JP4597500B2 - 交流アーク加工用電源装置 - Google Patents

交流アーク加工用電源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4597500B2
JP4597500B2 JP2003337433A JP2003337433A JP4597500B2 JP 4597500 B2 JP4597500 B2 JP 4597500B2 JP 2003337433 A JP2003337433 A JP 2003337433A JP 2003337433 A JP2003337433 A JP 2003337433A JP 4597500 B2 JP4597500 B2 JP 4597500B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching element
switching
polarity
voltage
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003337433A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005103569A (ja
Inventor
哲治 渡谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihen Corp
Original Assignee
Daihen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihen Corp filed Critical Daihen Corp
Priority to JP2003337433A priority Critical patent/JP4597500B2/ja
Publication of JP2005103569A publication Critical patent/JP2005103569A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4597500B2 publication Critical patent/JP4597500B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Arc Welding Control (AREA)

Description

本発明は交流アーク加工用電源装置において、2次側のインバータ回路の構成及び制御に関するものである。
従来では、図15に示すように1次整流回路DR1は三相交流商用電源ACの出力を整流して直流電圧に変換し、ブリッジ接続された1次インバータ回路は、第5のスイッチング素子TR5乃至第8のスイッチング素子TR8によって形成され、相対向する辺を形成する第5のスイッチング素子TR5及び第8のスイッチング素子TR8と、第6のスイッチング素子TR6及び第7のスイッチング素子TR7とがそれぞれ一対となり、主制御回路SCから出力する第1素子駆動信号Sc1乃至第4素子駆動信号Sc4によって、これらの対をなす2個素子が導通と遮断を繰り返して上記直流電圧を高周波交流電圧に変換する。更に、主変圧器INTは、1次側の上記高周波交流電圧をアーク加工に適した電圧に変換にする。
2次整流回路DR2は、主変圧器INTの出力を整流して直流電圧に変換し、ブリッジ接続された2次インバータ回路は、第9のスイッチング素子TR9乃至第12のスイッチング素子TR12によって形成され、相対向する辺を形成する第9のスイッチング素子TR9及び第12のスイッチング素子TR12と、第10のスイッチング素子TR10及び第11のスイッチング素子TR11とがそれぞれ一対となり、2次インバータ駆動回路KDから出力する2次インバータ用第1素子駆動信号Kd1乃至2次インバータ用第4素子駆動信号Kd4によって、これらの対をなす2個素子が導通と遮断を繰り返して上記直流電圧を予め定めた低周波で交流電圧に変換する。
主制御回路SCは、直流モード又は交流モードを設定し、2次インバータ駆動回路KDに入力する。また、極性切換回路TMは、2次インバータ回路の極性切換周波数及び極性比率を予め定めた値に設定して極性切換信号Tmとして出力する。
主制御回路SCが直流モードを設定したときに、2次インバータ駆動回路KDは、第9のスイッチング素子TR9及び第12のスイッチング素子TR12を常時導通し、第10のスイッチング素子TR10及び第11のスイッチング素子TR11を常時遮断するので、対をなす一方のスイッチング素子のみ負荷が重くなり、大容量のスイッチング素子が必要となる。
特開平4−279279号公報
従来の交流アーク加工用電源装置において、直流モードのとき2次インバータ回路の相対向する2対のスイッチング素子のうち1対のみを使用するために容量の大きいスイッチング素子を使用しなければならない。また、交流モードのとき2次側インバータ回路の極性切換時に大きなスイッチング損失が発生する。
