JP2010037802A - 箱桁の接合構造及び箱桁の接合方法 - Google Patents

箱桁の接合構造及び箱桁の接合方法 Download PDF

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Abstract

【課題】箱桁を接合する際に、足場の設置を必要とする作業をできる限り少なくする。
【解決手段】箱桁1の向かい合う端部に、それぞれその箱桁1内へ突出する支持部20を設け、その並列する一方の箱桁1の前記支持部20と他方の箱桁1の前記支持部20とに引張部材30を係止し、その引張部材30で前記両支持部20を橋軸方向に引き寄せることにより、前記向かい合う端部同士を当接させて前記一方の箱桁1と前記他方の箱桁1とを接合した。前記箱桁1は、鋼製の下フランジ11、ウェブ12及び鋼床板部13を備え、前記支持部20はその下フランジ11、ウェブ12、鋼床板部13の内面に設けられる。箱桁1同士の接合に際し引張接合を採用し、その引張接合を箱桁1内で行うことができるようにしたので、足場等の設置は不要となり、直下の道路や鉄道等の交通に対する影響を少なくすることができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、橋梁に用いられる箱桁同士を橋軸方向に接合する際における、その箱桁の接合構造及び接合方法に関するものである。
道路や鉄道等の橋梁の桁構造として、箱桁が採用される場合がある。一般的な箱桁1は、例えば、本発明の実施形態の説明図である図2に基づいて説明すると、上部にフラットな床板2を備え、その床板2の下に桁部10が設けられている。
桁部10は鋼製であり、水平な下フランジ11と、その下フランジ11の橋軸直角方向両端から立ち上がるウェブ12とからなって、そのウェブ12の上端間が前記床板2で塞がれている。この箱桁1の橋軸方向両端が、橋脚6や橋台によって支承される。
図2に示す床板2は鋼床板部13を備える。その鋼床板部13の下面には、橋軸方向に伸びる縦リブ3や、橋軸直角方向に伸びる横リブ4が設けられているので、その縦リブ3及び横リブ4によって、床板2の剛性が高められている。また、床板2の上面に舗装が施されれば、その舗装によって自動車等が走行できる路面が形成される。
なお、床板2の形態としては、この鋼床板部13を備えた構造のほかにも、コンクリート床板、合成床板等種々の構造がある。
箱桁1が架設される際には、例えば、予め工場等で製作された1径間の、あるいは多数径間に相当する長さの箱桁1が現場に搬入され、その箱桁1が、クレーン等によって吊り上げられて、橋脚6や橋台の間に取りおろされて架設される場合がある。
また、長大な橋梁の場合は、例えば、橋軸方向に沿って複数に分割された箱桁(箱桁ブロック)が、橋脚側から径間中央部側に向かって張り出すように順次接合されて迫り出していき、両側から迫り出してきた箱桁同士が、その径間中央部で接合される送り出し工法を採用する場合がある(例えば、特許文献1参照)。
また、箱桁1が、鉄道や道路等と立体交差する箇所に架設される場合において、例えば、図6に示すように、その鉄道や道路等との交差部Cを夾んで両側で箱桁1を別々に製作し、その箱桁1同士を交差部Cの上空で接合する工法もある(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−156291号公報(第2頁段落0002,0003、第11頁第9図) 特開2005−163409号公報
このように、箱桁1同士を橋軸方向に接合する際には、まず、図7(a)に示すように、接合しようとする桁部10及び床板2の橋軸方向端部同士を突き合わせ、それらを橋軸方向、橋軸直角方向(水平方向)及び上下方向に位置合わせする。
つぎに、その突き合わせた橋軸方向端部間に、図7(b)(c)に示すように、添接板14を宛がう。この添接板14は、下フランジ11の内外面両側、及びウェブ12の内外面両側にそれぞれ宛がわれる。
外面側の添接板14、下フランジ11又はウェブ12、及び内面側の添接板14を貫通するボルト孔14a,11a,12a,14aに高張力ボルト15が挿通され、ワッシャ16aを介してナット16で締付けることにより、桁部10同士がいわゆる摩擦接合により接合される。
