JP6681738B2 - 放射性物質格納容器 - Google Patents

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本発明は、使用済み核燃料、及び(又は)新核燃料などを含む放射性物質を格納する放射性物質格納容器に関するものである。
従来、放射性物質格納容器として、使用済み核燃料などを格納するキャスクが知られている(例えば、特許文献1参照)。キャスクは、その両端部にキャスク用緩衝体がそれぞれ設けられている。キャスク用緩衝体は、外被によって形成される空間室内に、木材の緩衝要素が配置されている。
特開2006−090753号公報
しかしながら、特許文献1のキャスク用緩衝体は、緩衝要素として木材を配置しており、木材は、その強度が温度に依存することから、温度によって緩衝性能が変化してしまう。また、緩衝要素の強度は、使用する木材の種類によって一義的に決定されることから、設計の自由度が小さいものとなる。このため、緩衝性能の要求が高まるに従って、緩衝体の大きさが大きくなってしまう。さらに、木材を使用することで、緩衝体の品質を人為的に制御することができず、緩衝体の品質にバラツキが生じることから、品質のバラツキを考慮した裕度設計とする必要があり、これにより、緩衝体の大型化を招くこととなる。
そこで、本発明は、簡易な設計変更で、落下衝撃に対する緩衝性能を適切に調整することができる放射性物質格納容器用の緩衝体を含む放射性物質格納容器を提供することを課題とする。
本発明の放射性物質格納容器は、放射性物質を格納する放射性物質格納容器において、容器本体と、前記容器本体に設けられる緩衝体と、を備え、前記緩衝体は、三次元空間に配置される複数の頂点と、前記頂点同士を連結する連結部材とによって形成される多面体フレームを複数並べた、三次元の網状となる緩衝材を有することを特徴とする。
この構成によれば、三次元の網状に形成された緩衝材に、落下衝撃による荷重が与えられた場合、緩衝材が変形することで、落下衝撃を吸収することができる。このとき、緩衝材の緩衝性能は、連結部材の形状または材料等を設計パラメータとして調整することで、適宜変化させることができる。このように、簡易な設計変更で、落下衝撃に対する緩衝性能を適切に調整することができる。
また、前記容器本体は、軸方向に延在する円筒形状に形成され、前記緩衝体は、前記容器本体の円形の端面を覆う円形部と、前記容器本体の端部における外周を覆う外周部と、を有し、前記外周部における径方向の厚みは、前記円形部における軸方向の厚み比して薄く、前記外周部に設けられる前記緩衝材は、前記円形部に設けられる前記緩衝材に比して硬いことが、好ましい。
この構成によれば、外周部の緩衝体の厚みが薄い場合、外周部の緩衝材を硬くすることで、外周部への衝撃を好適に吸収することができる。
また、前記円形部に設けられる前記緩衝材は、網目が粗となり、前記外周部に設けられる前記緩衝材は、前記円形部に設けられる前記緩衝材に比して、網目が密となることが、好ましい。
この構成によれば、緩衝材の網目の粗密を調整することで、円形部及び外周部に設けられる緩衝材の強度を調整することができる。
また、前記緩衝体は、前記緩衝材に充填される充填材を、さらに有することが、好ましい。
この構成によれば、充填材として、例えば、中性子遮蔽体としてのレジンを充填することで、緩衝体に遮蔽機能を付加することができる。
また、前記容器本体は、軸方向に延在する円筒形状に形成され、前記緩衝体は、前記容器本体の円形の端面を覆う円形部と、前記容器本体の端部における外周を覆う外周部と、を有し、前記外周部における径方向の厚みは、前記円形部における軸方向の厚み比して薄く、前記充填材は、前記外周部に設けられる前記緩衝材に充填されることが、好ましい。
この構成によれば、外周部の緩衝体の厚みが薄い場合、外周部の緩衝材に充填材を充填することで、外周部の緩衝体を硬くすることができ、外周部への衝撃を好適に吸収することができる。
図1は、実施形態1に係る放射性物質格納容器の一部を切り欠いた斜視図である。 図2は、実施形態1に係る放射性物質格納容器の緩衝体を模式的に示す断面図である。 図3は、緩衝材を示す斜視図である。 図4は、緩衝材の性能に関するグラフである。 図5は、実施形態2に係る放射性物質格納容器の緩衝体を模式的に示す断面図である。 図6は、緩衝材の他の用途の一例を示す説明図である。 図7は、緩衝材の他の用途の一例を示す説明図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能であり、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせることも可能である。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る放射性物質格納容器の一部を切り欠いた斜視図である。図2は、実施形態1に係る放射性物質格納容器の緩衝体を模式的に示す断面図である。図3は、緩衝材を示す斜視図である。図4は、緩衝材の性能に関するグラフである。
