JP2010048040A - 手摺支柱の取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】表面に防水層が設けられたコンクリート躯体に手摺支柱を取り付けるにあたり、防水層とアンカー棒との間の水密性を高め得る手摺支柱の取付構造を提供する。
【解決手段】表面に防水層6が設けられたコンクリート躯体5に手摺支柱1を取り付ける手摺支柱1の取付構造であって、手摺支柱1内に固定してその下端から突出させた室内側と室外側の一対のアンカー棒8,8を、防水層6からコンクリート躯体5に穿設したアンカー用穴9,9に埋め込んで接着用樹脂により根固めすると共に、両アンカー棒8,8にはシールパッキン11とこのパッキン11を上から押えるワッシャー12と締付用のナット13とを取り付け、ナット13を締め付けることによりワッシャー12及びシールパッキン11を介して防水層6のアンカー用穴9とアンカー棒8との間を水密シールする。
【選択図】図2

Description

本発明は、建物の屋上等のコンクリートスラブのように表面に防水層が設けられたコンクリート躯体に設置される手摺りに関するもので、特にその手摺りの手摺支柱の取付構造に関する。
従来における手摺支柱の取付構造として、例えば特許文献1に記載されたものがある。この取付構造は、アルミ押出形材からなる手摺支柱のボルトネジ棒ねじ込み筒に一対のアンカーボルトの夫々一端部側をねじ込むことにより固定して、その他端側を手摺支柱の下端から突出させ、しかして両アンカーボルトの突出端部側を夫々、防水層からコンクリート躯体に穿設した一対のアンカー用穴に埋め込んで接着用樹脂により根固めすることによって、手摺支柱をコンクリート躯体に直立状態に取り付け固定するものである。このような取付構造によれば、手摺支柱の取付施工がきわめて簡単且つ容易となって、施工費の低減化を図ることができる。
特開2005−226376号公報
ところで、建物屋上等のコンクリートスラブのように表面に防水層が設けられたコンクリート躯体に手摺支柱を取り付ける場合に、アンカー用穴は、防水層からコンクリート躯体にわたるように穿設されるため、防水層に設けたアンカー用穴部とアンカー棒との間から雨水等が、アンカー用穴内にさらには防水層とコンクリート層との間に入り込み易くなって、防水層の機能が損なわれることになる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、表面に防水層が設けられたコンクリート躯体に手摺支柱を取り付けるにあたって、防水層とアンカー棒との間の水密性を高めることができる手摺支柱の取付構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明は、表面に防水層6が設けられたコンクリート躯体5に手摺支柱1を取り付ける手摺支柱1の取付構造であって、
手摺支柱1内に固定してその下端から突出させた室内側と室外側の一対のアンカー棒8,8を、防水層6からコンクリート躯体5に穿設したアンカー用穴9,9に埋め込んで接着用樹脂10により根固めすると共に、両アンカー棒8,8にはシールパッキン11とこのパッキン11を上から押えるワッシャー12と締付用のナット13とを取り付け、ナット13を締め付けることによりワッシャー12及びシールパッキン11を介して防水層6のアンカー用穴9とアンカー棒8との間を水密シールするようにしたことを特徴とする。
請求項2は、請求項1に記載の手摺支柱の取付構造において、一対のアンカー棒8,8は、手摺支柱1内に長さ方向スライド可能に挿入されるアンカー取付部材16に取り付け固定されて、その下端から突出され、このアンカー取付部材16は、手摺支柱1の下端部内の所要位置にビス22,23により固定されるようになっていることを特徴とする。
請求項3は、請求項1又は2に記載の手摺支柱の取付構造において、各アンカー棒8はネジ棒からなり、アンカー取付部材16はアルミ押出型材からなるもので、各アンカー棒8はアンカー取付部材16内に設けられたネジ棒ねじ込み筒14にねじ込まれるようになっていることを特徴とする。