上述した課題を解決するために、第1の発明は、直流電圧を出力する直流電源回路と、前記直流電源回路の出力を高周波交流電圧に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路を制御する主制御信号を出力する主制御回路と、前記高周波交流電圧をアーク加工に適した電圧に変換し前記変換した電圧を2次側に設けた第1端子及び第2端子に出力する主変圧器と、前記主変圧器の第1端子に第1のスイッチング素子のエミッタ側を接続する前記第1のスイッチング素子と、前記第2のスイッチング素子のコレクタ側を第1のスイッチング素子のコレクタ側に接続する前記第2のスイッチング素子と、前記主変圧器の第2端子に第3のスイッチング素子のコレクタ側を接続する前記第3のスイッチング素子と、前記第4のスイッチング素子のエミッタ側を第3のスイッチング素子のエミッタ側に接続する前記第4のスイッチング素子と、第1のスイッチング素子に逆極性に並列接続する第1の逆導通ダイオードと、第2のスイッチング素子に逆極性に並列接続する第2の逆導通ダイオードと、第3のスイッチング素子に逆極性に並列接続する第3の逆導通ダイオードと、第4のスイッチング素子に逆極性に並列接続する第4の逆導通ダイオードと、第2のスイッチング素子のエミッタ側と第4のスイッチング素子のコレクタ側との接続点に接続する被溶接物と、前記主変圧器の2次側の中間端子に接続する電極と、前記電極マイナスのEN極性と前記電極プラスのEP極性とに切換える極性切換信号を出力する極性切換回路と、前記極性切換信号を受けて前記電極をマイナスにするEN極性のとき前記第1のスイッチング素子及び第3のスイッチング素子を導通させ前記電極をプラスにするEP極性のとき前記第2のスイッチング素子及び第3のスイッチング素子を導通させる2次インバータ制御回路とを備え、前記電極がマイナスのEN極性で前記主変圧器の第1端子の出力電圧が正電位のとき電極、第1の逆導通ダイオード、第2のスイッチング素子、被溶接物の経路で電流を通電し前記主変圧器の第2端子の出力電圧が負電位のときに電極、第3のスイッチング素子、第4の逆導通ダイオード、被溶接物の経路で電流を通電し、前記電極がプラスのEP極性で前記主変圧器の第1端子の出力電圧が正電位のときに被溶接物、第4のスイッチング素子、第3の逆導通ダイオード、電極の経路で電流を通電し前記主変圧器の第1端子の出力電圧が負電位のときに被溶接物、第2の逆導通ダイオード、第1のスイッチング素子、電極の経路で電流を通電することを特徴とする交流アーク加工用電源装置である。
第1の発明によれば、2次側の各スイッチング素子に電流が均一に流れるので、各スイッチング素子の負荷が軽減でき容量の小さいスイッチング素子が使用可能となる。さらに、上記各スイッチング素子に逆極性で並列に接続している保護用の各逆導通ダイオードが整流素子として働くために従来の2次整流ダイオードが不用となる。さらに、第2の発明によれば、EN/EP極性又はEP/EN極性の切換時に各スイッチング素子を零電圧及び零電流で導通及び遮断を行うためにターンオン損失及びターンオフ損失が大幅に減少する。
[実施の形態1]
図1は本発明の交流アーク加工用電源装置の電気接続図である。図1において、1次整流回路DR1は三相交流商用電源ACの出力を整流して直流電圧に変換し、平滑コンデンサーC1は上記1次整流回路DR1で直流に変換した電圧を平滑する。
図1に示すブリッジ接続された1次インバータ回路は、第5のスイッチング素子TR5乃至第8のスイッチング素子TR8によって形成され、相対向する辺を形成する第5のスイッチング素子TR5及び第8のスイッチング素子TR8と、第6のスイッチング素子TR6及び第7のスイッチング素子TR7とがそれぞれ一対となり、後述する主制御回路SCから出力する第1素子駆動信号Sc1乃至第4素子駆動信号Sc4によって、これらの対をなす2個素子が導通と遮断を繰り返して直流電圧を高周波交流電圧に変換する。また、上記1次インバータ回路はフルブリッジ回路を使用しているがハーフブリッジ回路を使用してもよい。
第5の逆通電ダイオードD5乃至第8の逆通電ダイオードD8は、第5のスイッチング素子TR5乃至第8のスイッチング素子TR8にそれぞれ逆極性で並列に接続されている。また、主変圧器INTは、1次側の高周波交流電圧をアーク加工に適した電圧に変換し上記変換した電圧を2次側に設けた第1端子及び第2端子に出力する。
図1に示すブリッジ接続された2次インバータ回路は、第1のスイッチング素子TR1乃至第4のスイッチング素子TR4によって形成され、相対向する辺を形成する第1のスイッチング素子TR1及び第4のスイッチング素子TR4と、第2のスイッチング素子TR2及び第3のスイッチング素子TR3とがそれぞれ一対となり、後述する2次インバータ制御回路SDから出力する第1の2次素子駆動信号Sd1乃至第4の2次素子駆動信号Sd4によって、これらの対をなす2個素子が導通と遮断を繰り返して予め定めた低周波の交流電圧を出力する。
また、第1のスイッチング素子TR1のエミッタ側を主変圧器INTの第1端子に接続しコレクタ側を第2のスイッチング素子TR2のコレクタ側に接続し、第2のスイッチング素子TR2のコレクタ側を上記主変圧器INTの第2端子に接続しエミッタ側を第4のスイッチング素子TR4のエミッタ側に接続し、第2のスイッチング素子TR2のエミッタ側と第4のスイッチング素子TR4のコレクタ側とを接続し、第1の逆導通ダイオードD1を上記第1のスイッチング素子TR1に逆極性に並列に接続し、第2の逆導通ダイオードD2を上記第2のスイッチング素子TR2に逆極性に並列に接続し、第3の逆導通ダイオードD3を上記第3のスイッチング素子TR3に逆極性に並列に接続し、第4の逆導通ダイオードD4を上記第4のスイッチング素子TR4に逆極性に並列に接続して2次インバータ回路を形成している。
出力電流検出回路IDは、出力電流を検出して出力電流検出信号Idとして出力する。 比較演算回路ERは、出力電流設定回路IRの出力電流設定信号Irと上記出力電流検出信号Idとを比較演算して、比較演算信号Er=Ir−Idの値を出力する。
主制御回路SCは、比較演算回路ERからの比較演算信号Er=Ir−Idの値に応じて、主制御信号である第1素子駆動信号Sc1及び第4素子駆動信号Sc4並びに第2素子駆動信号Sc2及び第3素子駆動信号Sc3のオン期間を制御する。
直流・交流モード設定回路MCは、直流モード又は交流モードを設定し、直流モードのときは直流・交流モード設定信号McをLowレベルにし、交流モードのときは直流・交流モード設定信号McをHighレベルにして出力する。
