JP4060296B2 - 直接メタノール燃料電池用燃料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は直接メタノール燃料電池用燃料供給装置に関する。
最近、ノート型パソコン、PDA、モバイルホンなどのような携帯用装置の使用が一般化するにつれこのような携帯用装置に使われるエネルギー源としての電池に対する関心が高まりつつある。携帯用装置に使われる電池は、携帯用装置の小型化に対応して小型化が求められ、また一回の供給によって電池使用時間が長いことが求められている。このような要求に応じて多様な種類の電池が開発されている。
開発中の電池のうち特に燃料電池は従来の二次電池と比較して単位面積当りエネルギー密度が高くて小型化に有利であり、また一回の充電によって既存の電池より長期間使用できる長所があって燃料電池に対する期待が高い。また、充電方法も移動性を最大限生かせる長所があり、半永久的に使用できて最近の携帯用装置の携帯化傾向、スリム化及び軽量化に大幅に寄与すると期待される環境親和的エネルギー源である。
燃料電池は使われる燃料の種類、運転温度、触媒及び電解質によって区分され、燐酸型燃料電池(Phosphoric Acid Fuel Cell、PAFC)、アルカリ型燃料電池(Alkaline Fuel Cell、 AFC)、高分子電解質型燃料電池(Proton Exchange Membrane Fuel Cell、PCMFC)、溶融炭酸塩型燃料電池(Molten Carbonate Fuel Cell、MCFC)、固体酸化物型燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell、SOFC)、直接メタノール燃料電池(Direct Methanol Fuel Cells、DMFC)などがある。
直接メタノール燃料電池は、常温でエネルギーを発生させるような化学反応が起るという特徴がある。また、直接メタノール燃料電池では、液体燃料から水素が供給されるので、高性能の水素貯蔵装置が別に必要とされないという長所がある。
燃料の再充填はメタノールカプセルを携帯し装着する方法で簡便なので移動性を強化することができる。
直接メタノール燃料電池は、図1に示すように、高分子電解質膜(membrane;水素イオン交換膜)1とその両側に位置するアノード2とカソード3を備える。アノード2では、メタノールと水が反応して水素イオンと電子を生成し、その反応式は
CHOH + HO → CO + 6H+6e
である。
カソード3では、アノード2で生成された水素イオンが高分子電解質膜1を通して移動して水素イオンと電子が水素と結合して水が生成され、その反応式は
1.5O+ 6H + 6e → 3H
である。
燃料電池における総化学反応は
CHOH + 1.5O → CO + HO 、 E= 1.18V
である。
以上のように直接メタノール燃料電池は、総化学反応で生成されたエネルギーを電気エネルギー(E = 1.18V)に転換して携帯用装置に供給する。
エネルギーの発生は上記反応式のようにメタノールの適切な供給を通して得られる水素イオンと空気中の酸素との間の化学反応によって起こるが、必要量の水素を得るためには水と混合されたメタノール(メタノール水溶液)を使う。この場合、高濃度のメタノール水溶液が過多に供給されると余分のメタノール水溶液が反応しないまま燃料電池の高分子電解質膜を通過するようになって(メタノールのクロスオーバ現象)、燃料電池の効率が急激に低下するおそれがある。
また、携帯用装置の作動状態、例えばオンモード、オフモード及び待機モードなどによってエネルギーの発生状態を調節すべきであるが、従来の技術では、エネルギーの発生状態が調節されないので、必要以上に電気エネルギーが発生する傾向がある。このため、電気エネルギーが無駄に発生した分だけ、燃料電池が使用された使用時間が減少するおそれがある。
そこで、本発明は前述したような問題点を解決するために案出されたもので、その目的は、燃料電池の効率の低下を抑えることができるとともに、必要以上に電気エネルギーが発生することを低減することができる直接メタノール燃料電池用燃料供給装置を提供するところにある。
本発明に係る直接メタノール燃料電池用燃料供給装置は、燃料タンクとキャビティ板と薄膜型能動ポンプとノズル板とを含む。燃料タンクには、液体燃料が貯蔵される。キャビティ板には、燃料タンクから移動した液体燃料が貯蔵される。薄膜型能動ポンプは、キャビティ板の下部に接合され、キャビティ板に接合面を介して運動を起す。ノズル板は、キャビティ板の上部に位置され、液体燃料を燃料電池へ噴射する。
