JP2010047194A - ウェザストリップの型成形部 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘッダーに装着される第1の押出成形部と、フロントピラーに装着される第2の押出成形部と、両押出成形部と一体成形され、ルーフサイドウェザストリップ端との間より入り込んだ水を受ける水受リップを備えた型成形部とを有するコンバーチブル車用ウェザストリップの型成形部において、第1の押出成形部から流入する水と、水受リップから排水穴を通って排出される水が排水穴の出口で集中することによる、排水穴での逆流を防ぎ、車内への水漏れを防止する。
【解決手段】排水穴21の手間より押出成形部5に向かって傾斜するリブ32を形成し、該リブ32はサイドガラス6を閉じたとき、中空状部内壁に接触する第1の押出成形部3から流入する水W1は、リブ32に誘導されて排水穴21を迂回し、排水穴21の出側に水が集中しないようにする。
【選択図】図6

Description

本発明は、コンバーチブル車のフロントピラーとヘッダーに装着されるウェザストリップに関し、ことにルーフ閉時にルーフサイドウェザストリップと接続される前記ウェザストリップの型成形部に関する。
図2は、図1に示すコンバーチブル車のa部におけるウェザストリップを示すもので、型成形部1はヘッダー2に装着される押出成形部3と、フロントピラー4に装着される押出し成形部5とに一体成形され、中間部には、ルーフ7閉時に図示しないルーフサイドウェザストリップの前端が接触して接続される接続部8を備えている。図中、三角印は黒く塗り潰した部分の側が型成形部、塗り潰さない黒枠部分の側が押出成形部を示している。以下の図においても同じである。
型成形部1は前記接続部8より押出成形部3側が図3に示すように、芯材11を埋設した略U形断面の取付基部12と、該取付基部12の一側に突出形成される中空状のシール部13a、13bを有し、取付基部12は押出成形部3の取付基部と共にヘッダー2のフランジ2aに差込んで取付けられ、中空状のシール部13a、13bはルーフ7閉時に押出成形部3の中空シール部3a、3bと共にルーフ前縁に弾接し、ルーフ前縁との間をシールする機能を有している。そして中空シール部3a、3b間に入り込んだ図2の符号W1で示す水は、取付基部12上を伝い、排水口9より後述の中空状部15内に入って押出成形部5の中空部5a内を通り、車外に排出されるようになっている。
前記接続部8に続く型成形部1の押出成形部5側は、図4に示すように中空状部15と、該中空状部15との間に差込み溝16を形成するリップ17と、該リップ17の外側に設けられる水受けリップ18を有し、フロントピラー4のフランジ4aに前記差込溝16と、押出成形部5に形成される差込溝19を差込んで取付けられるようになっており、中空状部15はサイドガラス6を閉じたとき、押出成形部5の中空部5aとともにサイドガラス前縁に弾接してサイドガラス前縁との間をシールするようになっている。
水受リップ18は押出成形部5との接続部分より接続部8に向かい、該接続部8より延出して形成されており、ルーフ閉時には、ルーフサイドウェザストリップの前端に下方より当てがわれ、ルーフサイドウェザストリップ前端との間より入り込んだ水やルーフから垂れてきた水を受けることができるようにしてあり、受け止められた水は図2の符号W2で示すように水受リップ18を伝い、水受リップ端において中空状部15に開口する排水穴21より中空状部15内に流入するようになっている。
前述する構造を備えたタイプのウェザストリップが下記特許文献1に開示されている。
特開2006−306355号(図2)
排水口9より中空状部5に流入した水W1は、図5に点線で示すように排水穴21が開口する側の中空状部15内を流れるが、排水穴21の形状によって、或いはまた水W1及び水W2の水嵩が増し、これらが合流する排水穴2の出側に水W1及びW2が集中すると、排水穴から水が逆進し、図5の細い実線で示すように車内へ水が漏れ出ることがある。
本発明は、前述する従来のウェザストリップの型成形部において生ずる問題、すなわち排水穴から水が逆流して車内への水漏れを生ずる、といった問題を解消することを目的とする。
請求項1に係わる発明は、ヘッダーに装着され、ルーフ閉時にルーフ前縁に弾接してルーフとの間をシールする中空シール部を備えた第1の押出成形部と、フロントピラーに装着され、サイドガラス閉時にサイドガラス前端面に弾接してサイドガラスとの間をシールする中空部を備えた第2の押出成形部と、前記第1及び第2の押出成形部と一体成形され、ルーフ閉時にルーフサイドウェザストリップの前端が接触して接続される接続部を備えた型成形部からなり、該型成形部は前記第1の押出成形部から流入する水が通される中空状部と、ルーフを閉じたとき前記接続部とルーフサイドウェザストリップ前端との間より入り込んだ水を受ける水受リップと、該水受リップで受けられた水を前記中空状部に排出する排出穴を有する、コンバーチブル車用のウェザストリップにおける前記型成形部であって、前記中空状部内には第1の押出成形部から流入する水が排水穴を迂回して流れるように誘導するガイドが形成されることを特徴とする。
請求項2に係わる発明は、請求項1に係わる発明のガイドが排水穴のヘッダー側手前より第2の押出成形部に向かって傾斜或いは湾曲して排水穴を塞がないように形成されるリブであり、該リブはサイドガラス閉時にサイドガラスに当たって変形する中空状部内壁に接触することを特徴とする。
請求項1に係わる発明によると、第1の押出成形部から流入する水はガイドにより排水穴を迂回して流れ、ガイドに遮られて排水穴に流入するのが阻止されるため、排水孔出側に水が集中して排水穴から水が逆流するのを防ぎ、逆流による水漏れを防ぐことができる。
請求項2に係わる発明によると、サイドガラス閉時にはリブが中空状部内壁に接触することにより水がリブを乗り越えて排水穴に流入するのを防ぎ、逆流による水漏れをより確実に防ぐことができる。
以下、本発明の実施形態のウェザストリップの型成形部の構造について図面により説明する。図中、図2〜図5に示す従来の型成形部1と同一構造部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
図6は図5と同様、ウェザストリップの型成形部31と、第2の押出成形部としての押出成形部5の連結部分を示すものであり、図7は、図6のC−C線において、前記連結部分を横方向に切断したときの要部の横断面、図8は、図4と同様、前記型成形部31をフロントピラー4のフランジ4aに差込んで取付けたときの図2のB−B線における縦断面を示している。
本実施形態の型成形部31が前述する従来の型成形部1と構造を異にする点は、リップ17と共に差込溝16を形成する中空状部15の内壁に、排水穴21のヘッダー側手前より第2の押出成形部である押出成形部5に向かって傾斜するガイドであるリブ32を形成したことで、該リブ32は排水穴近くの一部が図8に示すように、サイドガラス6を閉じて中空状部15が変形したとき、中空状部内壁に接触するようになっている。リブ32を形成する以外は従来の型成形部1と変わりがないため、詳細な説明は省略する。
本実施形態の型成形部31によると、押出成形部3の中空シール部3a、3b間に入り込んだ水W1は、排水口9を通って図6の点線で示すように中空状部15に入り、リブ32に誘導されて排水穴21を迂回し、リブ32端に達したのち水受リップ18から流入する水W2合流するようになり、排水穴21の出側に水が集中して排水穴から水が逆流するようなことがない。また水W1の流量が多くなってもリブの一部が排水穴近くで中空状部15に接触するため、水W1がリブの一部に遮られて排水穴21の出側に流入するのを防ぎ、排水穴からの水の逆流を防ぐことができる。
オープンカーの要部の外観を示す斜視図。 図1のa部に装着されるウェザストリップの正面図。 図2のA−A線における取付構造の断面図。 図2のB−B線における従来の取付構造の断面図。 型成形部と押出成形部の連結部分の従来例を示す図。 本発明に係わる押出成形部の連結部分の従来例を示す図。 図6のC−C線における横断面図。 図6のD−D線における縦断面図。
符号の説明
1、31・・型成形部
2・・ヘッダー
2a、4a・・フランジ
3・・(第1の)押出成形部
3a、3B・・中空シール部
4・・フロントピラー
5・・(第2の)押出成形部
5a・・中空部
6・・サイドガラス
7・・ルーフ
8・・接続部
9・・排水口
11・・芯材
12・・取付基部
13a、13b・・中空状のシール部
15・・中空状部
16、19・・差込溝
17・・リップ
18・・水受リップ
21・・排水穴
32・・リブ

