JP2010037931A - クリーンルームの排気システム及びその施工方法 - Google Patents

クリーンルームの排気システム及びその施工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010037931A
JP2010037931A JP2008278465A JP2008278465A JP2010037931A JP 2010037931 A JP2010037931 A JP 2010037931A JP 2008278465 A JP2008278465 A JP 2008278465A JP 2008278465 A JP2008278465 A JP 2008278465A JP 2010037931 A JP2010037931 A JP 2010037931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clean room
lid
exhaust system
support frame
rib
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008278465A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4500871B2 (ja
Inventor
Chae-Ho Kim
在浩 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hae Kwang Co Ltd
Original Assignee
Hae Kwang Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hae Kwang Co Ltd filed Critical Hae Kwang Co Ltd
Publication of JP2010037931A publication Critical patent/JP2010037931A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4500871B2 publication Critical patent/JP4500871B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/02Ducting arrangements
    • F24F13/0227Ducting arrangements using parts of the building, e.g. air ducts inside the floor, walls or ceiling of a building
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/02Ducting arrangements
    • F24F13/0245Manufacturing or assembly of air ducts; Methods therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/02Ducting arrangements
    • F24F13/0254Ducting arrangements characterised by their mounting means, e.g. supports

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Ventilation (AREA)
  • Floor Finish (AREA)
  • Building Environments (AREA)
  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)

