JP2010040277A - 電池用電極、電池用電極の製造方法、電池 - Google Patents

電池用電極、電池用電極の製造方法、電池 Download PDF

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Abstract

【課題】接触抵抗の低い電池用電極を提供する。
【解決手段】集電体と、前記集電体の表面に形成された活物質層とを有する電池用電極であって、前記活物質層には、活物質と、導電材が含まれ、前記導電材には、金属材料が含まれる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電池用電極、電池用電極の製造方法、電池に関する。
近年、環境問題等に対し、例えば、自動車業界にあっては、二酸化炭素排出量の低減のため、モータ駆動用電池の開発が進められている。モータ駆動用電池としては、高出力、高寿命、小型化等の観点からリチウムイオン二次電池が開発されている。そして、リチウムイオン二次電池の電極は、例えば、集電体と、集電体の表面に形成された活物質を含む活物質層等で構成されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2006−210003号公報
ところで、上記のように構成された電池では内部抵抗が高い、という課題があった。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかる電池用電極は、集電体と、前記集電体の表面に形成された活物質層とを有する電池用電極であって、前記活物質層には、活物質と、導電材が含まれ、前記導電材には、金属材料が含まれることを特徴とする。
この構成によれば、金属材料を含むことにより、良好な電子伝導性が確保されるので、内部抵抗を低減させることができる。
[適用例2]上記適用例にかかる電池用電極は、前記金属材料は、前記集電体と同一の材質であることを特徴とする。
この構成によれば、金属材料と集電体の材質を同一にすることで、集電体と活物質層との導電性をさらに向上させることができる。
[適用例3]上記適用例にかかる電池用電極は、前記金属材料は、金属微粒子であり、かつ、前記活物質層における前記金属微粒子の濃度が、前記活物質層の表面側から前記集電体側に向かって増加することを特徴とする。
この構成によれば、活物質層と集電体との間の界面領域における電子伝導性を高めることができる。
[適用例4]上記適用例にかかる電池用電極は、前記活物質層は、前記集電体の表面に形成された前記金属材料からなる凸形状を有する導電部を含むことを特徴とする。
この構成によれば、活物質層の内部に導電部を形成することにより、活物質層の厚み方向に電子の導電パスが形成されるので、内部抵抗を低減することができる。
[適用例5]本適用例にかかる電池は、正極と、電解質層と、負極とを有する電池であって、前記正極または前記負極の少なくとも一方が、上記の電池用電極を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、内部抵抗が低減された電池を提供することができる。この場合の電池としては、例えば、リチウムイオン二次電池の構成に採用することができる。そして、高出力が要求される車両や電動工具等の他、電子機器等への搭載に適用することができる。
[適用例6]本適用例にかかる電池用電極の製造方法は、集電体と、活物質層とを有する電池用電極の製造方法であって、前記集電体の表面に、前記活物質層の材料となる液状体を塗布して、前記活物質層を形成する活物質層形成工程を有し、前記活物質層形成工程における前記液状体には、活物質と、導電材が含まれ、前記導電材には、前記集電体と前記活物質との電子の導電性を促進させる金属材料を含むことを特徴とする。
この構成によれば、金属材料を含むことにより、良好な電子伝導性が確保されるので、内部抵抗を低減させることができる。
[適用例7]上記適用例にかかる電池用電極の製造方法は、前記活物質層形成工程における前記金属材料は、前記集電体と同一の材質であることを特徴とする。
この構成によれば、金属材料と集電体の材質を同一にすることで、さらに、電子伝導性を高めることができる。
