JP2010062714A - カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロックモード設定中もカメラの操作を可能にすること。
【解決手段】制御装置104は、所有者からの指示に基づいてカメラ100のモードをロックモードに切り替える。そして、制御装置104は、ロックモードに設定されている間は、使用者による操作部材101の操作内容がカメラ100の設定変更を指示するための操作である場合には、操作の内容に応じてモニタ106の表示内容を変更して見かけ上は設定変更を受け付ける一方で、カメラの設定変更を停止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラに関する。
次のような電子カメラが知られている。この電子カメラは、ロック機能によりカメラの動作を禁止することができる(例えば、特許文献1)。
特開2002−77700号公報
しかしながら、従来の電子カメラでは、カメラの所有者は、第三者にカメラの設定を変更されたくない場合には、カメラをロック状態にする必要があった。この場合、カメラを借り受けた第三者は、カメラの操作を行うことができず、カメラの操作感、使用感を試すことができなかった。
本発明によるカメラは、使用者による指示に基づいて、カメラのモードをカメラの動作を制限するための所定のモードに設定し、カメラのモードが所定のモードに設定されている間は、使用者による操作部材の操作に応じて表示部材の表示を変更する一方、使用者による操作部材の操作がカメラの設定変更を指示する操作である場合には、カメラの設定変更を禁止することを特徴とする。
本発明によるカメラはまた、使用者による指示に基づいて、カメラのモードをカメラの動作を制限するための所定のモードに設定し、カメラのモードが所定のモードに設定されている間は、使用者による操作部材の操作に基づいて表示部材の表示、およびカメラの設定を変更し、所定のモードの終了時に、カメラの設定を所定のモード設定前の設定内容に戻すことを特徴とする。
本発明によるカメラはまた、使用者による操作部材の操作に基づいて、カメラのモードをカメラの動作を制限するための所定のモードに設定し、使用者によって操作部材が操作されたときに、その操作に応じて表示部材の表示を変更し、使用者によって操作部材が操作されてカメラの設定変更が指示された場合に、カメラの設定を変更し、カメラのモードが所定のモードに設定された場合には、表示部材の表示の変更を許可する一方、カメラの設定の変更を禁止することを特徴とする。
本発明では、所定のモードの終了時に表示部材の表示を所定のモード設定前の表示に戻すようにしてもよい。
カメラのモードが所定のモードに設定されている間は、撮影を禁止するようにしてもよいし、カメラのモードが所定のモードに設定されている間に撮影が行われた場合には、撮影により生成した画像ファイルの記憶媒体への記録を禁止するようにしてもよい。この場合は、カメラのモードが所定のモードに設定されている間は、記憶媒体に記録されている画像ファイルの削除を禁止することが好ましい。
カメラのモードが所定のモードに設定されている間に撮影が行われた場合には、撮影により生成した画像ファイルの記憶媒体への記録数をあらかじめ設定された数以下に制限するようにしてもよく、記憶媒体内に所定のモード設定中に生成した画像ファイルを記録するための専用領域を設け、所定のモード設定中に撮影が行われた場合には、撮影により生成した画像ファイルを専用領域内に記録するようにしてもよい。この場合は、カメラのモードが所定のモードに設定されている間は、記憶媒体に記録されている画像ファイルのうち、所定のモード設定中に記録された画像ファイルの削除を許可し、それ以外の画像ファイルの削除を禁止することが好ましい。
本発明によれば、カメラをロック状態にしてもカメラを操作することができ、第三者は、カメラの操作感、使用感を試すことができる。
―第1の実施の形態―
図1は、第1の実施の形態におけるカメラの一実施の形態の構成を示すブロック図である。カメラ100は、操作部材101と、レンズ102と、撮像素子103と、制御装置104と、メモリカードスロット105と、モニタ106とを備えている。操作部材101は、使用者によって操作される種々の操作ボタンを含んでいる。例えば、操作部材101には、電源ボタン、レリーズボタン、ズームボタン、十字ボタン、決定ボタン、再生ボタン、削除ボタン、およびロック設定/解除ボタンなどを含んでいる。
レンズ102は、複数の光学レンズから構成されるが、図1では代表して1枚のレンズで表している。撮像素子103は、例えばCCDやCMOSなどのイメージセンサーであり、レンズ102により結像した被写体像を撮像する。そして、撮像によって得られた画像信号を制御装置104へ出力する。
