JP5372333B2 - 交直両用アーク溶接機 - Google Patents

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Description

本発明は、交直両用アーク溶接機に内蔵されている再点弧発生回路及びスーパーポウズ回路の改良に関するものである。
従来の交直両用アーク溶接機において、交流アーク溶接用の再点弧発生回路と直流アーク溶接用のスーパーポウズ回路とを別々に設けてアーク切れ防止に対応してきた。
図6は、従来の交直両用アーク溶接機の電気接続図であり、相対向する一対の第1のサイリスタ素子SR1乃至第4のサイリスタ素子SR4によって形成する主サイリスタ回路SCRを出力制御素子とし、トーチTH内蔵の電極Eと被溶接物Mとの間に電力を供給する。同図において、電磁開閉器を用いた主回路開閉器MSの開閉接点MSを主変圧器INTの1次側に設け、主変圧器INTの第1の2次巻線に主サイリスタ回路SCR、直流リアクトルDCL及びカップリングコイルCCを設けて直流・交流変換回路部を形成する。
図6において、主変圧器INT2は、商用交流電源をアーク加工に適した電圧に変換して出力する第1の2次巻線、スーパーポウズ電圧に適した電圧に変換して出力する第2の2次巻線、再点弧電圧に適した電圧に変換して出力する第3の2次巻線とで形成される。
スーパーポウズ電源回路は、図6に示す第2の2次整流回路DR2、第4の抵抗器R4、第5の抵抗器R5、第3のコンデンサC3及び第1のダイオードD1で形成され、出力電圧は、例えば約100Vで放電時定数が10ms程度を有する直流電源である。
再点弧電源回路は、図6に示す第3の2次整流回路DR3、第6の抵抗器R6、第4のコンデンサC4、第2のダイオードD2及び第6のサイリスタ素子SR6で形成され、再点弧用電圧として、例えば200Vで放電時定数が1ms程度を有する直流電源である。そして、第8の切換スイッチSW8及び第9の切換スイッチSW9は、スーパーポウズ電圧又は再点弧用電圧を選択する切換スイッチである。
制御スイッチPSは、商用交流電源の入力を開閉する。主回路開閉器MSは、商用交流電源が入力すると動作を開始して主回路開閉接点MSを閉路させ、主変圧器INTの1次側に商用交流電源を入力する。
直流・交流設定回路DAは、直流モード又は交流モードを設定し、直流モードのとき直流・交流設定信号DaはLowレベルになり、交流モードのとき直流・交流設定信号DaをHighレベルにして出力する。主サイリスタ制御回路SCは、起動スイッチTSから起動信号Tsが入力されると動作を開始し、設定が直流モードのとき第1の主制御信号Sc1及び第2の主制御信号Sc2を出力し、交流モードのとき第1の主制御信号Sc1及び第2の主制御信号Sc2を交互に出力すると共に直流・交流切換信号CsをHighレベルにして出力する。
サイリスタ駆動回路SDは、直流モードのとき第2のサイリスタ駆動信号S2及び第3のサイリスタ駆動信号S3を常時出力し、第1の主制御信号Sc1に応じて第4のサイリスタ駆動信号S4を出力し、第2の主制御信号Sc2に応じて第1のサイリスタ駆動信号S1を出力する。また、交流モードのとき第1の主制御信号Sc1に応じて第2のサイリスタ駆動信号S2及び第4のサイリスタ駆動信号S4を出力し、第2の主制御信号Sc2に応じて第1のサイリスタ駆動信号S1及び第3のサイリスタ駆動信号S3を出力する。
サイリスタ・ゲート回路SGは、設定が直流モードのとき出力を停止し、設定が交流モードのとき第1の主制御信号Sc1を第6のサイリスタ駆動信号S6として出力する。
