JP2004149008A - ウエザストリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的な排水を確保することの可能なウエザストリップを提供する。
【解決手段】自動車には幌2が開閉可能に設けられており、フロントピラー及びフロントガラスルーフ部に沿ってウエザストリップ13が取付けられている。ウエザストリップ13のうち、コーナー部に対応する型成形部には、水が大量に案内される。型成形部のシール部34の外周面から延びるようにして、リップ状の樋35が一体形成され、樋35の下受部が導水路となっている。樋35に案内された水は、導水路51を伝って連通孔を通って中空内部へと案内される。樋35の入口部53は拡張形成されており、ドアガラスGからの応力がかかっても入口部53の開口が確保される。また、樋35の内側面には、導水路を確保するためのスペーサが一体形成されている。かかる構成の下、効率的な排水を図ることができる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバーチブル車等に代表される天井部において幌が開閉可能に設けられた自動車のフロントピラー及びフロントガラスルーフ部に沿って取付けられるウエザストリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、コンバーチブル車等のように、天井部において幌が開閉可能に設けられた自動車にあっては、フロントピラー及びフロントガラスルーフ部に沿ってウエザストリップが取付けられる。かかるウエザストリップは、フロントピラーとフロントガラスルーフ部との境界部分に対応する部位がコーナー部となっており、該コーナー部が型成形部によって構成されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このようなウエザストリップにあっては、フロントピラーに対応する部位(ピラー部位)は、中空状のシール部を有しており、該シール部にドアガラス上端縁が当接することで、シール部が変形し、もってドアガラスとフロントピラーとの間がシールされるようになっている。また、ウエザストリップのうちフロントガラスルーフ部に対応する部位(ルーフ部位)も、中空状のシール部を有しており、該シール部に幌の前端縁が当接することで、シール部が変形し、フロントガラスルーフ部と幌との間がシールされるようになっている。
【0004】
このような構成の下で、降雨時等においては、幌との境界に相当する都合上、ウエザストリップのうちピラー部位とルーフ部位とのコーナー部には、大量の水が案内される。そこで、前記ピラー部位のシール部の中空部分(中空内部)を伝わせて、水を下方(前方)へと案内し、車外下方へと排水することが考えられる。さらに、シール部の外面のフロントピラーの上端部に対応する部位に、リップ状の樋を一体形成しておき、該樋により形成された導水路と前記シール部の中空部分とを連通することで、樋からの水を導水路と中空部分を介して下方へ案内することが考えられる。
【0005】
【特許文献1】
特許第3321634号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のように構成した場合、ドアガラスが閉じられると(最上部に位置すると)、リップ状の樋もドアガラスからの押圧力を受けることとなる。この場合において、ドアの組み付けにばらつきが生じたりすると、樋が極度に撓んでしまい、導水路が塞がれてしまうおそれがある。その結果、折角設けた樋の意義が没却されてしまい、効率的な排水が阻害されてしまうおそれがある。
【0007】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、効率的な排水を確保することの可能なウエザストリップを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
【0009】
手段1.天井部において幌が開閉可能に設けられた自動車のフロントピラー及びフロントガラスルーフ部に沿って取付けられ、少なくとも前記フロントピラーに対応する部位に、ドアガラスとの間をシールする長手方向に沿った中空状又は略中空状のシール部を有し、前記シール部の外面のフロントピラーの上端部に対応する部位に、リップ状の樋を一体形成し、かつ、該樋により形成された導水路と前記シール部の中空部分とを連通させて、樋からの水を下方へ案内可能に構成したウエザストリップであって、
前記ドアガラスが最上部に位置したときであっても、前記水の案内が妨げられないよう常に導水路を確保した構成にしたことを特徴とするウエザストリップ。
【0010】
手段1によれば、ウエザストリップの少なくともフロントピラーに対応する部位のシール部が変形することで、ドアガラスとの間がシールされる。降雨時等には、フロントピラーの上端部に対応する部位に大量に水が案内されるので、当該部位には、シール部の外面においてリップ状の樋が一体形成されている。そして、水は、該樋により形成された導水路を伝って、前記シール部の中空内部へ入り、下方に案内される。さて、手段1では、ドアガラスが最上部に位置したときであっても、常に導水路が確保され、水の案内が妨げられない。このため、効率的な排水を図ることができる。