この直接メタノール燃料電池用燃料供給装置では、燃料タンクに、液体燃料が貯蔵される。燃料タンクとキャビティ板とが多孔性媒質でつなげられれば、多孔性媒質における毛細管現象を利用して、燃料タンクからキャビティ板へ液体燃料が供給され得る。キャビティ板に、燃料タンクから供給された液体燃料が貯蔵される。薄膜型能動ポンプが、キャビティ板の下部に接合され、キャビティ板に接合面を介して運動を起す。ノズル板が、キャビティ板の上部に位置しており、液体燃料を噴射する。ノズル板にノズルを形成すれば、薄膜型能動ポンプがキャビティ板に運動を起すことにより、液体燃料がキャビティ板からノズル板のノズルに供給され、液体燃料がノズル板のノズルから燃料電池へ噴射されるようにすることができる。さらに、薄膜型能動ポンプの運動量を一定量に制御することができれば、接合面を介して薄膜型能動ポンプからキャビティ板へ伝達する運動量も制御することができるので、キャビティ板の運動量も一定量に制御することができる。あるいは、薄膜型能動ポンプの運動量を携帯用装置の使用モードに応じて制御することができれば、接合面を介して薄膜型能動ポンプからキャビティ板へ伝達する運動量も制御することができるので、キャビティ板の運動量も携帯用装置の使用モードに応じて制御することができる。
したがって、キャビティ板の運動量も一定量に制御することができるので、高濃度のメタノール水溶液が燃料電池へ過多に供給されることを低減することができるため、燃料電池の効率の低下を抑えることができる。また、キャビティ板の運動量も携帯用装置の使用モードに応じて制御することができるので、電気エネルギーが無駄に発生することを低減することができるため、必要以上に電気エネルギーが発生することを低減することができる。
本発明に係る直接メタノール燃料電池用燃料供給装置では、キャビティ板の運動量も一定量に制御することができるので、高濃度のメタノール水溶液が燃料電池へ過多に供給されることを低減することができるため、燃料電池の効率の低下を抑えることができる。また、キャビティ板の運動量も携帯用装置の使用モードに応じて制御することができるので、電気エネルギーが無駄に発生することを低減することができるため、必要以上に電気エネルギーが発生することを低減することができる。
各図面において、同一な構成要素を示すのは同一な符号を使って示した。
図2Aは本発明に係る直接メタノール燃料電池用液体燃料供給装置(以下、燃料供給装置とする)10の一実施例を示した図であり、図2Bは図2AのI-I線の断面図である。
図2A及び図2Bにおいて、本発明の燃料供給装置10は、燃料タンク100、キャビティ板200、薄膜型能動ポンプ300及びノズル板400を含む。燃料タンク100の上部にはキャビティ板200が形成され、燃料タンク100とキャビティ板200との間には薄膜型能動ポンプ300が接合され形成されている。キャビティ板200の上部にノズル板400が形成されている。
燃料タンク100は燃料タンク本体120(図3A〜図3C参照)とその内部に位置する多孔性媒質110を含む。多孔性媒質110は、燃料タンク100内に貯蔵されている液体燃料を吸収して上部に供給する。多孔性媒質110の両端はキャビティ板200と結合しているが、この多孔性媒質110に吸収され上部に供給された液体燃料は、多孔性媒質110が結合しているキャビティ板200に供給され貯蔵される。
キャビティ板200は、その下部に接合されている薄膜型能動ポンプ300の運動に影響され上下運動を行なう。キャビティ板200は、上下運動を行うによって、貯蔵している液体燃料を上部に供給する。
キャビティ板200の上部には、ノズル板400が位置している。キャビティ板200から上部に移動された液体燃料は、ノズル板400を介して、ノズル板400の上部に噴射される。
図3A、図3B及び図3Cは図2Aの燃料タンク100の相異なる実施例を示す断面図である。
図3A、図3B及び図3Cを参照すると、次のことが分かる。燃料タンク100は、燃料タンク本体120と多孔性媒質110とを含む。多孔性媒質110は、図3Aに示すように、燃料タンク本体120の内壁に沿って形成することが可能である。あるいは、図3Bに示すように、燃料タンク本体120の向かい合う内壁に沿って二枚の板で形成することが可能である。あるいは、図3Cに示すように、燃料タンク本体120の内部を全て充填する構造で形成されることも可能である。その他、燃料タンク本体120に貯蔵された液体燃料を吸収することが可能であれば、多様な形状で形成することが可能である。
