JP2010041608A - 撮像装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザにとって重要な画像のデータ保護及びプライバシー保護を図りつつ、作業の手間をかけることなく、静止画像や動画像をユーザ間で好適に共有する。
【解決手段】撮像装置のユーザを設定可能な撮像装置において、記録媒体の記録領域をユーザごとに割り当てられる複数の専用領域と、全ユーザが利用可能な共有領域とに分けて管理する。そして、撮像された画像データごとの優先度を判別し、判別された優先度に基づき、当該画像を、前記設定手段で設定されたユーザに割り当てられている前記専用領域に記録するか、前記共有領域に記録するかを決定する(ステップS103)。
【選択図】 図20

Description

本発明は、静止画像や動画像を記録する撮像装置、その制御方法及びプログラムに関する。
従来、静止画像や動画像をメモリカードなどの記録媒体に記録する撮像装置が知られており、カラー液晶パネルなどの電子ファインダーを備えるなどの撮像装置が既に販売されている。
これらの撮像装置では、電子的に静止画像や動画像を消去したり移動したりして、記録媒体の内容を管理することが可能である。また、近年では記録媒体の小型化および大容量化が進み、撮像装置が大容量の記録媒体を内蔵することが可能となってきている。
また、このような撮像装置では、複数のユーザが同一の記録媒体を使用することがあるため、撮影した静止画像および動画像がその撮影者の意図することなく、閲覧されたり削除されたりしてしまう恐れがある。この解決策として、撮像装置にユーザを登録して使用を制限することにより使用制限をかけることが挙げられる(例えば、特許文献1を参照のこと)。
特開2007−142655号公報
このような撮像装置においては、上記のようにユーザ管理をしている場合でも複数の使用者が同一の記録媒体を使うため、使用するときになって他の使用者により記録媒体の大部分を使用され、撮影できないなどの問題が起こる恐れがある。この解決策としては、各ユーザが優先的に使用可能な専用領域を設けることによって解決できる。
しかしながら、すべての静止画像および動画像以外を専用領域に記録しておくと、新たに撮影する優先度や重要性の高い静止画像や動画像を専用領域に記録することができなくなることがある。さらには、専用領域以外に画像を記録した場合には、その静止画像および動画像のデータを保護することやプライバシーを保護することが困難となる場合がある。
また、撮像装置に登録されたユーザが多く映った静止画像および動画像を撮影した場合には、ユーザ間でその静止画像および動画像を共有したいことが考えられる。このような場合には、すべてのユーザが共有できる共有領域を用いて画像共有することを望むことがあると考えられる。
しかしながら、ユーザそれぞれが静止画像や動画像を共有したいかどうかを判断して専用領域や固有領域に分けて整理することは、記録容量の大容量化から撮影枚数が多くなっている事情を考えると、大きな手間となることが考えられる。
本発明は係る実情に鑑みてなされたものであり、ユーザにとって重要な画像のデータ保護及びプライバシー保護の実行を図りつつ、作業の手間をかけることなく、静止画像や動画像をユーザ間で好適に共有することを可能とする撮像装置等の提供を目的とする。
本発明の撮像装置は、撮像装置のユーザを設定する設定手段と、画像データが記録される記録媒体の記録領域を、ユーザごとに割り当てられる複数の専用領域と、全ユーザが利用可能な共有領域とに分けて管理する記録領域管理手段と、撮像された画像データごとの優先度を判別し、判別された優先度に基づき、当該画像データを、前記設定手段で設定されたユーザに割り当てられている前記専用領域に記録するか、前記共有領域に記録するかを決定する記録領域決定手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の撮像装置の制御方法は、撮像装置のユーザを設定する設定手段と、画像データが記録される記録媒体の記録領域を、ユーザごとに割り当てられる複数の専用領域と、全ユーザが利用可能な共有領域とに分けて管理する記録領域管理手段とを有する撮像装置の制御方法であって、撮像された画像データごとの優先度を判別し、判別された優先度に基づき、当該画像データを、前記設定手段で設定されたユーザに割り当てられている前記専用領域に記録するか、前記共有領域に記録するかを決定する記録領域決定ステップを有することを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、撮像装置のユーザを設定する設定手段と、画像データが記録される記録媒体の記録領域を、ユーザごとに割り当てられる複数の専用領域と、全ユーザが利用可能な共有領域とに分けて管理する記録領域管理手段とを有する撮像装置の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、撮像された画像データごとの優先度を判別し、判別された優先度に基づき、当該画像データを、前記設定手段で設定されたユーザに割り当てられている前記専用領域に記録するか、前記共有領域に記録するかを決定する記録領域決定ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、ユーザが撮像した静止画像および動画像の優先度あるいは重要性に基づいて、静止画像および動画像の記録領域を決定する。具体的には、撮像した画像データの優先度あるいは重要性が高い場合、この画像データを優先的に、ユーザごとに割り当てられた専用領域に記録するなどできる。これにより、他のユーザに優先度あるいは重要性の高い画像データを操作されることを回避でき、重要な画像の確実なデータ保護およびプライバシー保護を図ることができる。また、共有を望む画像データについては、優先度あるいは重要性を低く設定し、全ユーザが使用できる共有領域に自動で記録するようにすれば、作業の手間をかけることなく、ユーザ間での静止画像および動画像を共有することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明を適用した電子カメラなどの画像処理装置(撮像装置)の構成を示したブロック図である。