極性切換回路TMは、2次インバータ回路の極性切換周波数及び極性比率を予め定めた値に設定して極性切換信号Tmとして出力する。
2次インバータ制御回路SDは、直流・交流モード設定回路MCによって直流モードに設定したとき、第2の2次素子駆動信号Sd2及び第3の2次素子駆動信号Sd3を出力して、2次インバータ回路の第2のスイッチング素子TR2及び第3のスイッチング素子TR3を導通させ、直流・交流モード設定回路MCによって交流モードに設定に設定したとき、極性切換信号Tmに応じて、第1の2次素子駆動信号Sd1及び第4の2次素子駆動信号Sd4並びに第2の2次素子駆動信号Sd2及び第3の2次素子駆動信号Sd3を交互に出力する。
図2は、図1に示す交流アーク加工用電源装置の電極マイナスのEN時の動作を説明する構成図であり、図3は、図1に示す交流アーク加工用電源装置の電極プラスのEP動作を説明する構成図である。図4及び図5は、EN動作及びEP動作動作を説明する波形図である。
(電極マイナス EN時)
図4に示す第1導通期間T1(時刻t1〜t2)において、図2(A)に示す第2のスイッチング素子TR2及び第3のスイッチング素子TR3は導通状態にあり、主変圧器INTの第2端子に負電位の2次電圧Vtが出力され、これにより図2(A)に示す2次電流Viが、トーチ1(電極)、2次巻線、第3のスイッチング素子TR7、第4の逆通電ダイオードD5、被溶接物2の順に流れる。
第1の切換期間T2(時刻t2〜t3)において、図2(B)に示す第2のスイッチング素子TR2及び第3のスイッチング素子TR3は導通状態にあり、主変圧器INTの第1端子及び第2端子の2次電圧Vtは零電位となり、これにより図2(B)に示す2次電流Viは、トーチ1(電極)、2次巻線、第3のスイッチング素子TR3、第4の逆通電ダイオードD4、被溶接物2の経路とトーチ1(電極)、2次巻線、第1の逆通電ダイオードD1、第2のスイッチング素子TR2の経路とに流れる。
第2導通期間T3(時刻t3〜t4)において、図2(C)に示す第2のスイッチング素子TR2及び第3のスイッチング素子TR3は導通状態にあり、主変圧器INTの第1端子に正電位の2次電圧Vtが出力され、これにより図2(C)に示す2次電流Viが、トーチ1(電極)、2次巻線、第1の逆通電ダイオードD1、第2のスイッチング素子TR2、被加工物2の順に流れる。上述より2次電圧Vtが負電位のとき、第3のスイッチング素子TR3と第4の逆通電ダイオードD4に2次電流Viが流れ、2次電圧Vtが正電位のとき、第1の逆通電ダイオードD1と第2のスイッチング素子TR2に2次電流Viが流れ、上記各素子に2次電流Viが均一に流れる。
(電極プラス EP時)
図5に示す第1導通期間T1(時刻t1〜t2)において、図3(A)に示す第1のスイッチング素子TR1及び第4のスイッチング素子TR4は導通状態にあり、主変圧器INTの第1端子に負電位の2次電圧Vtが出力され、これにより図3(A)に示す2次電流Viが、被溶接物2、第2の逆通電ダイオードD2、第1のスイッチング素子TR1、2次巻線、トーチ1(電極)の順に流れる。
第1の切換期間T2(時刻t2〜t3)において、図3(B)に示す第1のスイッチング素子TR1及び第4のスイッチング素子TR4は導通状態にあり、主変圧器INTの主変圧器INTの第1端子及び第2端子の2次電圧Vtは零電位となり、これにより図3(B)に示す2次電流Viは、被溶接物2、第2の逆通電ダイオードD2、15のスイッチング素子TR1、2次巻線、トーチ1(電極)の経路と被溶接物2、第4のスイッチング素子TR4、第3の逆通電ダイオードD3、2次巻線、トーチ1(電極)の経路とに流れる。
第2導通期間T3(時刻t3〜t4)において、図3(C)に示す第1のスイッチング素子TR1及び第4のスイッチング素子TR4は導通状態にあり、主変圧器INTの2第1端子に正電位の2次電圧Vtが出力され、これにより図3(C)に示す2次電流Viが、被溶接物2、第4のスイッチング素子TR4、第3の逆通電ダイオードD3、2次巻線、トーチ1(電極)の順に流れる。よって、2次電圧Vtが負電位のとき、第2の逆通電ダイオードD2、第1のスイッチング素子TR1に2次電流Viが流れ、2次電圧Vtが正電位のとき、第4のスイッチング素子TR4、第3の逆通電ダイオードD3に2次電流Viが流れて上記各素子に2次電流Viが均一に流れる。上述より主変圧器INTの出力を上記各逆通電ダイオードで整流するとともに上記各素子の使用率を均一にできる。
[実施の形態2]
図14は、第2の発明の交流アーク加工用電源装置の電気接続図である。同図において、図1に示す本発明の交流アーク加工用電源装置の電気接続図と同一符号は、同一動作を行うので相違する点について説明する。
図14において、極性切換同期回路STは極性切換信号Tm、第1素子駆動信号Sc1及び第2素子駆動信号Sc2を入力し、上記極性切換信号Tmを第1素子駆動信号Sc1及び第2素子駆動信号Sc2同期させて、極性切換同期信号Stを出力する。
図6及び図7は、図1に示す、交流アーク加工用電源装置のEN/EP切換時の動作を説明する構成図であり、図10及び図11は、EN/EP切換時の動作を説明する波形図である。
図10(A)の波形は、極性切換信号Tmの波形を示し、HighレベルのときEP極性を示し、LowレベルのときEN極性を示す。図10(B)の波形は、主変圧器INTの第1端子及び第2端子の2次電圧Vtを示し、図10(C)の波形は、出力電流Ioを示し、図10(D)の波形は、第1の2次素子駆動信号Sd1を示し、図10(E)の波形は、第2の2次素子駆動信号Sd2を示し、図10(F)の波形は、第3の2次素子駆動信号Sd3を示し、図10(G)の波形は、第4の2次素子駆動信号Sd4を示す。