特に、図2Bに示す燃料タンク100は、キャビティ板200と着脱自在な構造で構成することが可能である。多孔性媒質110の両端は、キャビティ板200の燃料供給口230(図4A,図4B参照)に挿入して連結される。多孔性媒質110の両端を介して燃料タンク100とキャビティ板200とが着脱可能なように形成することが可能である。
図3A〜図3Cに示す燃料タンク100内の貯蔵された液体燃料を全て使い切った場合、燃料タンク100をキャビティ板200から取り外して外部の液体燃料を燃料タンク100に再充填させた後再びキャビティ板200に取り付けて使用することが可能である。これにより、燃料の再供給が可能であり、燃料供給装置10を半永久的に使用できる。
多孔性媒質110は、発泡体、束化繊維、マット化繊維、織造繊維、不織繊維または無機質多孔性材料などで形成できるが、これらに限られない。多孔性媒質110の数多くの微細な孔で毛細管力が働くので、この毛細管力によって多孔性媒質110に燃料タンク120内に貯蔵された液体燃料が吸収される。多孔性媒質110は燃料タンク120の上部に拡張され燃料供給口230(図4A,図4B参照)を通してキャビティ板200に連結され、この多孔性媒質110を移動通路にして液体燃料が供給される。図4A及び図4Bは図2Aのキャビティ板200の相異なる実施例を示す平面図である。
図4A及び図4Bを参照すると、次のことが分かる。キャビティ板200は、キャビティ210、燃料供給口230、及びこの燃料供給口230で毛細管力により液体燃料を吸い込んでキャビティ210に移動させるマイクロチャネル220を含む。キャビティ210には、液体燃料が貯蔵される。燃料供給口230には、燃料タンク100の多孔性媒質110(図2B参照)が挿入され、多孔性媒質110(図2B参照)から液体燃料が供給される。図面の矢印(白抜きでない矢印)はマイクロチャネル220を通して燃料が移動する方向を示している。
燃料供給口230は、多孔性媒質110(図2B参照)が挿入され液体燃料が供給されうるよう上下が開放された形態に形成されている。図4AのII-II線の拡大断面図及び図4BのIV-IV線の拡大断面図により、燃料供給口230とキャビティ210とを示す。燃料タンク100(図2B参照)の内部から多孔性媒質110を介して供給された液体燃料は、燃料供給口230を通してキャビティ板200に流れ込む。
燃料供給口230はマイクロチャネル220と連結されている。図4AのIII-III線の拡大断面図及び図4BのV-V線の拡大断面図により、燃料供給口230とマイクロチャネル220とキャビティ210との連結関係を示す。マイクロチャネル220は、微細な通路として形成され、燃料供給路として働く。マイクロチャネル220は、幅が極めて微細なので、多孔性媒質110と同様に毛細管力が働き、燃料供給口230に供給された液体燃料を吸い込む。マイクロチャネル220はキャビティ210と連結されているので、マイクロチャネル220を通して吸い込まれた液体燃料はキャビティ210に貯蔵される。一方、マイクロチャネル220は、キャビティ210に貯蔵された液体燃料が再び燃料供給口230に逆流することを防止する役割も果たす。
キャビティ210の内部は、燃料供給口230の圧力に対して負圧で形成されることが好ましい。キャビティ210の内部が負圧で形成される場合、キャビティ210の内部に貯蔵された液体燃料が再び燃料供給口230に逆流することを防止することが可能である。
燃料供給装置10に接続される燃料電池600(図7参照)の高分子電解質膜601(図7参照)の配列によって、キャビティ210の形態と数が決定される。各高分子電解質膜601(図7参照)に対応する位置に高分子電解質膜601(図7参照)の配列と同様な形態でキャビティ210を形成して燃料電池600(図7参照)に液体燃料を容易に供給することが望ましい。これにより、液体燃料が燃料供給装置10及び燃料電池600の外部に漏れることを防止することが可能である。従って、燃料供給装置10に接続される燃料電池600(図7参照)の高分子電解質膜601(図7参照)の配列の形態によって、キャビティ210の多様な実施形態が可能である。また、図4Aに示したキャビティ板200は、隣接するキャビティ210の間に壁が形成されている実施例を示したものである。図4Bに示したキャビティ板200は、隣接したキャビティ210の間にマイクロチャネル220が複数形成された実施例を示している。隣接したキャビティ210の間に形成されたマイクロチャネル220は、燃料供給部230に連結されたマイクロチャネル220と同様に形成され、端部のキャビティ210に貯蔵された液体燃料を毛細管力で吸い込んで内部のキャビティ210に移動させる。