図1において、100は画像処理装置である。101は撮像回路であり、撮影実行により静止画像及び/或いは動画像(以下、画像)を生成する。102は制御回路であり、メモリ108に格納されたプログラムを実行して、画像処理装置100における各種制御を行う。制御回路102による制御としては、表示部103に画像などを表示するための制御、通信I/F104により外部のストレージやパソコンに画像を送信するための制御、記録I/F106により内蔵記録媒体107に画像を記録するための制御などが挙げられる。
103は表示部であり、画像、操作メニュー、画像付帯情報などを表示する。104は通信I/Fであり、外部のストレージやパソコンなどと接続するためのインタフェースである。このインタフェースは有線の場合もあれば、無線の場合もある。105は操作部であり、撮影者が画像処理装置100の操作のために用いる操作部材を含む。106は記録I/Fであり、内蔵記録媒体107へのデータ入出力を提供するインタフェースである。なお、記録I/F106には、着脱可能な記録媒体を接続できるようにしてもよい。
107は画像処理装置100に内蔵された内蔵記録媒体であり、フラッシュメモリや、ハードディスクなどである。108はメモリであり、プログラムや設定情報やユーザ管理情報、記録領域管理情報などが書き込まれる不揮発性のメモリである。109は電源スイッチであり、電源スイッチ109を操作することにより、画像処理装置100を起動及び終了することが可能である。
図2は、図1で示した画像処理装置100の外観の一部、操作部105の一部、及び表示部103を示した図である。
図2において、105a〜105gは操作部材であり、操作部105に含まれる構成要素である。また電源スイッチ109は本図に参照されるようにレバー式のスイッチで構成されている。これらは、上述した表示部103と操作部105に接続しており、表示部103は、これら操作部材の操作に応じて、画像、操作メニューなどを表示する。
操作部材105a、105bは、操作メニューの選択項目を左右に変更する場合などに用いる。操作部材105c、105dは、操作メニューの選択項目を上下に変更する場合などに用いる。操作部材105eは、操作メニューの表示、画像の表示などの表示部103に表示するモードを変更する際に用いる。操作部材105fは、操作メニューで選択された項目を実行する際に用いる。操作部材105gは、撮影者がレリーズ操作をする際に用いる。操作部材105gの操作によりレリーズされると、画像のデータが撮像回路101で撮像され、制御回路102の制御により記録I/F106を通じて内蔵記録媒体107に記録される。電源スイッチ109は、ONに合わせられると電源を投入し画像処理装置100が起動され、OFFに合わせられると電源を遮断し画像処理装置100が休止状態とされる。
図3は、画像処理装置100がユーザ管理に使用するユーザ管理情報120を示した図である。ユーザ管理情報120はメモリ108に記録されている。
図3に示すユーザ管理情報120において、121はユーザ管理区分、122はユーザ名、123はパスワード、124は専用領域IDである。
ユーザ管理区分121は、該当ユーザが管理者区分かユーザ区分かを管理する。ユーザ名122は、該当ユーザ固有の識別名を管理する。パスワード123では、該当ユーザの認証に使用するパスワードを管理する。専用領域ID124は、内蔵記録媒体107の記録領域中において特定のユーザが固有に使用できる記録領域のIDを管理する。詳細は後述するが、本実施の形態に係る画像処理装置100では、内蔵記録媒体107における記録領域を、特定のユーザが使用できる専用領域と全ユーザが使用できる共有領域との2種の領域を設けて画像を記録するようにしている。また、本実施の形態では、認証情報としてパスワード123を使用しているが、生体情報などを用いてもよい。
図4は、画像処理装置100が記録領域管理に使用する記録領域管理情報130を示した図である。記録領域管理情報130はメモリ108に記録されている。
図4に示す記録領域管理情報130において、131は記録領域ID、132は最大記録容量(記録容量)、133は開始物理アドレス、134は前方記録領域ID、135は後方記録領域IDである。
記録領域ID131は、記録領域を識別するための情報を管理する。最大記録容量132は、該当記録領域(専用領域または共有領域)に記録可能な最大容量を管理する。開始物理アドレス133は、内蔵記録媒体107における該当記録領域の開始物理アドレスを管理する。前方記録領域ID134は、隣あう記録領域のうち開始物理アドレスが小さい記録領域の記録領域ID131を管理する。後方記録領域ID135は、隣あう記録領域のうち開始物理アドレスが大きい記録領域の記録領域ID131を管理する。
次に、図5〜図19を用いて画像処理装置100が表示部103に表示する画面、及びこれらの画面を用いてユーザを設定、管理する方法について説明する。
