JP2010046826A - 転写具 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の転写具において、転写部に伝達される力がほぼ吸収されてしまって使いにくい点、過剰に伝達されて片当たりが生じたり曲線状に転写媒体を転写できない点、バランス良く適度に力を伝達して片当たりを抑制しつつ曲線状に転写媒体を転写できない点を解消する。
【解決手段】転写部1に、筐体に支持される支持部2と、支持部2に弾性変形を伴って支持される連結部3A及び該支持部2と当接することで該連結部3Aの弾性変形量が規制される規制部3Bが設けられた先端部3と、を有することとした。
【効果】筐体からの力を段階的に、上下方向、ねじれ方向、左右方向にバランス良く吸収する一方、使用に要する力は確実に伝達し、また、初期位置で安定させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、転写部に力が伝達されにくく、使いにくいといった問題が生じることなく、片当たりを確実に防止すると共に、筐体からの力を適度に反映して直線的にも曲線的にも転写媒体を安定して転写することができる転写具に関する。
基材に転写媒体を塗布した転写テープを巻装した送出軸部と、送出軸部から送り出され、被転写媒体上に転写媒体を転写した後の基材を巻き取る巻取軸部と、送出軸部と巻取軸部との間の搬送経路上に設けた転写部とを筐体に有した転写具が知られている。
転写具は、筐体を手に持って、被転写体に対して、転写部の幅方向の左右均等に力がかかるようにして正しく使用すれば、該転写部の全面が被転写体に接触するから、転写媒体の幅方向全域が均一的に被転写体に転写されることになる。
ところが、例えば被転写体上で曲線状に転写媒体を転写した場合、直線状であっても力のかけ具合が左右均等ではない場合、においては、被転写体から転写部の一部が浮き上がって(この現象を以下、片当たりという)、転写媒体の幅方向の一部が被転写体に転写されないことがある。
片当たりが生じると、例えば被転写体においては、転写媒体が密着して転写されずに不完全な転写となったり、予定している幅に転写媒体が転写されないことになり、一方、例えば転写具においては、転写媒体が基材に残留して次回の使用開始箇所で正しく転写ができなくなる可能性がある。
上記した片当たりを解消する構成を有した転写具について、以下の特許文献1〜7が存在する。
実開平7−13860号公報 特開平8−175095号公報 特開平11−170770号公報 再公表WO00/21761号公報 特開2003−2522号公報 特開2004−268412号公報 特開2006−281496公報
特許文献1には、転写部の先端部から一体的に形成された軸が筐体内で回動自在に枢支され、片当たりが発生する使用状態のときには、転写部が軸を中心に回動(−90°〜90°の範囲)する構成が記載されている。
特許文献2には、転写部が、先端部(圧着ブレード)における転写テープの幅方向と直角にかつ幅方向の中点を中心に応力が働いた時に回転し、応力が働かなくなった時に弾性力により復元するように装着される構成が示されている。
特許文献3には、転写部において筐体側に支持される両側面部に突起が形成され、筐体には転写部の突起の部分が挿入される区切室が形成されると共にこの区切室の両側面部に該突起が係合するスロットが形成され、区切室に弾性体(コイルばね)を挿入して転写部を先端方向に付勢する構成が示されている。
特許文献4には、転写部が矩形状の金属線材で形成され、この金属線が力のかけ具合によって弾性変形する構成が示されている。
特許文献5には、転写部のヘッド本体の両側面に取付孔が形成され、筐体のヘッド本体取付部位において該取付孔に嵌合する嵌合部材が形成された構成が示されている。
特許文献6は、転写部を筐体に支持される側と、転写媒体を転写する側と、に分けて、筐体支持側は主に該転写部の上下方向の移動に弾性変形により追従し、転写媒体転写側は該筐体支持側に軸が枢支されることでの主にねじれ方向の移動に追従する構成とされている。
特許文献7は、転写ヘッドのヘッド圧着部を筐体に支持する軸部が、上側に移動しようとするときに、該軸部に当接してその移動を規制する規制部材を備えた構成が示されている。
ところで、転写部が受ける力の方向としては、転写部の先端が被転写体の転写面の上下に移動する方向(以下、これを上下方向という)と、転写部の幅方向両端が相互に転写具の操作方向に前後する方向(以下、これを左右方向という)と、転写部の幅方向両端が相互に上下する方向(以下、これをねじれ方向という)と、がある。