Abstract

【課題】コンクリート床に別途の加工なくコンクリート打設によって吸気孔を形成し、その吸気孔には円筒状のケーシング及び吸気に必要とした大きさの開口を有し、アルミニウムからなった円板状の蓋を設けることによって、垂直層流型クリーンルーム構造より振動と地震荷重に耐える能力を向上させ、コストが低廉なクリーンルームの排気システム及びその施工方法を提供する。
【解決手段】クリーンルームの排気システムにおいて、地面に一定の間隔をおいて設けられた排気パイプに下段が連結され、上段には吸気口が形成される円筒状のケーシング4と、前記ケーシング4の上段内周縁に設けられるリング状の支持フレーム3と、前記支持フレーム3の底面に配置される円弧状のリテーナ2と、前記リテーナ2を介して前記支持フレーム3上に配設され、複数の吸気孔を備え、その吸気孔の周囲には支持力を高めるための複数のリブが形成された円板状の蓋1と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、クリーンルームの排気システム及びその施工方法に関するもので、より詳細には、二重床構造を使用せず、コンクリート床に別途の加工なくコンクリート打設によって吸気孔を形成し、その吸気孔には円筒状のケーシング及び吸気に必要とした大きさの開口を有し、アルミニウムからなった円板状の蓋を設けることによって、垂直層流型クリーンルーム構造より振動と地震荷重に耐える能力を向上させ、コストを低廉とすることが可能なクリーンルームの排気システム及びその施工方法に関する。
周知のように、通常半導体のような高集積回路の製造室、遺伝工学研究室、微粒子製造室などの場所には、製造工程に適合した環境を造成するために垂直層流型クリーンルームが設けられる。垂直層流型クリーンルームは、クリーンルームのコンクリート床面から一定高さの上部にアクセスフロアーを設けると共に、関連コンポーネントを利用してアクセスフロアーにアクセスする構造になっている。二重床構造からなるアクセスフロアーの下段に室内の汚染空気を排気するので、該当クリーンルームの清浄状態を維持できる。
しかし、前述したアクセスフロアーを利用する二重床構造は高価なアクセスフロアーと関連コンポーネントからなるため装備自体が高価であり、アクセスフロアーを床面から離隔させた状態で堅実に固定する精密な施工過程を必要とするため、施工コストが上昇するといった問題点がある。
また、施工が完了したアクセスフロアーの二重床システムは、防塵構造に施工したとしても、実際に耐震強度以上の地震が発生すると、支持力が弱くなってアクセスフロアーが崩壊する恐れがある。また、アクセスフロアーが崩壊する状況が発生すると、そのアクセスフロアーの上面に配置した高価な半導体関連装備が破損するため、損失額が急激に増加するといった問題点がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、二重床構造を使用せず、コンクリート床に別途の加工なくコンクリート打設によって吸気孔を形成し、その吸気孔には円筒状のケーシング及び吸気に必要とした大きさの開口を有し、アルミニウムからなった円板状の蓋を設けることによって、垂直層流型クリーンルーム構造より振動と地震荷重に耐える能力が向上し、コストが低廉な新規かつ改良されたクリーンルームの排気システム及びその施工方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は広い面積の吸気孔を蓋に形成すると共に、高い支持力を与えるように格子状のリブを形成し、蓋とケーシング上に配置した支持フレームとの間にリテーナを設けることによって、揺れと騷音を防止できるクリーンルームの排気システム及びその施工方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、クリーンルームの排気システムにおいて、地面に一定の間隔をおいて設けられた排気パイプに下段が連結され、上段には吸気口が形成される円筒状のケーシング4と、前記ケーシング4の上段内周縁に設けられるリング状の支持フレーム3と、前記支持フレーム3の底面に配置される円弧状のリテーナ2と、前記リテーナ2を介して前記支持フレーム3上に配設され、複数の吸気孔を備え、その吸気孔の周囲には支持力を高めるための複数のリブが形成された円板状の蓋1と、を含むクリーンルームの排気システムが提供される。
また、前記支持フレーム3は、前記リテーナ2と前記蓋1が在置するように段差状の断面を有してもよい。
また、前記支持フレーム3は、シリコンからなるシーリング材6によりコンクリート床構造体7の上段内周縁に付着してもよい。
また、前記リテーナ2は、その上面に蓋1の裏面に形成された最外郭リブ1−eが挿設される凹溝2−cが形成され、合成樹脂材質からなることもできる。
また、前記蓋1は、横に9個及び縦に9個の主補強リブ1−bが区画されるように形成され、該複数の主補強リブ1−bのうち、蓋1の略中央部で交差する2つの主補強リブ1−bは他の主補強リブ1−bより厚く形成される+状リブ1−dであり、該+状リブ1−dを中心として荷重を周辺の主補強リブ1−bに分散させ、分散した荷重と全体の主補強リブ1−bの応力を、主補強リブ1−bの外周に形成される円状の内側リブ1−fで吸収して変形を防止することもできる。
また、前記蓋1は、前記+状リブ1−dによって区画される4つの領域において、前記各主補強リブ1−bによって区画される開口領域をさらに2つの長孔形状の開口領域に区画する5個の補助リブ1−cが横または縦方向に形成されることもできる。
また、前記蓋1は、前記リテーナに形成される凹溝2−cに挿設される最外郊リブ1−eを備え、該最外郭リブ1−eの強度を補強するために外周縁に形成された外周縁補強リブ1−gを備えることもできる。