図4A及び図4Bに示すキャビティ210は、製造の容易性、携帯用装置に要求される仕様などによって必要な変形を加えて製造することが可能である。
図4A及び図4Bに示すキャビティ板200の下部には、図2Bに示す薄膜型能動ポンプ300が接合され形成されている。この薄膜型能動ポンプ300(図2B参照)は、制御回路(図示せず)に連結されている。制御回路(図示せず)は、燃料供給装置10が備えられる携帯用装置に含まれており、薄膜型能動ポンプ300(図2B参照)を制御する。携帯用装置は、使用状態によってオン(on)モード、オフ(off)モードまたは待機(standby)モードに区分されるので、使用状態(使用モード)によって燃料電池600(図7参照)に供給される液体燃料の量が調節される必要がある。
携帯用装置がオンモードの場合は液体燃料の供給が円滑になされるべきなので、キャビティ210からノズル410(図5A,図5B参照)を通して燃料電池600(図7参照)に供給される液体燃料の供給速度を早くする必要がある。一方、携帯用装置がオフモードの場合は燃料の供給が抑制されるべきであるので、キャビティ210からノズル410(図5A,図5B参照)を通して燃料電池600(図7参照)に供給される液体燃料の供給速度を抑える必要がある。携帯用装置が待機モードの場合は液体燃料の供給量をオフモードのときとオンモードのときとの間の量にすべきであるので、キャビティ210からノズル410(図5A,図5B参照)を通して燃料電池600(図7参照)に供給される液体燃料の供給速度を、オフモードの速度とオンモードの速度との間にする必要がある。
携帯用装置のモード信号は、制御回路(図示せず)から薄膜型能動ポンプ300(図2B参照)に供給される。携帯用装置のモード信号に応じて薄膜型能動ポンプ300(図2B参照)の運動量が予め決められており(例えば、オンモードの運動量>待機モードの運動量>オフモードの運動量)、携帯用装置のモード信号は、その運動量となるような制御信号である。薄膜型能動ポンプ300(図2B参照)が受け取ったモード信号がオンモードの信号である場合は、薄膜型能動ポンプ300(図2B参照)がオンモードの運動に設定されている横方向または縦方向に振動する運動を行なう。一方、薄膜型能動ポンプ300(図2B参照)が受け取ったモード信号が待機モードの信号である場合は、待機モードの運動に設定されている横方向または縦方向に振動する運動を行なう。
薄膜型能動ポンプ300(図2B参照)が横方向または縦方向の運動を行なうことによって、薄膜型能動ポンプ300(図2B参照)が接合されているキャビティ板200は縦方向運動、すなわち上下方向に振動する運動を行なう。キャビティ板200の縦方向運動によりキャビティ210に貯蔵された液体燃料がノズル410(図5A,図5B参照)を介してノズル板400(図7参照)の上部に存する燃料電池600(図7参照)に噴射される。
図4A,図4Bに示すキャビティ板200の縦方向運動時キャビティ210から噴射される液体燃料の分量を予め設定することによって、携帯用装置の使用モードに対して適正な分量の液体燃料を燃料電池600(図7参照)へ供給することが可能である。すなわち、携帯用装置のモード信号を受け取った薄膜型能動ポンプ300(図7参照)がそのモード信号に設定された横方向運動または縦方向運動を行ない、薄膜型能動ポンプ300(図7参照)の横方向運動または縦方向運動によってキャビティ板200の縦方向運動が行なわれ、キャビティ板200の縦方向運動によってキャビティ210に貯蔵されていた液体燃料が噴射されるため、携帯用装置のモード信号に応じて液体燃料の噴射量を調節することが可能になる。
図4A,図4Bに示すキャビティ210から一定分量の液体燃料が噴射されると、キャビティ210内部の圧力が低くなるので、多孔性媒質110(図2B参照)を介して燃料供給口230に供給された液体燃料は、燃料供給口230に連結されたマイクロチャネル220を介してキャビティ210へ移動する。このようにして、液体燃料が再びキャビティ210に供給される。