[適用例8]上記適用例にかかる電池用電極の製造方法は、前記活物質層形成工程では、前記液状体に含まれる前記金属材料が金属微粒子であり、前記活物質層における前記金属材料の濃度が、前記活物質層の表面側から前記集電体側に向かって増加するように、前記金属微粒子の濃度が異なる前記液状体を塗布することを特徴とする。
この構成によれば、活物質層と集電体との間の界面領域における電子伝導性を高めることができる。
[適用例9]上記適用例にかかる電池用電極の製造方法では、前記活物質層形成工程は、前記集電体の表面に、前記金属材料を含む前記液状体を塗布して、凸形状の導電部を形成する導電部形成工程を含むことを特徴とする。
この構成によれば、活物質層の内部に導電部を形成することにより、活物質層の厚み方向に電子の導電パスが形成されるので、内部抵抗を低減することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面を参考にしながら説明する。なお、各図面における各部材は、各図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各部材ごとに縮小を異ならせて図示している。
[第1実施形態]
(電池の構成)
まず、本発明にかかる電池の構成について説明する。図1は、電池の構成を示す断面図である。本実施形態では、バイポーラ型のリチウムイオン二次電池(以下、「バイポーラ電池」とも称する)を例に挙げて説明する。
バイポーラ電池1は、積層された電池用電極10と、積層された電池用電極10の間に配置された電解質層9と、これらを外装するシート材5等で構成されている。より具体的には、電池用電極10は、集電体11のそれぞれの面に正極活物質層15と負極活物質層19とで構成されている(電池用電極の詳細については後述する)。そして、電池用電極10は、一方の電池用電極10の正極活物質層15と他方の電池用電極10の負極活物質層19とが対向するように電解質層9を介して積層されている。なお、電池用電極10の積層数は特に限定されない。
また、電池用電極10の外周は、隣接する集電体11間を絶縁するための絶縁層2が設けられている。積層された電池用電極10のうち最外層に位置する最外層集電体11a’,11b’には、片面にのみ正極活物質層15または負極活物質層19が形成されている。そして、正極側最外層集電体11a’が延長されて正極端子6としてシート材5から導出されている。一方、負極側最外層集電体11b’が延長されて負極端子7としてシート材5から導出されている。
電解質層9の電解質としては、液体電解質またはポリマー電解質を用いることができる。
液体電解質は、有機溶媒に支持塩であるリチウム塩が溶解した形態を有する。有機溶媒としては、例えば、エチレンカーボネート(EC)やプロピレンカーボネート(PC)等のカーボネート類が例示される。また、支持塩(リチウム塩)としては、LiBETI等の活物質層に添加され得る化合物も採用することができる。
一方、ポリマー電解質は、電解液を含むゲル電解質と、電解液を含まない真正ポリマー電解質に分類される。
ゲル電解質は、イオン伝導性ポリマーからなるマトリックスポリマーに、上記の液体電解質が注入された構成を有する。マトリックスポリマーとして用いられるイオン伝導性ポリマーとしては、例えば、ポリエチレンオキシド(PEO)、ポリプロピレンオキシド(PPO)、およびこれらの共重合体等が挙げられる。
なお、電解質層9が液体電解質やゲル電解質から構成される場合には、電解質層9にセパレータを用いてもよい。セパレータとしては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィンからなる微多孔膜が挙げられる。
真正ポリマー電解質は、上記のマトリックスポリマーに支持塩(リチウム塩)が溶解した構成を有し、有機溶剤を含まない。従って、電解質層9が真正ポリマー電解質で構成される場合には、液体漏れを防ぐことができる。
絶縁層2としては、絶縁性、活物質の脱落や水分の透侵を防ぐシール性、耐熱性等を有する材料を採用することができ、例えば、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリイミド樹脂、ゴム等を用いることができる。
正極端子6、負極端子7としては、例えば、アルミニウム、銅、チタン、ニッケル、ステンレス鋼等を用いることができる。