図5は、画像処理装置100を起動した際に表示部103に表示されるログインメニューに係る画面を示した図である。図5に示す表示部103において、200はログインメニューに係る画面(以下、ログインメニュー画面200と呼ぶ)である。
ログインメニュー画面200において、201はユーザ名を入力するテキストボックスである。202はパスワードを入力するテキストボックスである。203はログインボタンである。
起動直後においては、テキストボックス201が黒く反転表示されている。これはテキストボックス201が選択されていることを表す。テキストボックス201は、ログインするユーザ名122をユーザに入力させるためのテキストボックスである。テキストボックス201が選択された状態で操作部材105fを操作すると、テキスト入力画面150(図6)が起動してユーザ名が入力可能となる。なお、本実施の形態ではテキスト入力にテキスト入力画面150を使用しているが、キーボードやタッチパネルなどの機器を用いて入力をしても構わない。
テキストボックス202は、ログインするユーザ名122に該当するパスワード123をユーザに入力させるためのテキストボックスである。テキストボックス202が選択された状態で操作部材105fを操作すると、テキスト入力画面150が起動してパスワードが入力可能となる。
ログインボタン203は、ログインを実行するボタンである。テキストボックス201に正しいユーザ名、テキストボックス202に正しいパスワードを入力してログインボタン203を選択して操作部材105fを操作すると、画像処理装置100にログインできることになる。ログインできたことによって、そのときのカメラのユーザが設定されて、そのユーザの専用の記録領域、つまり専用領域を利用可能とすることが出来る。また、ユーザ名またはパスワードのいずれかが不正な場合には、ログインボタン203を選択して操作部材105fを操作すると、再度ログインメニュー200が表示される。このまま終了したい場合には、電源スイッチ109で電源を遮断することにより終了することができる。
図6は、テキストボックス201あるいは202が選択された状態で操作部材105fを操作した際に表示されるテキスト入力画面150を示した図である。
図6において、151はテキストボックスであり、入力した文字列を表示するテキストボックスである。このテキストボックス151に表示される値は、テキスト入力画面150を起動したテキストボックスの文字列と同値となる。152はソフトウェアキーボードであり、入力する文字列をユーザに選択させる。ソフトウェアキーボード152では、操作部材105a、105b、105c、105dを用いて入力文字を選択でき、操作部材105fを操作することによって入力する文字を決定する。入力が決定された文字は、テキストボックス151に反映される。
154は決定ボタンであり、テキストボックス151に入力された文字列の入力を決定するボタンである。決定ボタン154を選択して操作部材105fを操作するとテキスト入力画面150を起動したテキストボックスに入力文字列を反映する。153はキャンセルボタンであり、文字列の入力をキャンセルするボタンである。キャンセルボタン153を選択して操作部材105fを操作すると文字列入力がキャンセルされ、テキスト入力画面150を起動したテキストボックスの値をテキスト入力画面150の起動前の状態に戻す。なお、パスワードを入力するためのテキストボックス202も、ここで説明したものと同様の構成により、パスワードを入力する構成である。
図7は、図5のログインメニュー画面200で管理者区分のユーザがログインしたときに表示部103に表示される、管理者メニューに係る画面210(以下、管理者メニュー画面と呼ぶ)を示した図である。
図7に示す管理者メニュー画面210において、220はユーザ管理メニュー、230は記録領域設定メニュー、250は優先条件設定メニューである。なお、本実施の形態では挙げていないが、その他のメニューが存在してもかまわない。
ユーザ管理メニュー220は、ユーザ管理をするためのメニューである。記録領域設定メニュー230は、記録領域を管理・設定するためのメニューである。優先条件設定メニュー250は、共有領域に書き出された画像の優先条件を設定するメニューである。ここで設定される優先条件に基づき行われる処理については、図22を用いて後述する。
図8は、ユーザ管理メニュー220が図7の管理者メニュー画面210から呼び出されたときに表示部103に表示される画面(以下、ユーザ管理メニュー画面220と呼ぶ)を示した図である。
図8に示すユーザ管理メニュー画面220において、260はユーザ登録メニュー、270はユーザ削除メニュー、280は登録情報変更メニューである。
ユーザ登録メニュー260は、ユーザを新規に登録するメニューである。ユーザ削除メニュー270は、画像処理装置100の登録ユーザからユーザを選択して登録を削除するメニューである。登録情報変更メニュー280は、該当ユーザの登録情報を変更するメニューである。
図9は、ユーザ登録メニュー260がユーザ管理メニュー画面220から呼び出された際に表示部103に表示される画面(以下、ユーザ登録メニュー画面260と呼ぶ)を示した図である。
ユーザ登録メニュー画面260において、261はテキストボックス、262はテキストボックス、263は撮影ボタン、264は選択ボタン、265は画像表示ボックス、266は登録ボタン、267はキャンセルボタンである。