直流・交流変換回路は、直流・交流切換信号CsがLowレベルのときに、交直切換スイッチである第1の切換スイッチSW1、第2の切換スイッチSW2及び第3の切換スイッチSW3をDC側にして、図7に示すように主変圧器INT2の第1の2次巻線に主サイリスタ回路SCRを並列に接続し主サイリスタ回路SCRの一方の出力に直流リアクトルDCL、カップリングコイルCC及び被加工物Mを直列に接続し、主サイリスタ回路SCRの他方の出力をトーチTH内蔵の電極Eに接続して直流変換回路を形成し、直流・交流切換信号CsがHighレベルのときに、第1の切換スイッチSW1、第2の切換スイッチSW2及び第3の切換スイッチSW3をAC側にして、図9に示すように交流モードのとき主変圧器INT2の第1の2次巻線の一方に主サイリスタ回路SCRの入力を接続し主サイリスタ回路SCRの中間に直流リアクトルDCLを接続し主サイリスタ回路SCRの出力にカップリングコイルCCを直列に接続し、主変圧器INT2の第1の2次巻線の他方にトーチTH内蔵の電極Eに接続して交流変換回路を形成する。
次に直流モードの動作について説明する。
図8は、直流モードを設定し図7に示す従来技術の直流変換回路が形成されたときの動作を説明する波形タイミング図である。図8において、同図(A)の波形は、商用交流電源ACの波形を示し、同図(B)の波形は第1の主制御信号Sc1を示し、同図(C)の波形は第2の主制御信号Sc2を示し、同図(D)の波形は、直流・交流設定信号Daを示し、同図(E)の波形は、第1のサイリスタ駆動信号S1を示し、同図(F)の波形は、第4のサイリスタ駆動信号S4を示し、同図(G)の波形は、第6のサイリスタ駆動信号S6を示し、同図(H)の波形は、主サイリスタ回路SCRの出力電流波形を示し、同図(I)の波形は、第2のサイリスタ駆動信号S2及び第3のサイリスタ駆動信号S3を示す。
図8に示す時刻t=t1において、主サイリスタ回路SCRに同図(E)及び同図(F)に示す第1のサイリスタ駆動信号S1及び第4のサイリスタ駆動信号S4が印加されると、まず、第1のサイリスタ素子SR1及び第3のサイリスタ素子SR3が導通する。このとき、直流リアクトルDCLのインダクタンスが大きいため、同図(H)に示す出力電流Ioは少し増加するのみであり、時刻t=t1〜t2の時間で直流リアクトルDCLにエネルギーが蓄えられる。
時刻t=t2〜t3において、直流リアクトルDCLがエネルギー源となり、蓄えられたエネルギーを放出して電流を流し続けようとする。続いて、時刻t=t3〜t4において、図8(A)に示す商用交流電源ACの極性が反転するが、第2のサイリスタ素子SR2及び第3のサイリスタ素子SR3が導通するために、直流リアクトルDCLがエネルギー供給源となり、第2のサイリスタ素子SR2及び第3のサイリスタ素子SR3を介して負荷に電流を流し続ける。
時刻t=t4において、第3のサイリスタ素子SR3及び第4のサイリスタ素子SR4が短絡回路を形成し、第3のサイリスタ素子SR3に流れる電流は、この短絡電流により零となり遮断する。また、時刻t=t1〜t4において、スーパーポウズ電源回路から第5の抵抗器及び第1のダイオードを介して、例えば、約100Vのーパーポウズ電圧を電極Eと被加工物Mとの間に印加する。
時刻t=t4〜t5において、第2のサイリスタ素子SR2及び第4のサイリスタ素子SR4は導通しており時刻t=t1〜t2と同一動作をする。そして、時刻t=t5以後は、上述と同一動作が繰り返される。
次に交流モードのときの動作について説明する。