制御装置104は、撮像素子103から入力された画像信号に基づいて所定の画像形式、例えばJPEG形式の画像データ(以下、「本画像データ」と呼ぶ)を生成する。また、制御装置104は、生成した画像データに基づいて、表示用の画像データ、例えばサムネイル画像データを生成する。制御装置104は、生成した本画像データとサムネイル画像データとを含み、さらにヘッダ情報を付加した画像ファイルを生成してメモリカードスロット105へ出力する。
メモリカードスロット105は、記憶媒体としてのメモリカードを挿入するためのスロットであり、制御装置104から出力された画像ファイルをメモリカードに書き込んで記録する。また、メモリカードスロット105は、制御装置104からの指示に基づいて、メモリカード内に記憶されている画像ファイルを読み込む。
モニタ106は、カメラ100の背面に搭載された液晶モニタ(背面モニタ)や、カメラ100の上面に搭載された液晶モニタ(上面モニタ)を含む。背面モニタには、メモリカードに記憶されている画像やカメラ100を設定するための設定メニューなどが表示される。また、上面モニタには、絞り、シャッタースピードなどの撮影情報が表示される。
制御装置104は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路により構成され、カメラ100を制御する。なお、制御装置104を構成するメモリには、SDRAMやフラッシュメモリが含まれる。SDRAMは、揮発性のメモリであって、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリとして使用されたり、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。また、フラッシュメモリは、不揮発性のメモリであって、制御装置104が実行するプログラムのデータや、プログラム実行時に読み込まれる種々のパラメータなどが記録されている。
本実施の形態におけるカメラ100では、カメラ100の所有者は、操作部材101に含まれるロック設定/解除ボタンを操作することにより、カメラ100のモードをカメラ100の動作を制限するためのロックモードに移行させることができる。ロックモードとしては、例えば、カメラ100の使用者が友人にカメラ100を貸す場合に、カメラ100の設定がむやみに変更されることを防ぐために制限をかけるためのロックモードや、子供によるカメラ100の誤操作を防止したり、子供が勝手にカメラ100の設定を変更してしまうことを防止するためのチャイルドロックモード等が考えられる。
カメラ100の所有者は、カメラ100のモードがロックモードに設定されている場合には、ロック設定/解除ボタンを再度押下することにより、ロックモードを解除して通常モードに戻すことができる。このとき、ロックモードの解除を誰でも行うことができるとするのは問題があるため、制御装置104は、ロックモード設定時にロック設定/解除ボタンが押下された場合には、背面モニタにパスワード入力欄を含むパスワード入力画面を表示して、使用者にパスワードの入力を求める。そして、制御装置104は、パスワード入力欄にあらかじめ設定されている正しいパスワードが入力された場合に限り、ロックモードを解除して通常モードに戻す。
一般的に、カメラ100の所有者は、上述したように、子供や友人などの第三者にカメラ100を貸す際にカメラ100をロック状態にしてから貸すことが考えられる。しかしながら、ロックモードに設定することによって、操作部材101の操作を一切受け付けないようにして、カメラ100の動作を完全に禁止してしまうと、カメラ100を借り受けた第三者は、カメラ100の使用感、操作感を試すことができない。よって、本実施の形態では、このような不都合を解消するために、制御装置104は、カメラ100のモードがロックモードに設定された場合には、以下のように制御を行う。
なお、必ずしも通常モード時の使用者がカメラ100の所有者で、ロックモード設定時の使用者が所有者からみた第三者であるとは限らないが、以下の説明では、説明の簡略化のために、通常モード時の使用者を所有者と呼んで、ロックモード設定時の第三者である使用者と区別する。
制御装置104は、カメラ100のモードがロックモードに設定されている間は、操作部材101に含まれる操作ボタンが操作されたときに、カメラ100を見かけ上は通常モードと同様に動作させる。しかし、操作ボタンの操作がカメラ100の設定変更を伴う操作である場合、例えば、使用者によって記録画像サイズの変更、画質の変更、撮影条件の設定変更等を行うための操作がされた場合には、見た目上はその操作を受け付ける一方、実際には設定の変更結果をカメラ100に反映させない。
