JP2010034314A - マクロステップを有する基板生産物を作製する方法、エピタキシャルウエハを作製する方法、及び窒化物系半導体発光素子を作製する方法 - Google Patents

マクロステップを有する基板生産物を作製する方法、エピタキシャルウエハを作製する方法、及び窒化物系半導体発光素子を作製する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】半極性を示す窒化ガリウム表面に良好な結晶成長により、窒化物系半導体発光素子を作製する方法を提供する。
【解決手段】リソグラフィ及びエッチングにより、リッジ16及びトレンチ15を形成する。リッジ16及びトレンチ15をガリウム膜23で覆った後に、窒素雰囲気中で熱処理を行う。この熱処理中に、破線25aで示されるような原子のマイグレーションにより、リッジ16及びトレンチ15の形状が変形する、GaN膜表面のステップが成長して徐々に大きくなる。破線25bで示されるような原子の移動により、リッジ16aの高さが小さくなると共に、トレンチ15aの深さが浅くなる。GaN膜表面のステップが更に成長して大きくなる。リッジ16a及びトレンチ15aが消失して、再構築によりGaN膜表面が平坦化される。この結果、マクロステップ29がGaN膜13dの表面に形成される。
【選択図】図6

Description

本発明は、マクロステップを有する基板生産物を作製する方法、エピタキシャルウエハを作製する方法及び窒化物系半導体発光素子を作製する方法に関する。
特許文献1には、MOS型電界効果トランジスタ(以下、MOSFETと記す)およびMOSFETを製造する方法が記載されている。このMOSFETは、以下のように作製される。この方法は、SiC膜を形成する工程と、SiC膜の表面にSiを供給した状態で、SiC膜を熱処理する熱処理工程と、この熱処理工程によってSiC膜の表面に得られたファセットをチャネルとする工程とを備える。上記のSiC膜の表面にはファセット形成層が設けられている。ファセット形成層におけるファセットの一周期の長さは100nm以上であり、ファセット形成層がチャネルとして用いられる。
特開2006−344942号公報
特許文献1では、SiC基板上にSiC膜を成長した後に、このSiC膜にファセット形成層を形成している。ファセット形成層は、ゲート絶縁膜の直下に位置しており、トランジスタのチャネルとして働く。
このIV族化合物のSiCに比べて、窒化ガリウム系半導体の結晶成長の機構は複雑である。特に、半極性面を有する窒化ガリウムウエハの表面では、表面のステップが非常にミクロであると共にステップ密度が高いので、テラス幅が狭い。これ故に、窒化ガリウム系半導体の構成元素(例えば、インジウム)がテラス表面に着いても、すぐに脱離してしまう。また、半極性面の結晶成長の機構は、c面への結晶成長の機構と異なっている。具体的には、半極性面の結晶成長では、ステップフロー成長により結晶が形成されるのではなく、結晶が島状に成長しているので、通常の成長条件では、結晶成長が進むにつれてテラス幅が大きくなっていくことはない。したがって、窒化ガリウム系半導体素子を作製する際に、所望の結晶成長を実現することは容易なことではない。
特に、m面またはa面の方向にGaNのc面から傾斜した主面を有する基板上にInGaN系の発光層を成長する際には、インジウムの取り込みが大きくできず、意図した発光波長(フォトルミネッセンススペクトルにおけるピーク波長)を得るために、GaNのc面におけるInGaN系の発光層の成長に比べて、低い成長温度でInGaNを成長しなくてはならない。
このような困難があるけれども、半極性面を有する窒化ガリウムウエハ上に半導体素子を作製することは、以下のような利点がある。窒化ガリウムの極性面に起因する極性の影響を緩和できると共に、a面やm面といった非極性面を有する窒化ガリウム基板よりも大口径のウエハを半導体素子の作製に利用できる。
本発明は、このような事情を鑑みて為されたものである。本発明は、半極性を示す窒化ガリウム表面に良好な結晶成長を可能する、マクロステップを有する基板生産物を作製する方法を提供することを目的とし、また、半極性を示す窒化ガリウム表面に良好な結晶成長により、エピタキシャルウエハを作製する方法を提供することを目的とし、さらに半極性を示す窒化ガリウム表面に良好な結晶成長により、窒化物系半導体発光素子を作製する方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面は、マクロステップを有する基板生産物を作製する方法である。この方法は、(a)窒化ガリウム領域の主面上に複数のトレンチを形成する工程と、(b)前記トレンチを形成した後に、前記窒化ガリウム領域上にガリウム膜を堆積する工程と、(c)窒素を含む雰囲気中における第1の熱処理を前記窒化ガリウム領域及び前記ガリウム膜に行う工程と、(d)前記第1の熱処理の後にガリウムを除去して、前記マクロステップを有する窒化ガリウム表面を露出させる工程とを備える。前記ガリウム膜は前記トレンチ及び前記窒化ガリウム領域を覆っており、前記窒化ガリウム領域の前記主面は半極性を示し、前記窒化ガリウム領域の前記主面の法線は前記窒化ガリウム領域のc軸に対して傾斜している。
この方法によれば、窒化ガリウム領域及びトレンチ上にガリウム膜を堆積した後の第1の熱処理中に、窒化ガリウム領域とガリウム膜との界面が再構築される。この再構築により、トレンチによる段差の列からマクロステップが形成される。再構築の後に余剰なガリウムを除去して、窒化ガリウム表面を露出させる。この露出された窒化ガリウム表面には、引き続く結晶成長に好適なマクロステップが形成されている。窒化ガリウム領域における元の主面のいわゆる半極性面からマクロステップが形成可能になる。また、ガリウム膜によって窒化ガリウム表面が被覆された状態で、第1の熱処理が行われるので、窒化ガリウム表面からの窒素抜けが生じない。
本発明に係る方法では、前記トレンチの間隔は100nm以上であることが好ましい。また、前記トレンチの間隔は1μm以下であることが好ましい。これらの間隔の範囲は、引き続く結晶成長に好適なマクロステップのピッチを提供する。100nm未満の間隔でトレンチを形成することは、リソグラフィに負担が大きい。1μmを越えるトレンチ間隔では、第1の熱処理によりトレンチを埋めることが難しい。
本発明に係る方法では、前記トレンチの深さは50nm以上であることが好ましい。また、前記トレンチの深さは500nm以下であることが好ましい。50nm未満の深さでは、トレンチの形成の制御が難しい。500nmを越えるトレンチ深さでは、第1の熱処理によりトレンチを埋めることが難しい。
本発明に係る方法では、前記ガリウム被覆膜の厚さは0.1μm以上であることが好ましい。また、前記ガリウム被覆膜の厚さは1μm以下であることが好ましい。これらの膜厚の範囲のガリウム膜によって、トレンチを埋め込むことができる。トレンチをガリウム膜で埋め込むことは、窒化ガリウム領域とガリウム膜との界面が再構築に好適である。
