JP2010048198A - 運転支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、交差点のより安全な通行を支援することができる運転支援装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る運転支援装置1は、交差点P入口の一時停止線Sの位置を検出するナビゲーションシステム3と、一時停止線Sの手前において運転者によるアクセル操作を無効化するエンジンECU8と、一時停止線Sにおける車両Aの停止後、運転者が交差点P周囲の交通状況を確認するための所定の確認動作を検出する確認動作判断部13と、確認動作判断部13による確認動作の検出後、運転者によるアクセル操作を有効化するエンジンECU8と、を備える。この運転支援装置1によれば、一時停止後アクセル操作による加速の前に運転者に確認動作を確実に行わせることができるため、交差点のより安全な通行を実現することが可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、運転者による車両の運転を支援する運転支援装置に関するものである。
従来、このような運転支援装置として、走行中の車両が前方の交差点で停止する必要があるか否かを判断する停止判断手段と、停止判断手段によって停止する必要があると判断された場合に、運転者の制動操作によって、車両が交差点入口の一時停止線で停止することができるか否かを判断する停止可能判断手段と、停止可能判断手段によって車両が一時停止線で停止することができないと判断された場合に、車両の制動を行う制動手段と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−224754号公報
しかしながら、前述した従来の運転支援装置にあっては、車両を一時停止させ得たとしても、交差点周囲の交通状況を十分に確認しないまま運転者が車両を発進させるなど、一時停止に伴う安全確認が適切になされないおそれがある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、交差点のより安全な通行を実現する運転支援装置を提供することを目的とする。
本発明は、運転者による車両の運転を支援する運転支援装置であって、交差点入口の一時停止線の位置を検出する一時停止線検出手段と、一時停止線の手前において運転者によるアクセル操作を無効化するアクセル操作無効化手段と、一時停止線における車両の停止後、運転者が交差点周囲の交通状況を確認するための所定の確認動作を検出する確認動作検出手段と、確認動作検出手段による確認動作の検出後、運転者によるアクセル操作を有効化するアクセル操作有効化手段と、を備えることを特徴とする。
この運転支援装置では、交差点入口の一時停止線の手前で運転者によるアクセル操作が無効化され、一時停止後に運転者が所定の確認動作を行うと運転者によるアクセル操作が有効化される。従って、この運転支援装置によれば、一時停止後アクセル操作による加速の前に運転者に確認動作を確実に行わせることができるため、交差点のより安全な通行を実現することが可能になる。
また、一時停止線における車両の停止時から所定の停止状態維持時間が経過するまで、車両の停止状態を維持する停止状態維持手段を更に備えることが好ましい。この場合、停止直後のクリープなどによる前進を禁止して、確実に車両を停止させることができる。
また、確認動作検出手段は、運転者の顔を撮像する撮像手段を有していることが好ましい。このような構成によれば、撮像手段の撮像した運転者の顔画像から、運転者の顔の動きを検出することができるため、運転者が顔を左右に動かして周囲を見るなどの確認動作を検出することが可能となる。
また、アクセル操作無効化手段は、車両のアクセルスロットルが閉じられた状態に維持することで、運転者によるアクセル操作を無効化し、アクセル操作有効化手段は、車両のアクセルスロットルが運転者によるアクセル操作に応じて開閉される状態にすることで、運転者によるアクセル操作を有効化することが好ましい。このように車両のアクセルスロットルを制御することで、運転者によるアクセル操作の無効化及び有効化を実現することができる。
本発明によれば、交差点のより安全な通行が実現される。
以下、本発明に係る運転支援装置の好適な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る運転支援装置の一実施形態の構成を示すブロック図であり、図2は、交差点周辺の平面図である。図1及び図2に示されるように、運転支援装置1は、自車両Aに搭載されて自車両Aの交差点の通行を支援するものであり、自車両Aの運転支援を行う運転支援ECU(Electric Control Unit)10を備えている。なお、自車両Aは、トルクコンバータ装着車両であり、運転者がアクセル操作を行わない場合であっても、クリープによって車両を前進させることができる。また、自車両Aは、クルーズコントロール機能を有しており、先行車両に追従して加速や減速及び停止を行う。
