JP2010033966A - イオン注入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体ウェーハと裏面ピンとの接触に起因するパーティクルの発生を抑制する。
【解決手段】本発明のイオン注入装置は、回転駆動機構により回転される回転体の回転軸回りに放射状に延在された複数のアームに設けられた半導体ウェーハ28の支持盤30と、半導体ウェーハの回転体の回転軸から遠い側の周縁部に当接するように設けられたストッパ36と、半導体ウェーハの回転体の回転軸から近い側の裏面に当接するように設けられた突起状の裏面ピン38とを含み、支持盤の盤面が回転軸にほぼ直交する方向に向けられた状態で回転される半導体ウェーハにイオンを注入するものである。特に、裏面ピンの半導体ウェーハとの接触部にシリコーンラバー40を塗布することにより、半導体ウェーハと裏面ピンとの間の潤滑作用を奏して、両者の接触に起因するパーティクルの発生を抑制する。
【選択図】図3

Description

本発明は、イオン注入装置に係り、特に、シリコンなどの半導体ウェーハにイオンを注入するイオン注入装置に関する。
近年、LSI(Large Scale Integration)などの集積回路の高速・低消費電力化を図るために、SOI(Silicon on Insulator)ウェーハが用いられている。SOIウェーハは、シリコン支持体と表面シリコン層との間に酸化膜からなる絶縁層が埋め込まれて構成される。
このようなSOIウェーハの製造方法の1つとして、シリコンウェーハに例えば酸素イオンを注入した後熱処理を行い、酸化膜からなる絶縁層つまりBOX(Buried Oxide)層を形成するSIMOX(Separation by IMplanted OXygen)法と称される方法が用いられている。
特許文献1に記載されているように、SIMOXウェーハの製造においては、回転台に設けられた複数の支持盤上にそれぞれシリコンウェーハを載置し、回転台を回転させてシリコンウェーハを旋回させながら酸素イオンを注入することにより一括でバッチ処理することが知られている。
より具体的には、SIMOXウェーハのイオン注入装置は、回転体と、回転体の回転軸回りに放射状に延在された複数のアームと、各アームの先端に設けられた支持盤と、旋回するシリコンウェーハにイオンを注入する注入手段などから構成される。
イオン注入時には、複数の支持盤が盤面を回転軸にほぼ直交する方向に向けられた状態で旋回されるので、支持盤上に載置されたシリコンウェーハに遠心力が働く。この遠心力によりシリコンウェーハが外に飛び出さないように、各支持盤は回転軸のほうに盤面を向けるように傾けられ、遠心力の分力を盤面で受けるように構成される。
しかし、イオン注入の制約上、支持盤の傾きをあまり大きくできないため、各支持盤には、載置されたシリコンウェーハの回転体の回転軸から遠い側の周縁部に当接するようにストッパが設けられており、また、シリコンウェーハの回転体の回転軸から近い側の裏面に当接するように裏面ピンが設けられている。つまり、シリコンウェーハは、ストッパと裏面ピンからなる保持機構によって保持される。
特開2007−59262号公報
ところで、特許文献1に記載された装置は、シリコンウェーハと保持機構との接触、特にシリコンウェーハと裏面ピンとの接触に起因して生じる摩耗粒子(パーティクル)による弊害について配慮されていない。
すなわち、イオン注入時にシリコンウェーハに働く遠心力をストッパ及び裏面ピンで受けてシリコンウェーハを保持しているため、シリコンウェーハとストッパ及び裏面ピンとの間に接触摩擦が生じてシリコンウェーハが傷付くとともにパーティクルが発生する場合がある。パーティクルが発生すると、例えばシリコンウェーハのイオン注入面に付着して、シリコンウェーハに対する均一なイオン注入が阻害されるおそれがあるなど、シリコンウェーハの品質維持の面から好ましくない。
そこで、本発明は、半導体ウェーハと保持機構との接触に起因するパーティクルの発生を抑制することを課題とする。
本発明のイオン注入装置は、回転駆動機構により回転される回転体と、この回転体の回転軸回りに放射状に延在された複数のアームと、この各アームに設けられた半導体ウェーハの支持盤と、この各支持盤の盤面が回転軸にほぼ直交する方向に向けられた状態で回転駆動機構により回転される半導体ウェーハにイオンを注入するイオン注入手段と、各支持盤の盤面に載置された半導体ウェーハの回転体の回転軸から遠い側の周縁部に当接するように設けられたストッパと、各支持盤に載置された半導体ウェーハの回転体の回転軸から近い側の裏面に当接するように設けられた突起状の裏面ピンとを含んで構成される。