具体的には、制御装置104は、ロックモード設定時に使用者によってカメラ100の設定変更を伴う操作が行われた場合には、背面モニタや上面モニタ等への表示内容は、上記設定変更操作に伴って変更する。例えば、メニューボタンの押下に応じて背面モニタにメニュー画面を表示させたり、十字ボタンの操作に応じてメニュー項目の選択状態を示すカーソルを移動させたりする。あるいは、メニュー画面上でいずれかのメニュー項目の選択を受け付け、カメラ100の設定変更画面を表示し、設定変更画面上での設定内容の変更を受け付ける。
しかしながら、制御装置104は、上記の種々の操作を受け付けた場合でも、それを実際の設定内容には反映しないようにする。すなわち、ロックモード設定時には、使用者による設定変更を見かけ上は受け付けるが、実際には、カメラ100の設定内容は変更せずにそれまでの設定内容を維持する。例えば、シャッタースピードの設定値が変更された場合には、設定画面上における設定値は変更して、見かけ上は設定変更を受け付けたように見せるが、実際にカメラ100のシャッタースピードの変更は行わない。これによって、所有者は、カメラ100の設定が変更されることを防止した上で、第三者に使用感や操作感を試す機会を与えることができる。
また、制御装置104は、カメラ100のモードがロックモードに設定されているときに、操作部材101に含まれるレリーズボタンが操作されて撮影が行われた場合には、レリーズ操作を受け付けて撮影を行うが、ロックモード設定時における撮影には、以下のような制限を設ける。
具体的には、制御装置104は、ロックモード設定時の撮影処理によって生成された画像ファイルを記録するための専用のフォルダをメモリカード内に作成しておく。そして、制御装置104は、ロックモード設定時に撮影が行われたことにより画像ファイルを生成した場合には、生成した画像ファイルを上記専用フォルダ内に記録する。これによって、ロックモード設定時に取得した画像ファイルを通常モード時に取得した画像ファイルと区別して記録することができる。
なお、制御装置104は、ロックモードに設定されたときに、メモリカード内に上記専用フォルダが存在するか否かを確認し、存在しない場合には、メモリカード内に専用フォルダを作成する。そして、ロックモードの終了が指示された場合には、上記専用フォルダとその中の画像ファイルとをそのまま残しておいてもよいし、専用フォルダごと削除するようにしてもよい。ロックモード終了時に専用フォルダを残すか、削除するかは、カメラ100の仕様としてあらかじめ設定されていてもよいし、所有者が任意に選択できるようにしてもよい。
また、制御装置104は、上記専用フォルダ内に記録することができる画像ファイルの数を制限する。例えば、所有者は、通常モード時にロックモード設定時の撮影可能枚数を設定することができ、制御装置104は、上記専用フォルダ内に記録することができる画像ファイルの数を、設定された撮影可能枚数に制限する。
例えば、制御装置104は、撮影された画像の枚数が、設定された撮影可能枚数に到達した場合には、それ以降に取得した画像ファイルは記録しないようにしてもよいし、次に撮影が行われたときに、撮影日時が最も古い画像ファイルを削除して、新たに取得した画像ファイルを記録するようにしてもよい。これによって、ロックモード設定時に多くの画像ファイルがメモリカードに記録され、メモリカードの記憶容量を圧迫してしまうという問題の発生を防止することができる。
なお、所有者は、画像の設定可能枚数を0に設定すれば、ロックモード設定中は画像ファイルの記録を禁止することができる。制御装置104は、画像の設定可能枚数を0に設定されている場合には、ロックモード設定中にはレリーズボタンを無効して使用者が画像の撮影をできないようにしてもよいし、あるいはレリーズボタンを有効にしてレリーズ操作は受け付けるが、撮影結果を背面モニタに表示するのみで画像ファイルの生成およびメモリカードへの画像ファイルの記録は行わないようにしてもよい。
ロックモード設定時は、使用者が操作部材101に含まれる再生ボタンを押下して画像の再生を行ったり、削除ボタンを押下して画像の削除を行ったりすることも考えられる。このような場合には、制御装置104は、上記専用フォルダ内に記録されている画像ファイルのみを対処として、画像の再生や削除を受け付けるようにする。すなわち、使用者によって再生ボタンが押下されて画像の再生が指示された場合には、制御装置104は、メモリカード内の上記専用フォルダ内に記録されている画像ファイル内からサムネイル画像データを読み出した背面モニタに表示することにより画像の再生を行う。これによって、第三者が無断で所有者が撮影した画像を閲覧することを防ぐことができる。