図10は、交流モードを設定して図9に示す従来技術の交流変換回路部が形成されたときの動作を説明する波形タイミング図である。図10において、同図(A)の波形は、商用交流電源ACの波形を示し、同図(B)の波形は第1の主制御信号Sc1を示し、同図(C)の波形は第2の主制御信号Sc2を示し、同図(D)の波形は直流・交流設定信号Daを示し、同図(E)の波形は、第1のサイリスタ駆動信号S1及び第3のサイリスタ駆動信号S3を示し、同図(F)の波形は、第2のサイリスタ駆動信号S2及び第4のサイリスタ駆動信号S4を示し、同図(G)の波形は、第6のサイリスタ駆動信号S6を示し、同図(H)の波形は、主サイリスタ回路SCRの出力電流波形を示す。
図7に示す時刻t=t1において、同図(B)に示す第1の主制御信号Sc1が第1のサイリスタ駆動回路SD1に入力されると、第1のサイリスタ駆動回路SD1は同図(F)に示す第2のサイリスタ駆動信号S2及び第4のサイリスタ駆動信号S4を出力して第2のサイリスタ素子SR2及び第4のサイリスタ素子SR4を導通させると共に、サイリスタ・ゲート回路SGは、第1の主制御信号Sc1を選択して同図(G)に示す第6のサイリスタ駆動信号S6として出力して第6のサイリスタ素子SR6を導通させ、図9に示す再点弧電源回路によって生成された、例えば、200Vの再点弧用電圧をトーチTH内蔵の電極Eがマイナスからプラスの切換時に供給し極性切換時のアーク切れを防止する。
図10に示す時刻t=t1〜t2において、直流リアクトルDCLのインダクタンスが大きいため、同図(H)に示す出力電流Ioは少し増加するのみであり、直流リアクトルDCLにエネルギーが蓄えられる。
時刻t=t2〜t4において、直流リアクトルDCLがエネルギー源となり、蓄えられたエネルギーを放出して電流を流し続けようとするため、図10(H)に示す出力電流はIoの極性は反転しない。
時刻t=t4において、図10(E)に示す第1のサイリスタ駆動信号S1及び第3のサイリスタ駆動信号S3が出力され、第1のサイリスタ素子SR1乃至第4のサイリスタ素子SR4のすべてが導通になる。直流リアクトルDCLはこの瞬間、4つのサイリスタ素子により短絡され、各サイリスタ素子には1/2Ioの電流が流れる。このとき、主サイリスタ回路SCRは短絡された状態となり、インダクタンスが小さくなり、主サイリスタ回路SCRには逆向きの電流が流れはじめ、第2のサイリスタ素子SR2及び第4のサイリスタ素子SR4に流れる電流が零になったときに遮断する。また、時刻t=t4において、サイリスタ・ゲート回路SGは、第2の主制御信号Sc2の選択をせず第6のサイリスタ素子SR5は遮断する。
時刻t=t4〜t5において、第1のサイリスタ素子SR1及び第3のサイリスタ素子SR3は導通するが、直流リアクトルDCLのインダクタンスが大きいため、同図(H)に示す出力電流Ioは少し増加するのみであり、直流リアクトルDCLにエネルギーが蓄えられる。そして、時刻t=t5以後は、上述と同一動作を行う。(例えば、特許文献1)
特開2003−340752号公報
交直両用アーク溶接機の直流モードにおいて、例えば、数A程度の小電流ではアーク保持に必要なエネルギーが不足してアーク切れが生じる。このアーク切れを防止するために、放電時定数が大きく約100Vの直流のスーパーポウズ電圧を生成するスーパーポウズ電源回路を設け、常時トーチ内蔵の電極と被加工物との間にスーパーポウズ電圧を印加してアーク切れに対応してきた。また、交流モードにおいて、酸化しやすい金属、例えば、アルミニウムを被加工物とする場合、アルミニウムに正弦波状の交流電流を供給するとトーチ内蔵の電極プラスになる時間は、アルミニウムの表面の酸化膜がクリーニング作用で除去されるが、電極マイナスからプラスに切換わるときに必要なエネルギーが不足してアークの再点弧が困難になる。このアークの再点弧を容易にするために、放電時定数が小さく約200Vの再点弧電圧を生成する再点弧電源回路を別途に設けて、電極の極性切換時に再点弧電圧をトーチ内蔵の電極と被加工物の間に印加してアークの再点弧を容易にしてきた。
