報信号処理方法をコンピュータに実行させるためのものである。また、この発明に係るコンピュータ読み取り可能な媒体は、上述のプログラムを記録したものである。
また、この発明に係る情報信号処理システムは、それぞれ入力された情報信号に所定の処理を施して出力する複数の情報信号処理装置を有する情報信号処理システムであって、情報信号処理装置は、上述したように、データ受信手段、判定手段、信号処理手段、ヘッダ生成手段、ヘッダ合成手段およびデータ送信手段を備えるものである。
この発明に係る情報信号処理処置(処理基板)においては、送信データの受信が行われる。この送信データは、少なくとも送信先情報および処理情報を含むヘッダを有している。ヘッダに含まれる送信先情報に基づいて、この送信データが自己に向けられた送信データであるかが判定される。送信データが自己に向けられた送信データであるときは、情報信号がヘッダに含まれる処理情報に基づいて処理される。処理情報は、例えば、特定の処理を実行させるためのコマンドと、そのコマンドを実行する際に使用される制御パラメータとからなっている。
ここで、処理される情報信号は、受信される送信データから分離されて供給され、あるいはこの送信データとは別個に供給される。また、この情報信号は、例えば画像信号、音声信号、あるいはその両方である。また、受信される送信データのヘッダは、例えば第1のヘッダおよび第2のヘッダからなるものとされる。この場合、送信データが自己に向けられた送信データであるかの判定は、第1のヘッダに含まれる送信先情報に基づいて判定され、第2のヘッダには最終的な送信先の送信先情報および処理情報が含まれている。
受信された送信データのヘッダに含まれる情報に基づいて、処理後の情報信号の少なくとも送信先情報および処理情報を含むヘッダが生成される。例えば、上述したように受信された送信データのヘッダが第1のヘッダおよび第2のヘッダからなる場合には、次の送信先が最終的な送信先でないときは第1のヘッダの部分のみが変更されて新たなヘッダとされ、一方次の送信先が最終的な送信先であるときは第1のヘッダの部分は取り除かれ、第2のヘッダがそのまま新たなヘッダとされる。そして、このように生成されたヘッダが処理後の情報信号に合成されて新たな送信データが得られ、この送信データが他の情報信号処理装置(処理基板)に送信される。
このように、情報信号処理装置(処理基板)は、それ自身で、受信された送信データのヘッダに含まれる情報に基づいて送信先を決定するものであり、コントローラによって送信先が制御されるものではなく、従って例えば複数の処理基板を使用した情報信号の処理システムで、情報信号の入力フォーマットや出力フォーマットの変化等があるとき、情報信号の処理順序の設定が簡単に行われる。
なお、信号処理手段で処理されて得られた情報信号の状態を示す情報を取得する情報取得手段をさらに備え、ヘッダ生成手段は、受信された送信データのヘッダに含まれる情報および情報取得手段で取得された情報に基づいて、新たなヘッダに含める送信先情報が示す送信先を決定するようにしてもよい。これより、情報信号処理装置(処理基板)は、情報信号の状態に応じて、処理後の情報信号の送信先を決定できる。例えば、ノイズ除去処理を行う情報信号処理装置があるとき、情報信号のノイズ量が多いときは送信先をそのノイズ除去処理を行う情報信号処理装置に決定でき、一方情報信号のノイズ量が少ないときは送信先をそのノイズ除去処理行う情報信号処理装置の次に来るべき情報信号処理装置に決定できる。
また、他の情報信号処理装置から送信されてくる、該他の情報信号処理装置が使用可能な状態になったこと、あるいは使用不可能な状態になったことを示す状態信号を受信する信号受信手段をさらに備え、ヘッダ生成手段は、受信された送信データのヘッダに含まれる情報および信号受信手段で受信された状態信号に基づいて、新たなヘッダに含める送信先情報が示す送信先を決定するようにしてもよい。これにより、情報信号処理装置(処理基板)は、他の情報信号処理装置が使用可能な状態にあるか否かに応じて、処理後の情報信号の送信先を決定できる。例えば、ノイズ除去処理を行う情報信号処理装置が追加されて使用可能状態となるときは送信先をそのノイズ除去処理を行う情報信号処理装置に変更でき、一方ノイズ除去処理を行う情報信号処理装置が使用不可能状態となるときは送信先をそのノイズ除去処理行う情報信号処理装置の次に来るべき情報信号処理装置に変更できる。
また、自己の情報信号処理装置が使用可能状態になったときおよび使用不可能状態になったとき、その状態を示す状態信号を他の情報信号処理装置に送信する信号送信手段をさらに備えるようにしてもよい。例えば、自己の情報信号処理装置が筐体の所定位置に取り付けられるとき該自己の情報信号処理装置は使用可能状態となり、自己の情報信号処理装置が筐体の所定位置から取り外されるとき該自己の情報信号処理装置は使用不可能状態となる。このように状態信号を他の情報信号処理装置に送信することで、自己の情報信号処理装置が使用可能か否かを他の情報信号処理装置に知らせることができる。
この発明によれば、情報信号を送信データに含まれるヘッダの処理情報に基づいて処理すると共に、このヘッダの情報に基づいて処理後の情報信号の送信先情報および処理情報を含むヘッダを生成し、この生成されたヘッダを処理後の情報信号に合成して新たな送信データを生成し、この新たな送信データを送信するものであり、従って受信された送信データのヘッダに含まれる情報に基づいて送信先を決定するものであり、コントローラによって送信先が制御するものでなく、例えば複数の処理基板を使用した情報信号の処理システムで、情報信号の入力フォーマットや出力フォーマットの変化等があるとき、情報信号の処理順序の設定を簡単に行うことができる。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態としての画像信号処理システム100の構成を示している。
この処理システム100は、処理基板としての、入力基板101と、フォーマット変換基板102と、ノイズ除去基板103と、出力基板104と、出力基板105とを有している。
入力基板101は、処理すべき画像信号Vinを入力するための処理基板(情報信号処理装置)である。本実施の形態において、入力基板101に入力される画像信号Vinは、例えば赤色信号、緑色信号、青色信号のコンポーネント方式(以下、「R,G,B方式」という)、あるいは輝度信号、青色差信号、赤色差信号のコンポーネント方式(以下、「Y,Cb,Cr方式」という)とされる。フォーマット変換基板102およびノイズ除去基板103はY,Cb,Cr方式の画像信号を取り扱うことから、入力基板101は、画像信号VinがR,G,B方式であるときは、それをY,Cb,Cr方式に変換する。
また、本実施の形態において、入力基板101に入力される画像信号Vinは、SD(Standard Definition)信号、あるいはHD(High Definition)信号とされる。ここで、SD信号は例えば480i信号であり、HD信号は1080i信号または720p信号であるとする。なお、480i信号は、有効走査線数が480本/フレームでインタレース方式の信号である。1080i信号は、有効走査線数が1080本/フレームでインタレース方式の信号である。720P信号は、有効走査線数が720本/フレームのプログレッシブ方式の信号である。
フォーマット変換基板102は、画像信号のフォーマット変換を行うための処理基板(情報信号処理装置)である。このフォーマット変換では、走査線数の変換、インタレース方式とプログレッシブ方式との間の方式変換が行われる。入力画像信号Vinと出力画像信号のフォーマットが同じである場合、このフォーマット変換基板102は使用されない。このフォーマット変換基板102が使用されるのは、入力画像信号VinがSD信号(480i信号)で出力画像信号がHD信号(1080i信号または720p信号)である場合、あるいはその逆の場合、並びに入力画像信号VinがHD信号(1080i)で出力画像信号がHD信号(720p信号)である場合、あるいはその逆の場合である。
ノイズ除去基板103は、画像信号からノイズを除去するための処理基板(情報信号処理装置)である。画像信号に含まれるノイズ量が少ない場合、このノイズ除去基板103は使用されない。本実施の形態において、このノイズ除去基板103を使用する場合、画像信号に含まれるノイズ量に応じて、ノイズ除去能力が調整される。
