JP2010040174A - 燃料電池スタック - Google Patents
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Abstract
【課題】酸化剤および還元剤の供給性に優れるとともに、生成したガス(特には二酸化炭素ガス)および水を良好に排出することでき、もって高出力を安定して得ることができる燃料電池スタックを提供する。
【解決手段】複数の単位電池を積層してなる単位電池積層体と、該単位電池積層体を支持固定する支持体と、を備え、単位電池積層体は、支持体に、単位電池積層体が鉛直方向に対して傾斜するように接合されている燃料電池スタックである。
【選択図】図1
【解決手段】複数の単位電池を積層してなる単位電池積層体と、該単位電池積層体を支持固定する支持体と、を備え、単位電池積層体は、支持体に、単位電池積層体が鉛直方向に対して傾斜するように接合されている燃料電池スタックである。
【選択図】図1
Description
本発明は、燃料電池スタックに関する。
近年、携帯機器の機能の向上に伴い、携帯機器動作時に必要とされる消費電力は増加している。たとえば、最も汎用化の進んでいる携帯機器の一つである携帯電話では、ディスプレイの高画質化、カメラ機能の高度化、およびテレビ機能の搭載等といった多機能化および高性能化が進んでおり、これに伴って動作時の消費電力が増加している。
そのため、連続使用可能時間の長さを維持するために、またはこれを向上させるために、エネルギー密度の高い様々な電池が模索されている。そして、これらの電池の中でも燃料電池は、そのエネルギー密度の高さと、燃料を供給し続ければ連続使用が可能であるという点とから、携帯機器用エネルギーとして近年、大いに期待されている。燃料電池は、アノード極において還元剤(たとえば水素、メタノール、エタノール、ヒドラジン、ホルマリン、ギ酸など)を、カソード極において酸化剤(たとえば、空気中の酸素)を、それぞれ電気化学的に酸化・還元し、この反応を通じて発電するものである。
燃料電池の中でも特に、固体高分子型燃料電池は携帯機器に向いていると考えられている。これは、固体高分子型燃料電池の反応温度が100℃以下であり、他の固体酸化型燃料電池およびリン酸型燃料電池等と比べて動作温度が低いためである。
このような特徴を持つ固体高分子型燃料電池の中でも、直接メタノール型燃料電池(DMFC)は、リチウム電池に代わりうる電池として特に期待されている。DMFCの燃料であるメタノールのエネルギー密度の高さは、リチウム電池の数倍である上に、メタノールの比重は0.79なので、燃料電池の軽量化、ひいては携帯機器の軽量化を実現しやすいからである。また、DMFCの燃料は、液体のメタノールであるので、機器ごとに形を変えた電池を生産する必要がない。すなわち、燃料を保持するための外殻である燃料容器が機器ごとに異なった形で作製されれば、その内部にメタノールを注入するのみで発電を行なうことができる。
DMFCは、(1)改質器を必要としない、(2)ガス燃料に比べ、体積エネルギー密度の高い液体メタノールを使用することから、水素に代表される高圧ガスボンベに比べ、燃料容器を小さくすることが可能である等の利点を有する。したがって、小型機器用電源、特に、携帯機器用の二次電池代替用途として好適に適用することが可能である。また、DMFCは、燃料が液体であるため、従来の燃料電池システムではデッドスペースとなっていた狭い婉曲空間部を燃料スペースとして使用することが可能であり、デザインの制約を受けにくいという利点も有している。かかる点からも、DMFCは、携帯用小型電子機器等に好ましく適用され得る。
一般的に、溶融炭酸塩電池のような高温燃料電池を除き、直接メタノール型燃料電池(DMFC)などの固体高分子型燃料電池、固体酸化物型燃料電池、アルカリ型燃料電池等の従来の燃料電池は、還元剤を供給するための燃料流路が形成されたアノードセパレータ、アノード触媒層から電子の収集を行なうアノード集電体、アノードガス拡散層、アノード触媒層、電解質膜、カソード触媒層、カソードガス拡散層、カソード触媒層へ電子を供与するカソード集電体、および、酸化剤を供給するためのカソード流路が形成されたカソードセパレータをこの順で積層した平面構造からなる単位電池で構成されている。各単位電池は、低電圧で高電流を生み出す。一般に、アノードセパレータおよびカソードセパレータは、還元剤および酸化剤を別々に、それぞれアノード触媒層、カソード触媒層に供給する役割とともに、電気的に導電性を有する材料を用い、それぞれアノード集電体、カソード集電体の役割を担う。通常、燃料電池は、個々の単位電池の電圧が低いことから、個々の単位電池のアノード極とカソード極とを交互に接触させて積層し、単位電池が積層された、高電圧を出力可能な燃料電池スタックとして構成される。