本発明に係る方法では、前記第1の熱処理の期間は10分以上であることが好ましい。また、前記第1の熱処理の期間は1時間以下であることが好ましい。10分未満の熱処理では、大きなマクロスステップを形成することが難しい。1時間を超える熱処理はスループットを低下させる。
本発明に係る方法では、前記第1の熱処理の温度は摂氏1000度以上であることが好ましい。また、前記第1の熱処理の温度は摂氏1200度以下であることが好ましい。この温度の範囲では、Ga原子及びN原子のマイグレーションが可能であり、また、このマイグレーションによってトレンチがGaNで埋め込まれると共に、マクロステップが形成される。
本発明に係る方法では、前記ガリウムの除去は、水素を含む雰囲気中における第2の熱処理によって行われることが好ましい。水素の添加が余剰なGa原子の除去に好適である。
本発明に係る方法では、前記第2の熱処理の温度は前記第1の熱処理の温度よりも高いことが好ましい。高い温度により、ガリウム原子の蒸発が促進される。
本発明に係る方法は、前記トレンチを形成するに先立って、前記窒化ガリウム領域を基板上に成長する工程を更に備えることができる。支持体としての基板上に、所望の特性を有する窒化ガリウム領域を成長できる。また、本発明に係る方法では、前記基板は窒化ガリウムからなることが好ましい。この方法の適用に、低欠陥且つ大口径のGaN基板を使用できる。
本発明に係る方法では、前記ガリウム膜の堆積、前記第1の熱処理、及び前記ガリウムの除去は、有機金属気相成長炉で行われることが好ましい。有機金属気相成長炉を用いることによって、上記の一連の処理を進める際に、個々の処理においてそれぞれ作製される生産物表面を大気に晒すことない。
本発明に係る方法では、当該方法は、前記露出された窒化ガリウム表面上に、窒化ガリウム系半導体層を成長する工程を更に備えることができる。この方法によれば、この窒化ガリウム系半導体層はマクロステップ上に成長される。
本発明に係る方法では、前記窒化ガリウム系半導体層はInGa1−XNからなることができる。この方法によるマクロステップによれば、半極性面におけるInGaN成長においてインジウム原子の取り込みを促進できる。
本発明に係る方法では、前記窒化ガリウム系半導体層のIn組成Xは0.15以上であることができる。このマクロステップによれば、半極性面にマクロステップを作製することなく直接にInGaNを成長することに比べて、InGaN成長の際に成長温度を下げることなくIn組成を高めることができる。
本発明に係る側面では、前記窒化ガリウム領域のc軸は、前記窒化ガリウム領域の前記主面の法線に対して前記窒化ガリウム領域のa軸及びm軸のいずれかの方向に傾斜していることが好ましい。この方法によれば、マクロステップの配列を制御することが容易である。
本発明に係る方法では、前記主面の法線と前記窒化ガリウム領域の前記c軸との成す角度は、10度以上であり、50度以下であることができる。この角度範囲の主面では、マクロなステップが設けられていないときIn取り込みが悪い。しかしながら、本発明では、m軸方向の傾斜であれば、基板主面がc面と(10−11)面とからなるマクロなステップで構成され、またa軸方向の傾斜であれば、基板主面がc面と(11−22)面からなるマクロなステップで構成される。故に、上記の角度範囲においても、In取り込みが改善される。
本発明の別の側面は、エピタキシャルウエハを作製する方法である。この方法は、(a)第1導電型の窒化ガリウム領域からなる半極性の主面を有する基板を準備する工程と、(b)前記主面上に複数のトレンチを形成する工程と、(c)前記トレンチを形成した後に、前記窒化ガリウム領域上にガリウム膜を堆積する工程と、(d)窒素を含む雰囲気中における第1の熱処理を前記窒化ガリウム領域及び前記ガリウム膜に行う工程と、(d)前記第1の熱処理の後に余剰なガリウムを除去して、マクロステップを有する窒化ガリウム表面を露出させる工程と、(e)前記露出された窒化ガリウム表面上に、活性層を成長する工程と、(f)第2導電型窒化ガリウム系半導体領域を前記活性層上に成長する工程とを備える。前記活性層は、Inを含む窒化ガリウム系半導体からなる井戸層を含み、前記ガリウム膜は前記トレンチ及び前記窒化ガリウム領域を覆う。
本発明に係る別の側面によれば、窒化ガリウム領域及びトレンチ上にガリウム膜を堆積した後の第1の熱処理によって、窒化ガリウム領域とガリウム膜との界面が再構築される。この再構築により、トレンチによる段差の列からマクロステップが形成される。再構築の後に余剰なガリウムを除去して、窒化ガリウム表面を露出させる。この露出された窒化ガリウム表面には、引き続く結晶成長に好適なマクロステップが形成されている。窒化ガリウム領域の主面はいわゆる半極性を示すけれども、マクロステップ上に窒化ガリウム系半導体の堆積が可能になる。また、ガリウム膜によって窒化ガリウム表面が被覆された状態で第1の熱処理が行われるので、窒化ガリウム表面からの窒素抜けが生じない。さらに、マクロステップを有する窒化ガリウム表面上に、Inを含む窒化ガリウム系半導体からなる井戸層を含む活性層を成長できる。
本発明の更なる別の側面は、窒化物系半導体発光素子を作製する方法である。この方法は、(a)第1導電型の窒化ガリウム領域の半極性の主面上に複数のトレンチを形成する工程と、(b)前記主面上に複数のトレンチを形成する工程と、(c)前記トレンチを形成した後に、前記窒化ガリウム領域上にガリウム膜を堆積する工程と、(d)窒素を含む雰囲気中における第1の熱処理を前記窒化ガリウム領域及び前記ガリウム膜に行う工程と、(e)前記第1の熱処理の後に余剰なガリウムを除去して、前記マクロステップを有する窒化ガリウム表面を露出させる工程と、(f)前記露出された窒化ガリウム表面上に、活性層を成長する工程とを備えることができる。前記活性層は、Inを含む窒化ガリウム系半導体からなる井戸層を含み、前記ガリウム膜は前記トレンチ及び前記窒化ガリウム領域を覆う。
本発明に係る更なる別の側面によれば、窒化ガリウム領域及びトレンチ上にガリウム膜を堆積した後の第1の熱処理によって、窒化ガリウム領域とガリウム膜との界面が再構築される。この再構築により、トレンチによる段差の列からマクロステップが形成される。再構築の後に余剰なガリウムを除去して、窒化ガリウム表面を露出させる。この露出された窒化ガリウム表面には、引き続く結晶成長に好適なマクロステップが形成されている。窒化ガリウム領域の主面はいわゆる半極性を示すけれども、マクロステップ上に窒化ガリウム系半導体の堆積が可能になる。また、ガリウム膜により窒化ガリウム表面が被覆された状態で、第1の熱処理が行われるので、窒化ガリウム表面からの窒素抜けが生じない。さらに、マクロステップを有する窒化ガリウム表面上に、Inを含む窒化ガリウム系半導体からなる井戸層を含む活性層を成長できる。