片当たりは、例えば直線状に転写媒体を転写しようとする場合においては、使用者の力のかけ具合が左右均等ではない場合、つまり左右方向やねじれ方向に力がかかった際に、発生する現象である。
転写部は左右方向やねじれ方向の力を受けた際、これらの力を吸収できなければ、筐体の傾きをそのまま反映させてしまうから片当たりの発生頻度が増加すると共に、例えば円弧状や蛇行状(以下、総称して曲線状という)に転写媒体を転写することができない。
しかし、過剰に各方向に力が伝達されると、使用者からの力が直ちに反映されて例えば直線状に転写させようとしても曲線状になるといったように意図するように転写媒体を転写することが困難となる。
上記を踏まえて、特許文献1〜7は、次の問題があった。まず、特許文献1,5は、筐体からの力が直接的に転写部へ伝達されるから、僅かな左右不均等な力までも如実に伝達し、この力に応じて転写部が傾き、かつ傾いたままとなって、被転写体上に蛇行状に転写媒体を転写するといった現象が生じて、直線状に転写媒体を転写しようとするとかえってふらついて非常に使いにくいといった問題があった。
特許文献2は、筐体からの力を吸収するが、この時の応力による弾性変形量が問題となる。すなわち、特許文献2の場合、転写部周辺に、弾性変形による該転写部の移動を規制する構成が存在しないので、転写部が特に上下方向に自由にヘッドが移動し、この結果、転写部への力がほとんど吸収されてしまい、使いにくいといった問題があった。
特許文献3の場合、スロット内であれば突起(転写部)が自由に移動できるものの、該突起がスロット内から外れないように存在させておく必要があるから、自ずと突起の、特に左右方向の移動には著しく制限がかかっていることとなり、曲線状に転写させる際に自由度が小さいといった問題があった。
特許文献4は、金属線材によって矩形状の変形により転写部にかかる力に追従するが、容易に変形しすぎて、つまり転写部への力が吸収されてしまって使いにくい場合と、変形した形状が戻らない場合とがあり、結果的に、片当たりも、使いやすさも改善されていないといった問題があった。
特許文献6は、上下方向の移動とねじれ方向に追従するが、転写媒体転写側は回転量の制限がされているものの自由に回転するので、直線状に転写媒体を転写しようとするとかえってふらついて非常に使いにくいといった問題があった。
特許文献7は、特許文献2,3の課題である大きな力をかけた場合に部材が破損する点は解消できるとしても、使用時における転写部の傾動や揺動を規制しすぎて力をほとんど吸収せず、結果的に、片当たりが発生する可能性があるといった問題があった。
要するに、本発明が解決しようとする問題点は、従来の特許文献1〜7は、転写部に伝達される力の、上下方向、左右方向、ねじれ方向、の少なくとも一方向において、伝達される力がほぼ吸収されてしまって使いにくい場合がある、又は過剰に伝達されて片当たりが生じたり曲線状に転写媒体を転写できない場合がある、並びに、上下方向、左右方向、ねじれ方向にバランス良く適度に力を伝達して片当たりを抑制しつつ曲線状に転写媒体を転写できない、点である。
上記問題点を解決するために、本発明は、筐体内に、転写媒体が塗布された基材を巻装した送出軸部と、被転写体へ転写した後の基材を巻き取る巻取軸部と、送出軸部と巻取軸部との間の基材搬送経路上に該筐体から一部を露出させて設けた転写部と、を備えた転写具において、前記転写部に、筐体に支持される支持部と、この支持部に弾性変形を伴って支持される連結部及び該支持部と当接することで該連結部の弾性変形量が規制される規制部が設けられた先端部と、を有することとした。
本発明に係る転写具は、次の作用効果を有する。まず、使用感を向上させることができる転写部の条件について説明する。片当たりを発生させずに直線状に転写媒体を転写する場合は、被転写体に対して転写部の幅方向の左右均等に力がかけられたときであるが、左右に偏った力がかけられたときは、この偏った力を転写部に至るまでに吸収すればよい。
片当たりを発生させずに曲線状に転写媒体を転写する場合は、そもそも被転写体に対して転写部の幅方向の左右に偏った力がかけられているから、偏った力を上記の直線状のように全て吸収してしまうと片当たりが発生しないが曲線状にも転写できないことになる。