(交流モード EN/EP切換時)
図6及び図10は、極性切換信号Tmが図10(B)に示す第1導通期間T1(負電位期間)にLowレベルからHighレベルになると、極性切換同期回路STは、上記極性切換信号Tmを図示省略の第1素子駆動信号Sc1及び第2素子駆動信号Sc2に同期させて極性切換同期信号Stとして出力し、上記極性切換同期信号StをLowレベルからHighレベルにして出力する。2次インバータ制御回路SDは、上記極性切換同期信号StがLowレベルからHighレベルになるとEN極性からEP極性に切換わったと判別し、上記極性切換同期信号Stに応じて、図10(B)に示す2次電圧Vtの立ち上がり時刻t=t3から予め定めた時間経過後の時刻t=t9において、第1の2次素子駆動信号Sd1をオンすると共に第3の2次素子駆動信号Sd3をオフする。このとき、図10に示すA期間は、図6(A)に示す第2のスイッチング素子TR2及び第3のスイッチング素子TR3は導通状態にあり、主変圧器INTの第1端子に正電位の2次電圧Vtが出力され、これにより図6(A)に示す2次電流Viが、トーチ1(電極)、2次巻線、第1の逆通電ダイオードD1、第2のスイッチング素子TR2、被溶接物2の順に流れる。
第2導通期間T3のB期間(時刻t=t9〜t4)において、図6(B)に示す第1のスイッチング素子TR1は導通状態になり、第2のスイッチング素子TR2は遮断状態になる。また、主変圧器INTの第1端子に正電位の2次電圧Vtが出力されているので、図6(B)に示す2次電流Viは、トーチ1(電極)、2次巻線、第1の逆通電ダイオードD1、第2のスイッチング素子TR2、被溶接物2の順に流れる。このとき、上記時刻t=t9において、上記第1のスイッチング素子TR1はオンになり、2次電流Viは逆極性に並列に接続した第1の逆導通ダイオードD1に流れているので零電圧スイッチングが行われターンオン時のスイッチング損失が減少する。更に、上記第3のスイッチング素子TR3はオフになり、2次電流Viが流れていない状態でオフを行うためにターンオフ時のスイッチング損失も減少する。
図10(B)に示す第2の切換期間T4において、図6(C)に示す第1のスイッチング素子TR1及び第2のスイッチング素子TR2は導通状態にあり、第3のスイッチング素子TR3及び第4のスイッチング素子TR4は遮断状態にある。また、主変圧器INTの第1端子及び第2端子の2次電圧Vtは零電位となり、これにより図6(C)に示す2次電流Viは、トーチ1(電極)、2次巻線、第1の逆通電ダイオードD1、第2のスイッチング素子TR2、被溶接物2の順に減少しながら流れる。
図10(B)に示す第3導通期間T5において、図示省略の上記極性切換同期信号Stに応じて、図10(B)に示す2次電圧Vtの立ち下がり時時刻t=t5から予め定めた時間経過後の時刻t=t10において、第2の2次素子駆動信号Sd2をオフすると共に第4の2次素子駆動信号Sd4をオンする。このとき、図10に示すD期間は、図6(D)に示す第1のスイッチング素子TR1及び第2のスイッチング素子TR2は導通状態にあり、第3のスイッチング素子TR3及び第4のスイッチング素子TR4は遮断状態にあり、主変圧器INTの第2端子に負電位の2次電圧Vtが出力され、これにより図6(D)に示す2次電流Viが、被溶接物2、第2の逆通電ダイオードD2、第1のスイッチング素子TR1、2次巻線、トーチ1(電極)の順に増加しながら流れる。
第3導通期間T5のE期間(時刻t=t10〜t6)において、図6(E)に示す第2のスイッチング素子TR2は遮断状態になり、第4のスイッチング素子TR4が導通状態になりEN/EP極性の切換が完了する。また、主変圧器INTの第2端子に負電位の2次電圧Vtが出力され、これにより図6(E)に示す2次電流Viが、被溶接物2、第2の逆通電ダイオードD2、第1のスイッチング素子TR1、2次巻線、トーチ1(電極)の順に流れる。このとき、上記時刻t=t10において、上記第2のスイッチング素子TR2はオフになり、2次電流Viは逆極性に並列に接続した第2の逆導通ダイオードD2に流れているので零電圧スイッチングが行われターンオフ時のスイッチング損失が減少する。更に、上記第4のスイッチング素子TR4はオンになり、2次電流Viが流れていない状態でオンを行うためにターンオン時のスイッチング損失も減少する。
(交流モード 第2のEN/EP切換時)
図7及び図11は、極性切換信号Tmが図11(B)に示す第2導通期間T2(正電位期間)にLowレベルからHighレベルになると、極性切換同期回路STは、上記極性切換信号Tmを図示省略の第1素子駆動信号Sc1及び第2素子駆動信号Sc2に同期させて極性切換同期信号Stとして出力し、上記極性切換同期信号StがLowレベルからHighレベルにして出力する。2次インバータ制御回路SDは、上記極性切換同期信号StをLowレベルからHighレベルになるとEN極性からEP極性に切換わったと判別し、上記極性切換同期信号Stに応じて、図11(B)に示す2次電圧Vtの立ち下がり時刻t=t5から予め定めた時間経過後の時刻t=t10において、第4の2次素子駆動信号Sd4をオンすると共に第2の2次素子駆動信号Sd2をオフする。このとき、図11に示すD期間は、図7(A)に示す第2のスイッチング素子TR2及び第3のスイッチング素子TR3は導通状態にあり、主変圧器INTの第2端子に負電位の2次電圧Vtが出力され、これにより図7(A)に示す2次電流Viが、トーチ1(電極)、2次巻線、第3のスイッチング素子TR3、第4の逆通電ダイオードD4、被溶接物2の順に流れる。
