JP5009689B2 - インバータ電源装置 - Google Patents

インバータ電源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5009689B2
JP5009689B2 JP2007147727A JP2007147727A JP5009689B2 JP 5009689 B2 JP5009689 B2 JP 5009689B2 JP 2007147727 A JP2007147727 A JP 2007147727A JP 2007147727 A JP2007147727 A JP 2007147727A JP 5009689 B2 JP5009689 B2 JP 5009689B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching element
output
circuit
control signal
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007147727A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008301669A (ja
Inventor
豊和 北野
孝典 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihen Corp
Original Assignee
Daihen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihen Corp filed Critical Daihen Corp
Priority to JP2007147727A priority Critical patent/JP5009689B2/ja
Publication of JP2008301669A publication Critical patent/JP2008301669A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5009689B2 publication Critical patent/JP5009689B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)
  • Arc Welding Control (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

本発明は、負荷に電力を供給する高周波電源のインバータ電源装置において、直流電圧をインバータ部によって高周波交流電圧に変換する時に発生するスイッチング損失をソフトスイッチングによって低減するものであり、このとき、小電流領域において安定した出力を供給するソフトスイッチングの技術に関するものである。
図7は、従来技術のインバータ電源装置の代表的な例であるアーク加工用電源装置の電気接続図である。同図を用いて従来技術の電源装置の動作について説明する。直流電源回路は、三相交流商用電源ACの出力を整流して直流電圧に変換する1次整流回路DR1と、直流電圧に変換した電圧を平滑する平滑コンデンサC1とから形成されている。
図7に示すブリッジ接続されたインバータ回路は、第1のスイッチング素子TR1乃至第4のスイッチング素子TR4によって形成され、相対向する辺を形成する第1のスイッチング素子TR1及び第4のスイッチング素子TR4と、第2のスイッチング素子TR2及び第3のスイッチング素子TR3とがそれぞれ対をなし、これらの対をなす第1のスイッチング素子TR1及び第4のスイッチング素子TR4又は第2のスイッチング素子TR2及び第3のスイッチング素子TR3が交互に導通と遮断を繰り返して直流電圧を高周波交流電圧に変換する。
第1の逆導通ダイオードD1乃至第4の逆導通ダイオードD4は、第1のスイッチング素子TR1乃至第4のスイッチング素子TR4に逆極性で並列に接続し、導通から遮断に移行するときに発生するサージ電圧を平滑コンデンサC1及び補助コンデンサC2にバイパスして逆電圧の印加を防止する。変圧器INTは、1次側の高周波交流電圧をアーク加工に適した電圧に変換する。出力変換回路は、2次整流回路DR2及び直流リアクトルDCLで形成され、2次整流回路DR2は、変圧器INTの出力を整流しアーク加工に適した直流電圧に変換し、直流リアクトルDCLは整流された直流電圧を平滑して負荷に供給する。
出力電流検出回路IDは、出力電流を検出して出力電流検出信号Idとして出力する。誤差増幅回路ERは、出力設定回路IRからの出力設定信号Irの値と出力電流検出信号Idの値とを誤差増幅しフィードバック信号Erとして出力する。パルス幅変調制御回路SCは、パルス周波数が一定でパルス幅を変調するパルス幅変調制御を行い、フィードバック信号Erの値に応じてパルス幅変調制御を行い互いに半周期ずれた信号でありかつ両信号間にデッドタイム時間を有する第1の出力制御信号Sc1及び第2の出力制御信号Sc2を出力する。
電力開閉用スイッチング素子TR5は、平滑コンデンサC1と補助コンデンサC2との間に直列に接続されたチョッパ用スイッチング素子であり、直流電源回路からの出力の供給を制御する。また、インバータ回路のターンオフした後に変圧器INTの漏れインダクタンスによって溜まったエネルギーによって起電力が発生して、補助コンデンサC2が高電圧に充電され電力開閉用スイッチング素子TR5の定格電圧以上になると素子が破壊する。第5の逆導通ダイオードD5はこの高電圧を平滑コンデンサC1にバイパスさせて高電圧の発生を防止する。