しかし、この接合方法によると、高張力ボルト15を締付ける際に、桁部10の内外でそれぞれ、高張力ボルト15の挿通及びナット16の取付け、締付け等の作業が必要となる。
このため、例えば、図8に示すように、桁部10の下方や側方に、作業者用の足場7を設置しなければならない。これは、上記のような添接板14によらず、桁同士を溶接接合する場合においても同様である。
桁部10の下方や側方に足場7を設置する場合、直下に位置する道路や鉄道等との離隔が問題となる場合がある。離隔が小さい場合は、道路や鉄道等の交通を一時遮断あるいは制限しなければ足場7を設置できず、前記接合に関わる作業を行うことができるスペースを確保できないからである。
工事のために、道路や鉄道等の交通を一時遮断、制限することは、時間的な制約(例えば、夜間数時間に限られる等)や、時期的な制約(例えば、交通量の多い時期は許可されない等)が伴うことが多い。また、迂回ルートが確保できない幹線道路等では、交通を遮断、制限することが許可されない場所も存在する。このため、橋梁の架設は、直下の道路や鉄道等の交通に影響なく施工できることが望ましい。
また、足場7上での作業は高所作業となることから作業能率が悪く、足場の設置を必要とする作業は、できる限り少なくしたいというのが実情である。
そこで、この発明は、箱桁を接合する際に、足場の設置を必要とする作業をできる限り少なくすることを課題とする。
上記の課題を解決するために、この発明は、橋軸方向に並列する箱桁の向かい合う端部に、それぞれ前記箱桁内へ突出する支持部を設け、その並列する一方の箱桁の前記支持部と他方の箱桁の前記支持部とに引張部材を係止し、その引張部材で前記両支持部を橋軸方向に引き寄せることにより、前記向かい合う端部同士を当接させた状態に前記一方の箱桁と前記他方の箱桁とを接合した箱桁の接合構造を採用した。
箱桁同士の接合に際し引張接合を採用し、その引張接合は、箱桁内の支持部を引張部材で引き寄せて箱桁同士を接合するようにしたので、その接合作業は、箱桁外での作業を伴わず、箱桁内で行うことができる。このため、足場等の設置は不要となり、直下の道路や鉄道等の交通に対する影響を少なくすることができる。また、足場上での作業がなくなれば、作業能率が向上するとともに作業の安全にも寄与し得る。
なお、この引張接合によって、箱桁と箱桁との間に作用する応力は、前記箱桁の向かい合う端部同士が当接する部分、及び、支持部、引張部材を通じて伝達される。
前記箱桁は、鋼製の下フランジと、その下フランジの両端から立ち上がる鋼製のウェブとを備えた桁部と、その桁部上に設けられる床板とを備え、前記支持部は、少なくとも前記下フランジと前記ウェブとに設けられる構成を採用することができる。
また、前記床板が鋼床板部を備える場合は、前記支持部は前記鋼床板部の下面に設けられる構成とすることができる。
前記支持部及び引張部材の構成としては、箱桁同士を引張接合するための作業を、その箱桁内で行うことができるものであればよい。すなわち、箱桁内に突出して設けた支持部に引張部材が係止可能で、その引張部材によって、並列する箱桁の支持部と支持部とを引き寄せることができる機能を有するものであればよい。
その支持部として、例えば、橋軸方向に交差する面方向を有する板材を採用し、引張部材は、前記支持部に設けられた貫通孔に挿通させるボルト軸とそのボルト軸にねじ込まれるナットである構成とすることができる。このとき、支持部の面方向は橋軸方向に直交する方向であることが望ましい。
また、前記箱桁の向かい合う端部に、それぞれ前記箱桁内へ突出する端面板を設け、前記引張部材で前記両支持部を引き寄せた際に、前記一方の箱桁の前記端面板と前記他方の箱桁の前記端面板とを面接触させた構成とすることができる。
端面板同士が面接触すれば、箱桁と箱桁との接合がよりしっかりとしたものとなる。また、箱桁から箱桁への応力の伝達はその接触面間で伝達されるので、当接部に作用する応力を分散させることができる。
この端面板と支持部とは、橋軸方向に並べて配置することもできるし、橋軸直角方向にずらして配置することもできる。
端面板と支持部とを橋軸方向に並べて配置する場合、前記支持部は、前記端面板の後方に設けられ、前記ボルト軸は、前記端面板に設けられた貫通孔に挿通される構成とすることができる。