ノイズ除去基板103の信号処理部は、例えば図2に示すようなIIR(Infinite Impulse Response)フィルタ構成とされている。すなわち、この信号処理部は、入力に係数(1−α)を掛ける係数器103a、出力に係数α(0≦α≦1)を掛ける係数器103b、係数器103a,103bの出力を加算する加算器103cおよびこの加算器103cの出力を1フレーム期間遅延させて出力を得るフレームメモリ103dで構成されている。この構成では、αが大きくなる程ノイズ除去能力が高くなることから、ノイズ量に応じてαの値を変化させて、ノイズ除去能力を調整できる。なお、αの値が大きくなる程、解像度が低下する。
出力基板104は、HD信号である画像信号Vout1をディスプレイ1に出力するための処理基板(情報信号処理装置)である。本実施の形態において、出力基板104は、この画像信号Vout1を、R,G,B方式、あるいはY,Cb,Cr方式で出力できる。上述したようにフォーマット変換基板102およびノイズ除去基板103はY,Cb,Cr方式の画像信号を取り扱うことから、出力基板104は、画像信号Vout1をR,G,B方式で出力するときは、Y,Cb,Cr方式からR,G,B方式に変換する。
出力基板105は、SD信号である画像信号Vout2をディスプレイ2に出力するための処理基板(情報信号処理装置)である。本実施の形態において、出力基板105は、この画像信号Vout2を、R,G,B方式、あるいはY,Cb,Cr方式で出力できる。上述したようにフォーマット変換基板102およびノイズ除去基板103はY,Cb,Cr方式の画像信号を取り扱うことから、出力基板105は、画像信号Vout2をR,G,B方式で出力するときは、Y,Cb,Cr方式からR,G,B方式に変換する。
また、処理システム100は、リモコン送信機106と、リモコン受信部107とを有している。リモコン送信機106は、ユーザの操作に基づくリモコン信号RMを出力する。このリモコン信号RMは、例えば赤外線信号である。本実施の形態において、ユーザは、リモコン送信機106の操作で、「画像信号Vinを入力し、画像信号Vout1または画像信号Vout2を出力する」旨の指示を行うことができる。
この場合、ユーザは、画像信号VinがSD信号(480i信号)であるかHD信号であるか、さらにHD信号であるときはそれが1080i信号であるか720p信号であるか、さらには画像信号VinがR,G,B方式であるかY,Cb,Cr方式であるか、の情報も入力する。またこの場合、ユーザは、画像信号Vout1,Vout2がR,G,B方式であるかY,Cb,Cr方式であるか、さらには画像信号Vout1を出力するときそれが1080i信号であるか720p信号であるか、の情報も入力する。
リモコン受信部107は、リモコン送信機106からのリモコン信号RMを受信し、その指示に対応した送信データD0を生成し、処理基板側に無線送信する。図3A〜Cは、この送信データD0の構成を示している。この送信データD0は、図3Aに示すように、第1のヘッダとしてのヘッダ1および第2のヘッダとしてのヘッダ2が連続した構成となっている。ヘッダ1およびヘッダ2は、図3B,Cに示すように、それぞれ、送信先ID(identification)領域、コマンド領域、制御パラメータ領域からなっている。送信先ID領域には、送信先情報としての送信先基板の基板IDが記載される。コマンド領域には送信先基板に特定の処理を実行させるためのコマンドが記載されている。制御パラメータ領域には、コマンドに基づいて処理を実行する際に必要な情報が記載される。コマンド領域および制御パラメータに記載されるコマンドおよび制御パラメータは処理情報を構成している。
ヘッダ1の送信先ID領域には、入力基板101の基板IDが記載される。ヘッダ1のコマンド領域には、「SD信号の入力」あるいは「HD信号の入力」のコマンドが記載される。ヘッダ1の制御パラメータ領域には、コマンドが「SD信号の入力」であるときは、画像信号VinがR,G,B方式であるかY,Cb,Cr方式であるか、および画像信号Vinが480i信号であることが記載され、コマンドが「HD信号の入力」であるときは、画像信号VinがR,G,B方式であるかY,Cb,Cr方式であるか、および画像信号Vinが1080i信号であるか720p信号であるかが記載される。
同様に、ヘッダ2の送信先ID領域には、出力基板104の基板IDあるいは出力基板105の基板IDが記載される。ヘッダ2のコマンド領域には、送信先IDが出力基板104の基板IDであるときは「HD信号の出力」のコマンドが記載され、送信先IDが出力基板105の基板IDであるときは「SD信号の出力」のコマンドが記載される。ヘッダ2の制御パラメータ領域には、送信先IDが出力基板104の基板IDであるときは、画像信号Vout1がR,G,B方式であるかY,Cb,Cr方式であるか、および画像信号Vout1が1080i信号であるか720p信号であるかが記載され、送信先IDが出力基板105の基板IDであるときは、画像信号Vout2がR,G,B方式であるかY,Cb,Cr方式であるか、および画像信号Vout2が480i信号であることが記載される。
次に、入力基板101、フォーマット変換基板102、ノイズ除去基板103、出力基板104、出力基板105の基本となる処理基板(情報信号処理装置)200について説明する。図4は、処理基板200の構成を示している。
この処理基板200は、無線送受信部201およびインタフェース202を有している。送受信部201は、上述したリモコン受信部107から無線送信される送信データD0、他の処理基板から無線送信される送信データDoutを受信し、また内部回路で生成される送信データDoutを他の処理基板に無線送信する。インタフェース202は、送受信部201と内部回路との間のインタフェース処理をする。ここで、送受信部201は、データ受信手段およびデータ送信手段を構成している。
また、処理基板200は、ヘッダ・信号分離部203を有している。このヘッダ・信号分離部203は、送受信部201で受信された送信データDin(D0またはDout)を、ヘッダDHと、画像信号SVに分離する。図5は、送信データDinの基本構成を示しており、最初に所定個のヘッダが配され、それに続いて画像信号が配されている。各ヘッダは、送信先ID領域、コマンド領域、制御パラメータ領域からなっている。上述したリモコン受信部107から送信される送信データD0は、2個のヘッダ(ヘッダ1、ヘッダ2)のみからなっている(図3A参照)。
また、処理基板200は、制御部204を有している。この制御部204は、ヘッダ・信号分離部203で分離されたヘッダDHに基づいて、受信された送信データDinが自己に向けられたものであるか否かを判定する。この場合、制御部204は、先頭のヘッダの送信先ID領域に記載された基板IDが自己の基板IDと一致するか否かによって判定する。
制御部204は、さらに、自己の処理基板200が使用可能状態となったとき、および使用不可能状態となったとき、その状態を示す状態信号Saをインタフェース202および送受信部201を介して他の処理基板に無線送信する。制御部204には、画像信号処理システム100の図示しない筐体のスロットに自己の処理基板200が取り付けられて使用可能状態となるとき、例えば筐体側から信号CNが供給される。制御部204は、この信号CNの供給により、使用可能状態になったことを認識できる。逆に、筐体のスロットから自己の処理基板200が取り外されて使用不可能状態となるとき、制御部204に信号CNの供給がなくなるので、制御部204は使用不可能状態になったことを認識できる。ここで、送受信部201は、信号送信手段を構成している。
また、処理基板200は、信号処理部205を有している。この信号処理部205は、制御部204で、送信データDinが自己の処理基板200に向けられたものであると判定されるとき、先頭のヘッダのコマンド領域に記載されたコマンドおよび制御パラメータ領域に記載された制御パラメータ、従って処理情報PIに基づいて、ヘッダ・信号分離部203で分離された画像信号に対して、当該処理基板200における処理を実行する。
また、処理基板200は、ヘッダ生成部206を有している。このヘッダ生成部206は、基本的にはヘッダDH(先頭のヘッダに限らない)に含まれる処理情報に基づいて、信号処理部205で処理された後の画像信号SV′に合成すべき新たなヘッダDH′を生成する。この場合、ヘッダ生成部206は、ヘッダ・信号分離部203で分離されたヘッダDHのうち先頭のヘッダを除去し、残りのヘッダに次の送信先のヘッダがあるときはそれを新たなヘッダDH′とし、一方残りのヘッダに次の送信先のヘッダがないときは次の送信先のヘッダを生成し、それを残りのヘッダの先頭に配置して新たなヘッダDH′とする。