請求項4は、請求項1〜3の何れかに記載の手摺支柱の取付構造において、シールパッキン11は一対のアンカー棒挿通孔19,19を設けたメガネ形パッキン11Wからなることを特徴とする。
請求項5は、請求項1〜3の何れかに記載の手摺支柱の取付構造において、ワッシャー12は一対の アンカー棒挿通孔20,20を設けたメガネ形ワッシャー12Wからなることを特徴とす る。
請求項6は、請求項1〜5の何れかに記載の手摺支柱の取付構造において、手摺支柱1の下端部に、この手摺支柱1の下部とコンクリート躯体5表面の防水層6との間を覆う足元カバー21を設けてなることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の手摺支柱1の取付構造によれば、ナット13を締め付けることにより、ワッシャー12Wを介してシールパッキン11Wがコンクリート躯体5表面の防水層6に押し付けられて、防水層6のアンカー用穴部9aと、アンカー用穴9内に挿入されたアンカー棒8との間が積極的に水密シールされ、それによりアンカー用穴9内への雨水等の浸入が阻止され、躯体内部へ浸水が阻止され、従って建物内部への漏水が防止される。また手摺支柱1の下端からは室内側と室外側とに位置する一対のアンカー棒8,8を突設しているから、手摺りTの使用時に、手摺りが受ける風圧によって手摺支柱1に対しこれと直交する室内外方向の外力が作用しても、その外力を室内外両側のアンカー棒8,8が有効に支持し、その外力による手摺支柱1の倒れを防止できる。
請求項2に記載のように、一対のアンカー棒8,8は、手摺支柱1に対し直接取り付けるのではなく、手摺支柱1内に長さ方向スライド可能に挿入されるアンカー取付部材16に取り付けて固定し、その下端から突出させたものであって、このアンカー取付部材16を手摺支柱1の下端部内の所要位置にビス22,23によって固定するようにしたから、アンカー取付部材16を手摺支柱1に対しスライド調整することにより、手摺支柱1下端からのアンカー棒8の突出長さを変更調整することができるし、手摺支柱1の内周面とこれに対しスライド可能に挿入されるアンカー取付部材16との間の微小隙間を利用して、手摺支柱1側の適当箇所からビスをねじ込んでアンカー取付部材16の適当箇所を圧接することにより、手摺支柱1の取付姿勢を正常な鉛直姿勢に修正することができる。
請求項3に記載のように、各アンカー棒8はネジ棒からなるもので、アルミ押出型材からなるアンカー取付部材16のネジ棒ねじ込み筒14にねじ込んで取付け固定するようにしたから、アンカー棒8の取付けが簡単容易となる。
請求項4に記載のように、シールパッキン11として、一対のアンカー棒挿通孔19,19を設けたメガネ形パッキン11Wからなるものを使用すれば、パッキンの取付作業が容易となる。
請求項5に記載のように、ワッシャー12として、一対のアンカー棒挿通孔20,20を設けたメガネ形ワッシャー12Wを使用することにより、ワッシャーの取付作業が容易となる。
請求項6に記載のように、手摺支柱1の下端部に、手摺支柱1の下部とコンクリートスラブ5表面の防水層6との間を覆う足元カバー21を設けたことにより、手摺支柱1の下端から突出して露出するアンカー棒8、シールパッキン11及びナット13を足元カバー21によって隠蔽でき、外観上の体裁を良くすることができる上に、手摺支柱1の下端部への浸水を防ぎ、アンカー棒8及びナット13の腐食を極力抑えることができる。
以下に本発明の好適な一実施形態を図面に基づいて説明すると、図1は建物屋上のコンクリートスラブ上に設置された本発明に係る手摺りを室内側(屋上の内側)から見た概略正面図、図2は図1のX−X線拡大断面図、図3の(a) は図2のY−Y線断面図、(b) は図2のZ−Z線断面図、(c) はメガネ形ワッシャーを示す平面図、(d) はメガネ形パッキンを示す平面図である。