第3導通期間T5のE期間(時刻t=t10〜t6)において、図7(B)に示す第3のスイッチング素子TR3及び第4のスイッチング素子TR4は導通状態にあり、主変圧器INTの第2端子に負電位の2次電圧Vtが出力されているので、図7(B)に示す2次電流Viは、トーチ1(電極)、2次巻線、第3のスイッチング素子TR3、第4の逆通電ダイオードD4、被溶接物2の順に流れる。このとき、上記時刻t=t10において、上記第2のスイッチング素子TR2はオフになり、2次電流Viが流れていない状態でオフを行うためにターンオフ時のスイッチング損失が減少する。更に、第4のスイッチング素子TR4はオンになり、2次電流Viは逆極性に並列に接続した第4の逆導通ダイオードD4に流れているので零電圧でスイッチングが行われターンオン時のスイッチング損失も減少する。
図11(B)に示す第2の切換期間T6において、図7(C)に示す第3のスイッチング素子TR3及び第4のスイッチング素子TR4は導通状態にあり、第1のスイッチング素子TR1及び第2のスイッチング素子TR2は遮断状態にある。また、主変圧器INTの第1端子及び第2端子の2次電圧Vtは零電位となり、これにより図7(C)に示す2次電流Viは、トーチ1(電極)、2次巻線、第3のスイッチング素子TR3、第4の逆通電ダイオードD4の順に減少しながら流れる。
図11(B)に示す第4導通期間T7において、図示省略の上記極性切換同期信号Stに応じて、図11(B)に示す2次電圧Vtの立ち上がり時時刻t=t7から予め定めた時間経過後の時刻t=t11において、第1の2次素子駆動信号Sd1をオンすると共に第3の2次素子駆動信号Sd3をオフする。このとき、図11に示すG期間は、図7(D)に示す第3のスイッチング素子TR3及び第4のスイッチング素子TR4は導通状態にあり、第1のスイッチング素子TR1及び第2のスイッチング素子TR2は遮断状態にあり、主変圧器INTの第1端子に正電位の2次電圧Vtが出力され、これにより図7(D)に示す2次電流Viが、被溶接物2、第4のスイッチング素子TR4、第3の逆通電ダイオードD3、2次巻線、トーチ1(電極)の順に増加しながら流れる。
第4導通期間T7のH期間(時刻t=t11〜12)において、図7(E)に示す第3のスイッチング素子TR3は遮断状態になり、第1のスイッチング素子TR1が導通状態になりEN/EP極性の切換が完了する。また、主変圧器INTの第1端子に正電位の2次電圧Vtが出力され、これにより図7(E)に示す2次電流Viが、被溶接物2、第4のスイッチング素子TR4、第3の逆通電ダイオードD3、2次巻線、トーチ1(電極)の順に流れる。このとき、上記時刻t=t11において、上記第1のスイッチング素子TR1はオンになり、2次電流Viが流れていない状態でオンを行うためにターンオン時のスイッチング損失が減少する。更に、第3のスイッチング素子TR3はオフになり、2次電流Viは逆極性に並列に接続した第3の逆導通ダイオードD3に流れているので零電圧でスイッチングが行われターンオフ時のスイッチング損失も減少する。
図8及び図9は、図1に示す、交流アーク加工用電源装置のEP/EN切換時の動作を説明する構成図であり、図12及び図13は、EP/EN切換時の動作を説明する波形図である。
図12(A)の波形は、極性切換信号Tmの波形を示し、HighレベルのときEP極性を示し、LowレベルのときEN極性を示す。図12(B)の波形は、主変圧器INTの第1端子及び第2端子の2次電圧Vtを示し、図12(C)の波形は、出力電流Ioを示し、図12(D)の波形は、第1の2次素子駆動信号Sd1を示し、図12(E)の波形は、第2の2次素子駆動信号Sd2を示し、図12(F)の波形は、第3の2次素子駆動信号Sd3を示し、図12(G)の波形は、第4の2次素子駆動信号Sd4を示す。
(交流モード EP/EN切換時)
図8及び図12は、極性切換信号Tmが図12(B)に示す第1導通期間T1(負電位期間)にHighレベルからLowレベルになると、極性切換同期回路STは、上記極性切換信号Tmを図示省略の第1素子駆動信号Sc1及び第2素子駆動信号Sc2に同期させて極性切換同期信号Stとして出力し、上記極性切換同期信号StをHighレベルからLowレベルにして出力する。2次インバータ制御回路SDは、上記極性切換同期信号StがHighレベルからLowレベルになるとEP極性からEN極性に切換わったと判別し、図12(B)に示す2次電圧Vtの立ち上がり時刻t=t3から予め定めた時間経過後の時刻t=t9において、第1の2次素子駆動信号Sd1をオフすると共に第3の2次素子駆動信号Sd3をオンする。このとき、図12に示すA期間は、図8(A)に第2のスイッチング素子TR2及び第3のスイッチング素子TR3は遮断状態にあり、主変圧器INTの第1端子に正電位の2次電圧Vtが出力され、これにより図8(A)に示す2次電流Viが、被溶接物2、第4のスイッチング素子TR4、第3の逆通電ダイオードD3、2次巻線、トーチ1の順に流れる。
第2導通期間T3のB期間(時刻t=t9〜t4)において、図8(B)に第3のスイッチング素子TR3は導通状態になり、第1のスイッチング素子TR1は遮断状態になる。また、主変圧器INTの第1端子に正電位の2次電圧Vtが出力されているので、図8(B)に示す2次電流Viは、被溶接物2、第84スイッチング素子TR4、第3の逆通電ダイオードD3、2次巻線、トーチ1の順に流れる。このとき、上記時刻t=t9において、上記第3のスイッチング素子TR3はオンになり、2次電流Viは逆極性に並列に接続した第3の逆導通ダイオードD3に流れているので零電圧スイッチングが行われターンオン時のスイッチング損失が減少する。更に、上記第2のスイッチング素子TR3はオフになり、2次電流Viが流れていない状態でオフを行うためにターンオフ時のスイッチング損失が減少する。
