JP2010046692A - 交流アーク溶接電源 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来の交流アーク溶接電源は、極性切換時に再点弧電圧を印加しアーク消滅を防止するために、2つの補助コンデンサ充電回路と2つの補助コンデンサを用いていた。
【解決手段】 コンデンサ充電回路は、電極マイナス極性から電極プラス極性に切換わるときに補助コンデンサの放電を行ない電極と被溶接物との間に再点弧電圧を印加し、放電開始から所定時間が経過すると補助コンデンサの充電を行なう。続いて、電極プラス極性から電極マイナス極性に切換わるときに補助コンデンサは、再度放電を行ない被溶接物と電極との間に再点弧電圧が印加され、放電から所定時間が経過したときに補助コンデンサの充電を行なう。この一連の動作を繰り返すことにより、極性切換時のアーク消滅が防止でき、2つ極性切換モードに対して再点弧電圧の印加が可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】 コンデンサ充電回路は、電極マイナス極性から電極プラス極性に切換わるときに補助コンデンサの放電を行ない電極と被溶接物との間に再点弧電圧を印加し、放電開始から所定時間が経過すると補助コンデンサの充電を行なう。続いて、電極プラス極性から電極マイナス極性に切換わるときに補助コンデンサは、再度放電を行ない被溶接物と電極との間に再点弧電圧が印加され、放電から所定時間が経過したときに補助コンデンサの充電を行なう。この一連の動作を繰り返すことにより、極性切換時のアーク消滅が防止でき、2つ極性切換モードに対して再点弧電圧の印加が可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、交流アーク溶接電源において、溶接ワイヤ(以後電極という)の極性が切換わるときに消滅する、アークの再点弧を容易にする交直両用パルスMIG溶接の重畳回路に関するものである。
交流アーク溶接電源は、電極の極性が切換わるときアークが消滅する。このアークの再点弧を容易にするために、電極プラス重畳回路と電極マイナス重畳回路とを設けて電極の極性が切換わるときのアーク消滅を防止していた。
図5は、従来技術の交流アーク溶接電源の電気接続図である。
近年、同図に示す交流アーク溶接電源は、電極の極性が切換わるときに消滅するアークの再点弧を容易にするため、図5に示す第3抵抗器R3、第2の補助コンデンサC2及び第7スイッチング素子TR7によって形成する電極プラス重畳回路と、第4抵抗器R4、第3の補助コンデンサC3及び第8スイッチング素子TR8によって形成する電極マイナス重畳回路とを設けている。
近年、同図に示す交流アーク溶接電源は、電極の極性が切換わるときに消滅するアークの再点弧を容易にするため、図5に示す第3抵抗器R3、第2の補助コンデンサC2及び第7スイッチング素子TR7によって形成する電極プラス重畳回路と、第4抵抗器R4、第3の補助コンデンサC3及び第8スイッチング素子TR8によって形成する電極マイナス重畳回路とを設けている。
そして、第2の補助コンデンサC2を電極プラス極性の所定時間で充電する第2のコンデンサ充電回路CC2と、第3の補助コンデンサC3を電極マイナス極性の所定時間で充電する第3のコンデンサ充電回路CC3と設け、この2つのコンデンサ充電回路は、例えば、プリント基板上に受動部品である複数のトランス、コンデンサ及び半導体部品である複数のスイッチングトランス、ダイオード等が実装されている。
次に、電極の極性が切換わるときの再点弧電圧の印加について説明する。
極性切換時にアークが消滅するのを防止するために、電極プラス極性の所定時間で図5に示す第2の補助コンデンサ充電回路CC2は、第2の補助コンデンサC2を充電し、電極プラス極性から電極マイナス極性の極性切換時に第2の補助コンデンサC2を放電し、第7スイッチング素子TR7、第1スイッチング素子TR1を介して電流を通電することで所定の再点弧電圧が電極と被溶接物との間に印加し、続いて、電極プラス極性から電極マイナス極性に切換わるときに、第8スイッチング素子TR8を介して電流を通電することで再点弧電圧が被溶接物と電極との間に印加して、極性切換時のアーク消滅を防止していた。
極性切換時にアークが消滅するのを防止するために、電極プラス極性の所定時間で図5に示す第2の補助コンデンサ充電回路CC2は、第2の補助コンデンサC2を充電し、電極プラス極性から電極マイナス極性の極性切換時に第2の補助コンデンサC2を放電し、第7スイッチング素子TR7、第1スイッチング素子TR1を介して電流を通電することで所定の再点弧電圧が電極と被溶接物との間に印加し、続いて、電極プラス極性から電極マイナス極性に切換わるときに、第8スイッチング素子TR8を介して電流を通電することで再点弧電圧が被溶接物と電極との間に印加して、極性切換時のアーク消滅を防止していた。
