JP2010032852A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タンデム方式の画像形成装置におけるレジスト補正処理のために,中間転写体に転写された色の異なる複数のパッチトナー像が所定位置(パッチ通過部)を通過するタイミングを検出する場合に,レジスト補正手段としてのCPUに必要入力ポートの数を減少させること。
【解決手段】パッチ通過部に照射された光の正反射光の強度を検出する正反射光検出手段と,前記パッチ通過部に照射された光の散乱反射光の強度を検出する散乱反射光検出手段と,正反射光検出手段からの信号と前記散乱反射光検出手段からの信号と1つの信号に合成して前記レジスト補正手段に入力する信号合成回路とを備え,前記レジスト補正手段が,入力された合成信号に基づいて前記中間転写体への各色のトナー像の転写位置のずれを修正してなる画像形成装置。
【選択図】図1

Description

本発明は,中間転写体にトナー像を転写する複数の画像形成手段を備え,中間転写体に転写された異なる色の複数のパッチトナー像が所定位置を通過するタイミングを検出し,その検知結果に基づいて中間転写体への各色のトナー像の転写位置のずれを修正するレジスト補正機能を備えた画像形成装置に関するものである。
いわゆるタンデム方式の画像形成装置は,それぞれ異なる色(一般に,ブラック,マゼンダ,シアン,イエロー)のトナー像を感光体(像担持体)から移動中の中間転写ベルト(中間転写体)へ転写する複数の画像形成部を備え,それら複数の画像形成部が各色のトナー像を中間転写ベルト上に重ねて転写することにより,カラーのトナー像を中間転写ベルト表面に形成させ,さらに,そのカラーのトナー像を中間転写ベルトから記録紙へ転写することにより,記録紙上にカラー画像を形成させる。
タンデム方式の画像形成装置において,複数の画像形成部から中間転写ベルトへのトナー像の転写タイミングが,予め想定したタイミングからずれると,中間転写ベルト上に形成されるカラートナー像にいわゆる色ずれが生じ,画質が悪化する。
そこで,タンデム方式の画像形成装置は,複数の画像形成部から中間転写ベルトへ各色のパッチトナー像(パッチパターンのトナー像)を並べて転写し,さらに,その複数のパッチトナー像が所定位置(以下,パッチ通過部Qという)を通過するタイミングを検出し,その検知結果に基づいて中間転写ベルトへの各色のトナー像の転写位置のずれを修正するレジスト補正処理を実行する機能を備えるものが多い。
なお,中間転写ベルトへの各色のトナー像の転写位置のずれを修正(補正)する方法としては,複数の画像形成部における感光体ドラムに対する露光タイミングの補正や,中間転写ベルトの移動速度(回転速度)の補正等が採られている。
通常のカラー画像形成装置では,Y(イエロー),M(マゼンダ),C(シアン)のカラートナーと,B(ブラック)のモノクロトナーを用いることが多い。もちろん,M(或いはYやC)とBのみをもちいる場合などもあり得るが,少なくとも1つのカラートナーと,1つのモノクロトナーを用いる場合が一般的である。
ところで,前記したY,M,Cといったカラートナーに光を照射するとその反射光は乱反射成分が多いことが知られている。それとは異なりB(ブラック)のモノクロトナーからの反射光は正反射成分が多くを占める。そのようなトナーの性質に鑑み,カラートナーパッチの間隔を検出するには乱反射成分を検出し,モノクロパッチの間隔を検出するには正反射成分を検出することが行われている。
従って,前記パッチ通過部Qに照射した光の正反射光の強度あるいは乱反射光の強度を連続的に検出すれば,その検出信号は,パッチトナー像が前記パッチ通過部Qを通過する際に大きく低下或いは上昇する。そのため,前記パッチ通過部Qからの正反射光および乱反射光の強度信号の波形から,各色のパッチトナー像それぞれが前記パッチ通過部Qを通過するタイミングを検出できる。
図4は,前記パッチ通過部Qからの正反射光の強度信号Rmの波形から,パッチトナー像Pが前記パッチ通過部Qを通過するタイミングを検出する方法の一例を説明する図である。なお,図4(a)は,パッチトナー像Pが転写されている中間転写ベルト5を表す図,図4(b)は,その中間転写ベルト5のパッチトナー像Pの部分が通過する前記パッチ通過部Qからの正反射光の強度信号Rmの変化を表す図である。
