JP2010044178A - 画像形成装置、プロセスカートリッジ、画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】潜像担持体、帯電手段、静電潜像形成手段、現像手段、転写手段、クリーニング手段、及び保護剤供給手段とを備えた画像形成装置において、潜像担持体の画像領域外に、潜像担持体交換時期を決定するための表面電位検知領域を有し、該表面電位検知領域において、画像領域内同様、少なくとも帯電と静電潜像形成と現像とクリーニングと保護剤供給とが施され、該保護剤供給手段は、潜像担持体の表面電位検知領域において、画像領域内よりも、少量の保護剤3bを供給し、潜像担持体の表面電位検知領域に表面電位検知手段を有し、潜像担持体の交換時期決定手段を有することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】図6
Description
複写機やプリンタ等に広く使用されている電子写真方法に用いられる電子写真感光体としては、安価、大量生産性、無公害性等の利点から、有機系の感光材料が汎用されている。ところが、有機系感光体は無機系感光体と比較して耐摩耗性が低い。
そのため、長期に渡って高画質を維持するには、摩擦やAC帯電による感光体やクリーニングブレード等の劣化を低減し、有機感光体の寿命を延ばし、クリーニング性を向上させる必要がある。
AC帯電による劣化に対しても、感光体に保護剤を塗布しておくと、AC帯電のエネルギーは、先ず保護剤に吸収され、感光体は到達し難くなるため、感光体は保護される。
上述のように感光体表面にフィラーを含んだ保護層を形成することで、機械的耐久性に優れた感光体を得ることができるが、その一方で、高耐摩耗性が高すぎる場合には経時的に感光体表面に放電生成物が蓄積してしまい、高温、高湿環境で画像流れ等の異常画像が発生してしまう場合がある。そこで、フィラー量や種類を調整し、感光体表面を適度に摩耗させることで、上記のような異常を抑える使用方法が主流である。
従来の感光体の寿命検知には、ドラムの回転数をカウントして一定の回転数に達した時に警告を出す方式や、帯電装置から感光体表面への流れ込み電流と感光体の膜厚変化との相関関係を利用して、前記流れ込み電流が基準値に達したときに警告を出す方式(特許文献3等)や、感光体表面の摩擦抵抗を測定し、摩擦抵抗が規定値に達した場合に感光体寿命警告を報知する方式(特許文献4等)が用いられてきた。
(1)潜像担持体と、
該潜像形成前の該潜像担持体表面を帯電させる帯電手段と、
画像データに基づいて、該帯電手段により帯電された該潜像担持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、
形成された静電潜像を可視像化する現像手段と、
可視像化されたトナー像を非転写体に転写する転写手段と、
転写後に該潜像担持体表面に残留するトナーを除去するクリーニング手段と、
潜像担持体に潜像担持体の保護剤を供給する保護剤供給手段と、
を備えた画像形成装置において、
潜像担持体の画像領域外に、潜像担持体交換時期を決定するための表面電位検知領域を有し、
該表面電位検知領域において、画像領域内同様、少なくとも帯電と静電潜像形成と現像とクリーニングと保護剤供給とが施され、
該保護剤供給手段は、潜像担持体の表面電位検知領域において、画像領域内よりも、少量の保護剤を供給し、潜像担持体の表面電位検知領域に表面電位検知手段を有し、潜像担持体の交換時期決定手段を有することを特徴とする画像形成装置。
(2)潜像担持体の表面電位検知領域の表面電位検知手段は、非画像部(地肌部)の表面電位を検知することを特徴とする前記(1)に記載の画像形成装置。
(3)潜像担持体表面に保護層を持つことを特徴とする、前記(1)または(2)に記載の画像形成装置。
(4)保護剤供給手段が、保護剤ブロックと、保護剤ブロックと潜像担持体との間に位置し両者に接触するブラシと、から成り、潜像担持体の画像領域内に接触する保護剤ブロックの高さよりも、潜像担持体表面電位検知領域に接触する保護剤ブロックの高さは低いことを特徴とする、前記(1)乃至(3)のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(5)保護剤供給手段が、保護剤ブロックと、保護剤ブロックと潜像担持体との間に位置し両者に接触するブラシと、から成り、潜像担持体の画像領域内に接触するブラシの繊維の毛足長さよりも、潜像担持体表面電位検知領域に接触するブラシの繊維の毛足長さは短いことを特徴とする、前記(1)乃至(3)のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(6)保護剤供給手段が、保護剤ブロックと、保護剤ブロックと潜像担持体との間に位置し両者に接触するブラシと、から成り、潜像担持体の画像領域内に接触するブラシの繊維の太さよりも、潜像担持体表面電位検知領域に接触するブラシの繊維の太さは細いことを特徴とする、前記(1)乃至(3)のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(7)少なくとも潜像担持体と、帯電手段と、クリーニング手段と、保護剤供給手段とを備えたプロセスカートリッジであって、前記(1)乃至(6)のいずれか1項に記載の画像形成装置に用いられることを特徴とするプロセスカートリッジ。
(8)潜像担持体表面を帯電した後に、
該潜像担持体の表面に静電潜像を形成し、
潜像担持体表面の潜像にトナーを供給してトナー像化し、
潜像担持体表面に形成されたトナー像を非転写体に転写し、
転写後に潜像担持体表面に残留するトナーをクリーニングし、
潜像担持体に潜像担持体の保護剤を供給する工程を有する画像形成方法において、
潜像担持体の画像領域外に、潜像担持体交換時期決定するための表面電位検知領域を有し、
該表面電位検知領域において、画像領域内同様、少なくとも帯電し静電潜像を形成し現像しクリーニングし保護剤を供給する工程を有し、
潜像担持体の表面電位検知領域には、画像領域内よりも少量の保護剤を供給し、潜像担持体の表面電位検知領域の表面電位を検知し、潜像担持体の交換時期を決定することを特徴とする画像形成方法。
感光体表面に保護層を持つことによって、表面電位検知領域の保護層が摩耗した時点から予測する画像領域内の保護層が摩耗するであろう時点を交換時期とすることで、交換時期の決定が容易となる。
また、感光体の画像領域内に接触するブラシの繊維の毛足長さよりも、感光体表面電位検知領域に接触するブラシの繊維の毛足長さが短いことにより、表面電位検知領域では、画像領域内よりも早く感光体を摩耗させることができ、画像領域内の感光体摩耗時期を予測することできる。
さらに、感光体の画像領域内に接触するブラシの繊維の太さよりも、感光体表面電位検知領域に接触するブラシの繊維の太さは細いことにより、表面電位検知領域では、画像領域内よりも早く感光体を摩耗させることができ、画像領域内の感光体摩耗時期を予測することできる。
なおドラム状の感光体について以下説明するが、本発明はこれに限定されず、シート状やエンドレスベルト状の感光体であってもよい。
同図において符号1は感光体、9は露光装置、51は一次転写ローラ、52、53、54はローラ、56は中間転写ベルト、57は中間転写ベルトクリーニング装置、61は二次転写ローラ、71は定着ベルト、72は加熱ローラ、73は定着ローラ、74は加圧ローラをそれぞれ示す。また、Y、M、C、Kは色を示す添字である。
同図において符号2は帯電装置、3は保護剤塗布装置、4は現像装置、8はクリーニング装置、Sは表面電位検査手段である表面電位検査センサをそれぞれ示す。
いずれの作像ユニットでも同様の構成であるので、この図においては、色の区別を示すY、M、C、Kの表示を省略する。各作像ユニットは感光体1を有し、各感光体1の周りには、感光体1表面に電荷を与える帯電装置2、感光体1表面に形成された潜像を各色トナーで現像してトナー像とする現像装置4、感光体1表面に保護剤を塗布する保護剤塗布装置3、トナー像転写後の感光体1表面のクリーニングをするクリーニング装置8がそれぞれ配置されている。
また、図1を参照すると、4つの作像ユニットの上方には、帯電した各感光体の表面に各色の画像データに基づいて露光をし、潜像を形成する露光装置9が備えられている。
中間転写ベルト56を挟んで、各感光体1と対向する位置には、感光体1上に形成されたトナー像を中間転写ベルト56上に一次転写する一次転写ローラ51がそれぞれ配置されている。一次転写ローラ51は、図示しない電源に接続されており、所定の電圧が印加される。
中間転写ベルト56のローラ53で支持された部分の外側には、二次転写後の中間転写ベルト56の表面をクリーニングする中間転写ベルトクリーニング装置57が設けられている。
図4及び図5は、本発明の画像形成装置に用いる積層型電子写真感光体の概略断面図である。
図4中101が導電性支持体、102が感光層で、電荷発生材料を主成分とする電荷発生層103と、電荷輸送材料を主成分とする電荷輸送層104とを積層して形成してある。