上述より、第2の補助コンデンサC2及び第3の補助コンデンサC3を充電するには、第2のコンデンサ充電回路CC2及び第3のコンデンサ充電回路CC3の2つの充電回路を使用していた。(例えば、特許文献1の消耗電極式交流アーク溶接電源)
従来の交流アーク溶接電源は、極性切換時にアークが消滅するのを防止するために、2つの補助コンデンサ充電回路と2つの補助コンデンサとを使用し、電極マイナス極性から電極プラス極性のとき、電極プラス極性から電極マイナス極性のときの極性極性切換時に2つの補助コンデンサを交互に放電して再点弧電圧を電極と被溶接物との間に印加してアーク消滅を防止していた。しかし、補助コンデンサを充電する補助コンデンサ充電回路は、図4に示すように、受動部品である複数のトランス、コンデンサ及び半導体部品である複数のスイッチング素子、ダイオード等を多数実装したプリント基板で構成され回路構成が複雑である。そして、この複雑な回路構成を有する2枚のプリント基板と2つの補助コンデンサを使用すると大きな設置場所が必要になり溶接機の小型化の妨げとなっていた。そして、価格も高価である。
そこで、本発明では、補助コンデンサ充電回路のプリント基板を少なくした交流アーク溶接電源を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、商用交流電源を整流し直流電圧を出力する直流電源回路と、前記直流電圧を高周波交流電圧に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路を制御する主制御回路と、前記インバータ回路の出力をアーク加工に適した高周波交流電圧に変換する主変圧器と、前記主変圧器の出力側に三端子を設けて中間端子を零出力とし、一方の端子を正出力とし他方の端子を負出力とし、前記正出力と前記負出力とを入力し整流して正電圧と負電圧を生成する2次整流回路と、前記正電圧と前記負電圧とを入力とし電極プラス極性のとき前記正電圧に電極マイナス極性のとき前記負電圧に切り換えてアーク負荷に供給する第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子からハーフ・ブリッジを形成する極性切換回路と、前記第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子を交互に駆動させる第1スイッチング素子駆動信号及び第2スイッチング素子駆動信号を出力する極性切換駆動回路と、を備え前記極性切換回路の出力に電極を接続すると共に前記主変圧器の中間端子に被溶接物を接続し前記電極と前記被溶接物との間に交流アークを発生する交流アーク溶接電源において、前記極性切換回路の出力に第3スイッチング素子のエミッタ側を接続し、前記第3スイッチング素子のコレクタ側と第1抵抗器の一方、前記第1抵抗器の他方と補助コンデンサのプラス側及び前記補助コンデンサのマイナス側と第5スイッチング素子のエミッタ側とを直列接続し、前記第5スイッチング素子のコレクタ側を前記被溶接物と接続してなる電極プラス極性重畳回路と、前記極性切換回路の出力に第4スイッチング素子のコレクタ側を接続し前記第4スイッチング素子のエミッタ側と第2抵抗器の一方、前記第2抵抗器の他方と前記補助コンデンサのマイナス側及び前記補助コンデンサのプラス側と第6スイッチング素子のコレクタ側とを直列接続し、第6スイッチング素子のエミッタ側を前記被溶接物と接続してなる電極マイナス極性重畳回路と、前記補助コンデンサを充電する補助コンデンサ充電回路と、前記補助コンデンサ充電回路を駆動する補助コンデンサ充電駆動信号を出力する補助コンデンサ充電駆動回路と、前記第2スイッチング素子駆動信号がオフしたときから第3スイッチング素子及び第5スイッチング素子を所定時間導通させる電極プラス極性重畳駆動回路と、前記第1スイッチング素子駆動信号がオフしたときから第4スイッチング素子及び第6スイッチング素子を所定時間導通させる電極マイナス極性畳駆動回路とを備え、前記電極マイナス極性から電極プラス極性への極性切換時に前記補助コンデンサのプラス端子、第1抵抗器、第3スイッチング素子、電極、被溶接物、第5スイッチング素子、補助コンデンサのマイナス端子の経路で前記補助コンデンサを放電し電流を通電することで再点弧電圧を前記電極と前記被溶接物との間に印加し、前記電極プラス極性から電極マイナス極性への極性切換時に前記補助コンデンサのプラス端子、第6スイッチング素子、被溶接物、電極、第4スイッチング素子、第2抵抗器、補助コンデンサのマイナス端子の経路で前記補助コンデンサを放電し電流を通電することで再点弧電圧を前記被溶接物と前記電極との間に印加すること、を特徴とする交流アーク溶接電源である。