よって、片当たりを発生させずに曲線状に転写媒体を転写する場合は、片当たりが発生するような過剰に偏った力を吸収して転写しようとする方向へかかる力を反映させる必要があると共に、筐体において力がかけられる方向への移動に転写部を速やかに追従させる必要がある。これらを満たさなければ、意図する方向に転写できないことになる。
また、転写部は、偏った力により、転写部が、被転写体に対して傾いたり回転したままとなったり、無制限に転写部が傾いたり回転したり、わずかな偏った力により転写部が傾いたり回転したり、のように転写部が不安定であると、例えば、転写部がふらついて直線状に転写媒体を転写できなかったり、初期位置を保つべき力を要したり、傾いたり回転したままの転写部を戻す力を要したり、といったように通常の使用に要する力とは別の余分な力(操作)が必要となり、使い勝手が悪くなる。
以上を整理すると、転写部は、直線状に転写媒体を転写する場合には被転写媒体に対して転写部の幅方向の左右に偏った力を吸収し、曲線状に転写媒体を転写する場合には片当たりが発生するような過剰に偏った力を吸収して転写しようとする方向へかかる力を反映させると共に、筐体において力がかけられる方向への移動に転写部を速やかに追従させる、という条件を満たせば、片当たりを生じずに意図通りに転写媒体を転写できることになり、かつ初期位置で安定させることができれば、使用以外の余分な力(操作)が不要となり、使い勝手は格段に向上する。
つまり、本発明に係る転写具は、先端部の連結部が弾性変形することで、筐体から伝達される上下方向とねじれ方向の過度な力を吸収する。したがって、主に直線状に転写媒体を転写する場合には被転写体に対して転写部の幅方向の左右に偏った力を吸収する条件が満たされる。また、連結部で弾性変形により吸収しきれない力は、規制部へ伝達されることになる。
規制部では、連結部で減衰された力が伝達されて弾性変形して支持部と当接し、支持部との当接により連結部の弾性変形量が規制される。つまり、連結部は片当たりが生じるような力を吸収し、連結部で弾性変形により吸収しきれない力については曲線状に転写しようとする際の転写しようとする方向へかかる力として、規制部が支持部に当接することで力を伝達する。
したがって、主に曲線状に転写媒体を転写する場合には片当たりが発生するような過剰に偏った力を吸収して転写しようとする方向へかかる力を反映させる条件が満たされる。また、先端部では、筐体からかかる過剰な力に対する被転写体からの反力も吸収するから、結果的に転写しようとする方向へかかる力のみが反映される。
そして、先端部の連結部は、弾性変形の後に速やかに弾性復元すること、及び先端部には支持部と当接することで連結部の弾性変形量が規制される規制部が設けられていることから、筐体において力がかけられる方向への移動に転写部を速やかに追従させる条件が満たされる。
このように、本発明に係る転写具は、転写部を支持部と先端部とから構成することで、筐体から伝達される使用者による力を段階的に、しかも上下方向、ねじれ方向、左右方向にバランス良く吸収する一方で使用に要する力は確実に伝達し、また、初期位置で安定させることができる。
また、支持部と先端部の連結部は、上記のとおり弾性変形に伴って必ず弾性復元を伴い、かつ連結部の弾性変形量を規制する規制部を設けているから、転写部を直線状に転写媒体を転写する状態の初期位置で安定させることができる。
本発明の転写具は、図1〜図9に示す第1及び第2形態により実施可能である。図1〜図4に第1形態を、図5〜図9に第2形態を各々示す。なお、第1形態において、第2形態と共通する構成について説明し、第2形態では第1形態と異なる構成のみを説明することとする。また、転写具全体については、本願の特徴構成ではないので図示は省略している。
(第1形態)
転写具は、筐体内に、転写媒体が塗布された基材を巻装した送出軸部と、被転写体へ転写した後の基材を巻き取る巻取軸部と、送出軸部と巻取軸部との間の基材搬送経路上に該筐体から一部を露出させて設けた転写部1と、を備えている。
こうした転写具1において、本願の特徴的な構成である転写部1は、図1〜図4に示す第1形態では、次の構成とされている。転写部1は、筐体に支持される支持部2と、この支持部2に支持される先端部3とからなる。そして、転写部1は、支持部2と先端部3が例えばPOM(PolyOxyMethylene:polyacetal:ポリアセタール)やPP(PolyproPylen;ポリプロピレン)の樹脂材料を用いて一体射出成型により作成している。