テキストボックス261は、ユーザ名を入力するためのテキストボックスである。テキストボックス262は、パスワードを入力するテキストボックスである。撮影ボタン263は、ユーザの顔写真を登録するために撮影を行うボタンである。選択ボタン264は、すでに撮影された画像からユーザの顔写真を登録するために画像選択するためのボタンである。画像表示ボックス265は、登録する顔写真を簡易表示するためのボックスである。登録ボタン266は、ユーザ登録メニュー260で入力されたユーザ情報を登録するためのボタンである。キャンセルボタン267は、ユーザ登録メニュー260で入力されたユーザ情報をキャンセルするためのボタンである。
図10は、ユーザ削除メニュー270がユーザ管理メニュー画面220から呼び出された際に表示部103に表示される画面(以下、ユーザ削除メニュー画面270と呼ぶ)を示した図である。
図10に示すユーザ削除メニュー画面270において、271はコンボボックス、272は削除ボタン、273はキャンセルボタンである。
コンボボックス271は、画像処理装置100の登録ユーザから削除するユーザを選択するためのコンボボックスである。なお、コンボボックス271の代わりにリストボックスなど、登録ユーザを一覧できるインタフェースを用いてもよい。削除ボタン272は、削除ボタン272を選択して操作部105fを操作するとコンボボックス271で選択されたユーザの登録を削除するボタンである。キャンセルボタン273は、削除ボタン272を選択して操作部105fを操作するとユーザ削除をとりやめるためのボタンである。
図11は、登録情報変更メニュー280がユーザ管理メニュー画面220から呼び出された際に表示部103に表示される画面(以下、登録情報変更メニュー画面280と呼ぶ)を示した図である。
図11に示す登録情報変更メニュー画面280において、281はテキストボックス、282はテキストボックス、283は撮影ボタン、284は選択ボタン、285は画像表示ボックス、286は登録ボタン、287はキャンセルボタンである。
テキストボックス281は、ユーザ名を編集するためのテキストボックスである。テキストボックス282は、パスワードを編集するためのテキストボックスである。撮影ボタン283は、ユーザの顔写真を変更するために撮影を行うボタンである。選択ボタン284は、既に撮影された画像からユーザの顔写真を選択するために画像選択するためのボタンである。画像表示ボックス285は、登録する顔写真を簡易表示するためのボックスである。登録ボタン286は、登録情報変更メニュー280で入力されたユーザ情報を登録するためのボタンである。キャンセルボタン287は、登録情報変更メニュー280で入力されたユーザ情報をキャンセルするためのボタンである。
次に図12は、記録領域設定メニュー230が図7の管理者メニュー画面210から呼び出された際に表示部103に表示される画面(以下、記録領域設定メニュー画面230と呼ぶ)を示した図である。
図12に示す記録領域設定メニュー画面230において、231はユーザを選択するコンボボックス、232は設定容量表示である。233は領域指定スライダ、234は全記録領域表示、235は専用領域表示、236は使用不可領域表示、237は使用可能容量表示、238は共有領域表示である。また、239は設定ボタン、240はキャンセルボタンである。
コンボボックス231は、記録領域を設定するユーザを選択するコンボボックスである。ユーザ選択のためのコンボボックス231は、登録されたすべてのユーザの一覧を保持しており、選択されたユーザに設定された記録領域を表示するために選択される。
設定容量表示232は、設定する容量を表示する。ここで設定する容量とは、ユーザごとに設定する専用領域の記録容量である。領域指定スライダ233は、専用領域の記録容量を指定するためのスライダである。領域指定スライダ233は、記録容量を指定するものであり、開始物理アドレス133は固定となる。この指定値から算出した設定容量が設定容量表示232に表示されることになる。
全記録領域表示234は、画像処理装置100が使用できるすべての領域をバーで表示する。その他、円で表示したり、柱状のような3Dで表示したりしてもよい。専用領域表示235は、設定している専用領域をバーで表示する。そのため、専用領域表示235はサイズが可変のバーで表示する。使用不可領域表示236は、他ユーザが使用しているなど、記録領域の容量を変更不可能な領域をバーで表示する。使用不可領域表示236は、記録領域設定メニュー230の起動中に使用不可領域の容量が変化することはないのでサイズが可変である必要はない。共有領域表示238は、全員の各ユーザが使用可能な記録領域をバー表示で表したものである。専用領域の容量を変更するために専用領域表示235を変更すると共有領域表示238のバーのサイズも変更される。共有領域表示238は、専用領域表示235のサイズが変更されるたびに変化するのでサイズが可変のバーで表示する。なお、全記録領域表示234を円で表示した際には、扇形の組み合わせで専用領域表示235、使用不可領域表示236、共有領域表示238を表示する。また、柱状で表示した際には、ブロックの組み合わせで専用領域表示235、使用不可領域表示236、共有領域表示238を表示する。使用可能容量表示237は、共有領域表示238の容量を数値で表示する。
設定ボタン239は、記録領域設定メニュー230で変更された記録領域に係る情報を用いて記録領域管理情報130を更新して設定する。キャンセルボタン240は、記録領域設定メニュー230での変更をキャンセルする。
次に図13は、優先条件設定メニュー250が管理者メニュー画面210から呼び出された際に表示部103に表示される画面(以下、優先条件設定メニュー画面250と呼ぶ)を示した図である。