本発明に係る別の側面に係る方法は、第2導電型窒化ガリウム系半導体領域を前記活性層上に成長する工程を更に備えることができる。前記井戸層はInGaNからなる。
この方法によれば、半極性面にマクロステップを作製することなくInGaNを成長することに比べてInGaN成長の際の成長温度を下げることなくIn組成を高めることができる。これ故に、InGaNの結晶品質が良好になる。また、第2導電型窒化ガリウム系半導体領域の成長中に、InGaNの結晶品質劣化することを低減できる。
本発明に係る上記の方法では、前記活性層の発光スペクトルのピーク波長は、450nm以上であり、650nm以下であることが好ましい。この方法によれば、上記の波長範囲のPL波長を示す活性層を含むエピタキシャルウエハを作製できる。
本発明のまた更なる側面は、マクロステップを有する基板生産物を作製する方法である。この方法は、(a)窒化ガリウム領域の主面上に複数のトレンチを形成する工程と、(b)前記トレンチを形成した後に、ガリウム及び窒素を含む雰囲気中で第1の熱処理を前記窒化ガリウム領域に行って、前記マクロステップを有する窒化ガリウム表面を形成する工程とを備える。前記窒化ガリウム領域の前記主面の法線は、前記窒化ガリウム領域のc軸に対して傾斜している。
この方法によれば、トレンチを含む窒化ガリウム領域を、ガリウム及び窒素を含む雰囲気で熱処理することによって、窒化ガリウム領域の表面が再構築される。この再構築により、トレンチによる段差の列からマクロステップが形成される。再構築された窒化ガリウム表面には、引き続く結晶成長に好適なマクロステップが形成されている。窒化ガリウム領域の元の主面のいわゆる半極性面から形成されたマクロステップ上に、窒化ガリウム系半導体の堆積が可能になる。
本発明の上記の目的および他の目的、特徴、並びに利点は、添付図面を参照して進められる本発明の好適な実施の形態の以下の詳細な記述から、より容易に明らかになる。
以上説明したように、本発明の一側面によれば、半極性を示す窒化ガリウム表面に良好な結晶成長を可能する、マクロステップを有する基板生産物を作製する方法が提供される。また、本発明に係る別の側面によれば、半極性を示す窒化ガリウム表面に良好な結晶成長により、エピタキシャルウエハを作製する方法が提供される。さらに、本発明の更なる別の側面によれば、半極性を示す窒化ガリウム表面に良好な結晶成長により、窒化物系半導体発光素子を作製する方法が提供される。
本発明の知見は、例示として示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解できる。引き続いて、添付図面を参照しながら、本発明のマクロステップを有する基板生産物を作製する方法、エピタキシャルウエハを作製する方法、及び窒化物系半導体発光素子を作製する方法に係る実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付する。
図1及び図2は、本実施の形態に係る作製方法の主要な工程を示す図面である。作製方法としては、マクロステップを有する基板生産物を作製する方法、エピタキシャルウエハを作製する方法、及び窒化物系半導体発光素子を作製する方法がある。図1及び図2には、工程フロー100が示されている。
工程S101では、窒化ガリウム(GaN)ウエハを準備する。GaNウエハは、半極性を示す主面を有する。好ましくは、GaNウエハは、n導電性を示す。GaNウエハのエッジ上の2点の距離の最大値は、例えば45mm以上であることが好ましく、例えば2インチウエハがこれに該当する。図3(a)を参照すると、GaNウエハ11が示されている。主面11aの法線ベクトルVとGaNウエハ11の結晶体のc軸ベクトルVとは互いに異なる方向を向く。法線ベクトルVとc軸ベクトルVとの成す角度は、10度以上であり、50度以下であることができる。マクロステップが設けられていないとき、この角度範囲の主面においてIn取り込みの改善が望まれている。本実施例では、傾斜がm軸方向であれば、基板主面11aがc面と(10−11)面とからなるマクロステップで構成される。傾斜がa軸方向であれば、基板主面11aがc面と(11−22)面からなるマクロステップで構成される。故に、本実施の形態によれば、何れの傾斜でも、上記の角度範囲においてIn取り込みが改善される。また、GaNウエハ11のc軸は、主面11aの法線に対してGaNウエハ11のa軸及びm軸のいずれかの方向に傾斜していることが好ましい。この方法によれば、マクロステップの配列を制御することが容易である。具体的には、a軸傾斜であるとき、c面と(11−22)面とからなるステップの配列を制御できる。m軸傾斜であるとき、c面と(10−11)面とからなるステップの配列を制御できる。
工程S102では、GaNウエハのサーマルクリーニングを行う。この熱処理は、これに続けて結晶成長を連続的に行うために有機金属気相成長炉10aで行うことが好ましい。熱処理の雰囲気G0は、例えばアンモニア(NH)及び水素(H)を含むことが好ましい。熱処理の温度は例えば摂氏1100度であり、熱処理の時間は例えば10分程度である。
工程S103では、図3(b)に示されるように、成長炉10aを用いてGaNウエハ11の主面11a上に窒化ガリウム領域13を成長して、エピタキシャルウエハE1を形成する。既に説明したように、この成長のために、成長炉10aに原料ガス(例えばトリメチルガリウム及びアンモニアを含むガス)G1が供給される。GaNウエハ11上に、窒化ガリウム領域13がホモエピタキシャル成長される。故に、GaNウエハ11のc軸の方向は、窒化ガリウム領域13の結晶体のc軸に引き継がれる。成長温度は例えば摂氏1150度であり、膜厚は例えば5マイクロメートルである。窒化ガリウム領域13の厚さTGaNは、例えば1マイクロメートル以上5マイクロメートル以下であることができる。好ましくは、窒化ガリウム領域13には、n導電性を示すように、n型ドーパント(例えば、シリコン)が添加される。
工程S104では、窒化ガリウム領域13の主面13a上に複数のトレンチ15を形成する。本実施例では、トレンチ15は所定の方向に延びる溝である。c軸がa軸の方向に傾斜しているGaNウエハでは、トレンチ15の延在方向は、m軸の方向であることが好ましい。また、c軸がm軸の方向に傾斜しているGaNウエハでは、トレンチ15の延在方向は、a軸の方向であることが好ましい。この工程では、図3(c)に示されるように、基板生産物P1が作製される。