感光体としては、その材質、形状、構造、大きさ、等について特に制限はなく、公知のものの中から適宜選択することができるが、その形状としてはドラム状が好適に挙げられ、その材質としては、例えばアモルファスシリコン、セレン等の無機感光体、ポリシラン、フタロポリメチン等の有機感光体、などが挙げられる。本発明の画像形成装置に用いる感光体(感光体)は、導電性支持体と、該導電性支持体上に少なくとも感光層を有してなり、更に必要に応じてその他の層を有してなる。
また、特開昭52−36016号公報に開示されているようなエンドレスニッケルベルト、又はエンドレスステンレスベルトも導電性支持体として用いることができる。
前記樹脂としては、例えばポリアミド、ポリビニルアルコール、カゼイン、メチルセルロース等の熱可塑性樹脂;アクリル、フェノール、メラミン、アルキッド、不飽和ポリエステル、エポキシ等の熱硬化性樹脂などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記下引き層の厚みは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、0.1〜10μmが好ましく、1〜5μmがより好ましい。
前記フェノール系化合物としては、例えば、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、ブチル化ヒドロキシアニソール、2,6−ジ−t−ブチル−4−エチルフェノール、ステアリル−β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、2,2’−メチレン−ビス−(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレン−ビス−(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−チオビス−(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−ブチリデンビス−(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、1,1,3−トリス−(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、テトラキス−[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン、ビス[3,3’−ビス(4’−ヒドロキシ−3’−t−ブチルフェニル)ブチリックアッシド]クリコ−ルエステル、トコフェロール類などが挙げられる。
前記有機燐化合物類としては、例えば、トリフェニルホスフィン、トリ(ノニルフェニル)ホスフィン、トリ(ジノニルフェニル)ホスフィン、トリクレジルホスフィン、トリ(2,4−ジブチルフェノキシ)ホスフィンなどが挙げられる。
前記酸化防止剤の添加量は、添加する層の総質量に対して0.01〜10質量%が好ましい。
ただし、前記構造式(i)中、Ar1は置換基を有していてもよいアリーレン基を表す。Ar2、及びAr3は、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよく、置換基を有していてもよいアリール基を表す。
このような電荷輸送能力を有するアクリル樹脂は、上記構造式(i)の基を有する不飽和カルボン酸を重合させることにより機械的強度が高く、透明性にも優れ、電荷輸送能力も高い保護層を形成することができる。また、単官能の上記構造式(i)の基を有する不飽和カルボン酸に多官能の不飽和カルボン酸、好ましくは3官能以上の不飽和カルボン酸を混合することで、アクリル樹脂は架橋構造を形成し、熱硬化性高分子となり、保護層の機械的強度は極めて高いものとなる。前記多官能の不飽和カルボン酸には、上記構造式(i)の基を付加してもよいが、モノマーの製造コストが高くなってしまうため、多官能の不飽和カルボン酸には、上記構造式(i)の基を付加せず、光硬化性多官能モノマーを用いることが好ましい。
前記構造式(ii)及び構造式(iii)において、Ar3及びAr4は、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよく、置換基を有していてもよいアリール基を表す。
前記構造式(ii)において、Xは、単結合、置換基を有していてもよいアルキレン基、置換基を有していてもよいシクロアルキレン基、又は置換基を有していてもよいアルキレンエーテル基、酸素原子、硫黄原子、ビニレン基を表す。
前記構造式(ii)及び構造式(iii)において、Zは、置換基を有していてもよいアルキレン基、置換基を有していてもよいアルキレンエーテル2価基、又は置換基を有していてもよいアルキレンオキシカルボニル2価基を表す。