シート材5としては、高分子−金属複合ラミネートシート等を用いることができる。
(電池用電極の構成)
次に、電池用電極の構成について説明する。図2は、本実施形態における電池用電極の構成を示す断面図である。本実施形態では、バイポーラ電極を例に挙げて説明する。
電池用電極10は、正極集電体11aの面に形成された正極活物質層15と、負極集電体11bの面に形成された負極活物質層19で構成されている。さらに、正極活物質層15は、正極活物質と第1導電材を含む正極活物質部12と正極集電体11aの面に形成された第2導電材としての金属材料からなる凸形状の第1導電部13を含んでいる。また、負極活物質層19は、負極活物質と第1導電材を含む負極活物質部17と負極集電体11bの面に形成された第3導電材としての金属材料からなる凸形状の第2導電部18を含んでいる。
各集電体11a,11bは、アルミニウム箔、ニッケル箔、銅箔、ステンレス箔等、導電性の材料を採用することができる。本実施形態では、正極集電体11aの材料としてアルミニウム箔を採用し、負極集電体11bの材料として銅箔を採用している。
正極活物質部12の正極活物質としては、例えば、コバルト酸リチウム(LiCoO2)、ニッケル酸リチウム(LiNiO2)、マンガン酸リチウム(LiMn24)、リン酸鉄リチウム(LiFePO4)、ニッケル/コバルト酸リチウム(LiNi1-xCox2)、ニッケル/マンガン酸リチウム(LiNi0.5Mn0.52)、ニッケル/マンガン/コバルト酸リチウム(LiNi1/3Mn1/3Co1/32)、チタン酸リチウム(Li4Ti512)、硫化リチウム(Li2S)等を用いることができる。また、上記の2種類以上の材料を併用してもよい。
正極活物質部12の第1導電材は、例えば、アセチレンブラック、グラファイトなどのカーボン粉末や、気相成長炭素繊維(VGCF(登録商標))等の種々の炭素繊維を採用することができる。
第1導電部13は、例えば、正極集電体11aと同一材料であるアルミニウムを採用できる他、ニッケル、金、銀、銅等の金属材料も採用することができる。
負極活物質部17の負極活物質としては、炭素・黒鉛(LiC6)、チタン酸リチウム(Li4Ti512)、シリコン(Li22Si5)、リチウム(Li)等を用いることができる。また、上記の2種類以上の材料を併用してもよい。
負極活物質部17の第1導電材は、正極活物質部12の第1導電材と同様の材料を用いることができる。
第2導電部18は、例えば、負極集電体11bと同一材料である銅を採用できる他、ニッケル、金、銀、銅等の金属材料も採用することができる。
(液滴吐出装置の構成)
次に、電池用電極10の製造に用いられる液滴吐出装置の構成について説明する。本実施形態では、電池用電極10の活物質層の材料となる液状体を塗布する方法として、液滴吐出法を例に説明する。図3は、液滴吐出法を可能とする液滴吐出装置の構成を示す斜視図である。
図3において、液滴吐出装置30は、活物質層の材料となる液状体を液滴として吐出するヘッド部50を有するヘッド機構部32と、ヘッド部50から吐出された液滴の吐出対象であるワークWを載置するワーク機構部33と、ヘッド部50に液状体を供給する材料供給部34と、ヘッド部50の保守を行うメンテナンス機構部35と、これら各機構部および供給部を統括的に制御する制御部36等を備えている。
液滴吐出装置30は、床上に設置された複数の支持脚41と、支持脚41の上側に設置された定盤42を備えている。定盤42の上側には、ワーク機構部33が定盤42の長手方向(X軸方向)に延在するように配置されている。ワーク機構部33の上方には、定盤42に固定された2本の支持柱52で支持されているヘッド機構部32が、ワーク機構部33と直交する方向(Y軸方向)に延在して配置されている。また、定盤42の一方の端部には、ヘッド機構部32のヘッド部50から連通して液状体を供給する材料供給部34が配置されている。そして、ヘッド機構部32の一方の支持柱52近傍には、メンテナンス機構部35がワーク機構部33と並んでX軸方向に延在するように配置されている。さらに、定盤42の下側には、制御部36が備えられている。