ここに示す手摺りTは、建物屋上の外周に設けられたパラペット7の内側に沿って屋上コンクリートスラブ5上に設置されたもので、複数の手摺支柱1と、対向する手摺支柱1,1間に固定され、横方向に延びる上下の横桟2,3と、上下の横桟2,3間に所要間隔おきに配設される多数の手摺り子4とから構成される。コンクリートスラブ5の表面には例えばアスファルトからなる防水層6が設けられている。
本発明に係る手摺支柱1の取付構造は、表面に防水層6が設けられた屋上コンクリートスラブ5に手摺支柱1を取り付ける構造であって、手摺支柱1内にアンカー取付部材16を介して固定してその下端から突出させた室内側と室外側の一対のアンカー棒8,8を、防水層6からコンクリートスラブ5に穿設したアンカー用穴9に埋め込んで接着用樹脂10によって根固めすると共に、両アンカー棒8,8には夫々シールパッキン11とこのパッキン11を上から押えるワッシャー12と締付用のナットと13を取り付け、しかしてナット13を締め付けることにより、ワッシャー12及びシールパッキン11を介して防水層6のアンカー用穴部9aとアンカー棒8との間を水密シールするようにしたものである。
上記取付構造について更に詳しく説明すれば、先ず、手摺支柱1は、図3の(a) 及び図5に示すような断面長方形の中空角筒状アルミ押出形材からなるもので、長辺側側壁1aの内側面の両端部にビスポケット15aが、その中間部には複数条の小凸条部15bが、また短辺側側壁1bに複数条の小凸条部15bが夫々軸方向全長にわたって一体形成されている。
このアルミ押出形材からなる手摺支柱1内には、図6に示すように、室内側及び室外側の一対のアンカー棒8,8を下端から所要長さ突出するように取り付け固定したアンカー取付部材16が挿入固定されている。このアンカー取付部材16は、断面が概ね長方形のアルミ押出形材からなるもので、図5から分かるように、その短辺側端面16bが手摺支柱1の短辺側側壁1bの内側面の小凸条部15bとの間に僅かに隙間を形成する状態で、手摺支柱1内に長さ方向スライド可能に挿入されていて、図2に示すように、両アンカー棒8,8が手摺支柱1の下端から突出する状態で手摺支柱1の下端部内の所要位置に複数のビス22,23によって固定されるようになっている。
各アンカー棒8は、鋼棒の外周面にネジが切られたネジ棒でネジ棒(ボルト)からなるもので、図6に示すように断面が概ね長方形のアルミ押出形材からなるアンカー取付部材16のネジ棒ねじ込み筒14にねじ込まれ、このアンカー取付部材16の下端から所要長さ突出するようになっている。このネジ棒ねじ込み筒14へのアンカー棒8のねじ込みは、ねじ込み工具を使用して行う。
シールパッキン11は、ゴム材や軟質合成樹脂材により形成されたもので、図3の(d) に示すように、一対のアンカー棒挿通孔19,19を設けたメガネ形パッキン11Wからなり、両アンカー棒挿通孔19,19は、手摺支柱1の下端から突出する室内外両アンカー棒8,8の芯間距離と同じ中心間距離をもつように穿設され、そして各アンカー棒挿通孔19はアンカー棒8の外径と同じか又はそれより僅かに小さい内径に形成される。
ワッシャー12は、ステンレス等の金属製のもので、図3の(c) に示すように、一対のアンカー棒挿通孔19,19を設けたメガネ形ワッシャー12Wからなり、両アンカー棒挿通孔20,20は、室内外両アンカー棒8,8の芯間距離と同じ中心間距離をもつように穿設され、そして各アンカー棒挿通孔20は、アンカー棒8の外径より僅かに大きい内径に形成される。
また図1〜図3に示すように、手摺支柱1の下端部には、この手摺支柱1の下部とコンクリートスラブ5の表面の防水層6との間を覆う足元カバー21が設けられている。この足元カバー21は、塩化ビニル等の合成樹脂により角錐台形状に一体形成されたもので、上面側には手摺支柱1の横断面形状より僅かに大きい方形状の開口部21aが形成され、下端面は開放状態となっている。また、上面側開口部21aには、その周辺に沿ってシール用コーキング材17を装填する凹段部21bが周設され、また下端面外周部にもシール用コーキング材17を装填する凹段部21cが周設されている。
