JP2010049181A - カメラモジュール、カメラモジュールの製造方法、及びレンズの駆動方法 - Google Patents

カメラモジュール、カメラモジュールの製造方法、及びレンズの駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アクチュエータの組み込みに伴って、カメラモジュールが大型化してしまうことを抑制すること。
【解決手段】カメラモジュール150は、駆動軸44、及び駆動軸44に固着されたピエゾ素子42を含む駆動装置と、駆動軸44に対して直接的又は間接的に取り付けられ、ピエゾ素子42の駆動に応じて変位するレンズL1〜L3と、レンズL1〜L3を介して入力する像を撮像する撮像素子12と、を備える。ピエゾ素子42は、撮像素子12又は撮像素子12が貼りあわされた支持基板15上に載置されると共に、ピエゾ素子42が載置された撮像素子12又は支持基板15に形成された配線に対して電気的に接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラモジュール、カメラモジュールの製造方法、及びレンズの駆動方法に関する。
近年、カメラ等の撮像装置は多種多様な製品に組み込まれている。携帯電話、ノートパソコン等といった小型な電子機器にカメラを実装する場合、カメラ自体の小型化も強く要求される。
カメラ内にはレンズのオートフォーカス機構が組み込まれる場合がある。この場合、レンズを変位させるアクチュエータの小型化が強く望まれている。小型なアクチュエータとしては、圧電素子を駆動することで移動対象物を変位させるものが知られている(特許文献1参照)。このアクチュエータでは、圧電素子に対する電圧波形の印加に伴って生じる振動を、圧電素子に連結した軸を介して、この軸に摺動可能な状態で係合したレンズ鏡筒に伝達する。圧電素子に印加される電圧波形の波形を適切に設定することで、圧電素子の伸び速度と縮み速度とを異ならしめる。レンズ鏡筒と軸間の摩擦、及びレンズ鏡筒の慣性によって、レンズ鏡筒は、圧電素子の伸縮状況に応じて変位したり、変位しなかったりする。
例えば、圧電素子が短時間で伸張した場合、レンズ鏡筒は実質的に変位しない。圧電素子が比較的長い時間で伸張した場合、レンズ鏡筒は変位する。逆に、圧電素子が短時間で収縮した場合、レンズ鏡筒は実質的に変位しない。圧電素子が比較的長い時間で収縮した場合、レンズ鏡筒は変位する。
所定の電圧波形(例えば、ノコギリ歯状の電圧波形)を圧電素子に連続的に印加することで、レンズ鏡筒をレンズ鏡筒が係合した軸上にて所望の方向に移動させることができる。
特許文献1では、圧電素子、及び圧電素子に連結した駆動軸を特殊なフレームで支持する構造が示されている。特許文献2では、錘を加えて駆動装置を形成した構造が開示されている。
特開2006−91210号公報 特許第2625567号
ところで、上述のアクチュエータをカメラモジュールに組み込む場合、筐体に圧電素子を載置し、リード線等で圧電素子に対する電気的な接続を確保することが一般的である。
しかしながら、筐体に圧電素子を配置する場合、圧電素子の配置用構造を筐体に設けることが必要になり、この結果、カメラモジュールが大型化してしまう場合がある。
つまり、小型なアクチュエータを採用したとしても、このアクチュエータの組み込み構造を筐体に設ける結果、カメラモジュールの小型化が阻害されてしまう場合がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、アクチュエータの組み込みに伴って、カメラモジュールが大型化してしまうことを抑制することを目的とする。
本発明にかかるカメラモジュールは、駆動軸、及び前記駆動軸に固着された圧電素子を含む駆動装置と、前記駆動軸に対して直接的又は間接的に取り付けられ、前記圧電素子の駆動に応じて変位するレンズと、前記レンズを介して入力する像を撮像する撮像素子と、を備えるカメラモジュールであって、前記圧電素子は、前記撮像素子又は前記撮像素子が貼りあわされた支持基板上に載置されると共に、当該圧電素子が載置された前記撮像素子又は前記支持基板に形成された配線に対して電気的に接続される。
撮像素子又は撮像素子が貼り合わされた支持基板に対して圧電素子を載置する。このとき、圧電素子が載置された撮像素子又は支持基板に形成された配線に対して圧電素子を電気的に接続する。圧電素子の配置構造を筐体に確保する必要性が解消する。従って、カメラモジュールの小型化が阻害されることを効果的に抑制することができる。
前記圧電素子には、前記圧電素子を形成する複数の圧電層の積層方向に沿って延在する部分を少なくとも有する端子が形成され、前記圧電素子が載置された前記撮像素子又は前記支持基板には、前記圧電素子に形成された前記端子が電気的に接続される配線パッドが形成されている、と良い。
