JP2007128740A - 押し釦装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 操作釦部と弾性変形可能な薄肉部で構成された押し釦装置に関するもので、前記操作釦部を操作することで、取り付け位置が後方へ移動してしまうことによる品格の低下を防止する具体構成を提供する。
【解決手段】 釦後退防止用部12の先端突起部14に係り代を設け、釦後退防止用部12に弾性変形させたまま係合部13に引っ掛け固定することにより、操作釦部3の取り付け位置が後方へ移動することを防ぐことができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 釦後退防止用部12の先端突起部14に係り代を設け、釦後退防止用部12に弾性変形させたまま係合部13に引っ掛け固定することにより、操作釦部3の取り付け位置が後方へ移動することを防ぐことができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電子機器などに使用される押し釦装置に関するものであり、より詳細には、押し釦装置の品格の低下を防止する技術に関する。
従来の複数の押し釦が並んで配置されたこの種の押し釦装置を、図4に示す。図4において、1は板状のストッパー部であり、それらの一端は、所定の間隔を持って互いに並行するように複数個固定桟部2に一体的に連結されており、その遊端である先端部にはそれぞれ操作釦部3が一体的に形成されている。
さらに、前記各ストッパー部1の中間部よりそれぞれの直角方向に突出するようにスイッチ押圧部4が形成され、前記ストッパー部1の前記固定桟部2との連結部の近傍には、それぞれヒンジとなる薄肉部5が設けられており、これら前記ストッパー部1、前記固定桟部2、前記操作釦部3、前記スイッチ押圧部4および前記薄肉部5は、合成樹脂材により一体的に形成されている。
そして、電子機器などへの組み込みの際には、前記操作釦部3が機器筐体の前面パネル6に形成された操作釦用13より突出し、かつ、前記ストッパー部1の先端が、前記操作釦用13の近傍で前面パネル6の裏側に形成された突出部11に、前記薄肉部5の弾性変形にともなう弾性付勢力により当接されるように、前記固定桟部2に設けられたボス9の透孔10を、前記前面パネル6の裏側に形成された係合突起8に圧入して前記前面パネル6に固定する。
この場合、係合突起8への圧入が少しでも外れると、前記薄肉部5の弾性付勢力により釦は抜け落ちてしまう。
特開2005−191029号に係る「操作ボタン及び操作ボタンを備えた電気機器」では、電子機器の筐体に取り付けられる操作釦装置の抜け落ちを防止するために、前記固定桟部2から後方に延びる釦後退防止用部12を有し、前記前面パネル6の下部に形成された係合部13に前記釦後退防止用部12の先端突起部14を落とし込むことにより、前記先端突起部14をストッパーとしている。
特開2005−191029号公報
しかしながら、前記従来の構成では、前記釦後退防止用部12の前記先端突起部14が、前記前面パネル6の下部に形成された前記係合部13に落ち込むためには、どうしても、前記先端突起部14と前記係合部13との間にスキマ15が必要であるため、その前記スキマ15の分だけ釦が後方に移動してしまい、図5のように、前記操作釦部3が前記前面パネル6に形成された前記操作釦用13との位置関係が下側にずれ、隙間Bより隙間B”が小さくなるため品格を落としてしまうという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、簡単な構成で品格の低下を防止できる押し釦装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の請求項1に掛る押し釦装置は、操作するための操作釦部を持つ操作部と、前記操作釦部が操作されたときの後退を防ぐ釦後退防止用部と、その先端に設けた先端突起部とから成る固定部と、前記操作部と前記固定部を薄肉部により連結した釦部と、前記操作釦部を貫通するための操作釦用透孔部と、前記先端突起部を固定するための係合部とから成るパネル部とから構成された押し釦装置において、前記固定部を前記パネル方向に弾性変形させる様に前記先端突起部を前記係合部に係合することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に掛る押し釦装置は、前記パネルの係合部は、透孔であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に掛る押し釦装置は、前記パネルの係合部は、凹形状であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に掛る押し釦装置は、前記パネルの係合部は、凸形状であることを特徴とするものである。
本発明の押し釦装置によれば、簡単な構成で釦の品格の低下を防止することができる。
以下に、本発明の押し釦装置の実施の形態を図面とともに詳細に説明する。
図1に、本発明にかかる押し釦装置の一例として押し釦装置の構成を説明する。釦部は、操作部と、固定部とから構成されており、操作部は、ストッパー部1、操作釦部3、スイッチ押圧部4から構成され、固定部は、固定桟部2、ボス9、透孔10、釦後退防止用部12、先端突起部14から構成され、操作部と、固定部は薄肉部5、により接続されている。素材は、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)、を使用している。
前面パネル6は、操作釦用13、係合突起8、突出部11、係合部13により構成されている。素材はPS(Polystyrene)を使用している。
釦部と前面パネル6は、ボス9、透孔10を、前面パネル6の係合突起8に圧入することで固定している。
隙間Aと隙間A”は、操作釦部3と前面パネル6の隙間であり、隙間Aと隙間A”それぞれの距離は等しい状態になっている。
操作釦部3の操作釦用13に対する出代や位置関係を均一とするため、ストッパー部1の傾きを4度にし、薄肉部5の厚みを0.7mmにして弾性変形をさせたまま突起11で止めている。このとき、薄肉部5に常時かかっている弾性力により、元に戻ろうとする力が常に係合突起8と透孔10との圧入が外れる方向に働いているため、少しでもこの圧入が緩んでしまうと、たちまち圧入部が外れ、操作釦部3と操作釦用13との位置関係が崩れる。つまり隙間Aと隙間A”が等しくなくなるため、結果として品格を失うこととなる。