第2の発明は、前記補助コンデンサ充電回路は、前記補助コンデンサ充電駆動信号を入力とし前記第3スイッチング素子及び前記第5スイッチング素子が遮断しているとき前記補助コンデンサ充電駆動信号はHighレベルになり、続いて、前記第4スイッチング素子及び前記第6スイッチング素子が遮断しているとき前記補助コンデンサ充電駆動信号はHighレベルになり、前記補助コンデンサ充電駆動信号がHighレベルのときに前記補助コンデンサを充電させること、を特徴とする請求項1記載の交流アーク溶接電源である。
本発明の交流アーク溶接電源は、電極プラス極性重畳回路を図1に示す第3スイッチング素子TR3のコレクタと第1抵抗器R1の一方、第1抵抗器R1の他方と第1の補助コンデンサC1のプラス側及び第1の補助コンデンサC1のマイナス側と第5スイッチング素子のエミッタ側を直列接続して形成し、電極マイナス極性重畳回路を第4スイッチング素子のエミッタと第2抵抗器の一方、第2抵抗器の他方と第1の補助コンデンサC1のマイナス側及び第1の補助コンデンサC1のプラス側と第6スイッチング素子TR6のコレクタ側を直列接続して形成することにより第1の補助コンデンサC1の併用が可能となり、大きな補助コンデンサが1つで済む。
更に、本発明では、電極がマイナス極性からプラス極性に切換わるとき第1の補助コンデンサC1の放電を行ない電極(+)と被溶接物(−)との間に再点弧電圧が印加され、電荷が略零になると第1の補助コンデンサC1の充電を行なう、続いて、電極がプラス極性からマイナス極性に切換わるときに第1の補助コンデンサC1は、再度放電を行ない被溶接物(+)と電極(−)との間に再点弧電圧が印加され、電荷が略零になると第1の補助コンデンサC1を再度充電する。そして、一連の動作を繰り返すことにより、極性切換時のアーク消滅の防止が可能となり、1つの補助コンデンサと1つのコンデンサ充電回路によって、電極マイナス極性から電極プラス極性の切換時、電極プラス極性から電極マイナス極性の切換時の2つのモードに対して再点弧電圧の印加が可能となる。
上述より、複数の部品で構成された複雑なコンデンサ充電回路と大きな補助コンデンサとが1つで済み、溶接機の小型化と価格の低減とが可能となる。
上述より、複数の部品で構成された複雑なコンデンサ充電回路と大きな補助コンデンサとが1つで済み、溶接機の小型化と価格の低減とが可能となる。
図1は、本発明の実施形態1に係るアーク溶接機の電気接続図である。
同図において、直流電源回路は、1次整流回路DR1及び平滑コンデンサC4によって形成され、商用交流電源を整流及び平滑して直流電圧を出力する。
同図において、直流電源回路は、1次整流回路DR1及び平滑コンデンサC4によって形成され、商用交流電源を整流及び平滑して直流電圧を出力する。
インバータ回路INVは、図示省略の相対向する4つのスイッチング素子からフルブリッジを形成し、直流電圧を高周波交流電圧に変換して出力する。
主変圧器INTは、インバータ回路INVによって変換された高周波交流電圧をアーク加工に適した高周波交流電圧に変換し、主変圧器INTの出力側に三端子を設けて中間端子を零出力とし、一方の端子を正出力とし他方の端子を負出力として高周波交流電圧を出力する。2次整流回路は、第1ダイオードD1から第4ダイオードD4で形成され、前記正出力と前記負出力とを入力し整流して正電圧と負電圧を生成する。
極性切換回路は、第1スイッチング素子TR1と第2スイッチング素子TR2とで、ハーフ・ブリッジを形成し、第1スイッチング素子TR1は、電極プラス極性に切り換えて2次整流回路からの正電圧をアーク負荷に電力を供給し、第2スイッチング素子TR2は、電極マイナス極性に切り換えて負電圧をアーク負荷に電力を供給する。
電極プラス極性重畳回路は、図1に示す第3スイッチング素子TR3のコレクタ側と第1抵抗器R1の一方、第1抵抗器R1の他方と補助コンデンサC1のプラス側及び補助コンデンサC2のマイナス側と第5スイッチング素子TR5のエミッタ側を直列接続して形成し、電極マイナス極性重畳回路は、第4スイッチング素子TR4のエミッタ側と第2抵抗器R2の一方、第2抵抗器R2他方と補助コンデンサC2のマイナス側及び補助コンデンサC2のプラス側と第6スイッチング素子TR6のコレクタ側を直列接続して形成する。
主制御回路SCは、起動信号Tsに応じて出力電流検出回路IDによって検出された出力電流検出信号Idの値と出力設定回路IRによって設定された所定の出力電流設定値Irとの比較に基づいて主制御信号Scのパルス幅をPWM制御すると共に、所定周期(例えば、50Hz〜100Hz程度の低い周期)の極性駆動信号Ckを出力する。
極性切換駆動回路CKは、極性駆動信号Ckに応じて第1スイッチング素子TR1及び第2スイッチング素子TR2を交互に駆動させる第1スイッチング素子駆動信号Tr1及び第2スイッチング素子駆動信号Tr2を出力する。
図3は、電極プラス極性重畳駆動回路PK、電極マイナス極性重畳駆動回路NK及び補助コンデンサ充電駆動回路AKの詳細図を示し、電極プラス極性重畳駆動回路PKは、図3に示す第2時限回路TM2、第3のバッフアー回路BF3及び第4バッフアー回路BF4で形成され、電極マイナス極性重畳駆動回路NKは、第1時限回路TM1、第1バッフアー回路BF1及び第2バッフアー回路BF2で形成され、補助コンデンサ充電駆動回路AKは、第1反転回路IN1、第2反転回路IN2、第1アンド回路AD1、第2アンド回路AD2及びオア回路ORで形成されている。