m及びnは、それぞれ0〜3の整数を表す。
前記縮合多環式炭化水素基としては、環を形成する炭素数が18個以下のものが好ましく、例えばペンタニル基、インデニル基、ナフチル基、アズレニル基、ヘプタレニル基、ビフェニレニル基、as−インダセニル基、s−インダセニル基、フルオレニル基、アセナフチレニル基、プレイアデニル基、アセナフテニル基、フェナレニル基、フェナントリル基、アントリル基、フルオランテニル基、アセフェナントリレニル基、アセアントリレニル基、トリフェニレル基、ピレニル基、クリセニル基、ナフタセニル基などが挙げられる。
前記複素環基としては、例えばカルバゾール、ジベンゾフラン、ジベンゾチオフェン、オキサジアゾール、チアジアゾール等の1価基などが挙げられる。
保護層を用いると、保護層を用いない場合に比べ、一般的に感光体の摩耗速度は大幅に遅くなる。そのため、保護層が摩耗しつくすと、その個所の摩耗速度は急激に増大し、感光体の表面電位の変化も急激になる。
本発明において、帯電ローラ2aは、感光体の画像領域内と同様に、画像領域外の表面電位検知領域も帯電させるものである。
前記帯電部材としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、上記帯電ローラ以外にも、ブラシ、フィルム、ゴムブレード等を備えたそれ自体公知の接触帯電器、コロトロン、スコロトロン等のコロナ放電を利用した非接触帯電器、等を用いることができる。
上記で、接触とは感光体に帯電ローラが直接接触していることであり、非接触近接とは感光体と帯電ローラの間に200μm以下の空隙が存在していることを言う。非接触近接方式は帯電部材の表面が感光体表面に残留したトナー等によって汚染されにくいというメリットがある。
感光体の画像領域外では、常時全面ベタ画像となるよう、露光Lにより露光する。
現像装置4は、感光体1に対向している現像ローラ4a、現像ローラ4aに近接して紙面の表面から裏面方向に現像剤を搬送する第一の搬送スクリュウ4b1、紙面の裏面から表面方向に現像剤を搬送する第二の搬送スクリュウ4b2を互いに平行に備えている。現像ローラ4は、図示は省略するが外周側の回転自在なスリーブと内側に固定した磁石から構成する。第二の搬送スクリュウ4b2の搬送方向上流側にはトナー補給口を設け、第二の搬送スクリュウ4cの搬送方向下流側に設けたトナー濃度センサの出力に応じて、これも図示せぬトナー補給装置からトナーを補給する。トナー補給装置からスクリュウ4b2に補給されるトナーを現像剤と混合し、撹拌しながらスクリュウ4b1を経て、現像スリーブ4aへくみ上げる。
なお、図1においては、二成分現像方式の現像装置4の構成を示したが、これに限るものではなく、一成分現像方式の現像装置であっても適用可能である。
また、現像装置は、感光体の画像領域の静電潜像と同様に、画像領域外の表面電位検知領域の静電潜像も現像し、トナー像を形成する。
クリーニング装置8は、クリーニングブレード8a、支持部材8b、トナー回収コイル8c、ブレード加圧スプリング8dを備える。クリーニングブレード8aは、ウレタンゴム、シリコーンゴム等のゴムを板状に形成してなり、そのエッジが感光体1表面に当接するようにして設けられ、転写後に残留する感光体1上のトナーを除去する。クリーニングブレード8aは、金属、プラスチック、セラミック等からなる支持部材8bに貼着されて支持され、感光体1表面に対し所定の角度で設置される。また、ブレード加圧スプリング8dによって所定の当接圧、食い込み量で感光体1表面に当接する。
クリーニングブレード8aは感光体1上のトナーを除去するとともに、保護剤塗布装置3で感光体上に塗布された保護剤を薄い膜状に延ばす塗布ブレードの役割も行う。
また、表面電位検知領域に形成されたトナー像は、転写されずに残り、画像領域内の転写残トナーとともに除去される。
保護剤塗布装置3は、固定されたケースに収容された固形保護剤3bと、固形保護剤3bに接触して保護剤を削り取り、感光体1に塗布するブラシローラ3aとを備える。固形保護剤3bは、ブロック状に形成されており、加圧部材3cによってブラシローラ3a側に付勢されている。加圧部材3cは、板バネ、圧縮バネ等のバネがよく、特に図に示すように圧縮バネを好適に用いることができる。固形保護剤3bはブラシローラ3aによって削り取られ消耗し、経時的にその厚みが減少するが、加圧部材3cで加圧されているために常時ブラシローラ3aに当接している。ブラシローラ3aは、回転しながら削り取った保護剤を感光体1表面に塗布する。さらにブラシローラ3aの下流側に均しブレード3dと支持部材3eと加圧スプリング3fが設置されている。ブラシローラ3aで感光体上に塗布された粒状の保護剤は、均しブレード3dによって感光体上に均一な膜に形成される。