図13に示す優先条件設定メニュー画面250において、251はテキストボックスであり、整数を入力するためのテキストボックスである。テキストボックス251に入力された整数値は、共有領域に書き出された画像の優先される期間として設定される。
一方、図14は、図5のログインメニュー画面200でユーザ区分のユーザがログインしたときに表示部103に表示される、ユーザメニューに係る画面500(以下、ユーザメニュー画面500と呼ぶ)を示した図である。
ユーザメニュー画面500において、510は振り分け条件設定メニュー、520は記録領域整理設定メニュー、280は登録情報変更メニューである。
振り分け条件設定メニュー510は、画像の記録を、専用領域と共有領域に振り分ける基準を設定するメニューである。記録領域整理設定メニュー520は、ユーザが使用可能なすべての記録領域の空き容量(残記録可能容量)が小さくなったときの記録された画像の整理方法、すなわち容量の削減の処理方法を設定するメニューである。登録情報変更メニュー280は、該当ユーザの登録情報を変更するメニューであり、図11で説明したものと同様のものであるため、ここでは説明を省略する。
図15は、振り分け条件設定メニュー510がユーザメニュー画面500から呼び出された際に表示部103に表示される振り分け条件設定メニューに係る画面(以下、振り分け条件設定メニュー画面510と呼ぶ)を示した図である。
図15に示す振り分け条件設定メニュー画面510において、511はコンボボックス、512は決定ボタン、513はキャンセルボタン513である。
コンボボックス511は、振り分けレベルを選択するコンボボックスである。本実施の形態では、「重要度 高」、「重要度 中」及び「重要度 低」のうちの3段階のレベルを選択できるものとする。そして、ここで設定されたレベルよりも低い重要度をもつ画像が共有領域に記録されるとして、決定ボタン512を選択して操作部材105fを操作すると、コンボボックス511で決定したレベルを振り分け条件として設定されることになる。また、キャンセルボタン513を選択して操作部材105fを操作すると、振り分け条件設定を取りやめ、振り分け条件設定メニュー510が呼び出される前の振り分け条件となる。なお、本実施の形態では、重要度を用いて振り分け条件としているが、被写体となっている登録ユーザの人数や類似シーンや不正露出などの失敗画像など他の基準による振り分け条件を設定してもよい。
図16は、振り分け条件設定メニュー画面510で、コンボボックス511が選択されたときの表示部103を示した図である。
コンボボックス511が選択されると、コンボボックス511に登録された項目がすべて表示される。本実施の形態では、すべてを表示するが、登録項目が多い場合には一部を表示してスクロールしてすべての項目が選択できるようにしてもよい。また、選択されたときには他のボタンやコンボボックスよりも、登録項目一覧を重ねて表示するようにする。
次に図17は、記録領域整理設定メニュー520がユーザメニュー画面500から呼び出された際に表示部103に表示される記録領域整理設定メニューに係る画面(以下、記録領域整理設定メニュー画面520)を示した図である。
記録領域整理設定メニュー画面520において、521はコンボボックス、522はコンボボックス、523は設定ボタン、524はキャンセルボタンである。
コンボボックス521は、記録領域の残量が少なくなった場合の記録領域の整理を終了する条件を設定するコンボボックスである。本実施の形態では、「空き容量優先」、「プライバシー優先」の項目を選択できる。「空き容量優先」では、空き容量が、例えば一度に撮影可能な画像の最大容量の連続撮影可能枚数分の画像に相当する容量となること、または一度に撮影可能な動画像の最大容量となることを終了する条件とするものとする。一方、「プライバシー優先」では、すべての画像が整理するユーザの専用領域に記録されることを終了条件とするものとする。
コンボボックス522は、記録領域の残量が少なくなった場合の記録領域の整理時に実行される操作を指定するためのものである。本実施の形態では、「削除」、「再圧縮」、「縮小」の操作を選択できる。そして、設定ボタン523を選択して操作部材105fを操作すると、コンボボックス521で設定した項目とコンボボックス522で設定した操作を記録領域整理設定として設定する。また、キャンセルボタン524を選択して操作部材105fを操作すると、記録領域整理設定を取りやめ、記録領域整理設定メニュー520が呼び出される前の記録領域整理設定となる。
図18は、記録領域整理設定メニュー520で、コンボボックス521が選択されたときの表示部103を示した図である。
コンボボックス521が選択されると、コンボボックスに登録された項目がすべて表示される。本実施の形態では、すべてを表示するが、登録項目が多い場合には一部を表示してスクロールしてすべての項目が選択できるようにしてもよい。また、選択されたときには他のボタンやコンボボックスよりも、登録項目一覧を重ねて表示するようにしてもよい。
図19は、記録領域整理設定メニュー520で、コンボボックス522が選択されたときの表示部103を示した図である。
コンボボックス522が選択されると、コンボボックスに登録された項目がすべて表示される。本実施の形態では、すべてを表示するが、登録項目が多い場合には一部を表示してスクロールしてすべての項目が選択できるようにしてもよい。また、選択されたときには他のボタンやコンボボックスよりも、登録項目一覧を重ねて表示するようにするようにしてもよい。