次に、上記のように表面に防水層6が設けられた屋上コンクリートスラブ5上に手摺りTを立設するにあたっての手摺支柱1の取付手順について説明する。
先ず、アルミ押出形材からなるアンカー取付部材16のネジ棒ねじ込み筒14,14に一対のアンカー棒8,8の夫々の一端部側を所要長さだけねじ込んで、その他端部側を、アンカー取付部材16の下端から突出させて、図6に示すような状態のアンカー取付部材16を手摺支柱1内にその下端部から挿入し、アンカー取付部材16の下端が手摺支柱1の下端にほぼ位置した状態で、図2に示すように、手摺支柱1の短辺側側壁1bの所要箇所からビス22,23をアンカー取付部材16の短辺側側壁部にねじ込むことによって、アンカー取付部材16を手摺支柱1に対し固定する。
一方、コンクリートスラブ5上の支柱取付位置には、その表面の防水層6から、室内側及び室外側の一対のアンカー用穴9,9を穿設し、そして各アンカー用穴9に、エポキシ樹脂のような熱可塑性樹脂からなる好ましくは速乾性の接着用樹脂10を充填する。
また、手摺支柱1から突出した室内外両アンカー棒8,8をアンカー用穴9,9に挿入するのに先立って、手摺支柱1の下端部には足元カバー21を嵌め込んで取り付け、両アンカー棒8,8には夫々ナット13を螺合し、このナット13の下側にメガネ形のワッシャー12W及びシールパッキン11Wを挿通させておく。
しかして、接着用樹脂10を充填した支柱取付位置の室内外両アンカー用穴9,9に、手摺支柱1の下端から突出した室内側及び室外側両アンカー棒8,8を所要深さまで挿入して埋め込み、接着用樹脂10が固化してアンカー用穴9,9内に根固めした後、ナット13を締め付けることによりワッシャー12Wを介しシールパッキン11Wを防水層6に押し付け、それによって防水層6のアンカー用穴部9aと、アンカー用穴9内に挿入されたアンカー棒8との間を水密シールする。
この時、即ち接着用樹脂10が固化してアンカー棒8がアンカー用穴9,9内に根固めされた状態にある時、手摺支柱1が正常な鉛直姿勢に対し傾いているような場合は、前記ビス22,23を一旦取り外して、手摺支柱1を鉛直姿勢に修正しながら再びビス22,23をアンカー取付部材16の所要箇所に対してねじ込むか、あるいは当初のビスねじ込み箇所とは別の箇所から適当な長さのビスをねじ込んで、手摺支柱1に対するアンカー取付部材16の挿入角度を微妙に調整することにより、手摺支柱1を正常な鉛直姿勢に修正することができる。いずれにしても、手摺支柱1の内周面とこれに対しスライド可能に挿入されるアンカー取付部材16との間の微小隙間を利用して、手摺支柱1側の適当箇所からビスをねじ込んでアンカー取付部材16の適当箇所を圧接固定することによって、手摺支柱1の取付姿勢を修正することができる。
その後、足元カバー21を防水層6に接地するように引き下ろして、図2に示すように上面側開口部16a側の凹段部16b及び下端面外周部の凹段部16cに夫々コーキング材17を装填し、手摺支柱1の下端部と防水層6との間をシールする。
上記のような取付装置によれば、ナット13を締め付けることによりワッシャー12Wを介してシールパッキン11Wが防水層6に押し付けられ、それによって防水層6のアンカー用穴部9aと、アンカー用穴9内に挿入されたアンカー棒8との間が積極的に水密シールされ、それによってまたアンカー用穴9内への雨水等の浸入が阻止され、コンクリートスラブ5内部への浸水が阻止され、従って建物内部への漏水が防止される。
また、手摺支柱1の下端から室内側と室外側とに位置する一対のアンカー棒8,8を突設しているから、手摺りTの使用時に、手摺りTが受ける風圧によって手摺支柱1に対しこれと直交する室内外方向の外力が作用しても、その外力を室内外両側のアンカー棒8,8が有効に支持し、その外力による手摺支柱1の倒れを防止することができる。
さらに、手摺支柱1の下端部に、手摺支柱1の下部とコンクリートスラブ5表面の防水層6との間を覆う足元カバー21を設けたことにより、手摺支柱1の下端から突出して露出するアンカー棒8、シールパッキン11及びナット13を足元カバー21によって隠蔽でき、外観上の体裁を良くすることができる上に、手摺支柱1の下端部への浸水を防止でき、アンカー棒8及びナット13の腐食を極力抑えることができる。