特に、上記課題を解決するため、裏面ピンの半導体ウェーハとの接触部にシリコーンラバーが塗布されてなることを特徴とする。
すなわち、従来のイオン注入装置において裏面ピンはポリイミド系樹脂で形成されるのが一般的であるが、この場合、半導体ウェーハと裏面ピンが擦れた際の接触摩擦が比較的大きいため、半導体ウェーハが傷付くとともにパーティクルが発生しやすい。これに対して、本発明は、裏面ピンの半導体ウェーハとの接触部にシリコーンラバーを塗布することにより、シリコーンラバーが裏面ピンと半導体ウェーハとの間の潤滑作用を奏して、両者の擦れによる半導体ウェーハの傷の発生及びパーティクルの発生を抑制することができる。
また、裏面ピンの半導体ウェーハとの接触部のみならず、ストッパの半導体ウェーハとの接触部にシリコーンラバーを塗布してストッパと半導体ウェーハとの擦れによるパーティクルの発生を抑制するのが好ましい。
また、回転体とアームからなる回転台を揺動アームを介して振り子状に揺動させる揺動機構を備えており、半導体ウェーハが、揺動機構により振り子状に揺動され、かつ回転駆動機構により回転されながらイオン注入手段によりイオンを注入されるイオン注入装置に適用するのが好ましい。
つまり、イオン注入手段を固定させ、半導体ウェーハを振り子状に揺動させてスキャンし、かつ回転させながらイオンを注入する装置の場合、イオン注入手段自体を移動させてスキャンする装置に比べて、一般的に回転体の回転速度が速くなるため、半導体ウェーハと保持機構との間に発生する摩擦が大きくなる場合がありパーティクルによる弊害が生じ易い。したがって、このようなイオン注入装置に本発明を適用するのが特に好ましい。
本発明によれば、半導体ウェーハと保持機構との接触に起因するパーティクルの発生を抑制することができる。
以下、本発明を適用してなるイオン注入装置の実施形態を説明する。なお、以下の説明では、同一機能部品については同一符号を付して重複説明を省略する。
図1は、本実施形態のイオン注入装置の全体概略構成の側面図である。図2は、本実施形態のイオン注入装置の全体概略構成の正面図であり、イオン注入時の半導体ウェーハの動作状態を説明するものである。
図1に示すように、イオン注入装置10は、イオン源12と質量分離器14などを含んで構成され、例えば酸素などのイオンを処理対象物に注入するイオン注入手段と、処理対象物としてイオンが注入される例えばシリコンなどの半導体ウェーハが収納される処理室16とを備えて構成されている。
イオン源12は、質量分離器14と図示していない真空排気されたパイプを介して連結されており、マイクロ波を用いて例えば酸素イオンによるイオンビーム17を生成し、生成したイオンビーム17を質量分離器14側へ出射するようになっている。質量分離器14は、図示していない真空排気されたパイプを介して処理室16と接続されており、イオン源12からのイオンビーム17に対して電磁力を与えてイオンビーム17をほぼ90度偏向させるとともに、イオンビーム17の中から必要な質量を有するイオン種、例えば酸素イオンのみを分離して取り出し処理室16内に入射するようになっている。
処理室16内には、回転駆動機構としてのモータ18と、モータ18を収容するモータボックス20と、モータ18により回転される回転軸22と、回転軸22に嵌合された回転体24と、回転体24の回転軸22回りに放射状に延在された複数のアーム26と、各アーム26の先端部に設けられた半導体ウェーハ28の支持盤30とが収納されている。
また、モータボックス20に連結された揺動アーム32を介してモータ18、回転体24、アーム26、及び支持盤30などを処理室16内で振り子状に揺動させる揺動機構34が、処理室16の天面上に設けられている。
図2に示すように、本実施形態のイオン注入装置は、揺動機構34により図示矢印Aのように半導体ウェーハ28を振り子状に揺動し、かつモータ18により回転軸22を中心に図示矢印Bのように回転しながら、イオン注入手段によりイオンを注入するものである。
また、図1に示すように、本実施形態のイオン注入装置10では、イオン注入時には、支持盤30は、盤面が回転軸22にほぼ直交する方向に向けられた状態で回転されるので、支持盤30上に載置された半導体ウェーハ28に遠心力が働く。この遠心力により半導体ウェーハ28が外に飛び出さないように、各支持盤30は回転軸22のほうに盤面を向けるようにわずかに傾けられており、遠心力の分力を盤面で受けるように構成されている。
しかし、イオン注入の制約上、支持盤30の傾きをあまり大きくできない。そこで、本実施形態のイオン注入装置10では、載置された半導体ウェーハ28を保持する保持機構が各支持盤30に設けられている。