上述した信号処理部205で、処理後の画像信号SV′の状態を示す情報GIが取得されるとき、この情報GIはヘッダ生成部206に供給される。また、送受信部201で、他の処理基板から送信される、使用可能状態になったこと、あるいは使用不可能状態になったことを示す状態信号Sbが受信されるとき、この状態信号Sbはインタフェース202、制御部204を介してヘッダ生成部206に供給される。ここで、送受信部201は、信号受信手段を構成している。
ヘッダ生成部206は、上述したように、基本的にはヘッダ・信号分離部203で分離されたヘッダDHに含まれる情報に基づいて、信号処理部205で処理された後の画像信号SV′の送信先を決定する。しかし、上述したように、画像信号SV′の状態を示す情報GI、他の処理基板に係る状態信号Sbが供給される場合には、これらにも基づいて画像信号SV′の送信先、つまりヘッダDH′の先頭のヘッダの送信先ID領域に記載される送信先基板の基板IDを決定する。
また、処理基板200は、ヘッダ合成部207を有している。このヘッダ合成部207は、信号処理部205で処理されて得られた画像信号SV′の先頭にヘッダ生成部206で生成された新たなヘッダDH′を合成して送信すべき送信データDoutを形成する。この送信データDoutは、インタフェース202を介して送受信部201に供給され、他の処理基板に無線送信される。
次に、図4に示す処理基板200の動作を説明する。送受信部201で、送信データDin(D0またはDout)が受信されると、この送信データDinは送受信部201からインタフェース202を介してヘッダ・信号分離部203に供給される。このヘッダ・信号分離部203では、送信データDinからヘッダDHおよび画像信号SVが分離される。画像信号SVは信号処理部205に供給され、ヘッダDHは制御部204に供給される。
制御部204では、ヘッダDHのうち先頭のヘッダの送信先ID領域に記載された基板IDに基づいて、受信された送信データDinが自己に向けられたものであるか否かが判定される。この場合、送信先ID領域に記載された基板IDが自己の基板IDと一致するときは、受信された送信データDinが自己に向けられたものであると判定される。
受信された送信データDinが自己に向けられたものであると判定されるとき、信号処理部205では、先頭のヘッダに含まれているコマンドおよび制御パラメータ、つまり処理情報PIに基づいて、画像信号SVの処理が行われる。この信号処理部205で処理されて得られる画像信号SV′はヘッダ合成部207に供給される。
ヘッダ生成部206では、制御部204の制御のもと、ヘッダDH(先頭のヘッダに限らない)に含まれる情報に基づいて、処理後の画像信号SV′に合成すべき新たなヘッダDH′が生成される。この場合、ヘッダ・信号分離部203で分離されたヘッダDHのうち先頭のヘッダが除去され、残りのヘッダに次の送信先のヘッダがあるときはそれが新たなヘッダDH′とされ、一方残りのヘッダに次の送信先のヘッダがないときは次の送信先のヘッダが生成され、それが残りのヘッダの先頭に配置されて新たなヘッダDH′とされる。
信号処理部205で処理後の画像信号SV′の状態を示す情報GIが取得されるとき、この情報GIはヘッダ生成部206に供給される。また、送受信部201で、他の処理基板から送信される、使用可能状態になったこと、あるいは使用不可能状態になったことを示す状態信号Sbが受信されるとき、この状態信号Sbはインタフェース202、制御部204を介してヘッダ生成部206に供給される。
ヘッダ生成部206では、基本的には、ヘッダ・信号分離部203で分離されたヘッダDHに含まれる処理情報に基づいて、信号処理部205で処理された後の画像信号SV′の送信先が決定される。しかし、上述したように、画像信号SV′の状態を示す情報GI、他の処理基板に係る状態信号Sbが供給される場合には、これらにも基づいて画像信号SV′の送信先が決定される。
ヘッダ生成部206で生成される新たなヘッダDH′はヘッダ合成部207に供給される。このヘッダ合成部207では、信号処理部205で処理されて得られた画像信号SV′の先頭にヘッダ生成部206で生成された新たなヘッダDH′が合成されて送信すべき送信データDoutが形成される。そして、この送信データDoutは、インタフェース202を介して送受信部201に供給され、他の処理基板に向けて無線送信される。
また、制御部204には、画像信号処理システム100の図示しない筐体のスロットに自己の処理基板200が取り付けられて使用可能状態となるとき、例えば筐体側から信号CNが供給される。逆に、自己の処理基板200が筐体のスロットから取り外されて使用不可能状態となるとき、制御部204に信号CNの供給がなくなる。このように自己の処理基板200が使用可能状態となったとき、および使用不可能状態となったとき、制御部204から、その状態を示す状態信号Saが、インタフェース202および送受信部201を介して他の処理基板に無線送信される。
図4に示す処理基板200は、上述したように、入力基板101、フォーマット変換基板102、ノイズ除去基板103、出力基板104、出力基板105の基本となるものである。個々の処理基板は、その処理の種類により、基本構成に変更が加えられる。以下、各基板について説明する。
まず、入力基板101について説明する。入力基板101は、処理基板200と略同様に構成される。しかし、この入力基板101で受信される送信データDinは、リモコン受信部107から送信される送信データD0であり、ヘッダDH(ヘッダ1およびヘッダ2)のみからなっている(図3A参照)。そのため、ヘッダ・信号分離部203で画像信号SVは分離されず、画像信号Vinが信号処理部205に直接入力される。信号処理部205では、画像信号Vinを取り込む処理、さらにはその画像信号VinがR,G,B方式であるときは、それをY,Cb,Cr方式に変換する処理を行って、画像信号SV′が得られる。
また、入力基板101の場合、信号処理部205は、画像信号SV′に含まれるノイズの量を示すノイズ量情報を、画像信号SV′の状態を示す情報GIとして取得する。すなわち、この信号処理部205は、信号処理手段の他に情報取得手段も構成している。例えば、信号処理部205に入力される画像信号Vinに予めノイズ量情報が付加されており、信号処理部205は、この画像信号Vinからそのノイズ量情報を抽出する。
また、入力基板101の場合、ヘッダ生成部206では、信号処理部205から供給される情報GIによりノイズ量情報から処理後の画像信号SV′に含まれるノイズ量が多いと判定され、かつ情報信号Sbによりノイズ除去基板103が使用可能状態にあると判定されるときは、送信先の処理基板はノイズ除去基板103に決定される。
一方、ノイズ量情報から処理後の画像信号SV′に含まれるノイズ量が多いと判定されるが、情報信号Sbによりノイズ除去基板103が使用不可能状態にあるとき、あるいはノイズ量情報から処理後の画像信号SV′に含まれるノイズ量が少ないと判定されるときは、送信先の処理基板はヘッダDHの情報に基づいて決定される。すなわち、ヘッダ1、ヘッダ2の情報から、入力画像信号Vinと最終的に出力される画像信号のフォーマットが異なると判定されるときは送信先の処理基板はフォーマット変換基板102とされ、入力画像信号Vinと最終的に出力される画像信号のフォーマットが同じであると判定されるときは、ヘッダ2の情報から送信先の処理基板は出力基板104または出力基板105とされる。
図6A,B,Cは、入力基板101から送信される送信データDoutの構成を示している。図6Aは、送信先がノイズ除去基板であるときの送信データDoutである。この送信データDoutは、ヘッダ3およびヘッダ2が配置され、その後に画像信号が配置された構成となっている。ヘッダ2は、上述したリモコン受信部107から送信される送信データD0におけるヘッダ2と同じものである(図3C参照)。以下の図6B,Cにおいても同様である。
ヘッダ3の送信先ID領域には、ノイズ除去基板103の基板IDが記載される。ヘッダ3のコマンド領域には、「ノイズを除去する」のコマンドが記載される。ヘッダ3の制御パラメータ領域には、ノイズ量情報および入力画像信号Vinのフォーマットが記載されている。ノイズ量情報は、ノイズ除去基板103における信号処理部でノイズ除去能力を調整するために使用される。入力画像信号Vinのフォーマットは、ノイズ除去基板103のヘッダ生成部206で送信先を決定する際に必要となる。この場合、ヘッダ生成部206では、ヘッダDHを構成するヘッダ1およびヘッダ2のうちヘッダ1が除去され、その代わりにヘッダ3が生成され、このヘッダ3と残りのヘッダ2とで新たなヘッダDH′が形成される。
