JPH0769487A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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Publication number
JPH0769487A
JPH0769487A JP22244593A JP22244593A JPH0769487A JP H0769487 A JPH0769487 A JP H0769487A JP 22244593 A JP22244593 A JP 22244593A JP 22244593 A JP22244593 A JP 22244593A JP H0769487 A JPH0769487 A JP H0769487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meandering
roller
fixing
fixing device
pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP22244593A
Other languages
English (en)
Inventor
Sukegoro Kobayashi
祐五郎 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH0769487A publication Critical patent/JPH0769487A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動的にコピー紙の蛇行を検出し、かつ、自
動的に蛇行を修正することで信頼性を高めた定着装置を
提供する。 【構成】 内部に加熱ヒータ21を有する定着ローラ1
3と、この定着ローラ13に圧接する加圧ローラ14と
を設けた熱ローラ加圧方式の定着装置において、コピー
紙の蛇行を検出する蛇行検出手段31,32,33と、
この蛇行検出手段によりコピー紙の蛇行が検出された場
合、定着ローラ13への左右の加圧力を動力により加減
して、加圧力と実質搬送速度の変化特性によってコピー
紙の蛇行を自動的に修正する修正手段24,25,2
6,27とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、レーザプリン
タ、印刷機などに適用される熱ローラ加圧方式の定着装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のPPC複写機全体の構成図
である。装置本体1と原稿スキャナ2はケーブルで接続
されており、装置本体1の感光体ドラム3にチャージャ
4で荷電された後、原稿スキャナ2の画像センサ5また
はメモリ6からの画像パターンがLEDアレイ7より照
射され、現像部8でこの画像パターンをトナーパターン
化し、転写部9で入口ローラ10により搬送されてきた
コピー紙11に転写する。
【0003】その後、コピー紙11は、搬送部12を経
て、定着装置を構成する定着ローラ13と加圧ローラ1
4間に挟持されて加熱定着され、排紙ガイド板15,1
6に案内されて、排紙ローラ17により機外に排紙され
る。一方、転写後の感光体ドラム3は、クリーニング部
18でクリーニングされ、元位置に達する。
【0004】図5は従来例に係る定着装置の構成図であ
る。定着ローラ13には加熱ヒータ21が内蔵されてい
る。また、加圧ローラ14には、レバー22を介して加
圧ばね23の付勢力が作用するようになっており、この
付勢力によって加圧ローラ14は定着ローラ13に圧接
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コピー紙が
蛇行すると、画像位置ずれが生じ、次いで波打ちしわが
発生し、最終的にはジャム状態に至ることがある。
【0006】なお、従来技術において、実用的には紙質
を限定しても長尺コピーの限界は2m以下であるが、ユ
ーザの要望としては、紙質限定、幅規制無しで最低6
m、特殊コピー紙においては20m以上が必要となる。
【0007】したがって、このコピー紙の蛇行に対応し
て高温になっている定着部の調整をサービスマンがその
都度行っていた。例えば、コピー紙の進行方向に対して
直交するローラ対の直角度を変更し、また軸方向左右の
加圧力を調整していた。
【0008】しかしながら、蛇行量の検出は目視で行っ
ているため、正確な検出ができず、また、ローラ対の調
整も手動であり、その調整は勘に頼っていた。したがっ
て、蛇行量によってローラ対の直角度または左右圧力の
調整を行っても、その調整後の蛇行結果により補正を繰
り返すことになり、長時間の作業が必要となる欠点があ
った。
【0009】本発明の第1の目的は、自動的にコピー紙
の蛇行を検出し、かつ、自動的に蛇行を修正することで
信頼性を高めた定着装置を提供することにある。本発明
の第2の目的は、紙質による加圧力の設定、変更をユー
ザが実施でき、また、同様にジャム時の加圧力抜き、ギ
ャップ確保も可能となる定着装置を提供することにあ
る。本発明の第3の目的は、加圧力と実質搬送速度の相
互特性値を、予めコンピュータに入力しておくことで、
常に適正な修正、補正を実施することができる定着装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、内部
に加熱ヒータを有する定着ローラと、この定着ローラに
圧接する加圧ローラとを設けた熱ローラ加圧方式の定着
装置において、コピー紙の蛇行を検出する蛇行検出手段
と、この蛇行検出手段によりコピー紙の蛇行が検出され
た場合、前記定着ローラへの左右の加圧力を動力により
加減して、加圧力と実質搬送速度の変化特性によってコ
ピー紙の蛇行を自動的に修正する修正手段とを備えた第
1の手段により達成される。また、上記第2の目的は、
第1の手段において、前記修正手段にはローラ加圧力加
減のための動力機構を備え、この動力機構は、ローラ軸
方向における左右各々独立しており、かつ、定着部のジ
ャム紙除去等の際に、ローラ間ギャップを確保する部位