前記端子は、前記撮像素子又は前記支持基板に対する前記圧電素子の載置面上にも形成されている、と良い。
前記配線パッドに対して電気的に接続され、かつ互いに対向関係にある主面間を電気的に接続する貫通電極が、前記圧電素子が載置された前記撮像素子又は前記支持基板に形成されている、と良い。
前記撮像素子は、画素配置領域及び当該画素配置領域の周囲にある周辺回路領域を有し、前記圧電素子は、前記撮像素子の前記周辺回路領域上に配置されている、と良い。
前記駆動装置、前記レンズ、及び前記撮像素子を少なくとも内部に収納する外囲器を更に備える、と良い。
前記外囲器は、相互に分離可能な第1及び第2収納部材の積層によって形成され、前記第1収納部材は、少なくとも前記撮像素子を収納し、前記第2収納部材は、少なくとも前記レンズを収納する、と良い。
前記第2収納部材は、前記圧電素子が配置される開口を有する、と良い。
少なくとも前記駆動装置、前記レンズ、前記撮像素子、及び前記外囲器は耐熱性を有し、当該カメラモジュールの組み立て後に加熱されることで回路基板に対して電気的に接続される、と良い。
本発明に係るカメラモジュールの製造方法は、駆動軸、及び前記駆動軸に固着された圧電素子を含む駆動装置と、前記駆動軸に対して直接的又は間接的に取り付けられ、前記圧電素子の駆動に応じて変位するレンズと、前記レンズを介して入力する像を撮像する撮像素子と、を備えるカメラモジュールの製造方法であって、前記撮像素子又は前記撮像素子が貼りあわされた支持基板上に前記圧電素子を載置し、前記圧電素子が載置された前記撮像素子又は前記支持基板に形成された配線に対して前記圧電素子を電気的に接続し、前記駆動軸に対して直接的又は間接的に前記レンズを摺動可能に係合させる。
前記圧電素子が配置される開口を有する収納部材を前記撮像素子上に配置するステップと、前記収納部材の前記開口に前記圧電素子を配置するステップと、を更に備える、と良い。
上述のカメラモジュールを回路基板に対して加熱実装するステップを更に備える、と良い。
本発明に係るレンズの駆動方法は、圧電素子に固着された駆動軸に対して摺動可能に直接的又は間接的に係合したレンズを変位させるレンズの駆動方法であって、前記レンズを介して撮像面に結像される像を撮像する撮像素子又は前記撮像素子が貼りあわされた支持基板に形成された配線を介して前記圧電素子に対して駆動信号を供給する。
本発明によれば、アクチュエータの組み込みに伴って、カメラモジュールが大型化してしまうことを抑制することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。なお、各実施の形態は、説明の便宜上、簡略化されている。図面は簡略的なものであるから、図面の記載を根拠として本発明の技術的範囲を狭く解釈してはならない。図面は、もっぱら技術的事項の説明のためのものであり、図面に示された要素の正確な大きさ等は反映していない。同一の要素には、同一の符号を付し、重複する説明は省略するものとする。上下左右といった方向を示す言葉は、図面を正面視した場合を前提として用いるものとする。
〔第1の実施の形態〕
以下、図1乃至図8Bを参照して本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、カメラモジュール150の概略的な断面構成を示す模式図である。図2は、ガラスカバーに対するピエゾ素子の取り付け状態を示す模式図である。図3は、ガラスカバーに対するイメージセンサの実装を示す模式図である。図4は、アクチュエータを駆動するための駆動部の構成を示すブロック図である。図5は、ピエゾ素子に印加される電圧波形を示す概略的な波形図である。図6は、携帯電話の構成を示す模式図である。図7は、携帯電話の前面の構成を示す模式図である。図8A及びBは、カメラモジュールの製造方法を説明するための概略的な工程図である。
図1に示すように、カメラモジュール(撮像装置)150は、フレキシブル配線基板(回路基板)10、コネクタ11、下部ケース(収納部材)20、上部ケース(収納部材)50、イメージセンサ(撮像素子)12、ガラスカバー(支持基板)15、レンズホルダ31、ピエゾ素子(圧電素子)42、及び伝達軸(駆動軸)44を有する。レンズホルダ31は、光軸AXに沿って配置された複数のレンズL1〜L3を保持している。
カメラモジュール150は、レンズホルダ31に保持されたレンズL1〜L3を介して外部から入力する像をイメージセンサ12で撮像する。ピエゾ素子42の駆動に応じて、レンズホルダ31は、光軸に沿って前方又は後方に移動する。これによって、カメラモジュール150にオートフォーカス機能又はズーム機能を具備させることができる。
図1を参照して説明する前に、図2を参照して、ガラスカバー15に対するピエゾ素子42の配置状態を説明する。