図3は、半導体ウェーハと支持盤とウェーハの保持機構の詳細を示す図である。図3(イ)は半導体ウェーハと支持盤とウェーハの保持機構の平面図であり、図3(ロ)は図3(イ)におけるA−B断面を示す図である。
図3に示すように、支持盤30上には、半導体ウェーハ28の回転体24の回転軸22から遠い側の周縁部に当接するようにストッパ36が設けられている。また、半導体ウェーハ28の回転体24の回転軸22から近い側の裏面に当接するように裏面ピン38が2つ設けられている。より具体的には、遠心力が働く方向を12時とした場合、12時前後の位置にストッパ36が設けられ、略5時の位置及び略7時の位置に裏面ピン38が設けられている。このようにして、ストッパ36と裏面ピン38によって半導体ウェーハを保持する保持機構が構成されている。
ところで、このような半導体ウェーハの保持機構を有する従来のイオン注入装置においては、半導体ウェーハと保持機構との接触、特に半導体ウェーハ28と裏面ピン38との接触に起因して生じるパーティクルによる弊害について配慮されていない。
すなわち、イオン注入時に半導体ウェーハ28に働く遠心力をストッパ36及び裏面ピン38で受けて半導体ウェーハ28を保持しているため、半導体ウェーハ28とストッパ36及び裏面ピン38との間に接触摩擦が生じる。ここで、従来のイオン注入装置において裏面ピン38はポリイミド系樹脂で形成されるのが一般的であるが、この場合、半導体ウェーハ28と裏面ピン38が擦れた際の接触摩擦が比較的大きいため、半導体ウェーハ28が傷付くとともにパーティクルが発生しやすい。パーティクルが発生すると、例えば半導体ウェーハ28のイオン注入面に付着して、半導体ウェーハ28に対する均一なイオン注入が阻害されるおそれがあるなど、半導体ウェーハ28の品質維持の面から好ましくない。
そこで、本実施形態のイオン注入装置10は、半導体ウェーハ28と保持機構との接触に起因するパーティクルの発生を抑制すべく、裏面ピン38にはシリコーンラバー40が塗布されている。シリコーンラバー40は、裏面ピン38の少なくとも半導体ウェーハ28との接触部に塗布されていればよい。
すなわち、裏面ピン38の半導体ウェーハ28との接触部にシリコーンラバー40を塗布することにより、シリコーンラバー40が裏面ピン38と半導体ウェーハ28との間の潤滑作用を奏して、両者の擦れによるパーティクルの発生を抑制することができる。
図4は、本実施形態のイオン注入装置による効果を示す図である。図4において横軸はLotNoを示しており、縦軸は各Lotにおける0.2μm以上のパーティクル数の平均値を示している。
また、図4は、改善前すなわちポリイミド系樹脂で形成された裏面ピン38に何も施していない状態と、改善後すなわち裏面ピン38の半導体ウェーハ28との接触部にシリコーンラバー40を塗布した状態におけるパーティクル発生数の比較を示している。図4のグラフの左側約2/3部分が改善前のパーティクル発生数を示しており、右側約1/3部分が改善後のパーティクル発生数を示している。
図4からわかるように、裏面ピンにシリコーンラバー40を塗布していない従来のイオン注入装置の場合、0.2μm以上のパーティクル数は概略100〜1000の間にかたまっている。これに対して、本実施形態のイオン注入装置では、0.2μm以上のパーティクル数は概略40〜100の間にかたまっている。
すなわち、裏面ピン38の半導体ウェーハ28との接触部にシリコーンラバー40を塗布することにより、半導体ウェーハ28と裏面ピン38との間の潤滑作用を奏して、両者の擦れによる半導体ウェーハ28の傷の発生及びパーティクルの発生を抑制することができる。
図5も、本実施形態のイオン注入装置による効果を示す図である。図5において横軸は0.2μm以上のパーティクル数を示している。左側の縦軸は各パーティクル数に対する頻度を示しており柱状のグラフが対応している。右側の縦軸はパーティクル数が少ない側から高い側に向けての累積割合を示しており線グラフが対応している。
図5のヒストグラムに示すように、従来の方式すなわち裏面ピン38に何も施していない状態では、パーティクル数が1000以上の頻度が比較的多いのに対して、裏面ピン38の半導体ウェーハ28との接触部にシリコーンラバー40を塗布した状態では、パーティクル数が100の部分に頻度が集中している。
また、例えばパーティクル数が100の場合の累積割合は、従来の方式で5.4%なのに対してシリコーンラバー40の塗布で73.8%となっている。同様にパーティクル数が200の場合の累積割合は、従来の方式で45.0%なのに対してシリコーンラバー40の塗布で97.8%、パーティクル数が350の場合の累積割合は、従来の方式で68.9%しか至ってないのに対してシリコーンラバー40の塗布で99.1%となって略出尽くしている。このように、シリコーンラバー40の塗布によりパーティクル数の累積割合の増加が速くなっている。