図6Bは、送信先がフォーマット変換基板102であるときの送信データDoutである。この送信データDoutは、ヘッダ4およびヘッダ2が配置され、その後に画像信号が配置された構成となっている。ヘッダ4の送信先ID領域には、フォーマット変換基板102の基板IDが記載される。ヘッダ4のコマンド領域には、「フォーマットを変換する」のコマンドが記載される。ヘッダ4の制御パラメータ領域には、SD信号からHD信号への変換、その逆の変換、HD信号(1080i信号)からHD信号(720p信号)への変換、あるいはその逆の変換、というような変換態様が記載される。この場合、ヘッダ生成部206では、ヘッダDHを構成するヘッダ1およびヘッダ2のうちヘッダ1が除去され、その代わりにヘッダ4が生成され、このヘッダ4と残りのヘッダ2とで新たなヘッダDH′が形成される。
図6Cは、送信先が出力基板104または105であるときの送信データDoutである。この送信データDoutは、ヘッダ2が配置され、その後に画像信号が配置された構成となっている。この場合、ヘッダ生成部206では、ヘッダDHを構成するヘッダ1およびヘッダ2のうちヘッダ1が除去され、残りのヘッダ2が新たなヘッダDH′とされる。
次に、ノイズ除去基板103について説明する。ノイズ除去基板103は、処理基板200と同様に構成される。信号処理部205では、画像信号SVからノイズを除去する処理が行われる。この場合、信号処理部205は、例えば上述の図2に示すIIRフィルタの構成とされている。この信号処理部205では、処理情報PIとしてのノイズ量情報に基づいてαの値が変更され、ノイズ除去能力の調整が行われる。
ノイズ除去基板103では、信号処理部205で画像信号SV′の状態を示す情報GIは取得されない。ヘッダ生成部206では、送信先を決定する際に、情報GIおよび状態信号Sbを考慮せず、ヘッダDHに含まれる情報に基づいて決定される。すなわち、入力画像信号Vinと最終的に出力される画像信号のフォーマットが異なると判定されるときは送信先の処理基板はフォーマット変換基板102とされ、入力画像信号Vinと最終的に出力される画像信号のフォーマットが同じであると判定されるときは、ヘッダ2の情報から送信先の処理基板は出力基板104または出力基板105とされる。
図7A,Bは、ノイズ除去基板103から送信される送信データDoutの構成を示している。図7Aは、送信先がフォーマット変換基板102であるときの送信データDoutである。この送信データDoutは、ヘッダ4およびヘッダ2が配置され、その後に画像信号が配置された構成となっている。ヘッダ2は、上述したリモコン受信部107から送信される送信データD0におけるヘッダ2と同じものである(図3C参照)。以下の図7Bにおいても同様である。
ヘッダ4の送信先ID領域には、フォーマット変換基板102の基板IDが記載される。ヘッダ4のコマンド領域には、「フォーマットを変換する」のコマンドが記載される。ヘッダ4の制御パラメータ領域には、SD信号からHD信号への変換、その逆の変換、HD信号(1080i信号)からHD信号(720p信号)への変換、あるいはその逆の変換、というような変換態様が記載される。この場合、ヘッダ生成部206では、ヘッダDHを構成するヘッダ3およびヘッダ2のうちヘッダ3が除去され、その代わりにヘッダ4が生成され、このヘッダ4と残りのヘッダ2とで新たなヘッダDH′が形成される。
図7Bは、送信先が出力基板104または105であるときの送信データDoutである。この送信データDoutは、ヘッダ2が配置され、その後に画像信号が配置された構成となっている。この場合、ヘッダ生成部206では、ヘッダDHを構成するヘッダ3およびヘッダ2のうちヘッダ3が除去され、残りのヘッダ2が新たなヘッダDH′とされる。
次に、フォーマット変換基板102について説明する。フォーマット変換基板102は、処理基板200と同様に構成される。信号処理部205では、画像信号SVのフォーマットを変換する処理が行われる。このフォーマット変換基板102では、信号処理部205で画像信号SV′の状態を示す情報GIは取得されない。ヘッダ生成部206では、送信先を決定する際に、情報GIおよび状態信号Sbを考慮せず、ヘッダDHに含まれる情報に基づいて決定される。すなわち、ヘッダ2の情報から送信先の処理基板は出力基板104または出力基板105とされる。
図8は、フォーマット変換基板102から送信される送信データDoutの構成を示している。この送信データDoutは、ヘッダ2が配置され、その後に画像信号が配置された構成となっている。この場合、ヘッダ生成部206では、ヘッダDHを構成するヘッダ4およびヘッダ2のうちヘッダ4が除去され、残りのヘッダ2が新たなヘッダDH′とされる。
次に、出力基板104,105について説明する。出力基板104,105は、処理基板200とは、送信データDoutを他の処理基板に送信するための処理系がないことを除き、同様に構成される。すなわち、出力基板104,105では、ヘッダ生成部206およびヘッダ合成部207は存在せず、信号処理部205で処理された後の画像信号SV′が、画像信号Vout1またはVout2として出力される。信号処理部205では、ヘッダ・信号分離部203で分離された画像信号SVを画像信号Vout1またはVout2として出力する処理、さらには画像信号Vout1またはVout2がR,G,B方式であるときは、Y,Cb,Cr方式からR,G,B方式に変換する処理が行われる。
図1に示す画像信号処理システム100の動作例を説明する。この動作例は、入力基板101に入力される画像信号VinがSD信号(480i信号)であり、出力基板104からHD信号(1080i信号)を出力する例である。そして、この例では、ノイズ除去基板103が使用不可能状態にあるものとする。
まず、ユーザのリモコン送信機106の操作に基づき、リモコン受信部107から送信データD0が処理基板側に向かって送信される。この送信データD0は、ヘッダ1およびヘッダ2が連続した構成となっている(図9A,図3A〜C参照)。ヘッダ1には入力基板101における処理情報(コマンドおよび制御パラメータ)が記載されており、その送信先IDとして入力基板101の基板IDが記載されている。ヘッダ2には出力基板104における処理情報が記載されており、その送信先IDとして出力基板104の基板IDが記載されている。
リモコン受信部107から無線送信される送信データD0は、各処理基板で受信される。各処理基板では、ヘッダ・信号分離部203で送信データD0(Din)からヘッダDHが分離され、制御部204でその先頭のヘッダであるヘッダ1の送信先ID領域に記載された基板IDが自己の基板IDと一致するか否かにより送信データD0が自己に向けられたものであるか否かが判定される。
上述したようにヘッダ1には送信先IDとして入力基板101の基板IDが記載されていることから、入力基板101の制御部204では、送信データD0が自己に向けられたものであると判定される。一方、その他の処理基板では、送信データD0が自己に向けられたものでないと判定され、ヘッダ1に含まれる処理情報に基づく処理は行われない。
入力基板101では、ヘッダ1に含まれる処理情報PIに基づいて、信号処理部205で画像信号Vinを取り込む処理、さらにはその画像信号VinがR,G,B方式であるときは、それをY,Cb,Cr方式に変換する処理が行われて、画像信号SV′が得られる。また、この入力基板101では、信号処理部205で、画像信号Vinに付加されているノイズ量情報が、画像信号SV′の状態を示す情報GIとして取得される。
入力基板101のヘッダ生成部206では、画像信号SV′に合成すべき新たなヘッダDH′が生成される。このヘッダ生成部206では、ノイズ除去基板103が使用不可能状態にあり、ヘッダDHの情報が入力画像信号Vinと出力画像信号Vout1のフォーマットが異なることを示しているため、送信先の処理基板はフォーマット変換基板102とされる。このヘッダ生成部206では、フォーマット変換基板102における処理情報(コマンドおよび制御パラメータ)が記載され、その送信先IDとしてフォーマット変換基板102の基板IDが記載されたヘッダ4が生成され、このヘッダ4とヘッダ2とで新たなヘッダDH′が形成される。