次に、図20は、画像処理装置100で撮影時に実行される画像記録ルーチンを示したフローチャートである。画像記録ルーチンは、制御回路102がメモリ108に記録されたプログラムを実行することでなされる。また、以下で説明する処理は、上述した図5〜19で示した画面において各種の設定がなされた状態においてなされるものである。
ステップS100で処理が開始されると、まずステップS101において制御回路102は、撮像回路101を介して画像を撮像(撮影)する。
次にステップS102において制御回路102は、撮像された画像に対して優先度を付加する。優先度は、撮影時にあらかじめ設定された重要度(振り分け条件設定メニュー510で設定したものと同様のもの)の値を付加する。なお、撮像された画像内のすべての顔を認識して、登録ユーザが被写体となっている人数に応じて優先度を決定したり、記録領域内の類似シーンなどから優先度を決定したり、不正露出などの失敗画像を判断して優先度を決定したりしてもよい。
次にステップS103おいて制御回路102は、ステップS102で求めた優先度から、撮像した画像を、専用領域または共有領域のうちのどちらの記録領域に記録するかを決定(判別)する。なお、ステップS103の処理は、本発明いう記録領域決定手段の一処理例に対応する。
次にステップS104において制御回路102は、ステップS103で決定した対象の記録領域(以下、対象記録領域とも呼ぶ)に、ステップS101で撮像した画像を記録可能な空き容量があるかを判断する。記録可能であればステップS109に進み、制御回路102はステップS103で決定した対象記録領域にステップS101で撮像した画像を優先的に記録する。なお、ここで対象記録領域は専用領域および共有領域のいずれも対象とするが、ここでの説明では、対象記録領域を専用領域として説明をする。また、記録可能でなければステップS105のループ1に進む。
ステップS105から始まるループ1は、対象記録領域の画像に対して、撮像した画像と優先度を比較して画像の記録方法を変更して記録する処理に係るものである。ここでは、対象記録領域の全画像を対象として処理を行う。
まずステップS106において制御回路102は、対象記録領域の記録画像の優先度を取得する。特定の画像の優先度は、画像に付帯情報として記録しておいてもよいし、別の優先度リストファイルなどに一覧を記録しておいてもかまわない。
次にステップS107において制御回路102は、ステップS106で取得した優先度と、ステップS102で付加された優先度とを比較する。ここで、ステップS106で取得した優先度が高ければ、対象記録領域の次の画像を対象として、ステップS106からの処理を繰り返す。一方、ステップS102で付加した優先度が高ければ、ステップS105のループを抜けて、ステップS108に進む。ステップS108において制御回路102は、優先度が低かった記録画像を他の記録領域に移動して、続いてステップS111において、撮影画像を対象記録領域に記録する。具体的には、優先度が低かった記録画像を共有領域に移動し、撮像画像を対象記録領域である専用領域に記録するようにする。
また、ステップS105のループで対象記録領域の画像と比較して、ステップS106で取得したすべての画像の優先度の方が撮像画像よりも高い場合、撮影した画像を他の記録領域に記録する。具体的には、専用領域に記録する予定であった画像を、共有領域に記録する。
次に、図21は、記録先として決定された領域の空き容量が所定の容量よりも小さい場合(不足する場合)に画像整理(データ量の削減)をする際の処理を示したフローチャートである。なお、この処理は、画像データを記録しようとする前、又は記録した後で、いずれかの記録領域の空き容量が所定の容量を下回った場合に開始される。
ステップS201において制御回路102は、使用可能な記録領域の空き容量が、画像処理装置100で撮影可能な最大画像サイズ以下(例えば、一度に撮影可能な画像の最大容量の連続撮影可能枚数分の画像に相当する容量以下)であるかを判断する。使用可能な記録領域の空き領域が撮影可能な最大画像サイズよりも大きければ、画像整理は実行しないで処理を終了する。ここで、使用可能な記録領域は、専用領域あるいは共有領域の双方を指すものとする。
一方、撮影可能な最大画像サイズが使用可能な記録領域の空き領域よりも大きければ、ステップS202のループ2において、記録領域整理設定メニュー520で設定した整理終了条件を満たすまで、画像整理を実行する。なお、本実施の形態では、撮影可能な最大画像サイズを判定基準に用いているが、最大画像サイズの基準は、これに限らない。ユーザが指定できるようにしたり、手動で実行できるように実装したりしてもよい。また、判断基準は、カメラ内部のバッファ量を基準にしてもよいし、一度に撮影可能な動画像の最大容量としてもよい。
ループ2では、まずステップS203において制御回路102が、ユーザが過去に撮影した画像を抽出する。
次にステップS204において制御回路102は、ステップS203で取得した画像から優先度を取得する。
次にステップS205において制御回路102は、ステップS204で取得した優先度を判断する。ステップS205で優先度が「適」と判断されればステップS206で記録領域整理設定メニュー520により設定した操作を実行する。また、ステップS205で優先度が「不適」と判断されればその画像については何もせずに処理を終了して、次の画像について処理を繰り返す。そしてステップS205、S206の処理を終了した際に、記録領域整理設定メニュー520により設定した終了条件を満たしたと判断された場合には処理を終了する。なお、ここで優先度の「適否」の判断については、記録された画像の優先度があらかじめ設定した優先度よりも高い場合には「不適」として処理をせず、あらかじめ設定した優先度以下の場合には「適」として削除、圧縮、縮小などの処理をするようにしたりする。