しかし、アーク切れを防止し溶接性を良くするために、出力電圧及び放電時定数が違うスーパーポウズ電源回路と再点弧電源回路との2種類もの直流電源回路が必要となり回路構成を複雑にしている。さらに、主変圧器の2次側には、直流電源回路に対応する2つの2次巻線が必要となり主変圧器の構造も複雑になりコストの上昇及び装置の大型化につながっていた。
そこで、本発明では、上述した課題を解決することができる交直両用アーク溶接機を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、第1の発明は、商用交流電源をアーク溶接に適した電圧に変換する主変圧器と、前記主変圧器の第1の2次巻線側に設けた相対向する第1のサイリスタ素子及び第3のサイリスタ素子、並びに相対向する第2のサイリスタ素子及び第4のサイリスタ素子で形成する主サイリスタ回路と、溶接電流を交流又は直流にする交直切換スイッチを前記主サイリスタ回路の出力側に接続し直流モードのとき前記交直切換スイッチによって直流変換回路を形成し交流モードのとき前記交直切換スイッチによって交流変換回路を形成する直流・交流変換回路と、前記直流モードのとき前記主サイリタ回路を導通させ前記交流モードのとき前記相対向する前記第1のサイリスタ素子及び前記第3のサイリスタ素子、並びに前記相対向する前記第2のサイリスタ素子及び前記第4のサイリスタ素子を交互に導通させる主サイリスタ制御回路と、を設けた交直両用アーク溶接機において、前記主変圧器に第2の2次巻線を設け前記第2の2次巻線に2次整流回路を接続し切換スイッチによって直流モードになったとき前記2次整流回路の出力を予め定めた値の第1の抵抗器と予め定めた容量の第1のコンデンサとからなる第1平滑回路によって直流化したスーパーポウズ電圧を生成し、前記切換スイッチによって交流モードになったとき前記2次整流回路の出力を前記第1の抵抗器の値より大きい第2の抵抗器と前記第1のコンデンサの容量より小さい第2のコンデンサとからなる第2平滑回路によって平滑化する再点弧電圧を生成するスーパーポウズ・再点弧電源回路と、前記切換スイッチによって直流モードになったとき前記スーパーポウズ・再点弧電源回路のプラス端子と被加工物との間に点弧用サイリスタ素子と限流抵抗器とを直列に接続し前記スーパーポウズ・再点弧電源回路のマイナス端子を電極に接続し前記点弧用サイリスタ素子を常時点弧させ前記限流抵抗器を介して前記スーパーポウズ電圧を電極と被加工物との間に印加し、前記切換スイッチによって交流モードになったとき前記スーパーポウズ・再点弧電源回路のプラス端子と前記主変圧器の第1の2次巻線と前記主サイリスタ回路との接点との間に点弧用サイリスタ素子を接続し前記スーパーポウズ・再点弧電源回路のマイナス端子を前記被加工物に接続し、電極マイナスから電極プラスに切換わるときに前記点弧用サイリスタ素子を点弧させピーク値が急峻に変化する矩形波状の再点弧電圧を前記主変圧器の2次側電圧に重畳させて前記電極と被加工物との間に印加するスーパーポウズ・再点弧制御回路と、を備えたことを特徴とする交直両用アーク溶接機である。










本発明によれば、スーパーポウズ・再点弧電源回路は、抵抗値が大小の2つの抵抗器と容量が大小の2つのコンデンサとを用いて、直流モードのときには抵抗値の小さい抵抗器と容量の大きいコンデンサを選択し第1平滑回路を形成して放電時定数の大きい直流のスーパーポウズ電圧を生成し、交流モードのときには抵抗値の大きい抵抗器と容量の小さいコンデンサとを選択し第2平滑回路を形成して放電時定数の小さい再点弧電圧を生成するので、従来使用している放電時定数の異なるスーパーポウズ電源回路及び再点弧電源回路を1つの電源回路に集約でき電源回路の構成が簡素化される。