例えば,正反射光の強度信号Rmが所定のしきい値Lsに対し往復して交差する2回の交差時点t1,t2の中央の時点tx1(=(t1+t2)/2)を前記パッチ通過タイミングとして検出することが考えられる。
また,正反射光の強度信号Rmの波形を所定のしきい値Lsでカットして得られる波形(図4における斜線部の外形)の重心位置に対応する時点tx2を前記パッチ通過タイミングとして検出することも考えられる。なお,重心位置に対応する時点tx2は,強度信号Rmの波形を所定のしきい値Lsでカットして得られる波形内の面積Sを二等分する位置に相当する時点である。
以上に示す方法により,中間転写ベルト5のパッチトナー像Pの中心部分が光の照射部(前記パッチ通過部Q)の中心位置を通過するタイミングを検出できる。
また,特許文献1には,パッチトナー像(トナーパターン)に照射した光の反射光におけるP偏光の強度(光量)及びS偏光の強度(光量)の両検出信号の時間的ずれを遅延回路により修正し,時間的ずれを修正した両検出信号の差信号を所定のしきい値でカットした波形の重心位置(時間軸上の位置)を検出することにより,パッチトナー像が所定位置(光の照射位置)を通過するタイミングを検出することについて示されている。
特開2005−134778号公報
上記のような光強度の信号は乱反射光を計測するS波検出器と正反射光を計測するP波検出器が異なるため,その間隔については精度の高い方法を採用することが必要である。
図3は,中間転写ベルト5に並べて転写された4色(ブラック(Bk),イエロー(Y),シアン(C),マゼンダ(M))のパッチトナー像P(P1〜P4)を表す図(a),及び上記S波検出器からの信号を所定のS波基準値(カラートナーパッチ幅基準値信号の一例)を閾値として2値化処理したカラーパッチ幅信号と,上記P波検出器からの信号を所定のP波基準値(モノクロトナーパッチ幅基準値信号の一例)を閾値として2値化処理したモノクロパッチ幅信号とを示す図(b)である。
従来は,上記のようにして得られたS波検出器からの閾値による2値化処理をした信号と,P波検出器からの閾値による2値化処理をした信号とをそのままCPUからなるレジスト補正手段に入力し,このレジスト補正手段において,前記中間転写体への各色のトナー像の転写位置のズレを演算していた。
この場合,上記レジスト補正手段としてのCPUには,S波検出器からの閾値による2値化処理をした信号と,P波検出器からの閾値による2値化処理をした信号とを入力する2つの入力ポートが必要であると共に,これらのパルス信号の時間差が転写位置のずれに基づくものであるので,上記時間差を求めるためには,1つの方法として,2つの入力ポートから入力された信号を同時に計測するという煩雑な手法を用いるか,あるいは2つの入力ポートから入力された信号を加算して1つの信号とし,その上でY,M,C,B4つのパルス間の間隔を計測するという手法を用いる必要がある。
しかし,いずれの手法を用いるとしても,上記レジスト補正手段としてのCPUにおける動的信号を入力するための2つの入力ポートを独占せざるを得ない。また,後者の手法では,上記2つの動的な信号を一度記憶する必要があり,上記転写位置のずれに基づく時間差の修正は非常に精度の高い処理を必要とするものであるために大きい記憶領域を必要とする装置とならざるを得ない。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,タンデム方式の画像形成装置におけるレジスト補正処理のために,中間転写体に転写された色の異なる複数のパッチトナー像が所定位置(前記パッチ通過部)を通過するタイミングを検出する場合に,レジスト補正手段としてのCPUに必要入力ポートの数を減少させることができ,それによって,コストダウンを達成できる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために本発明に係る画像形成装置は,
それぞれ異なる色のトナー像を像担持体から移動中の中間転写体へ転写する複数の画像形成手段と,該複数の画像形成手段から前記中間転写体へ転写された異なる色の複数のパッチトナー像それぞれが所定のパッチ通過部を通過するタイミングであるパッチ通過タイミングの検出結果に基づいて前記中間転写体への各色のトナー像の転写位置のずれを演算するCPUからなるレジスト補正手段と,を備えた画像形成装置であって,