また、制御装置104は、画像の再生中に使用者によって削除ボタンが押下されて、特定の画像の削除が指示された場合には、その画像に対応する画像ファイルを上記専用フォルダ内から削除する。あるいは、使用者によってメモリカードの初期化(フォーマット)が指示された場合には、メモリカードのフォーマットは行わずに、上記専用フォルダ内の画像ファイルを全て削除することにより、見かけ上のフォーマットを行う。これによって、第三者が所有者が撮影した画像を誤って削除してしまうことを防ぐことができる。
さらに、所有者は、通常モード時に、ロックモード設定時に撮影が行われた場合に、フラッシュの発光を許可するか否かを設定することができる。そして、制御装置104は、ロックモード設定時に撮影が行われた場合には、フラッシュ発光可否の設定内容に応じて、フラッシュの発光を行うか否かを判定するようにする。
例えば、フラッシュを発光するためにはバッテリーを多く消費することから、所有者は、バッテリーの持ちを考慮して、ロックモード設定時にはフラッシュの発光を禁止することができる。このようにフラッシュの発光が禁止されている場合には、制御装置104は、ロックモード設定時に暗所で撮影が行われた場合でもフラッシュの発光を行わない。
制御装置104は、上述したように、所有者によって正しいパスワードが入力されたことにより、ロックモードを解除して通常モードに戻す場合には、ロックモード設定中に見かけ上受け付けた設定変更を全てキャンセルして、ロックモード設定前の状態に戻す。例えば、背面モニタや上面モニタの表示内容がロックモード設定中の使用者による操作によって変更されている場合には、これをロックモード設定前の状態に戻す。また、ロックモード設定中における使用者のメニュー操作によって、メニュー項目内の設定内容が見かけ上変更されている場合にも、これをロックモード設定前の状態に戻す。
このために、本実施の形態では、制御装置104は、所有者によってカメラ100のモードがロックモードに変更されたときに、モードを変更するのに先立って、そのときのモニタ106の表示内容や種々の設定情報をデータ化してフラッシュメモリ内に退避しておく。そして、制御装置104は、所有者によってロックモードが解除された場合には、フラッシュメモリに退避しておいたデータを読み出して、現在の設定値を退避データに基づく設定値に置き換える。
図2は、第1の実施の形態におけるカメラ100の処理を示すフローチャートである。図2に示す処理は、所有者によって操作部材101に含まれるロック設定/解除ボタンが押下されることにより、カメラ100のモードのロックモードへの変更が指示されると起動するプログラムとして、制御装置104によって実行される。
ステップS10において、制御装置104は、上述したように、ロックモード移行前のモニタ106の表示内容や種々の設定情報をデータ化してフラッシュメモリ内に退避する。その後、ステップS20へ進み、制御装置104は、カメラ100のモードをロックモードに変更して、ステップS30へ進む。
ステップS30では、制御装置104は、ロックモード設定時の処理を実行する。すなわち、上述したように、制御装置104は、ロックモードが解除されるまでの間、使用者による操作部材101の操作は受け付けるが、操作内容がカメラ100の設定変更を伴うものである場合には、見かけ上は操作を受け付け、実際にはカメラ100の設定を変更しない。また、撮影による画像ファイルの保存先をロックモード用に作成した専用フォルダ内に限定し、再生画像、削除画像、およびフォーマットの対象を上記専用フォルダ内の画像ファイルに限定する。また、専用フォルダへの記録可能枚数や撮影時のフラッシュ発光の可否は、所有者による設定内容に従う。その後、ステップS40へ進む。
ステップS40では、制御装置104は、所有者による指示に基づいて、ロックモードの解除が指示されたか否かを判断する。ステップS40で否定判断した場合には、ステップS30に戻って処理を繰り返す。これに対して、ステップS40で肯定判断した場合には、ステップS50へ進む。ステップS50では、制御装置104は、ロックモードへの移行前にフラッシュメモリに退避しておいたデータを読み出して、現在の設定値を退避データに基づく設定値に置き換えることによって、ロックモード設定中の見かけ上の変更をキャンセルして、処理を終了する。