図2、図3に示す実施形態では、シールパッキン11は一対のアンカー棒挿通孔19,19を設けたメガネ形パッキン11Wからなるものであり、またワッシャー12は一対のアンカー棒挿通孔20,20を設けたメガネ形ワッシャー12Wからなるものであるが、シールパッキン11は、図4の(c) に示すように各アンカー棒8に夫々1つずつ取り付ける普通のシングルパッキン11Sを使用してもよく、またワッシャー12も、図4の(a) 及び(b) に示すように各アンカー棒8に夫々1つずつ取り付ける普通のシングルワッシャー12Sを使用してもよい。
但し、図2、図3に示す実施形態のように、シールパッキン11として、一対のアンカー棒挿通孔19,19を設けたメガネ形パッキン11Wからなるものを使用すれば、パッキンの取付作業が容易となり、またワッシャー12としても、一対のアンカー棒挿通孔20,20を設けたメガネ形ワッシャー12Wを使用することにより、ワッシャーの取付作業が容易となる。
建物屋上のコンクリートスラブ上に設置された本発明に係る手摺りを室内側(屋上の内側)から見た概略正面図である。 図1のX−X線拡大断面図である。 (a) は図2のY−Y線断面図、(b) は図2のZ−Z線断面図、(c) はメガネ形ワッシャーを示す平面図、(d) はメガネ形パッキンを示す平面図である。 シールパッキン及びワッシャーとして、シングルパッキン及びシングルワッシャーを使用した場合の図3の(b) と同様な断面図、(b) はシングルワッシャーを示す平面図、(c) はシングルパッキンを示す平面図である。 図2のV−V線断面図である。 一対のアンカー棒を取り付けたアンカー取付部材を示す斜視図である。
符号の説明
1 手摺支柱
5 コンクリートスラブ(コンクリート躯体)
6 防水層
8 アンカー棒
9 アンカー用穴
10 接着用樹脂
11 シールパッキン
11W メガネ形シールパッキン
12 ワッシャー
12W メガネ形ワッシャー
13 ナット
14 ネジ棒ねじ込み筒
16 アンカー取付部材
21 足元カバー

Claims (6)

  1. 表面に防水層が設けられたコンクリート躯体に手摺支柱を取り付ける手摺支柱の取付構造であって、
    手摺支柱内に固定してその下端から突出した室内側及び室外側の一対のアンカー棒を、防水層からコンクリート躯体に穿設した室内側及び室外側の一対のアンカー用穴に埋め込んで接着用樹脂により根固めすると共に、両アンカー棒にはシールパッキンとこのパッキンを上から押えるワッシャーと締付用のナットとを取り付け、ナットを締め付けることによりワッシャー及びシールパッキンを介して防水層のアンカー用穴部とアンカー棒との間を水密シールするようにした手摺支柱の取付構造。
  2. 一対のアンカー棒は、手摺支柱内に長さ方向スライド可能に挿入されるアンカー取付部材に取り付け固定されて、その下端から突出され、このアンカー取付部材は、手摺支柱の下端部内の所要位置にビスにより固定されるようになっている請求項1に記載の手摺支柱の取付構造。
  3. 各アンカー棒はネジ棒からなり、アンカー取付部材はアルミ押出型材からなるもので、各アンカー棒はアンカー取付部材内に設けられたネジ棒ねじ込み筒にねじ込まれるようになっている請求項1又は2に記載の手摺支柱の取付構造。
  4. シールパッキンは一対のアンカー棒挿通孔を設けたメガネ形パッキンからなる請求項1〜3の何れかに記載の手摺支柱の取付構造。
  5. ワッシャーは一対のアンカー棒挿通孔を設けたメガネ形ワッシャーからなる請求項1〜3の何れかに記載の手摺支柱の取付構造。
  6. 手摺支柱の下端部に、この手摺支柱の下部とコンクリート躯体表面の防水層との間を覆う足元カバーを設けてなる請求項1〜5の何れかに記載の手摺支柱の取付構造。
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