電極プラス極性重畳駆動回路PKの第2時限回路TM2は、第2スイッチング素子駆動信号Tr2がオフしたときから所定時間の第2時限信号Tm2を出力し、第2時限信号Tm2は、第3バッフアー回路BF3及び第4バッフアー回路BF4にて分離され、第3スイッチング素子駆動信号Tr3及び第5スイッチング素子駆動信号Tr5として出力する。
電極マイナス極性重畳駆動回路NKの第1時限回路TM1は、第1スイッチング素子駆動信号Tr1がオフしたときから所定時間の第1時限信号Tm1出力し、第1時限信号Tm1は、第1バッフアー回路BF1及び第2バッフアー回路BF2にて分離され、第4スイッチング素子駆動信号Tr4及び第6スイッチング素子駆動信号Tr6として出力する。
補助コンデンサ充電駆動回路AKは、第1反転回路IN1、第2反転回路IN2、第1アンド回路AD1、第2アンド回路AD2及びオア回路ORで形成される。そして、補助コンデンサ充電駆動回路AKは、第1スイッチング素子駆動信号Tr1と第3スイッチング素子駆動信号Tr3の反転信号とのアンド論理を行なうと共に第2スイッチング素子駆動信号Tr2と第4スイッチング素子駆動信号Tr4の反転信号とのアンド論理を行ない、この2つのアンド信号のオア論理を行って補助コンデンサ充電駆動信号Akを生成する。
図4はパルストランスを用いた第1のコンデンサ充電回路CC1の詳細図であり、第1のコンデンサ充電回路CC1は、補助コンデンサ充電駆動信号Akに応じて導通する1次駆動スイッチング素子TR8と、この1次駆動スイッチング素子TR8の導通に応じて直流電源からの電圧が断続的に印加する1次巻線及び1次巻線に印加する電圧に応じて誘導起電圧を発生して2次巻線に出力するパルストランスT1と、誘導起電圧に応じて2次駆動スイッチング素子TR9の導通に応じて、図1の直流電源回路からの直流電圧が断続的に印加する1次巻線及び1次巻線に印加する電圧に応じて誘導起電圧を発生して2次巻線に出力するパルストランスT2とで形成され、第1の補助コンデンサC1はこの誘導起電圧によって充電される。
図2は、本発明の実施形態1の動作を説明するための波形タイミング図である。図2において、同図(a)の波形は、第1スイッチング素子TR1を駆動させる第1スイッチング素子駆動信号Tr1を示し、同図(b)の波形は、第2スイッチング素子TR2を駆動させる第2スイッチング素子駆動信号Tr2を示し、同図(c)の波形は、第4スイッチング素子TR4及び第6スイッチング素子TR6を駆動させる第4スイッチング素子駆動信号Tr4及び第6スイッチング素子駆動信号Tr6を示し、同図(d)の波形は、第3スイッチング素子TR3及び第5スイッチング素子TR5を駆動させる第3スイッチング素子駆動信号Tr3及び第5スイッチング素子駆動信号Tr5を示し、同図(e)の波形は、出力電流Idを示し、同図(f)の波形は、第1の補助コンデンサC1の端子電圧Cvを示し、同図(g)の波形は、第1の補助コンデンサC1の放電電流Ciを示し、同図(h)の波形は、第1抵抗器R1を流れるプラス極性電流Ipを示し、同図(j)の波形は、第2抵抗器R2を流れるマイナス極性電流Inを示し、同図(k)の波形は、補助コンデンサ充電駆動信号Akを示す。
次に、図2の波形タイミング図を用いて本発明の実施形態1の動作について説明する。
図2(b)に示す時刻t=t1において、図1に示す極性切換駆動回路CKから出力される第2スイッチング素子駆動信号Tr2がオフになる。このとき電極プラス極性重畳駆動回路PKの第2時限回路TM2は、第2スイッチング素子駆動信号Tr2がオフになったとき所定時間の第2時限信号Tm2を出力し、第2時限信号Tm2は、第3バッフアー回路BF3及び第4バッフアー回路BF4によって分離され、図2(d)に示す第3スイッチング素子駆動信号Tr3及び第5スイッチング素子駆動信号Tr5として出力する。
図2(b)に示す時刻t=t1において、図1に示す極性切換駆動回路CKから出力される第2スイッチング素子駆動信号Tr2がオフになる。このとき電極プラス極性重畳駆動回路PKの第2時限回路TM2は、第2スイッチング素子駆動信号Tr2がオフになったとき所定時間の第2時限信号Tm2を出力し、第2時限信号Tm2は、第3バッフアー回路BF3及び第4バッフアー回路BF4によって分離され、図2(d)に示す第3スイッチング素子駆動信号Tr3及び第5スイッチング素子駆動信号Tr5として出力する。
時刻t=t1において、図1に示す電極プラス極性重畳回路PKの第3スイッチング素子TR3及び第5スイッチング素子TR5は導通し第1の補助コンデンサC1の放電を開始する。