トレンチ15は、例えば以下のように形成される。GaNウエハ11の主面11a上に成長された窒化ガリウム膜13の表面13aには、図4(a)に示されるように、ミクロステップ17が形成されている。ミクロステップ17のステップ幅は、例えば1nm〜10nm程度であり、非常に小さい。工程S104−1では、図4(b)に示されるように、エピタキシャルウエハE1の表面(窒化ガリウム膜13の主面13a)上に、マスク19を形成する。マスク19は、例えばレジストマスクであることができ、リソグラフィを用いて作製可能である。エピタキシャルウエハE1をエッチング装置10cに配置する。工程S104−2では、図4(c)に示されるように、マスク19及びエッチャント21を用いて窒化ガリウム膜13をエッチングする。この結果、マスク19のパターンが窒化ガリウム膜13に転写されて、窒化ガリウム膜13bが形成される。エッチングは、例えば塩素Clガスを用いたドライエッチングにより行われる。エッチングの終了後に、工程S104−3においてマスク19を除去する。このエッチングにより、図4(d)に示されるように、窒化ガリウム膜13bの主面に複数のトレンチ15が形成される。本実施例では、トレンチ15の各々は、窒化ガリウム膜13bの縁上の一点から他点に延びている。トレンチ15の溝は、例えば底面及び側面により規定される。これらの底面及び側面は窒化ガリウムからなる。トレンチ15のピッチTは例えば500nm程度であり、トレンチ15の深さTは例えば100nm程度である。溝の間隔Tは500nm程度である。トレンチ15の間隔T、深さT、ピッチTは、図4(d)に示されるように規定される。
工程S105では、図5(a)に示されるように、トレンチ15を形成した後に、窒化ガリウム領域13b上にガリウム膜23を堆積する。ガリウム膜23は、窒化ガリウム膜13b及びトレンチ15を覆っている。ガリウム23の堆積は、例えば成長炉10aを用いて行うことができる。Ga被覆の形成のために、ガリウム原料及び水素を含む原料ガスG2が成長炉10aに供給される。ガリウム原料としては、例えば有機ガリウム原料を用いることができ、具体的にはトリメチルガリウムが例示される。ガリウム膜23の成長温度は例えば摂氏500度あることができ、その厚さは例えば500nm程度である。この工程では、基板生産物P2が作製される。
工程S106では、図5(b)に示されるように、温度T1で第1の熱処理を窒化ガリウム領域13b及びガリウム膜23に行う。第1の熱処理は、窒素を含む雰囲気中で行われ、このため、成長炉10aにガスG3が供給される。ガスG3は、例えば窒素ガス及び/又はガリウム原料ガス等を含むことができる。
図6は、第1の熱処理における、窒化ガリウム膜の表面の改質を模式的に示す図面である。工程S105では、窒化ガリウム膜13bの表面のトレンチ15及びリッジ16がガリウム堆積物23で覆われている。この熱処理によって、窒化ガリウム膜13bの表面とガリウム堆積物23との界面においてガリウム原子及び窒素原子のマイグレーションを引き起こす。ガリウム溶融物によって窒化ガリウム13bの表面が被覆された状態で第1の熱処理が行われるので、窒化ガリウム表面からの窒素抜けが生じない。
第1の熱処理の序盤では、図6(a)において破線25aで示されるような原子のマイグレーションにより、リッジ16及びトレンチ15の形状が変形する。また、矢印27aで示されるように、窒化ガリウム膜の表面のステップが成長して徐々に大きくなる。
第1の熱処理の中盤では、上記の原子マイグレーションが引き続き生じている。図6(b)において破線25bで示されるような原子の移動により、リッジ16aの形状が変形してその高さが小さくなると共に、トレンチ15aの形状が変形してその深さが浅くなる。また、矢印27bで示されるように、窒化ガリウム膜の表面のステップが更に成長して大きくなる。
第1の熱処理の終盤でも上記のマイグレーションは引き続き生じている。最終的に、図6(c)においてリッジ16a及びトレンチ15aの形状は消失して、窒化ガリウム膜13dの表面が平坦化される。また、矢印27cで示されるように、窒化ガリウム膜の表面とガリウム堆積物との界面においてステップが成長して、この結果、マクロステップ29が窒化ガリウム膜13dの表面に形成されている。
10分未満の熱処理では、大きなマクロスステップを形成することが難しいので、第1の熱処理の期間は10分以上であることが好ましい。また、1時間を超える熱処理はスループットを低下させるので、第1の熱処理の期間は1時間以下であることが好ましい。
第1の熱処理の温度T1は摂氏1000度以上であることが好ましく、1000度以下では十分なマイグレーションが起きず、マクロステップの形成が難しいからである。また、第1の熱処理の温度T1は摂氏1200度以下であることが好ましく、1200度以上ではGa膜が蒸発してしまい、さらに窒化ガリウム膜の表面もエッチングが進んでしまうからである。この温度の範囲は、GaN結晶体とGa溶融物との界面において原子のマイグレーションが可能であり、また、このマイグレーションによってトレンチがGaNで埋め込まれると共に、マクロステップ29が形成される。
工程S107では、第1の熱処理の後に余剰なガリウムを除去して、マクロステップ29を有する窒化ガリウム表面を露出させる。図5(c)に示されるように、余剰ガリウムの除去のために、例えば成長炉10aに処理ガスG4を供給して、このガス雰囲気中で第2の熱処理を行うことが好ましい。この熱処理中に、余剰なガリウムが蒸発してGaN表面を露出させる。具体的には、処理ガスG4は、例えば水素を含むことが好ましく。成長炉10aへの水素の供給によって、余剰なGa原子が効率的に除去される。第2の熱処理の温度T2は摂氏1200度以上であることが好ましく、1200度以下であるとGa原子の除去が効率的に進まない。また、第2の熱処理の温度T2は摂氏1300度以下であることが好ましく、1300度以上の温度は、ヒーターの負担が大きく、故障の原因にもなりうる。また1300度以上ではGa蒸発が急激に進み、基板表面が荒れてしまうことがある。例えば、第2の熱処理の温度T2は第1の熱処理の温度T1よりも高いことが好ましい。高い温度により、ガリウム原子の蒸発が促進される。この工程によって、マクロステップを有する基板生産物P3が作製される。
この基板生産物を作製する方法によれば、窒化ガリウム領域13a及びトレンチ13上にガリウム膜23を堆積した後の第1の熱処理によって、窒化ガリウム領域13bとガリウム膜23との界面が再構築される。この再構築により、トレンチ15による段差の列からマクロステップ29が形成される。再構築の後に余剰なガリウムを除去して、窒化ガリウム膜13dの表面を露出させる。この露出された窒化ガリウム表面には、引き続く結晶成長に好適なマクロステップ29が形成されている。窒化ガリウム領域13の主面13aはいわゆる半極性を示すけれども、再構築及び改質によって形成されたマクロステップ29上に窒化ガリウム系半導体の堆積が可能になる。
トレンチ15の間隔Tは100nm以上であることが好ましい。100nm未満の間隔にトレンチ15を形成することは、リソグラフィに負担が大きい。また、トレンチ15の間隔Tは1μm以下であることが好ましい。1μmを越えるトレンチ間隔Tでは、第1の熱処理によりトレンチ15を埋めて消失させることが難しい。上記の範囲では、引き続く結晶成長に好適なマクロステップのピッチが提供され。
