JP5476154B2 - ドアウェザーストリップ - Google Patents
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Description
リアドア2のウェザーストリップ6は、図6及び図7に示すように、ドア2のルーフ側に取付けられる上部押出成形部7とドア2のロアー側に取付けられる下部押出成形部8とが、ドアコーナー部で型成形接続されてなるものである。図6における斜線は、上部押出成形部7と下部押出成形部8とを型成形接続する型成形部9を示す。また、図7においては、それに記載した二つの白黒三角印の黒側を型成形部9、白側を押出成形部(上部押出成形部7及び下部押出成形部8)としている。
また、上部押出成形部7及び型成形部9の取付基部11の車内側には、サブシール部13と背面リップ14の間から外周に延び、クリップ15を介してドアサッシュ4に取付けられるヒレ片16を備えている。
また、型成形部9の取付基部11のドアサッシュ4に接する部位の車外側端部11aと背面リップ14との間には、日東電工株式会社の製品「エプトシーラー(登録商標)」18がハイソフトスポンジ材17から連設されている。型成形部9では、押出成形部と異なりハイソフトスポンジ材17のようにドアウェザーストリップ6の成形と同時に押出成形することができないため、エプトシーラー18は、型成形された取付基部11に仕上げ加工によって接着して設定される。
ここで、型成形部9において、上部押出成形部7の背面リップ14、型成形部9の背面リップ14、下部押出成形部8の背面リップ14は順に繋がっており、一連のリブ19が形成されている。
これに対応するために、このようなデザインの車両では、エプトシーラー18をドア2のウエスト部2aまで延長することで凹部20を延長し、水Wを凹部20からオーバーフローさせない方法がある。しかし、エプトシーラー18を延長し、エプトシーラー18を多く使用するとコスト高になってしまう。
したがって、発泡シール材を全く使用しなくてもシール機能を確保できるので、製造コストを下げることができる。また、発泡シール材を手作業で貼り付ける工程がなくなるので、製造時間も短縮できる。
さらに、型成形部において、リブを外周方向(ドア縁の外周方向)に徐々に寄せて、下部押出成形部の背面リップに繋げて上部押出成形部から下部押出成形部まで一連のリブを形成したので、上部押出成形部の背面リップとハイソフトスポンジ材との間に浸入した水が下方に流れることで、リブの外方に沿って車外に排出される。よって、側面視で上部押出成形部と下部押出成形部のなす角度が大きいデザインの車両であっても、取付基部とドアサッシュとの間に水が流れ込み難く、確実に車内外をシールすることができる。
図1、図2、図5及び図6を参照して、本発明の第一実施形態に係るドアウェザーストリップについて説明する。なお、従来例で示したものと同一部分には同一記号を付した。
リアドア2のウェザーストリップ6は、図1及び図6に示すように、ドア2のルーフ側に取付けられる上部押出成形部7と、ドア2のロアー側に取付けられる下部押出成形部8とが、ドアコーナー部Xで型成形接続されてなるものである。図6における斜線は、上部押出成形部7と下部押出成形部8とを型成形接続する型成形部9を示す。また、図1においては、それに記載した二つの白黒三角印の黒側を型成形部9、白側を押出成形部(上部押出成形部7及び下部押出成形部8)としている。
中空シール部12は、取付基部11の車内側に取付基部11と一体成形され、ドア閉時にボディパネルのドア開口周縁部に弾接して車内外をシールする中空状のメインシールである。
サブシール部13は、取付基部11の車外側かつ中空シール部12より外方に、取付基部11から突設される。このサブシール部13は、中空シール部12と同様にドア閉時にボディパネルのドア開口周縁部に弾接し、中空シール部12のシール機能を補助する。
背面リップ14は、取付基部11の車外側かつサブシール部13より取付基部11側に、取付基部11から突設される。取付基部11がドアサッシュ4に取付けられた状態において、背面リップ14はドアサッシュ4に弾接する。
ここでいうハイソフトスポンジ材17とは、高発泡のスポンジ材のことであり、具体的には比重が0.05〜0.4となるように発泡させたスポンジ材のことである。
なお、型成形部9では押出成形部7と異なり、ハイソフトスポンジ材17のようにドアウェザーストリップ6の成形と同時に発泡シール材38を成形することができないため、発泡シール材38は、型成形された取付基部11に仕上げ加工によって接着して設定される。
ここで発泡シール材38には、代表的なものとして、日東電工株式会社の製品「エプトシーラー(登録商標)」がある。このEPDM製発泡シール材38の発泡構造としては、気泡同士が接触していない独立気泡型のものや、気泡同士が一部接触してそれぞれ繋がっている半独立半連続気泡型のものがある。
また、型成形部9において、上部押出成形部7から下部押出成形部8に向かうにつれ、第二リブ31を変化始点31aから外周方向(ドア縁の外周方向)に徐々に寄せて、最終的には変化終点31bで下部押出成形部8の背面リップ14に繋げることで、上部押出成形部7から下部押出成形部8まで一連の第二リブ31が形成されている。