図12(B)に示す第2の切換期間T4において、図8(C)に第3のスイッチング素子TR3及び第4のスイッチング素子TR4は導通状態にあり、第1のスイッチング素子TR1及び第2のスイッチング素子TR2は遮断状態にある。また、主変圧器INTの第1端子及び第2端子の2次電圧Vtは零電位となり、これにより図8(C)に示す2次電流Viは、被溶接物2、第4のスイッチング素子TR4、第3の逆通電ダイオードD3、2次巻線、トーチ1の順に減少しながら流れる。
図12(B)に示す第3導通期間T5において、図示省略の上記極性切換同期信号に応じて、図12(B)に示す2次電圧Vtの立ち下がり時時刻t=t5から予め定めた時間経過後の時刻t=t10において、第2の2次素子駆動信号Sd2をオンすると共に第4の2次素子駆動信号Sd4をオフする。このとき、図12に示すD期間は、図8(D)に第3のスイッチング素子TR3及び第4のスイッチング素子TR4は導通状態にあり、第1のスイッチング素子TR1及び第2のスイッチング素子TR2は遮断状態にあり、主変圧器INTの第2端子に負電位の2次電圧Vtが出力され、これにより図8(D)に示す2次電流Viが、トーチ1、2次巻線、第3のスイッチング素子TR3、第4の逆通電ダイオードD4、被溶接物2の順に増加しながら流れる。
第3導通期間T5のE期間(時刻t=t10〜t6)において、図8(E)に第4のスイッチング素子TR4は遮断状態になり、第3のスイッチング素子TR3が導通状態になりEP/EN極性の切換が完了する。また、主変圧器INTの第2端子に負電位の2次電圧Vtが出力され、これにより図8(E)に示す2次電流Viが、トーチ1、2次巻線、第3のスイッチング素子TR3、第4の逆通電ダイオードD4、被溶接物2の順に流れる。このとき、上記時刻t=t10において、上記第2のスイッチング素子TR2はオンになり、2次電流Viが流れていない状態でオンを行うためにターンオン時のスイッチング損失が減少する。更に、上記第4のスイッチング素子TR4は、2次電流Viは逆極性に並列に接続した第4の逆導通ダイオードD4に流れているので零電圧スイッチングが行われターンオフ時のスイッチング損失が減少する。
(交流モード 第2のEP/EN切換時)
図9及び図13は、極性切換信号Tmが図13(B)に示す第2導通期間T3(正電位期間)にHighレベルからLowレベルになると、極性切換同期回路STは、上記極性切換信号Tmを図示省略の第1素子駆動信号Sc1及び第2素子駆動信号Sc2に同期させて極性切換同期信号Stとして出力し、上記極性切換同期信号StをHighレベルからLowレベルにして出力する。2次インバータ制御回路SDは、極性切換同期信号StがHighレベルからLowレベルになるとEP極性からEN極性に切換わったと判別し、上記極性切換同期信号Stに応じて、図13(B)に示す2次電圧Vtの立ち下がり時刻t=t5から予め定めた時間経過後の時刻t=t10において、第2の2次素子駆動信号Sd2がオンと共に第4の2次素子駆動信号Sd4をオフする。このとき、図13に示すD期間は、図9(A)に第2のスイッチング素子TR2及び第3のスイッチング素子TR3は遮断状態にあり、主変圧器INTの第2端子に負電位の2次電圧Vtが出力され、これにより図9(A)に示す2次電流Viが、被溶接物2、第2の逆通電ダイオードD2、第4のスイッチング素子TR4、2次巻線、トーチ1の順に流れる。
第2導通期間T3のE期間(時刻t=t10〜t6)において、図9(B)に示す第2のスイッチング素子TR2は導通状態になり、第4のスイッチング素子TR4は遮断状態になる。また、主変圧器INTの第2端子に負正電位の2次電圧Vtが出力されているので、図9(B)に示す2次電流Viは、被溶接物2、第2の逆通電ダイオードD2、第1のスイッチング素子TR1、2次巻線、トーチ1の順に流れる。このとき、上記時刻t=t10において、上記第2のスイッチング素子TR2はオンになり、2次電流Viは逆極性に並列に接続した第2の逆導通ダイオードD2に流れているので零電圧スイッチングが行われターンオン時のスイッチング損失が減少する。更に、上記第4のスイッチング素子TR4はオフになり、2次電流Viが流れていない状態でオフを行うためにターンオフ時のスイッチング損失が減少する。
図13(B)に示す第3の切換期間T6において、図9(C)に第1スイッチング素子TR1及び第2のスイッチング素子TR2は導通状態にあり、第3のスイッチング素子TR3及び第4のスイッチング素子TR4は遮断状態にある。また、主変圧器INTの第1端子及び第2端子の2次電圧Vtは零電位となり、これにより図8(C)に示す2次電流Viは被溶接物2、第4の逆通電ダイオードD4、第1のスイッチング素子TR1、2次巻線、トーチ1の順に減少しながら流れる。
図13(B)に示す第4導通期間T7において、図示省略の極性切換同期信号Stに応じて、図13(B)に示す2次電圧Vtの立ち上がり時時刻t=t7から予め定めた時間経過後の時刻t=t11において、第1の2次素子駆動信号Sd1をオフすると共に第3の2次素子駆動信号Sd3をオンする。このとき、図13に示すG期間は、図9(D)に第1のスイッチング素子TR1及び第2のスイッチング素子TR2は導通状態にあり、第3のスイッチング素子TR3及び第4のスイッチング素子TR4は遮断状態にあり、主変圧器INTの第1端子に正電位の2次電圧Vtが出力され、これにより図9(D)に示す2次電流Viが、トーチ1、2次巻線、第1の逆通電ダイオードD1、第2のスイッチング素子TR2、被溶接物2の順に増加しながら流れる。