図2に示すように、ピエゾ素子42には一対の端子70が形成されている。図2を正面視して左側の端子と右側の端子が一対の端子70を形成する。各端子70の断面視形状は、略L字状である。なお、端子の断面視形状は任意であり、他の断面視形状であっても構わない。端子70は、ピエゾ素子42の側面に付着した側部70a、及びピエゾ素子42の下面(載置面)に付着した下部70bを有する。なお、端子70は、金属等の導電性材料からなり、蒸着、メッキ等によりピエゾ素子42の表面に導電性材料が堆積することで形成される。ピエゾ素子42に形成された端子70は、導電材料(半田、導電性樹脂等)76によって、後述の上部パッド71に対して固定される。
ガラスカバー15の前面には、上部パッド71が形成されている。ガラスカバー15の背面には、下部パッド73が形成されている。ガラスカバー15には、上部パッド71と下部パッド73間を接続する貫通電極72が形成されている。下部パッド73上には、半田バンプ74が配置される。各パッド、貫通電極は、金属等の導電性材料からなる。各パッド、貫通電極は、通常の半導体プロセス技術の活用により形成される。貫通電極は、スルーホール形成後に、スルーホール内に導電性材料を堆積させることで形成される。パッドは、通常のパターン生成技術(蒸着、スパッタリング、電鋳等)により形成される。
図2から明らかなように、ピエゾ素子42に形成された一対の端子の一方には、半田バンプ74a、下部パッド73a、貫通電極72a、上部パッド71aを含む電気経路が接続される。ピエゾ素子42に形成された一対の端子の他方には、半田バンプ74b、下部パッド73b、貫通電極72b、上部パッド71aを含む電気経路が接続される。ピエゾ素子42に形成された一対の端子の一方をグランド接続し、他方に駆動電圧を入力することでピエゾ素子42を駆動することができる。
また、図2から明らかなように、ガラスカバー15とフレキシブル配線基板10間に配置される半田バンプの大きさは等しく設定される。これによって、フレキシブル配線基板10に対するイメージセンサ12の平坦性を確保することができる。
以下、図1及び図2を参照しながら具体的に説明する。
下部ケース20は、イメージセンサ12、及びガラスカバー15を内部に収納する。上部ケース50は、ピエゾ素子42、伝達軸44、及びレンズホルダ31を内部に収納する。なお、下部ケース20及び上部ケース50は、共に黒色の樹脂材料を金型等で成型することで製造される。カバーを黒色樹脂で金型成型することでカメラモジュール150の遮光特性を向上させることができる。より好ましくは、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)、液晶ポリマー(LCP)、及びポリフタル酸アミド樹脂(PPA)等のリフロー耐熱性のある樹脂が良い。なお、下部ケース20及び上部ケース50は外囲器を形成する。
下部ケース20は、天板部20a、及び側板部20bを有する筒状体である。天板部20aには、レンズL1〜L3の光軸AXに対応する位置に開口が形成されている。この開口を介して、レンズL1〜L3とイメージセンサ12とが光学的に接続される。
上部ケース50は、天板部50a、及び側板部50bを有する筒状体である。天板部50aには、レンズL1〜L3の光軸AXに対応する位置に開口が形成されている。この開口を介して、外来の物体像がレンズL1〜L3に入力する。なお、上部ケース50は、この形状に限定されるべきものではなく、他の様々な形状とすることができる。光軸に対する位置精度を高めるため、上部ケース50の一部(伝達軸44の保持部、レール24の保持部)を下部ケース20に設けても良い。
フレキシブル配線基板10上には、光軸AXに沿って、イメージセンサ12、ガラスカバー15、及びレンズホルダ31が、この順で配置されている。
ガラスカバー15は、フレキシブル配線基板10上に半田バンプ74を介して実装されている。なお、半田バンプ74は、半田バンプ74のぬれ性に従って、フレキシブル配線基板10に形成されたパッド75上に配置されている。ガラスカバー15をフレキシブル配線基板10に対して半田バンプ74を介して実装することで、フレキシブル配線基板10とガラスカバー15間の電気的な接続を確保しつつ両者を位置決めすることができる。また、ここでは、半田バンプ74の大きさを調整することによって、イメージセンサ12とフレキシブル配線基板10との間に空間を確保している。これによってイメージセンサ12を安全に保持することができる。
ガラスカバー15の背面には、イメージセンサ12が貼りあわされている。ガラスカバー15の前面には、ピエゾ素子42が配置されている。
ガラスカバー15は、入力光に対して実質的に透明な板状部材である。なお、ガラス製のカバーに限らず、プラスチック製のカバーを採用しても良い。