ヘッド機構部32は、液状体を吐出するヘッド部50と、ヘッド部50を懸架したヘッドキャリッジ51と、ヘッドキャリッジ51のY軸方向への移動をガイドするY軸ガイド53と、Y軸ガイド53の側方にY軸ガイド53と平行に設置されたY軸リニアモータ54等を備えている。
ワーク機構部33は、ヘッド機構部32の下方に位置し、ヘッド機構部32とほぼ同様の構成でX軸方向に延在するように配置されており、ワークWを載置している載置台61と、載置台61の移動をガイドするX軸ガイド63と、X軸ガイド63の側方にX軸ガイド63と平行に設置されたX軸リニアモータ64等を備えている。これらの構成により、ヘッド部50とワークWとは、それぞれY軸方向およびX軸方向に往復自在に移動することができる。
ヘッド部50に液状体を供給する材料供給部34は、タンク75と、ポンプ74と、タンク75からポンプ74を経てヘッド部50までを接続する流路チューブ79とを備えている。
次に、ヘッド部50に備えられた吐出ヘッドの構造について説明する。図4は、吐出ヘッドの構造を示し、図4(a)は一部破断した斜視図であり、同図(b)は断面図である。
図4(a)において、吐出ヘッド110は、振動板114と、ノズルプレート115を備えている。振動板114とノズルプレート115との間には、液溜まり116が配置され、孔118を介して供給される液状体が常に充填されるようになっている。また、振動板114と、ノズルプレート115との間には、複数の隔壁112が位置している。そして、振動板114と、ノズルプレート115と、一対の隔壁112とによって囲まれた部分がキャビティ111である。キャビティ111は、ノズル120に対応して設けられているため、キャビティ111の数とノズル120の数とは同じである。キャビティ111には、一対の隔壁112間に位置する供給口117を介して、液溜まり116から液状体が供給される。
図4(b)に示すように、振動板114上には、それぞれのキャビティ111に対応して振動子113が取り付けられている。振動子113は、ピエゾ素子113cと、ピエゾ素子113cを挟む一対の電極113a,113bを有する。この一対の電極113a,113bに駆動電圧を与えることで、対応するノズル120から液状体が液滴121となって吐出される。なお、液状体を吐出させるために、振動子113の代わりに電気熱変換素子を用いてもよく、電気熱変換素子による液状体の熱膨張を利用して、液滴として吐出することができる。
図3に戻り、次に、メンテナンス機構部35について説明する。メンテナンス機構部35は、キャッピングユニット86、ワイピングユニット87、およびフラッシングユニット88のメンテナンスユニットを備えている。さらに、メンテナンスユニットを載置するメンテキャリッジ81と、メンテキャリッジ81の移動をガイドするメンテキャリッジガイド82と、メンテキャリッジ81と一体の螺合部85と、螺合部85が螺合するボールねじ84と、ボールねじ84を回転させるメンテモータ83とを備えている。これにより、メンテモータ83が正逆回転すると、ボールねじ84が回転し、螺合部85を介してメンテキャリッジ81が、X軸方向に移動する。メンテキャリッジ81がヘッド部50のメンテナンスのために移動するときには、Y軸ガイド53に沿ってヘッド部50が移動して、メンテナンスユニットの直上部に臨んでいる。これらのメンテナンスユニットにより、液滴吐出装置30の非稼動時やワークWを交換載置している加工待ち時などに、吐出ヘッド110の状態を保全して良好な吐出状態を保つことができる。
これらの構成により、ヘッド部50とワークWとは、それぞれY軸方向およびX軸方向に往復自在に移動することができる。
次に、以上述べた構成を制御する制御部36の構成について説明する。図5は、制御部36の構成を示すブロック図である。制御部36は、指令部130と駆動部140とを備え、指令部130は、CPU132、記憶手段としてのROM133、RAM134および入出力インターフェース131からなり、CPU132が入出力インターフェース131を介して入力される各種信号を、ROM133、RAM134のデータに基づき処理し、入出力インターフェース131を介して駆動部140へ制御信号を出力する。