一方、携帯用装置がオフモードの場合は薄膜型能動ポンプ300(図2B参照)が運動しないので、キャビティ板200も運動しない。しかし、多孔性媒質110(図2B参照)とマイクロチャネル220とを介して吸い込まれた液体燃料は引き続きキャビティに移動するので、キャビティ210は常にほとんど一定量の液体燃料が貯蔵されていることになる。このキャビティ210の内部に貯蔵された液体燃料は、ノズル410(図5A,図5B参照)を介して低速で引き続き噴射され燃料電池600(図7参照)に供給されるため、携帯用装置がオフモードの場合でも液体燃料の供給は中断されない。液体燃料の供給が中断される場合は燃料電池600(図7参照)の高分子電解質膜601(図7参照)が乾燥するので、燃料電池600(図7参照)の内部に問題が発生する恐れがある。従って、燃料供給装置10は常時燃料電池600(図7参照)に液体燃料を供給する必要がある。
図5A及び図5Bは図2Aのノズル板400の相異なる実施例を示す平面図である。
図5A及び図5Bに示されたノズル板400は、集電部430と、集電部430上に形成された複数のノズル410と、複数のチャネル420とを含む。
図5A及び図5Bを参照すると、次のことが分かる。集電部430は、ノズル板400の上部に位置する燃料電池600(図7参照)の位置とノズル板400の下部に置かれるキャビティ板200(図7参照)のキャビティ210(図4A,図4B参照)の位置に対応する位置に形成される。集電部430は、ノズル板400の上部の燃料電池600(図7参照)で化学反応によって発生する電流を集める。従って、集電部430は伝導性のある金属をコーティングして形成される。
ノズル板400の所定位置に集電部430を先に形成してから、ノズル板の下部に存するキャビティの位置に対応する所定の位置にノズル410を形成する。ノズル410の形成にはエッチングなどの公知の方法が用いられる。キャビティ板200の燃料供給口230(図4A,図4B参照)の長手方向に沿って複数のノズル410を形成し、各ノズル410の列を略平行に形成する。
ノズル410は、その下部に存するキャビティ210(図4A,図4B参照)から移動された液体燃料を上部の燃料電池600(図7参照)に供給するための通路として働く。ノズル410の構造によって液体燃料は一定した速度及び分量で均一に燃料電池600(図7参照)に供給される。ノズル410は、上下部の内径が同一な形態としてもよいが、上部に行くほど内径が狭くなる形態にすることにより燃料電池600(図7参照)からノズル板400へ液体燃料が逆流することを防止することが可能である。従って、一応噴射された液体燃料は再びノズル410を介してキャビティに移動せず、全て燃料電池に移動される。
図5A,図5Bに示すノズル410の列と略平行にノズル板400上にチャネル420を形成する。チャネル420は、上下及びその一端が開放された溝で形成される。チャネル420は、ノズル板400の上部に存する燃料電池600(図7参照)で行われる化学反応の反応副産物である二酸化炭素と水蒸気が移動してくる箇所である。燃料電池600(図7参照)で化学反応が行われた後その反応副産物の二酸化炭素と水蒸気とがチャネル420を介して除去されるので、燃料電池600(図7参照)における反応を円滑にすることが可能であり、燃料電池600(図7参照)の効率を改善することが可能である。二酸化炭素と蒸気とがノズル板400に移動することもあるが、ノズル410の構造的特徴(上部の内径が小さく下部の内径が大きい)のため、反応副産物の二酸化炭素と水蒸気とは、ノズル410には吸い込まれずチャネル420に移動するようになる。
チャネル420は、流入された二酸化炭素と水蒸気とがノズル板400の側面(図5A,図5Bのチャネル420の長手方向と垂直な方向であり図面上の上下方向である面)を通して排出されるようその一端はノズル板400の側面に開放されており、その他端は集電部430の連結のために閉鎖されている。チャネル420は少なくとも2以上形成され、隣接するチャネル420は互いに反対側に(図5A,図5Bにおける上下方向に交互に)開放された端を有するよう形成される。
図5AのVI-VI線の拡大断面図及び図5BのVIII-VIII線の拡大断面図は、ノズル板400の側断面を通してチャネル420を示したものである(ノズル410も波線で示されている)。図5AのVII-VII線の拡大断面図及び図5BのIX-IX線の拡大断面図は、ノズル板400の一部断面を通してノズル410とチャネル420とを示したものである。可視化される部分は実線で、可視化されない部分は点線で示してある。VI-VI線の拡大断面図及びVIII-VIII線の拡大断面図のように、隣接するチャネル420は、VI-VI線の拡大断面図やVIII-VIII線の拡大断面図に示すように、拡大断面図における手前方向に開放されたものとそうでないものとが反復的に形成されている。