そこで、係合突起8と透孔10のずれを防止するために、単に抜け止めとして係合部13の中に落とし込んでいた先端突起部14に、完全に落ち込まないように、且つ、釦後退防止用部12に弾性力の方向16になるような弾性変形を持たせ、係合部13の一端に引っ掛けるようにする。
具体的には、釦後退防止用部12の先端突起部14の係り代を1mmとし、釦後退防止用部12に弾性変形を持たせたまま、係合部13の一端に意図的に引っ掛ける構成とする。つまり、単に抜け止めとして係合部13の中に落とし込んでいた先端突起部14を、完全に落ち込まないように突出部を設けて、係合部13の一端に引っ掛かるようにする。
このように、先端突起部14を係合部13の一端に引っ掛けることにより、固定桟部2を前面パネル6に押し付け、突起8と透孔10との圧入が外れるのを防止でき、操作釦部3と操作釦用13との位置関係の崩れによる品格の低下を防止することができる。
また、上記構成以外にも、固定桟部2を前面パネル6に押し付け、突起8と透孔10との圧入が外れるのを防止する方法としては、係合部13は貫通している必要はなく、図2のように溝17のような形状としたものや、図3のリブ18のように凸状の形態にして先端突起部14を引っ掛ける構成でも同じ効果が得られる。
なお、上記の数値及び素材は、あくまでも本実施例での一例に過ぎず、実際は様々な大きさ、形状の釦に合わせ、その都度、適当な数値の設定や素材を選択すればよい。
本発明にかかる押し釦装置は、簡単な構成で品格の低下を防止できるため、薄肉部の弾性力を利用した押し釦を有する全ての装置に有用である。
1 ストッパー部
2 固定桟部
3 操作釦部
4 スイッチ押圧部
5 薄肉部
6 前面パネル
7 操作釦用透孔
8 係合突起
9 ボス
10 透孔
11 突出部
12 釦後退防止用部
13 係合部
14 先端突起部
15 スキマ
16 弾性力の方向
17 溝
18 リブ
2 固定桟部
3 操作釦部
4 スイッチ押圧部
5 薄肉部
6 前面パネル
7 操作釦用透孔
8 係合突起
9 ボス
10 透孔
11 突出部
12 釦後退防止用部
13 係合部
14 先端突起部
15 スキマ
16 弾性力の方向
17 溝
18 リブ
Claims (4)
- 操作するための操作釦部を持つ操作部と、前記操作釦部が操作されたときの後退を防ぐ釦後退防止用部と、その先端に設けた先端突起部とから成る固定部と、前記操作部と前記固定部を薄肉部により連結した釦部と、前記操作釦部を貫通するための操作釦用透孔部と、前記先端突起部を固定するための係合部とから成るパネル部とから構成された押し釦装置において、前記固定部を前記パネル方向に弾性変形させる様に前記先端突起部を前記係合部に係合することを特徴とする押し釦装置。
- 前記パネルの係合部は、透孔であることを特徴とする請求項1記載の押し釦装置。
- 前記パネルの係合部は、凹形状であることを特徴とする請求項1記載の押し釦装置。
- 前記パネルの係合部は、凸形状であることを特徴とする請求項1記載の押し釦装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005320412A JP2007128740A (ja) | 2005-11-04 | 2005-11-04 | 押し釦装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005320412A JP2007128740A (ja) | 2005-11-04 | 2005-11-04 | 押し釦装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007128740A true JP2007128740A (ja) | 2007-05-24 |
Family
ID=38151226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005320412A Pending JP2007128740A (ja) | 2005-11-04 | 2005-11-04 | 押し釦装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007128740A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012076652A1 (en) | 2010-12-08 | 2012-06-14 | Shell Internationale Research Maatschappij B.V. | Improvements of fuels by adding polymeric viscosity increasing components |
CN104470272A (zh) * | 2013-09-18 | 2015-03-25 | 索尼电脑娱乐公司 | 电子设备 |
JP2015060685A (ja) * | 2013-09-18 | 2015-03-30 | 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント | 電子機器 |
-
2005
- 2005-11-04 JP JP2005320412A patent/JP2007128740A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012076652A1 (en) | 2010-12-08 | 2012-06-14 | Shell Internationale Research Maatschappij B.V. | Improvements of fuels by adding polymeric viscosity increasing components |
CN104470272A (zh) * | 2013-09-18 | 2015-03-25 | 索尼电脑娱乐公司 | 电子设备 |
JP2015060685A (ja) * | 2013-09-18 | 2015-03-30 | 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント | 電子機器 |
US9713274B2 (en) | 2013-09-18 | 2017-07-18 | Sony Corporation | Electronic apparatus |
CN104470272B (zh) * | 2013-09-18 | 2017-12-26 | 索尼电脑娱乐公司 | 电子设备 |
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