運転支援ECU10は、演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)、記憶部となるROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)、入力信号回路、出力信号回路、電源回路などにより構成されている。運転支援ECU10は、GPS受信機2、ナビゲーションシステム(一時停止線検出手段)3、ミリ波レーダ4、車速センサ5及び運転者撮像カメラ(撮像手段)6と電気的に接続されている。更に、運転支援ECU10は、ブレーキECU(停止状態維持手段)7と、エンジンECU(アクセル操作無効化手段,アクセル操作有効化手段)8と電気的に接続されている。
GPS受信機2は、複数のGPS衛星からのGPS信号を受信するGPSアンテナを有している。GPS受信機2は、GPSアンテナの受信したGPS信号に基づいて自車両Aの現在位置(緯度、経度)などを算出する。GPS受信機2は、算出した自車両Aの現在位置を現在位置情報として運転支援ECU10に送信する。また、GPS受信機2は、ナビゲーションシステム3と電気的に接続しており、算出した自車両Aの現在位置情報をナビゲーションシステム3に送信する。
ナビゲーションシステム3は、道路の位置や交差点の位置、及び交差点の一時停止線の位置等を記憶した地図データベースを有している。ナビゲーションシステム3は、GPS受信機2から送信された自車両Aの現在位置情報を利用して、自車両Aの前方に位置する交差点P及び交差点P入口の一時停止線Sを検出する。ナビゲーションシステム3は、検出した一時停止線Sと自車両Aとの距離を算出し、その算出結果を停止線距離情報として運転支援ECU10に送信する。
ミリ波レーダ4は、ミリ波帯の電波によって自車両Aの周囲の障害物を検出するものである。ミリ波レーダ4は、自車両Aの周囲へ照射した電波の反射波から他車両などの障害物を検出する。ミリ波レーダ4は、検出した障害物情報を運転支援ECU10に送信する。
車速センサ5は、自車両Aの速度を検出するセンサである。車速センサ5は、車輪の回転速度を検出することによって自車両Aの速度を検出する。車速センサ5は、検出した自車両Aの車速情報を運転支援ECU10に送信する。
運転者撮像カメラ6は、例えば自車両Aのステアリングカバーの内側に設置され、運転席に座った運転者の顔画像を撮像するカメラである。運転者撮像カメラ6は、撮像した運転者の顔画像情報を運転支援ECU10に送信する。
ブレーキECU7は、自車両Aの制動装置を制御するものである。ブレーキECU7は、運転支援ECU10からの指令に基づき、自車両Aの減速及び停止を行う。また、ブレーキECU7は、運転支援ECU10からの指令に基づき、自車両Aの制動装置をロック状態にすることで自車両Aの停止状態を維持する。ブレーキECU7は、運転支援ECU10からの指令に基づき、制動装置を制御して自車両Aの速度制限を行う。
エンジンECU8は、自車両Aのエンジンを制御するものである。エンジンECU8は、運転者によるアクセル操作に応じて、エンジンのアクセルスロットル9を開閉することで、自車両Aの加速及び減速を行う。エンジンECU8は、運転支援ECU10からの指令に基づき、アクセルスロットル9をOFF状態(運転者によるアクセル操作に関わらずアクセルスロットル9が閉じられた状態を維持する状態)にすることで、運転者によるアクセル操作を無効にする。また、エンジンECU8は、運転支援ECU10からの指令に基づき、アクセルスロットル9をON状態(運転者によるアクセル操作に応じてアクセルスロットル9が開閉される状態)にすることで、運転者によるアクセル操作を有効化する。
運転支援ECU10は、先行車両検出部11と、一時停止制御部12と、確認動作判断部13とを有している。先行車両検出部11は、ナビゲーションシステム3から送信された停止線距離情報に基づき、自車両Aと一時停止線Sとの距離が所定の検出開始距離L1以下であるか否かを判断する。また、先行車両検出部11は、自車両Aと一時停止線Sとの距離が検出開始距離L1以下であると判断した場合、ミリ波レーダ4から送信された障害物情報に基づき、一時停止線Sと自車両Aとの間に存在する先行車両Bを検出する。