そして、この第一リブ14の終端14aよりも下方に第二リブ31の変化終点31bを位置させて、さらに発泡シール材38の下端38aを第二リブ31の変化終点31bよりも下方に位置させている。なお、この発泡シール材38の下端38aは、型成形部9内に位置させている。
もちろん、上部押出成形部7と下部押出成形部8のなす角度θが一般的な大きさの車両に、本実施形態に係るドアウェザーストリップ6を使用しても、確実に車内外をシールすることができる。
また、上部押出成形部7、下部押出成形部8、及び型成形部9の材料よりも設置再現性に劣る発泡シール材38の使用量を減らすこととなるので、シール性を上げることができる。
ここで、第二リブ31の変化始点31a及び変化終点31bを型成形部9内において、上部押出成形部7側にシフトさせて成形すると、より発泡シール材38の使用量を減らすことができる。
したがって、従来例に係るドアウェザーストリップ6において、エプトシーラー18をドア2のウエスト部2aまで延長しなければならないことと比べ、本実施形態に係るドアウェザーストリップ6においては、発泡シール材38の使用量が格段に少なくて済む。
次に図3と図4を参照して、本発明の第二実施形態に係るドアウェザーストリップ6を説明する。なお、第一実施形態と同一部分には同一符号を付した。
本実施形態の第一実施形態との違いは、発泡シール材38を全く使用してないことであり、その他の構成要素に関しては第一実施形態と同一である。
これによれば、発泡シール材38を全く使用しなくてもシール機能を確保できるので、製造コストを下げることができる。また、発泡シール材38を手作業で貼り付ける工程がなくなるので、製造時間も短縮できる。
また、これとは逆に、発泡シール材38の下端38aを第二押出成形部8まで延長してもよい。このように発泡シール材38を延長しても、ドア2のウエスト部2aまで延長する必要はないので、従来例に係るドアウェザーストリップ6よりはコストが低廉で済む。
2 リアドア
2a ウエスト部
3 ドアサッシュ
4 ドアサッシュ
5 ドアウェザーストリップ
6 ドアウェザーストリップ
7 上部押出成形部
8 下部押出成形部
9 型成形部
11 取付基部
11a 車外側端部
12 中空シール部
13 サブシール部
14 背面リップ(第一リブ)
14a 終端
15 クリップ
16 ヒレ片
17 ハイソフトスポンジ材
18 エプトシーラー(登録商標)
19 リブ
20 凹部
31 リブ(第二リブ)
31a 変化始点
31b 変化終点
38 発泡シール材
38a 下端
X ドアコーナー部
Claims (5)
- 自動車のドアサッシュに沿って取付けられる取付基部と、その取付基部の車内側に一体成形されドア閉時にボディパネルのドア開口周縁部に弾接して車内外をシールする中空シール部と、前記取付基部の車外側に突設され前記ドアサッシュに弾接する背面リップと、を備え、ドアコーナー部では、上部押出成形部と下部押出成形部とが型成形接続され、前記上部押出成形部の取付基部の前記ドアサッシュに接する部位の車外側端部と前記背面リップとの間にハイソフトスポンジ材を設けるドアウェザーストリップであって、
前記上部押出成形部の取付基部の前記ドアサッシュに接する部位の車外側端部にシールビード又はリップを設けてリブを形成するとともに、前記型成形部において、前記リブを外周方向に徐々に寄せて、前記下部押出成形部の背面リップに繋げて前記上部押出成形部から前記下部押出成形部まで一連のリブを形成し、前記上部押出成形部の背面リップと前記リブとの間に浸入した水を、前記リブの外方に沿わせて車外に排出することを特徴とするドアウェザーストリップ。 - 自動車のドアサッシュに沿って取付けられる取付基部と、その取付基部の車内側に一体成形されドア閉時にボディパネルのドア開口周縁部に弾接して車内外をシールする中空シール部と、前記取付基部の車外側に突設され前記ドアサッシュに弾接する背面リップと、を備え、ドアコーナー部では、上部押出成形部と下部押出成形部とが型成形接続され、前記上部押出成形部の取付基部の前記ドアサッシュに接する部位の車外側端部と前記背面リップとの間にハイソフトスポンジ材を設けるとともに、前記型成形接続された型成形部の取付基部の前記ドアサッシュに接する部位の車外側端部と前記背面リップとの間に発泡シール材を前記ハイソフトスポンジ材から連設させたドアウェザーストリップであって、
前記上部押出成形部の取付基部の前記ドアサッシュに接する部位の車外側端部にシールビード又はリップを設けてリブを形成するとともに、前記型成形部において、前記リブを外周方向に徐々に寄せて、前記下部押出成形部の背面リップに繋げて前記上部押出成形部から前記下部押出成形部まで一連のリブを形成し、前記上部押出成形部の背面リップと前記ハイソフトスポンジ材との間に浸入した水を、前記リブの外方に沿わせて車外に排出することを特徴とするドアウェザーストリップ。 - 前記上部押出成形部の背面リップから連設された前記型成形部の背面リップを前記型成形部内で消失させたことを特徴とする請求項1又は2に記載のドアウェザーストリップ。
- 前記発泡シール材の下端を、前記型成形部内にしたことを特徴とする請求項2に記載のドアウェザーストリップ。
- 前記型成形部内で消失させた背面リップの終端よりも下方に、前記発泡シール材の下端を位置するようにしたことを特徴とする請求項2又は4に記載のドアウェザーストリップ。
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