ここで、DMFCでは、一般に、アノード極およびカソード極において以下のような反応が起きる。アノード極側でメタノールと水が反応し、プロトンと電子が発生するとともに、二酸化炭素ガスが生成する。カソード極側では大気中の酸素とプロトンと電子が反応し、水が生成する。
アノード極:CH3OH+H2O → CO2+6H++6e-
カソード極:O2+4H++4e- → 2H2O
このように、固体高分子型燃料電池のカソード極では、酸素とプロトンと電子との反応により水が生成するが、この場合、カソードガス拡散層の空孔が、生成した水で塞がれてガスの拡散が阻害され、電池性能が低下するフラッディング現象が問題となる。
アノード極:CH3OH+H2O → CO2+6H++6e-
カソード極:O2+4H++4e- → 2H2O
このように、固体高分子型燃料電池のカソード極では、酸素とプロトンと電子との反応により水が生成するが、この場合、カソードガス拡散層の空孔が、生成した水で塞がれてガスの拡散が阻害され、電池性能が低下するフラッディング現象が問題となる。
特許文献1および2には、燃料として水素を用いた固体高分子型燃料電池スタックにおける上記フラッディング現象を解決すべく、該スタックを傾斜させることが開示されている。
特開2000−30725号公報
特開2004−207106号公報
燃料電池では、カソード極における生成した水の良好な排出のみでは、安定した出力を得るのは不十分であり、酸化剤の十分な供給が必要である。特に、高出力の燃料電池スタックでは、安定な出力を得るために、酸化剤(空気中の酸素)の良好な吹き抜けが必要となる。また、特に直接メタノール型燃料電池では、これらに加えて、アノード極における二酸化炭素の良好な排出と還元剤(メタノール)の十分な供給が必要である。
上記特許文献1および2に記載の燃料電池スタックでは、酸化剤の良好な供給に関しては、十分に考慮されておらず、改善の余地があった。また、燃料電池が直接メタノール型燃料電池(DMFC)である場合における、二酸化炭素の排出および還元剤(メタノール)の供給に関しては全く考慮されていない。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、酸化剤および還元剤の供給性に優れるとともに、生成したガス(特には二酸化炭素ガス)および水を良好に排出することができ、もって高出力を安定して得ることができる燃料電池スタック、特には直接メタノール型燃料電池(DMFC)スタックを提供することである。
本発明は、複数の単位電池を積層してなる単位電池積層体と、該単位電池積層体を支持固定する支持体と、を備え、単位電池積層体は、支持体に、単位電池積層体が鉛直方向に対して傾斜するように接合されている燃料電池スタックを提供する。
本発明の燃料電池スタックにおいては、支持体は柱状形状を有しており、支持体の側面に1または2以上の単位電池積層体が接合されることが好ましい。
支持体は、燃料を収容するための空間を内部に有する燃料貯蔵庫であってもよく、燃料を単位電池に供給するための中空管であってもよい。後者の場合、燃料電池スタックは、中空管に接続された燃料貯蔵庫を有することが好ましい。また、単位電池は、その内部に、燃料を流通させるための流路を有し、該流路は、支持体内の空間と連通していることが好ましい。
単位電池は、厚み方向に貫通する1または複数の空洞部を有することが好ましい。また、単位電池積層体を構成する複数の単位電池は、導電性を有するスペーサを挟んで積層されることが好ましい。
本発明の燃料電池スタックは、直接メタノール型燃料電池として好ましく用いることができる。
本発明によれば、酸化剤および還元剤の供給性能、および、生成したガスおよび水の排出性能の向上を図ることが可能である。したがって、本発明によれば、高出力を安定して得ることができる信頼性の高い燃料電池スタック、特には直接メタノール型燃料電池(DMFC)スタックを提供することができる。
以下、本発明の燃料電池スタックを実施の形態を示して詳細に説明する。以下に示す実施形態はいずれも、メタノールから直接プロトンを取り出すことにより発電を行なう直接メタノール型燃料電池(DMFC)であり、燃料としてメタノール水溶液、酸化剤として空気(具体的には空気中の酸素)を用いるものである。
(第1の実施形態)