さらに、交流モードのときに主サイリスタ回路の入出力間に電極マイナスから電極プラスに切換わるときにピーク値が急峻に変化する短期間の矩形波状の再点弧電圧が主変圧器の第1の2次巻線と主サイリスタ回路との接点に供給され、このとき、主サイリスタ回路が一瞬逆バイアスされ第2のサイリスタ素子及び第4のサイリスタ素子の導通が遅れる。この導通遅れのときに再点弧電圧の約100Vと主変圧回路の第1の2次巻線の出力電圧約90Vとが重畳されて、約190Vの電圧がトーチ内蔵の電極と被加工物との間に印加される。この約190Vは、従来の再点弧電源回路の約200Vとほぼ同一値であるために、再点弧に適した電圧に変換して出力する主変圧器の第3の2次巻線が不要となり、主変圧器の構造が単純になり装置の小型化につながる。
図1は、本発明の実施形態に係る交直両用アーク溶接機は、図6に示す従来技術の交直両用アーク溶接機の電気接続図と同一符号の構成物は、同一動作を行うので説明は省略し、符号の相違する構成物についてのみ説明する。
図1に示すにスーパーポウズ・再点弧電源回路は、第1の2次整流回路DR1、第1の抵抗器R1(例えば、20Ω)、第2の抵抗器R2(例えば、100Ω)、第1のコンデンサC1(例えば、470μF)、第2のコンデンサC2(例えば、40μF)及び点弧用サイリスタ素子SR5によって形成され、抵抗値の異なる2つの抵抗器と容量の異なる2つのコンデンサの組み合わせによって放電時定数が10ms程度を有し出力電圧が約100Vのスーパーポウズ電圧と放電時定数が1ms程度を有し出力電圧が約100Vの再点弧電圧とを生成する。
直流・交流設定回路DAによって、直流モードを設定すると主サイリスタ制御回路SCは、直流・交流切換信号CsをLowレベルにして、図1に示す第1の切換スイッチSW1乃至第7の切換スイッチSW7のすべてをDC側に切換える。
スーパーポウズ・再点弧電源回路は、第6の切換スイッチSW6及び第7の切換スイッチSW7がDC側になると、図1に示す第1の抵抗器R1と第1のコンデンサC1とを選択して図2に示す、スーパーポウズ電源回路を形成し放電時定数が約10msを有し出力電圧が約100Vのスーパーポウズ電圧を生成する。
続いて、第4の切換スイッチSW4及び第5の切換スイッチSW5がDC側になると、図2にスーパーポウズ電源回路のマイナス側が電極に接続し、プラス側が前記点弧用サイリスタ素子SR5、限流抵抗器R3を介してカップリングコイルCCに接続する。
点弧用サイリスタ制御回路SDAは、直流・交流設定信号DaがLowレベルのときに第1の主制御信号Sc1及び第2の主制御信号Sc2を点弧用サイリスタ駆動信号S5として出力し、点弧用サイリスタ駆動信号S5をHighレベルにして点弧用サイリスタ素子SR5を常時導通させてダイオードとして動作させる。
図3は直流モードの動作を説明する波形タイミング図である。図3において、同図(A)の波形は、商用交流電源ACの波形を示し、同図(B)の波形は第1の主制御信号Sc1を示し、同図(C)の波形は第2の主制御信号Sc2を示し、同図(D)の波形は、直流・交流設定信号Daを示し、同図(E)の波形は、第1のサイリスタ駆動信号S1を示し、同図(F)の波形は、第4のサイリスタ駆動信号S4を示し、同図(G)の波形は、点弧用サイリスタ駆動信号S5を示し、同図(H)の波形は、主サイリスタ回路SCRの出力電流波形を示し、同図(I)の波形は、第2のサイリスタ駆動信号S2及び第3のサイリスタ駆動信号S3を示す。