補助コンデンサC2は、電力開閉用スイッチング素子TR5の入力電圧と出力電圧を略同一電圧(零電圧)でスイッチングするものであり、且つ、ブリッジ接続したインバータ回路の第1のスイッチング素子TR1乃至第4のスイッチング素子TR4を略零電圧でターンオフさせて、ターンオフ損失を略零にするものである。
図8は、インバータ駆動回路SRの詳細図を示し、第1のオア回路OR1、第2のオア回路OR2、第1の補助コンデンサ時限回路TI1及び第2の補助コンデンサ時限回路TI2によって形成され、第1の出力制御信号Sc1がオンすると第1のスイッチング素子駆動信号Tr1及び第4のスイッチング素子駆動信号Tr4をオンにし、第1の出力制御信号Sc1がオフすると、この変化した時点から補助コンデンサC2が相当に放電する補助コンデンサ放電時間Taが経過した後に第1のスイッチング素子駆動信号Tr1及び第4のスイッチング素子駆動信号Tr4をオフにする。続いて、第2の出力制御信号Sc2がオンすると第2のスイッチング素子駆動信号Tr2及び第3のスイッチング素子駆動信号Tr3をオンにし、第2の出力制御信号Sc2がオフすると、この変化した時点から補助コンデンサC2が相当に放電する補助コンデンサ放電時間Taが経過した後に第2のスイッチング素子駆動信号Tr2及び第3のスイッチング素子駆動信号Tr3をオフにする。
図9は、電力開閉用駆動回路CRの詳細図を示し、第3のオア回路OR3、第4のオア回路OR4及びアンド回路ANDによって形成され、第1の出力制御信号Sc1と第2の出力制御信号Sc2とをオア論理すると共に第1のスイッチング素子駆動信号Tr1と第2のスイッチング素子駆動信号Tr2のオア論理し、各オア信号をアンド論理して電力開閉用駆動信号Crとして出力する。
図10は、図7に示す従来技術のアーク加工用電源装置の動作を説明する波形タイミング図であり、同図(A)の波形は第1の出力制御信号Sc1を示し、同図(B)の波形は第2の出力制御信号Sc2を示す。同図(C)の波形は第1のスイッチング素子駆動信号Tr1を示し、同図(D)の波形は第2のスイッチング素子駆動信号Tr2を示す。同図(E)の波形は電力開閉用駆動信号Crを示し、同図(F)の波形は補助コンデンサC2の端子電圧Vc2を示し、同図(G)の波形は第1のスイッチング素子TR1のコレクタ・エミッタ間電圧V1を示し、同図(H)の波形は第1のスイッチング素子TR1のコレクタ電流Ic1を示す。同図(I)の波形は第2のスイッチング素子TR2のコレクタ・エミッタ間電圧V2を示し、同図(J)の波形は第2のスイッチング素子TR2のコレクタ電流Ic2を示す。同図(K)の波形は電力開閉用スイッチング素子TR5のコレクタ・エミッタ間電圧V5を示し、同図(L)の波形は電力開閉用スイッチング素子TR5のコレクタ電流Ic5を示す。
以下、第1の出力制御信号Sc1及び第2の出力制御信号Sc2のパルス幅が長いときの動作を図10に示す波形タイミング図を用いて説明する。図10(A)に示すT0は、出力制御信号のパルス周期を示す。起動信号Tsが入力されるとパルス幅変調制御回路SCは、フィードバック信号Erの値に基づいて同図(A)に示す第1のパルス幅T1の第1の出力制御信号Sc1を出力し、続いて、同図(B)に示す第2のパルス幅T2の第2の出力制御信号Sc2を出力する。同図(A)に示す時刻t=t1において、第1の出力制御信号Sc1がインバータ駆動回路SRに入力されると、同図(C)に示す第1のスイッチング素子駆動信号Tr1及び(図示省略の)第4のスイッチング素子駆動信号Tr4をオンして第1のスイッチング素子TR1及び第4のスイッチング素子TR4を導通させる。このときに同図(H)に示すコレクタ電流Ic1は、変圧器INTの漏れインダクタンスの存在により、コレクタ電流Ic1の立ち上がりが緩やかとなり、同図(G)に示すコレクタ・エミッタ間電圧V1との積で生じるターンオン損失がほとんど発生せず、いわゆる零電流ターンオンとなる。
図10(A)に示す時刻t=t2において、第1の出力制御信号Sc1がオフすると、インバータ駆動回路SRは時限を開始して補助コンデンサが相当に放電する補助コンデンサ放電時間Taが経過した同図(C)に示す時刻t=t3の時点で第1のスイッチング素子駆動信号Tr1及び第4のスイッチング素子駆動信号Tr4をオフにする。上記よりT1+Ta=T3の間は、第1のスイッチング素子TR1及び第4のスイッチング素子TR4を導通し、このときに飽和損失が発生する。また、時刻t=t2において、第1の出力制御信号Sc1がオフすると電力開閉用駆動回路CRは電力開閉用駆動信号Crをオフにする。このとき電力開閉用スイッチング素子TR5は第5のパルス幅T5の間は飽和損失が発生する。続いて、電力開閉用スイッチング素子TR5が遮断すると直流電源回路からの出力の供給が停止する。このとき、補助コンデンサC2の存在により、電力開閉用スイッチング素子TR5の遮断時に電力開閉用スイッチング素子TR5のコレクタ・エミッタ間に印加される電圧V5は、同図(K)のように電圧が緩やかに上昇するため、電力開閉用スイッチング素子TR5は零電圧でターンオフされる。
図10(C)に示す時刻t=t3において、第1のスイッチング素子駆動信号Tr1及び第4のスイッチング素子駆動信号Tr4がオフになり、第1のスイッチング素子TR1及び第4のスイッチング素子TR4が遮断するが、このとき既に同図(F)に示す補助コンデンサC2の端子電圧Vc2が相当に放電され略零電圧になっているので、第1のスイッチング素子TR1及び第4のスイッチング素子TR4の遮断と同時に、第2の逆導通ダイオードD2及び第3の逆導通ダイオードD3が導通し、変圧器INTの漏れインダクタンスに蓄えられたエネルギーは略零となっている。このとき補助コンデンサC2に充電され、補助コンデンサC2の端子電圧は同図(F)のように緩やかに上昇する。第1のスイッチング素子TR1及び第4のスイッチング素子TR4には補助コンデンサC2の端子電圧、同図(F)に示すVc2と同じ電圧が印加されるので、第1のスイッチング素子TR1及び第4のスイッチング素子TR4のターンオフ時の電圧と電流の積は略零となり、いわゆる零電圧ターンオフが実現できる。また、時刻t=t3〜t4はアーム短絡を防止するデッドタイム時間である。