前記パッチ通過部に照射された光の正反射光の強度を検出する正反射光検出手段と,前記パッチ通過部に照射された光の散乱反射光の強度を検出する散乱反射光検出手段と,前記正反射光検出手段からの信号と前記散乱反射光検出手段からの信号と1つの信号に合成して前記レジスト補正手段に入力する信号合成回路とを備え,
前記レジスト補正手段が,入力された合成信号に基づいて前記中間転写体への各色のトナー像の転写位置のずれを修正してなる画像形成装置として構成されている。
前記信号合成回路の具体的構成としては,
前記正反射光検出手段からの信号とモノクロパッチからの正反射信号に対する基準値であるモノクロトナーパッチ幅基準値信号とを比較する正反射信号比較器と,
前記乱反射光検出手段からの信号とカラーパッチからの乱反射信号に対する基準値であるカラートナーパッチ幅基準値信号とを比較する乱反射信号比較器と,
前記正反射信号比較器からの信号と乱反射信号比較器からの信号とを合成する合成回路とを備えてなる画像形成装置が挙げられる。
前記信号合成回路が,さらに乱反射信号比較器からの信号あるいは正反射信号比較器からの信号を反転させる反転回路を備えてなるものであれば,乱反射信号比較器からの信号と正反射信号比較器からの信号を一連の信号にすることができ,その後の演算が容易となる。
本発明によれば,前記正反射光検出手段からの信号と前記散乱反射光検出手段からの信号とを1つの信号に合成して前記レジスト補正手段に入力するので,レジスト補正手段には,正反射光検出手段からの信号と前記散乱反射光検出手段からの信号とを入力する2つの入力ポートが必要でなく,ポートが1つに省略される。これにより動的データの入力ポートの数を減らすことによって大幅なコストダウンが可能となる。さらに,2つの入力ポートから入力された信号を同時に計測するという煩雑な手法が必要でなく,また,2つの入力ポートから入力された信号を加算して1つの信号とし,その上でY,M,C,B4つのパルス間の間隔を計測するという手法を用いる場合と比較して上記2つの動的な信号を一度記憶するための大きい記憶領域も必要でなくなり,両方の意味でコストの低い画像形成装置が提供される。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置Xの主要部の構成を表す図,図2は画像形成装置Xが備えるレジスト検出センサ6の構成を表す図,図3は中間転写ベルトに転写された複数色のパッチトナー像とが形成された中間転写ベルトそれぞれに対する正反射光及び散乱反射光の各強度信号の変化,およびその2値化データを表す図,図4はパッチトナー像の通過部からの正反射光の強度信号の波形に基づきパッチトナー像がその通過部を通過するタイミングを検出する方法の一例を説明する図,図5はパッチトナー像の通過部からの反射光の強度信号検出する本発明の一実施形態を示す回路図である。
まず,図1を参照しつつ,本発明の実施形態に係る画像形成装置Xの構成について説明する。
画像形成装置Xは,いわゆるタンデム方式のカラー画像形成装置であり,図1に示すように,複数の画像形成部01〜04と,中間転写ベルト5と,レジスト検出センサ6と,ベルト支持ローラ7と,制御部8とを備えている。
前記画像形成部01〜04は,それぞれ異なる色のトナー像を感光体ドラム11〜14(像担持体)から移動中の中間転写ベルト5へ転写する電子写真方式の画像形成部(画像形成手段の一例)である。図1に示す例では,中間転写ベルト5の移動方向下流側から順に,ブラック用の画像形成部01,イエロー用の画像形成部02,シアン用の画像形成部03及びマゼンダ用の画像形成部04が一列に配列されている。
各画像形成部01〜04は,トナー像を担持する感光体ドラム11〜14,その感光体ドラム11〜14の表面を帯電させる帯電装置21〜24,帯電された感光体ドラム11〜14の表面を露光して静電潜像を書き込む露光装置31〜34,感光体ドラム11〜14上の静電潜像をトナーにより現像する現像装置41〜44,回転する感光体ドラム11〜14上のトナー像を移動する中間転写ベルト5に転写する一次転写装置51〜54等を備えている。なお,図1には示されていないが,各画像形成部01〜04は,感光体ドラム11〜14上の残存トナー像を除去するクリーニング装置等も備えている。
前記中間転写ベルト5は,例えばゴムやウレタン等の素材からなる無端ベルトであり,ベルト支持ローラ7によって支持及び回転駆動される。これにより,中間転写ベルト5は,その表面が各感光体ドラム11〜14の表面に接しながら移動する。そして,中間転写ベルト5は,その表面が感光体ドラム11〜14と前記一次転写装置51〜54との間を通過する際に,感光体ドラム11〜14からトナー像が転写される。