以上説明した第1の実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)制御装置104は、所有者からの指示に基づいてカメラ100のモードをロックモードに設定する。そして、制御装置104は、ロックモードに設定されている間は、使用者による操作部材101の操作に応じてモニタ106の表示を変更する一方、使用者による操作部材101の操作がカメラ100の設定変更を指示する操作である場合には、カメラ100の設定変更を禁止するようにした。これによって、所有者は、カメラ100の設定が変更されることを防止した上で、第三者に使用感や操作感を試す機会を与えることができる。
(2)制御装置104は、ロックモードの終了時にモニタ106の表示をロックモード設定前の表示に戻すようにした。これによって、所有者は、ロックモード設定中に表示が変更された場合であっても、ロックモードを解除後は、ロックモード設定前の表示状態でカメラ100を使用することができる。
(3)制御装置104は、カメラ100のモードがロックモードに設定されている間に撮影が行われた場合には、撮影により生成した画像ファイルのメモリカードへの記録数をあらかじめ設定された数以下に制限するようにした。これによってロックモード設定時に多くの画像ファイルがメモリカードに記録されることにより、メモリカードの記憶容量が圧迫されることを防ぐことができる。
(4)制御装置104は、メモリカード内にロックモード設定中に生成した画像ファイルを記録するための専用フォルダを設け、ロックモード設定中に撮影が行われた場合には、生成した画像ファイルを当該専用フォルダ内に記録するようにした。これによってロックモード設定時に取得した画像ファイルを通常モード時に取得した画像ファイルと区別して記録することができる。
(5)制御装置104は、ロックモード設定中は、メモリカードに記録されている画像ファイルのうち、ロックモード用の専用フォルダに記録されている画像ファイルの削除のみを許可し、それ以外の画像ファイルは禁止するようにした。これによって、ロックモード設定中に第三者が所有者が撮影した画像を誤って削除することを防ぐことができる。
―第2の実施の形態―
上述した第1の実施の形態では、制御装置104は、カメラ100のモードをロックモードに変更した後は、使用者によって操作部材101が操作されてカメラ100の設定を変更するための操作が行われた場合に、見かけ上は設定の変更を受け付けるが、実際にはカメラ100の設定を変更しないようにする例について説明した。
これに対して、第2の実施の形態では、御装置104は、カメラ100のモードをロックモードに変更した後も通常モード時と同様に、使用者によって操作部材101が操作されてカメラ100の設定を変更するための操作が行われた場合には、その操作内容に基づいて実際にカメラ100の設定も変更する。この場合、制御装置104は、第1の実施の形態と同様に、ロックモードへの変更に先立って、そのときの設定内容に関する設定情報をデータ化してフラッシュメモリ内に退避しておき、ロックモードが解除されたときに、その退避データに基づいて設定を元に戻す。
なお、第2の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、制御装置104は、撮影による画像ファイルの保存先をロックモード用に作成した専用フォルダ内に限定し、再生画像、削除画像、およびフォーマットの対象を上記専用フォルダ内の画像ファイルに限定する。また、専用フォルダへの記録可能枚数や撮影時のフラッシュ発光の可否は、所有者による設定内容に従うようにする。
これによって、所有者は、第三者に使用感や操作感を試す機会を与えた上で、ロックモードが解除されたときには、ロックモードへの移行前の設定状態でカメラ100を使用することができる。
なお、第2の実施の形態においては、図1に示したブロック図は、第1の実施の形態と同様のため、説明を省略する。また、図2に示したフローチャートについては、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
第2の実施の形態では、ステップS30において、制御装置104は、ロックモード設定時の処理を実行する。すなわち、本実施の形態では、制御装置104は、ロックモードが解除されるまでの間、使用者による操作部材101の操作は受け付け、その操作内容に基づいてカメラ100の設定を変更する。また、撮影による画像ファイルの保存先をロックモード用に作成した専用フォルダ内に限定し、再生画像、削除画像、およびフォーマットの対象を上記専用フォルダ内の画像ファイルに限定する。また、専用フォルダへの記録可能枚数や撮影時のフラッシュ発光の可否は、所有者による設定内容に従う。