実施形態1は、放射性物質格納容器に設けられる緩衝体を、三次元の網状に形成される緩衝材を用いて構成している。先ず、図1を参照して、放射性物質格納容器について説明する。
放射性物質格納容器は、使用済み核燃料などの放射性物質を取り扱うにあたって使用されるキャスク10であり、キャスク10は、使用済み核燃料の輸送または貯蔵等に用いられる。キャスク10は、内部に燃料集合体1を収納している。
キャスク10は、底部14を有する胴本体(容器本体)11と、下部緩衝体12と、上部緩衝体13と、キャスク蓋部15と、バスケット16とを含んで構成される。胴本体11は、軸方向に延在する円筒形状に形成され、底部14は、胴本体11の一方の端部に設けられることで、有底の容器となっている。キャスク蓋部15は、胴本体11の他方の端部に形成される開口部を塞ぐように設けられる。
バスケット16は、胴本体11と、キャスク蓋部15とで区画される内部空間に設けられる。バスケット16は、複数のセル17が設けられる。セル17は、例えば、角パイプによって形成される。バスケット16は、複数の角パイプが胴本体11の胴中心線CL方向(軸方向)に向かって胴本体11の内部空間に挿入されることで、複数のセル17が構成される。バスケット16の各セル17には、使用済みの核燃料集合体が収納される。
次に、図2を参照して、下部緩衝体12及び上部緩衝体13について説明する。なお、下部緩衝体12及び上部緩衝体13は、ほぼ同様の構成であることから、図2では、上部緩衝体13(以下、単に緩衝体13ともいう)について説明する。
上部緩衝体13は、胴本体11の円形の上端面を覆う円形部13aと、胴本体11の上端部の外周を覆う外周部13bとを有している。円形部13a及び外周部13bは、一体となっており、胴本体11の上端部を被覆している。円形部13aは、胴本体11の軸方向における厚みが厚く、一方で、外周部13bは、胴本体11の径方向における厚みが薄くなっている。つまり、外周部13bの厚みは、円形部13aの厚みに比して薄くなっている。
また、この上部緩衝体13は、ケーシング21と、ケーシング21の内部に収容される緩衝材22と、を含んで構成されている。
ケーシング21は、上部緩衝体13の外形となっており、円形部13a及び外周部13bの外側の形状に沿って形成されている。ケーシング21の内部には、緩衝材22を収容する収容空間25が形成されている。収容空間25は、複数の領域25a〜25cに区画されており、円形部13aに対応する領域25aと、外周部13bの上部(角部)側に対応する領域25bと、外周部13bの上部側に対応する領域25cとを有している。このケーシング21は、収容空間25に設置される緩衝材22に対して、面圧を付与して変形可能となっている。
緩衝材22は、ケーシング21の収容空間25に収容されており、複数の領域25a〜25cに、複数に分割して設置されている。
図3に示すように、緩衝材22は、複数の多面体フレーム31を並べた三次元の網状に形成されている。各多面体フレーム31は、三次元空間に配置される複数の頂点と、頂点同士を連結する連結部材35とによって形成されており、連結部材35によって囲まれる部分が網目36となる。連結部材35は、円柱状に形成されている。
緩衝材22は、一種類の多面体フレーム31が空間充填されるように、鉛直方向及び水平方向に規則的に複数並べて設けられている。実施形態1では、多面体フレーム31として、切頂八面体となるフレームを適用している。なお、多面体フレーム31は、切頂八面体に限らず、立方体、アルキメデスの正六角柱、菱形十二面体等を適用してもよく、空間充填可能な形状であれば、特に限定されない。
ここで、図4は、その縦軸が荷重Fとなっており、その横軸が変位δとなっている。図4に示すように、緩衝材22には、一定の荷重Fが与えられた場合に、一定に変位するという機能(緩衝性能)が求められる。このとき、多面体フレーム31は、切頂八面体のフレームとなることから、複数の連結部材35の長手方向(軸方向)が、それぞれ異なる方向となるため、衝撃に対する緩衝性能が異方性の小さいものとなる。そして、図4に示すような緩衝材22としての機能を発揮するように、緩衝材22は、多面体フレーム31を規則的に複数並べて配置されている。
上記の緩衝材22は、金属材料を用いて形成され、例えば、三次元積層造形法により形成される。なお、緩衝材22の材料は、金属材料に限定されず、例えば、セラミックス材料を用いてもよい。また、緩衝材22の形成方法は、三次元積層造形法に限定されず、鋳造または切削加工等によって形成してもよい。