図1および図2はそれぞれ、本発明における第1の実施形態の燃料電池スタックを模式的に示す側面図および上面図である。図1および図2に示される燃料電池スタック100は、複数の平板状の単位電池101を積層してなる2つの単位電池積層体102aおよび102bと、これらの単位電池積層体102aおよび102bに接続され、該積層体を支持固定する、柱状の支持体103とを備えている。各単位電池積層体102aおよび102bを構成する複数の単位電池101は、導電性スペーサ105を挟んで積層されており、したがって、積層された単位電池は、電気的に直列接続されている。また、支持体103の下部には、これに接するように、吸水部104が設けられている。本実施形態の燃料電池スタック100において、支持体103は、燃料貯蔵庫(燃料を収容するための空間を内部に有する容器)となっており、支持体103内に燃料(メタノール水溶液)を収容しておき、該燃料は、毛細管現象などにより、各単位電池101に供給される。
図1および図2はそれぞれ、本発明における第1の実施形態の燃料電池スタックを模式的に示す側面図および上面図である。図1および図2に示される燃料電池スタック100は、複数の平板状の単位電池101を積層してなる2つの単位電池積層体102aおよび102bと、これらの単位電池積層体102aおよび102bに接続され、該積層体を支持固定する、柱状の支持体103とを備えている。各単位電池積層体102aおよび102bを構成する複数の単位電池101は、導電性スペーサ105を挟んで積層されており、したがって、積層された単位電池は、電気的に直列接続されている。また、支持体103の下部には、これに接するように、吸水部104が設けられている。本実施形態の燃料電池スタック100において、支持体103は、燃料貯蔵庫(燃料を収容するための空間を内部に有する容器)となっており、支持体103内に燃料(メタノール水溶液)を収容しておき、該燃料は、毛細管現象などにより、各単位電池101に供給される。
また、支持体103の側面における各単位電池101と接続される部分には、略鉛直方向に延び、吸水部104まで貫通する曲付き排水用スリット穴106が形成されており、各単位電池101のカソード極側で発生した水は、この排水用スリット穴106を通って、鉛直方向に流れ、吸水部104によって吸収、除去される。
燃料電池スタック100において、単位電池積層体102aおよび102bはともに、該積層体が鉛直方向に対して傾斜するように、支持体103に接続され、支持されている。具体的には、単位電池積層体102aおよび102bの各単位電池101は、支持体103の側面に向かうに従い鉛直方向(下向き)に傾斜するように、鉛直方向と平行または略平行な面を有する支持体103側面に接続されている。単位電池101表面と水平方向(鉛直方向と垂直な方向)とがなす角度θ1は、0°<θ1<90°を満たす(図1参照)。
図3は、図2に示されるA−A’線における概略断面図であり、単位電池積層体102aおよび102bを構成する最上層の単位電池101の内部構造を示す図である。図2および図3に示されるように、単位電池101は、その内部に、長手方向に延び、単位電池101の厚み方向に貫通するスリット状の空洞部107(図2および図3に示される例においては4つ)を有している。これにより、空洞部107が形成されている領域においては、単位電池101は、複数(図2および図3に示される例においては5つ)の区画に分断されている。このような空洞部の形成により、酸化剤としての空気の供給を、単位電池全面にわたって良好に行なうことができるようになる。単位電池101の構造をより具体的に説明すると、図3を参照して、単位電池101は、カソードガス拡散層301、触媒付き電解質膜(CCM:Catalyst Courted Membrane、カソード触媒層と電解質膜とアノード触媒層との積層体)302およびアノードガス拡散層303をこの順で積層してなる膜電極複合体(MEA:Membrane Electrode Assmbly)と、燃料を流通させるための燃料流路305を有する流路板304とを積層一体化した構成を有している。単位電池101は、その空洞部107が形成された領域において、分断された区画のそれぞれに、該区画の長手方向に延びる燃料流路305を有しており、各燃料流路305は、燃料貯蔵庫である支持体103内の燃料収容用の空間と連通している。
なお、MEAは、構成部材を積層し、ホットプレスにより熱圧着等を行なうことにより作製することができる。また、MEAと流路板304との一体化は、たとえばエポキシ系接着剤などの接着剤からなるシール層306をMEAの両側面に形成することにより行なうことができる。
単位電池を構成する構成部材の材料(材質)は特に限定されず、従来公知のものを用いることができるが、具体例を挙げれば、たとえば次のとおりである。
電解質膜:Nafion(DuPont社製)、
カソード触媒層:白金触媒担持カーボンブラック、
アノード触媒層:白金・ルテニウム触媒担持カーボンブラック、
カソードガス拡散層およびアノードガス拡散層:カーボンペーパー、
流路板:SUS製。
カソード触媒層:白金触媒担持カーボンブラック、
アノード触媒層:白金・ルテニウム触媒担持カーボンブラック、