駆動部140は、ヘッドドライバ141、モータドライバ142、ポンプドライバ143及びメンテドライバ145から構成されている。モータドライバ142は、指令部130の制御信号により、X軸リニアモータ64、Y軸リニアモータ54を制御し、ワークW、ヘッド部50の移動を制御する。さらに、メンテモータ83を制御してメンテナンス機構部35の必要なユニットをメンテナンス位置へ移動させる。ヘッドドライバ141は、吐出ヘッド110からの液状体の吐出を制御し、モータドライバ142の制御と同調して、ワークW上の所定位置に吐出などが行えるようにする。また、ポンプドライバ143は、液状体の吐出状態に対応してポンプ74を制御し、吐出ヘッド110への供給を最適に制御する。そして、メンテドライバ145は、メンテナンス機構部35のキャッピングユニット86、ワイピングユニット87およびフラッシングユニット88を制御する。
(電池用電極の製造方法)
次に、電池用電極の製造方法について説明する。図6は、第1実施形態における電池用電極の製造方法を示す工程図である。
まず、正極活物質層形成工程について説明する。図6(a)の第1導電部形成工程では、正極集電体11aの面に、第1導電部13の材料となる第1液状体を塗布する。具体的には、液滴吐出装置30の吐出ヘッド110から正極集電体11aの面の所定領域に向けて第1液状体を液滴121として吐出して、正極集電体11aに第1液状体13aを塗布する。本実施形態では、正極集電体11aの面に対して点在するように、第1液状体13aを塗布する。第1液状体13aは、例えば、溶媒と金属材料のアルミニウム微粒子を含む液状体を用いる。そして、塗布された第1液状体13aを乾燥処理等により固化し、凸形状の第1導電部13を形成する。
次に、図6(b)に示すように、正極集電体11aの面および第1導電部13に、正極活物質部12の材料となる第2液状体を塗布する。具体的には、液滴吐出装置30の吐出ヘッド110から正極集電体11aの面および第1導電部13に向けて第2液状体を液滴121として吐出して、正極集電体11aおよび第1導電部13に第2液状体12aを塗布する。第2液状体12aは、例えば、溶媒と正極活物質としてのマンガン酸リチウム(LiMn24)と第1導電材としてのアセチレンブラックを含む液状体を用いる。そして、塗布された第2液状体12aを乾燥処理等により固化し、正極活物質部12を形成する。
上記の工程を経ることにより、正極活物質部12と第1導電部13を有する正極活物質層15が形成される(図6(c))。
次に、負極活物質層形成工程について説明する。図6(c)の第2導電部形成工程では、負極集電体11bの面に、第2導電部18の材料となる第3液状体を塗布する。具体的には、液滴吐出装置30の吐出ヘッド110から負極集電体11bに向けて第3液状体を液滴121として吐出して、負極集電体11bに第3液状体18aを塗布する。本実施形態では、負極集電体11bの面に対して点在するように、第3液状体18aを塗布する。第3液状体18aは、例えば、溶媒と金属材料の銅微粒子を含む液状体を用いる。そして、塗布された第3液状体18aを乾燥処理等により固化し、凸形状の第2導電部18を形成する。
次に、図6(d)に示すように、負極集電体11bの面および第2導電部18に、負極活物質部17の材料となる第4液状体を塗布する。具体的には、液滴吐出装置30の吐出ヘッド110から負極集電体11bの面および第2導電部18に向けて第4液状体を液滴121として吐出して、負極集電体11bおよび第2導電部18に第4液状体17aを塗布する。第4液状体17aは、例えば、溶媒に負極活物質としてのチタン酸リチウム(Li4Ti512)と第1導電材としてのアセチレンブラックを含む液状体を用いる。そして、塗布された第4液状体17aを乾燥処理等により固化し、負極活物質部17を形成する。
上記の工程を経ることにより、負極活物質部17と第2導電部18とを有する負極活物質層19が形成される。そして、全体として電池用電極10(バイポーラ電極)が形成される(図6(e))。
従って、上記の第1実施形態によれば、以下に示す効果がある。
(1)各集電体11a,11bの面に第1及び第2導電部13,18を形成したことにより、各活物質層15,19における導電パスが構築される。このため、電子伝導性が向上し、内部抵抗を低減することができる。
(2)第1及び第2導電部13,18のそれぞれの材質とこれらに対応する各集電体11a,11bの材質を同一としたので、さらに、電子伝導性を向上させることができる。