そして、入力基板101では、信号処理部205で処理されて得られた画像信号SV′の先頭にヘッダ生成部206で生成された新たなヘッダDH′が合成されて送信すべき送信データDoutが生成される(図9B、図6B参照)。この送信データDoutは、入力基板101から、他の処理基板に向けて無線送信される。
このように入力基板101から送信される送信データDoutは、各処理基板で受信される。各処理基板では、ヘッダ・信号分離部203で送信データDout(Din)からヘッダDHが分離され、制御部204でその先頭のヘッダであるヘッダ4の送信先ID領域に記載された基板IDが自己の基板IDと一致するか否かにより送信データDoutが自己に向けられたものであるか否かが判定される。
上述したようにヘッダ4には送信先IDとしてフォーマット変換基板102の基板IDが記載されていることから、フォーマット変換基板102の制御部204では、送信データDoutが自己に向けられたものであると判定される。一方、その他の処理基板では、送信データDoutが自己に向けられたものでないと判定され、ヘッダ4に含まれる処理情報に基づく処理は行われない。
フォーマット変換基板102では、信号処理部205で、ヘッダ4に含まれる処理情報PIに基づいて、ヘッダ・信号分離部203で分離された画像信号SVであるSD信号(480i信号)がHD信号(1080i信号)に変換され、画像信号SV′が得られる。
そして、フォーマット変換基板102のヘッダ生成部206では、画像信号SV′に合成すべき新たなヘッダDH′が生成される。このヘッダ生成部206では、ヘッダDHの情報が最終的にHD信号(1080i信号)である画像信号Vout1を出力することを示しているため、送信先の処理基板は出力基板104とされる。このヘッダ生成部206では、ヘッダDHを構成するヘッダ4およびヘッダ2のうちヘッダ4が除去され、残りのヘッダ2が新たなヘッダDH′とされる。
そして、フォーマット変換基板102では、信号処理部205で処理されて得られた画像信号SV′の先頭にヘッダ生成部206で生成された新たなヘッダDH′が合成されて送信すべき送信データDoutが生成される(図9C、図8参照)。この送信データDoutは、フォーマット変換基板102から、他の処理基板に向けて無線送信される。
このようにフォーマット変換基板102から送信される送信データDoutは、各処理基板で受信される。各処理基板では、ヘッダ・信号分離部203で送信データDout(Din)からヘッダDHが分離され、制御部204でその先頭のヘッダであるヘッダ2の送信先ID領域に記載された基板IDが自己の基板IDと一致するか否かにより送信データDoutが自己に向けられたものであるか否かが判定される。
上述したようにヘッダ2には送信先IDとして出力基板104の基板IDが記載されていることから、出力基板104の制御部204では、送信データDoutが自己に向けられたものであると判定される。一方、その他の処理基板では、送信データDoutが自己に向けられたものでないと判定され、ヘッダ2に含まれる処理情報に基づく処理は行われない。
出力基板104では、信号処理部205で、ヘッダ2に含まれる処理情報PIに基づいて、ヘッダ・信号分離部203で分離された画像信号SVを画像信号Vout1として出力する処理が行われる(図9D参照)。その場合、画像信号Vout1がR,G,B方式であるときは、Y,Cb,Cr方式からR,G,B方式に変換する処理も行われる。
また、図1に示す画像信号処理システム100の他の動作例を説明する。この動作例は、入力基板101に入力される画像信号VinがSD信号(480i信号)であり、出力基板104からHD信号(1080i信号)を出力する例である。そして、この例では、ノイズ除去基板103が使用可能状態にあり、しかも入力基板101の信号処理部205で取得されるノイズ量情報が画像信号SV′に含まれるノイズ量が多いことを示しているものとする。
まず、ユーザのリモコン送信機106の操作に基づき、リモコン受信部107から送信データD0が処理基板側に向かって送信される。この送信データD0は、ヘッダ1およびヘッダ2が連続した構成となっている(図10A、図3A〜C参照)。ヘッダ1には入力基板101における処理情報(コマンドおよび制御パラメータ)が記載されており、その送信先IDとして入力基板101の基板IDが記載されている。ヘッダ2には出力基板104における処理情報が記載されており、その送信先IDとして出力基板104の基板IDが記載されている。
リモコン受信部107から無線送信される送信データD0は、各処理基板で受信される。各処理基板では、ヘッダ・信号分離部203で送信データD0(Din)からヘッダDHが分離され、制御部204でその先頭のヘッダであるヘッダ1の送信先ID領域に記載された基板IDが自己の基板IDと一致するか否かにより送信データD0が自己に向けられたものであるか否かが判定される。
上述したようにヘッダ1には送信先IDとして入力基板101の基板IDが記載されていることから、入力基板101の制御部204では、送信データD0が自己に向けられたものであると判定される。一方、その他の処理基板では、送信データD0が自己に向けられたものでないと判定され、ヘッダ1に含まれる処理情報に基づく処理は行われない。
入力基板101では、ヘッダ1に含まれる処理情報PIに基づいて、信号処理部205で画像信号Vinを取り込む処理、さらにはその画像信号VinがR,G,B方式であるときは、それをY,Cb,Cr方式に変換する処理が行われて、画像信号SV′が得られる。また、この入力基板101では、信号処理部205で、画像信号Vinに付加されているノイズ量情報が、画像信号SV′の状態を示す情報GIとして取得される。
入力基板101のヘッダ生成部206では、画像信号SV′に合成すべき新たなヘッダDH′が生成される。このヘッダ生成部206では、ノイズ除去基板103が使用可能状態にあり、かつノイズ量情報から画像信号SV′に含まれるノイズ量が多いと判定されるため、送信先の処理基板はノイズ除去基板103とされる。このヘッダ生成部206では、ノイズ除去基板103における処理情報(コマンドおよび制御パラメータ)が記載され、その送信先IDとしてノイズ除去基板103の基板IDが記載されたヘッダ3が生成され、このヘッダ3とヘッダ2とで新たなヘッダDH′が形成される。
そして、入力基板101では、信号処理部205で処理されて得られた画像信号SV′の先頭にヘッダ生成部206で生成された新たなヘッダDH′が合成されて送信すべき送信データDoutが生成される(図10B、図6A参照)。この送信データDoutは、入力基板101から、他の処理基板に向けて無線送信される。
このように入力基板101から送信される送信データDoutは、各処理基板で受信される。各処理基板では、ヘッダ・信号分離部203で送信データDout(Din)からヘッダDHが分離され、制御部204でその先頭のヘッダであるヘッダ3の送信先ID領域に記載された基板IDが自己の基板IDと一致するか否かにより送信データDoutが自己に向けられたものであるか否かが判定される。
上述したようにヘッダ3には送信先IDとしてノイズ除去基板103の基板IDが記載されていることから、ノイズ除去基板103の制御部204では、送信データDoutが自己に向けられたものであると判定される。一方、その他の処理基板では、送信データDoutが自己に向けられたものでないと判定され、ヘッダ3に含まれる処理情報に基づく処理は行われない。
ノイズ除去基板103では、信号処理部205で、ヘッダ3に含まれる処理情報PIに基づいて、ヘッダ・信号分離部203で分離された画像信号SVからノイズが除去され、画像信号SVが得られる。そして、ノイズ除去基板103のヘッダ生成部206では、画像信号SV′に合成すべき新たなヘッダDH′が生成される。このヘッダ生成部206では、ヘッダDHの情報が入力画像信号Vinと出力画像信号Vout1のフォーマットが異なることを示しているため、送信先の処理基板はフォーマット変換基板102とされる。このヘッダ生成部206では、フォーマット変換基板102における処理情報(コマンドおよび制御パラメータ)が記載され、その送信先IDとしてフォーマット変換基板102の基板IDが記載されたヘッダ4が生成され、このヘッダ4とヘッダ2とで新たなヘッダDH′が形成される。