カソードガス拡散層およびアノードガス拡散層:カーボンペーパー、
流路板:SUS製。
上記単位電池積層体102aおよび102bは、上記のような構造を有する単位電池101の複数を、1または複数の導電性スペーサ105を介して、各単位電池101を支持体103に接合したときに各単位電池101が水平方向(支持体103の側面と垂直な方向)に対して傾斜するように、ずらして積層していくことにより得ることができる。単位電池101と導電性スペーサ105との接着には導電性接着剤などが用いられる。導電性スペーサ105としては、導電性を有するものであれば特に制限されないが、たとえばTiGDL(発泡Ti、焼結Tiの小片)などを用いることができる。
このような単位電池積層体102aおよび102bを、曲付き排水用スリット穴106をその側面に備える柱状の支持体103に接合し、熱圧着させ、支持体103の下部に、吸水部104を、接着剤等を用いて取り付けることにより、燃料電池スタック100を得ることができる。吸収部104としては、水を吸収できるものであれば特に制限されず、たとえば綿素材などからなるものを用いることができる。
燃料貯蔵庫である支持体103は、メタノールに対して高い耐食性を有する材料からなることが好ましく、たとえばフッ素系樹脂からなる中空の柱状(たとえば円柱状、多角柱状)容器とすることができる。支持体103における単位電池積層体102aおよび102bが接合される側面は、たとえばコの字状の切れ込みを有しており、該切れ込みに単位電池積層体102aおよび102bを嵌め込むことにより、単位電池積層体と支持体とを接合することができる。このような接合により、各単位電池101が有する燃料流路305は、支持体103の中空部と接続されるため、支持体103内の燃料が該接合部から各燃料流路305へ流出可能となる。なお、支持体103に、専用のマニホールドを設け、このマニホールドに単位電池積層体を接合するようにしてもよい。
単位電池表面が水平方向となるように単位電池を積層した場合、導電性スペーサが横からの空気流入を妨げるのに対し、上記のような構成を有する本実施形態の燃料電池スタックによれば、各単位電池101は、水平方向に対してθ1(0°<θ1<90°)の傾斜を有している(鉛直方向に対して、90−θ1°の傾斜を有している。)ため、導電性スペーサ105に空気の気流の殆どが当たることなく、単位電池101が有する空洞部107を通して中心部(支持体103側)まで気流を行き渡らせることが可能となる。これにより、横方向の空気流入が良好となり、燃料電池スタックの出力安定性の向上が可能となる。また、カソード極側で生成した水は、単位電池101が傾斜していることにより、支持体103側へと移動し、排水用スリット穴106を通って、吸水部104に集約、吸収され、効率的に除去される。吸水部104に吸収された水は、気化し、大気放出されるが、これにより、MEAの湿度を高めることが可能となり、電解質膜の保水性を高めることができるため、出力の向上と安定性の向上を図ることができる。
一方、単位電池積層体を構成する各単位電池101が傾斜していることにより、アノード側で発生した二酸化炭素ガスは、アノードガス拡散層303の表面凹凸にとらわれることなく、単位電池積層体102aおよび102bの燃料流路305内を上方(支持体103から離れる方向)に移動し、燃料流路305内の燃料の液面へ浮かんでいくこととなるため、二酸化炭素ガスは効率的に排出される。また、二酸化炭素ガスの排出が良好であるため、燃料であるメタノール水溶液の供給は、発生した二酸化炭素ガスによって阻害されることがないため、良好である。
良好な空気流入および排水ならびに良好な燃料供給および二酸化炭素の排出のため、単位電池101表面と水平方向(鉛直方向と垂直な方向)とがなす角度θ1(単位電池101表面と鉛直方向とがなす角度は、90−θ1°である。)は、20°以上80°以下であることが好ましく、30°以上70°以下であることがより好ましい。典型的には、θ1は30°程度とすることができる。
燃料の供給は、毛細管力もしくはポンプにて供給することが可能である。毛細管力を利用して燃料をくみ上げる場合は、燃料流路305の内壁を親水化すると、よりいっそう燃料供給が良好となり効果的である。アノード極で発生した二酸化炭素ガスの排出は、各単位電池101の外側の端部(燃料流路305の支持体103側とは反対側の末端である単位電池端面)に気液分離膜を形成しておき、これにより二酸化炭素と燃料を分離して、二酸化炭素ガスのみを単位電池101外部に放出させることにより行なうことができる。ポンプを使用した循環系の場合、気液の分離を支持体103にて行なうことも可能である。燃料の循環は、たとえば、燃料流路305の支持体103側とは反対側の末端にチューブを取り付け、これにポンプを接続し、該ポンプにより、燃料を支持体103内に戻すことにより行なうことができる。