また、ステップS50では、制御装置104は、ロックモードへの移行前にフラッシュメモリに退避しておいたデータを読み出して、現在の設定値を退避データに基づく設定値に置き換えることによって、ロックモード設定中の設定変更および見かけ上の変更をキャンセルして、処理を終了する。
以上説明した第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態における作用効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
制御装置104は、所有者からの指示に基づいてカメラ100のモードをロックモードに設定する。制御装置104は、ロックモードに設定されている間は、使用者による操作部材101の操作に基づいてモニタ106の表示、およびカメラ100の設定を変更する。そして、制御装置104は、ロックモードの解除時に、カメラ100の設定をロックモード設定前の設定に戻すようにした。これによって、所有者は、第三者に使用感や操作感を試す機会を与えることができ、ロックモード設定中に第三者によってカメラ100の設定が変更された場合でも、ロックモード解除後は、ロックモード設定前の設定状態でカメラ100を使用することができる。
―変形例―
なお、上述した実施の形態のカメラは、以下のように変形することもできる。
(1)上述した第1および第2の実施の形態では、使用者は、操作部材101に含まれるロック設定/解除ボタンを操作することにより、ロックモードへの移行、および解除を切り替えることができる例について説明した。しかしながら、使用者は、ロック設定/解除ボタンではなく、モニタ106に含まれる背面モニタに表示されるメニュー上でロックモードへの移行、および解除を切り替えられるようにしてもよい。
(2)上述した第1および第2の実施の形態では、カメラ100の所有者は、ロックモード設定時の画像の撮影可能枚数や撮影時のフラッシュ発光の可否をあらかじめ設定できるようにし、制御装置104は、ロックモード設定中は、上記使用者による設定内容に従って処理を行う例について説明した。しかしながら、ロックモード設定中は、使用者による撮影およびフラッシュ発光を禁止するようにしてもよい。この場合、制御装置104は、ロックモード設定中にはレリーズボタンを無効することによって撮影を禁止するようにしてもよく、あるいはレリーズボタンを有効にしてレリーズ操作は受け付けるが、撮影結果を背面モニタに表示するのみで画像ファイルの生成およびメモリカードへの画像ファイルの記録は行わないようにしてもよい。これによって、ロックモード設定中に第三者によって撮影が行われてメモリカードの容量が圧迫されてしまうことを防ぐことができる。
(3)あるいは、ロックモード設定時の画像の撮影可能枚数をカメラ100や撮影時のフラッシュ発光の可否を使用者に設定させずに、カメラ100の工場出荷時からあらかじめ設定しておくようにしてもよい。例えば、ロックモード設定時の画像の撮影可能枚数を1枚、撮影時はフラッシュ発光不可とあらかじめ設定しておくことによって、ロックモード設定時の画像の撮影可能枚数や撮影時のフラッシュ発光の可否を制限するようにしてもよい。これによって、カメラ100の所有者の手を煩わせずにロックモード設定時の画像の撮影可能枚数や撮影時のフラッシュ発光の可否を設定することができる。
(4)上述した実施の形態では、制御装置104は、ロックモード設定中に撮影が行われた場合には、ロックモード用の専用フォルダ内に画像ファイルを記録することにより、通常モード時に撮影した画像ファイルとロックモード時に撮影した画像ファイルとを区別して記録する例について説明した。しかしながら、制御装置104は、ロックモード設定中に撮影した画像ファイルには、そのヘッダ部に識別情報、例えばフラグなどを記録することによって、通常モード時に撮影した画像ファイルとロックモード時に撮影した画像ファイルとを区別するようにしてもよい。この場合、制御装置104は、ロックモード設定中は、ヘッダ部に識別情報が記録されている画像ファイルのみを再生対象および削除対象とすればよい。
(5)上述した第1および第2の実施の形態では、制御装置104は、所有者によってカメラ100のモードがロックモードに変更されたときに、モードを変更するのに先立って、そのときのモニタ106の表示内容や種々の設定情報をデータ化してフラッシュメモリ内に退避しておき、ロックモードが解除されたときに、現在の設定値を退避データに基づく設定値に置き換えることによって、ロックモード終了後に自動的に元の設定を復元する例について説明した。しかしながら、制御装置104は、ロックモード設定中の使用者による表示内容変更履歴や設定変更履歴をとって、その履歴データをフラッシュメモリに記録しておき、ロックモード終了時には、上記履歴データに基づいて表示内容や設定変更内容を元に戻すようにしてもよい。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。また、上述の実施の形態と複数の変形例を組み合わせた構成としてもよい。