【0011】
手段2.天井部において幌が開閉可能に設けられた自動車のフロントピラー及びフロントガラスルーフ部に沿って取付けられ、少なくとも前記フロントピラーに対応する部位に、ドアガラスとの間をシールする長手方向に沿った中空状又は略中空状のシール部を有し、前記シール部の外面のフロントピラーの上端部に対応する部位に、リップ状の樋を一体形成し、かつ、該樋により形成された導水路と前記シール部の中空部分とを連通させて、樋からの水を下方へ案内可能に構成したウエザストリップであって、
前記ドアガラスが最上部に位置したときであっても、前記導水路の入口部が塞がれないよう、該入口部を拡張形成したことを特徴とするウエザストリップ。
【0012】
手段2によれば、ウエザストリップの少なくともフロントピラーに対応する部位に設けられたシール部が変形することで、ドアガラスとの間がシールされる。降雨時等には、フロントピラーの上端部に対応する部位に水が大量に案内されるので、当該部位には、シール部の外面においてリップ状の樋が一体形成されている。そして、水は、該樋により形成された導水路を伝って、シール部の中空内部へ入り、下方に案内される。さて、手段2では、導水路の入口部が拡張形成されており、ドアガラスが最上部に位置したときであっても、導水路の入口部が塞がれない。そのため、フロントピラーの上端縁における水が効率的に入口部から導水路へと案内され、結果として効率的な排水を図ることができる。
【0013】
手段3.前記入口部は鉤状に切欠形成されていることを特徴とする手段2に記載のウエザストリップ。
【0014】
手段3によれば、導水路の入口部が鉤状に切欠形成されているため、入口部への水の案内効率が高められる。また、入口部が樋によって塞がれたりしにくい。
【0015】
手段4.前記樋の先端部若しくはその近傍、又は、前記シール部には、前記導水路を確保するためのスペーサが設けられていることを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載のウエザストリップ。
【0016】
手段4によれば、樋の先端部若しくはその近傍、又は、シール部には、スペーサが設けられている。このため、たとえ樋の先端部がドアガラスによってシール部側へ押し付けられたとしても、当該スペーサよりも基端部側においては、導水路が確保されることとなる。従って、導水路が塞がれてしまうといった事態が起こりにくく、一層効率的な排水を図ることができる。
【0017】
手段5.前記スペーサは、前記樋の長手方向に沿って設けられていることを特徴とする手段4に記載のウエザストリップ。
【0018】
手段5によれば、スペーサが樋の長手方向に沿って設けられているため、樋の長手方向に沿って導水路がより確実に確保されることとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
【0020】
図1,2に示すように、本実施の形態における自動車(コンバーチブル車)1には、その天井に対応する部位において幌2が開閉可能に設けられている。より詳しくは、幌2は、少なくともその両側縁部において、前後方向に複数に分断されたフレーム(図示略)を有しているとともに、各フレームに対応して前側から順に、前ルーフ部ウエザストリップアッセンブリ3、後ルーフ部ウエザストリップアッセンブリ4、リアクォータ部ウエザストリップ5及び両リアクォータ部ウエザストリップ5の両後端に当接されるリア部ウエザストリップ6が装着されている。幌2は、図示しないリンク機構及び駆動機構によって、各フレームの分断部分に沿って折り畳み可能に構成されている。自動車1の後部においては、前記幌2を収容するための図示しない収容スペースが設けられており、該収容スペース内に、折り畳まれた幌2が収容可能となっている。
【0021】
かかる自動車1にあって、フロントピラー11及びフロントガラスルーフ部12に沿ってフロントウエザストリップ(以下、単に「ウエザストリップ」と称する)13が取付けられている。当該ウエザストリップ13の本体部は、EPDMスポンジゴムよりなり、正面視において全体として略コ字状をなしている。そして、図中散点模様を付した部分、すなわち、フロントピラー11とフロントガラスルーフ部12との境界部分に対応する2つのコーナー部、及び、両前端部が型成形部となっており、それ以外の部分が押出成形部となっている。
【0022】
図3に示すように、ウエザストリップ13のうち、フロントピラー11に対応する部位(以下、「ピラー部位」と称する)の押出成形部は、取付基部21と、該取付基部21に一体形成された車内側側壁部22及び車外側側壁部23と、両側壁部22,23を連結する中空状のシール部24とを有している。また、車内側側壁部22からは係止突部25及びシールリップ26が延出形成されている。さらに、シール部24及び取付基部21を連結するようにブリッジ部27が一体形成されている。なお、これら係止突部25、シールリップ26及びブリッジ部27の少なくとも1つを省略することとしてもよい。
【0023】