また、前記蓋1は、全面的にわたって同一な時間と圧力で充填が行われるように、前記最外郊リブ1−eの内側に隣接して形成された内側リブ1−fを備え、前記最外郊リブ1−eと前記内側リブ1−fとの間には流速を調節する瓶首部1−aが左右対称に形成されることもできる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、クリーンルームに排気システムを施工する方法において、排気パイプを地面に設ける過程と、上段に吸気口が形成された円筒状のケーシング4を、一定間隔をおいて前記排気パイプ上に配置した後、その下段を前記排気パイプに連結する過程と、前記ケーシング4の上段に達するようにコンクリートを打設してケーシング4が埋め込まれたコンクリート床構造体7を形成する過程と、前記コンクリート床構造体7の上段内周縁にシーリング材を塗布してリング状の支持フレーム3を付着する過程と、前記支持フレーム3の底面に円弧状のリテーナ2を配置する過程と、前記蓋1の裏面に形成された最外郭リブ1−eを前記リテーナ2の上面に形成された凹溝2−cに挿設して蓋1を支持フレーム3上に配設する過程と、前記コンクリート床構造体7の上面にタイルまたはエポキシ塗料を塗布して表層5を形成する過程と、を含むクリーンルームの排気システムの施工方法が提供される。
以上説明したように本発明によれば、吸気孔が形成された蓋に最適に分割された補強リブが配列されることにより集中荷重に対する支持力を高めることができ、構造的に非常に安定させることができる。また、蓋には最大55%の開口面積が形成されるため、クリーンルーム内部の気流を効果的に吸入することができ、排気性能を向上させることができる。また、蓋とケーシング上に配置した支持フレームとの間で揺れ及び衝撃により発生する騷音や振動をリテーナで吸収するため、従来のアクセスフロアーを備えたクリーンルームの床構造に比べて、歩行時発生する振動や騷音を抑えることができ、施工コストやシステムのメンテナンスコストを低廉とすることが可能である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は本発明の一実施形態に係るクリーンルームの排気システムを示す分解斜視図である。また、図2は本発明の一実施形態に係るクリーンルームの排気システムの装着状態を示す断面図である。また、図3は本発明の一実施形態に係るクリーンルームの排気システムに含まれた蓋の表面及び裏面の構造を示す斜視図である。また、図4は本発明の一実施形態に係るクリーンルームの排気システムに含まれた蓋の構造を示す平面図である。また、図5は本発明の一実施形態に係るクリーンルームの排気システムに含まれるリテーナの構造の一部を示す斜視図である。
図1〜5を参照すれば、本発明の一実施形態に係るクリーンルームの排気システムは、二重床構造を使用していない。また、コンクリート床に別途の加工なくコンクリート打設によって吸気孔が形成され、該吸気孔は、円筒状のケーシングおよび吸気に必要とした大きさの開口を有し、アルミニウムからなる円板状の蓋が設けられる。これにより、垂直層流型クリーンルーム構造より振動と地震荷重に耐える能力を向上させることができ、コストを低廉とすることができる。
また、本実施形態に係るクリーンルームの排気システムでは、広い面積の吸気孔が蓋に形成されると共に、蓋には高い支持力が与えられるように格子状のリブが形成され、蓋とケーシング上に配置した支持フレームとの間にリテーナが設けられる。これにより、本実施形態に係るクリーンルームの排気システムは、揺れと騷音を防止することができる。
すなわち、本実施形態に係るクリーンルームの排気システムは、クリーンルームの地面に設けられる排気パイプ(図示省略)に立設されるケーシング4と、該ケーシング4上に設けられる支持フレーム3と、円板状のアルミニウムパネルからなる蓋1と、を含んで構成される。蓋1の裏面には、例えば、横に9個と縦に9個のリブが備えられることにより正四角形の格子構造が形成される。また、格子の中央には補助リブが配列され、円板状パネルの全体面積に対して最大55%の開口面積を提供すると共に、高い支持力を与える。また、蓋1の下部には、支持フレーム3との間にプラスチック材質のリテーナ2が配置されているため、蓋1と支持フレーム3との間に発生する揺れ及び騷音を防止することができる。
より詳細には、本実施形態に係るクリーンルームの排気システムは、以下のような方法で、例えば、半導体のような高集積回路の製造室、遺伝工学研究室、微粒子製造室などのクリーンルームに設置される。まず、半導体のような高集積回路の製造室、遺伝工学研究室、微粒子製造室などのクリーンルームを施工する際に、排気パイプが地面に設けられる。その後、排気パイプ上に、上段に吸気口が形成されたケーシング4が一定間隔をおいて配置された後、通常の締結方式によりケーシング4の下段が排気パイプに連結される。
その後、ケーシング4の上段に達するまでコンクリートを打設する。この結果、別途の施工なくケーシング4を建築物の床面に設けることができ、コンクリート床構造体7が完成する。
この状態で、ケーシング4の上段内周縁にリング状の支持フレーム3を結合する。図2に示すように、支持フレーム3は、ケーシング4の上段に円板状の蓋1を載置した場合に、蓋1の上面とコンクリート床構造体7の高さが同一に維持できるように、断面形状が段差状になっている。
すなわち、支持フレーム3は、ケーシング4の上段外側に一定の長さ分延びた状態になっているので、支持フレーム3はその外周縁がコンクリート床構造体7の内部に一定長さ分延設される。
この時、支持フレーム3とコンクリート床構造体7との間にはシリコンなどのシーリング材6が塗布される。シーリング材6は、支持フレーム3をコンクリート床構造体7に固着する。