このようにすれば、支持部と支持部とを引き寄せた際に、その両支持部間を結ぶライン上に端面板が位置するので、引き寄せ力が端面板間に作用しやすい。このため、端面板同士の面接触がよりしっかりとしたものとなる。
また、前記支持部と前記端面板との間に橋軸方向の補強リブを設けた構成とすることができる。このようにすれば、支持部と支持部とを引き寄せた際に、補強リブが支持部と端面板との間に突っ張って、支持部と端面板とが近づくのを阻止することができる。このため、端面板が、その端面板を設けた箱桁の後方側へ(支持部側へ)逃げることなく、引張部材による引き寄せ力が端面板間に効果的に作用するようになる。
さらに、前記ボルト軸は前記補強リブを夾む両側で、その補強リブを設けた前記支持部と前記端面板の各貫通孔に挿通される構成とすることができる。このようにすれば1箇所の補強リブによる突っ張りが、両側の引張部材による引き寄せ力に対して効果的に対抗し得る。
また、前記支持部は、前記箱桁内の橋軸周り全周に設けられた一体の部材である構成とすれば、箱桁と箱桁との間に作用する引き寄せ力が偏ることなく、全周に亘って作用しやすくなる。なお、その支持部に加えて、前記端面板も前記箱桁内の橋軸周り全周に設けられた一体の部材とすることが、さらに好ましい。
上記の各箱桁の接合構造とするための箱桁の接合方法であって、橋軸方向に箱桁を並列させ、その並列する箱桁の向かい合う端部に、それぞれ前記箱桁内へ突出する支持部が設けられており、その並列する一方の箱桁の前記支持部と他方の箱桁の前記支持部とに引張部材を係止し、その後、前記引張部材で前記両支持部を橋軸方向に引き寄せることにより、前記向かい合う端部同士を当接させて前記一方の箱桁と前記他方の箱桁とを接合する箱桁の接合方法を採用することができる。
この発明は、箱桁同士の接合に際し引張接合を採用し、その引張接合は、箱桁内の支持部を引張部材で引き寄せて箱桁同士を接合するようにしたので、その接合作業は、箱桁外での作業を伴わず、箱桁内で行うことができる。このため、足場等の設置は不要となり、直下の道路や鉄道等の交通に対する影響を少なくすることができる。また、足場上での作業がなくなれば、作業能率の向上、作業の安全にも寄与し得る。
この発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。この実施形態は、図5に示すように、道路や鉄道と立体交差する高架橋において、その高架橋に用いられる箱桁を引張接合によって橋軸方向に接合する構成を採用したものである。
まず、高架橋の構造物全体の構成について説明する。この構造物は、完成形態を示す図5(e)に示すように、交差点内の交差部Cにおいて、平面交差する他の道路又は鉄道を跨ぐように構築される高架橋の架橋部Hと、その架橋部Hの両端と地平部Fとを繋ぐ取付部Sからなる。
この実施形態では、架橋部Hは3径間連続の箱桁1で構成されており、その3径間連続の箱桁1を4本の橋脚6とその基礎で地盤Gに支えている。その箱桁1は前記橋脚6とともに鋼床板箱桁ラーメンの一部を構成し、その桁部分は、箱桁1上の床板2により路面が形成されたものである。
箱桁1は、交差部Cを跨ぐ径間の中程を境にその両側で分割して製作され、その別々に製作された箱桁1の向かう合う端部(橋軸方向端部)1a同士を、交差部C上で連結する構造としたものである。
取付部Sにはスロープ状の路面が形成され、前記架橋部Hの端、つまり箱桁1の後端部1bに繋がるトラス構造からなる緩衝部S2と、その緩衝部S2と地平部Fとの間に設けられた擁壁構造からなる土盛部S1とから構成されている。
前記緩衝部S2は、トラス桁42の上に床板が載置された構成である。その床板上には路面42aが形成される。
また、土盛部S1は、幅員方向両側に設けられた交差部C側へ近づくほど高くなる擁壁41、及び、架橋部H側の端面に設けられる同じく擁壁41とを備える。その3方の擁壁41内には盛土による路面41aが形成される。
この高架橋を施工する際には、まず、図5(a)及び(b)に示すように、前記架橋部Hのヤード内の所定の位置に杭8を打設して基礎を構築する。