一つの集電部430(一体となっている部分)上には、少なくとも1列以上形成されたノズル410が少なくとも三つ以上形成される。ここで、ノズル410の各列は、ノズル410が所定間隔で連なったものである。ノズル410の列と隣接するノズル410の列との間にはチャネル420が形成され、隣り合うチャネル420は逆方向(図5A,図5Bにおける上下方向に)に開放された一端を形成している。従って、集電部430の平面上の形状は、ノズル410の列とチャネル420とが一定したパタンを形成することにより、"己"または連続した"己"形状をなす。これは、集電部430は、上部の燃料電池600(図7参照)で発生する電流を集める箇所であるが、燃料電池600(図7参照)の電流発生が直流式なので集電部430も直流式で形成されるべき(電気的につながっているべき)だからである。
図5Aを参照すると、次のことが分かる。複数のノズル410は一列をなして形成され、ノズル410の列と隣り合ってチャネル420が形成されている。図5Bを参照すると、次のことが分かる。複数のノズル410が三列をなして形成され、ノズル410の列と隣り合ってチャネル420が形成されている。このような集電部430のパターンは、製作の容易性や供給する液体燃料の粘度などによって変更が可能であり、示されている以外にも多様な変形実施が可能である。
ノズル板400のノズル410は、下部(図7に示すキャビティ板200)に存する液体燃料を上部の燃料電池600(図7参照)に供給する役割を果たし、ノズル板400のチャネル420は上部から流入された二酸化炭素と水蒸気とを除去する役割を果たす。
ノズル板400のベースとして使用できる材質は制限されない。一方、ノズル板400にコーティングされる材質は、導電性を有するもの(金属など)であることが必要である。ノズル板400において金属でコーティングされているが集電部430を形成しない部分(図5A,図5B上の左右端)は、壁として形成され(ノズル410が形成されず)、その下部に存するキャビティ板200のマイクロチャネル220(図4A参照)と対応する位置に形成されるので、マイクロチャネル220(図4A参照)について蓋として働く。従って、上部が開放されたマイクロチャネル220を通して液体燃料が燃料供給装置10及び燃料電池600(図7参照)の外部に漏ることをノズル板400が防止することができる。なお、キャビティ板200が図4Bのような形状をしている場合も、図5A,図5Bに示すノズル板400において金属でコーティングされているが集電部430を形成しない部分は、マイクロチャネル220(図4B参照)に対応する部分に形成される。
図5A,図5Bに示すノズル板400のマイクロチャネル220(図4A,図4B参照)に対する蓋の役割にも関わらず、マイクロチャネル220(図4A,図4B参照)の開放された上部に液体燃料が流れてキャビティ板200とノズル板400とが接する部位に漏れる恐れがある。これを防止するため、燃料供給装置10は、キャビティ板200とノズル板400との間に補助板500(図6A,図6B参照)をさらに含むことが好ましい。
図6A及び図6Bを参照すると、次のことが分かる。補助板500は、対応するキャビティ210(図4A,図4B参照)部分だけが開放部510よりなっており、残りは全て塞がった壁構造で形成されている。補助板500は、開放部510を通してキャビティ210(図4A,図4B参照)に貯蔵された液体燃料が上部に移動すること以外は液体燃料が上部に移動することを防止するので、マイクロチャネル220(図4A,図4B参照)を通した液体燃料の漏れを防止することが可能である。
図7は本発明の直接メタノール燃料電池用燃料供給装置10が燃料電池600と共に使用されることを示す参考図である。
図7を参照すると、次のことが分かる。ノズル板400の上部に燃料電池600が取付けられて形成される。燃料電池600は、アノード602,カソード603及び高分子電解質膜601を含む。多孔性媒質110は、燃料タンク100に貯蔵された液体燃料を吸収し、キャビティ板200の燃料供給口230(図4A,図4B参照)に挿入して連結されている。この燃料供給口230(図4A,図4B参照)に液体燃料が多孔性媒質110を通して供給され、燃料供給口230(図4A,図4B参照)と連結されたマイクロチャネル220(図4A,図4B参照)を介してキャビティ板200のキャビティ210(図4A,図4B参照)に液体燃料が供給される。