また、チューブを介して単位電池積層体と支持体とを接続する等により、単位電池積層体102aおよび102bと、支持体103とを離して燃料電池スタックを構築することも可能であり、この場合、支持体103に排水用スリット穴106を設けないことも可能である。
なお、図1〜3に示される燃料電池スタックにおける単位電池積層体、これを構成する単位電池、導電性スペーサ、排水用スリット穴、空洞部等の数および配置位置等はあくまでも例示であり、図示されるものに限定されるものではない。以下に示す他の実施形態においても同様である。
(第2の実施形態)
図4および図5はそれぞれ、本発明における第2の実施形態の燃料電池スタックを模式的に示す側面図および上面図である。図4および図5に示される燃料電池スタック400は、上記燃料電池スタック100と類似の構造を有しているが、単位電池積層体(したがって、これを構成する各単位電池)の傾斜方向が異なる。
図4および図5はそれぞれ、本発明における第2の実施形態の燃料電池スタックを模式的に示す側面図および上面図である。図4および図5に示される燃料電池スタック400は、上記燃料電池スタック100と類似の構造を有しているが、単位電池積層体(したがって、これを構成する各単位電池)の傾斜方向が異なる。
燃料電池スタック400は、複数の平板状の単位電池401を積層してなる2つの単位電池積層体402aおよび402bと、これらの単位電池積層体402aおよび402bに接続され、該積層体を支持する、燃料貯蔵庫としても機能する柱状の支持体403とを備えている。各単位電池積層体402aおよび402bを構成する複数の単位電池401は、導電性スペーサ405を挟んで積層されている。また、支持体403の側面における各単位電池401と接続される部分には、鉛直方向に延び、支持体403の上面および/または下面にまで達する空気供給用スリット穴406が形成されている。単位電池401の構造は、上記第1の実施形態で示した単位電池101と同様である。
ここで、燃料電池スタック400においては、単位電池積層体402aおよび402b(したがって、これを構成する各単位電池401)は、支持体403の側面から離れるに従い鉛直方向(下向き)に傾斜するように、鉛直方向と平行または略平行な面を有する支持体403側面に接続され、支持されている。単位電池401表面と水平方向(鉛直方向と垂直な方向)とがなす角度θ2は、0°<θ2<90°を満たす(図4参照)。
単位電池積層体402aおよび402bと支持体403との接続により、各単位電池401の側面は、支持体403の側面に形成された空気供給用スリット穴406に接することとなる。これにより、空気は、単位電池401の露出表面から供給されるだけでなく、空気供給用スリット穴406を通って、燃料電池スタック中央から、各単位電池401に効率的に供給されるため、発電の安定性を向上させることができる。また、カソード極側で生成した水は、単位電池401が傾斜していることにより、支持体403側とは反対側の端部へと集約され、除去される。
また、単位電池積層体を構成する各単位電池401が下向きに傾斜していることにより、重力を利用して効率的に燃料を各単位電池に供給することができる。また、各単位電池401が下向きに傾斜していることにより、アノード側で発生した二酸化炭素ガスは、単位電池積層体402aおよび402bの燃料流路内を上方(支持体403へ近づく方向)に移動し、燃料流路内の燃料の液面へ浮かんでいくこととなるため、二酸化炭素ガスの排出も良好である。
良好な空気流入および排水ならびに良好な燃料供給および二酸化炭素の排出のため、単位電池401表面と水平方向(鉛直方向と垂直な方向)とがなす角度θ2(単位電池401表面と鉛直方向とがなす角度は、90−θ2°である。)は、20°以上80°以下であることが好ましく、30°以上70°以下であることがより好ましい。典型的には、θ2は30°程度とすることができる。
また、チューブを介して単位電池積層体と支持体とを接続する等により、単位電池積層体402aおよび402bと、支持体403とを離して燃料電池スタックを構築することも可能であり、この場合、支持体403に空気供給用スリット穴406を設けないことも可能である。
さらに、図6のように、下側(たとえば、単位電池積層体402aおよび402bと、支持体403とによって形成される空間内)にファン408を設けることも可能である。ファン408を付けることにより、対流の生じ難い場所であっても、効率的に空気供給および二酸化炭素排出を行なうことが可能となる。なお、ファンを付設する場合には、空気供給用スリット穴406を設けないことも可能である。
(第3の実施形態)