支持部2は、次の構成とされる。筐体の左右方向両側面の内側に設けられ、キーが形成された支持軸(不図示)には、回り止めの溝2aが形成された枢支孔2bが形成された取付部2cが設けられている。
この取付部2cの外周面には、筐体における転写部1の露出開口(不図示)へ延設された接続部2Aが一体的に設けられている。接続部2Aは、上記のとおり、樹脂材料を用いていることと、板状とされていることから、後述する規制部3B及び結合部2eを介して主に上下方向、場合によってはねじれ方向に弾性変形及び弾性復元する。
また、接続部2Aの基材搬送面幅方向両端には、ここを通過する転写テープが接続部2A上からの脱線を防止するガイド板2dが設けられており、本例では、このガイド2dから後述する先端部3の連結部3Aが延設されている。
接続部2Aの裏面の基材搬送面幅方向中央には、後述する先端部3の規制部3Bと結合する、つまり本例では支持部2と規制部3Bとは当接した状態とすると共に、該規制部3Bの必要以上の弾性変形を禁止する結合部2eが設けられている。
一方、先端部3は、次の構成とされている。支持部2のガイド板2dには、該ガイド板2dの下方へ延設された腕部3aを介して上方に隆起する湾曲状に形成された連結部3Aが設けられている。連結部3Aを、上方に隆起する湾曲状に形成することで、主としてねじれ方向と、基材搬送方向の上下方向の弾性変形量を大きくすることができる。
また、連結部3Aは、接続部2Aに対して、基材搬送面の幅方向の両端で腕部3aを介して接続することで、基材搬送面の幅方向の両端の各々で独立して弾性変形することが可能となる。したがって、このようにすることで、操作時の筐体のふらつきを抑制しつつも確実に片当たり抑制すること、意図した曲線状に転写することと、が可能となる。
そして、この連結部3Aにおける前記腕部3aを設けた側と反対側には、転写板3bが設けられている。また、転写板3bの上面における基材搬送面幅方向両端には、支持部2の上記ガイド板2dの対向面間距離が等しくされたガイド部3cが形成されている。
転写板3bの筐体側には、接続部2Aの裏面と当接することで、該転写板3bの左右方向及びねじれ方向の弾性変形量を規制する規制部3Bが設けられている。規制部3Bは、上記のとおり、接続部2Aの裏面に設けられた結合部2eにより結合しており、ねじれ方向の過剰な力により該規制部3Bの幅方向両端が接続部2Aと当接するが、必要以上の(左右方向の)弾性変形が禁止されている。
上記構成の第1形態における転写具は、例えば筐体から被転写体に対して基材搬送面の左右均等な過度な力がかかった場合は、この過度な力を連結部3Aの弾性変形により吸収する。連結部3Aでも吸収できないほどの過度な力は、規制部3B及び結合部2eを介して接続部2Aの前方が下方に(これと相対して後方が上方に)弾性変形することで力を伝達しつつ吸収される。
筐体から被転写体に対して基材搬送面の例えば右に偏った力、つまり右に偏って下方へ押しつける力が加わると、筐体操作方向の前方右側の連結部3Aが下方に、相対的に前方左側の連結部3Aが上方に、各々弾性変形して、この偏った力を吸収する。
前記偏った力が連結部3Aにおいて全て吸収される程度の偏った力がかかった場合とは、通常、直線状に転写しようとしている、つまり基本的に左右均等に力をかけている(はずである)のに、偏った力がかかったという程度の力であるから、被転写体からの反力が規制部3B及び結合部2eを介して接続部2Aに伝達されず、よって、転写板3bは被転写体に対して片当たりが生じない。
筐体からの力は接続部2Aから結合部2e及び規制部3Bを介しても転写板3bへ伝達されるが、接続部2Aは筐体からの力を直接受けて弾性変形するのではなく、被転写体からの連結部3Aで吸収しきれない力を結合部2e及び規制部3Bを介して受けることで主として上下方向に弾性変形する。
すなわち、接続部2Aは、筐体からの力ではなく、被転写体からの(連結部3Aで吸収しきれない)反力により弾性変形するから、ふらついた使用感は生じず、適度な安定性を維持できるのである。
一方、意図して曲線状に転写しようとしている、つまり意図的に左右不均等にちからをかけている場合、以下、例えば、意図的に、右へ円弧状に転写しようとする場合は、連結部3Aは、右側の連結部3Aが接続部2A側に接近するように、相対的に左側の連結部3Aが接続部2Aから離間するように、弾性変形する。