このような緩衝材22は、多面体フレーム31に関する設計パラメータに基づいて設計されることで、緩衝材22の緩衝性能を調整したり、また、緩衝材22の緩衝性能を等方性または異方性を有するように調整したりすることが可能となる。設計パラメータは、連結部材35の形状に関するパラメータ及び連結部材35の材料に関するパラメータを含んでいる。具体的に、連結部材35の形状に関するパラメータとしては、円柱形状の連結部材35の太さ及び連結部材35の長手方向における長さ等がある。そして、連結部材35の形状に関するパラメータを調整することで、多面体フレーム31の網目36の大きさを調整したり、多面体フレーム31の形状を変更したりすることが可能となる。連結部材35の材料に関するパラメータとしては、材料強度等がある。なお、緩衝材22に使用される材料は、二種以上であってもよく、この場合、使用する材料の選択を設計パラメータとして採用してもよい。
このような緩衝材22は、ケーシング21の複数の領域25a〜25cに応じた緩衝性能となるように調整される。具体的に、外周部13bに対応する領域25b及び領域25cに設置される緩衝材22b及び緩衝材22cは、円形部13aに対応する領域25aに設置される緩衝材22aに比して硬く形成されている。例えば、円形部13aに設けられる緩衝材22aは、網目36が粗となるように形成され、外周部13bに設けられる緩衝材22b,22cは、円形部13aに設けられる緩衝材22aに比して、網目36が密となるように形成される。
そして、円形部13aに対応する領域25aに設置される緩衝材22aは、胴本体11の軸方向に対する衝撃を吸収するように設計される。また、外周部13bの角部に対応する領域25bに設置される緩衝材22bは、胴本体11の軸方向に対して斜め方向、例えば、胴本体11の角部と緩衝体13の角部とを結ぶ方向に対する衝撃を吸収するように設計される。一方で、外周部13bの下部側に対応する領域25cに設置される緩衝材22cは、胴本体11の径方向に対する衝撃を吸収するように設計される。
以上のように、実施形態1によれば、三次元の網状に形成された緩衝材22に、落下衝撃による荷重が与えられた場合、緩衝材22が変形することで、落下衝撃を吸収することができる。このとき、緩衝材22の緩衝性能は、連結部材35の形状または材料等を設計パラメータとして調整することで、適宜変化させることができる。このように、簡易な設計変更で、落下衝撃に対する緩衝性能を適切に調整することができる。
また、実施形態1によれば、外周部13bの緩衝体13の厚みが薄い場合、外周部13bの緩衝材22を硬くすることで、外周部13bへの衝撃を好適に吸収することができる。
また、実施形態1によれば、緩衝材22の網目の粗密を調整することで、円形部13a及び外周部13bに設けられる緩衝材22の強度を調整することができる。
[実施形態2]
次に、実施形態2に係るキャスク40について説明する。なお、実施形態2では、重複した記載を避けるべく、実施形態1と異なる部分について説明し、実施形態1と同様の構成である部分については、同じ符号を付して説明する。図5は、実施形態2に係る放射性物質格納容器の緩衝体を模式的に示す断面図である。
実施形態2のキャスク40において、上部緩衝体13(及び下部緩衝体12)には、ケーシング21の内部に設置される緩衝材22に対して、充填材41が充填されている。充填材41は、例えば、中性子を遮蔽する機能を有するレジンである。充填材41は、緩衝材22に充填されることで、緩衝体13に中性子遮蔽性能を付加する。充填材41は、図5に示すように、例えば、外周部13bの下部側に対応する領域25cに設置される緩衝材22cに充填される。
なお、領域25a〜25cに設置される緩衝材22の硬さは、同様の硬さとしつつ、緩衝体13の外周部13bの硬さが、緩衝体13の円形部13aの硬さに比して硬くなるように、充填材41を充填してもよい。
以上のように、実施形態2では、充填材41として、例えば、中性子遮蔽体としてのレジンを充填することで、上部緩衝体13(及び下部緩衝体12)に遮蔽機能を付加することができる。
また、実施形態2では、外周部13bの緩衝体13の厚みが薄い場合、外周部13bの緩衝材22に充填材41を充填することで、外周部13bの緩衝体13を硬くすることができるため、外周部13bへの衝撃を好適に吸収することができる。
なお、実施形態1及び2では、一種類の多面体フレーム31を空間充填して緩衝材22を形成したが、二種類以上の多面体フレーム31を用いて緩衝材22を形成してもよい。例えば、二種類の多面体フレーム31を所定の方向において交互となるように配置してもよい。二種類の多面体フレーム31の組み合わせとしては、例えば、正四面体と正八面体、正四面体と切頂四面体、正八面体と切頂六面体、正八面体と立方八面体、斜方切頂八面体と正八角柱等がある。また、三種類の多面体フレーム31を所定の方向において規則的に配置してもよい。三種類の多面体フレーム31の組み合わせとしては、例えば、切頂四面体と切頂八面体と立方八面体、切頂四面体と切頂六面体と斜方切頂立方八面体、正四面体と立方体と斜方立方八面体、立方体と立方八面体と斜方立方八面体、立方体と切頂八面体と斜方切頂立方八面体等がある。さらに、一種類の多面体フレーム31の内部に、別の種類の多面体フレーム31を空間充填してもよい。