時刻t=t3〜t31は、変圧器INTの漏れインダクタンスに蓄えられたエネルギーが補助コンデンサC2を充電する回生電流が流れる期間であり、この期間は図10(F)に示すように補助コンデンサC2は平滑コンデンサC1と同一電圧まで充電される。時刻t=t31〜t32は、第5の逆導通ダイオードD5がオンして、変圧器INTに蓄えられたエネルギーが平滑コンデンサC1に回生される期間である。続いて、時刻t=t31〜t4はインバータ回路が休止状態にあり、この期間において、同図(I)に示す第2のスイッチング素子TR2のコレクタ・エミッタ間に電圧V2が発生する。続いて、時刻t=t4以後は、上述と同一動作を行うので説明は省略する。
続いて、第1の出力制御信号Sc1及び第2の出力制御信号Sc2のパルス幅が長いときから短くなったときの動作を図11に示す波形タイミング図を用いて説明する。
図12(A)に示す第1のパルス幅T1のように第1の出力制御信号Sc1が長いと同図(H)に示すコレクタ電流Ic1が大きくなり、変圧器の漏れインダクタンスには大きなエネルギーが蓄えられる。続いて、時刻t=t3〜t31の期間において、同図(F)に示すように補助コンデンサC2は変圧器の漏れインダクタンスから電荷が十分充電され平滑コンデンサC1と同一電圧になる。
出力設定信号Irの値を小さくすると、図11(B)に示すように、第2のパルス幅T2のように第2の出力制御信号が短くなり、同図(J)に示すコレクタ電流Ic2が少なくなり、変圧器INTの漏れインダクタンスに蓄えられるエネルギーも小さくなる。
時刻t=t6〜t61において、補助コンデンサC2を充電する回生電流が流れる期間であるが、変圧器の漏れインダクタンスに蓄えられているエネルギーが小さいため、同図(F)に示すように、補助コンデンサC2が十分に充電されない。
時刻t=t8において、図11(E)に示す電力開閉用駆動信号Crは、第1のスイッチング素子TR1がオンになると電力開閉用駆動信号Crもオンになり電力開閉用スイッチング素子TR5は導通する。この時点では、補助コンデンサC2が十分に充電されておらず、電力開閉用スイッチング素子TR5、第1のスイッチング素子TR1及び第4のスイッチング素子TR4は零電圧でターンオンすることができず同図(K)に示すコレクタ・エミッタ間電圧V5と同図(L)に示すコレクタ電流Ic5との積で生じるターンオン損失が発生する。
また、時刻t=t8において、電力開閉用スイッチング素子TR5、第1のスイッチング素子TR1及び第4のスイッチング素子TR4が導通すると、平滑コンデンサC1と同一電圧になるまで補助コンデンサC2を充電するために電流が流れ込む、このとき同図(H)に示すようにコレクタ電流Ic1の立ち上がりが非常に穏やかになる。
図11(A)に示す第1の出力制御信号Sc1のパルス幅がT7のように非常に短く、時刻t=t9でオフすると同図(H)に示すようにコレクタ電流Ic1が十分上がりきらず、時刻t=t8〜t10の期間で流れるコレクタ電流Ic1の総量は小さくなる。コレクタ電流Ic1の総量が非常に小さいと変圧器INTの2次側に所定の電力が供給されなくなる。
特許文献1では、上述に示すソフトスイッチング技術が開示されている。
特開2003−311408号公報
従来技術のインバータ電源装置において、直流電源回路とインバータ回路との間に直流電源回路からの出力を供給する電力開閉用スイッチング素子と、インバータ回路の入力側に並列に補助コンデンサを設け、インバータ回路の出力を制御する第1の出力制御信号及び第2の出力制御信号がオンすると電力開閉用スイッチング素子を導通させ、オフすると電力開閉用スイッチング素子を遮断させ、第1の出力制御信号がオンすると第1のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子を導通させ、第1の出力制御信号がオフすると補助コンデンサが相当に放電する補助コンデンサ放電時間が経過した後に第1のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子を遮断させ、続いて第2の出力制御信号がオンすると第2のスイッチング素子及び第3のスイッチング素子を導通させ、第2の出力制御信号がオフすると補助コンデンサが相当に放電する補助コンデンサ放電時間が経過した後に第2のスイッチング素子及び第3のスイッチング素子を遮断させるので、インバータ回路の相対向する各スイッチング素子が略零電圧でターンオフが可能となりインバータ回路のターンオフ損失が大きく減少していた。
しかし、小電流領域のとき、第1の出力制御信号及び第2の出力制御信号のパルス幅が非常に短くバラツキも生じる。このときインバータ回路の相対向する各スイッチング素子に流れるコレクタ電流が少なくなり、変圧器の漏れインダクタンスに蓄えられるエネルギーも小さくなる。続いて、インバータ回路の相対向する各スイッチング素子が遮断すると変圧器の漏れインダクタンスに蓄えられていたエネルギーによって補助コンデンサが充電されるが、この蓄えられていたエネルギーが小さいために補助コンデンサに電荷が十分充電されない。