そして、ノイズ除去基板103では、信号処理部205で処理されて得られた画像信号SV′の先頭にヘッダ生成部206で生成された新たなヘッダDH′が合成されて送信すべき送信データDoutが生成される(図10C、図7A参照)。この送信データDoutは、ノイズ除去基板103から、他の処理基板に向けて無線送信される。
このようにノイズ除去基板103から送信される送信データDoutは、各処理基板で受信される。各処理基板では、ヘッダ・信号分離部203で送信データDout(Din)からヘッダDHが分離され、制御部204でその先頭のヘッダであるヘッダ4の送信先ID領域に記載された基板IDが自己の基板IDと一致するか否かにより送信データDoutが自己に向けられたものであるか否かが判定される。
上述したようにヘッダ4には送信先IDとしてフォーマット変換基板102の基板IDが記載されていることから、フォーマット変換基板102の制御部204では、送信データDoutが自己に向けられたものであると判定される。一方、その他の処理基板では、送信データDoutが自己に向けられたものでないと判定され、ヘッダ4に含まれる処理情報に基づく処理は行われない。
フォーマット変換基板102では、信号処理部205で、ヘッダ4に含まれる処理情報PIに基づいて、ヘッダ・信号分離部203で分離された画像信号SVであるSD信号(480i信号)がHD信号(1080i信号)に変換され、画像信号SV′が得られる。
そして、フォーマット変換基板102のヘッダ生成部206では、画像信号SV′に合成すべき新たなヘッダDH′が生成される。このヘッダ生成部206では、ヘッダDHの情報が最終的にHD信号(1080i信号)である画像信号Vout1を出力することを示しているため、送信先の処理基板は出力基板104とされる。このヘッダ生成部206では、ヘッダDHを構成するヘッダ4およびヘッダ2のうちヘッダ4が除去され、残りのヘッダ2が新たなヘッダDH′とされる。
そして、フォーマット変換基板102では、信号処理部205で処理されて得られた画像信号SV′の先頭にヘッダ生成部206で生成された新たなヘッダDH′が合成されて送信すべき送信データDoutが生成される(図10D、図8参照)。この送信データDoutは、フォーマット変換基板102から、他の処理基板に向けて無線送信される。
このようにフォーマット変換基板102から送信される送信データDoutは、各処理基板で受信される。各処理基板では、ヘッダ・信号分離部203で送信データDout(Din)からヘッダDHが分離され、制御部204でその先頭のヘッダであるヘッダ2の送信先ID領域に記載された基板IDが自己の基板IDと一致するか否かにより送信データDoutが自己に向けられたものであるか否かが判定される。
上述したようにヘッダ2には送信先IDとして出力基板104の基板IDが記載されていることから、出力基板104の制御部204では、送信データDoutが自己に向けられたものであると判定される。一方、その他の処理基板では、送信データDoutが自己に向けられたものでないと判定され、ヘッダ2に含まれる処理情報に基づく処理は行われない。
出力基板104では、信号処理部205で、ヘッダ2に含まれる処理情報PIに基づいて、ヘッダ・信号分離部203で分離された画像信号SVを画像信号Vout1として出力する処理が行われる(図10E参照)。その場合、画像信号Vout1がR,G,B方式であるときは、Y,Cb,Cr方式からR,G,B方式に変換する処理も行われる。
上述した実施の形態においては、処理基板(入力基板101、フォーマット変換基板102、ノイズ除去基板103)は、基本的には送信データD0,Doutのヘッダに含まれる処理情報に基づき、それ自身で送信先を決定するものであり、コントローラによって送信先が制御されるものではない。したがって、入力基板101に入力される画像信号Vinのフォーマット、ディスプレイに出力される画像信号のフォーマットの変化があるとき、リモコン受信部107から出力される送信データD0を構成するヘッダ1,ヘッダ2の処理情報(コマンド、制御パラメータ)を変化させるだけで済み、画像信号の処理順序の設定を簡単に行うことができる。また、コントローラが不要であるので、画像信号処理システム100の回路規模を小さくできる。
また、上述した実施の形態においては、処理基板200は、信号処理部205で処理後の画像信号SV′の状態を示す情報GIを取得でき、ヘッダ生成部206は、ヘッダ・信号分離部203で分離されたヘッダDHに含まれる情報および信号処理部205で取得された情報GIに基づいて、送信先の処理基板を決定できる。例えば、入力基板101は、処理後の画像信号SV′の状態を示す情報GIとしてノイズ量情報を取得でき、ヘッダ生成部206では、ヘッダ・信号分離部203で分離されたヘッダDHに含まれる情報およびそのノイズ量情報に基づいて、送信先の処理基板を決定できる。したがって、入力基板101は、画像信号SV′に含まれるノイズ量に応じて送信先を決定でき、ノイズ量が少ないときにノイズ除去基板103でノイズ除去処理をする等の無駄を省き、またそれによる画質劣化を防止できる。
また、上述した実施の形態においては、処理基板200は、他の処理基板から送信されてくる、該他の処理基板が使用可能な状態にあるか否かを示す状態信号Sbを受信でき、ヘッダ生成部206は、ヘッダ・信号分離部203で分離されたヘッダDHに含まれる処理情報および受信された状態信号Sbに基づいて、送信先の処理基板を決定できる。つまり、処理基板のヘッダ生成部206は、他の処理基板が使用可能な状態にあるか否かに応じて、送信先を自動的に変更するため、処理基板の取り付け、取り外しを容易に行うことができる。
例えば、入力基板101のヘッダ生成部206は、ノイズ除去基板103からの状態信号Sbにより、当該ノイズ除去基板103が使用可能な状態にあるか否かを把握でき、送信先の処理基板を即座に変更できる。すなわち、ヘッダ生成部206は、処理後の画像信号SV′に含まれるノイズ量が多い場合、ノイズ除去基板103が筐体のスロットに取り付けられて使用可能状態となるときは、送信先の処理基板を直ちにノイズ除去基板103に変更する。逆に、ヘッダ生成部206は、ノイズ除去基板103が筐体のスロットから取り外されて使用不可能状態となるときは、送信先の処理基板を直ちにフォーマット変換基板102に変更する。
また、上述した実施の形態においては、処理基板200は、自己の処理基板が例えば筐体のスロットに取り付けられて使用可能状態になったとき、および例えば筐体のスロットから取り外されて使用不可能状態になったとき、その状態を示す状態信号Saを他の処理基板に無線送信するものであり、自己の処理基板が使用可能か否かを他の処理基板に容易に知らせることができる。
なお、図4に示す処理基板200における処理を、例えば図11に示すような画像信号処理装置300によりソフトウェアで実現することも可能である。
この画像信号処理装置300は、装置全体の動作を制御するコンピュータであるCPU(Central Processing Unit)301と、このCPU301の動作プログラム等が格納されたROM(read only memory)302と、CPU301の作業領域を構成するRAM(random access memory)303とを有している。これらCPU301、ROM302およびRAM303は、それぞれバス304に接続されている。また、画像信号処理装置300は、リモコン受信部107および他の処理基板との間で通信を行う送受信部305を有している。この送受信部305は、入出力インタフェース306を介して、バス304に接続されている。なお、ROM302の代わりに、動作プログラム等が記憶されたリムーバブルなメモリカード等を着脱可能に構成し、種々の処理を行う処理基板200に対応させることもできる。
次に、図12のフローチャートを参照して、画像信号処理装置300における画像信号処理を説明する。
ステップST1で処理を開始し、ステップST2で、送受信部305で、リモコン受信部107あるいは他の処理基板からの送信データを受信したか否かを判定する。送信データの受信があるときは、ステップST3で、受信された送信データからヘッダDHを抽出し、ステップST4で、先頭のヘッダに含まれる送信先IDから自己に向けられた送信データであるか否かを判定する。自己に向けられた送信データでないときは、ステップST2に戻って、送信データの受信判定を行う。一方、自己に向けられた送信データであるときは、ステップST5に進む。