(3)第1及び第2導電部13,18を凸状に形成したので、各活物質層15,19の厚み方向に対して効率よく、電子伝導性を確保することができる。
(4)各集電体11a,11bの表面に第1及び第2導電部13,18を形成することにより、各集電体11a,11bの表面形状が凹凸形状となって、各活物質部12,17との接触面積が増加する。従って、各集電体11a,11bと各活物質層15,19との接触抵抗を低減することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明にかかる第2実施形態について説明する。なお、電池の基本的な構成、液滴吐出装置の基本的な構成は、第1実施形態と同様なので説明を省略する。
(電池用電極の構成)
図7は、本実施形態における電池用電極の構成を示す断面図である。本実施形態では、バイポーラ電極を例に挙げて説明する。
電池用電極200は、正極集電体11aの面に形成された正極活物質層270と、負極集電体11bの面に形成された負極活物質層330で構成されている。さらに、正極活物質層270は、正極集電体11aの面に形成された第1正極活物質層250と第1正極活物質層250の上に形成された第2正極活物質層260で構成されている。また、負極活物質層330は、負極集電体11bの面に形成された第1負極活物質層310と第1負極活物質層310の上に形成された第2負極活物質層320で構成されている。
また、正極活物質層270は、正極活物質と第1導電材と第2導電材としての金属材料を含み、負極活物質層330は、負極活物質と第1導電材と第3導電材としての金属材料を含んでいる。そして、各活物質層270,330に含まれる金属材料の濃度が、各活物質層270,330の表面側から各集電体11a,11bに向って増加している。
各集電体11a,11bは、アルミニウム箔、ニッケル箔、銅箔、ステンレス箔等、導電性の材料を採用することができる。本実施形態では、正極集電体11aの材料としてアルミニウム箔を採用し、負極集電体11bの材料として銅箔を採用している。
正極活物質層270に含まれる正極活物質としては、例えば、コバルト酸リチウム(LiCoO2)、ニッケル酸リチウム(LiNiO2)、マンガン酸リチウム(LiMn24)、リン酸鉄リチウム(LiFePO4)、ニッケル/コバルト酸リチウム(LiNi1-xCox2)、ニッケル/マンガン酸リチウム(LiNi0.5Mn0.52)、ニッケル/マンガン/コバルト酸リチウム(LiNi1/3Mn1/3Co1/32)、チタン酸リチウム(Li4Ti512)、硫化リチウム(Li2S)等を用いることができる。また、上記の2種類以上の材料を併用してもよい。
正極活物質層270に含まれる第1導電材は、例えば、アセチレンブラック、グラファイトなどのカーボン粉末や、気相成長炭素繊維(VGCF(登録商標))等の種々の炭素繊維を採用することができる。
正極活物質層270に含まれる第2導電材としての金属材料は、例えば、正極集電体11aと同一材料であるアルミニウムを採用することが好ましいが、その他、ニッケル、金、銀、銅等の金属材料も採用することができる。
負極活物質層330の負極活物質としては、炭素・黒鉛(LiC6)、チタン酸リチウム(Li4Ti512)、シリコン(Li22Si5)、チウム(Li)等を用いることができる。また、上記の2種類以上の材料を併用してもよい。
負極活物質層330の第1導電材は、正極活物質部12の第1導電材と同様の材料を用いることができる。
負極活物質層330に含まれる第3導電材としての金属材料は、例えば、負極集電体11bと同一材料である銅を採用することが好ましいが、その他、ニッケル、金、銀、銅等の金属材料も採用することができる。
(電池用電極の製造方法)
次に、電池用電極の製造方法について説明する。
まず、正極活物質層形成工程について説明する。図8(a)に示すように、正極集電体11aの面に、第1正極活物質層250の材料となる第1液状体を塗布する。具体的には、液滴吐出装置30の吐出ヘッド110から正極集電体11aの面に向けて第1液状体を液滴121として吐出して、正極集電体11aに第1液状体250aを塗布する。第1液状体250aは、例えば、溶媒と正極活物質としてのマンガン酸リチウム(LiMn24)と第1導電材としてのアセチレンブラックと所定の濃度に調整された第2導電材としての金属材料のアルミニウム微粒子を含む液状体を用いる。そして、塗布された第1液状体250aは自然乾燥等により粘度が高まり、液状状態の第1正極活物質層250bが形成される。