補助コンデンサに電荷が十分充電されていない状態でインバータ回路の相対向する各スイッチング素子を導通すると、直流電源回路から供給されるコレクタ電流の一部が補助コンデンサの充電電流になり、コレクタ電流が十分立ち上がらずコレクタ電流の総量が小さくなる。このコレクタ電流の総量が小さくなると変圧器の2次側に所定の電力が供給されなくなり、電力が供給されないとフィードバック信号の値が大きくなり、第1の出力制御信号及び第2の出力制御信号のパルス幅も長くなり負荷に所定より大きな電力が供給され出力設定値を超えてしまう。そして、出力設定値を超えるとフィードバック信号の値が逆に小さくなり第1の出力制御信号及び第2の出力制御信号のパルス幅が短くなる。上述より従来のソフトスイッチング方式では小電流領域のとき、周期ごとに補助コンデンサに電荷が十分充電されなく充電のバラツキも生じるので、フィードバック信号が周期ごとに変化して負荷に安定した電力が供給できない。
そこで、本発明は、上記の課題を解決するインバータ電源装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、第1の発明は、直流電圧を出力する直流電源回路と、第1のスイッチング素子と第1のスイッチング素子に相対向する第4のスイッチング素子と第2のスイッチング素子と第2のスイッチング素子に相対向する第3のスイッチング素子とからブリッジを形成し前記直流電圧を高周波交流電圧に変換するインバータ回路と、出力電圧又は出力電流と予め定めた出力設定値とを誤差増幅してフィードバック制御信号を出力する誤差増幅回路と、前記フィードバック制御信号に応じてパルス幅変調制御を行い互いに半周期ずれた信号でありかつ両信号間にデッドタイム時間を有する第1の出力制御信号及び第2の出力制御信号を出力するパルス幅変調制御回路と、前記直流電源回路と前記インバータ回路との間に設けて前記直流電源回路からの出力を供給する電力開閉用スイッチング素子と、前記インバータ回路の入力側に並列に設けて前記インバータ回路の第1のスイッチング素子乃至第4のスイッチング素子を略零電圧でターンオフさせる補助コンデンサと、前記出力設定値に基づいて前記補助コンデンサの補助コンデンサ充電時間を決定し前記第1の出力制御信号及び前記第2の出力制御信号がオンに変化する時点より前記補助コンデンサ充電時間前に前記電力開閉用スイッチング素子を導通させ前記第1の出力制御信号及び前記第2の出力制御信号がオフに変化すると前記電力開閉用スイッチング素子を遮断させる電力開閉用駆動回路と、前記第1の出力制御信号がオンに変化すると前記第1のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子を導通させ前記第1の出力制御信号がオフに変化する時点より予め定めた補助コンデンサ放電時間が経過した後に前記第1のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子を遮断させ、続いて前記第2の出力制御信号がオンに変化すると前記第2のスイッチング素子及び第3のスイッチング素子を導通させ前記第2の出力制御信号がオフに変化する時点より前記補助コンデンサ放電時間が経過した後に前記第2のスイッチング素子及び第3のスイッチング素子を遮断させるインバータ駆動回路と、前記高周波交流電圧を負荷に適した電圧に変換する変圧器と、前記変換した高周波交流電圧を負荷に応じた出力に変換する出力変換回路と、を具備したことを特徴とするインバータ電源装置である。
第2の発明は、前記補助コンデンサ充電時間は、前記出力設定値が予め定めた出力設定基準値未満のとき予め定めた第1の充電時間とし、前記出力設定値が前記出力設定基準値以上のとき前記補助コンデンサの充電時間を略零とすること、を特徴とする請求項1記載のインバータ電源装置である。
第1の発明によれば、大電流領域のとき、ソフトスイッチングによりインバータ回路の相対向するスイッチング素子のターンオフ損失が大きく減少し、小電流領域のとき、第1の出力制御信号及び第2の出力制御信号がオンに変化する時点より補助コンデンサ充電時間前に電力開閉用スイッチング素子を導通させ、直流電源回路から補助コンデンサに電力を供給し補助コンデンサを平滑コンデンサと同一電圧なるように充電する。そして、補助コンデンサが十分充電された状態でインバータ回路を導通するのでコレクタ電流が十分立ち上がり、コレクタ電流の総量の減少が防止でき変圧器の2次側に所定の電力が供給され、小電流領域のとき出力が非常に安定し溶接性が大きく改善される。
第2の発明によれば、出力設定値が予め定めた出力設定基準値未満のとき、第1の出力制御信号及び第2の出力制御信号がオンに変化する時点より補助コンデンサ充電時間前に電力開閉用スイッチング素子を導通させ、直流電源回路から補助コンデンサに電力を供給して平滑コンデンサと同一電圧なるように充電させるため、簡素化された制御で第1の発明と略同一効果が期待できる。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態のインバータ電源装置の代表的な例であるアーク加工用電源装置の電気接続図である。同図において、図7に示す従来技術のアーク加工用電源装置の電気接続図と同一符号の構成物は、同一動作を行うので説明は省略し、符号の相違する構成物についてのみ説明する。