また、実施形態1及び2では、緩衝材22を、キャスク10,40の上部緩衝体13及び下部緩衝体12に設けたが、例えば、図6及び図7に示すように、キャスク10,40の外部に設けてもよい。
図6は、緩衝材の他の用途の一例を示す説明図である。図6に示すように、冷却水Wが貯留された使用済み核燃料プール60に設けられるキャスクピット61において、キャスク10は、クレーン63によって吊り上げられたり、吊り下ろされたりする。キャスク10の下方の底面60aには、緩衝材51が設けられている。緩衝材51は、キャスク10が落下すると想定される落下想定位置に設けられている。このように、キャスク10の落下想定位置に緩衝材51を配置することで、落下時の衝撃を緩衝材51により吸収することができ、キャスク10及び使用済み核燃料プール60の底面60aの損傷を抑制することができる。
図7は、緩衝材の他の用途の一例を示す説明図である。図7に示すように、キャスク10は、貯蔵用の建屋70、またはキャスク10に何らかの処理を行う建屋70において、クレーン63により吊り下ろされている。クレーン63に吊り下ろされたキャスク10の移動経路の下方位置の床面70aには、緩衝材51が配置されている。また、クレーン63により移動するキャスク10の衝突の可能性がある内側壁70bには、緩衝材51が設けられている。上記位置に緩衝材51を配置することで、万一キャスク10が落下して床面70aに衝撃が与えられたり、またはキャスク10が衝突して内側壁70bに衝撃が与えられたりしても、キャスク10、床面70a及び内側壁70bに対する衝撃を、緩衝材51により吸収することができ、キャスク10、床面70a及び内側壁70bの損傷を抑制することができる。
1 燃料集合体
10 キャスク
11 胴本体
12 下部緩衝体
13 上部緩衝体
13a 円形部
13b 外周部
14 胴本体の底部
15 キャスク蓋部
16 バスケット
21 ケーシング
22 緩衝材
25 収容空間
25a〜25c 収容空間の領域
31 多面体フレーム
35 連結部材
36 網目
40 キャスク(実施形態2)
41 充填材
51 緩衝材
60 使用済燃料プール
60a 使用済燃料プールの底面
61 キャスクピット
63 クレーン
70 建屋
70a 建屋の床面
70b 建屋の内側壁
W 冷却水

Claims (5)

  1. 放射性物質を格納する放射性物質格納容器において、
    容器本体と、
    前記容器本体に設けられる緩衝体と、を備え、
    前記緩衝体は、三次元空間に配置される複数の頂点と、前記頂点同士を連結する連結部材とによって形成される多面体フレームを複数並べた緩衝材を有し、
    前記緩衝材は、前記連結部材によって囲まれた網目を有する三次元の網状に形成されることを特徴とする放射性物質格納容器。
  2. 前記容器本体は、軸方向に延在する円筒形状に形成され、
    前記緩衝体は、前記容器本体の円形の端面を覆う円形部と、前記容器本体の端部における外周を覆う外周部と、を有し、
    前記外周部における径方向の厚みは、前記円形部における軸方向の厚み比して薄く、
    前記外周部に設けられる前記緩衝材は、前記円形部に設けられる前記緩衝材に比して硬いことを特徴とする請求項1に記載の放射性物質格納容器。
  3. 前記円形部に設けられる前記緩衝材は、前記網目が粗となり、
    前記外周部に設けられる前記緩衝材は、前記円形部に設けられる前記緩衝材に比して、前記網目が密となることを特徴とする請求項2に記載の放射性物質格納容器。
  4. 前記緩衝体は、
    前記緩衝材に充填される充填材を、さらに有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の放射性物質格納容器。
  5. 前記容器本体は、軸方向に延在する円筒形状に形成され、
    前記緩衝体は、前記容器本体の円形の端面を覆う円形部と、前記容器本体の端部における外周を覆う外周部と、を有し、
    前記外周部における径方向の厚みは、前記円形部における軸方向の厚み比して薄く、
    前記緩衝材に充填される充填材は、前記外周部に設けられる前記緩衝材に充填されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の放射性物質格納容器。
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