一時停止制御部12は、ナビゲーションシステム3から送信された停止線距離情報と車速センサ5から送信された車速情報とに基づき、自車両Aが一時停止線Sの手前で停止するように車両の制動に関する演算処理を行う。一時停止制御部12は、演算結果を減速指令としてブレーキECU7に送信する。また、一時停止制御部12は、ブレーキECU7の減速制御により自車両Aが停止した場合、エンジンECU8にアクセル操作無効化指令を送信して、運転者のアクセル操作を無効化させる。
また、一時停止制御部12は、ナビゲーションシステム3から送信された停止線距離情報と車速センサ5から送信された車速情報とに基づき、自車両Aが一時停止線Sの手前で停止したか否かを判断する。一時停止制御部12は、自車両Aが一時停止線Sの手前に停止したと判断した場合、ブレーキECU7にブレーキロック指令を送信して、自車両Aの停止状態を維持する。一時停止制御部12は、自車両Aが停止してから所定の停止状態維持時間T2が経過した後、ブレーキECU7にブレーキロック解除指令を送信する。
確認動作判断部13は、運転者撮像用カメラ6から送信された運転者の顔画像情報に基づき、運転者が所定の確認動作を行ったか否かを判断する。確認動作とは、運転者が交差点P周囲の交通状況を確認するための動作であり、例えば運転者が顔を左へ向け、右へ向け、また左へ向ける動作である。確認動作判断部13は、運転者が確認動作を行ったと判断した場合、エンジンECU8にアクセル操作有効化指令を送信して、運転者のアクセル操作を有効化させる。
以上の構成を有する運転支援装置1の動作、作用について図面を参照して説明する。図3は、自車両と一時停止線との間に先行車両が存在し、かつT1秒後に先行車両が一時停止線を通過する場合を示す平面図である。図4は、自車両と一時停止線との間に先行車両が存在し、かつT1秒後に先行車両が一時停止線の手前で停止する場合を示す平面図である。図5は、図1の運転支援装置の動作を示すフローチャートである。
図2及び図5に示されるように、先ず運転支援装置1におけるナビゲーションシステム3は、GPS受信機2から送信された自車両の現在位置情報を利用して、自車両Aと交差点P入口の一時停止線Sとの距離を算出する(S1)。ナビゲーションシステム3は、算出した自車両Aと一時停止線Sとの距離を停止線距離情報として運転支援ECU10に送信する。
運転支援ECU10の先行車両検出部11は、ナビゲーションシステム3から送信された停止線距離情報に基づき、自車両Aと一時停止線Sとの距離が所定の検出開始距離L1以下であるか否かを判断する(S2)。先行車両検出部11は、自車両Aと一時停止線Sとの距離が検出開始距離L1以下ではないと判断した場合、再びナビゲーションシステム3から送信された停止線距離情報に基づいて上記検出開始距離L1に関する判断を行う。
先行車両検出部11は、自車両Aと一時停止線Sとの距離が検出開始距離L1以下であると判断した場合、ミリ波レーダ4から送信された障害物情報に基づき、一時停止線Sと自車両Aとの間に先行車両Bが存在するか否かを判断する(S3)。
先行車両検出部11は、一時停止線Sと自車両Aとの間に先行車両Bが存在しないと判断した場合、一時停止制御部12に先行車両不在信号を送信する。一時停止制御部12は、先行車両検出部11から先行車両不在信号を送信された場合、ナビゲーションシステム3から送信された停止線距離情報と車速センサ5から送信された車速情報とに基づき、所定の減速加速度A0によって自車両Aが一時停止線Sの手前で停止可能な制動開始距離L2を算出する。その後、一時停止制御部12は、一時停止線Sと自車両Aとの距離が制動開始距離L2の時点で減速加速度A0による減速が開始されるようにブレーキECU7に減速指令を送信する。ブレーキECU7は、一時停止制御部12からの減速指令に従って自車両Aを減速させて停止させる(S4)。
一時停止制御部12は、ブレーキECU7の減速制御によって自車両Aが停止した場合、エンジンECU8にアクセル操作無効化指令を送信する。エンジンECU8は、アクセルスロットル9をOFF状態にして、運転者によるアクセル操作を無効にする(S5)。その後、運転支援装置1はステップS15に移行する。
図3及び図5に示されるように、ステップS3において、先行車両検出部11が一時停止線Sと自車両Aとの間に先行車両Bが存在すると判断した場合、先行車両検出部11は、その判断時点から所定の判断時間T1が経過後、再び一時停止線Sと自車両Aとの間に先行車両Bが存在するか否かを判断する(S6)。
先行車両検出部11は、判断時間T1の経過後に先行車両Bが存在しないと判断した場合、一時停止制御部12に先行車両通過信号を送信する。一時停止制御部12は、先行車両検出部11から先行車両通過信号を送信された場合、ナビゲーションシステム3から送信された停止線距離情報と車速センサ5から送信された車速情報とに基づき、所定の減速加速度A1(A1>A0)によって自車両Aが一時停止線Sの手前で停止可能か否かを判断する(S7)。