時刻t=t1〜t2の電極マイナス極性から電極プラス極性への極性切換時に第1の補助コンデンサC1は放電を継続し、第1の補助コンデンサC1のプラス端子、第1抵抗器R1、第3スイッチング素子TR3、電極、被溶接物、第5スイッチング素子TR5、第1の補助コンデンサC1のマイナス端子の経路で、図2(h)に示すプラス極性電流Ipの放電電流を通電することで再点弧電圧が電極と被溶接物との間に印加する。
時刻t=t2において、第1スイッチング素子TR1が導通し電極プラス極性へのアークに移行する。そして、時刻t=t2〜t3の間は、第3スイッチング素子TR3及び第5スイッチング素子TR5の導通を継続し、図2(f)に示す第1の補助コンデンサC1の端子電圧Cvが略零になるまで放電する。
時刻t=t3において、図2(j)に示す補助コンデンサ充電駆動信号Akが第1のコンデンサ充電回路CC1に入力すると、第1の補助コンデンサC1は、第1のコンデンサ充電回路CC1によって充電が開始され時刻t=t4まで充電を継続する。
図2(a)に示す時刻t=t4において、第1スイッチング素子駆動信号Tr1がオフになる。図3に示す電極マイナス極性重畳駆動回路NKの第1時限回路TM1は、第1スイッチング素子駆動信号Tr1がオフになったとき所定時間の第1時限信号Tm1を出力し、第1時限信号Tm1は、第1バッフアー回路BF1及び第2バッフアー回路BF2によって分離され、図2(c)に示す第4スイッチング素子駆動信号Tr4及び第6スイッチング素子駆動信号Tr6として出力する。
時刻t=t4において、電極マイナス極性重畳回路NKの第4スイッチング素子TR4及び第6スイッチング素子TR6は導通し第1の補助コンデンサC1が放電を開始する。
時刻t=t4〜t5の電極プラス極性から電極マイナス極性への極性切換時に第1の補助コンデンサC1は放電を継続し、第1の補助コンデンサC1のプラス端子、第6スイッチング素子TR6、被溶接物、電極、第4スイッチング素子TR4、第2抵抗器R2及び第1の補助コンデンサC1のマイナス端子の経路で、図2(i)に示すマイナス極性電流Inの放電電流を通電することで再点弧電圧が被溶接物と電極との間に印加する。
時刻t=t5において、第2スイッチング素子TR2が導通し電極マイナス極性へのアークに移行する。そして、時刻t=t5〜t6の間は、第4スイッチング素子TR4及び第6スイッチング素子TR6の導通を継続し、図2(f)に示す第1の補助コンデンサC1の端子電圧Cvが略零になるまで放電する。
時刻t=t6において、図2(j)に示す補助コンデンサ充電駆動信号Akが第1のコンデンサ充電回路CC1に入力すると、第1の補助コンデンサC1は、第1のコンデンサ充電回路CC1によって充電が開始され時刻t=t7まで充電を継続する。
図2(a)に示す時刻t=t7において、第2スイッチング素子駆動信号Tr2がオフになる。図3に示す電極プラス極性重畳駆動回路PKの第2時限回路TM2は、第2スイッチング素子駆動信号Tr2がオフになったときに所定時間の第2時限信号Tm2を出力し、第2時限信号Tm2は、第3バッフアー回路BF3及び第4バッフアー回路BF4によって分離され、図2(d)に示す第3スイッチング素子駆動信号Tr3及び第5スイッチング素子駆動信号Tr5として出力する。
時刻t=t7において、電極プラス極性重畳回路の第3スイッチング素子TR3及び第5スイッチング素子TR5は導通し、再び第1の補助コンデンサC1が放電を開始する。
時刻t=t7〜t8の電極マイナス極性から電極プラス極性への極性切換時に第1の補助コンデンサC1は放電を継続し、第1の補助コンデンサC1のプラス端子、第1抵抗器R1、第3スイッチング素子TR3、電極、被溶接物、第5スイッチング素子TR5、第1の補助コンデンサC1のマイナス端子の経路で、図2(h)に示すプラス極性電流Ipの放電電流を通電することで再点弧電圧が電極と被溶接物との間に印加する。
時刻t=t8において、第1スイッチング素子TR1が導通し電極プラス極性へのアークに移行する。そして、時刻t=t7〜t9の間は、第3スイッチング素子TR3及び第5スイッチング素子TR5の導通を継続し、図2(f)に示す第1の補助コンデンサC2の端子電圧Cvが略零になるまで放電する。
時刻t=t9において、図2(j)に示す補助コンデンサ充電駆動信号Akが第1のコンデンサ充電回路CC1に入力されると、第1の補助コンデンサC1は第1のコンデンサ充電回路CC1によって充電が開始される。そして、以後は上述と同一動作を行なう。
上述より、電極マイナス極性から電極プラス極性への極性切換時に第1の補助コンデンサC1のプラス端子、第1抵抗器R1、第3スイッチング素子TR3、電極、被溶接物、第5スイッチング素子TR5、第1の補助コンデンサC1のマイナス端子の経路で第1の補助コンデンサC1を放電し、電流を通電することで発生する再点弧電圧が、電極と被溶接物との間に印加され、電極マイナス極性から電極プラス極性への極性切換時のアーク消滅の防止が可能となる。