カメラ100の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 カメラ100の処理を示すフローチャート図である。
符号の説明
100 カメラ、101 操作部材、102 レンズ、103 撮像素子、104 制御装置、105 メモリカードスロット、106 モニタ

Claims (10)

  1. 使用者による指示に基づいて、カメラのモードをカメラの動作を制限するための所定のモードに設定するモード設定手段と、
    カメラのモードが前記所定のモードに設定されている間は、使用者による操作部材の操作に応じて表示部材の表示を変更する一方、使用者による前記操作部材の操作がカメラの設定変更を指示する操作である場合には、カメラの設定変更を禁止する動作制御手段とを備えることを特徴とするカメラ。
  2. 使用者による指示に基づいて、カメラのモードをカメラの動作を制限するための所定のモードに設定するモード設定手段と、
    カメラのモードが前記所定のモードに設定されている間は、使用者による操作部材の操作に基づいて表示部材の表示、およびカメラの設定を変更する動作制御手段と、
    前記所定のモードの解除時に、カメラの設定を前記所定のモード設定前の設定に戻す設定復元手段とを備えることを特徴とするカメラ。
  3. 使用者によって操作される操作部材と、
    使用者による前記操作部材の操作に基づいて、カメラのモードをカメラの動作を制限するための所定のモードに設定するモード設定手段と、
    使用者によって前記操作部材が操作されたときに、その操作に応じて表示部材の表示を変更する表示制御手段と、
    使用者によって前記操作部材が操作されてカメラの設定変更が指示された場合に、カメラの設定を変更する設定変更制御手段と、
    前記モード設定手段によってカメラのモードが前記所定のモードに設定された場合には、前記表示制御手段による制御を許可する一方、前記設定変更制御手段による制御は禁止する動作制御手段とを備えることを特徴とするカメラ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    前記所定のモードの解除時に前記表示部材の表示を前記所定のモード設定前の表示に戻す表示復元手段をさらに備えることを特徴とするカメラ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    カメラのモードが前記所定のモードに設定されている間は、撮影を禁止する撮影制御手段をさらに備えることを特徴とするカメラ。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    カメラのモードが前記所定のモードに設定されている間に撮影が行われた場合には、撮影により生成した画像ファイルの記憶媒体への記録を禁止する撮影制御手段をさらに備えることを特徴とするカメラ。
  7. 請求項5または6に記載のカメラにおいて、
    カメラのモードが前記所定のモードに設定されている間は、前記記憶媒体に記録されている画像ファイルの削除を禁止する削除制御手段をさらに備えることを特徴とするカメラ。
  8. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    カメラのモードが前記所定のモードに設定されている間に撮影が行われた場合には、撮影により生成した画像ファイルの記憶媒体への記録数をあらかじめ設定された数以下に制限する撮影制御手段をさらに備えることを特徴とするカメラ。
  9. 請求項8に記載のカメラにおいて、
    前記撮影制御手段は、前記記憶媒体内に前記所定のモード設定中に生成した画像ファイルを記録するための専用領域を設け、前記所定のモード設定中に撮影が行われた場合には、撮影により生成した画像ファイルを前記専用領域内に記録することを特徴とするカメラ。
  10. 請求項8または9に記載のカメラにおいて、
    カメラのモードが前記所定のモードに設定されている間は、前記記憶媒体に記録されている画像ファイルのうち、前記所定のモード設定中に記録された画像ファイルの削除を許可し、それ以外の画像ファイルの削除を禁止する削除制御手段をさらに備えることを特徴とするカメラ。
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