クリーニング装置で感光体1上の転写残トナーを除去した上で保護滑剤を塗布するため、トナー入力に左右されずに均一に感光体上に保護剤を塗布することができる。
クリーニング装置8は、クリーニングブレード8a、支持部材8b、トナー回収コイル8c、ブレード加圧スプリング8dを備える。クリーニングブレード8aは、ウレタンゴム、シリコーンゴム等のゴムを板状に形成してなり、そのエッジが感光体1表面に当接するようにして設けられ、転写後に残留する感光体1上のトナーを除去する。クリーニングブレード8aは、金属、プラスチック、セラミック等からなる支持部材8bに貼着されて支持され、感光体1表面に対し所定の角度で設置される。また、ブレード加圧スプリング8dによって所定の当接圧、食い込み量で感光体1表面に当接する。
また、表面電位検知領域に形成されたトナー像は、転写されずに残り、画像領域内の転写残トナーとともに除去される。
固形保護剤3bは、脂肪酸金属塩(金属石鹸)、フッ素系樹脂等からなるものが使用できるが、特に脂肪酸金属塩が好ましい。脂肪酸金属塩としては、例えば、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸等の直鎖状炭化水素の脂肪酸金属塩が挙げられ、金属としては、リチウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、亜鉛、カドミウム、アルミニウム、セリウム、チタン、鉄などが挙げられる。これらの中で、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸鉄などが好ましく、特に、ステアリン酸亜鉛、パルミチン酸亜鉛、あるいはステアリン酸亜鉛とパルミチン酸亜鉛の混合物が感光体の保護効果が高く、好ましい。
疎水性有機化合物(A)、および両親媒性の有機化合物(B)を必須の成分として含んでいるもの。
疎水性有機化合物(A)の例としては、前述のような、脂肪族飽和炭化水素、脂肪族不飽和炭化水素、脂環式飽和炭化水素、脂環式不飽和炭化水素や芳香族炭化水素に分類される炭化水素類の他に、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリパーフルオロアルキルエーテル(PFA)、パーフルオロエチレン−パーフルオロプロピレン共重合体(FEP)、ポリビニリデンフルオリド(PVdF)、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)等のフッ素系樹脂やフッ素系ワックス類、ポリメチルシリコーン、ポリメチルフェニルシリコーン等のシリコーン樹脂やシリコーン系ワックス類等が挙げられるが、これに限るものではない。
陰イオン系界面活性剤の例としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、硫酸アルキル塩、硫酸アルキルポリオキシエチレン塩、リン酸アルキル塩、長鎖脂肪酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸塩等の、疎水性部位の末端に陰イオン(アニオン)を有し、これと、ナトリウム、
カリウム等のアルカリ金属イオン、マグネシウム、カルシウムなどのアルカリ土類金属イオン、アルミニウム、亜鉛等の金属イオン、アンモニウムイオン等が結合した化合物が挙げられる。
非イオン系界面活性剤の例としては、長鎖アルキルアルコール、アルキルポリオキシエチレンエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、脂肪酸ジエタノールアミド、アルキルポリグルコキシド、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステル等のアルコール化合物、エーテル化合物、アミド化合物等が挙げられる。また、ラウリン酸、パルチミン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸、セロチン酸、モンタン酸、メリシン酸等の長鎖アルキルカルボン酸と、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、エリスリトール、ヘキシトール等の多価アルコールやこれらの部分無水物とのエステル化合物も好ましい形態として挙げられる。