トレンチ15の深さTは50nm以上であることが好ましい。50nm未満の深さでは、トレンチ15の形成の制御が難しい。また、トレンチ15の深さTは500nm以下であることが好ましい。500nmを越えるトレンチ深さでは、第1の熱処理によりトレンチを埋めることが難しい。この範囲では、引き続く結晶成長に好適なマクロステップのピッチが提供される。
トレンチ15のピッチTは200nm以上であることが好ましい。この値未満のピッチでは、リソグラフィの制御が困難である。また、トレンチ15のピッチTは2μm以下であることが好ましい。この値を越えるトレンチのピッチでは、溝間隔が大きくなりすぎてしまい、トレンチ形成によるエッジの存在によって起こる効率的なステップバンチングが起きなくなるからである。このピッチTの範囲では、引き続く結晶成長に好適なマクロステップのピッチが提供される。
トレンチ15の溝幅Tは100nm以上であることが好ましい。この値未満のピッチでは、リソグラフィの制御が困難である。また、トレンチ15の溝幅Tは2μm以下であることが好ましい。この値を越えるトレンチ溝幅では、溝幅が大きくなりすぎてしまい、トレンチ形成によるエッジの存在によって起こる効率的なステップバンチングが起きなくなるからである。この溝幅Tの範囲では、引き続く結晶成長に好適なマクロステップのピッチが提供される。
ガリウム被覆膜23の厚さTGaは0.1μm以上であることが好ましく、これ以下ではトレンチをGa膜によって十分覆うことができないからである。また、ガリウム被覆膜23の厚さTGaは1μm以下であることが好ましく、厚さ1μmの膜で十分に被覆膜として使用可能であり、それ以上の厚みを形成しても、原料の使用量や、成長時間がかさむのみで生産的でないからである。ガリウム堆積物は第2の熱処理において溶融して、GaN表面を露出させることがなくGaN表面全体を覆う。これらの膜厚の範囲のガリウム膜によって、トレンチ15を埋め込むと共に熱処理によりトレンチ15bを消失させることができる。トレンチ15をガリウム膜で埋め込んでGaN表面を覆うので、窒素抜けを確実に防止でき、またGaN表面を保護できる。故に、窒化ガリウム領域とガリウム膜との界面が再構築に好適である。
既に説明したように、ガリウム23膜の堆積、第1の熱処理、及び余剰なガリウムの除去は、有機金属気相成長炉10aで行われることが好ましい。有機金属気相成長炉10aを用いることによって、上記の一連の処理を進める際に、上記の処理においてそれぞれ提供される生産物表面を大気に晒すことない。
必要な場合には、工程S108において、窒化ガリウム膜13d上に、窒化ガリウム系半導体膜31を成長する。本実施例では、例えばInGa1−ZN緩衝層を成長する。InGa1−ZN緩衝層のインジウム組成は井戸層のインジウム組成よりも小さく、例えばZ=0.02である。成長温度は例えば摂氏850度であり、その厚さは100nm程度であ0る。InGa1−ZN緩衝層にマクロステップが引き継がれて、InGa1−ZN緩衝層の表面にもマクロステップが形成される。井戸層におけるIn組成を関連するが、InGa1−ZN緩衝層のIn組成としては、例えば2%以上であり、また10%以下であることができる。
工程S109では、図7(b)に示されるように、活性層33を窒化ガリウム領域13d上に成長する。活性層33は量子井戸構造を有することができる。活性層33の成長において、障壁層及び井戸層にマクロステップが引き継がれて、障壁層及び井戸層の表面にもそれぞれマクロステップが形成される。工程S109−1において、窒化ガリウム系半導体(例えばInGa1−XN、X=0、又は0<X<1)からなる障壁層35aを成長する。障壁層35aとしては、例えばGaNまたはInGaN等を用いることができる。障壁層35aの厚さは例えば15nmである。次いで、障壁層35aの成長のための基板温度Tよりも低い基板温度Tに変更する。この基板温度Tは例えば摂氏750度であることができる。温度変更の後に、工程S109−2において、InGa1−YNからなる井戸層37aを成長する。井戸層37aのインジウム組成は例えば0.30であることができる。井戸層37aの厚さは例えば4nmである。工程S109−3において、窒化ガリウム系半導体からなる障壁層35bを成長する。障壁層35bは、例えば障壁層35bの成長と同様に行われる。工程S109−4では、井戸層37b〜37c及び障壁層37c〜37dを交互に成長して、多重量子井戸構造39を形成する。
活性層のフォトルミネッセンス(PL)スペクトルのピーク波長は、450nm以上であり、650nm以下であることができる。この方法によれば、様々なPL波長の活性層を含むエピタキシャルウエハを作製できる。好適には、本実施の形態において特に、500nm以上550m以下の波長領域、いわゆる長波長領域にPLピーク波長及びELピーク波長が観測されるエピタキシャルウエハ及び半導体発光素子を作製できる。
図8を参照しながら、マクロステップ上へのInGaN成長を説明する。マクロステップは、図8(a)に示されるように、主要な2つの面S1、S2を有する。本実施の形態におけるc軸の傾斜角の範囲では、マクロステップの大きいテラス幅の面S1は実質的なc面であり、他方の面S2は、例えば(10−11)面、(11−22)面等のファセット面である。故に、マクロステップ上のInGaNのIn組成を高めることができる。Gaアニールによってマクロステップを形成することによって、半極性を示すオフ角ウエハ上のInGaN成長においてもc面と同程度までInの取り込みを向上できる。したがって、マクロステップ上には、高In組成のInGaN膜を成長できる。井戸層のためのInGaNのIn組成としては、例えば0.15以上であり、また0.40以下であることができる。これによって、450nm〜650nmといった範囲の長波長の発光が可能になる。このIn組成の範囲において、InGaNの成長温度としては、例えば摂氏700度以上であり、また摂氏800度以下であることができる。また、井戸層のためのInGaN膜の厚さは、例えば1nm以上であり、10nm以下であることができる。
マクロステップ無しの表面へのInの取り込み量に比べて、マクロステップのInの取り込み量が増大する。このマクロステップの利用により、大きなIn組成のInGaN層を成長できるので、長い発光波長の発光素子を提供できる。また、同じn組成のInGaN膜の成長に際して、このInGaN膜をマクロステップ無しの表面に成長するための基板温度よりも、該InGaN膜をマクロステップ表面に成長するための基板温度を高くできる。故に、このInGaN膜は、マクロステップ表面上に成長されたので、その結晶品質は良好になる。
活性層を成長した後に、工程S110において、図7(c)に示されるように、第2導電型窒化ガリウム半導体領域41を成長する。まず、最後の障壁層を成長した後に、基板温度を上昇する。p型電子ブロック層43を成長する。p型電子ブロック層43の厚さは例えば20nm程度である。電子ブロック層43は例えばMg添加のp型Al0.12Ga0.88Nからなり、例えば摂氏1150度の基板温度で成長される。次いで、電子プロック層43上にコンタクト層45を成長する。コンタクト層45の厚さは例えば50nm程度である。コンタクト層45は例えばMg添加のp型GaNからなり、例えば摂氏1150度の基板温度で成長される。これらの工程の結果、エピタキシャルウエハE2が作製される。