図7は、本発明における第3の実施形態の燃料電池スタックを模式的に示す側面図である。図7に示される燃料電池スタック700は、上記燃料電池スタック100と類似の構造を有しているが、単位電池積層体の数において相違し、かつ、それら単位電池積層体の配置位置に特徴を有している。
図7は、本発明における第3の実施形態の燃料電池スタックを模式的に示す側面図である。図7に示される燃料電池スタック700は、上記燃料電池スタック100と類似の構造を有しているが、単位電池積層体の数において相違し、かつ、それら単位電池積層体の配置位置に特徴を有している。
具体的には、燃料電池スタック700は、4つの単位電池積層体702a、702b、702a’および702b’とを備えており、単位電池積層体702aと単位電池積層体702bとは、支持体703の上下方向(高さ方向)に関して、およそ同じ位置で支持体703に接合されており、単位電池積層体702a’と単位電池積層体702b’とは、支持体703の上下方向(高さ方向)に関して、およそ同じ位置で支持体703に接合されている。そして、単位電池積層体702aと単位電池積層体702a’との間、および、単位電池積層体702bと単位電池積層体702b’との間には、空間領域709が設けられている。
このような空間領域709を設けることにより、より良好な空気供給を行なうことができる。なお、図示されるように、空気供給をより良好に行なうためには、空間領域709の幅(単位電池積層体間の距離)は、単位電池積層体を構成する単位電池701間の距離(導電性スペーサ705の厚みと同等)より大きいことが好ましい。
(第4の実施形態)
図8は、本発明における第4の実施形態の燃料電池スタックを模式的に示す側面図である。図8に示される燃料電池スタック800においては、単位電池積層体802aと単位電池積層体802bとが、支持体803の上下方向(高さ方向)に関して異なる位置で、支持体803に接合されている。このように、2つ以上の単位電池積層体を、異なる高さ位置で支持体803に接合させることにより、空気の乱気流が生じやすくなるため、空気の供給効率がより良好となる。
図8は、本発明における第4の実施形態の燃料電池スタックを模式的に示す側面図である。図8に示される燃料電池スタック800においては、単位電池積層体802aと単位電池積層体802bとが、支持体803の上下方向(高さ方向)に関して異なる位置で、支持体803に接合されている。このように、2つ以上の単位電池積層体を、異なる高さ位置で支持体803に接合させることにより、空気の乱気流が生じやすくなるため、空気の供給効率がより良好となる。
(第5の実施形態)
図9は、本発明における第5の実施形態の燃料電池スタックを模式的に示す側面図である。また、図10は、図9に示される燃料電池スタック900に用いられている燃料貯蔵庫910を模式的に示す上面図である。本実施形態の燃料電池スタック900は、複数の単位電池901を積層してなる2つの単位電池積層体902aおよび902bと、これらの単位電池積層体902aおよび902bに接続され、該積層体を支持する、中空状の支持体903とを備えている。各単位電池積層体902aおよび902bを構成する複数の単位電池901は、上記第1の実施形態と同様に、導電性スペーサ905を挟んで積層されている。
図9は、本発明における第5の実施形態の燃料電池スタックを模式的に示す側面図である。また、図10は、図9に示される燃料電池スタック900に用いられている燃料貯蔵庫910を模式的に示す上面図である。本実施形態の燃料電池スタック900は、複数の単位電池901を積層してなる2つの単位電池積層体902aおよび902bと、これらの単位電池積層体902aおよび902bに接続され、該積層体を支持する、中空状の支持体903とを備えている。各単位電池積層体902aおよび902bを構成する複数の単位電池901は、上記第1の実施形態と同様に、導電性スペーサ905を挟んで積層されている。
本実施形態の燃料電池スタック900においては、支持体903は、中空管からなっており、燃料供給流路としての役割を果たす。各単位電池901は、たとえば図示されるように、支持体903に枝状に接続された中空管(枝管)を介して支持体903に接続される。該枝管は、各単位電池内に形成された燃料流路に接続されており、したがって、支持体903内の燃料供給用の空間と単位電池内の燃料流路とは連通している。単位電池積層体902aおよび902bの上部には、支持体903の上端に接続された燃料貯蔵庫910が設置されており、燃料貯蔵庫910内に収容された燃料(メタノール水溶液)は、支持体903および枝管を通して各単位電池901に供給される。