上記のように連結部3Aの弾性変形により、転写板3bは被転写体に対して密着した状態のまま、基材搬送面幅方向中央を中心として、該幅方向の一端側、力がかけられた側(右側)が、筐体操作方向に(よって相対的に他端側が筐体操作方向と反対方向に)回動する、つまり左右方向に弾性変形する。このとき、転写板3b及び規制部3Bが幅方向右側が下方に、相対的に左側が上方に、つまりねじれ方向に弾性変形する。
そして、意図して円弧状に転写する場合、片当たりが生じるような左右不均等な力よりさらに大きな力が(この場合)右に偏ってかかっていることになるから、この力は被転写体からの反力として転写板3bから伝達される。
転写板3bには、前記意図的に右への力が被転写体から反力としてかかることとなる。そして、この反力は転写板3bを介して規制部3Bに伝達される。規制部3Bは、幅方向両端が接続部2Aに当接するまでねじれ方向に弾性変形するが、ねじれ方向のうちの上下方向の力は結合部2eを介して接続部2Aが吸収する。
すなわち、転写板3b及び規制部3Bにかかる上記ねじれ方向の弾性変形のうちの上下方向の力については、該規制部3B及び結合部2eを介して、接続部2Aの前方(転写板3b側)が下方に、相対的に後方が上方に、つまり上下方向に弾性変形して吸収するのである。
また、上記の状態から、さらに左側に円弧状に転写しようとする場合、上記の、弾性変形した各部が速やかに弾性復元して一旦は初期状態に戻った後、左右方向のみ上記と逆に弾性変形する。弾性復元は、弾性変形が力のかけ具合に応じて発揮されるのと同様に、力のかけ具合に応じて即時的に復元するから、結果的に意図通りに操作することができる。
このように、支持部2の接続部2A、先端部3の連結部3A及び規制部3Bの各部が弾性変形及び弾性復元することで、片当たりが生じることなく、かつ意図する方向に柔軟に、操作可能となり、転写媒体を曲線状に転写することができる。
そして、曲線状に転写しようとするが、さらに過剰な力、つまり連結部3Aにて吸収しきれない(それ以上弾性変形しない)ほどの力がかかると、被転写体からの反力も増加して、これがねじれ方向の力となって転写板3bに大きくかかることとなる。
このとき、転写板3bは、ねじれ方向に大きく弾性変形しようとするが、規制部3Bの幅方向の両端のうち、力がかけられている側の一方端が、接続部2Aの裏面に当接することで、該規制部3Bのねじれ方向へのそれ以上の弾性変形が禁止される。
このとき、被転写体からの反力は、上記結合部2eのみならず、規制部3Bの当接した端部からも伝達されるから、接続部2Aは、上記では上下方向であったが、この場合、ねじれ方向に弾性変形してこの過剰な力を吸収する。これにより、仮に曲線状に転写する場合において過剰な左右不均等な力がかかった場合にも、上記のように曲線状に転写が可能となる。
もちろん、上記左右不均等な過剰な力がなくなり、左右不均等な適正な力に戻れば、それまで弾性変形していた各部が速やかに弾性復元(変形)して、引き続き曲線状に転写が可能である。
このように、本発明の転写具は、支持部2に接続部2Aを、先端部3に連結部3A及び規制部3Bを設けることで、各々が独立して筐体からの過剰な力、被転写体からの過剰な反力を、弾性変形により吸収して、転写板3bを常に被転写体に対して密着させるから、直線状、曲線状のいずれにおいても片当たりが生じることがない。
また、本発明の転写具は、支持部2の接続部2A、先端部3の連結部3A及び規制部3Bが、弾性変形した後にその力のかけ具合に応じて速やかに初期位置に復元する弾性復元を伴うから、曲線状、直線状、を繰り返すといったように使用者の意図する方向に確実に操作することが可能となる。
(第2形態)
図5〜図9に示す第2形態は、支持部2においては結合部2eが省略され、これに変わって規制部3Bを左右方向に案内する斜面2f及び案内谷部2gを形成した点、先端部3においては案内山部3dを形成した点、転写板3bに形成されたガイド部3cを省略した点が、第1形態と異なる点である。なお、ガイド部3cは、図示において省略しているだけであって、第2形態において存在していても構わない。
斜面2fは、接続部2Aの基材搬送面幅方向中央に、この当接点を支点として、表面側に向けて突出する段部が形成され、この段部における裏面側の幅方向中央が下方(該裏面側に)に山状に突出し、この位置から幅方向両端に向けて各々下り勾配とされている。
案内谷部2gは、上記接続部2Aにおいて、段部が形成された裏面側から見た窪みが、図6に示すように、先端を前方とした場合の後方へ集合する略V字状とされ、この谷部分に形成されている。そして、先端部3の規制部3Bは、前記後方へと集合する同略V字状とされ、この山部分に案内山部3dが形成されている。これら案内谷部2gと、案内山部3dは、案内部を構成している。