ステップST5では、受信された送信データの先頭のヘッダから処理情報としてのコマンドおよび制御パラメータを抽出する。またステップST6で、受信された送信データから画像信号SVを抽出する。そして、ステップST7で、抽出された画像信号SVをステップST5で抽出された処理情報に基づいて処理して画像信号SV′を得る。なお、入力基板101に対応する画像信号処理では、ステップST6の処理はなく、ステップST7で、入出力インタフェース306を介して画像信号Vinを取り込み、必要に応じてコンポーネント方式の変換を行う。
次に、ステップST8で、処理後の画像信号SV′に合成すべきヘッダDH′を生成する。この場合、ステップST3で抽出されたヘッダDHに含まれる情報等に基づいて、送信先の処理基板を決定する。この場合、送受信部305で受信される他の処理基板から送られてくる使用可能状態あるいは使用不可能状態を示す状態信号SbおよびステップST7の信号処理で取得される処理後の画像信号SV′の状態を示す情報GIも、送信先を決定する際に利用される。
次に、ステップST9で、処理後の画像信号SV′にヘッダDH′を合成して送信データDoutを生成し、ステップST10で、この送信データDoutを、送受信部305から他の処理基板に向けて無線送信する。その後に、ステップST2に戻る。なお、出力基板104,105に対応する画像信号処理では、ステップST8〜ステップST10の処理はなく、ステップST7で画像信号Vout1,Vout2が出力される。
なお、上述実施の形態においては、ユーザが、リモコン送信機106の操作で、「画像信号Vinを入力し、画像信号Vout1または画像信号Vout2を出力する」旨の指示を行う際に、画像信号VinがSD信号であるかHD信号であるか、さらにHD信号であるときはそれが1080i信号であるか720p信号であるか、すなわちこの画像信号Vinのフォーマットを入力するものであるが、この画像信号Vinのフォーマットは、ライン数を数えること等で判別可能なので、必ずしも入力しなくてもよい。
その場合、リモコン受信部107で生成され、処理基板側に無線送信される送信データD0のヘッダ1の内容は、図3Bに示すものと異なるものとなる。すなわち、画像信号VinがSD信号であるかHD信号であるか不明なので、コマンド領域には、単に「信号の入力」のコマンドが記載され、制御パラメータ領域には、単に、画像信号VinがR,G,B方式であるかY,Cb,Cr方式であるかが記載される。そしてその場合、画像信号Vinのフォーマットは、画像信号Vinが入力される入力基板101において、上述したように、ライン数を数えること等で判別される。
また、上述実施の形態においては、フォーマット変換基板102およびノイズ除去基板103がY,Cb,Cr方式の画像信号を取り扱うものとしているが、この発明は、これらフォーマット変換基板102およびノイズ除去基板103がR,G,B方式の画像信号を取り扱うものにも同様に適用できる。その場合、入力基板101および出力基板104,105における処理が、上述実施の形態とは、逆の関係になる。すなわち、入力基板101では、画像信号VinがY,Cb,Cr方式であるときは、Y,Cb,Cr方式からR,G,B方式に変換する処理が行われる。また、出力基板104,105では、画像信号Vout1,Vout2をY,Cb,Cr方式で出力するとき、R,G,B方式からY,Cb,Cr方式に変換する処理が行われる。
また、上述実施の形態においては、HD信号出力用の出力基板104と、SD信号出力用の出力基板105とが用意されているが、一つの出力基板で、切り換え(スイッチング)により、HD信号(1080i信号、720p信号)あるいはSD信号(480i信号)を出力することも可能である。例えば、その場合の切り換えは、その出力基板に送信されてくる送信データVoutに含まれているヘッダ2(図3C参照)のコマンド領域、制御パラメータ領域に記載されたコマンド、制御パラメータに基づいて行うことができる。
また例えば、その場合の切り換えは、その出力基板に送信されてくる送信データVoutに含まれる画像信号のフォーマットを検出し、その検出結果に基づいて行うことができる。すなわち、SD信号(480i信号)であるかHD信号(720P信号,1080i信号)であるかは、垂直ブランキング間のライン数を数えることで検出できる。また、インタレース方式であるかプログレッシブ方式であるかは、フィールドIDに応じて判別可能である。すなわち、フィールドIDのうちの一部のビットがラインの切り換えを示し、切り換えがあることを示す場合にはインタレース方式、切り換えがないことを示す場合にはプログレッシブ方式ということがわかる。
また、上述実施の形態においては、リモコン受信部107から入力基板101に向けたヘッダ1と出力基板104あるいは出力基板105に向けたヘッダ2とが連続した送信データD0が出力されるものであったが、例えば出力画像信号のフォーマットが固定であれば、入力基板101に向けたヘッダ1のみでもよい。入力基板101、ノイズ除去基板103では、出力画像信号のフォーマットが固定であれば、送信データのヘッダDHにその情報がなくとも、入力画像信号のフォーマット情報のみでフォーマット変換をすべきか否かを判断できるからである。
また、上述実施の形態においては、処理後の画像信号SV′の状態を示す情報GIの例として、入力基板101の信号処理部205で取得されるノイズ量情報を記載しているが、情報GIはこのノイズ量情報に限定されるものではない。例えば、後段に配置すべき処理基板として輝度調整をする処理基板がある場合、画像信号SV′のレベル情報を情報GIとして取得することも考えられる。また例えば、後段に配置すべき処理基板として色調整をする基板がある場合、画像信号SV′の各色成分のレベル情報を情報GIとして取得することも考えられる。
また、上述実施の形態においては、各ヘッダには送信先IDが記載されるが、さらに送信元のIDを記載するデータ構成としてもよい。
また、上述実施の形態においては、入力基板101、フォーマット変換基板102、ノイズ除去基板103、出力基板104,105を有する画像信号処理システム100にこの発明を適用したものであるが、この発明はこれとは別の基板構成を持つ画像信号処理システムにも同様に適用できる。また、画像信号ではなく、音声信号、あるいは画像信号および音声信号の双方を取り扱う情報信号処理システムにも、この発明を適用できる。
この発明は、情報信号の入力フォーマットや出力フォーマットの変化、処理基板の追加等があるとき、情報信号の処理順序の設定を簡単に行うことができ、例えば複数の処理基板を使用した画像信号処理システム等に適用できる。
実施の形態としての画像信号処理システムの構成を示すブロック図である。 ノイズ除去基板の信号処理部の構成例を示すブロック図である。 リモコン受信部からの送信データを説明するための図である。 処理基板の回路構成を示すブロック図である。 送信データの基本構成を説明するための図である。 入力基板からの送信データを説明するための図である。 ノイズ除去基板からの送信データを説明するための図である。 フォーマット変換基板からの送信データを説明するための図である。 ノイズ除去基板不使用時の動作を説明するための図である。 ノイズ除去基板使用時の動作を説明するための図である。 処理基板における処理をソフトウェアで実現するための画像信号処理装置の構成例を示すブロック図である。 画像信号処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100・・・画像信号処理システム、101・・・入力基板、102・・・フォーマット変換基板、103・・・ノイズ除去基板、104,105・・・出力基板、106・・・リモコン送信機、107・・・リモコン受信部、200・・・処理基板、201・・・無線送受信部、202・・・インタフェース、203・・・ヘッダ・信号分離部、204・・・制御部、205・・・信号処理部、206・・・ヘッダ生成部、207・・・ヘッダ合成部、300・・・画像信号処理装置

Claims (13)

  1. 少なくとも送信先情報および処理情報を含むヘッダを有する送信データを受信するデータ受信手段と、
    上記データ受信手段で受信された送信データが自己に向けられた送信データであるかを、上記ヘッダに含まれる送信先情報に基づいて判定する判定手段と、
    上記判定手段で自己に向けられた送信データであると判定されるとき、上記ヘッダに含まれる処理情報に基づいて情報信号を処理する信号処理手段と、
    上記ヘッダに含まれる情報に基づいて、上記信号処理手段で処理されて得られた情報信号の少なくとも送信先情報および処理情報を含むヘッダを生成するヘッダ生成手段と、