イメージセンサ12は、CCD(Charge Coupled Device)センサ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサといった一般的な固体撮像素子である。イメージセンサ12は、XZ平面にてマトリクス状に配置された複数の画素を画素配置領域12aに有する。各画素で光電変換をすることによって入力像を像データに変換して出力する。なお、イメージセンサ12の画素配置領域12aはガラスカバー15側に形成されている。
ここで、図3を参照して、ガラスカバー15に対するイメージセンサ12の実装方法について説明する。図3に模式的に示すように、イメージセンサ12は、半田バンプ85を介してガラスカバー15に取り付けられる。具体的には、イメージセンサ12の端子電極78は、半田バンプ85を介して、ガラスカバー15の背面に形成された配線パターン79に接続される。なお、半田バンプ85は、その濡れ性によって、絶縁層77から露出している配線パターン79と端子電極78間に配置される。配線パターン79は、絶縁層77の露出領域に形成された半田バンプ74を介してフレキシブル配線基板10上に形成されたパッドに接続される。
このように、ガラスカバー15に対してイメージセンサ12を貼り合わせることによって、イメージセンサ12の薄型化を図りつつ、その強度をガラスカバー15で補うことができる。これによって、イメージセンサ12の低価格化を図ることができる。なお、図3以外の図面では、ガラスカバー15に対するイメージセンサ12の実装方法は非常に簡略化して図示している。
図1及び図2に戻って説明をする。上述のように、ガラスカバー15の前面には、ピエゾ素子42が配置されている。
ピエゾ素子42は、セラミックス層(圧電層)がy軸に沿って積層された一般的な圧電素子である。一方の端子70を接地させた状態で、他方の端子70に電圧パルスを印加することによってピエゾ素子42はy軸方向(光軸AXに沿う方向)に伸縮する。
ピエゾ素子42の上面には、伝達軸44の下面が接着剤43により固着されている。接着剤43は、エポキシ系等の熱硬化型の接着剤等を用いると良い。なお、ピエゾ素子42に対する伝達軸44の固定方法は任意である。
伝達軸44は、ピエゾ素子42の上面に固着されている。具体的には、伝達軸44の下端面がピエゾ素子42の上面に載置された状態で、伝達軸44はピエゾ素子42に対して接着剤43を介して固着されている。
伝達軸44は、ピエゾ素子42で生じた振動をレンズホルダ31に伝達する。伝達軸44は、軽量でかつ剛性が高いことが望ましい。伝達軸44は、例えば、ガラス状カーボン(アモルファスカーボン)、エポキシ樹脂系等の熱硬化樹脂、
繊維強化樹脂(FRP)、カーボンCFRP、熱可塑性樹脂等を成形して製造される。
レンズホルダ31は、光軸AXに沿って順次配置されたレンズL1〜L3を保持する。レンズホルダ31は、黒色の樹脂が金型等で成型されることで製造される。なお、レンズホルダ31に対するレンズL1〜L3の組み込み方法は任意である。ここでは、レンズホルダ31に対してレンズL1〜L3を圧入している。なお、図1では、レンズホルダ31によるレンズL1〜L3の保持態様を非常に簡略化して表示している。
リンク部材45は、レンズホルダ31の外周部に形成されている。ここでは、リンク部材45は、レンズホルダ31に一体的に形成されている。
リンク部材45aは、レンズホルダ31を伝達軸44に対して摩擦係合させる。リンク部材45bは、レンズホルダ31を上部ケース50に形成されたレール24に対して摩擦係合させる。なお、摩擦係合とは、摺動可能な状態で係合している状態に等しい。
リンク部材45aは、バネ、及び押え板を内部に有する。バネは、押え板の一端を外側方向に付勢する。押え板の回転軸はリンク部材45aにより軸支されている。従って、押え板の他端は、内側方向に付勢された状態になる。ここでは、内側に付勢された状態の押え板とレンズホルダ31の外周面との間で伝達軸44を挟持する。レンズホルダ31は、伝達軸44に対してリンク部材45aを介して摺動可能な状態(摩擦係合した状態)になる。これによって、ピエゾ素子42の駆動に応じてレンズホルダ31を光軸AXに沿って変位させることができる。
リンク部材45bは、レール24を部分的に受け入れる受け部を有する。なお、レール24は、断面形状が凸状でありY軸に沿って延在する部材であり、上部ケース50に一体的に形成されている。
リンク部材45bに形成された受け部にレール24が部分的に受け入れられることで、リンク部材45bは、上部ケース50に対して摩擦係合した状態になる。レール24に対してリンク部材45bが摺動することによってレンズホルダ31の移動を安定にすることができる。