このように、燃料を供給するための燃料供給流路を単位電池積層体の支持体とすることにより、燃料電池スタックの中心領域にも空気の通り道ができるため、空気の供給をより一層向上させることが可能となる。また、単位電池積層体上部のV字状の空きスペースに燃料貯蔵庫を設置することにより、燃料電池スタックの集積度向上および占有面積の低減を図ることができる。さらに、燃料貯蔵庫を単位電池積層体の上部に設けることにより、重力を利用した燃料の自然供給が可能となる。
また、図10に示されるように、燃料貯蔵庫910に貫通孔911を設けると、該貫通孔が空気の通り道となるため、空気の供給効率をより向上させることができる。貫通孔911は、単位電池901が有する空洞部の直上に設けるのがより効果的である。
(第6の実施形態)
図11は、本発明における第6の実施形態の燃料電池スタックを模式的に示す側面図である。図11に示される燃料電池スタック1100において、単位電池積層体1102aおよび1102bは、上記第2の実施形態と同様に、支持体1103から離れるに従い鉛直方向(下向き)に傾斜するように、支持体1103に接続され、支持されている。支持体1103は、上記第5の実施形態の場合と同様に、中空管からなっており、燃料流路としての役割を果たす。そして、単位電池積層体1102aおよび1102bの上部には、支持体1103の下端に接続された燃料貯蔵庫1110が設置される。このような構造によっても、上記第5の実施形態と同様に、空気供給性能の向上、燃料電池スタックの集積度向上および占有面積の低減などを図ることができる。
図11は、本発明における第6の実施形態の燃料電池スタックを模式的に示す側面図である。図11に示される燃料電池スタック1100において、単位電池積層体1102aおよび1102bは、上記第2の実施形態と同様に、支持体1103から離れるに従い鉛直方向(下向き)に傾斜するように、支持体1103に接続され、支持されている。支持体1103は、上記第5の実施形態の場合と同様に、中空管からなっており、燃料流路としての役割を果たす。そして、単位電池積層体1102aおよび1102bの上部には、支持体1103の下端に接続された燃料貯蔵庫1110が設置される。このような構造によっても、上記第5の実施形態と同様に、空気供給性能の向上、燃料電池スタックの集積度向上および占有面積の低減などを図ることができる。
(第7の実施形態)
図12は、本発明における第7の実施形態の燃料電池スタックを模式的に示す側面図である。図12(a)および図12(b)に示される燃料電池スタック1200aおよび1200bは、上記第3の実施形態と類似の構造を有しているが、支持体1203の形状において相違する。具体的には、支持体1203における単位電池積層体1202a、1202b、1202a’および1202b’が接合される側面は、鉛直方向から傾斜した傾斜面を有している。支持体がこのような傾斜面を備えることにより、単位電池積層体を当該傾斜面に対して垂直に接合させた場合であっても、傾斜面の傾斜角度に応じて鉛直方向に対して傾斜した単位電池積層体を有する燃料電池スタックを形成することができる。支持体側面に対して垂直方向に単位電池積層体を接合することができるため、燃料電池スタックの作製がより容易となる。支持体が備える上記傾斜面の傾斜角度は、所望する単位電池積層体の傾斜角度に応じて決定される。
図12は、本発明における第7の実施形態の燃料電池スタックを模式的に示す側面図である。図12(a)および図12(b)に示される燃料電池スタック1200aおよび1200bは、上記第3の実施形態と類似の構造を有しているが、支持体1203の形状において相違する。具体的には、支持体1203における単位電池積層体1202a、1202b、1202a’および1202b’が接合される側面は、鉛直方向から傾斜した傾斜面を有している。支持体がこのような傾斜面を備えることにより、単位電池積層体を当該傾斜面に対して垂直に接合させた場合であっても、傾斜面の傾斜角度に応じて鉛直方向に対して傾斜した単位電池積層体を有する燃料電池スタックを形成することができる。支持体側面に対して垂直方向に単位電池積層体を接合することができるため、燃料電池スタックの作製がより容易となる。支持体が備える上記傾斜面の傾斜角度は、所望する単位電池積層体の傾斜角度に応じて決定される。
(第8の実施形態)
図13、図14および図15はそれぞれ、本発明における第8の実施形態の燃料電池スタックを模式的に示す断面図、内部構造を模式的に示す上面図、および、外観を模式的に示す斜視図である。図13〜図15に示される燃料電池スタック1300は、本発明の燃料電池スタックの応用例であり、乾電池型の構造を有している。
図13、図14および図15はそれぞれ、本発明における第8の実施形態の燃料電池スタックを模式的に示す断面図、内部構造を模式的に示す上面図、および、外観を模式的に示す斜視図である。図13〜図15に示される燃料電池スタック1300は、本発明の燃料電池スタックの応用例であり、乾電池型の構造を有している。