    上記信号処理手段で処理されて得られた情報信号に上記ヘッダ生成手段で生成されたヘッダを合成して送信データを生成するヘッダ合成手段と、
    上記ヘッダ合成手段で生成された送信データを送信するデータ送信手段と
    を備えることを特徴とする情報信号処理装置。
  2. 上記信号処理手段で処理される情報信号は、上記データ受信手段で受信される送信データから分離されて供給される
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報信号処理装置。
  3. 上記信号処理手段で処理される情報信号は、上記データ受信手段で受信される送信データとは別個に供給される
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報信号処理装置。
  4. 上記データ受信手段で受信される送信データのヘッダは第1のヘッダおよび第2のヘッダからなり、
    上記判定手段は、上記第1のヘッダに含まれる送信先情報に基づいて、該送信データが自己に向けられた送信データであるか判定し、
    上記第2のヘッダは少なくとも最終的な送信先の送信先情報および処理情報を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報信号処理装置。
  5. 上記信号処理手段で処理されて得られた情報信号の状態を示す情報を取得する情報取得手段をさらに備え、
    上記ヘッダ生成手段は、上記ヘッダに含まれる情報および上記情報取得手段で取得された情報に基づいて、上記ヘッダに含める送信先情報が示す送信先を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報信号処理装置。
  6. 他の情報信号処理装置から送信されてくる、該他の情報信号処理装置が使用可能な状態になったこと、あるいは使用不可能な状態になったことを示す状態信号を受信する信号受信手段をさらに備え、
    上記ヘッダ生成手段は、上記ヘッダに含まれる情報および上記信号受信手段で受信された状態信号に基づいて、上記ヘッダに含める送信先情報が示す送信先を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報信号処理装置。
  7. 自己の情報信号処理装置が使用可能状態になったときおよび使用不可能状態になったとき、その状態を示す状態信号を他の情報信号処理装置に送信する信号送信手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報信号処理装置。
  8. 上記自己の情報信号処理装置が筐体の所定位置に取り付けられるとき該自己の情報信号処理装置は使用可能状態となり、上記自己の情報信号処理装置が上記筐体の所定位置から取り外されるとき該自己の情報信号処理装置は使用不可能状態となる
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報信号処理装置。
  9. 少なくとも送信先情報および処理情報を含むヘッダを有する送信データを受信するデータ受信ステップと、
    上記データ受信ステップで受信された送信データが自己に向けられた送信データであるかを、上記ヘッダに含まれる送信先情報に基づいて判定する判定ステップと、
    上記判定ステップで自己に向けられた送信データであると判定されるとき、上記ヘッダに含まれる処理情報に基づいて情報信号を処理する信号処理ステップと、
    上記ヘッダに含まれる情報に基づいて、上記信号処理ステップで処理されて得られた情報信号の少なくとも送信先情報および処理情報を含むヘッダを生成するヘッダ生成ステップと、
    上記信号処理ステップで処理されて得られた情報信号に上記ヘッダ生成ステップで生成されたヘッダを合成して送信データを生成するヘッダ合成ステップと、
    上記ヘッダ合成ステップで生成された送信データを送信するデータ送信ステップと
    を備えることを特徴とする情報信号処理方法。
  10. 少なくとも送信先情報および処理情報を含むヘッダを有する送信データを受信するデータ受信ステップと、
    上記データ受信ステップで受信された送信データが自己に向けられた送信データであるかを、上記ヘッダに含まれる送信先情報に基づいて判定する判定ステップと、
    上記判定ステップで自己に向けられた送信データであると判定されるとき、上記ヘッダに含まれる処理情報に基づいて情報信号を処理する信号処理ステップと、
    上記ヘッダに含まれる情報に基づいて、上記信号処理ステップで処理されて得られた情報信号の少なくとも送信先情報および処理情報を含むヘッダを生成するヘッダ生成ステップと、
    上記信号処理ステップで処理されて得られた情報信号に上記ヘッダ生成ステップで生成されたヘッダを合成して送信データを生成するヘッダ合成ステップと、
    上記ヘッダ合成ステップで生成された送信データを送信するデータ送信ステップと
    を備える情報信号処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
  11. 少なくとも送信先情報および処理情報を含むヘッダを有する送信データを受信するデータ受信ステップと、
    上記データ受信ステップで受信された送信データが自己に向けられた送信データであるかを、上記ヘッダに含まれる送信先情報に基づいて判定する判定ステップと、
    上記判定ステップで自己に向けられた送信データであると判定されるとき、上記ヘッダに含まれる処理情報に基づいて情報信号を処理する信号処理ステップと、
    上記ヘッダに含まれる情報に基づいて、上記信号処理ステップで処理されて得られた情報信号の少なくとも送信先情報および処理情報を含むヘッダを生成するヘッダ生成ステップと、
    上記信号処理ステップで処理されて得られた情報信号に上記ヘッダ生成ステップで生成されたヘッダを合成して送信データを生成するヘッダ合成ステップと、
    上記ヘッダ合成ステップで生成された送信データを送信するデータ送信ステップと
    を備える情報信号処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  12. 少なくとも送信先情報および処理情報を含むヘッダを有する送信データを受信するデータ受信手段と、
    上記データ受信手段で受信された送信データが自己に向けられた送信データであるかを、上記ヘッダに含まれる送信先情報に基づいて判定する判定手段と、
    上記判定手段で自己に向けられた送信データであると判定されるとき、上記ヘッダに含まれる処理情報に基づいて情報信号を処理する信号処理手段と、
    上記ヘッダに含まれる情報に基づいて、上記信号処理手段で処理されて得られた情報信号の少なくとも送信先情報および処理情報を含むヘッダを生成するヘッダ生成手段と、
    上記データ処理手段で処理されて得られた情報信号に上記ヘッダ生成手段で生成されたヘッダを合成して送信データを生成するヘッダ合成手段と、
    上記ヘッダ合成手段で生成された送信データを送信するデータ送信手段と
    を備えることを特徴とする情報信号の処理基板。
  13. それぞれ入力された情報信号に所定の処理を施して出力する複数の情報信号処理装置を有する情報信号処理システムであって、
    上記情報信号処理装置は、
    少なくとも送信先情報および処理情報を含むヘッダを有する送信データを受信するデータ受信手段と、
    上記データ受信手段で受信された送信データが自己に向けられた送信データであるかを、上記ヘッダに含まれる送信先情報に基づいて判定する判定手段と、
    上記判定手段で自己に向けられた送信データであると判定されるとき、上記ヘッダに含まれる処理情報に基づいて情報信号を処理する信号処理手段と、
    上記ヘッダに含まれる情報に基づいて、上記信号処理手段で処理されて得られた情報信号の少なくとも送信先情報および処理情報を含むヘッダを生成するヘッダ生成手段と、
    上記信号処理手段で処理されて得られた情報信号に上記ヘッダ生成手段で生成されたヘッダを合成して送信データを生成するヘッダ合成手段と、
    上記ヘッダ合成手段で生成された送信データを送信するデータ送信手段とを備える
    ことを特徴とする情報信号処理システム。
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