JP2010048383A - スナップフィット装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ばね部による荷重のかかった状態でも、係止部が外れることのないスナップフィット装置を実現する。
【解決手段】支持基板部の周縁に直交して一端が接続された板状のスナップフィット本体部と、このスナップフィット本体部の他端側に設けられた係止部と、前記支持基板部に一端が接続されたばね部と、を具備し前記係止部と前記ばね部の他端との間で板状の被係止対象物を係止するスナップフィット装置において、前記係止部は、前記スナップフィット本体部に設けられ前記被係止対象物の端部に設けられた凸部が挿入係止される貫通窓を有することを特徴とするスナップフィット装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、スナップフィット装置に関するものである。
スナップフィット装置に関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
特開2002−106533号公報
図4は従来より一般に使用されている従来例の要部構成説明図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
図において、スナップフィット本体部2は、支持基板部1の周縁に直交して一端が接続され、板状をなす。この場合は、樹脂材よりなる。
係止部3は、スナップフィット本体部2の他端側に設けられている。
ばね部4は、支持基板部1に一端が接続されている。
そして、被係止対象物Aは、係止部3とばね部4の他端との間で係止され、板状をなしている。
この場合は、被係止対象物Aは、プリント板が使用されている。
このような装置においては、以下の間題点がある。
ばね部4による荷重により、図4に示す如く、係止部3に曲げ方向の応力F1が発生する。
時間経過に従いクリープが起こり、係止部3が外れて、被係止対象物Aの組付けが解除されてしまう。
本発明の目的は、上記の課題を解決するもので、常時、ばね部4による荷重のかかった状態でも、係止部3が外れることのないスナップフィット装置を提供することにある。
このような課題を達成するために、本発明では、請求項1のスナップフィット装置においては、
支持基板部の周縁に直交して一端が接続された板状のスナップフィット本体部と、このスナップフィット本体部の他端側に設けられた係止部と、前記支持基板部に一端が接続されたばね部と、を具備し前記係止部と前記ばね部の他端との間で板状の被係止対象物を係止するスナップフィット装置において、前記係止部は、前記スナップフィット本体部に設けられ前記被係止対象物の端部に設けられた凸部が挿入係止される貫通窓を有することを特徴とする。
本発明の請求項2のスナップフィット装置においては、請求項1記載のスナップフィット装置において、
前記貫通窓が設けられている部分から前記支持基板部との接続部分までにおいて所定の一定応力が発生するように前記係止の力に対応する断面積が所定の一定断面積になるように板厚が変化されたスナップフィット本体部を具備したことを特徴とする。
本発明の請求項3のスナップフィット装置においては、請求項1又は請求項2記載のスナップフィット装置において、
前記凸部が押圧する側の前記貫通窓の両側の角部を応力集中を回避できるように鈍角形状としたことを特徴とする。
本発明の請求項4のスナップフィット装置においては、請求項3記載のスナップフィット装置において、
前記貫通窓は前記凸部が接する側を頂部とする三角形状に形成されたことを特徴とする。
本発明の請求項1によれば、次のような効果がある。
ばね部品から受ける荷重は、被係止対象物を介し、スナップフィット本体部の貫通窓に印加される。スナップフィット本体部には引張応力のみが発生し、曲げ応力は発生せず、曲げ方向の変形は起こらないため、スナップフィット本体部が被係止対象物から組立て後に時間が経過して後、外れることが防止でき、信頼性が向上されたスナップフィット装置が得られる。
スナップフィット状態保持のためのねじ止めや、スナップフィットの変形を抑制する別部品等がいらないので、コストダウンでき、安価なスナップフィット装置が得られる。
本発明の請求項2によれば、次のような効果がある。
貫通窓が設けられている部分において、所定の一定応力が発生するように、係止の力に対応する断面積が、所定の一定断面積になるように板厚が変化されたスナップフィット本体部が設けられたので、スナップフィット装置の組付け時のたわみによる発生応力は小さく、組付け後の静的応力はスナップフィット各断面で一定な構造が実現でき、更に、信頼性が向上されたスナップフィット装置が得られる。
本発明の請求項3によれば、次のような効果がある。
被係止対象物の凸部が押圧する側の貫通窓の両側の角部を、応力集中を回避できるように鈍角形状としたので、貫通窓の角部の応力集中を回避でき、応力を分散して、角部の割れに対する耐久性を高めることができ、耐久性が向上されたスナップフィット装置が得られる。
本発明の請求項4によれば、次のような効果がある。
貫通窓は、被係止対象物の凸部が接する側を頂部とする三角形状に形成されたので、スナップフィット本体部の板面が含まれる面方向の力に対して強いスナップフィット装置が得られる。
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例の要部構成説明図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
図1において、図4と同一記号の構成は同一機能を表す。
以下、図4との相違部分のみ説明する。