更に、電極プラス極性から電極マイナス極性への極性切換時に第1の補助コンデンサC1のプラス端子、第6スイッチング素子TR6、被溶接物、電極、第4スイッチング素子TR4、第2抵抗器R2、第1の補助コンデンサC1のマイナス端子の経路で第1の補助コンデンサC1を放電し、電流を通電することで発生する再点弧電圧が、被溶接物と電極との間に印加され、電極プラス極性から電極マイナス極性への極性切換時のアーク消滅の防止が可能となる。
更に、電極プラス極性から電極マイナス極性への極性切換時に第1の補助コンデンサC1のプラス端子、第6スイッチング素子TR6、被溶接物、電極、第4スイッチング素子TR4、第2抵抗器R2、第1の補助コンデンサC1のマイナス端子の経路で第1の補助コンデンサC1を放電し、電流を通電することで発生する再点弧電圧が、被溶接物と電極との間に印加され、電極プラス極性から電極マイナス極性への極性切換時のアーク消滅の防止が可能となる。
更に、上述の一連の動作を繰り返すことにより、1つの補助コンデンサと1つのコンデンサ充電回路によって、電極マイナス極性から電極プラス極性切換へ、及び電極プラス極性から電極マイナス極性の切換への2つのモードに対して再点弧電圧の印加が可能となる。
図3に示すAKは、実施形態2に係る補助コンデンサ充電駆動回路であり、図2及び図3を用いて説明する。
補助コンデンサ充電駆動回路AKの第1アンド回路AD1は、図2(a)に示す第1スイッチング素子駆動信号Tr1と図2(c)に示す第3スイッチング素子駆動信号Tr3の反転信号とのアンド論理を行なって第1アンド信号Ad1として出力し、続いて、第2アンド回路AD2は、図2(b)に示す第2スイッチング素子駆動信号Tr2と図2(c)に示す第4スイッチング素子駆動信号Tr4の反転信号とのアンド論理を行なって第2アンド信号Ad2として出力する。そして、オア回路ORで第1アンド信号Ad1と第2アンド信号Ad2とのオア論理を行って図2(j)に示す補助コンデンサ充電駆動信号Akとして出力する。
第1の補助コンデンサ充電回路CC1は、図2(j)に示す補助コンデンサ充電駆動信号AkがHighレベルのとき動作を行ない、第1の補助コンデンサC1を充電する。
上述より、第1の補助コンデンサC1は、電極マイナス極性から電極プラス極性の極性切換時に放電され略零電圧になると、第1のコンデンサ充電回路CC1が補助コンデンサ充電駆動信号Akに応じて動作を開始し、電極プラス極性の所定時間で充電を終了する。
続いて、電極プラス極性から電極マイナス極性の極性切換時に放電され略零電圧になると、第1のコンデンサ充電回路CC1が補助コンデンサ充電駆動信号Akに応じて再度動作を開始し、電極マイナス極性の所定時間で充電を終了する。
よって、補助コンデンサ充電駆動回路AKによって、第1の補助コンデンサC1の充電精度が向上する。
上述より、第1の補助コンデンサC1は、電極マイナス極性から電極プラス極性の極性切換時に放電され略零電圧になると、第1のコンデンサ充電回路CC1が補助コンデンサ充電駆動信号Akに応じて動作を開始し、電極プラス極性の所定時間で充電を終了する。
続いて、電極プラス極性から電極マイナス極性の極性切換時に放電され略零電圧になると、第1のコンデンサ充電回路CC1が補助コンデンサ充電駆動信号Akに応じて再度動作を開始し、電極マイナス極性の所定時間で充電を終了する。
よって、補助コンデンサ充電駆動回路AKによって、第1の補助コンデンサC1の充電精度が向上する。
AC 交流商用電圧
AD1 第1アンド回路
AD2 第2アンド回路
AK 補助コンデンサ充電駆動回路
Ak 補助コンデンサ充電駆動信号
BF1 第1バッフアー回路
BF2 第2バッフアー回路
BF3 第3バッフアー回路
BF4 第4バッフアー回路
CK 極性切換駆動回路
Ck 極性切換駆動信号
C1 第1の補助コンデンサ
C2 第2の補助コンデンサ
C3 第3の補助コンデンサ
C4 平滑コンデンサ
CC1 第1のコンデンサ充電回路
CC2 第2のコンデンサ充電回路
CC3 第3のコンデンサ充電回路
D1 第1ダイオード
D2 第2ダイオード
D3 第3ダイオード
D4 第4ダイオード
DR1 1次整流回路
DCL 直流リアクトル
IK インバータ駆動回路
Ik インバータ駆動信号
ID 出力電流検出回路
Id 出力電流検出信号
INV インバータ回路
INT 主変圧器
IN1 第1反転回路
IN2 第2反転回路
M 被加工物
NK 電極マイナス極性重畳駆動回路
PK 電極プラス極性重畳駆動回路
OR オア回路
R1 第1抵抗器
R2 第2抵抗器
R3 第3抵抗器
R4 第4抵抗器
SC 主制御回路
Sc 出力制御信号
SCK 極性切換対応主制御回路
TH トーチ
TM1 第1時限回路
TM2 第2時限回路
TR1 第1スイッチング素子
TR2 第2スイッチング素子
TR3 第3スイッチング素子
TR4 第4スイッチング素子
TR5 第5スイッチング素子