第3導通期間T5のH期間(時刻t=t11〜t12)において、図9(E)に第4のスイッチング素子TR4は遮断状態になり、第3のスイッチング素子TR3が導通状態になりEP/EN極性の切換が完了する。また、主変圧器INTの第1端子にに正電位の2次電圧Vtが出力され、これにより図9(E)に示す2次電流Viが、トーチ1、2次巻線、第1の逆通電ダイオードD1、第2のスイッチング素子TR2、被溶接物2の順に流れる。このとき、上記時刻t=t11において、上記第1のスイッチング素子TR1はオフになり、2次電流Viは逆極性に並列に接続した第1の逆導通ダイオードD1に流れているので零電圧スイッチングが行われターンオフ時のスイッチング損失が減少する。更に、上記第3のスイッチング素子TR3はオンになり、2次電流Viが流れていない状態でオンを行うためにターンオン時のスイッチング損失が減少する。
本発明の交流アーク加工用電源装置の電気接続図である。 図1に示す、交流アーク加工用電源装置のEN時の動作を説明する構成図 である。 図1に示す、交流アーク加工用電源装置のEP時の動作を説明する構成図 である。 図2に示す、EN時の動作を説明する波形図である。 図3に示す、EP時の動作を説明する波形図である。 図1に示す、交流アーク加工用電源装置のEN/EP切換時の動作を説明す る構成図である。 図1に示す、交流アーク加工用電源装置のEN/EP切換時の動作を説明す る第2の構成図である。 図1に示す、交流アーク加工用電源装置のEP/EN切換時の動作を説明す る構成図である。 図1に示す、交流アーク加工用電源装置のEP/EN切換時の動作を説明す る第2の構成図である。 図6に示す、EN/EP切換時の動作を説明する波形図である。 図7に示す、EN/EP切換時の動作を説明する波形図である。 図8に示す、EP/EN切換時の動作を説明する波形図である。 図9に示す、EP/EN切換時の動作を説明する波形図である。 第2の本発明の交流アーク加工用電源装置の電気接続図である。 従来技術の交流アーク加工用電源装置の電気接続図である。
符号の説明
1 トーチ
2 被溶接物
AC 商用交流電源
C1 平滑コンデンサー
D1 第1の逆導通ダイオード
D2 第2の逆導通ダイオード
D3 第3の逆導通ダイオード
D4 第4の逆導通ダイオード
D5 第5の逆導通ダイオード
D6 第6の逆導通ダイオード
D7 第7の逆導通ダイオード
D8 第8の逆導通ダイオード
DR1 1次整流回路
DR2 2次整流回路
ER 比較演算回路
ID 出力電流検出回路
IR 出力電流設定回路
INT 主変圧器
KD 2次インバータ駆動回路
MC 直流・交流モード設定回路
SC 主制御回路
SD 2次インバータ制御回路
TS 起動スイッチ
TM 極性切換回路
TR1 第1のスイッチング素子(第1素子)
TR2 第2のスイッチング素子(第2素子)
TR3 第3のスイッチング素子(第3素子)
TR4 第4のスイッチング素子(第4素子)
TR5 第5のスイッチング素子(第5素子)
TR6 第6のスイッチング素子(第6素子)
TR7 第7のスイッチング素子(第7素子)
TR8 第8のスイッチング素子(第8素子)
Er 比較演算信号
Id 出力電流検出信号
Ir 出力電流設定信号
Mc 直流・交流モード設定信号
Sc1 第1素子駆動信号
Sc2 第2素子駆動信号
Sc3 第3素子駆動信号
Sc4 第4素子駆動信号
Sd1 第1の2次素子駆動信号
Sd2 第2の2次素子駆動信号
Sd3 第3の2次素子駆動信号
Sd4 第4の2次素子駆動信号
Tm 極性切換信号
Ts 起動スイッチ
Vt 主変圧器の2次巻き線の2次電圧


















Claims (1)

  1. 直流電圧を出力する直流電源回路と、前記直流電源回路の出力を高周波交流電圧に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路を制御する主制御信号を出力する主制御回路と、前記高周波交流電圧をアーク加工に適した電圧に変換し前記変換した電圧を2次側に設けた第1端子及び第2端子に出力する主変圧器と、前記主変圧器の第1端子に第1のスイッチング素子のエミッタ側を接続する前記第1のスイッチング素子と、前記第2のスイッチング素子のコレクタ側を第1のスイッチング素子のコレクタ側に接続する前記第2のスイッチング素子と、前記主変圧器の第2端子に第3のスイッチング素子のコレクタ側を接続する前記第3のスイッチング素子と、前記第4のスイッチング素子のエミッタ側を第3のスイッチング素子のエミッタ側に接続する前記第4のスイッチング素子と、第1のスイッチング素子に逆極性に並列接続する第1の逆導通ダイオードと、第2のスイッチング素子に逆極性に並列接続する第2の逆導通ダイオードと、第3のスイッチング素子に逆極性に並列接続する第3の逆導通ダイオードと、第4のスイッチング素子に逆極性に並列接続する第4の逆導通ダイオードと、第2のスイッチング素子のエミッタ側と第4のスイッチング素子のコレクタ側との接続点に接続する被溶接物と、前記主変圧器の2次側の中間端子に接続する電極と、前記電極マイナスのEN極性と前記電極プラスのEP極性とに切換える極性切換信号を出力する極性切換回路と、前記極性切換信号を受けて前記電極をマイナスにするEN極性のとき前記第1のスイッチング素子及び第3のスイッチング素子を導通させ前記電極をプラスにするEP極性のとき前記第2のスイッチング素子及び第3のスイッチング素子を導通させる2次インバータ制御回路とを備え、前記電極がマイナスのEN極性で前記主変圧器の第1端子の出力電圧が正電位のとき電極、第1の逆導通ダイオード、第2のスイッチング素子、被溶接物の経路で電流を通電し前記主変圧器の第2端子の出力電圧が負電位のときに電極、第3のスイッチング素子、第4の逆導通ダイオード、被溶接物の経路で電流を通電し、前記電極がプラスのEP極性で前記主変圧器の第1端子の出力電圧が正電位のときに被溶接物、第4のスイッチング素子、第3の逆導通ダイオード、電極の経路で電流を通電し前記主変圧器の第1端子の出力電圧が負電位のときに被溶接物、第2の逆導通ダイオード、第1のスイッチング素子、電極の経路で電流を通電することを特徴とする交流アーク加工用電源装置。