すなわち、図5のヒストグラムから、裏面ピン38の半導体ウェーハ28との接触部にシリコーンラバー40を塗布することにより、半導体ウェーハ28と裏面ピン38との間の潤滑作用を奏して、両者の擦れによる半導体ウェーハ28の傷の発生及びパーティクルの発生を抑制できることがわかる。
図6は、半導体ウェーハ支持盤とウェーハの保持機構の他の例を示す図である。図6(イ)は半導体ウェーハと支持盤とウェーハの保持機構の平面図であり、図6(ロ)は図6(イ)におけるC−O−D断面を示す図である。
図5に示すように、遠心力が働く方向を12時とした場合、支持盤30上の2時前後の位置及び11時前後の位置にストッパ36が設けられ、略6時の位置に裏面ピン38が設けられている。このように、ストッパ36を2箇所に設け、裏面ピン38を1箇所に設けた場合も、裏面ピン38の半導体ウェーハ28との接触部にシリコーンラバー40を塗布することにより、半導体ウェーハ28と裏面ピン38との間の潤滑作用を奏して、両者の擦れによる半導体ウェーハ28の傷の発生及びパーティクルの発生を抑制することができる。
要するに、本発明は、支持盤30に載置された半導体ウェーハ28の回転体24の回転軸22から近い側の裏面に当接するように設けられた突起状の裏面ピン38の半導体ウェーハ28との接触部にシリコーンラバーが塗布されていれば、同様の効果を奏することができる。
なお、本実施形態では、裏面ピン38にシリコーンラバーを塗布する場合を挙げて説明したが、これに限らず、ストッパ36の半導体ウェーハ28との接触部にシリコーンラバーを塗布してもよい。これによれば、イオン注入時に、シリコーンラバーがストッパ36と半導体ウェーハ28との間の潤滑作用を奏して、両者の擦れによる半導体ウェーハの傷の発生及びパーティクルの発生を抑制することができる。
また、本実施形態では、揺動機構34により半導体ウェーハ28を振り子状に揺動し、かつモータ18により回転軸22を中心に回転しながらイオンを注入するイオン注入装置について説明したが、これには限られない。例えば、揺動機構34を設けることなく、半導体ウェーハ28をモータ18により回転軸22を中心に回転させながら、イオン注入手段を移動させてイオンビームをスキャンさせるイオン注入装置においても、本発明を適用することができる。
本実施形態のイオン注入装置の全体概略構成の側面図である。 本実施形態のイオン注入装置の全体概略構成の正面図であり、イオン注入時の半導体ウェーハの動作状態を説明するものである。 半導体ウェーハと支持盤とウェーハの保持機構の詳細を示す図である。 本実施形態のイオン注入装置による効果を示す図である。 本実施形態のイオン注入装置による効果を示す図である。 半導体ウェーハと支持盤とウェーハの保持機構の他の例の詳細を示す図である。
符号の説明
10 イオン注入装置
12 イオン源
14 質量分離器
18 モータ
22 回転軸
24 回転体
26 アーム
28 半導体ウェーハ
30 支持盤
32 揺動アーム
34 揺動機構
36 ストッパ
38 裏面ピン
40 シリコーンラバー

Claims (3)

  1. 回転駆動機構により回転される回転体と、該回転体の回転軸回りに放射状に延在された複数のアームと、該各アームに設けられた半導体ウェーハの支持盤と、該各支持盤の盤面が前記回転軸にほぼ直交する方向に向けられた状態で前記回転駆動機構により回転される前記半導体ウェーハにイオンを注入するイオン注入手段と、前記各支持盤の盤面に載置された前記半導体ウェーハの前記回転体の回転軸から遠い側の周縁部に当接するように設けられたストッパと、前記各支持盤に載置された前記半導体ウェーハの前記回転体の回転軸から近い側の裏面に当接するように設けられた突起状の裏面ピンとを含んでなるイオン注入装置において、
    前記裏面ピンの前記半導体ウェーハとの接触部にシリコーンラバーが塗布されてなるイオン注入装置。
  2. 前記ストッパの前記半導体ウェーハとの接触部にシリコーンラバーが塗布されてなる請求項1のイオン注入装置。
  3. 前記回転体と前記アームからなる回転台を揺動アームを介して振り子状に揺動させる揺動機構を備え、
    前記半導体ウェーハは、前記揺動機構により振り子状に揺動され、かつ前記回転駆動機構により回転されながら前記イオン注入手段によりイオンを注入される請求項1のイオン注入装置。
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