また、図6に示すように、コーナー部に対応する型成形部にあっても、上記押出成形部と同様にして取付基部31、車内側側壁部32、車外側側壁部33及びシール部34等を備えている。さらに、コーナー部及びその近傍においては、前記シール部34から延びるようにして、水の排水性を向上させるリップ状の樋35が一体形成されている。
【0024】
本実施の形態では、図3,6に示すように、フロントピラー11を構成するボディパネル11aには、断面略T字状をなす樹脂モール41がフロントピラー11の長手方向に沿って固定されている。つまり、樹脂モール41は、ボディパネル31に取付けられる脚部42と、脚部42の先端に連結された外板部43とを有している。かかる樹脂モール41(特に外板部43)の存在により、車外側からみたときのフロントピラー11の外観品質の向上が図られている。
【0025】
前記取付基部21,31は、該樹脂モール41の脚部42に対し、両面接着テープ44(ただし、取付基部31の上端縁部分を除く)を介して取付けられている。なお、脚部42には、先端が拡幅された金属製の係止部材45が装着されており、該係止部材45に対し前記押出成形部の係止突部25が係止されることで、取付安定性の向上が図られている。
【0026】
このように構成されることで、ドア閉時であって、かつ、ドアガラスGが最上部に位置した場合、シール部24,34にドアガラスG上端縁が当接し、シール部24,34が変形して、もってドアガラスGとフロントピラー11との間がシールされるようになっている(図8,9等参照)。
【0027】
一方、ここでは詳細な説明を省略するが、ウエザストリップ13のうち、フロントガラスルーフ部12に対応する部位(ルーフ部位)は、前記フロントガラスルーフ部12に設けられた図示しない取付部材(例えばリテーナ)に対して嵌合等により取付けられている。該ルーフ部位も、図示はしないが中空状のシール部を有している。そして、該シール部に前記幌2の前端縁が当接することで、シール部が変形し、もってフロントガラスルーフ部12と幌2との間がシールされるようになっている。
【0028】
上記のように構成されたウエザストリップ13にあっては、降雨時等において、幌2との境界に相当する都合上、コーナー部に大量の水が案内される。本実施の形態では、前記ピラー部位のシール部35の中空内部分を伝わせて、水を下方(前方)へと案内し、排出するよう構成されている。さらに、シール部34の外周面には、それに沿って延びるようにして、リップ状の樋35が一体形成されている。そして、図6,7に示すように、当該樋35の下受部が導水路51となっている。樋35に案内された水は、導水路51を伝って下方へと流れる。樋35の下端縁には、導水路51とシール部34の中空内部分とを連通する連通孔52(図6参照)が形成されており、導水路51を流下する水は、連通孔52を通ってシール部34の中空内部へと案内される。その後、水は、中空内部を伝って下方へと流れ、最終的には、車外下方へと排出されるようになっている。
【0029】
ここで、前記幌2が閉じられた状態にあっては、幌2(より詳しくは前ルーフ部ウエザストリップアッセンブリ3)の当接する部分が樋35の開口端となっており、当該部分が水の入口部53となっている(図4,5参照)。本実施の形態における入口部53は、鉤状に切り欠かれる(成形される)ことにより拡張形成されている。これにより、たとえ樋35がシール部34方向に撓んでシール部34の壁に押付けつけられても、入口部53の開口が確保される。
【0030】
また、樋35の先端部近傍の内側面には、断面略三角形状のスペーサ54が一体的に形成されていてもよい。この場合、該スペーサ54は、前記入口部53付近からフロントピラー11の長手方向に沿って延びている。そして、該スペーサ54によっても、樋35がシール部34方向に撓んで、シール部34の壁に押付けられようとしても、完全に塞がれることなく入口部53の開口が確保される。
【0031】
次に、上記のように構成された本実施の形態の作用効果について説明する。
【0032】
本実施の形態にあっては、樋35によって構成される導水路51の入口部53が拡張形成されている。このため、ドアガラスGが最上部に位置したときであって、かつ、樋35がシール部34の壁に押付けられたとしても、導水路51の入口部53が塞がれない。そのため、ピラー部位の上端縁における水を効率的に入口部53から導水路51へ案内し、結果として効率的な排水を行うことができる。しかも、入口部53は鉤状に切欠形成されているため、入口部53への水の案内効率が高められ、より確実に導水路51へと案内することができる。
【0033】
また、他の実施の形態として樋35の先端部近傍に、スペーサ54を一体形成することにより入口部53を塞がないようにしてもよい。この場合、図8,9に示すように、たとえドアガラスGが最上部に位置し、樋35の先端部がドアガラスGによってシール部34側へ押し付けられたとしても、スペーサ54よりも基端部側においては、スペーサ54により導水路51が確実に確保されることとなる。従って、ドアの組付に際し若干のばらつきが生じたとしても、導水路51が塞がれてしまうといった事態が起こりにくい。そのため、一層効率的な排水を行うことができる。
【0034】