また、取付部Sのヤード内では、前記架橋部Hでの基礎の構築と時期を同じくして、図5(c)に示すように、土盛部S1の幅員方向両側の擁壁41が構築される。架橋部H側の端面の擁壁41及び盛土による路面41aは、この段階では、まだ形成されていない。
次に、緩衝部S2の地盤に、図5(d)に示すピット43を形成し、そのピット43内において、次に説明する橋脚6を組み上げる箇所には、そのピット43底面よりもさらに下方に掘り下げた穴43aを形成している。
そして、図5(d)に示すように、緩衝部S2のピット43上、及び架橋部Hの地盤G上において、箱桁1及びそれを支える橋脚6を組み上げる作業を行う。この作業は、交差部Cの両側でそれぞれ行われる。ここで、各箱桁1には、それぞれ2本の橋脚6が一体に移動可能に取り付けられる。また、交差部Cを跨ぐ径間の桁は、橋脚6から交差部C側に片持ち状態で張り出した状態となっている。
その作業と並行して、土盛部S1の地盤G上では、前記擁壁41で囲まれたスペースで緩衝部S2のトラス桁42及び床板等の上部工製作に取り掛かる。
その後、組み上がった各上部工を、図5(d)に矢印で示すように、順次交差部Cに向かって送り込んでいく。すなわち、橋脚6と一体に製作された箱桁1が、交差部Cを夾んで両側からそれぞれ中央に向かって送り出され、交差部Cを跨ぐ径間の中程において、箱桁1の向かい合う端部1a同士が接合される。そして、橋脚6と基礎との固定も行われる。それに続き、前記トラス桁42等からなる上部工が、土盛部S1側から緩衝部S2側へ送り出され、所定の位置に据付けられて、その後、土盛部S1において盛土による路面41aが形成され、図5(e)の高架橋が完成することになる。
つぎに、箱桁1の向かい合う端部1a同士の接合について説明する。
箱桁1の接合部の詳細を、図1に示す。箱桁1は、鋼製の下フランジ11と、その下フランジ11の幅員方向両端から上方に向かって立ち上がる鋼製のウェブ12とを備えた桁部10と、その桁部10上に設けられる床板2とを備えている。
前記床板2は前記ウェブ12に溶接により固定される鋼床板部13を備え、その鋼床板部13は、前記両ウェブ12の上端間を結び、さらに、そのウェブ12の上端から幅員方向外側に張り出している。
すなわち、鋼床板部13とウェブ12の上端とが溶接固定されることにより、そのウェブ12と下フランジ11及び鋼床板部13とで、中空の箱桁1を構成している。
また、鋼床板部13の下面側には、前記両ウェブ12に夾まれた部分及びそのウェブ12から外側に張り出した部分に、縦リブ3、横リブ4等が設けられて、その剛性が高められている。なお、鋼床板部13の上面側には、桁の架設後、舗装が施されて路面が形成されるようになっている。
その箱桁1の橋軸方向端部1aに、支持部20が設けられている。支持部20は、図2に示すように、橋軸方向に直交する面方向を有する板材であり、下フランジ11、ウェブ12、及び鋼床板部13の内面から、それぞれ箱桁1内へ突出するように設けられている。
この支持部20は、前記下フランジ11と前記ウェブ12、及び前記鋼床板部13にそれぞれ溶接により固定されて、さらに、その下フランジ11、ウェブ12、及び鋼床板部13の各支持部20が、箱桁1内の橋軸周り全周に連続するように接合された一体の部材となっている。
また、その箱桁1には、前記支持部20の前方に端面板21が設けられている。端面板21は、図2に示すように、橋軸方向に直交する面方向を有する板材であり、下フランジ11、ウェブ12、及び鋼床板部13の橋軸方向端縁から、それぞれ箱桁1内へ突出するように設けられている。
この端面板21も前記支持部20と同様、前記下フランジ11と前記ウェブ12、及び前記鋼床板部13にそれぞれ溶接により固定されて、さらに、その下フランジ11、ウェブ12、及び鋼床板部13の各端面板21が、箱桁1内の橋軸周り全周に連続するように接合された一体の部材となっている。
また、前記支持部20と前記端面板21との間には、橋軸方向に並行に伸びる補強リブ22が設けられている。補強リブ22は、箱桁1内の橋軸周り全周に亘って所定の間隔で多数設けられている。
この補強リブ22は、前記下フランジ11、前記ウェブ12、前記鋼床板部13に対して、互いにその面方向が直交するように溶接により固定されているとともに、その橋軸方向端縁が、前記支持部20と前記端面板21に溶接により固定されている。