なお、フレキシブル配線基板10は、可撓性を有するシート状の配線基板である。フレキシブル配線基板10は、イメージセンサ12に入力される制御信号、及びイメージセンサ12から出力されるビデオ信号の伝送路として機能する。また、フレキシブル配線基板10は、ピエゾ素子42に入力される電圧信号(電圧波形)の伝送路として機能する。なお、ここでは、黒色のフレキシブル配線基板10を採用することで、カメラモジュール150内に迷光が侵入することを抑制している。
また、コネクタ11は、電気的な接続を確保しつつ、本体機器に対してカメラモジュール150を機械的に固定するための接続部分を形成する。
次に図4を参照して、カメラモジュール150を動作させるためのシステム構成(アクチュエータの駆動部の構成)について説明する。図4に示すように、コントローラ80の出力は、パルス生成回路81に接続される。パルス生成回路81の出力は、ピエゾ素子82に接続される。
コントローラ80は、携帯電話90(図6及び7参照)内に組み込まれたCPUでプログラムが実行されることで形成される。コントローラ80は、操作者による携帯電話90の操作に応じて、カメラモジュールの機能を活性化する。パルス生成回路81は、コントローラ80からの制御信号に応じて、ピエゾ素子82に印加される駆動パルスを生成する。このとき、カメラモジュールのオートフォーカス機能はオン状態にあり、また撮像素子も撮像モードになっている。なお、ピエゾ素子82は、上述のピエゾ素子42に対応する。
上述の点を前提としたうえで、図5を参照して、カメラモジュール150の動作(特にそのレンズホルダ31を変位させる動作)について説明する。ここでは、ノコギリ歯波形の駆動電圧をピエゾ素子42に印加する。なお、ノコギリ歯波形の駆動電圧の生成方法は、通常の回路技術を活用すれば容易に実現できる。
はじめに、図5(a)に示す駆動パルスをピエゾ素子42に印加する場合について説明する。なお、図5(a)に示す場合、駆動パルスは、立ち上がり期間TR1は、立ち下がり期間TR2に比べて長い。
駆動パルスの立ち上がり期間TR1に、レンズホルダ31は前方に変位する。他方、駆動パルスの立ち下がり期間TR2に、レンズホルダ31は変位しない。立ち上がり期間TR1が立ち下がり期間TR2よりも長い駆動パルスをピエゾ素子42に印加することによってレンズホルダ31を前方(物体側)に変位させることができる。
上述の動作のメカニズムを補足的に説明する。
立ち上がり期間TR1では、駆動パルスの入力に応じて、ピエゾ素子42は、圧電層の積層方向(y軸方向)に沿って緩やかに伸張する。ピエゾ素子42の伸張速度が低速であるため、伝達軸44にリンク部材45aを介して摺動可能に係合されたレンズホルダ31にも力が十分に伝達する。レンズホルダ31は、自身の慣性力に打ち勝って、前方に向かって伝達軸44上を摺動する。結果的に、レンズホルダ31が前方に変位する。
立ち下がり期間TR2では、駆動パルスの入力に応じて、ピエゾ素子42は、圧電層の積層方向に沿って急速に収縮する。ピエゾ素子42の収縮速度が急速であるため、レンズホルダ31の慣性力によって、伝達軸44とリンク部材45aとの間には滑りが生じる。従って、伝達軸44からみてレンズホルダ31が後方に摺動することは抑制される。結果的に、レンズホルダ31は、その場に居留まり、後方に変位しない。
このようなメカニズムによって、レンズホルダ31を前方に変位させることができる。駆動パルスを連続的にピエゾ素子42に対して印加することで、ピエゾ素子42の位置を高精度に制御することができる。なお、上述のメカニズムの説明に誤りがあったとしても、本発明の技術的範囲が狭く解釈されるべきものではない。
次に、図5(b)に示す駆動パルスをピエゾ素子42に印加する場合について説明する。なお、図5(b)に示す場合、駆動パルスは、立ち上がり期間TR3は、立ち下がり期間TR4に比べて短い。
駆動パルスの立ち上がり期間TR3に、レンズホルダ31は変位しない。他方、駆動パルスの立ち下がり期間TR4に、レンズホルダ31は後方に変位する。立ち上がり期間TR3が立ち下がり期間TR4よりも短い駆動パルスをピエゾ素子42に印加することによって、レンズホルダ31を後方(撮像素子側)に変位させることができる。なお、このメカニズムについては、上述のメカニズムと同様に説明がつく。この点は、当業者にとっては明らかであるため、重複する説明は省略する。
なお、図6及び7に、本実施形態にかかるカメラモジュール150が組み込まれる携帯電話を示す。
図6に示すように、携帯電話90は、上側本体(第1部材)91、下側本体(第2部材)92、及びヒンジ93を有する。上側本体91と下側本体92とは、共にプラスチック製の平板部材であって、ヒンジ93を介して連結される。上側本体91と下側本体92とはヒンジ93によって開閉自在に構成される。上側本体91と下側本体92とが閉じた状態のとき、携帯電話90は上側本体91と下側本体92とが重ね合わされた平板状の部材になる。