Claims (2)

  1. ヘッダー2に装着され、ルーフ7閉時にルーフ7前縁に弾接してルーフ7との間をシールする中空シール部3a、3bを備えた第1の押出成形部3と、フロントピラー4に装着され、サイドガラス6閉時にサイドガラス前端面に弾接してサイドガラス6との間をシールする中空部5aを備えた第2の押出成形部5と、前記第1及び第2の押出成形部3、5と一体成形され、ルーフ閉時にルーフサイドウェザストリップの前端が接触して接続される接続部8を備えた型成形部31からなり、該型成形部31は前記第1の押出成形部3から流入する水が通される中空状部15と、ルーフ7を閉じたとき前記接続部8とルーフサイドウェザストリップ前端との間より入り込んだ水を受ける水受リップ18と、該水受リップ18で受けられた水を前記中空状部15に排出する排出穴21を有する、コンバーチブル車用のウェザストリップにおける前記型成形部31であって、前記中空状部15内には第1の押出成形部3から流入する水が排水穴21を迂回して流れるように誘導するガイド32が形成されることを特徴とするウェザストリップの型成形部。
  2. 前記ガイドが排水穴21のヘッダー側手前より第2の押出成形部5に向かって傾斜或いは湾曲して排水穴21を塞がないように形成されるリブ32であり、該リブ32はサイドガラス閉時にサイドガラス6に当たって変形する中空状部内壁に接触することを特徴とする請求項1記載のウェザストリップの型成形部。
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