工程S111において、コンタクト層45上にアノード電極47を形成すると共に、基板裏面を研削してGaN基板11aを作製した後に、GaN基板11aの裏面にカソード電極49を形成する。図9は、上記の工程によって作製された発光ダイオード(LED)といった窒化ガリウム系半導体発光素子の構造を模式的に示す図面である。
(実施例)
有機金属気相成長法により窒化ガリウム基板上にエピタキシャル成長を行った。原料には、トリメチルガリウム(TMG)、トリメチルアルミニウム(TMA)、トリメチルインジウム(TMI)、アンモニア(NH)、シラン(SiH)、ビスシクロペンタジエニルマグネシウム(CPMg)を用いた。
GaN基板の準備:
c面からa面方向あるいはm面方向に10度〜50度の角度で傾斜した主面を有する2インチ窒化ガリウムウエハを用意した。
ホモエピタキシャル成長:
このウエハを反応炉にロードした後に、摂氏1100度の基板温度、27kPaの炉内圧力で、反応炉にNHとHを供給しながら、10分間程度の熱処理をGaNウエハに施した。その後に、摂氏1150度の基板温度でSiドープのGaN層を成長した。その厚さは5μmであり、Siの濃度は例えば3×1018cm−3程度であった。その後に、成長炉の温度を室温まで下げて、基板生産物を成長炉から取り出した。この基板生産物のエピタキシャル膜表面のRHEED測定を行った。図10に示されるように、<11−20>軸及び<1−100>軸からのRHEED電子線の入射方向に関して、基板主面の傾斜角18度及び28度のGaNウエハ上のエピタキシャル膜の表面には、数nm程度のステップ幅a、bの微細なミクロステップ構造(格子定数の7〜10倍の周期)が形成されていた。一方、実質的なc面である傾斜角0.3度のGaNウエハ上のエピタキシャル膜の表面には、ミクロステップ構造は観察されなかった。
トレンチ形成
続いて、ホモエピタキシャル成長の後に、エピタキシャル膜にオフ角方向に交差する方向、例えば直交する方向に延びるトレンチのためのレジストマスクを形成した。このレジストマスクのパターンは、オフ角方向に配列されたストライプ状の複数の開口を有する。開口の配列の周期は、例えば500nm周期であり、開口の幅は250nmであった。このレジストマスクを用いて、n型GaN層のエッチングを行った。エッチングの深さは、例えば100nm程度である。このエッチングの後に、レジストマスクを除去した。これらの工程により作製された基板線産物は、エピタキシャル表面に、所定の間隔及び所定の深さのストライプ状の溝を有する。
Gaアニール:
上記基板生産物を反応炉に設置した後に、摂氏500度に成長炉内温度を上げる。TMGとHを反応炉に供給して、n型GaN層を覆うように、Gaからなる被覆膜を形成した。被覆膜の厚さは、トレンチが埋まるように、例えば500nmであった。次いで、成長炉の温度を摂氏1150度に上昇した後に、Nを副場ガスを成長炉に供給しながら30分間の熱処理を行った。この結果、n型GaN層の表面が再構築され、複数のトレンチが消失すると共に複数のマクロステップが形成された。窒素雰囲気中の熱処理の後に、基板温度を上昇させて、Hを成長炉に供給しながらGa被覆を蒸発させて、基板生産物を作製した。この基板生産物の表面には、窒化ガリウムからなるマクロステップが露出されていた。マクロステップが、トレンチのピッチに対応づけられてほぼ等間隔に形成されていることが観測された。ステップのテラス幅が100nmを越えていた。
マクロステップ形成過程:
Gaアニール時のマクロステップの形成過程は、直感的には以下のように理解される。図8に示されるように、GaNのトレンチ及びGa被覆膜をアニールすると、下地GaN表面が再構築される。c軸と垂直方向であってオフ方向と同じ方向に、ステップが拡張される。これと同時に、トレンチの間に位置するリッジ状の部分では、その上面のGa原子およびN原子が、トレンチの底面に拡散していく。その過程でいくつかのミクロステップが集まって、より大きなステップが形成される。また、リッジ状の部分とトレンチの底面部分との間の高さの差が小さくなる。この過程が繰り返されて、より大きなステップが形成され、最終的にはトレンチ間隔と同程度の大きさのマクロステップが形成される。
マクロステップの観察:
成長炉の温度を降下させた後に、基板生産物を成長炉から取り出して、基板生産物の表面を原子間力顕微鏡(AFM)を用いて測定した。図11(a)を参照すると、c面GaN基板の表面に成長された窒化ガリウムの表面のAFM像を示しており、その表面は筋状の細かなモフォロジを示していた。図11(b)を参照すると、GaN基板の半極性面(オフ角18度)に成長された窒化ガリウムの表面のAFM像を示しており、その表面は島状成長に近いモフォロジを示していた。図11(c)を参照すると、上記の実施例に従って作製されたマクロステップを有する窒化ガリウムの表面のAFM像を示しており、その表面はステップ状のモフォロジを示していた。
再成長:
マクロステップ上に、発光ダイオード構造を作製した。この際は、Gaアニール後にエピタキシャルウエハを成長炉から取り出さず、引き続き、同じ成長炉を用いて処理を行った。基板温度を摂氏850度に下げて、厚さ100nmのIn0.02Ga0.98N緩衝層を成長した。続けて、厚さ15nmのGaN障壁層を成長した。その後に、基板温度を摂氏750度に下げて、厚さ3nmのIn0.30Ga0.70N層を成長した。この障壁層と井戸層からなる構造を3周期成長した後に、さらに障壁層15nmを成長して発光層を形成した。その後に、基板温度を摂氏1100度に上昇させた後に、電子ブロック層のために厚さ20nmのMgドープしたp型Al0.18Ga0.82N層を成長した。コンタクト層のために厚さ50nmのMgドープp型GaN層を成長した。その後、炉内温度を室温まで下げ、LED構造を有するエピタキシャルウエハを成長炉から取り出した。
このエピタキシャルウエハAのフォトルミネッセンススペクトル(PL)測定を行った。LED構造のピーク発光波長は530nmであった。比較のために、同じオフ角のGaNウエハ上に、Gaアニールせずに通常どおり成長されたLED構造を有するエピタキシャルウエハCでは、530nmのピーク発光波長を得るためには、摂氏700度以下の成長温度でInGaN井戸層を成長しなければならない。つまり、Gaアニールによるマクロステップの形成によりInの取り込みが改善されたので、摂氏750度のInGaN成長の温度を用いて上記のPL波長を実現できた。また、それぞれの発光強度を比較すると、エピタキシャルウエハAのPL強度は、エピタキシャルウエハCのPL強度に比べて、およそ1桁程度で大きかった。電極蒸着プロセスを行ってLEDデバイスを作製した。このLEDデバイス電流注入による発光測定を行ったとき、エピタキシャルウエハAのEL強度は、エピタキシャルウエハCのEL強度に比べて、およそ1桁程度で大きかった。これは、以下の事項によると考えられる:所望の発光波長を得るための井戸層の成長温度を上げることができ、InGaN井戸層の結晶性が改善された。また、マクロステップの形成により個々のステップ幅が大きくなり、InGaNの成長温度も高めることができたので、InGaN成長時にInマイグレーションが効果的に起こり、InGaN層発光で重要な局在準位が効果的に形成された。