なお,図1には図示していないが,画像形成装置Xは,中間転写ベルト5に転写されたトナー像を記録紙に転写する二次転写装置,及び記録紙に転写されたトナー像を加熱定着させる定着装置等も備えている。
このように,画像形成装置Xは,複数の画像形成部01〜04によって各色のトナー像を中間転写ベルト5上に重ねて転写することにより,カラーのトナー像を中間転写ベルト5の表面に形成させ,さらに,そのカラーのトナー像を前記二次転写装置によって中間転写ベルト5から記録紙へ転写することにより,記録紙上にカラー画像を形成させる。
また,制御部8は,MPU及びその周辺装置等からなる回路であり,MPUが所定の制御プログラムを実行することにより,当該画像形成装置Xが備える各種の構成部品を制御するものである。
例えば,制御部8は,4つの画像形成部01〜04を制御することにより,それらの感光体ドラム11〜14から中間転写ベルト5へ各色(ブラック,イエロー,シアン,マゼンダ)のパッチトナー像P1〜P4(パッチパターンのトナー像)を並べて転写させ(図3(a)参照),さらに,その4色のパッチトナー像P1〜P4それぞれが予め定められた位置(以下,パッチ通過部Qという)を通過するタイミング(以下,パッチ通過タイミングという)を検出し,その検知結果に基づいて中間転写ベルト5への各色のトナー像の転写位置のずれを演算するレジスト補正処理を実行する(本発明におけるレジスト補正手段の一例)。なお,以下において4色のパッチトナー像P1〜P4を総称する場合,パッチトナー像Pと称する。
また,レジスト検出センサ6は,前記パッチ通過部Qに光を照射するとともに,その反射光の強度を検出する光学センサである。
以下,図2に示す構成図を参照しつつ,レジスト検出センサ6の構成について説明する。
図2に示すように,レジスト検出センサ6は,LED光源61,第1偏光フィルタ62,第2偏光フィルタ63,P偏光受光素子64及びS偏光受光素子65を備えている。ここで,第1偏光フィルタ62及び第2偏光フィルタ63は,P偏光(正反射光)のみを通過させ,S偏光(乱反射光)を反射する光学フィルタである。
レジスト検出センサ6において,LED光源61の出射光は,第1偏光フィルタ62の通過によりP偏光の成分が抽出され,そのP偏光が前記パッチ通過部Qに照射される。さらに,前記パッチ通過部Qに照射されたP偏光の正反射方向において,P偏光受光素子64が,第2偏光フィルタ63を通過したP偏光を受光して光電変換することにより,受光したP偏光の強度を検出する。これにより,P偏光受光素子64は,前記パッチ通過部Qに照射された光の正反射光の強度を検出するセンサとして機能する(本発明における正反射光検出手段の一例)。
また,上記P偏光受光素子64によって検出されたP偏光は、図5において、P偏光用2値化回路CP(本発明における正反射信号比較器の一例)に入力され,D/Aコンバータより出力される所定のP波用基準値(本発明におけるモノクロトナーパッチ幅基準値信号の一例)と比較され,高低の2値信号となって合成回路Aに入力される。
また,レジスト検出センサ6において,前記パッチ通過部Qに照射され,カラーパッチにて反射されたS偏光成分は,第2偏光フィルタ63において反射してS偏光受光素子65に入射される。こうしてS偏光受光素子65が,第2偏光フィルタ63で反射したS偏光を受光して光電変換することにより,受光したS偏光の強度を検出する。これにより,S偏光受光素子65は,前記パッチ通過部Qに照射された光の乱反射光の強度を検出するセンサとして機能する(本発明における乱反射光検出手段の一例)。
また,上記S偏光受光素子65によって検出されたS偏光はS偏光用2値化回路CS(本発明における乱反射信号比較器の一例)に入力され,D/Aコンバータより出力される所定のS波用基準値(本発明におけるカラートナーパッチ幅基準値信号の一例)と比較され,高低の2値信号となり,反転回路BXに入力され高低反転された後,合成回路Aに入力される。
上記反転回路BXに入力されるのは,S偏光とP偏光が高低方向に逆向きになっているからであって,P偏光側を高低反転しても構わない。