図2は、出力設定値対応電力開閉用駆動回路CWRの詳細図を示し、第3のオア回路OR3、第4のオア回路OR4、第5のオア回路OR5、アンド回路AND、出力設定値対応電力開閉用時限回路TI3及び反転回路INによって形成され、まず、第3のオア回路OR3は第1の出力制御信号Sc1と第2の出力制御信号Sc2とのオア論理を行ってオア信号Or3として出力し、第4のオア回路OR4は第1のスイッチング素子駆動信号Tr1と第2のスイッチング素子駆動信号Tr2とのオア論理を行ってオア信号Or4として出力し、アンド回路ANDは、オア信号Or3とオア信号Or4とのアンド論理を行ってアンド信号Adとして出力する。出力設定値対応電力開閉用時限回路TI3は、オア信号Or3がオンに変化すると出力設定値対応電力開閉用時限信号Ti3を出力し出力設定値Irに基づいて電力開閉用時限(例えば T0−Tb)を決定する。反転回路INは、出力設定値対応電力開閉用時限Ti3を反転して反転信号Inとして出力する。第5のオア回路OR5は、アンド信号Adと反転信号Inとのオア論理を行って出力設定値対応電力開閉用駆動信号Cwrとして出力する。
図3は、図1に示す本発明の電源装置の動作を説明する波形タイミング図であり、同図(A)の波形は第1の出力制御信号Sc1を示し、同図(B)の波形は第2の出力制御信号Sc2を示す。同図(C)の波形は第1のスイッチング素子駆動信号Tr1を示し、同図(D)の波形は第2のスイッチング素子駆動信号Tr2を示す。同図(E)の波形は出力設定値対応電力開閉用駆動信号Cwrを示し、同図(F)の波形は補助コンデンサC2の端子電圧Vc2を示し、同図(G)の波形は第1のスイッチング素子TR1のコレクタ・エミッタ間電圧V1を示し、同図(H)の波形は第1のスイッチング素子TR1のコレクタ電流Ic1を示す。同図(I)の波形は第2のスイッチング素子TR2のコレクタ・エミッタ間電圧V2を示し、同図(J)の波形は第2のスイッチング素子TR2のコレクタ電流Ic2を示す。同図4(K)の波形は電力開閉用スイッチング素子TR5のコレクタ・エミッタ間電圧V5を示し、同図(L)の波形は電力開閉用スイッチング素子TR5のコレクタ電流Ic5を示し、同図(M)の波形は出力設定信号Irを示す。
図3(M)に示すように、出力設定信号Irの値を段階的に減少させると、第1の出力制御信号Sc1及び第2の出力制御信号Sc2のパルス幅が段階的に短くなる。
時刻t=t1〜t3において、出力設定値Irの値が大きいとき図3(H)に示すコレクタ電流Ic1が大きく、変圧器INTの漏れインダクタンスに蓄えられるエネルギーも大きくなる。時刻t=t3〜t31は、補助コンデンサC2を充電する回生電流が流れる期間であり、変圧器INTの漏れインダクタンスに蓄えられたエネルギーによって同図(F)に示す補助コンデンサC2に電荷が充電され平滑コンデンサC1と同一電圧になる。
時刻t=t32において、出力設定信号Irの値が減少すると、図3(B)に示す第2の出力制御信号Sc2のパルス幅も出力設定信号Irの値に基づいて短くなる。このとき、同図(J)に示すコレクタ電流Ic2が小さくなり、変圧器INTの漏れインダクタンスに蓄えられるエネルギーは減少する。
時刻t=t6において、第2のスイッチング素子駆動信号Tr2及び第3のスイッチング素子駆動信号Tr3がオフになり、第3のスイッチング素子TR3及び第3のスイッチング素子TR3が遮断するが、このとき既に図3(F)に示す補助コンデンサC2の端子電圧Vc2が相当に放電され略零電圧になっているので、第2のスイッチング素子TR2及び第3のスイッチング素子TR3は零電圧でターンオフを行い、ターンオフ損失を減少する。
時刻t=t6〜t61において、補助コンデンサC2を充電する回生電流が流れる期間であり、変圧器INTの漏れインダクタンスに蓄えられたエネルギーによって図3(F)に示す補助コンデンサC2に電荷が充電されが、変圧器INTの漏れインダクタンスに蓄えられたエネルギーが十分でないため、同図(F)に示す補助コンデンサC2の端子電圧Vc2は所定の値より低くなる。
図2に示す出力設定値対応電力開閉用駆動回路CWRは、時刻t=t4において、第2の出力制御信号Sc2がオンに変化すると図示省略の出力設定値対応電力開閉用時限信号Ti3を出力し出力設定値Irに基づいて電力開閉用時限(例えば T0−Tb)を決定する。そして、反転回路INで反転しTb期間の反転信号Inを出力する。続いて、反転信号Inと第2の出力制御信号Sc2とのオア論理を行って出力設定値対応電力開閉用駆動信号Cwrを生成する。このとき、時刻t=t7において、第1のスイッチング素子駆動信号Tr1及び第4のスイッチング素子駆動信号Tr4にTb期間先行して図3(E)に示すパルス幅T8の出力設定値対応電力開閉用駆動信号Cwrが出力される。
時刻t=t7において、電力開閉用スイッチング素子TR5が導通すると、直流電源回路から補助コンデンサC2に電力が供給され、図3(E)に示すTbの期間で補助コンデンサC2は平滑コンデンサC1と同一電圧に充電される。
時刻t=t8において、第1のスイッチング素子TR1及び第4のスイッチング素子TR4が導通すると、図3(F)に示すように補助コンデンサC2は十分充電されており、同図(H)に示すコレクタ電流Ic1は変圧器の漏れインダクタンスの存在に影響されながらも十分に立ち上がる。このとき、時刻t=t8〜t10の期間で流れるコレクタ電流Ic1の総量はパルス幅T7に見合った量となる。よって、コレクタ電流Ic1の総量が十分であるので変圧器INTの漏れインダクタンスにエネルギーが奪われ、変圧器の2次側回路(負荷)に電力が供給されなくなることが防止できる。
[実施の形態2]
図4は、本発明の実施の形態2のインバータ電源装置の代表的な例であるアーク加工用電源装置の電気接続図である。同図において、図7に示す従来技術のアーク加工用電源装置の電気接続図と同一符号の構成物は、同一動作を行うので説明は省略し、符号の相違する構成物についてのみ説明する。