図3に示す時刻t=t1において、主サイリスタ回路SCRに同図(E)及び同図(F)に示す第1のサイリスタ駆動信号S1及び第4のサイリスタ駆動信号S4が印加されると第1のサイリスタ素子SR1及び第3のサイリスタ素子SR3は導通する。このとき、直流リアクトルDCLのインダクタンスが大きいため、同図(H)に示す出力電流はIoは少し増加するのみであり、時刻t=t1〜t2の時間で直流リアクトルDCLにエネルギーが蓄えられる。また、時刻t=t1において、同図(G)に示す、点弧用サイリスタ駆動信号S5が点弧用サイリスタ素子SR5に印加されと導通し、スーパーポウズ電圧は限流抵抗器R3及びカップリングコイルCCを介してトーチ内蔵THの電極Eと被加工物Mとの間に印加される。
時刻t=t2〜t3において、直流リアクトルDCLがエネルギー源となり、蓄えられたエネルギーを放出して電流を流し続けようとする。続いて、時刻t=t3〜t4において、図8(A)に示す商用交流電源ACの極性が反転しても、第2のサイリスタ素子SR2及び第3のサイリスタ素子SR3が導通しているために、直流リアクトルDCLがエネルギー供給源となり、第2のサイリスタ素子SR2及び第3のサイリスタ素子SR3を介して負荷に電流を流し続ける。
時刻t=t4において、第3のサイリスタ素子SR3及び第4のサイリスタ素子SR4が短絡回路を形成し、第3のサイリスタ素子SR3に流れる電流は、この短絡電流により零となり遮断する。このとき、同図(G)に示す、点弧用サイリスタ駆動信号S5によって点弧用サイリスタ素子SR5の導通を維持するのでスーパーポウズ電圧はトーチ内蔵THの電極Eと被加工物Mとの間に印加を継続する。
時刻t=t4〜t5において、第2のサイリスタ素子SR2及び第4のサイリスタ素子SR4は導通しており時刻t=t1〜t2と同一動作をする。そして、時刻t=t5以後は、上述と同一動作が繰り返される。
上述より、例えば、数A程度の小電流ではアーク保持に必要なエネルギーが不足するが、スーパーポウズ電圧を継続して印加することにより必要なエネルギーが供給され小電流でのアーク切れを防止する。
次に交流モードの動作について説明する。
直流・交流設定回路DAによって、交流モードを設定すると主サイリスタ制御回路SCは、直流・交流切換信号CsをHighレベルにして、図1に示す第1の切換スイッチSW1乃至第7の切換スイッチSW7のすべてをAC側に切換える。
スーパーポウズ・再点弧電源回路は、第6の切換スイッチSW6及び第7の切換スイッチSW7がAC側になると、図1に示す第2の抵抗器R2と第2のコンデンサC2とを選択して図4に示す、再点弧電源回路を形成し放電時定数が約1msを有し出力電圧が約100Vの再点弧電圧を生成する。
続いて、第4の切換スイッチSW4及び第5の切換スイッチSW5がAC側になると、図4に示す再点弧電源回路のマイナス側は主サイリスタ回路SCRの出力側とカップリングコイルCCの入力側の接点に接続し、プラス側が点弧用サイリスタ素子SR5を介して主変圧器INT1の第1の2次巻線の一方と主サイリスタ回路SCRの入力側の接点と接続する。
点弧用サイリスタ制御回路SDAは、直流・交流設定信号DaがHighレベルのときに第1の主制御信号Sc1のみ選択し点弧用サイリスタ駆動信号S5として出力し点弧用サイリスタ素子SR5を導通させる。
図5は交流モードの動作を説明する波形タイミング図である。図5において、同図(A)の波形は、商用交流電源ACの波形を示し、同図(B)の波形は第1の主制御信号Sc1を示し、同図(C)の波形は第2の主制御信号Sc2を示し、同図(D)の波形は、直流・交流設定信号Daを示し、同図(E)の波形は、第1のサイリスタ駆動信号S1及び第3のサイリスタ駆動信号S3を示し、同図(F)の波形は、第2のサイリスタ駆動信号S2及び第4のサイリスタ駆動信号S4を示し、同図(G)の波形は、点弧用サイリスタ駆動信号S5を示し、同図(H)の波形は、主サイリスタ回路SCRの出力電流波形を示し、同図(I)の波形は、第2のコンデンサC2の充放電電圧を示す。