次に、図22は、画像処理装置100で他のユーザが共有領域に記録した画像に優先設定(図7で示した優先条件設定メニュー250での設定)がされている場合に、係る画像についての操作を不可とする処理を示したフローチャートである。
まずステップS301において制御回路102は、共有領域に記録された画像かどうかを判定する。ここで共有領域の画像でなければ何もせずに処理を終了する。また、共有領域内の画像であればステップS302に進む。
ステップS302において制御回路102は、他ユーザに優先される画像かどうかを判定する。ここでは、他ユーザが撮影した画像であり、優先条件設定メニュー250で設定された優先条件を満たしていれば優先されると判断する。本実施の形態は、優先される時間を設定しているので、記録されてから設定された時間を経過しているかどうかで判断する。優先される画像であれば、ステップS303において制御回路102は、係る画像についての操作を不可にする。優先される画像でなければなにもしない。このような設定をしておくことで、他のユーザから画像を削除されたり、記録領域の整理(図21に示した処理)の際に、勝手に削除されてしまったりといった状況を回避できる。
以上、本発明の実施の形態を説明した。すなわち、本発明を適用した画像処理装置100では、ユーザが撮影した画像の優先度および重要性に基づいて、画像の記録領域を決定し、画像を所定の記録領域に自動で振り分ける。具体的には、撮像した画像データの優先度あるいは重要性が高い場合、この画像データを優先的に、ユーザごとに割り当てられた専用領域に記録し、そうでない場合は、全ユーザが使用可能な共有領域に記録するようにする。これにより、複数のユーザが画像処理装置100を共有する状況でも、ユーザの意図するデータ管理やプライバシー保護のための手間を大きく軽減しつつ、重要な画像について確実なデータ保護及びプライバシー保護の実行を図ることが可能となる。また、共有を望む画像データについては、優先度あるいは重要性を低く設定し、全ユーザが使用できる共有領域に自動で記録するようにすれば、作業の手間をかけることなく、ユーザ間での静止画像および動画像を共有することも可能となる。
また、本発明の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムが記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行してもよい。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
また、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、プログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードなどに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を適用した画像処理装置(撮像装置)の構成を示したブロック図である。 本発明を適用した画像処理装置の外観の一部及び操作部の一部及び表示部を示した図である。 本発明を適用した画像処理装置がユーザ管理に使用するユーザ管理情報を示した図である。 本発明を適用した画像処理装置が記録領域管理に使用する記録領域管理情報を示した図である。 本発明を適用した画像処理装置を起動した際に表示部に表示されるログインメニューに係る画面を示した図である。 本発明を適用した画像処理装置において、表示されたテキストボックスが選択された状態で操作部材を操作した際に表示されるテキスト入力画面を示した図である。 本発明を適用した画像処理装置において、ログインメニュー画面で管理者区分のユーザがログインしたときに表示部に表示される管理者メニュー画面を示した図である。 本発明を適用した画像処理装置において、ユーザ管理メニューが図7の管理者メニュー画面から呼び出されたときに表示部に表示されるユーザ管理メニュー画面を示した図である。 本発明を適用した画像処理装置において、ユーザ登録メニューが図8のユーザ管理メニュー画面から呼び出された際に表示部に表示されるユーザ登録メニュー画面を示した図である。 本発明を適用した画像処理装置において、ユーザ削除メニューが図8のユーザ管理メニュー画面から呼び出された際に表示部に表示されるユーザ削除メニュー画面を示した図である。 本発明を適用した画像処理装置において、登録情報変更メニューが図8のユーザ管理メニュー画面から呼び出された際に表示部に表示される登録情報変更メニュー画面を示した図である。 本発明を適用した画像処理装置において、記録領域設定メニューが図7の管理者メニュー画面から呼び出された際に表示部に表示される記録領域設定メニュー画面を示した図である。 本発明を適用した画像処理装置において、優先条件設定メニューが図7の管理者メニュー画面から呼び出された際に表示部に表示される画面を示した図である。 本発明を適用した画像処理装置において、ログインメニュー画面でユーザ区分のユーザがログインしたときに表示部に表示されるユーザメニュー画面を示した図である。 本発明を適用した画像処理装置において、振り分け条件設定メニューが図14のユーザメニュー画面から呼び出された際に表示部に表示される振り分け条件設定メニュー画面を示した図である。 