すなわち、斜面2fは、規制部3Bが当接した際に、速やかに基材搬送面幅方向のいずれか一方側へ該規制部3Bを案内することで、連結部3Aにおけるねじれ方向の弾性変形のうち左右方向に、柔軟かつ速やかに弾性変形することができると共に、規制部3Bの弾性変形に一層の自由度を設けて接続部2Aに反映させないようにしているのである。
こうすることにより、第2形態では、規制部3Bが、通常時は接続部2Aと離間した状態であるため、接続部2Aが直ちに連結部3Aや規制部3Bからの弾性変形の影響を受けず、また、真に過剰で偏った力のみを接続部2Aが吸収するから、安定感が向上する。
また、第2形態の構成であれば、上記のとおり、規制部3Bが通常時は接続部2Aと離間した状態であるため、許容範囲内において斜めになった被転写体上に転写する際、転写板3b(連結部3A)が被転写体の斜面に沿って斜めに傾くように弾性変形するから、片当たりを生じることなく、使用者が被転写体の斜面を意識することなく使用することができる。
そして、第2形態は、筐体から斜面2fが規制部3Bに当接するような過剰な上下及びねじれ方向の力、被転写体から規制部3Bが斜面2fに当接するような過剰な上下及びねじれ方向の反力、がかかった場合には、規制部3Bが斜面2fに案内されて速やかに連結部3Aが速やかに弾性変形するから、例えば急激に蛇行状に転写するといった使い方をしても、確実に追従し、一層使い勝手が向上する。
また、第2形態は、上記のように斜面2fと規制部3Bに当接するような過剰な上下及び左右方向の力、被転写体から規制部3Bが斜面2fに当接するような過剰な上下及び左右方向の力、がかかった場合には、次のように弾性変形(弾性復元)するから、使い勝手が向上する。
すなわち、まず連結部3Aが上下方向に弾性変形して、先端部3が接続部2Aにおける案内谷部2gの位置に達すると、左右方向の力により先端部3(規制部3B)の案内山部3dが、該案内谷部2gの谷面に当接し、この当接により該案内谷部2gを中心に谷面を滑って先端部3が左右(幅方向の一端が前方、相対して他端が後方)に速やかに弾性変形する。これにより左右方向の過剰な力(ねじれ方向の過剰な左右方向の力も)を吸収して、転写板3bを追従させることができる。
本発明の第1形態による転写具の転写部のみを側面上方から見た斜視図である。 本発明の第1形態による転写具の転写部のみを前方上方から見た斜視図である。 本発明の第1形態による転写具の転写部のみを下方後方から見た斜視図である。 本発明の第1形態による転写具の転写部のみを平面方向から見た図である。 本発明の第2形態による転写具の転写部のみを側面上方から見た斜視図である。 本発明の第2形態による転写具の転写部のみを底面方向から見た図である。 本発明の第2形態による転写具の転写部のみを平面方向から見た図である。 本発明の第2形態による転写具の転写部のみを側面方向から見た図である。 本発明の第2形態による転写具の転写部の図5のA−A線断斜視図である。
符号の説明
1 転写部
2 支持部
2A 接続部
2e 結合部
2f 斜面
3 先端部
3a 腕部
3b 転写板
3A 連結部
3B 規制部

Claims (4)

  1. 筐体内に、転写媒体が塗布された基材を巻装した送出軸部と、被転写体へ転写した後の基材を巻き取る巻取軸部と、送出軸部と巻取軸部との間の基材搬送経路上に該筐体から一部を露出させて設けた転写部と、を備えた転写具において、前記転写部に、筐体に支持される支持部と、この支持部に弾性変形を伴って支持される連結部及び該支持部と当接することで該連結部の弾性変形量が規制される規制部が設けられた先端部と、を有したことを特徴とする転写具。
  2. 支持部と先端部の規制部との当接予定箇所に、該規制部を当接箇所から移動させる斜面を形成したことを特徴とする請求項1記載の転写具。
  3. 支持部と先端部の規制部との当接箇所に、先端部の基材搬送面幅方向への移動を案内する案内部を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の転写具。
  4. 先端部の連結部が湾曲状とされ、支持部に対して、基材搬送面の幅方向の両端で接続していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の転写具。
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