特に、スペーサ54は、樋35の長手方向に沿って型成形部のほぼ全長に設けられているため、樋35の長手方向に沿って導水路51がより確実に確保されることとなり、上記作用効果がより確実に奏される。
【0035】
尚、本発明は上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
【0036】
(a)上記実施の形態では、入口部53を鉤状に切欠形成するものを示したが、必ずしも鉤状でなくてもよい。また、入口部53を拡張形成することなく、単にスペーサ54を設けるだけの構成としてもよい。要するに、入口部53を房がない構成であればどのような構成でもよい。
【0037】
(b)入口部53を拡張形成するのに加えて、スペーサ54を追加する構成としてもよい。
【0038】
(c)上記の他の実施の形態では、スペーサ54を一体形成するものを示したが、スペーサを別体で構成するとともに、所定位置に貼付けるようにしてもよい。
【0039】
(d)上記の他の実施の形態では、スペーサ54として樋35の長手方向に沿ったものを示したが、スペーサは、必ずしも長手方向に沿って設ける必要はない。例えば、上端縁部近傍にのみ設けることとしてもよいし、散点状に設けることとしてもよい。
【0040】
(e)上記実施の形態では特に言及していないが、ピラー部位の上端縁に中空内部と連通可能な開口を形成しておき、当該開口と、前記入口部53とから水を案内するような構成としてもよい。この場合、連通孔52よりも下流側においては、水は合流させられることとなる。
【0041】
(f)上記実施の形態では、コンバーチブル車に具体化しているが、所謂タルガトップ車にも具体化できる。
【0042】
(g)上記実施の形態ではウエザストリップ13を構成する素材としてEPDMスポンジゴムを例示しているが、IR(イソブレンゴム)、CR(クロロプレンゴム)等の他のゴム材料を用いてもよい。また、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、或いは軟質のポリ塩化ビニル等のゴム状弾性を有する他の弾性材料により構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態において自動車を模式的に示す斜視図である。
【図2】ウエザストリップを模式的に示す部分平面図である。
【図3】図2のJ−J線断面図である。
【図4】ウエザストリップの取付状態を模式的に示す斜視図である。
【図5】ウエザストリップの型成形部を示す斜視図である。
【図6】図4のK−K線断面図である。
【図7】図4のL−L線断面図である。
【図8】図6に対応する図であって、ドアガラス閉状態を示す断面図である。
【図9】図7に対応する図であって、ドアガラス閉状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1…自動車、2…幌、11…フロントピラー、12…フロントガラスルーフ部、13…ウエザストリップ、34…シール部、35…樋、51…導通路、52…連通孔、53…入口部、54…スペーサ、G…ドアガラス。

Claims (5)

  1. 天井部において幌が開閉可能に設けられた自動車のフロントピラー及びフロントガラスルーフ部に沿って取付けられ、少なくとも前記フロントピラーに対応する部位に、ドアガラスとの間をシールする長手方向に沿った中空状又は略中空状のシール部を有し、前記シール部の外面のフロントピラーの上端部に対応する部位に、リップ状の樋を一体形成し、かつ、該樋により形成された導水路と前記シール部の中空部分とを連通させて、樋からの水を下方へ案内可能に構成したウエザストリップであって、
    前記ドアガラスが最上部に位置したときであっても、前記水の案内が妨げられないよう常に導水路を確保した構成にしたことを特徴とするウエザストリップ。
  2. 天井部において幌が開閉可能に設けられた自動車のフロントピラー及びフロントガラスルーフ部に沿って取付けられ、少なくとも前記フロントピラーに対応する部位に、ドアガラスとの間をシールする長手方向に沿った中空状又は略中空状のシール部を有し、前記シール部の外面のフロントピラーの上端部に対応する部位に、リップ状の樋を一体形成し、かつ、該樋により形成された導水路と前記シール部の中空部分とを連通させて、樋からの水を下方へ案内可能に構成したウエザストリップであって、
    前記ドアガラスが最上部に位置したときであっても、前記導水路の入口部が塞がれないよう、該入口部を拡張形成したことを特徴とするウエザストリップ。
  3. 前記入口部は鉤状に切欠形成されていることを特徴とする請求項2に記載のウエザストリップ。
  4. 前記樋の先端部若しくはその近傍、又は、前記シール部には、前記導水路を確保するためのスペーサが設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のウエザストリップ。
  5. 前記スペーサは、前記樋の長手方向に沿って設けられていることを特徴とする請求項4に記載のウエザストリップ。
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