図5に示す時刻t=t1において、同図(B)に示す第1の主制御信号Sc1が第1のサイリスタ駆動回路SD1に入力されると、第1のサイリスタ駆動回路SD1は、同図(F)に示す第2のサイリスタ駆動信号S2及び第4のサイリスタ駆動信号S4を出力して第2のサイリスタ素子SR2及び第4のサイリスタ素子SR4を導通する。このとき、点弧用サイリスタ制御回路SDAは、同図(D)に示す直流・交流設定信号DaがHighレベルであるので第1の主制御信号Sc1を選択し点弧用サイリスタ駆動信号S5として出力し点弧用サイリスタ素子SR5を導通する。
図4に示す再点弧切換回路は、点弧用サイリスタ素子SR5が導通すると、例えば、100Vの再点弧電圧を電極プラスからマイナスに切換わるときに、図4に示す主サイリスタSCRの入出力間に供給する。
時刻t=t1において、主サイリスタSCRの入出力間に放電時定数の短い、例えば、約100Vの再点弧電圧が印加されると、電極プラスのときに動作する第2のサイリスタ素子SR2及び第4のサイリスタ素子SR4は、一瞬逆バイアスとなるために導通が遅れる。このとき、再点弧電圧が主変圧器の第1の2次巻線と主サイリスタ回路との接点に供給されると、再点弧電圧の約100Vと主変圧回路INT1の第1の2次巻線の出力電圧、約90Vとが重畳され、この重畳されたピーク値が急峻に変化する矩形波状の約190Vの電圧が電極プラスから電極マイナスに切換わるときにトーチ内蔵THの電極Eと被加工物Mとの間に印加されてアーク切れを防止する。
続いて、第2のサイリスタ素子SR2及び第4のサイリスタ素子SR4が導通し、コンデンサC1に充電されていた電荷が放電され、図4(H)に示す時刻t=t1〜t12の時間、主サイリスタ回路SCRの出力電流にパルス状の放電電流が流れる。
時刻t=t3において、第2のコンデンサC2は逆電圧となり、点弧用サイリスタ素子SR5は遮断する。このとき、図4に示す第1の2次整流回路DR1で整流された電流が第2の抵抗器R2を介して第2のコンデンサC2を充電し、次周期の時刻t=t7までに充電を完了する。
そして、時刻t=t2以後の主サイリスタ回路SCRの動作は図10に示す従来の交流モードの波形タイミング図と同一動作を行う。
本発明の実施形態に係る交直両用アーク溶接機の電気接続図である。 直流モードを設定したときの交直両用アーク溶接機の電気接続図である。 直流モードの動作を説明する波形タイミング図である。 交流モードを設定したときの交直両用アーク溶接機の電気接続図である。 交流モードの動作を説明する波形タイミング図である。 従来技術でのアーク加工用電源装置の電気接続図である。 従来技術の直流モードを設定したときの交直両用アーク溶接機の電気接続図 である。 従来の直流モードの動作を説明するための波形タイミング図である。 従来技術の交流モードを設定したときの交直両用アーク溶接機の電気接続図 である。 従来の交流モードの動作を説明するための波形タイミング図である。
符号の説明
CC カップリングコイル
C1 第1のコンデンサ
C2 第2のコンデンサ
Cs 直流・交流切換信号
DA 直流・交流設定回路
Da 直流・交流設定信号
D1 第1のダイオード
D2 第2のダイオード
DR1 第1の2次整流回路
DR2 第2の2次整流回路
DR3 第3の2次整流回路
DCL 直流リアクトル
INT1 主変圧器
INT2 主変圧器
M 被加工物
MS 主回路開閉器
PS 制御スイッチ
R1 第1の抵抗器