また、図2に示すように、支持フレーム3には円弧状のリテーナ2が載置される。図5に示すように、リテーナ2の上面には凹溝2−cが形成されており、該凹溝2−cに、蓋1の最外郭リブ1−eが嵌合される。リテーナ2は、合成樹脂材質から製造されるため、振動により蓋1が直接支持フレーム3に当接することを防いで衝撃を吸収し、揺れにより騷音が発生することを防止することができる。
次に、複数の吸気孔が形成され、支持力を高めるための複数のリブが吸気孔の周囲に形成された円板状の蓋1がリテーナ2の上面に結合される。
一方、汚染空気やホコリなどを効果的に蓋1の方へ送るために、図2に示すように、コンクリート床構造体7の上面にはタイルまたはエポキシ塗料が塗布されることにより、表層5が形成される。
したがって、本実施形態に係るクリーンルームの排気システムは、従来技術のアクセスフロアーを利用してクリーンルームの床面を造成する技術に比べて施工が速く、所要コストが低廉である。また、コンクリート構造体自体を利用するだけで、別の構造体または装置を床面上に設置しないため、振動や荷重のような外力に対して非常に安定した性能を有する。
一方、蓋1の表面には長孔状の複数の吸気孔が形成されている。本実施形態においては、蓋1の裏面は、図4に示す例のように、横に9個および縦に9個の主補強リブ1−bが区画されるように形成される。
また、図4に示すように、蓋1の略中央部で交差する2つの主補強リブ1−bは、他の主補強リブ1−bより厚く形成されて、蓋1を4つの領域に区画する+状リブ1―dとしても機能する。また、各主補強リブ1−bは、図4に示すように、上述した最外郭リブ1−eの内側に形成される円状の内側リブ1−fに連結される。この結果、蓋1に加えられる加重は、+状リブ1−dを中心として周辺の主補強リブ1−bに分散させるため、分散した荷重と全体の主補強リブ1−bの応力を円状の内側リブ1−fで吸収して変形を防止する。
また、+状リブ1−dによって区画される4つの領域においては、各主補強リブ1−bによって区画される開口領域をさらに2つの長孔形状の開口領域に区画する5個の補助リブ1−cが横または縦方向に形成される。これにより、蓋1の面積に対して開口部の大きさによって最小17%から最大55%の開口面積を確保することができる。
さらに、上述したように、蓋1には、支持フレーム3の上面に配置されるリテーナ2の凹溝2−cに嵌合されて蓋1の荷重による衝撃などを吸収する最外郊リブ1−eが形成されている。また、蓋1は、最外郊リブ1−eの荷重を補助するために最外郭リブ1−eおよび内側リブ1−fを連結するように形成される外周縁補強リブ1−gをさらに含む。この時、アルミニウムダイカストで製造する蓋1の成形性を考慮して、上下側の外周縁補強リブ1−gの数は、左右側の外周縁補強リブ1−gの数より多くなるように構成することが好ましい。
また、上述したように、蓋1には、アルミニウムダイカストの成形性を考慮して、溶融アルミニウムの流れ速度を調節して蓋1の成形が全面的にわたって同じ時間と圧力で充填が行われるようにするために、最外郊リブ1−eに隣接して内側リブ1−fが形成されている。また、最外郊リブ1−eと内側リブ1−fとの間には、流速を調節する瓶首部1−aが左右対称に形成される。したがって、円板状のアルミニウムパネルの成形性が向上するため、蓋1は全体的に均一な強度を有するようになる。
また、蓋1は、図3に示すように、段差状の断面を有する支持フレーム3の外形大きさに合わせて適当な揺れを与えるために、最外郭リブ1−eの外側に旋盤を利用して加工が可能な区間1−hが形成されている。これにより、蓋1の寸法の精度を高めることができる。
図5のリテーナ2は、蓋1と支持フレーム3との間で揺れや衝撃により発生する振動及び騷音などを防止する機能を有する。リテーナ2の両側壁2−aと2−bにより規定されている凹溝2−cには蓋1の最外郭リブ1−eが嵌合される。また、リテーナ2の側壁2−bには所定間隔で側面凹溝2−dが形成され、該側面凹溝2−dには、蓋1のアルミニウムパネルの外周縁補強リブ1−gが嵌合される。したがって、蓋1に結合されたリテーナ2は回転したり押されたりしない。
以上のように、本発明によれば、蓋1とケーシング4上に配置した支持フレーム3との間で揺れ及び衝撃により発生する騷音や振動をリテーナ2で吸収するため、従来のアクセスフロアーを備えたクリーンルームの床構造に比べて、歩行時発生する振動や騷音が非常に小さく、施工コストやシステムのメンテナンスコストが低廉なクリーンルームを提供できる。従って、本発明の産業利用性はきわめて高いものといえる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の一実施形態に係るクリーンルームの排気システムを示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係るクリーンルームの排気システムの装着状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るクリーンルームの排気システムに含まれた蓋の表面及び裏面の構造を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るクリーンルームの排気システムに含まれた蓋の構造を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るクリーンルームの排気システムに含まれるリテーナの構造の一部を示す斜視図である。
符号の説明
1 蓋
2 リテーナ
3 支持フレーム
4 ケーシング
5 表層
6 シーリング材
7 コンクリート床構造体。