JP2003337433A 2003-09-29 2003-09-29 交流アーク加工用電源装置 Expired - Fee Related JP4597500B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003337433A JP4597500B2 (ja) 2003-09-29 2003-09-29 交流アーク加工用電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003337433A JP4597500B2 (ja) 2003-09-29 2003-09-29 交流アーク加工用電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005103569A JP2005103569A (ja) 2005-04-21
JP4597500B2 true JP4597500B2 (ja) 2010-12-15

Family

ID=34533257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003337433A Expired - Fee Related JP4597500B2 (ja) 2003-09-29 2003-09-29 交流アーク加工用電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4597500B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110663166A (zh) * 2017-06-19 2020-01-07 依赛彼公司 具有四象限变换器的改进电源及用于操作的技术

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3389910B1 (en) * 2015-12-14 2019-12-11 Esab Ab Welding power supply with extended voltage characteristic

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07115180B2 (ja) * 1987-12-07 1995-12-13 松下電器産業株式会社 交流アーク溶接電源
JP2778184B2 (ja) * 1990-02-22 1998-07-23 株式会社ダイヘン 交流アーク溶接用電源
JP3173159B2 (ja) * 1992-07-21 2001-06-04 株式会社ダイヘン 交流tig溶接の制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110663166A (zh) * 2017-06-19 2020-01-07 依赛彼公司 具有四象限变换器的改进电源及用于操作的技术

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005103569A (ja) 2005-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008048483A (ja) 直流交流変換装置
JP5053581B2 (ja) アーク加工用電源装置
JP2008048485A (ja) 直流交流変換装置、および直流交流変換装置の過電流保護方法
JP5124349B2 (ja) 電源装置及びアーク加工用電源装置
JP2006280120A (ja) インバータ電源装置
JP5124186B2 (ja) 電源装置及びアーク加工用電源装置
JP3161699B2 (ja) アーク放電利用機器用の直流電源装置
JP4597500B2 (ja) 交流アーク加工用電源装置
JP4765015B2 (ja) 電力変換装置
JP2010046692A (ja) 交流アーク溶接電源
JP2017163680A (ja) 溶接電源装置
JP3811670B2 (ja) アーク加工用電源装置
JP2002017087A (ja) スイッチング電源
JP2000253663A (ja) 直流電源装置
JP2008048484A (ja) 直流交流変換装置の駆動方法
JP2005510198A (ja) 三相電源並列フィードフォワード補償型力率補正回路
JP5009689B2 (ja) インバータ電源装置
JP2000125548A (ja) スイッチング電源装置
JP4805076B2 (ja) アーク加工用電源装置
KR100716267B1 (ko) 전기용접기용 인버터 전원변환장치
KR100859284B1 (ko) 전기용접기용 인버터 전원전환스위치
JP5039458B2 (ja) 電源装置及びアーク加工用電源装置
JPH039894Y2 (ja)
JPH0993949A (ja) 無停電電源装置の電流検出器
JP2008048487A (ja) 交流直流変換装置、および交流直流変換装置の駆動方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060823

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100921

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100922

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees