JP2010032571A - 定着装置 - Google Patents

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【課題】ローララップエラーの発生頻度を低減可能で、ウェブ送り出しローラの寿命も長くでき、ローララップが発生した場合でも部品などを故障させることなく確実にエラー検出が可能な定着装置を提供する。
【解決手段】加熱ローラ1と加圧ローラ3によって送り出されてきたウェブWを印刷装置の外へ排出するためのウェブ送り出しローラ5の押圧する力を変える機構を設け、ウェブ送り出しローラ5の下部にウェブWの速度を検出するウェブ送り出し速度検出センサ7を配置し、そのセンサ7の速度が遅くなってきた場合、ウェブ送り出しローラ5の押圧する力を強め、ウェブWを印刷装置の外へ送り出す力を強めることでローララップエラーとなりそうな状態を回避する動作することにより、ローララップとなる頻度を低減する制御手段を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子写真式装置の定着装置に関するものである。
電子写真装置に用いられる加熱ローラ定着装置は、図1に示すように、内部にヒータを有する加熱ローラ1とそれに圧接する加圧ローラ3とに挾持搬送され、加熱加圧されることによりウェブWにトナー像を定着させる。このような加熱ローラ定着装置において、前記加熱ローラ1に前記ウェブWが溶着し、ウェブ送り出しローラ5の搬送が滑ることにより、前記加熱ローラ1に巻き付くローララップエラーが発生する場合があり、前記加熱ローラ1の下部などにラップセンサ2を設け、前記ウェブWが巻き付いた場合に前記ラップセンサ2によって前記ウェブWを検知し、ローララップエラーを報告している(特許文献1参照)。
特開平6−274056号公報
前記加熱ローラ定着装置においては、ローララップエラーが発生した時に印刷を中断するため、前記ウェブWの修復等に時間を費やされ、スループットの低下を引き起こすという問題点があった。
前記ローララップエラーの発生頻度を低減するためには、前記ウェブ送り出しローラ5の搬送力をウェブWが破れない程度に強くすればよいが、前記ウェブ送り出しローラ5の磨耗量が大きくなり、前記ウェブ送り出しローラ5の寿命が短くなるため強くすることができなかった。
また、非接触で設けられる前記ラップセンサ2に接触することなく前記加熱ローラ1と前記ラップセンサ2のギャップの間に前記ウェブWが進入した場合、前記ラップセンサ2で前記ウェブWを検出できず、前記加熱ローラ1や温度検出センサ8などを故障させてしまう問題点があった。
本発明の目的は、ローララップエラーの発生頻度を低減可能で、ウェブ送り出しローラの寿命も長くでき、ローララップが発生した場合でも部品などを故障させることなく確実にエラー検出が可能な定着装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の第1の手段は、回転する加熱ローラと、前記加熱ローラに押圧し、前記ウェブを狭持することで前記ウェブに付着したトナー像の定着を行う加圧ローラと、前記加熱ローラの下部に配置され、前記加熱ローラと前記加圧ローラによって送り出される前記ウェブを押圧し、印刷装置の外へ排出するためのウェブ送り出しローラと、前記ウェブ送り出しローラの押圧する力を変化させることのできるウェブ送り出しローラ押圧力可変機構と、前記ウェブ送り出しローラの下部に配置され、前記ウェブの速度を検出する検出手段を有する定着装置において、前記検出手段の検出結果に応じて、前記ウェブ送り出しローラ押圧力可変機構の押圧力を選択可能とすることを特徴とするものである。
本発明の第2の手段は前記第1の手段において、前記検出手段での検出結果が基準値よりも小さい場合には、前記ウェブが前記加熱ローラまたは前記加圧ローラへ巻き付いたことを警告するように構成したことを特徴とするものである。
以上述べたように、本発明によれば、ローララップが発生しそうになった場合でも、回避できる場合があるため、その発生頻度を低減することができ、ローララップによる無駄な用紙を少なくできる。
また、ローララップによる前記加熱ローラへのダメージも低減できるため、印刷コストを低減できる。
また、前記加熱ローラと前記ラップセンサのギャップの間に前記ウェブが進入し、前記加熱ローラに前記ウェブが巻き付いた状態を前記ラップセンサが検出できない場合でも、早期に前記ウェブの進入を検出可能な定着装置を得ることができ、前記加熱ローラや温度検出センサなどの故障を回避することができる。
本発明は、前記加熱ローラと加圧ローラによって送り出されてきた前記ウェブを印刷装置の外へ排出するために配置される前記ウェブ送り出しローラの押圧する力を変えることができる機構を設け、前記ウェブ送り出しローラの下部に前記ウェブの速度を検出することが可能なウェブ送り出し速度検出センサを配置し、前記ウェブ送り出し速度検出センサの測定する速度が遅くなってきた場合、前記ウェブ送り出しローラの押圧する力を強め、ウェブを印刷装置の外へ送り出す力を強めることでローララップエラーとなりそうな状態を回避する制御手段を有することにより、前記目的が達成される。
また、前記ウェブ送り出しローラの押圧する力を強めた場合でも、前記ウェブ送り出し速度検出センサの測定する速度が早くならない場合は、ローララップエラーとする制御手段を有することにより前記目的が達成される。