また、これらの両親媒性有機化合物は複数種類を併用しても良い。
例としては、溶融成型方法、粉末成型法、熱プレス成型法、冷間等方圧プレス法(CIP)、熱間等方圧プレス法(HIP)などが挙げられるが、これに限られるものではない。
予め保護剤の溶融温度以上に加熱した、所定形状の型枠中に、加熱溶融したアルキルカルボン酸グリセリルの所定量を注ぎ込み、必要に応じて融点以上の温度で一定時間維持後、放冷もしくは徐冷により冷却し、成型体を得ることができる。また、成型体の内部歪みを除去するために、冷却の途中で、保護剤成分の相転移温度を下回る温度まで冷却が進んだ後に、再度、相転移温度以上の温度まで緩やかに再加熱しても良い。
室温近傍の温度まで冷却後、成型体を型枠から外し、保護剤の成型体を得る。
また、この後、更に切削加工などにより、保護剤の形状を整えても良い。
ブラシ繊維の具体的な材料としては、一般的に公知の材料から1種ないし2種以上を選択して使用する事ができる。具体的には、ポリオレフィン系樹脂(例えばポリエチレン、ポリプロピレン);ポリビニルおよびポリビニリデン系樹脂(例えばポリスチレン、アクリル樹脂、ポリアクリロニトリル、ポリビニルアセテート、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニル、ポリビニルカルバゾール、ポリビニルエーテルおよびポリビニルケトン);塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体;スチレン−アクリル酸共重合体;スチレン−ブタジエン樹脂;フッ素樹脂(例えばポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリクロロトリフルオロエチレン);ポリエステル;ナイロン;アクリル;レーヨン;ポリウレタン;ポリカーボネート;フェノール樹脂;アミノ樹脂(例えば尿素−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ユリア樹脂、ポリアミド樹脂);などの内、可撓性を持つ樹脂を使用することができる。
また、撓みの程度を調整するために、ジエン系ゴム、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、エチレンプロピレンゴム、イソプレンゴム、ニトリルゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、ヒドリンゴム、ノルボルネンゴム等を複合して用いても良い。
ブラシ繊維の太さは、0.5〜3デニール、ブラシ繊維の密度は10万〜60万本/inch2が好ましい。
ブラシローラは図7に示すように、画像領域内対応部には毛足の長いブラシ繊維が当接するよう、表面電位検知領域対応部には毛足の短いブラシ繊維が当接するよう、ブラシローラを作製する。なお、図7は、便宜上、ブラシローラと感光体、ブラシローラと保護剤ブロックとを離して描いた。
ブラシローラの太い方の繊維は6〜20デニール、ブラシ繊維の密度が1万〜5万本/inch2が好ましい。繊維が太いため保護剤ブロックに比較的強く接触するのに対して、ブラシローラの細い方の繊維は0.5〜3デニール、ブラシ繊維の密度は10万〜60万本/inch2が好ましく、保護剤ブロックに弱く接触する。表面電位検知領域では、画像領域よりもブラシローラの保護剤ブラックに対する接触が弱く、供給される保護剤が画像領域よりも少量となり、ある摩耗程度になるのが、画像領域内よりも早くなる。
ブラシローラの毛足の長さは例えば4mmである。
ブラシローラは図8に示すように、画像領域内対応部には繊維の太いブラシ繊維が当接するよう、表面電位検知領域対応部には繊維の細いブラシ繊維が当接するよう、ブラシローラを作製する。なお、図8は、便宜上、ブラシローラと感光体、ブラシローラと保護剤ブロックとを離して描いた。
このとき、表面電位検知領域でも画像領域内と同様な通常の作像プロセスを施す。ただし、中間転写ベルトや中間転写ドラム、転写チャージャ、転写ローラ、転写材等は、画像領域内のみでも良い。表面電位を検知して摩耗を検知するので、現像プロセスも直接は必要ではないが、感光体の摩耗には、クリーニング時の、トナーの存在の影響が大きいので、表面電位検知領域では、画像領域内と同様なプロセスを施すことが望ましい。
まず、感光体の画像領域内対応部と表面電位検知領域対応部とで保護剤ブロックの高さを変えて、表面電位検知領域に、画像領域内よりも早く摩耗する部分を形成した場合について説明する。