上側本体91は、その内面に表示部94を有する。表示部94には、着信相手を特定する情報(名前、電話番号)、携帯電話90の記憶部に格納されたアドレス帳等が表示される。表示部94の下には液晶表示装置が組み込まれている。
下側本体92は、その内面に複数のボタン95を有する。携帯電話90の操作者は、ボタン95を操作することによって、アドレス帳を開いたり、電話を掛けたり、マナーモードに設定したりし、携帯電話90を意図したように操作する。携帯電話90の操作者は、このボタン95を操作することに基づいて、携帯電話90内のカメラモジュール150を起動する。
図7に、携帯電話90の前面(上面)の構成を示す。図7に示すように、上側本体91の前面には、表示領域96が形成されている。表示領域96に配置されたLEDが発光することで着信状態を操作者に報知することができる。上側本体91の前面の領域97には、上述のカメラモジュール150が組み込まれる
図8A及びBを参照して、カメラモジュール150の製造方法について説明する。
まず、図8A(a)に示すように、イメージセンサ12が背面に貼りあわされたガラスカバー15上に下部ケース20を載置する。このとき、下部ケース20の天板部20aとその側板部20b間の内側の境界付近に接着剤16を塗布しておく。これによって、ガラスカバー15上への下部ケース20の載置によって、下部ケース20に対してガラスカバー15を固定することが可能になる。なお、接着剤16としては、例えば、光線硬化性接着剤、熱硬化性接着剤等を用いると良い。
次に、図8A(b)に示すように、下部ケース20に形成された開口20cにピエゾ素子42を配置し、ピエゾ素子42をガラスカバー15の前面に配置する。そして、この状態で、ピエゾ素子42に形成した一対の端子70とガラスカバー15の前面に形成された上部パッド71間に導電性物質76を塗布する。これによって、ガラスカバー15に対してピエゾ素子42は固着される。尚、更に、下部ケースとピエゾ素子を接着固定しても良い。
なお、図示の場合のほか、ピエゾ素子42の一端に伝達軸44が固着されていない状態でピエゾ素子42をガラスカバー15上に配置し、その後、ピエゾ素子42に対して伝達軸44を固着させても良い。
次に、図8A(c)に示すように、レンズホルダ31を伝達軸44に対してリンク部材45を介して取り付ける。これによって、レンズホルダ31は伝達軸44に対して摩擦係合される。なお、伝達軸44に対するレンズホルダ31の具体的な係合方法は任意である。押え板の付勢に基づいてレンズホルダ31を伝達軸44に対して摩擦係合させると良い。
次に、図8B(d)に示すように、上部ケース50を下部ケース20上に配置する。下部ケース20に対する上部ケース50の配置に伴って、上部ケース50に予め形成した開口には伝達軸44の上端が挿入される。次に、伝達軸44の上端部分で、上部ケース50に対して伝達軸44を接着剤55によって固着する。なお、下部ケース20と上部ケース50間の結合方法は、両者の嵌めあいによって結合させても良いし、接着固定によって結合させても良い。
次に、図8B(e)に示すように、図8(d)の状態の部品をフレキシブル配線基板10上に配置する。この状態の部品を加熱炉に投入し、ガラスカバー15とフレキシブル配線基板10間を半田で接続する。このようにリフローすることで、カメラモジュール150の生産性を高めることができる。なお、リフロー温度は、190〜290度が良い。
上述の説明から明らかなように、本実施形態では、イメージセンサ12が貼り合わされたガラスカバー15上にピエゾ素子42を配置する。これによってピエゾ素子42の配置構造を筐体に設ける必要がなくなる。従って、ピエゾ素子42の配置構造を設けることに伴って、カメラモジュールの小型化が阻害されることを効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、ピエゾ素子42に形成させた端子70とガラスカバー15に形成させた上部パッド71間の接続によって、ピエゾ素子42に対する電気的な接続を確保する。これによって、別途、リード線等をピエゾ素子42に対して接続させる必要を解消することができる。そして、カメラモジュール150の生産性を効果的に高めることができる。
また、本実施形態では、リフロー工程によって、フレキシブル配線基板10とガラスカバー15間の接続を確保する。これによって、カメラモジュール150を効率的に製造することができる。
[第2の実施の形態]
図9を参照して本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態では、ピエゾ素子42の配置態様が異なる。このような場合であっても第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。以下、具体的に説明する。