一時停止制御部12は、減速加速度A1によって自車両Aが一時停止線Sの手前で停止可能であると判断した場合、減速加速度A1によって自車両Aが一時停止線Sの手前で停止可能な制動開始距離L3を算出する。一時停止制御部12は、一時停止線Sと自車両Aとの距離が制動開始距離L3の時点で減速加速度A1による減速が開始されるようにブレーキECU7に減速指令を送信する。ブレーキECU7は、一時停止制御部12からの減速指令に従って自車両Aを減速させて停止させる(S8)。
一時停止制御部12は、ブレーキECU7の減速制御によって自車両Aが停止した場合、エンジンECU8にアクセル操作無効化指令を送信する。エンジンECU8は、アクセルスロットル9をOFF状態にして、運転者によるアクセル操作を無効にする(S9)。その後、運転支援装置1はステップS15に移行する。
一方、ステップS7において、一時停止制御部12は、減速加速度A1では自車両Aが一時停止線Sの手前で停止不能であると判断した場合、エンジンECU8にアクセル操作無効化指令を送信する。エンジンECU8は、アクセルスロットル9をOFF状態にして、運転者によるアクセル操作を無効にする(S10)。
同時に、一時停止制御部12は、ナビゲーションシステム3から送信された停止線距離情報と車速センサ5から送信された車速情報とに基づき、自車両Aが一時停止線Sの手前で停止するための減速加速度A2(A2>A1)を算出する。一時停止制御部12は、算出した減速加速度A2を第3の減速指令としてブレーキECU7に送信する。ブレーキECU7は、一時停止制御部12からの減速指令に従って自車両Aを減速させて停止させる(S11)。その後、運転支援装置1はステップS15に移行する。
図4及び図5に示されるように、ステップS6において、先行車両検出部11が判断時間T1の経過後にも先行車両Bが存在すると判断した場合、先行車両検出部11は、自車両Aはクルーズコントロール機能により先行車両Bに対する追従制御が行われていると判断する(S12)。この場合、自車両Aは、追従制御により先行車両Bの挙動に応じて減速を行い、停止する(S13)。
一時停止制御部12は、追従制御によって自車両Aが停止した場合、エンジンECU8にアクセル操作無効化指令を送信する。エンジンECU8は、アクセルスロットル9をOFF状態にして、運転者によるアクセル操作を無効にする(S14)。その後、運転支援装置1はステップS15に移行する。
ステップS15において、一時停止制御部12は、ブレーキECU7にブレーキロック指令を送信する。ブレーキECU7は、制動装置をロック状態にして、自車両Aを停止状態にする。一時停止制御部12は、自車両Aの停止時から所定の停止状態維持時間T2が経過した後に、ブレーキECU7に速度制限指令を送信する。ブレーキECU7は、制動装置のロック状態を解除すると共に、制動装置を制御して、自車両Aが所定の制限速度V(例えば3km/h)を越えないように速度制限を設定する(S16)。
その後、一時停止制御部12は、確認動作判断部13に確認動作判断開始信号を送信する(S17)。確認動作判断部13は、一時停止制御部12から確認動作判断開始信号を送信されると、運転者撮像用カメラ6から送信された顔画像情報に基づき、運転者が顔を左へ向け、右へ向け、また左へ向ける確認動作を行ったか否かを判断する(S18)。
確認動作判断部13は、運転者が確認動作を行ったと判断した場合、エンジンECU8にアクセル操作有効化指令を送信する。エンジンECU8は、アクセルスロットル9をON状態にして、運転者によるアクセル操作を有効化する(S19)。その後、ステップS1に戻り、以上の動作を繰り返す。
このように、運転支援装置1では、交差点P入口の一時停止線Sの手前で運転者によるアクセル操作が無効化され、一時停止後に運転者が所定の確認動作を行うと運転者によるアクセル操作が有効化される。従って、この運転支援装置1によれば、一時停止後アクセル操作による加速の前に運転者に確認動作を確実に行わせることができるため、交差点のより安全な通行を実現することが可能になる。
また、この運転支援装置1では、一時停止線Sの手前で停止した後、所定の停止状態維持時間T2が経過するまで自車両Aの停止状態を維持する。その結果、停止直後のクリープなどによる前進を禁止して、確実に車両を停止させることができる。また、自車両Aの速度や自車両Aと一時停止線Sとの距離に応じて、状況に適した減速制御を行うため、運転者の感覚にあった運転支援が可能となる。また、一時停止線Sの位置はナビゲーションシステム3の地図データベースを利用したが、車両前方に設けたカメラによって一時停止線Sを検出して停止距離を算出してもよい。また、一時停止線Sを通過したときの一時停止線位置情報をナビゲーションシステム3の地図データベースに記憶させて使用することもできる。