Claims (9)

  1. クリーンルームの排気システムにおいて、
    地面に一定の間隔をおいて設けられた排気パイプに下段が連結され、上段には吸気口が形成される円筒状のケーシング4と;
    前記ケーシング4の上段内周縁に設けられるリング状の支持フレーム3と;
    前記支持フレーム3の底面に配置される円弧状のリテーナ2と;
    前記リテーナ2を介して前記支持フレーム3上に配設され、複数の吸気孔を備え、その吸気孔の周囲には支持力を高めるための複数のリブが形成された円板状の蓋1と;
    を含むことを特徴とするクリーンルームの排気システム。
  2. 前記支持フレーム3は、前記リテーナ2と前記蓋1が在置するように段差状の断面を有することを特徴とする請求項1に記載のクリーンルームの排気システム。
  3. 前記支持フレーム3は、シリコンからなるシーリング材6によりコンクリート床構造体7の上段内周縁に付着することを特徴とする請求項1に記載のクリーンルームの排気システム。
  4. 前記リテーナ2は、その上面に蓋1の裏面に形成された最外郭リブ1−eが挿設される凹溝2−cが形成され、合成樹脂材質からなることを特徴とする請求項1に記載のクリーンルームの排気システム。
  5. 前記蓋1は、横に9個及び縦に9個の主補強リブ1−bが区画されるように形成され、該複数の主補強リブ1−bのうち、蓋1の略中央部で交差する2つの主補強リブ1−bは他の主補強リブ1−bより厚く形成される+状リブ1−dであり、該+状リブ1−dを中心として荷重を周辺の主補強リブ1−bに分散させ、分散した荷重と全体の主補強リブ1−bの応力を、主補強リブ1−bの外周に形成される円状の内側リブ1−fで吸収して変形を防止することを特徴とする請求項1に記載のクリーンルームの排気システム。
  6. 前記蓋1は、前記+状リブ1−dによって区画される4つの領域において、前記各主補強リブ1−bによって区画される開口領域をさらに2つの長孔形状の開口領域に区画する5個の補助リブ1−cが横または縦方向に形成されることを特徴とする請求項5に記載のクリーンルームの排気システム。
  7. 前記蓋1は、前記リテーナに形成される凹溝2−cに挿設される最外郊リブ1−eを備え、該最外郭リブ1−eの強度を補強するために外周縁に形成された外周縁補強リブ1−gを備えることを特徴とする請求項1に記載のクリーンルームの排気システム。
  8. 前記蓋1は、全面的にわたって同一な時間と圧力で充填が行われるように、前記最外郊リブ1−eの内側に隣接して形成された内側リブ1−fを備え、前記最外郊リブ1−eと前記内側リブ1−fとの間には流速を調節する瓶首部1−aが左右対称に形成されることを特徴とする請求項7に記載のクリーンルームの排気システム。
  9. クリーンルームに排気システムを施工する方法において、
    排気パイプを地面に設ける過程と;
    上段に吸気口が形成された円筒状のケーシング4を、一定間隔をおいて前記排気パイプ上に配置した後、その下段を前記排気パイプに連結する過程と;
    前記ケーシング4の上段に達するようにコンクリートを打設してケーシング4が埋め込まれたコンクリート床構造体7を形成する過程と;
    前記コンクリート床構造体7の上段内周縁にシーリング材を塗布してリング状の支持フレーム3を付着する過程と;
    前記支持フレーム3の底面に円弧状のリテーナ2を配置する過程と;
    前記蓋1の裏面に形成された最外郭リブ1−eを前記リテーナ2の上面に形成された凹溝2−cに挿設して蓋1を支持フレーム3上に配設する過程と;
    前記コンクリート床構造体7の上面にタイルまたはエポキシ塗料を塗布して表層5を形成する過程と;を含むことを特徴とするクリーンルームの排気システムの施工方法。
JP2008278465A 2008-08-05 2008-10-29 クリーンルームの排気システム及びその施工方法 Active JP4500871B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020080076599A KR101004008B1 (ko) 2008-08-05 2008-08-05 클린룸 배기 장치 및 그 시공방법

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010037931A true JP2010037931A (ja) 2010-02-18
JP4500871B2 JP4500871B2 (ja) 2010-07-14

Family

ID=41656464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008278465A Active JP4500871B2 (ja) 2008-08-05 2008-10-29 クリーンルームの排気システム及びその施工方法