デバイス構造
本実施例では、発光ダイオード構造を作製した。しかしながら、In取り込み向上の利点は、発光ダイオード構造に限られたものではなく、レーザーダイオード構造にも適用可能である。特に、レーザーダイオード構造では、井戸層の成長温度が低いとき、その後に高温で成長されるp型半導体層の成長中に、井戸層の品質が劣化されることがある。しかし、本実施の形態により成長温度を上げて井戸層を成長すれば、p型半導体層成長中の井戸層の品質劣化が抑制される。
以上説明したように、トレンチ形成及びGaアニールを行ってマクロステップを形成することによって、オフ角を有するGaNウエハにおけるIn取り込み量が増大する。したがって、発光層の成長温度を上げることができ、発光層の結晶性が改善され、発光層のPLおよびEL発光強度が向上する。
本実施の形態では、Gaアニールに関して、Ga被覆膜を利用してGaアニールを行う方法を説明した。本発明はその方法に限るものではなく、トレンチ形成した窒化ガリウム領域を、Ga被覆膜ではなくGa雰囲気中、例えばTMGとNの供給下で熱処理して、アニールされた窒化ガリウム領域の表面にマクロステップを形成できる。トレンチ形成した窒化ガリウム領域の表面にGaを供給しながら熱処理することであり、Ga被覆膜を形成すると、ウエハ表面からの窒素(N)抜けを確実に抑制でき、より効果的に表面の再構築が進む。
具体的には、窒化ガリウム領域の主面上に複数のトレンチを形成した後に、ガリウム及び窒素を含む雰囲気中で熱処理を窒化ガリウム領域に行って、マクロステップを有する窒化ガリウム表面を形成する。この方法により、トレンチを含む窒化ガリウム領域を、ガリウム及び窒素を含む雰囲気で熱処理することによって、窒化ガリウム領域の表面が再構築される。この再構築により、トレンチによる段差の列からマクロステップが形成される。再構築された窒化ガリウム表面には、引き続く結晶成長に好適なマクロステップが形成されている。窒化ガリウム領域の元の主面のいわゆる半極性から形成されたマクロステップ上に、窒化ガリウム系半導体の堆積が可能になる。上記の熱処理の温度及び時間は、第1の熱処理と同じ条件であることができる。
好適な実施の形態において本発明の原理を図示し説明してきたが、本発明は、そのような原理から逸脱することなく配置および詳細において変更され得ることは、当業者によって認識される。本発明は、本実施の形態に開示された特定の構成に限定されるものではない。したがって、特許請求の範囲およびその精神の範囲から来る全ての修正および変更に権利を請求する。
通常のc面GaN基板上と同様に平坦に研磨された半極性GaN基板を用意し、このGaN表面をアンモニア及ぶ水素の雰囲気中で熱処理して表面再構築を行った後に、n型GaN層とったLED構造またはLD構造を成長している、これらLED構造及びLD構造は、InGaN活性層及びp型GaN層を含む。
しかしながら、半極性GaN基板上へのGaN系半導体の成長モードは、c面上での成長モードと異なっており、上記の熱処理によって得られる再構築表面とその表面へのn型GaN成長とによって得られる表面ステップ密度は、非常に高い。そのため、図12に示されるように、InGaN活性層におけるIn取り込み量が少ない、これ故に、特に長波長の発光を得るためには、InGaN活性層の成長温度を低くしなければならず、活性層の結晶品質が低下する。
ところが、本実施の形態のように、窒化ガリウム表面に一定間隔で所定の方向に延びる溝を形成すると共に、この溝構造をGa(好ましくは窒素の添加で)に晒しながら熱処理して表面の再構築を行う。この再構築によって、溝構造からマクロステップが形成される。このようなパターニングによって、基板主面に対して横方向の成長が促進され、ステップが大きく出るような成長モードが生じる。
リソグラフィ、エッチング及び熱処理によって、エピタキシャル膜の表面における成長モードを変更でき、再構築によるマクロステップが形成される。このマクロステップによって、ステップフローな成長モードが可能になる。大きなテラスが形成されてステップ密度が小さくなり、In取り込み量を大きくできる。その結果、InGaN活性層の成長温度を上げることができ、活性層の結晶品質が向上する。マクロステップは、オフ角18度の半極性GaN基板を用いた実験で原子間力顕微鏡(AFM)によって観測された。また、同じ基板上に活性層及びp型半導体層を含む発光ダイオード構造を作製した。
再構築無し:PL発光波長420nm
再構築有り:PL発光波長480nm。
であり、PL波長が長くなった。
図1は、本実施の形態に係る作製方法の主要な工程を示す図面である。 図2は、本実施の形態に係る作製方法の主要な工程を示す図面である。 図3は、本実施の形態に係る作製方法の主要な工程を模式的に示す図面である。 図4は、トレンチの形成のための工程を模式的に示す図面である。 図5は、本実施の形態に係る作製方法の主要な工程を模式的に示す図面である。 図6は、第1の熱処理における、窒化ガリウム膜の表面の改質を模式的に示す図面である。 図7は、本実施の形態に係る作製方法の主要な工程を模式的に示す図面である。 図8は、マクロステップ上へのInGaN成長を説明する図面である。 図9は、上記の工程によって作製された発光ダイオード(LED)の構造を模式的に示す図面である。 図10は、基板生産物のエピタキシャル膜表面のRHEED測定を示す図面である。 図11は、原子間力顕微鏡を用いた観測による基板生産物の表面のAFM像を示す図面である。 図12は、InGaN成長にIn組成とGaN主面のオフ角との関係を示す図面である。
符号の説明
E1、E2…エピタキシャルウエハ、P1、P2、P3…基板生産物、V…法線ベクトル、V…c軸ベクトル、10a…有機金属気相成長炉、10c…エッチング装置、11…GaNウエハ、11a…GaNウエハ主面、13、13b、13c、13d…窒化ガリウム領域、13a…窒化ガリウム膜表面、15、15a…トレンチ、16、16a…リッジ、17…ミクロステップ、19…マスク、23…ガリウム膜、29…マクロステップ、31…窒化ガリウム系半導体膜、33…活性層、37a〜37c…井戸層、37a〜37d…障壁層、39…多重量子井戸構造、41…第2導電型窒化ガリウム半導体領域、43…電子ブロック層、45…コンタクト層、47…アノード電極、49…カソード電極