次に、図8(b)に示すように、液状状態の第1正極活物質層250bの上に、第2正極活物質層260の材料となる第2液状体を塗布する。具体的には、液滴吐出装置30の吐出ヘッド110から液状状態の第1正極活物質層250bに向けて第2液状体を液滴121として吐出して、第2液状体260aを塗布する。第2液状体260aは、例えば、溶媒と正極活物質としてのマンガン酸リチウム(LiMn24)と第1導電材としてのアセチレンブラックと所定の濃度に調整された第2導電材としての金属材料のアルミニウム微粒子を含む液状体を用いる。
そして、液状状態の第1正極活物質層250bと第2液状体260aを乾燥処理等により固化し、第1正極活物質層250と第2正極活物質層260を形成する。これにより、正極活物質層270が形成される(図8(c))。
ここで、第1液状体250aに含まれるアルミニウム微粒子の濃度は、第2液状体260aに含まれるアルミニウム微粒子の濃度よりも高くなるように濃度調整される。従って、第1正極活物質層250に含まれるアルミニウム微粒子の濃度は、第2正極活物質層260に含まれるアルミニウム微粒子の濃度よりも高くなり、正極集電体11aの表面側に向ってアルミニウム微粒子の濃度が増加する濃度勾配を有する正極活物質層270が形成される。
次に、負極活物質層形成工程について説明する。図8(c)に示すように、負極集電体11bの面に、第1負極活物質層310の材料となる第3液状体を塗布する。具体的には、液滴吐出装置30の吐出ヘッド110から負極集電体11bの面に向けて第3液状体を液滴121として吐出して、負極集電体11bに第3液状体310aを塗布する。第3液状体310aは、例えば、溶媒と負極活物質としてのチタン酸リチウム(Li4Ti512)と第1導電材としてのアセチレンブラックと所定の濃度に調整された第3導電材としての金属材料の銅微粒子を含む液状体を用いる。そして、塗布された第3液状体310aは自然乾燥等により粘度が高まり、液状状態の第1負極活物質層310bが形成される。
次に、図8(d)に示すように、液状状態の第1負極活物質層310bの上に、第2負極活物質層320の材料となる第4液状体を塗布する。具体的には、液滴吐出装置30の吐出ヘッド110から液状状態の第1負極活物質層310bに向けて第4液状体を液滴121として吐出して、第4液状体320aを塗布する。第4液状体320aは、例えば、溶媒と負極活物質としてのチタン酸リチウム(Li4Ti512)と第1導電材としてのアセチレンブラックと所定の濃度に調整された第3導電材としての金属材料の銅微粒子を含む液状体を用いる。
そして、液状状態の第1負極活物質層310bと第4液状体320aを乾燥処理等により固化し、第1負極活物質層310と第2負極活物質層320を形成する。これにより、負極活物質層330が形成される(図8(e))。
ここで、第3液状体310aに含まれる銅微粒子の濃度は、第4液状体320aに含まれる銅微粒子の濃度よりも高くなるように濃度調整される。従って、第1負極活物質層310に含まれる銅微粒子の濃度は、第2負極活物質層320に含まれる銅微粒子の濃度よりも高くなり、負極集電体11bの表面側に向って銅微粒子の濃度が増加する濃度勾配を有する負極活物質層330が形成される。
上記の工程を経ることによって、電池用電極200(バイポーラ電極)が形成される。
従って、上記の第2実施形態によれば、第1実施形態の効果に加え、以下に示す効果がある。
(1)各集電体11a,11b側に向かうほど金属材料の濃度が増加することにより、集電体側での電子伝導性を促進させることができる。
(2)第1正極活物質層250と第2正極活物質層260の形成において、液状状態の第1正極活物質層250bの上に第2正極活物質層260の材料となる第2液状体260aを塗布し、その後、固化するので、各活物質層間における接触抵抗を低減させることができる。
なお、上記の実施形態に限定されるものではなく、以下のような変形例が挙げられる。