TR6 第6スイッチング素子
TR7 第7スイッチング素子
TR8 第8スイッチング素子
Tr1 第1スイッチング素子駆動信号
Tr2 第2スイッチング素子駆動信号
Tr3 第3スイッチング素子駆動信号
Tr4 第4スイッチング素子駆動信号
Tr5 第5スイッチング素子駆動信号
Tr6 第6スイッチング素子駆動信号
Tr7 第7スイッチング素子駆動信号
Tr8 第8スイッチング素子駆動信号
W 電極(溶接ワイヤ)
AD1 第1アンド回路
AD2 第2アンド回路
AK 補助コンデンサ充電駆動回路
Ak 補助コンデンサ充電駆動信号
BF1 第1バッフアー回路
BF2 第2バッフアー回路
BF3 第3バッフアー回路
BF4 第4バッフアー回路
CK 極性切換駆動回路
Ck 極性切換駆動信号
C1 第1の補助コンデンサ
C2 第2の補助コンデンサ
C3 第3の補助コンデンサ
C4 平滑コンデンサ
CC1 第1のコンデンサ充電回路
CC2 第2のコンデンサ充電回路
CC3 第3のコンデンサ充電回路
D1 第1ダイオード
D2 第2ダイオード
D3 第3ダイオード
D4 第4ダイオード
DR1 1次整流回路
DCL 直流リアクトル
IK インバータ駆動回路
Ik インバータ駆動信号
ID 出力電流検出回路
Id 出力電流検出信号
INV インバータ回路
INT 主変圧器
IN1 第1反転回路
IN2 第2反転回路
M 被加工物
NK 電極マイナス極性重畳駆動回路
PK 電極プラス極性重畳駆動回路
OR オア回路
R1 第1抵抗器
R2 第2抵抗器
R3 第3抵抗器
R4 第4抵抗器
SC 主制御回路
Sc 出力制御信号
SCK 極性切換対応主制御回路
TH トーチ
TM1 第1時限回路
TM2 第2時限回路
TR1 第1スイッチング素子
TR2 第2スイッチング素子
TR3 第3スイッチング素子
TR4 第4スイッチング素子
TR5 第5スイッチング素子
TR6 第6スイッチング素子
TR7 第7スイッチング素子
TR8 第8スイッチング素子
Tr1 第1スイッチング素子駆動信号
Tr2 第2スイッチング素子駆動信号
Tr3 第3スイッチング素子駆動信号
Tr4 第4スイッチング素子駆動信号
Tr5 第5スイッチング素子駆動信号
Tr6 第6スイッチング素子駆動信号
Tr7 第7スイッチング素子駆動信号
Tr8 第8スイッチング素子駆動信号
W 電極(溶接ワイヤ)
Claims (2)
- 商用交流電源を整流し直流電圧を出力する直流電源回路と、前記直流電圧を高周波交流電圧に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路を制御する主制御回路と、前記インバータ回路の出力をアーク加工に適した高周波交流電圧に変換する主変圧器と、前記主変圧器の出力側に三端子を設けて中間端子を零出力とし一方の端子を正出力とし他方の端子を負出力とし前記正出力と前記負出力とを入力し整流して正電圧と負電圧を生成する2次整流回路と、前記正電圧と前記負電圧とを入力とし電極プラス極性のとき前記正電圧に電極マイナス極性のとき前記負電圧に切り換えてアーク負荷に供給する第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子からハーフ・ブリッジを形成する極性切換回路と、前記第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子を交互に駆動させる第1スイッチング素子駆動信号及び第2スイッチング素子駆動信号を出力する極性切換駆動回路と、を備え前記極性切換回路の出力に電極を接続すると共に前記主変圧器の中間端子に被溶接物を接続し前記電極と前記被溶接物との間に交流アークを発生する交流アーク溶接電源において、 前記極性切換回路の出力に第3スイッチング素子のエミッタ側を接続し、前記第3スイッチング素子のコレクタ側と第1抵抗器の一方、前記第1抵抗器の他方と補助コンデンサのプラス側及び前記補助コンデンサのマイナス側と第5スイッチング素子のエミッタ側とを直列接続し、前記第5スイッチング素子のコレクタ側を前記被溶接物と接続してなる電極プラス極性重畳回路と、前記極性切換回路の出力に第4スイッチング素子のコレクタ側を接続し前記第4スイッチング素子のエミッタ側と第2抵抗器の一方、前記第2抵抗器の他方と前記補助コンデンサのマイナス側及び前記補助コンデンサのプラス側と第6スイッチング素子のコレクタ側とを直列接続し、第6スイッチング素子のエミッタ側を前記被溶接物と接続してなる電極マイナス極性重畳回路と、前記補助コンデンサを充電する補助コンデンサ充電回路と、前記補助コンデンサ充電回路を駆動する補助コンデンサ充電駆動信号を出力する補助コンデンサ充電駆動回路と、前記第2スイッチング素子駆動信号がオフしたときから第3スイッチング素子及び第5スイッチング素子を所定時間導通させる電極プラス極性重畳駆動回路と、前記第1スイッチング素子駆動信号がオフしたときから第