図5は、出力対応電力開閉用駆動回路CWSの詳細図を示し、第3のオア回路OR3、第4のオア回路OR4、第5のオア回路OR5、アンド回路AND、基準値設定回路IF比較回路CP、出力対応電力開閉用時限回路TI4及び反転回路INによって形成される。第3のオア回路OR3は第1の出力制御信号Sc1と第2の出力制御信号Sc2とをオア論理を行ってオア信号Or3として出力し、第4のオア回路OR4は第1のスイッチング素子駆動信号Tr1と第2のスイッチング素子駆動信号Tr2のオア論理を行ってオア信号Or4として出力し、アンド回路ANDは、オア信号Or3とオア信号Or4とのアンド論理を行ってアンド信号Adとして出力する。比較回路CPは、出力設定値Irと予め定めた基準値Ifとを比較し出力設定値Irが基準値Ifより小さくなると比較信号Cpを出力する。出力対応電力開閉用時限回路TI4は、比較信号Cpのオンに応じて動作を開始しオア信号Or3がオンに変化すると予め定めた電力開閉用時限(例えば T0−Tb)の電力開閉用時限信号Ti4を出力する。反転回路INは、出力対応電力開閉用時限Ti4を反転して反転信号Inとして出力する。第5のオア回路OR5は、アンド信号Adと反転信号Inとのオア論理を行って出力対応電力開閉用駆動信号Cwsとして出力する。
図6は、図4に示す実施の形態2の電源装置の動作を説明する波形タイミング図であり、図6(A)の波形は第1の出力制御信号Sc1を示し、同図(B)の波形は第2の出力制御信号Sc2を示す。同図(C)の波形は第1のスイッチング素子駆動信号Tr1を示し、同図(D)の波形は第2のスイッチング素子駆動信号Tr2を示す。同図(E)の波形は出力対応電力開閉用駆動信号Cwsを示し、同図(F)の波形は補助コンデンサC2の端子電圧Vc2を示し、同図(G)の波形は第1のスイッチング素子TR1のコレクタ・エミッタ間電圧V1を示し、同図(H)の波形は第1のスイッチング素子TR1のコレクタ電流Ic1を示す。同図(I)の波形は第2のスイッチング素子TR2のコレクタ・エミッタ間電圧V2を示し、同図(J)の波形は第2のスイッチング素子TR2のコレクタ電流Ic2を示す。同図(K)の波形は電力開閉用スイッチング素子TR5のコレクタ・エミッタ間電圧V5を示し、同図(L)の波形は電力開閉用スイッチング素子TR5のコレクタ電流Ic5を示し、同図(M)の波形は比較信号Cpを示す。
図6(M)に示すように、時刻t=t32において、出力設定信号Irの値を減少させると、第1の出力制御信号Sc1及び第2の出力制御信号Sc2のパルス幅は短くなる。
時刻t=t1〜t3において、出力設定値Irの値が大きいとき図6(H)に示すコレクタ電流Ic1が大きく、変圧器INTの漏れインダクタンスに蓄えられるエネルギーも大きくなる。時刻t=t3〜t31は、補助コンデンサC2を充電する回生電流が流れる期間であり、変圧器INTの漏れインダクタンスに蓄えられたエネルギーによって同図(F)に示す補助コンデンサC2に電荷が充電され平滑コンデンサC1と同一電圧になる。
時刻t=t32において、出力設定信号Irの値が大きく減少すると、図5(B)に示す第2の出力制御信号Sc2のパルス幅が出力設定信号Irの値に基づいて非常に短くなる。このとき、同図(J)に示すコレクタ電流Ic2が小さくなり、変圧器INTの漏れインダクタンスに蓄えられるエネルギーは減少する。
時刻t=t6において、第2のスイッチング素子駆動信号Tr2及び第3のスイッチング素子駆動信号Tr3がオフになり、第3のスイッチング素子TR3及び第3のスイッチング素子TR3が遮断するが、このとき既に図6(F)に示す補助コンデンサC2の端子電圧Vc2が相当に放電され略零電圧になっているので、第2のスイッチング素子TR2及び第3のスイッチング素子TR3は零電圧でターンオフを行い、ターンオフ損失を減少する。
時刻t=t6〜t61において、補助コンデンサC2を充電する回生電流が流れる期間であり、変圧器INTの漏れインダクタンスに蓄えられたエネルギーによって図6(F)に示す補助コンデンサC2に電荷が充電されが、変圧器INTの漏れインダクタンスに蓄えられるエネルギーが小さいために、同図(F)に示す補助コンデンサC2の端子電圧Vc2は所定の値より非常に低くなる。
図5に示す出力対応電力開閉用駆動回路CWSは、時刻t=t32において出力設定値Irと予め定めた基準値Ifとを比較し出力設定値Irが基準値Ifより小さくなると比較信号Cpを出力し、出力対応電力開閉用時限回路TI4は比較信号Cpのオンに応じて動作を開始し第2の出力制御信号Sc2がオンに変化すると予め定めた電力開閉用時限(例えば T0−Tb)期間の電力開閉用時限信号Ti4を出力し、反転回路INは電力開閉用時限信号Ti4を反転してTb期間の反転信号Inを出力する。続いて、反転信号Inと第2の出力制御信号Sc2とのオア論理を行って出力対応電力開閉用駆動信号Cwsを生成する。このとき、時刻t=t7において、第1のスイッチング素子駆動信号Tr1及び第4のスイッチング素子駆動信号Tr4にTb期間先行して図3(E)に示すパルス幅T8の出力対応電力開閉用駆動信号Cwsが出力される。このとき、第1のスイッチング素子駆動信号Tr1及び第4のスイッチング素子駆動信号Tr4に先行して電力開閉用スイッチング素子TR5が導通する。
時刻t=t7において、電力開閉用スイッチング素子TR5が導通すると、直流電源回路から補助コンデンサC2に電力が供給され、図3(E)に示すTbの期間で補助コンデンサC2は平滑コンデンサC1と同一電圧に充電される。
電力開閉用スイッチング素子TR5が導通すると、直流電源回路から補助コンデンサC2に電力が供給され、図6(E)に示すTbの期間で補助コンデンサC2は平滑コンデンサC1と同一電圧に充電される。