Claims (21)

  1. マクロステップを有する基板生産物を作製する方法であって、
    窒化ガリウム領域の主面上に複数のトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチを形成した後に、前記窒化ガリウム領域上にガリウム膜を堆積する工程と、
    窒素を含む雰囲気中における第1の熱処理を前記窒化ガリウム領域及び前記ガリウム膜に行う工程と、
    前記第1の熱処理の後にガリウムを除去して、前記マクロステップを有する窒化ガリウム表面を露出させる工程と
    を備え、
    前記ガリウム膜は前記トレンチ及び前記窒化ガリウム領域を覆っており、
    前記窒化ガリウム領域の前記主面は半極性を示し、前記窒化ガリウム領域の前記主面の法線は前記窒化ガリウム領域のc軸に対して傾斜している、ことを特徴とする方法。
  2. 前記トレンチの間隔は、100nm以上であり、1μm以下である、ことを特徴とする請求項1に記載された方法。
  3. 前記トレンチの深さは、50nm以上であり、500nm以下である、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された方法。
  4. 前記ガリウム膜の厚さは、0.1μm以上であり、1μm以下である、ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載された方法。
  5. 前記第1の熱処理の期間は10分以上である、ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載された方法。
  6. 前記第1の熱処理の温度は、摂氏1000度以上であり摂氏1200度以下である、ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載された方法。
  7. 前記ガリウムの除去は、水素を含む雰囲気中における第2の熱処理によって行われる、ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載された方法。
  8. 前記第2の熱処理の温度は前記第1の熱処理の温度よりも高い、ことを特徴とする請求項7に記載された方法。
  9. 前記トレンチを形成するに先立って、前記窒化ガリウム領域を基板上に成長する工程を更に備える、ことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載された方法。
  10. 前記基板はGaNからなる、ことを特徴とする請求項9に記載された方法。
  11. 前記ガリウム膜の堆積、前記第1の熱処理、及び前記ガリウムの除去は、有機金属気相成長炉で行われる、ことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載された方法。
  12. 前記露出された窒化ガリウム表面上に、窒化ガリウム系半導体層を成長する工程を更に備える、ことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載された方法。
  13. 前記窒化ガリウム系半導体層はInGa1−XNからなる、ことを特徴とする請求項12に記載された方法。
  14. 前記窒化ガリウム系半導体層のIn組成Xは0.15以上である、ことを特徴とする請求項13に記載された方法。
  15. 前記主面の法線と前記窒化ガリウム領域の前記c軸との成す角度は、10度以上であり、50度以下である、ことを特徴とする請求項1〜請求項14のいずれか一項に記載された方法。
  16. 前記窒化ガリウム領域のc軸は、前記窒化ガリウム領域の前記主面の法線に対して前記窒化ガリウム領域のa軸及びm軸のいずれかの方向に傾斜している、ことを特徴とする請求項1〜請求項15のいずれか一項に記載された方法。
  17. エピタキシャルウエハを作製する方法であって、
    第1導電型の窒化ガリウム領域からなる半極性の主面を有する基板を準備する工程と、
    前記主面上に複数のトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチを形成した後に、前記窒化ガリウム領域上にガリウム膜を堆積する工程と、
    窒素を含む雰囲気中における第1の熱処理を前記窒化ガリウム領域及び前記ガリウム膜に行う工程と、
    前記第1の熱処理の後に余剰なガリウムを除去して、マクロステップを有する窒化ガリウム表面を露出させる工程と、
    前記露出された窒化ガリウム表面上に活性層を成長する工程と、
    第2導電型窒化ガリウム系半導体領域を前記活性層上に成長する工程と
    を備え、
    前記活性層は、Inを含む窒化ガリウム系半導体からなる井戸層を含み、
    前記ガリウム膜は前記トレンチ及び前記窒化ガリウム領域を覆う、ことを特徴とする方法。
  18. 前記活性層のフォトルミネッセンススペクトルのピーク波長は、450nm以上であり、650nm以下である、ことを特徴とする請求項17に記載された方法。
  19. 窒化物系半導体発光素子を作製する方法であって、
    第1導電型の窒化ガリウム領域の半極性の主面上に複数のトレンチを形成する工程と、
    前記主面上に複数のトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチを形成した後に、前記窒化ガリウム領域上にガリウム膜を堆積する工程と、
    窒素を含む雰囲気中における第1の熱処理を前記窒化ガリウム領域及び前記ガリウム膜に行う工程と、
    前記第1の熱処理の後に余剰なガリウムを除去して、マクロステップを有する窒化ガリウム表面を露出させる工程と、
    前記露出された窒化ガリウム表面上に、活性層を成長する工程と
    を備え、
    前記活性層は、Inを含む窒化ガリウム系半導体からなる井戸層を含み、
    前記ガリウム膜は前記トレンチ及び前記窒化ガリウム領域を覆う、ことを特徴とする方法。
  20. 第2導電型の窒化ガリウム系半導体領域を前記活性層上に成長する工程を更に備え、
    前記井戸層はInGaNからなる、ことを特徴とする請求項19に記載された方法。
  21. マクロステップを有する基板生産物を作製する方法であって、
    窒化ガリウム領域の主面上に複数のトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチを形成した後に、ガリウム及び窒素を含む雰囲気中で熱処理を前記窒化ガリウム領域に行って、前記マクロステップを有する窒化ガリウム表面を形成する工程と
    を備え、
    前記窒化ガリウム領域の前記主面の法線は、前記窒化ガリウム領域のc軸に対して傾斜している、ことを特徴とする方法。
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