4スイッチング素子及び第6スイッチング素子を所定時間導通させる電極マイナス極性畳駆動回路とを備え、前記電極マイナス極性から電極プラス極性への極性切換時に前記補助コンデンサのプラス端子、第1抵抗器、第3スイッチング素子、電極、被溶接物、第5スイッチング素子、補助コンデンサのマイナス端子の経路で前記補助コンデンサを放電し電流を通電することで再点弧電圧を前記電極と前記被溶接物との間に印加し、前記電極プラス極性から電極マイナス極性への極性切換時に前記補助コンデンサのプラス端子、第6スイッチング素子、被溶接物、電極、第4スイッチング素子、第2抵抗器、補助コンデンサのマイナス端子の経路で前記補助コンデンサを放電し電流を通電することで再点弧電圧を前記被溶接物と前記電極との間に印加すること、を特徴とする交流アーク溶接電源。
- 前記補助コンデンサ充電回路は、前記補助コンデンサ充電駆動信号を入力とし前記第3スイッチング素子及び前記第5スイッチング素子が遮断しているとき前記補助コンデンサ充電駆動信号はHighレベルになり、続いて、前記第4スイッチング素子及び前記第6スイッチング素子が遮断しているとき前記補助コンデンサ充電駆動信号はHighレベルになり、前記補助コンデンサ充電駆動信号がHighレベルのときに前記補助コンデンサを充電させること、を特徴とする請求項1記載の交流アーク溶接電源。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008213429A JP2010046692A (ja) | 2008-08-22 | 2008-08-22 | 交流アーク溶接電源 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008213429A JP2010046692A (ja) | 2008-08-22 | 2008-08-22 | 交流アーク溶接電源 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010046692A true JP2010046692A (ja) | 2010-03-04 |
Family
ID=42064238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008213429A Pending JP2010046692A (ja) | 2008-08-22 | 2008-08-22 | 交流アーク溶接電源 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010046692A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015530253A (ja) * | 2012-09-24 | 2015-10-15 | リンカーン グローバル,インコーポレイテッド | Acアーク溶接プロセスのための低電流調整を提供するシステム及び方法 |
WO2018186098A1 (ja) * | 2017-04-04 | 2018-10-11 | 株式会社ダイヘン | 被覆アーク溶接システム、および、被覆アーク溶接用の溶接電源装置 |
JP2019089093A (ja) * | 2017-11-14 | 2019-06-13 | 株式会社ダイヘン | 溶接電源装置 |
WO2021251267A1 (ja) * | 2020-06-12 | 2021-12-16 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 溶接装置 |
CN114070117A (zh) * | 2021-11-19 | 2022-02-18 | 杭州凯尔达电焊机有限公司 | 交流换向维弧电路及交流焊接电源 |
-
2008
- 2008-08-22 JP JP2008213429A patent/JP2010046692A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015530253A (ja) * | 2012-09-24 | 2015-10-15 | リンカーン グローバル,インコーポレイテッド | Acアーク溶接プロセスのための低電流調整を提供するシステム及び方法 |
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CN114070117A (zh) * | 2021-11-19 | 2022-02-18 | 杭州凯尔达电焊机有限公司 | 交流换向维弧电路及交流焊接电源 |
CN114070117B (zh) * | 2021-11-19 | 2022-05-20 | 杭州凯尔达电焊机有限公司 | 交流换向维弧电路及交流焊接电源 |
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