時刻t=t8において、第1のスイッチング素子駆動信号Tr1及び第4のスイッチング素子駆動信号Tr4がオンになるこの時点では、補助コンデンサC2に電荷が十分充電されている。
時刻t=t8において、第1のスイッチング素子TR1及び第4のスイッチング素子TR4が導通すると、図6(F)に示すように補助コンデンサC2は十分充電されており、同図(H)に示すコレクタ電流Ic1は変圧器の漏れインダクタンスの存在に影響されながらも十分に立ち上がる。このとき、時刻t=t8〜t10の期間で流れるコレクタ電流Ic1の総量はパルス幅T7に見合った量となる。よって、コレクタ電流Ic1の総量が十分であるので変圧器INTの漏れインダクタンスにエネルギーが奪われ、変圧器の2次側回路(負荷)に電力が供給されなくなることが防止できる。
本発明の実施の形態1のインバータ電源装置の代表的な例であるアーク加工 用電源装置の電気接続図である。 図1に示す出力設定値対応電力開閉用駆動回路の詳細図である。 図1に示す電源装置の動作を説明する波形タイミング図である。 実施の形態2のインバータ電源装置の代表的な例であるアーク加工用電源装 置の電気接続図である。 図4に示す出力対応電力開閉用駆動回路の詳細図である。 図4に示す電源装置の動作を説明する波形タイミング図である。 従来技術のインバータ電源装置の代表的な例であるアーク加工用電源装置の 電気接続図である。 インバータ駆動回路SRの詳細図を示す。 電力開閉用駆動回路の詳細図である。 従来技術のアーク加工用電源装置の動作を説明する第1の波形タイミ ング図である。 従来技術のアーク加工用電源装置の動作を説明する第2の波形タイミ ング図である。
符号の説明
AND アンド回路
BF1 第1のバッフア回路
BF2 第2のバッフア回路
BF3 第3のバッフア回路
BF4 第4のバッフア回路
C1 平滑コンデンサ
C2 補助コンデンサ
CP 比較回路
CR 電力開閉用駆動回路
CWR 出力設定値対応電力開閉用駆動回路
Cwr 出力設定値対応電力開閉用駆動信号
CWS 出力対応電力開閉用駆動回路
D1 第1の逆導通ダイオード
D2 第2の逆導通ダイオード
D3 第3の逆導通ダイオード
D4 第4の逆導通ダイオード
D5 第5の逆導通ダイオード
DCL 直流リアクトル
DR1 1次整流回路
DR2 2次整流回路
ER 誤差増幅回路
Er フィードバック信号
ID 出力電流検出回路
Id 出力電流検出信号
IF 基準値設定回路
IN 反転回路
IR 出力設定回路
Ir 出力設定信号(出力設定値)
INT 変圧器
M 被加工物
OR1 第1のオア回路
OR2 第2のオア回路
OR3 第3のオア回路
OR4 第4のオア回路
OR5 第5のオア回路
SC パルス幅変調制御回路
Sc1 第1の出力制御信号
Sc2 第2の出力制御信号
SR インバータ駆動回路
TH トーチ
TS 起動スイッチ
Ts 起動信号
TI1 第1の補助コンデンサ時限回路
TI2 第2の補助コンデンサ時限回路
TI3 出力設定値対応電力開閉用時限回路
TI4 出力対応電力開閉用時限回路
TR1 第1のスイッチング素子
TR2 第2のスイッチング素子
TR3 第3のスイッチング素子
TR4 第4のスイッチング素子
TR5 電力開閉用スイッチング素子
Tr1 第1のスイッチング素子駆動信号
Tr2 第2のスイッチング素子駆動信号
Tr3 第3のスイッチング素子駆動信号
Tr4 第4のスイッチング素子駆動信号

Claims (2)

  1. 直流電圧を出力する直流電源回路と、第1のスイッチング素子と第1のスイッチング素子に相対向する第4のスイッチング素子と第2のスイッチング素子と第2のスイッチング素子に相対向する第3のスイッチング素子とからブリッジを形成し前記直流電圧を高周波交流電圧に変換するインバータ回路と、出力電圧又は出力電流と予め定めた出力設定値とを誤差増幅してフィードバック制御信号を出力する誤差増幅回路と、前記フィードバック制御信号に応じてパルス幅変調制御を行い互いに半周期ずれた信号でありかつ両信号間にデッドタイム時間を有する第1の出力制御信号及び第2の出力制御信号を出力するパルス幅変調制御回路と、前記直流電源回路と前記インバータ回路との間に設けて前記直流電源回路からの出力を供給する電力開閉用スイッチング素子と、前記インバータ回路の入力側に並列に設けて前記インバータ回路の第1のスイッチング素子乃至第4のスイッチング素子を略零電圧でターンオフさせる補助コンデンサと、前記出力設定値に基づいて前記補助コンデンサの補助コンデンサ充電時間を決定し前記第1の出力制御信号及び前記第2の出力制御信号がオンに変化する時点より前記補助コンデンサ充電時間前に前記電力開閉用スイッチング素子を導通させ前記第1の出力制御信号及び前記第2の出力制御信号がオフに変化すると前記電力開閉用スイッチング素子を遮断させる電力開閉用駆動回路と、前記第1の出力制御信号がオンに変化すると前記第1のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子を導通させ前記第1の出力制御信号がオフに変化する時点より予め定めた補助コンデンサ放電時間が経過した後に前記第1のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子を遮断させ、続いて前記第2の出力制御信号がオンに変化すると前記第2のスイッチング素子及び第3のスイッチング素子を導通させ前記第2の出力制御信号がオフに変化する時点より前記補助コンデンサ放電時間が経過した後に前記第2のスイッチング素子及び第3のスイッチング素子を遮断させるインバータ駆動回路と、前記高周波交流電圧を負荷に適した電圧に変換する変圧器と、前記変換した高周波交流電圧を負荷に応じた出力に変換する出力変換回路と、を具備したことを特徴とするインバータ電源装置。