最初に、プリント枚数と画像領域内の保護剤ブロックの摩耗量との関係(図9(a))を把握しておく。さらに、プリント枚数と感光体の摩耗量との関係(図9(b))について、保護剤ブロック有無の場合(画像領域と同様に保護剤を供給した場合と、保護剤を供給しない場合)について、把握しておく。感光体の画像領域内が摩耗し、異常が出るどの位前に異常を検知したいか、感光体交換時期を決定したいか(=表面電位検知領域において異常が出た後、何枚プリント後に画像領域内において異常が出るか)によって、保護剤ブロックの、感光体画像領域内対応部と表面電位検知領域対応部との段差を決定する(図9(c))。
一方、感光体摩耗量と感光体帯電電位との関係(図9(d)を把握しておく。さらに、感光体帯電電位と、例えば紙上画像の非画像部(地肌部)OD(光学画像濃度)との関係(図9(e))を把握しておく。非画像部ODの許容値Tを決めておき、非画像部ODが許容値Tを上回り、異常を示す帯電電位となる感光体摩耗量を把握しておく。この時の感光体摩耗量と、上記プリント枚数と感光体の摩耗量との関係とから、感光体の画像領域内が摩耗し、異常が出るどの位前(K)に異常を検知したいか、感光体交換時期を決定したいか(=表面電位検知領域において異常が出た後、何枚プリント後に画像領域内において異常が出るか)を決定する。
例えば、図9(e)より、非画像部ODが許容できない=Tよりも高くなる時の感光体帯電電位は500V、図9(d)より、感光体帯電電位が500Vとなる感光体摩耗量は約5μm、図9(f)より感光体摩耗量が約5μmとなるのは、ブラシaの場合約50,000枚、ブラシbの場合約45,000枚、ブラシcの場合約40,000枚、プリントした時である。画像領域内用(図7H_B_in)としてブラシaを用い、画像領域外の表面電位探知領域用(図7H_B_out)としてブラシbを使用すると、表面電位検知領域が摩耗して表面電位検知手段が帯電電位500Vを検知した時(非画像部ODが非許容範囲となった時)から約5,000枚後に画像領域内で異常画像が出ると予測できる。
例えば、図9(e)より、非画像部ODが許容できない=Tよりも高くなる時の感光体帯電電位は500V。図9(d)より、感光体帯電電位が500Vとなる感光体摩耗量は約5μm。図10(a)より感光体摩耗量が約5μmとなるのは、ブラシxの場合約50,000枚、ブラシyの場合約45,000枚、ブラシzの場合約40,000枚、プリントした時である。画像領域内用としてブラシxを用い、画像領域外の表面電位探知領域用としてブラシyを使用すると、表面電位検知領域が摩耗して表面電位検知手段が帯電電位500Vを検知した時(非画像部ODが非許容範囲となった時)から約5,000枚後に画像領域内で異常画像が出ると予測できる。
上記表面電位検知手段は、帯電後書込み前の帯電電位を検知しても良いが、書込み後の非画像部(地肌部)の表面電位を検知してもよい。書込み後の方がより現像部に近く、画像との相関がより良い。画像領域外の表面電位探知領域では、作像時100%露光し、ベタ画像を作像しているため、書込み後の表面電位を検知する場合には、表面電位検知のタイミングに合わせ、露光しない時間を設け、非画像部の表面電位を検知するとよい。
感光体やプロセスカートリッジの交換時期の警告は、画像形成装置本体の液晶等の表示部にメッセージを表示したり、警告ランプやLED等の点灯やブザー等によりユーザに報じたりする。上記電位情報をサービスコールシステムに接続して、直接サービスマンに知らせるようにすると、さらに便利である。
また、高速高生産な装置のように、予備の感光体やプロセスカートリッジ等を余分に搭載している場合には、自動的に交換するよう、設定しても良い。
本発明における電子写真感光体には、感光層102の保護及び耐久性の向上のために、図5のように、フィラーを含有する保護層105を感光層102上に形成してもよい。図11(a)のように、保護層があると、保護層が摩耗してしまって保護層がなくなった時、摩耗の速度が急激に変化する。そのため図11(b)のように、プリント枚数と帯電電位との関係は、保護層がなくなると、保護層がある場合と比較して変化し、保護層がなくなると帯電電位は急激に変化するので、保護層の摩耗を検知しやすい。
そこで保護層を設けた感光体の場合、感光体上表面電位検知領域の保護層が摩耗してしまった時点を交換時点とするよう、プリント枚数と感光体保護層摩耗量と感光体帯電電位との関係を前もって把握し、感光体保護層の膜厚を選択しておくとよい。