箱桁1の向かい合う端部同士を接合する際には、図1に示す引張部材30を用いる。この実施形態において、引張部材30は、ボルト軸31とそのボルト軸31にねじ込まれるナット32及びワッシャ32aを採用している。
図4(a)(b)に示すように、ボルト軸31を、一方の箱桁1の支持部20に設けた貫通孔20a、及び端面板21に設けられた貫通孔21aに挿通し、さらに、他方の箱桁1の端面板21に設けた貫通孔21a、及び支持部20の貫通孔20aに挿通する。このとき、貫通孔20a,21aは、箱桁1の橋軸直角方向断面において、同一の位置(対応する位置)に設けられているので、ボルト軸31は、橋軸方向と並行に挿通される。
ボルト軸31の先端に、ワッシャ32aを介してナット32を取付け、そのナット32を、他方の箱桁1の支持部20に向かってねじ込んでいく。
このボルト軸31の挿通及びナット32のねじ込みによって、一方の箱桁1の支持部20と他方の箱桁1の支持部20とに引張部材30が係止された状態となり、ナット32を締付けていけば、両支持部20が橋軸方向に引き寄せられる。一方の箱桁1と他方の箱桁1の向かい合う端部1a,1a同士が当接し、ナット32が所定の締付け力に達したら、そのナット32のねじ込みを終了する。
全ての貫通孔20a,21aにおいてこの締付け作業を行い、一方の箱桁1と他方の箱桁1との接合が完了する。この締付けにより、一方の箱桁1の前記端面板21と他方の箱桁2の端面板21とが面接触した状態となっているので、その接触面間で、箱桁1から箱桁1への応力が伝達される。また、端面板21は、箱桁1の橋軸周り全周に亘って連続的に設けられているから、応力がその全周に亘って分散して作用し、よりしっかりとした接合構造とし得る。
また、引張部材30の前記支持部20への係止部分となる前記貫通孔20aが、前記端面板21の貫通孔21aの橋軸方向後方に設けられているので、ボルト軸31及びナット32で前記両支持部20を引き寄せた際に、その引き寄せ力が、端面板21の面方向に直交する方向に作用しやすくなる。このため、端面板21の面接触を安定したものとすることができる。
また、支持部20と支持部20とを引き寄せた際に、補強リブ22が支持部20と端面板21との間に突っ張って、支持部20と端面板21とが近づくのを阻止することができる。このため、端面板21が、その端面板21を設けた箱桁1の後方側へ(支持部20側へ)逃げることなく、引張部材による引き寄せ力が端面板間に効果的に作用するようになる。
さらに、前記ボルト軸31は、前記補強リブ22を夾む両側に配置されているので、1箇所の補強リブ22による突っ張りが、両側の引張部材30による引き寄せ力に対して効果的に対抗し得る。なお、補強リブ22の配置箇所、配置間隔、配置数は、求められる強度に応じて自由に設定できる。
なお、この実施形態では、下フランジ11と対のウェブ12とで桁部10を構成し、その桁部10の上部に、対のウェブ12の上端間を結ぶ鋼床板部13を設けて中空の箱桁1を構成したが、他の実施形態として、例えば、桁部10の断面形状を、下フランジ11、対のウェブ12及び上フランジとからなる矩形とし、その断面矩形の桁部10の上に床板2を載置した構成からなる箱桁1も考えられる。また、床板2の形態は、コンクリート床板や合成床板など、他の構成も考えられる。
また、この発明は、箱桁1と橋脚6とを一体に移動可能とした前述の実施形態に示す施工方法によるほか、例えば、図6に示すように、橋脚6を地盤に固定し、その橋脚6に対して箱桁1を相対移動させて、特定の箇所で突き合わされた箱桁1同士を接合する施工方法など、他の施工方法による箱桁1の接合の際にも適用することができる。
一実施形態の要部拡大斜視図 同実施形態の断面図 図1の箱桁を接合した後の状態を示す要部拡大斜視図 接合箇所の詳細を示し、(a)は接合前の平面図、(b)は接合前の側面図、(c)は接合後の平面図、(d)は接合後の側面図 道路や鉄道との立体交差箇所に箱桁が架設される際の施工順序を示す説明図 箱桁周囲の足場を設置して箱桁を架設する際の施工順序を示す説明図 従来の箱桁の接合方法を示し、(a)は要部拡大斜視図、(b)(c)は添接板を使った接合方法を示す詳細図 足場の詳細を示す断面図