本発明を適用した画像処理装置において、振り分け条件設定メニューで、コンボボックスが選択されたときの表示部を示した図である。 本発明を適用した画像処理装置において、記録領域整理設定メニューがユーザメニュー画面から呼び出された際に表示部に表示される記録領域整理設定メニュー画面を示した図である。 本発明を適用した画像処理装置において、記録領域整理設定メニューで、コンボボックスが選択されたときの表示部を示した図である。 本発明を適用した画像処理装置において、記録領域整理設定メニューで、コンボボックスが選択されたときの表示部を示した図である。 本発明を適用した画像処理装置で撮影時に実行される画像記録ルーチンを示したフローチャートである。 本発明を適用した画像処理装置でユーザが使用可能な記録領域の空き容量が小さい場合に画像整理をする際のフローチャートである。 本発明を適用した画像処理装置でユーザが他のユーザが共有領域に記録した画像が優先される場合に操作不可とする処理を示したフローチャートである。
符号の説明
100 画像処理装置
101 撮像回路
102 制御回路
103 表示部
104 通信I/F
105 操作部
106 記録I/F
107 内蔵記録媒体
108 メモリ
109 電源スイッチ

Claims (8)

  1. 撮像装置のユーザを設定する設定手段と、
    画像データが記録される記録媒体の記録領域を、ユーザごとに割り当てられる複数の専用領域と、全ユーザが利用可能な共有領域とに分けて管理する記録領域管理手段と、
    撮像された画像データごとの優先度を判別し、判別された優先度に基づき、当該画像データを、前記設定手段で設定されたユーザに割り当てられている前記専用領域に記録するか、前記共有領域に記録するかを決定する記録領域決定手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記記録領域決定手段は、前記撮像された画像データを、前記設定手段で設定されたユーザに割り当てられている前記専用領域に優先的に記録するとともに、前記専用領域の空き容量が不足する場合には、前記優先度に応じて、前記撮像された画像データを前記専用領域に記録するか、前記共有領域に記録するかを決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記記録領域決定手段は、前記撮像された画像データごとの優先度と、記録媒体に既に記録されている画像データの優先度とを比較し、
    前記専用領域に記録された画像データすべての優先度が、前記撮像された画像データの優先度よりも高い場合には、前記撮像した画像データを前記共有領域に記録し、
    前記専用領域に記録された画像データの優先度のいずれかが、前記撮像された画像データよりも優先度が低い場合には、この優先度の低い画像データを前記共有領域に移動すると共に、前記撮像した画像データを前記専用領域に記録するよう制御することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 更に、前記記録領域決定手段で決定された領域の空き容量が不足している場合に、所定の処理を行って既に記録されている画像データのデータ量を削減する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記所定の処理は、前記記録された画像データを再圧縮すること、又は縮小すること、又は削除することであることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 更に、前記共有領域に記録された画像データが、撮影されたときから所定の時間が経過していない状態である場合には、他のユーザからは当該画像データに対する操作ができないように管理する管理手段を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 撮像装置のユーザを設定する設定手段と、画像データが記録される記録媒体の記録領域を、ユーザごとに割り当てられる複数の専用領域と、全ユーザが利用可能な共有領域とに分けて管理する記録領域管理手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
    撮像された画像データごとの優先度を判別し、判別された優先度に基づき、当該画像データを、前記設定手段で設定されたユーザに割り当てられている前記専用領域に記録するか、前記共有領域に記録するかを決定する記録領域決定ステップを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  8. 撮像装置のユーザを設定する設定手段と、画像データが記録される記録媒体の記録領域を、ユーザごとに割り当てられる複数の専用領域と、全ユーザが利用可能な共有領域とに分けて管理する記録領域管理手段とを有する撮像装置の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    撮像された画像データごとの優先度を判別し、判別された優先度に基づき、当該画像データを、前記設定手段で設定されたユーザに割り当てられている前記専用領域に記録するか、前記共有領域に記録するかを決定する記録領域決定ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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