以下、本発明の実施例を図1ないし図4を用いて加熱ローラ定着装置の制御方式の実施例を説明する。図1および図2において、Wはウェブであり、通常は紙が用いられる。
初めに、図1を用いて本発明における加熱ローラ定着装置の構成を説明する。駆動源を持って回転する加熱ローラ1と加圧ローラ3とに押圧され、ウェブWを狭持することで前記ウェブWに付着したトナー像4の定着を行う。図2に示すように前記トナー像4が前記加熱ローラ1と前記ウェブWを溶着させてしまい、前記ウェブWが前記加熱ローラ1側へ引っ張り込まれた場合に、前記加熱ローラ1下部に配置されたラップセンサ2が倒れ、ローララップエラーを検出できるようになっている。以下、前記ウェブWが前記加熱ローラ1側へ引き込まれる障害をローララップと称す。
定着された前記ウェブWは、搬送経路上に印刷装置の外へ排出するために配置されたウェブ送り出しローラ5へと送り出される。なお、前記ウェブ送り出しローラ5には、押圧する力を変えることができる機構、ウェブ送り出しローラ押圧力可変機構6が設けられている。前記ウェブ送り出しローラ5の押圧する力が強い場合は、前記ウェブ送り出しローラ5の磨耗量が大きくなる問題点がある。そのため、搬送力が得られ、かつ磨耗量が小さい押圧力に調整して、動作させる必要がある。前記ウェブ送り出しローラ5より送り出された前記ウェブWは、搬送経路上に配置されたウェブ送り出し速度検出センサ7に案内され、印刷装置の外へ排出される。本発明では、前記ウェブ送り出し速度検出センサ7は駆動源を持たず、搬送される前記ウェブWと接触することによって連れ回りする従動ローラとして設けている。
図2は、前記ラップセンサ2に前記ウェブWが接触し、前記ラップセンサ2を倒すようにローララップし始める状態を示している。図3は、本発明における送り出しローラ押圧力とウェブ送り出し速度検出センサ出力の関係の説明図である。
前記ウェブ送り出しローラ5の下部に配置される前記ウェブ送り出し速度検出センサ7のセンサ出力信号(ウェブ送り出し速度検出センサ出力)は、通常前記ウェブWを搬送している間は、前記ウェブWが前記加熱ローラ1から送り出される速度と同じVwnにて推移する。図2に示すような前記ウェブWが前記加熱ローラ1側へ引っ張り込まれた場合、図3の(a)のタイミングから(b)のタイミングに至るように、ウェブ送り出し速度検出センサ出力がVw1へと低下する。
このとき、前記ウェブ送り出しローラ押圧力可変機構6は、(b)のタイミングよりウェブ送り出しローラ5の押圧する力をFnからFrへと強め、ウェブWを印刷装置の外へ送り出す力を強めることでローララップエラーとなりそうな状態を回避する動作する。前記ウェブWを印刷装置の外へ送り出す力を強めることで(c)のタイミングから(d)のタイミングでウェブ送り出し速度検出センサ出力がVw1からVwnへと戻り、ローララップエラーとならずに印刷を継続可能となる。次に、(e)のタイミングから(f)のタイミングでウェブ送り出し速度検出センサ出力がVw1へと低下し、(f)のタイミングより前記ウェブ送り出しローラ5の押圧する力をFnからFrへと強めても、ウェブ送り出し速度検出センサ出力がさらに(g)のタイミングのようにVw2へと遅くなってしまった場合、ローララップエラーとして報告する。
図4に示すような前記ラップセンサ2が検出できないように前記ウェブWが前記加熱ローラ1に巻き付いた場合、従来例ではラップ信号が出力されないため、ローララップエラーを検出することなく印刷を継続してしまい、前記加熱ローラ1や温度検出センサ8などの故障の原因となる。
回転体から送り出される前記ウェブW上の物が、回転体への巻き付きを起こすような分野にも応用できる。
加熱ローラ定着装置の概略構成図である。 本発明の動作を示す説明図である。 送り出しローラ押圧力とウェブ送り出し速度検出センサ出力の関係を示す説明図である。 ラップセンサでローララップを検出できない場合を示す説明図である。
符号の説明
Wはウェブ、1は加熱ローラ、2はラップセンサ、3は加圧ローラ、4はトナー像、5はウェブ送り出しローラ、6はウェブ送り出しローラ押圧力可変機構、7はウェブ送り出し速度検出センサである。

Claims (2)

  1. 回転する加熱ローラと、前記加熱ローラに押圧し、前記ウェブを狭持することで前記ウェブに付着したトナー像の定着を行う加圧ローラと、前記加熱ローラの下部に配置され、前記加熱ローラと前記加圧ローラによって送り出される前記ウェブを押圧し、印刷装置の外へ排出するためのウェブ送り出しローラと、前記ウェブ送り出しローラの押圧する力を変化させることのできるウェブ送り出しローラ押圧力可変機構と、前記ウェブ送り出しローラの下部に配置され、前記ウェブの速度を検出する検出手段を有する定着装置において、
    前記検出手段の検出結果に応じて、前記ウェブ送り出しローラ押圧力可変機構の押圧力を選択可能とすることを特徴とする定着装置。
  2. 前記検出手段での検出結果が基準値よりも小さい場合には、前記ウェブが前記加熱ローラまたは前記加圧ローラへ巻き付いたことを警告するように構成したことを特徴とする請求項1記載の定着装置。
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JPH06274056A (ja) * 1993-03-18 1994-09-30 Hitachi Koki Co Ltd 電子写真装置の定着装置
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