図9(a)に示すように、イメージセンサ12上にピエゾ素子42を配置しても良い。この場合、上部パッド71、貫通電極72、及び下部パッド73は、イメージセンサ12に形成する。このような場合であっても第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。但し、イメージセンサ12の機械的な強度を確保するために、第1の実施形態の場合と比較して、イメージセンサ12の基板厚を厚くすることが必要になる。
図9(b)に示すように、ガラスカバー15とイメージセンサ12の積層部分に貫通電極72を形成しても良い。この場合も第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、この場合、下部パッド73は、イメージセンサ12の背面に形成される。
図9(a)(b)に示す場合、ピエゾ素子42は、イメージセンサ12に集積された周辺回路上に配置されている。イメージセンサ12は、画素配置領域12aの周囲に周辺回路領域を有する。周辺回路領域には、シフトレジスタ、転送レジスタ等の周辺回路が集積化されている。貫通電極72の配置位置は、イメージセンサ12の設計時に任意に設定することができる。貫通電極72を周辺回路領域に形成することによってイメージセンサ12のチップ面積を小さくすることができる。そして、イメージセンサ12の低価格化を図ることができる。
なお、図9(a)及び(b)に示す場合にも、端子70と上部パッド71間は、導電性物質76(不図示)によって電気的に接続されるものとする。
[第3の実施の形態]
図10を参照して本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態では、レンズホルダ31はレンズL1、レンズL2を保持する。このような場合であっても第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
[参考例]
図11を参照して参考例について説明する。図11の場合、ピエゾ素子42を配置するために構造を上部ケース50に設けている。また、ピエゾ素子42に対してリード線65を接続している。このような場合、ピエゾ素子42の配置構造を上部ケース50に設けることに伴ってカメラモジュール150が大型化してしまう。また、リード線65をピエゾ素子42に対して接続する工程だけ、カメラモジュール150の生産性が劣化してしまう。上述の実施形態では、このような問題点を解消することができる。つまり、リード線の配線時に必要になる半田付け工程を省略化することで手作業による生産性の低下を回避することができる。
本発明の技術的範囲は上述の実施形態に限定されない。移動対象としてのレンズの枚数は任意である。伝達軸にレンズホルダを取り付ける具体的な方法は任意である。
本発明の第1の実施形態にかかるカメラモジュールの概略的な断面構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態にかかるガラスカバーに対するピエゾ素子の取り付け状態を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態にかかるガラスカバーに対するイメージセンサの実装を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態にかかるアクチュエータを駆動するための駆動部の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態にかかるピエゾ素子に印加される電圧波形を示す概略的な波形図である。 本発明の第1の実施形態にかかる携帯電話の構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態にかかる携帯電話の前面の構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態にかかるカメラモジュールの製造方法を説明するための概略的な工程図である。 本発明の第1の実施形態にかかるカメラモジュールの製造方法を説明するための概略的な工程図である。 本発明の第2の実施形態にかかるピエゾ素子の固定方法を示す模式図である。 本発明の第3の実施形態にかかるカメラモジュールの概略的な断面構成を示す模式図である。 比較例にかかるカメラモジュールの概略的な断面構成を示す模式図である。
符号の説明
10 フレキシブル配線基板
11 コネクタ
12 イメージセンサ
12a 画素配置領域

15 ガラスカバー
16 接着剤
20 下部ケース
20a 天板部
20b 側板部
20c 開口
24 レール
31 レンズホルダ
42 ピエゾ素子
43 接着剤
44 伝達軸
45 リンク部材