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP4500871B2 (ja)
KR (1) KR101004008B1 (ja)
CN (1) CN101644476A (ja)
TW (1) TW201007098A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113548071A (zh) * 2021-06-28 2021-10-26 重庆科筑机电安装工程有限公司 一种轨道交通专用内窗式新风净化换气机安装装置
CN117329526A (zh) * 2023-11-28 2024-01-02 江苏博泰环保工程有限公司 一种固体废弃物环保处理装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105276781B (zh) * 2014-07-24 2017-12-15 惠亚科技(苏州)有限公司 一种定位用套座
CN104314189B (zh) * 2014-08-26 2017-12-29 中国直升机设计研究所 一种旋翼噪声试验全消声室
TWI759777B (zh) * 2020-06-20 2022-04-01 惠亞工程股份有限公司 潔淨室華夫桶防墜裝置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58123142U (ja) * 1982-02-16 1983-08-22 協同機材株式会社 クリ−ン.ル−ム用グレ−チング
JPS6284708A (ja) * 1985-10-11 1987-04-18 横浜ゴム株式会社 帯電防止用マツト
JP2003219535A (ja) * 2002-01-24 2003-07-31 Tadahiro Omi クリーンルームの配線収納ピット

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN2079090U (zh) * 1990-11-22 1991-06-19 青岛市崂山区节能设备厂 节能型温控净化汽车喷烤漆烘房
JP3365526B2 (ja) * 1994-03-01 2003-01-14 新日本製鐵株式会社 床吹出し空調システムにおける空調方法,及び床吹出し空調システム
US5910045A (en) * 1995-09-07 1999-06-08 Daikin Industries, Ltd. Air discharge unit for underfloor air conditioning and underfloor air conditioning system using same
CN1177828A (zh) * 1996-08-28 1998-04-01 索尼株式会社 生产半导体器件的超净车间
CN2486606Y (zh) * 2001-06-13 2002-04-17 黄清标 一种井盖套座
JP2004205080A (ja) 2002-12-24 2004-07-22 Kanden Industries Inc 床吹出口装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58123142U (ja) * 1982-02-16 1983-08-22 協同機材株式会社 クリ−ン.ル−ム用グレ−チング
JPS6284708A (ja) * 1985-10-11 1987-04-18 横浜ゴム株式会社 帯電防止用マツト
JP2003219535A (ja) * 2002-01-24 2003-07-31 Tadahiro Omi クリーンルームの配線収納ピット

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113548071A (zh) * 2021-06-28 2021-10-26 重庆科筑机电安装工程有限公司 一种轨道交通专用内窗式新风净化换气机安装装置
CN113548071B (zh) * 2021-06-28 2024-03-26 重庆科筑城市运营服务(集团)有限公司 一种轨道交通专用内窗式新风净化换气机安装装置
CN117329526A (zh) * 2023-11-28 2024-01-02 江苏博泰环保工程有限公司 一种固体废弃物环保处理装置

Also Published As

Publication number Publication date
TW201007098A (en) 2010-02-16
CN101644476A (zh) 2010-02-10
KR101004008B1 (ko) 2010-12-31
KR20100016940A (ko) 2010-02-16
JP4500871B2 (ja) 2010-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4500871B2 (ja) クリーンルームの排気システム及びその施工方法
JP2021033291A (ja) 軟質接触部を備えた封止型レチクル貯蔵器具
KR101876220B1 (ko) 압축기 고정구조체
WO2008054692B1 (en) Baffled liner cover
TW201628118A (zh) 具有單一出口流方向的緩衝器站
KR102064550B1 (ko) 층간 소음 저감용 바닥패널 지지장치
US9085891B2 (en) Stud elevator
KR100670842B1 (ko) 건축용 조립식 바닥패널
KR102312063B1 (ko) 기판을 보유하기 위한 기기 및 상기 기기를 제조하는 방법
JP5720718B2 (ja) 制振建物
JP2011137303A (ja) 免震構造物
JP2006274616A (ja) 建築物
KR100921322B1 (ko) 조립블록을 이용한 돔하우스
JP5320031B2 (ja) 制振建物
JP2003184343A (ja) 浮体式免震構造物、及び浮体式免震構造室
CN112203201A (zh) 麦克风芯片和mems麦克风
JP2005164109A (ja) アキュムレータ
ES2382602T3 (es) Canaleta con elementos de ajuste en altura
JP2009031530A (ja) 吸音構造体と吸音構造体製造方法
CN212851001U (zh) 麦克风芯片和mems麦克风
JP2005282140A (ja) Tld式建物制振システム
JP4318688B2 (ja) ボイド型枠
KR101481691B1 (ko) 층간 소음 방지장치
KR200414413Y1 (ko) 보강돌기를 가지는 지하구조물용 방습팔레트
JP6681738B2 (ja) 放射性物質格納容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100210

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20100210

TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20100309

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100323

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100419

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4500871

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160423

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250