この機構は全色の感光体に載せると確実に各色のプロセスカートリッジの交換時期を予測できるが、一般に使用量が多く、早めに感光体が消耗するブラックのみに載せ、ブラックのプロセスカートリッジ交換時に全色のプロセスカートリッジを交換しても良い。また、カラーは4色同様な傾向を示すことが多いので、ブラックに加え、カラーのうち1色に搭載しても良い。
9 露光装置
51 一次転写ローラ
52、53、54 ローラ
56 中間転写ベルト
57 中間転写ベルトクリーニング装置
61 二次転写ローラ
71 定着ベルト
72 加熱ローラ
73 定着ローラ
74 加圧ローラ
101 導電性支持体
102 感光層
103 電荷発生層
104 電荷輸送層
105 保護層
106 下引き層
Claims (8)
- 潜像担持体と、
該潜像形成前の該潜像担持体表面を帯電させる帯電手段と、
画像データに基づいて、該帯電手段により帯電された該潜像担持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、
形成された静電潜像を可視像化する現像手段と、
可視像化されたトナー像を非転写体に転写する転写手段と、
転写後に該潜像担持体表面に残留するトナーを除去するクリーニング手段と、
潜像担持体に潜像担持体の保護剤を供給する保護剤供給手段と、
を備えた画像形成装置において、
潜像担持体の画像領域外に、潜像担持体交換時期を決定するための表面電位検知領域を有し、
該表面電位検知領域において、画像領域内同様、少なくとも帯電と静電潜像形成と現像とクリーニングと保護剤供給とが施され、
該保護剤供給手段は、潜像担持体の表面電位検知領域において、画像領域内よりも、少量の保護剤を供給し、潜像担持体の表面電位検知領域に表面電位検知手段を有し、潜像担持体の交換時期決定手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 潜像担持体の表面電位検知領域の表面電位検知手段は、非画像部(地肌部)の表面電位を検知することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 潜像担持体表面に保護層を持つことを特徴とする、請求項1または2記載の画像形成装置。
- 保護剤供給手段が、保護剤ブロックと、保護剤ブロックと潜像担持体との間に位置し両者に接触するブラシと、から成り、潜像担持体の画像領域内に接触する保護剤ブロックの高さよりも、潜像担持体表面電位検知領域に接触する保護剤ブロックの高さは低いことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 保護剤供給手段が、保護剤ブロックと、保護剤ブロックと潜像担持体との間に位置し両者に接触するブラシと、から成り、潜像担持体の画像領域内に接触するブラシの繊維の毛足長さよりも、潜像担持体表面電位検知領域に接触するブラシの繊維の毛足長さは短いことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 保護剤供給手段が、保護剤ブロックと、保護剤ブロックと潜像担持体との間に位置し両者に接触するブラシと、から成り、潜像担持体の画像領域内に接触するブラシの繊維の太さよりも、潜像担持体表面電位検知領域に接触するブラシの繊維の太さは細いことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 少なくとも潜像担持体と、帯電手段と、クリーニング手段と、保護剤供給手段とを備えたプロセスカートリッジであって、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置に用いられることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 潜像担持体表面を帯電した後に、
該潜像担持体の表面に静電潜像を形成し、
潜像担持体表面の潜像にトナーを供給してトナー像化し、
潜像担持体表面に形成されたトナー像を非転写体に転写し、
転写後に潜像担持体表面に残留するトナーをクリーニングし、
潜像担持体に潜像担持体の保護剤を供給する工程を有する画像形成方法において、
潜像担持体の画像領域外に、潜像担持体交換時期決定するための表面電位検知領域を有し、
該表面電位検知領域において、画像領域内同様、少なくとも帯電し静電潜像を形成し現像しクリーニングし保護剤を供給する工程を有し、
潜像担持体の表面電位検知領域には、画像領域内よりも少量の保護剤を供給し、潜像担持体の表面電位検知領域の表面電位を検知し、潜像担持体の交換時期を決定することを特徴とする画像形成方法。
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