50 上部ケース
50a 天板部
50b 側板部
55 接着剤
65 リード線

70 端子
71 上部パッド
72 貫通電極
72a 上部パッド
73 下部パッド

74 半田バンプ
75 パッド
76 導電性物質
77 絶縁層
78 端子電極

80 コントローラ
81 パルス生成回路
82 ピエゾ素子

90 携帯電話

Claims (13)

  1. 駆動軸、及び前記駆動軸に固着された圧電素子を含む駆動装置と、
    前記駆動軸に対して直接的又は間接的に取り付けられ、前記圧電素子の駆動に応じて変位するレンズと、
    前記レンズを介して入力する像を撮像する撮像素子と、
    を備えるカメラモジュールであって、
    前記圧電素子は、前記撮像素子又は前記撮像素子が貼りあわされた支持基板上に載置されると共に、当該圧電素子が載置された前記撮像素子又は前記支持基板に形成された配線に対して電気的に接続される、カメラモジュール。
  2. 前記圧電素子には、前記圧電素子を形成する複数の圧電層の積層方向に沿って延在する部分を少なくとも有する端子が形成され、
    前記圧電素子が載置された前記撮像素子又は前記支持基板には、前記圧電素子に形成された前記端子が電気的に接続される配線パッドが形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカメラモジュール。
  3. 前記端子は、前記撮像素子又は前記支持基板に対する前記圧電素子の載置面上にも形成されていることを特徴とする請求項2に記載のカメラモジュール。
  4. 前記配線パッドに対して電気的に接続され、かつ互いに対向関係にある主面間を電気的に接続する貫通電極が、前記圧電素子が載置された前記撮像素子又は前記支持基板に形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のカメラモジュール。
  5. 前記撮像素子は、画素配置領域及び当該画素配置領域の周囲にある周辺回路領域を有し、
    前記圧電素子は、前記撮像素子の前記周辺回路領域上に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のカメラモジュール。
  6. 前記駆動装置、前記レンズ、及び前記撮像素子を少なくとも内部に収納する外囲器を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のカメラモジュール。
  7. 前記外囲器は、相互に分離可能な第1及び第2収納部材の積層によって形成され、
    前記第1収納部材は、少なくとも前記撮像素子を収納し、
    前記第2収納部材は、少なくとも前記レンズを収納することを特徴とする請求項6に記載のカメラモジュール。
  8. 前記第2収納部材は、前記圧電素子が配置される開口を有することを特徴とする請求項7に記載のカメラモジュール。
  9. 少なくとも前記駆動装置、前記レンズ、前記撮像素子、及び前記外囲器は耐熱性を有し、当該カメラモジュールの組み立て後に加熱されることで回路基板に対して電気的に接続される、請求項6乃至8のいずれか一項に記載のカメラモジュール。
  10. 駆動軸、及び前記駆動軸に固着された圧電素子を含む駆動装置と、
    前記駆動軸に対して直接的又は間接的に取り付けられ、前記圧電素子の駆動に応じて変位するレンズと、
    前記レンズを介して入力する像を撮像する撮像素子と、
    を備えるカメラモジュールの製造方法であって、
    前記撮像素子又は前記撮像素子が貼りあわされた支持基板上に前記圧電素子を載置し、
    前記圧電素子が載置された前記撮像素子又は前記支持基板に形成された配線に対して前記圧電素子を電気的に接続し、
    前記駆動軸に対して直接的又は間接的に前記レンズを摺動可能に係合させる、カメラモジュールの製造方法。
  11. 前記圧電素子が配置される開口を有する収納部材を前記撮像素子上に配置するステップと、
    前記収納部材の前記開口に前記圧電素子を配置するステップと、
    を更に備えることを特徴とする請求項10に記載のカメラモジュールの製造方法。
  12. 請求項10又は11に記載のカメラモジュールを回路基板に対して加熱実装するステップを更に備えることを特徴とするカメラモジュールの製造方法。
  13. 圧電素子に固着された駆動軸に対して摺動可能に直接的又は間接的に係合したレンズを変位させるレンズの駆動方法であって、
    前記レンズを介して撮像面に結像される像を撮像する撮像素子又は前記撮像素子が貼りあわされた支持基板に形成された配線を介して前記圧電素子に対して駆動信号を供給する、レンズの駆動方法。
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