(変形例1)上記実施形態では、各集電体11a,11bのそれぞれの正極または負極活物質層15,19に金属材料を含めたが、これに限定されない。いずれか一方の活物質層にのみ金属材料を含めた構成としてもよい。このようにしても、上記の効果と同様の効果を得ることができる。
(変形例2)第2実施形態では、各活物質層270,330のそれぞれを2層構造としたが、この構造に限定されない。例えば、一層或いは三層以上の構造としてもよい。この場合において、活物質層に含まれる金属材料の濃度を活物質層の表面側から集電体側に向けて濃度が高くなるように形成すればよい。このようにしても、活物質層に金属材料の濃度勾配を形成することができる。
電池の構成を示す断面図。 第1実施形態における電池用電極の構成を示す断面図。 液滴吐出装置の構成を示す斜視図。 吐出ヘッドの構成を示し、(a)は一部破断した斜視図、(b)は断面図。 液滴吐出装置の制御部の構成を示すブロック図。 第1実施形態における電池用電極の製造方法を示す工程図。 第2実施形態における電池用電極の構成を示す断面図。 第2実施形態における電池用電極の製造方法を示す工程図。
符号の説明
1…電池としてのバイポーラ電池、9…電解質層、10,200…電池用電極、11…集電体、11a…正極集電体、11b…負極集電体、12…正極活物質部、13…第1導電部、12a,13a,17a,18a,250a,260a,310a,320a…液状体、15…正極活物質層、17…負極活物質部、18…第2導電部、19…負極活物質層、30…液滴吐出装置、110…吐出ヘッド、250…第1正極活物質層、260…第2正極活物質層、270…正極活物質層、310…第1負極活物質層、320…第2負極活物質層、330…負極活物質層。

Claims (9)

  1. 集電体と、前記集電体の表面に形成された活物質層とを有する電池用電極であって、
    前記活物質層には、活物質と、導電材が含まれ、
    前記導電材には、金属材料が含まれることを特徴とする電池用電極。
  2. 請求項1に記載の電池用電極において、
    前記金属材料は、前記集電体と同一の材質であることを特徴とする電池用電極。
  3. 請求項1または2に記載の電池用電極において、
    前記金属材料は、金属微粒子であり、かつ、
    前記活物質層における前記金属微粒子の濃度が、前記活物質層の表面側から前記集電体側に向かって増加することを特徴とする電池用電極。
  4. 請求項1または2に記載の電池用電極において、
    前記活物質層は、
    前記集電体の表面に形成された前記金属材料からなる凸形状を有する導電部を含むことを特徴とする電池用電極。
  5. 正極と、電解質層と、負極とを有する電池であって、
    前記正極または前記負極の少なくとも一方が、請求項1〜4のいずれか一項に記載の電池用電極を備えたことを特徴とする電池。
  6. 集電体と、活物質層とを有する電池用電極の製造方法であって、
    前記集電体の表面に、前記活物質層の材料となる液状体を塗布して、前記活物質層を形成する活物質層形成工程を有し、
    前記活物質層形成工程における前記液状体には、活物質と、導電材が含まれ、
    前記導電材には、前記集電体と前記活物質との電子の導電性を促進させる金属材料を含むことを特徴とする電池用電極の製造方法。
  7. 請求項6に記載の電池用電極の製造方法であって、
    前記活物質層形成工程における前記金属材料は、前記集電体と同一の材質であることを特徴とする電池用電極の製造方法。
  8. 請求項6または7に記載の電池用電極の製造方法であって、
    前記活物質層形成工程では、
    前記液状体に含まれる前記金属材料が金属微粒子であり、前記活物質層における前記金属材料の濃度が、前記活物質層の表面側から前記集電体側に向かって増加するように、前記金属微粒子の濃度が異なる前記液状体を塗布することを特徴とする電池用電極の製造方法。
  9. 請求項6または7に記載の電池用電極の製造方法において、
    前記活物質層形成工程は、
    前記集電体の表面に、前記金属材料を含む前記液状体を塗布して、凸形状の導電部を形成する導電部形成工程を含むことを特徴とする電池用電極の製造方法。
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