図1において、係止部12は、スナップフィット本体部11に設けられ被係止対象物Aの端部に設けられた凸部A1が挿入係止される貫通窓13を有する。
この結果、
ばね部4から受ける荷重は、被係止対象物Aを介し、スナップフィット本体部2の貫通窓12に印加される。スナップフィット本体部2には引張応力のみが発生し、曲げ応力は発生せず、曲げ方向の変形は起こらないため、スナップフィット本体部2が被係止対象物Aから外れることが防止でき、信頼性が向上されたスナップフィット装置が得られる。
スナップフィット状態保持のためのねじ止めや、スナップフィットの変形を抑制する別部品等がいらないので、コストダウンでき、安価なスナップフィット装置が得られる。
図2は、本発明の他の実施例の要部構成説明図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
図2において、図4と同一記号の構成は同一機能を表す。
以下、図4との相違部分のみ説明する。
図2において、スナップフィット本体部21は、貫通窓22が設けられている部分から支持基板部1との接続部分までにおいて、所定の一定応力が発生するように、係止の力に対応する断面積が所定の一定断面積になるように板厚が変化されている。
具体的には、スナップフィット本体部21の根元部は細く幅広、頭部は厚く幅が狭い形状で、A―A断面での断面積は一定である。
この結果、
貫通窓22が設けられている部分において、所定の一定応力が発生するように、係止の力に対応する断面積が、所定の一定断面積になるように板厚が変化されたスナップフィット本体部21が設けられたので、スナップフィット装置の組付け時のたわみによる発生応力は小さく、組付け後の静的応力はスナップフィット各断面で一定な構造が実現でき、更に、信頼性が向上されたスナップフィット装置が得られる。
図3は、本発明の他の実施例の要部構成説明図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
図3において、図4と同一記号の構成は同一機能を表す。
以下、図4との相違部分のみ説明する。
図3において、被係止対象物Aの凸部A1が押圧する側の、スナップフィット本体部31の貫通窓32の両側の角部33を、応力集中を回避できるように鈍角形状とされている。
この場合は、貫通窓32は凸部A1が接する側を頂部とする三角形状に形成されている。
この結果、
被係止対象物Aの凸部A1が押圧する側の貫通窓32の両側の角部33を、応力集中を回避できるように鈍角形状としたので、貫通窓32の角部33の応力集中を回避でき、応力を分散して、角部33の割れに対する耐久性を高めることができ、耐久性が向上されたスナップフィット装置が得られる。
貫通窓32は、被係止対象物Aの凸部A1が接する側を頂部とする三角形状に形成されたので、スナップフィット本体部31の板面が含まれる面方向の力に対して強いスナップフィット装置が得られる。
なお、以上の説明は、本発明の説明および例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎない。
したがって本発明は、上記実施例に限定されることなく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、変形をも含むものである。
本発明の一実施例の要部構成説明図である。 本発明の他の実施例の要部構成説明図である。 本発明の他の実施例の要部構成説明図である。 従来より一般に使用されている従来例の構成説明図である。
符号の説明
1 支持基板部
2 スナップフィット本体部
3 係止部
4 ばね部
A 被係止対象物
F1 応力
11 スナップフィット本体部
12 係止部
A1 凸部
13 貫通窓
21 スナップフィット本体部
22 貫通窓
31 スナップフィット本体部
32 貫通窓
33 角部

Claims (4)

  1. 支持基板部の周縁に直交して一端が接続された板状のスナップフィット本体部と、このスナップフィット本体部の他端側に設けられた係止部と、前記支持基板部に一端が接続されたばね部と、を具備し前記係止部と前記ばね部の他端との間で板状の被係止対象物を係止するスナップフィット装置において、
    前記係止部は、前記スナップフィット本体部に設けられ前記被係止対象物の端部に設けられた凸部が挿入係止される貫通窓を有すること
    を特徴とするスナップフィット装置。
  2. 前記貫通窓が設けられている部分から前記支持基板部との接続部分までにおいて所定の一定応力が発生するように前記係止の力に対応する断面積が所定の一定断面積になるように板厚が変化されたスナップフィット本体部
    を具備したことを特徴とする請求項1記載のスナップフィット装置。
  3. 前記凸部が押圧する側の前記貫通窓の両側の角部を応力集中を回避できるように鈍角形状としたことを
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載のスナップフィット装置。
  4. 前記貫通窓は前記凸部が接する側を頂部とする三角形状に形成されたこと
    を特徴とする請求項3記載のスナップフィット装置。
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JP2011247329A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Tsubakimoto Chain Co ケーブル類保護案内装置

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