R2 第2の抵抗器
R3 限流抵抗器
R4 第4の抵抗器
R5 第5の抵抗器
R6 第6の抵抗器
SC 主サイリスタ制御回路
Sc1 第1の主制御信号
Sc2 第2の主制御信号
SD サイリスタ駆動回路
S1 第1のサイリスタ駆動信号
S2 第2のサイリスタ駆動信号
S3 第3のサイリスタ駆動信号
S4 第4のサイリスタ駆動信号
S5 点弧用サイリスタ駆動信号
S6 第6のサイリスタ駆動信号
SG サイリスタ・ゲート回路
SDA 点弧用サイリスタ制御回路
SR1 第1のサイリスタ素子
SR2 第2のサイリスタ素子
SR3 第3のサイリスタ素子
SR4 第4のサイリスタ素子
SR5 点弧用サイリスタ素子
SW1 第1の切換スイッチ
SW2 第2の切換スイッチ
SW3 第3の切換スイッチ
SW4 第4の切換スイッチ
SW5 第5の切換スイッチ
SW6 第6の切換スイッチ
SW7 第7の切換スイッチ
SW8 第8の切換スイッチ
SW9 第9の切換スイッチ
TH トーチ
TS 起動スイッチ
Ts 起動信号






Claims (1)

  1. 商用交流電源をアーク溶接に適した電圧に変換する主変圧器と、前記主変圧器の第1の2次巻線側に設けた相対向する第1のサイリスタ素子及び第3のサイリスタ素子、並びに相対向する第2のサイリスタ素子及び第4のサイリスタ素子で形成する主サイリスタ回路と、溶接電流を交流又は直流にする交直切換スイッチを前記主サイリスタ回路の出力側に接続し直流モードのとき前記交直切換スイッチによって直流変換回路を形成し交流モードのとき前記交直切換スイッチによって交流変換回路を形成する直流・交流変換回路と、前記直流モードのとき前記主サイリタ回路を導通させ前記交流モードのとき前記相対向する前記第1のサイリスタ素子及び前記第3のサイリスタ素子、並びに前記相対向する前記第2のサイリスタ素子及び前記第4のサイリスタ素子を交互に導通させる主サイリスタ制御回路と、を設けた交直両用アーク溶接機において、前記主変圧器に第2の2次巻線を設け前記第2の2次巻線に2次整流回路を接続し切換スイッチによって直流モードになったとき前記2次整流回路の出力を予め定めた値の第1の抵抗器と予め定めた容量の第1のコンデンサとからなる第1平滑回路によって直流化したスーパーポウズ電圧を生成し、前記切換スイッチによって交流モードになったとき前記2次整流回路の出力を前記第1の抵抗器の値より大きい第2の抵抗器と前記第1のコンデンサの容量より小さい第2のコンデンサとからなる第2平滑回路によって平滑化する再点弧電圧を生成するスーパーポウズ・再点弧電源回路と、前記切換スイッチによって直流モードになったとき前記スーパーポウズ・再点弧電源回路のプラス端子と被加工物との間に点弧用サイリスタ素子と限流抵抗器とを直列に接続し前記スーパーポウズ・再点弧電源回路のマイナス端子を電極に接続し前記点弧用サイリスタ素子を常時点弧させ前記限流抵抗器を介して前記スーパーポウズ電圧を電極と被加工物との間に印加し、前記切換スイッチによって交流モードになったとき前記スーパーポウズ・再点弧電源回路のプラス端子と前記主変圧器の第1の2次巻線と前記主サイリスタ回路との接点との間に点弧用サイリスタ素子を接続し前記スーパーポウズ・再点弧電源回路のマイナス端子を前記被加工物に接続し、電極マイナスから電極プラスに切換わるときに前記点弧用サイリスタ素子を点弧させピーク値が急峻に変化する矩形波状の再点弧電圧を前記主変圧器の2次側電圧に重畳させて前記電極と被加工物との間に印加するスーパーポウズ・再点弧制御回路と、を備えたことを特徴とする交直両用アーク溶接機。
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