上記のようにして合成回路Aに入力されたP波側の高低2値信号とS波側の高低2値信号は合成回路Aに入力されることで図3(c)に合成信号として示されるY,M,C,Bの順に連なる一連のパルス信号となって制御部8(本発明におけるレジスト補正手段の一例)に入力され各色間のズレ量が検出され,その検出量に基づいてレジスト補正が行われる。
上記したようにこの実施形態では,2値化されたP波偏光とS波偏光が1つの信号に合成された後にCPUよりなる制御部8に入力されるので,レジスト補正手段としてのCPUには,S波検出器からの閾値による2値化処理をした信号と,P波検出器からの閾値による2値化処理をした信号とを入力する2つの入力ポートが必要でなく,1つに省略される。これにより動的データの入力ポートの数を減らすことによって大幅なコストダウンが可能となる。さらに,この実施形態では,すでに2値化されたP波偏光とS波偏光が1つの信号に合成された後にCPUよりなる制御部8に入力されるので,2つの入力ポートから入力された信号を同時に計測するという煩雑な手法が必要でなく,また,2つの入力ポートから入力された信号を加算して1つの信号とし,その上でY,M,C,B4つのパルス間の間隔を計測するという手法を用いる場合と比較して上記2つの動的な信号を一度記憶するための大きい記憶領域も必要でなくなり,両方の意味で簡素な画像形成装置を構成することに成功したものである。
本発明は,画像形成装置への利用が可能である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置Xの主要部の構成を表す図。 画像形成装置Xが備えるレジスト検出センサ6の構成を表す図。 中間転写ベルトに転写された複数色のパッチトナー像とが形成された中間転写ベルトそれぞれに対する正反射光及び散乱反射光の各強度信号の変化,およびその2値化データを表す図。 パッチトナー像の通過部からの正反射光の強度信号の波形に基づきパッチトナー像がその通過部を通過するタイミングを検出する方法の一例を説明する図。 パッチトナー像の通過部からの反射光の強度信号検出する本発明の一実施形態を示す回路図。
符号の説明
A :合成回路
BX :反転回路
CP,CS :2値化回路
X :画像形成装置
5 :中間転写ベルト
6 :レジスト検出センサ
7 :ベルト支持ローラ
8 :制御部
11〜14:感光体ドラム
21〜24:帯電装置
31〜34:露光装置
41〜44:現像装置
51〜54:一次転写装置
61:LED光源
62:第1偏光フィルタ
63:第2偏光フィルタ
64:P偏光受光素子
65:S偏光受光素子
P1〜P4:パッチトナー像
Q :パッチ通過部

Claims (3)

  1. それぞれ異なる色のトナー像を像担持体から移動中の中間転写体へ転写する複数の画像形成手段と,該複数の画像形成手段から前記中間転写体へ転写された異なる色の複数のパッチトナー像それぞれが所定のパッチ通過部を通過するタイミングであるパッチ通過タイミングの検出結果に基づいて前記中間転写体への各色のトナー像の転写位置のずれを演算するCPUからなるレジスト補正手段と,を備えた画像形成装置であって,
    前記パッチ通過部に照射された光の正反射光の強度を検出する正反射光検出手段と,
    前記パッチ通過部に照射された光の散乱反射光の強度を検出する散乱反射光検出手段と,
    前記正反射光検出手段からの信号と前記散乱反射光検出手段からの信号とを1つの信号に合成して前記レジスト補正手段に入力する信号合成回路とを備え,
    前記レジスト補正手段が,入力された合成信号に基づいて前記中間転写体への各色のトナー像の転写位置のずれを修正してなる画像形成装置。
  2. 前記信号合成回路が,
    前記正反射光検出手段からの信号とモノクロパッチからの正反射信号に対する基準値であるモノクロトナーパッチ幅基準値信号とを比較する正反射信号比較器と,
    前記乱反射光検出手段からの信号とカラーパッチからの乱反射信号に対する基準値であるカラートナーパッチ幅基準値信号とを比較する乱反射信号比較器と,
    前記正反射信号比較器からの信号と乱反射信号比較器からの信号とを合成する合成回路とを備えてなる請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記信号合成回路が,さらに乱反射信号比較器からの信号あるいは正反射信号比較器からの信号を反転させる反転回路を備えてなる請求項2に記載の画像形成装置。
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