具体的には、燃料電池スタック1300は、正極1308を備え、空気の吸入および二酸化炭素の排出を行なうための吸入排出穴1310を有する筐体1307と、筐体1307内の中心部に設けられた柱状の支持体1303a(この支持体1303aは、燃料貯蔵庫としての役割も担っている。)と、支持体1303aを取り囲むように配置された、傾斜した複数の単位電池積層体1302と、支持体1303aに接続され、筐体1307内の底部に設けられた燃料貯蔵庫1303bとから主に構成されている。単位電池積層体1302は、上記実施形態と同様、複数の単位電池1301を、導電性スペーサ1305を介して積層してなり、各単位電池1301と支持体1303aとは、中空状の枝管1306によって連結されている。
また、支持体1303a下部、および、筐体1307内壁と単位電池積層体との間には、生成した水を吸収するための吸水部1304が設けられている。筐体1307内壁と単位電池積層体との間に吸水部1304を設けることにより、筐体内で均一に保水させ、湿度を高めることが可能となる。燃料貯蔵庫1303bには、燃料の補充を行なうことができるよう、燃料注入口1309が備えられている。正極および負極と燃料電池スタックが有する単位電池とは、たとえば銅線および半田を用いて接続することができる。
このような乾電池型燃料電池スタックによっても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100,400,700,800,900,1100,1200a,1200b,1300 燃料電池スタック、101,401,701,901,1301 単位電池、102a,102b,402a,402b,702a,702b,702a’,702b’,802a,802b,902a,902b,1102a,1102b,1202a,1202b,1202a’,1202b’,1302 単位電池積層体、103,403,703,803,903,1103,1203,1303a 支持体、104,704,804,1304 吸水部、105,405,705,905,1305 導電性スペーサ、106 排水用スリット穴、107,407 空洞部、301 カソードガス拡散層、302 触媒付き電解質膜、303 アノードガス拡散層、304 流路板、305 燃料流路、306 シール層、406 空気供給用スリット穴、408 ファン、709 空間領域、910,1110,1303b 燃料貯蔵庫、911 貫通孔、1306 枝管、1307 筐体、1308 正極、1309 燃料注入口、1310 吸入排出穴。
Claims (8)
- 複数の単位電池を積層してなる単位電池積層体と、前記単位電池積層体を支持固定する支持体と、を備え、
前記単位電池積層体は、前記支持体に、前記単位電池積層体が鉛直方向に対して傾斜するように接合されている燃料電池スタック。 - 前記支持体は、柱状形状を有しており、
前記支持体の側面に1または2以上の前記単位電池積層体が接合される請求項1に記載の燃料電池スタック。 - 前記支持体は、燃料を収容するための空間を内部に有する請求項1または2に記載の燃料電池スタック。
- 前記支持体は、燃料を前記単位電池に供給するための中空管からなる請求項1または2に記載の燃料電池スタック。
- 前記単位電池は、その内部に、燃料を流通させるための流路を有しており、
前記流路は、前記支持体内の空間と連通している請求項3または4に記載の燃料電池スタック。 - 前記単位電池は、厚み方向に貫通する空洞部を有する請求項1〜5のいずれかに記載の燃料電池スタック。
- 前記複数の単位電池は、導電性を有するスペーサを挟んで積層される請求項1〜6のいずれかに記載の燃料電池スタック。
- 直接メタノール型燃料電池である請求項1〜7のいずれかに記載の燃料電池スタック。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018137091A (ja) * | 2017-02-21 | 2018-08-30 | アイシン精機株式会社 | バイオ燃料電池 |
JP7468860B2 (ja) | 2020-03-27 | 2024-04-16 | 株式会社ジェイテクト | 燃料電池 |
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-
2008
- 2008-07-31 JP JP2008197877A patent/JP2010040174A/ja active Pending
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