符号の説明
1 箱桁
2 床板
3 縦リブ
4 横リブ
5 高欄
6 橋脚
10 桁部
11 下フランジ
12 ウェブ
13 鋼床板部
14 添接板
15 高張力ボルト
16 ナット
20 支持部
20a,21a 貫通孔
21 端面板
22 補強リブ
30 引張部材
31 ボルト軸
32 ナット

Claims (11)

  1. 橋軸方向に並列する箱桁(1)の向かい合う端部に、それぞれ前記箱桁(1)内へ突出する支持部(20)を設け、その並列する一方の箱桁(1)の前記支持部(20)と他方の箱桁(1)の前記支持部(20)とに引張部材(30)を係止し、その引張部材(30)で前記両支持部(20)を橋軸方向に引き寄せることにより、前記向かい合う端部同士を当接させた状態に前記一方の箱桁(1)と前記他方の箱桁(1)とを接合した箱桁の接合構造。
  2. 前記箱桁(1)は、鋼製の下フランジ(11)と、その下フランジ(11)の両端から立ち上がる鋼製のウェブ(12)とを備えた桁部(10)と、その桁部(10)上に設けられる床板(2)とを備え、前記支持部(20)は、少なくとも前記下フランジ(11)と前記ウェブ(12)とに設けられることを特徴とする請求項1に記載の箱桁の接合構造。
  3. 前記床板(2)は鋼床板部(13)を備え、前記支持部(20)は前記鋼床板部(13)の下面に設けられることを特徴とする請求項2に記載の箱桁の接合構造。
  4. 前記支持部(20)は、橋軸方向に交差する面方向を有する板材であり、前記引張部材(30)は、前記支持部(20)に設けられた貫通孔(20a)に挿通させるボルト軸(31)とそのボルト軸(31)にねじ込まれるナット(32)であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の箱桁の接合構造。
  5. 前記箱桁(1)の向かい合う端部に、それぞれ前記箱桁(1)内へ突出する端面板(21)を設け、前記引張部材(30)で前記両支持部(20)を引き寄せた際に、前記一方の箱桁(1)の前記端面板(21)と前記他方の箱桁(1)の前記端面板(21)とを面接触させたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の箱桁の接合構造。
  6. 前記支持部(20)は、前記端面板(21)の後方に設けられ、前記ボルト軸(31)は、前記端面板(21)に設けられた貫通孔(21a)に挿通されることを特徴とする請求項5に記載の箱桁の接合構造。
  7. 前記支持部(20)と前記端面板(21)との間に橋軸方向の補強リブ(22)を設けたことを特徴とする請求項6に記載の箱桁の接合構造。
  8. 前記ボルト軸(31)は前記補強リブ(22)を夾む両側で、その補強リブ(22)を設けた前記支持部(20)と前記端面板(21)の各貫通孔(20a,21a)に挿通されることを特徴とする請求項7に記載の箱桁の接合構造。
  9. 前記支持部(20)は、前記箱桁(1)内の橋軸周り全周に設けられた一体の部材であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の箱桁の接合構造。
  10. 前記端面板(21)は、前記箱桁(1)内の橋軸周り全周に設けられた一体の部材であることを特徴とする請求項5乃至8のいずれかに記載の箱桁の接合構造。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載の箱桁の接合構造とするための箱桁の接合方法であって、橋軸方向に箱桁(1)を並列させ、その並列する箱桁(1)の向かい合う端部に、それぞれ前記箱桁(1)内へ突出する支持部(20)が設けられており、その並列する一方の箱桁(1)の前記支持部(20)と他方の箱桁(1)の前記支持部(20)とに引張部材(30)を係止し、その後、前記引張部材(30)で前記両支持部(20)を橋軸方向に引き寄せることにより、前記向かい合う端部同士を当接させて前記一方の箱桁(1)と前記他方の箱桁(1)とを接合する箱桁の接合方法。
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