更に、この運転支援装置1によれば、運転者のアクセル操作を無効化しても、自車両Aはクリープによる移動が可能なため、一時停止線Sの停止位置において交差点Pの交通状況が十分確認できない場合であっても、運転者が確認可能な位置まで自車両Aを緩やかに前進させることができる。そして、ブレーキECU8による速度制限が設定されることで、クリープによって自車両Aが加速しすぎることを防止することができ、交差点のより安全な通行を支援することが可能になる。
また、運転支援装置1は、運転者の顔を撮像する運転者撮像用カメラ6を備えているので、運転者が顔を左右に動かして周囲を見るなどの確認動作を容易に検出することができる。そして、運転者が顔を左へ向け、右へ向け、また左へ向ける動作を確認動作とすることで、交差点の左側から来る歩行者や自転車などの交通弱者に対しても運転者に十分な注意を払わせることができ、交差点のより安全な通行を支援することができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、運転支援装置1は、ブレーキECU8やクルーズコントロール機能による停止ではなく、運転者の制動操作による停止に対しても適用できる。この場合、運転支援装置1は、上記実施形態におけるS15〜S19の工程を行う態様であればよい。
また、運転者支援装置1は、他車両と通信を行うための車々間通信部を有していてもよい。この場合、車々間通信により先行車両Bの挙動を判断することが可能となる。
また、確認動作は、運転者が顔を左へ向け、右へ向け、また左へ向ける動作に限られず、左右一回ずつの確認であってもよい。また、確認動作は、運転者の視線の動きから検出されてもよい。
本発明に係る運転支援装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。 交差点周辺の平面図である。 自車両と一時停止線との間に先行車両が存在し、かつT1秒後に先行車両が一時停止線を通過する場合を示す平面図である。 自車両と一時停止線との間に先行車両が存在し、かつT1秒後に先行車両が一時停止線の手前で停止する場合を示す平面図である。 図1の運転支援装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1…運転支援装置、2…GPS受信機、3…ナビゲーションシステム(一時停止位置検出手段)、4…ミリ波レーダ、5…車速センサ、6…運転者撮像用カメラ(撮像手段)、7…ブレーキECU(停止状態維持手段)、8…エンジンECU(アクセル操作無効化手段,アクセル操作有効化手段)、9…アクセルスロットル、10…運転支援ECU、11…先行車両検出部、12…一時停止制御部、13…確認動作判断部(確認動作検出手段)、A…自車両、B…先行車両、S…一時停止線、P…交差点、Y…横断歩道。

Claims (4)

  1. 運転者による車両の運転を支援する運転支援装置であって、
    交差点入口の一時停止線の位置を検出する一時停止線検出手段と、
    前記一時停止線の手前において前記運転者によるアクセル操作を無効化するアクセル操作無効化手段と、
    前記一時停止線における前記車両の停止後、前記運転者が前記交差点周囲の交通状況を確認するための所定の確認動作を検出する確認動作検出手段と、
    前記確認動作検出手段による前記確認動作の検出後、前記運転者によるアクセル操作を有効化するアクセル操作有効化手段と、
    を備えることを特徴とする運転支援装置。
  2. 前記一時停止線における前記車両の停止時から所定の停止状態維持時間が経過するまで、前記車両の停止状態を維持する停止状態維持手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載の運転支援装置。
  3. 前記確認動作検出手段は、前記運転者の顔を撮像する撮像手段を有していることを特徴とする請求項1又は2記載の運転支援装置。
  4. 前記アクセル操作無効化手段は、前記車両のアクセルスロットルが閉じられた状態に維持することで、前記運転者によるアクセル操作を無効化し、
    前記アクセル操作有効化手段は、前記車両のアクセルスロットルが前記運転者によるアクセル操作に応じて開閉される状態にすることで、前記運転者によるアクセル操作を有効化することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の運転支援装置。
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