図4A,図4Bに示すキャビティ板200は、下部に接合され携帯用装置のモード信号を受けて振動する薄膜型能動ポンプ300の横方向運動または縦方向運動によって、縦方向運動を行なう。キャビティ板200の縦方向運動により、キャビティ210に貯蔵された液体燃料がキャビティ210からノズル板400のノズル410(図5A,図5B参照)を介して上部に噴射される。
図4A,図4Bに示すキャビティ210からノズル板400のノズル410(図5A,図5B参照)を介して噴射された液体燃料は燃料電池600(図7参照)に供給される。液体燃料を供給された燃料電池600(図7参照)では、前述した総化学反応が起るようになる。
総化学反応によって発生した電流(E = 1.18Vに対応する電流)は、図5A,図5Bに示すノズル板400の集電部430に集まって携帯用装置に供給される。また、燃料電池600(図7参照)における総化学反応の反応副産物である二酸化炭素と水蒸気はノズル板400のチャネル420を通して外部に排出される。
これにより液体燃料が必要に応じて能動的に供給されることが可能になり、また燃料電池から発生する反応副産物を早速除去して燃料電池の効率をアップさせられる。
<本発明の特徴>
ここでは、図7に示す燃料タンク100に、液体燃料が貯蔵される。燃料タンク100とキャビティ板200とが多孔性媒質110でつなげられれば、多孔性媒質110における毛細管現象を利用して、燃料タンク100からキャビティ板200へ液体燃料が供給され得る。キャビティ板200に、燃料タンク100から供給された液体燃料が貯蔵される。薄膜型能動ポンプ300が、キャビティ板200の下部に接合され、キャビティ板200に接合面を介して運動を起す。ノズル板400が、キャビティ板200の上部に位置しており、液体燃料を噴射する。ノズル板400にノズル410(図5A,図5B参照)を形成しているので、薄膜型能動ポンプ300がキャビティ板200に運動を起すことにより、液体燃料がキャビティ板200からノズル板400のノズル410(図5A,図5B参照)に供給され、液体燃料がノズル板400のノズル410(図5A,図5B参照)から燃料電池600へ噴射されるようにすることが可能である。さらに、薄膜型能動ポンプ300の運動量を一定量に制御することが可能であり、接合面を介して薄膜型能動ポンプ300からキャビティ板200へ伝達する運動量も制御することが可能であるので、キャビティ板200の運動量も一定量に制御することが可能である。あるいは、薄膜型能動ポンプの運動量300を携帯用装置の使用モードに応じて制御することが可能であり、接合面を介して薄膜型能動ポンプ300からキャビティ板200へ伝達する運動量も制御することが可能であるので、キャビティ板200の運動量も携帯用装置の使用モードに応じて制御することが可能である。
したがって、キャビティ板200の運動量も一定量に制御することが可能であるので、高濃度のメタノール水溶液が燃料電池600へ過多に供給されることを低減することが可能であるため、燃料電池600の効率の低下を抑えることが可能である。また、キャビティ板200の運動量も携帯用装置の使用モードに応じて制御することが可能であるので、電気エネルギーが無駄に発生することを低減することが可能であるため、必要以上に電気エネルギーが発生することを低減することが可能である。
本発明に係る直接メタノール燃料電池用燃料供給装置は、燃料電池の効率の低下を抑えることができるとともに、必要以上に電気エネルギーが発生することを低減することができるという効果を有し、直接メタノール燃料電池用燃料供給装置等として有用である。
直接メタノール燃料電池の概略図である。 Bは図2AのII-II'線の断面図である。 Aは図2Aの燃料タンクの一実施例を示す断面図である。Bは図2Aの燃料タンクの他の実施例を示す断面図である。Cは図2Aの燃料タンクのさらなる実施例を示す断面図である。 Aは図2Aのキャビティ板の一実施例を示す平面図である。Bは図2Aのキャビティ板の他の実施例を示す平面図である。 Aは図2Aのノズル板の一実施例を示す平面図である。Bは図2Aのノズル板の他の実施例を示す平面図である。 Aはキャビティの補助板の一実施例を示す平面図である。Bはキャビティの補助板の他の実施例を示す平面図である。 図2Bに示した直接メタノール燃料電池用燃料供給装置の上部に燃料電池が取り付けられることを示す参考図である。
符号の説明
100 燃料タンク
110 多孔性媒質
120 燃料タンク本体
200 キャビティ板
210 キャビティ