  2. 前記補助コンデンサ充電時間は、前記出力設定値が予め定めた出力設定基準値未満のとき予め定めた第1の充電時間とし、前記出力設定値が前記出力設定基準値以上のとき前記補助コンデンサの充電時間を略零とすること、を特徴とする請求項1記載のインバータ電源装置。
JP2007147727A 2007-06-04 2007-06-04 インバータ電源装置 Active JP5009689B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007147727A JP5009689B2 (ja) 2007-06-04 2007-06-04 インバータ電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007147727A JP5009689B2 (ja) 2007-06-04 2007-06-04 インバータ電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008301669A JP2008301669A (ja) 2008-12-11
JP5009689B2 true JP5009689B2 (ja) 2012-08-22

Family

ID=40174636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007147727A Active JP5009689B2 (ja) 2007-06-04 2007-06-04 インバータ電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5009689B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105665883B (zh) * 2016-01-12 2017-09-15 南通富力机电设备有限责任公司 基于单片机的交流氩弧焊钨极自动磨球控制装置及方法
CN111001897B (zh) * 2020-03-09 2020-07-07 杭州凯尔达电焊机有限公司 焊接辅助电路及焊接电源

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006340498A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Daihen Corp インバータ電源装置
JP4754902B2 (ja) * 2005-08-19 2011-08-24 株式会社ダイヘン インバータ電源装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008301669A (ja) 2008-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5382552B2 (ja) Dcdcコンバータ及びdcdcコンバータの制御方法
WO2010137278A1 (ja) インバータ制御装置およびインバータ制御方法
JP2012120379A (ja) 同期整流回路、および、それを用いたdc/dcコンバータ、ac/dcコンバータ
JP4754866B2 (ja) インバータ電源装置
JP2006304383A (ja) 電力変換装置
JP2013115926A (ja) Dcdcコンバータ及びdcdcコンバータの制御方法
JP5009689B2 (ja) インバータ電源装置
JP4754902B2 (ja) インバータ電源装置
JPH10210757A (ja) ゼロ電流ターンオン形pwmインバータ装置
CN107612030B (zh) 一种电流准临界连续且器件软开关的光伏变换器
JP5584101B2 (ja) アーク加工用電源装置
JP5383526B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2008264815A (ja) アーク溶接機
JP3811670B2 (ja) アーク加工用電源装置
JP2005304211A (ja) 電力変換装置
JP2000032751A (ja) コンバータ
JP2010081697A (ja) 共振型電力変換装置
WO2010023709A1 (ja) 溶接機用電源装置および溶接機
JP2017011857A (ja) 電源制御装置および電源制御方法
CN108321834B (zh) 一种并网逆变器的控制方法及控制器
JP5165454B2 (ja) 電源装置
CN115133804B (zh) 一种交流输出的开关电源
CN113612448B (zh) 一种带有zvs软开关的数字式电液比例放大器
JP2004248441A (ja) 交流−直流変換装置
CN104242703B (zh) 一种恒流限流型逆变器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120529

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120531

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5009689

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150608

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250