220 マイクロチャネル
230 燃料供給口
300 薄膜型能動ポンプ
400 ノズル板
410 ノズル
420 チャネル
430 集電部
500 補助板
600 燃料電池
選択図
図2A

Claims (17)

  1. 液体燃料が貯蔵される燃料タンク本体と、前記燃料タンク本体から液体燃料を吸収して上部に移動させる多孔性媒質と、を含む燃料タンク
    前記多孔性媒質に結合された燃料供給口と、前記燃料供給口に連結され、前記燃料タンク本体から前記多孔性媒質を通して前記燃料供給口に供給された液体燃料が流入する複数のマイクロチャネルと、前記マイクロチャネルに連結され、前記マイクロチャネルを通して流入する液体燃料を貯蔵する少なくとも1つのキャビティと、を含む、上下運動の可能なキャビティ板
    前記キャビティ板の下部に接合され、前記キャビティ板を上下運動させる薄膜型能動ポンプ、及び、
    前記キャビティ板の上部に位置しており、液体燃料を前記キャビティから燃料電池へ噴射するノズル板
    を含む、直接メタノール燃料電池用燃料供給装置。
  2. 前記燃料タンク前記キャビティ板に対して着脱自在である、請求項1に記載の直接メタノール燃料電池用燃料供給装置。
  3. 前記キャビティ板を単独で取り出したとき、前記キャビティと前記マイクロチャネルとのそれぞれの下面が密閉され、それぞれの上面が開放されている、請求項1に記載の直接メタノール燃料電池用燃料供給装置。
  4. 前記燃料供給口に前記多孔性媒質が挿入されて結合されている請求項1に記載の直接メタノール燃料電池用燃料供給装置。
  5. 前記キャビティが2以上、前記マイクロチャネルを介して前記燃料供給口に隣接するように形成され、
    前記複数のマイクロチャネルは、前記キャビティ間において液体燃料が移動するための通路として働く、
    請求項1に記載の直接メタノール燃料電池用燃料供給装置。
  6. 前記キャビティの内部の圧力が、前記燃料供給口における圧力より低い請求項1に記載の直接メタノール燃料電池用燃料供給装置。
  7. 前記薄膜型能動ポンプは、前記キャビティに対応する位置で前記キャビティ板に接合されている請求項1に記載の直接メタノール燃料電池用燃料供給装置。
  8. 前記薄膜型能動ポンプは、横方向または縦方向に運動する、請求項1に記載の直接メタノール燃料電池用燃料供給装置。
  9. 前記キャビティ板は、前記薄膜型能動ポンプの横方向運動、あるいは、縦方向運動に応じて上下運動を行う請求項8に記載の直接メタノール燃料電池用燃料供給装置。
  10. 前記ノズル板
    所定領域にコーティングされた少なくとも1つの集電部
    前記集電部に形成され、液体燃料を上部に噴射する複数のノズル、及び、
    前記集電部に隣接して形成され、燃料電池から供給された気体を排出する複数のチャネル
    有する、請求項1に記載の直接メタノール燃料電池用燃料供給装置。
  11. 前記複数のノズルが前記キャビティに対応する位置に形成されている請求項10に記載の直接メタノール燃料電池用燃料供給装置。
  12. 前記チャネルの長手方向と交差する前記ノズル板の第1側面では前記チャネルの一端が開放され前記長手方向と交差する前記ノズル板の第2側面では前記チャネルの他端が閉鎖されている、請求項10に記載の直接メタノール燃料電池用燃料供給装置。
  13. 前記ノズル板では前記複数のチャネルが互いに平行に並んでおり、
    互いに隣接する二つの前記チャネルでは互いに逆側の端が開放されている、
    請求項12に記載の直接メタノール燃料電池用燃料供給装置。
  14. 前記ノズル板では、前記複数のノズル少なくとも1つの列を成し、前記複数のチャネル前記ノズルの列と平行に延びている請求項10に記載の直接メタノール燃料電池用燃料供給装置。
  15. 前記ノズル板では、前記複数のノズルが3以上の列を成し、前記チャネルが前記ノズルの列の間に隣接して形成されている、請求項14に記載の直接メタノール燃料電池用燃料供給装置。
  16. 前記集電部は、前記所定領域に金属がコーティングされることにより形成される、請求項10に記載の直接メタノール燃料電池用燃料供給装置。
  17. 前記キャビティ板の上部と前記ノズル板の下部との間に挟まれ、前記キャビティに対応する部分が開放された補助板
    をさらに含む、請求項1に記載の直接メタノール燃料電池用燃料供給装置。
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