まで、前記加圧ローラを前記定着ローラから離反させる
ように動作する第2の手段により達成される。また、上
記第2の目的は、第1の手段において、前記修正手段
は、予め加圧力と実質搬送速度の特性値を加味したデー
タを保持するコンピュータにより、左右の加圧力を設定
して制御される第3の手段により達成される。
【0011】
【作用】第1の手段においては、蛇行検出手段によって
コピー紙(特に長尺コピー紙)の蛇行を自動的に検出
し、修正手段によってその蛇行を自動的に修正するよう
にしたので、サービスマンのメンテナンスを省略して、
従来品(2〜3m)以上の長尺コピー紙に信頼性の高い
定着を行うことが可能となる。第2の手段においては、
紙質による加圧力の設定、変更をユーザも容易に実施で
きる。同様にジャム時の加圧力抜き、ギャップ確保も可
能となる。第3の手段においては、加圧力と実質搬送速
度の相互特性値を、予めコンピュータに入力しておくこ
とで、常に適正な修正、補正を実施することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、従来例と同一個所には同一符号を付して、
重複する説明は省略する。図1は実施例に係る定着装置
の構成図、図2は蛇行検出手段の正面図、図3は同、側
面図である。
【0013】定着装置には動力機構が設けられており、
この動力機構は、図1に示すように、モータ24の駆動
力をモータ24のギヤ25により、外周にギヤを刻設し
てあるギヤ兼用のナット26を回転させている。ギヤ兼
用のナット26の回転により、ギヤ兼用のナット26に
螺合されたばね掛けねじ27を上下させ、ばね掛けねじ
27の下端に掛けられた加圧ばね23の長さを変えて、
加圧ばね23の加圧力の加減を行うようになっている。
この加圧ばね23の他端はレバー22の一端に掛けられ
ており、この加圧力によって加圧ローラ14は定着ロー
ラ13に圧接されているので、加圧ばね23の長さの調
節により加圧ローラ14と定着ローラ13との加圧力を
調節できる。なお、28はギヤ兼用のナット26などを
支持する支持板である。
【0014】なお、ローラの軸方向左右において、加圧
ローラ14の加圧力を独立して可変するために、モータ
24、ギヤ25、ナット26、ばね掛けねじ27等から
なる動力機構は左右一対設けられている。
【0015】次に、蛇行検出手段について図2及び図3
を参照して説明する。これらの図において、31は上側
の排紙ガイド板15の切欠部の上方に配置された照明ラ
ンプ、32はその下方のハニカム柱状フィルタ、33は
下側の排紙ガイド板16の切欠部に配置された光電素子
である。即ち、照明ランプ31の下方にハニカム柱状フ
ィルタ32を介在させて光電素子33が配設されてい
る。
【0016】また、図3において、34はリード線35
によって光電素子33と電気的に接続されたコンピュー
タ(μCPU)、36はその出力線である。
【0017】ハニカム柱状フィルタ32は、図3におい
て上下方向に多数の穴が形成されており、照明ランプ3
1からの光線は、光吸収の表面処理されたハニカム柱状
フィルタ32を通過する際に、ハニカム穴径と高さによ
って斜行する光線が吸収され、所定限度内の平行光線の
みがコピー紙11の左右方向端部に照射される。この照
射光は、端部位置の検出必要精度の1/2以下のピッチ
を有する光電素子33によって検出され、その結果、コ
ピー紙端部位置の変化が検出される。このようにするこ
とで、コピー紙11の蛇行を自動的に検出することがで
きる。
【0018】このように、ハニカム柱状フィルタ32に
よって平行光線のみが照射されるので、図3に示す、搬
送ガイド板15,16間のギャップGの上限と下限との
間のどこをコピー紙11が通過しても、検出精度は所定
の限度内に確保される。
【0019】本実施例では、コピー中にコピー紙11が
所定以上の蛇行を発生したのを検出した場合、コンピュ
ータ34に予め入力されている加圧力と実質搬送速度の
特性値から、変更すべき加圧力を算出し、出力線36か
らの出力によりモータ24を制御してコピー紙11の蛇
行を修正、補正する。なお、コピー紙質に対応する加圧
力設定、あるいはジャム除去時のローラ間ギャップ設定
は、コンピュータ34への指示で行える。本実施例で
は、蛇行検出装置を、照明ランプ31、光フィルタ(ハ
ニカム柱状フィルタ32)及び光電素子33で構成し、
平行光線を得るためのレンズ光学系を使用しないので、
省スペース、低コスト化を図ることができる。また、ハ
ニカム柱状フィルタ32は、型によって量産することが
できる(市販オゾンフィルタの利用できる)ため、小型
で低コストであり、かつ所定の平行光線が得られる。ま
た、蛇行検出装置の光電素子として、市販の密着画像セ
ンサを応用することができ、小型、低コスト化を図るこ
とができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、蛇行検出
手段によってコピー紙(特に長尺コピー紙)の蛇行を自
動的に検出し、修正手段によってその蛇行を自動的に修
正するようにしたので、サービスマンのメンテナンスを
省略して、従来品(2〜3m)以上の長尺コピー紙に信
頼性の高い定着を行うことが可能となる。請求項2記載
の発明によれば、紙質による加圧力の設定、変更をユー
ザが実施できる。同様にジャム時の加圧力抜き、ギャッ
プ確保も可能となる。請求項3記載の発明によれば、加
圧力と実質搬送速度の相互特性値を、予めコンピュータ
に入力しておくことで、常に適正な修正、補正を実施す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る定着装置の構成図であ
る。
【図2】本発明の実施例に係る定着装置の蛇行検出手段
の正面図である。
【図3】本発明の実施例に係る定着装置の蛇行検出手段
の側面図である。
【図4】従来例に係る複写機全体の構成図である。
【図5】従来例に係る定着装置の構成図である。
【符号の説明】 13 定着ローラ 14 加圧ローラ 21 加熱ヒータ 23 加圧ばね 24 モータ 25 ギヤ 26 ナット 27 ばね掛けねじ 31 照明ランプ 32 ハニカム柱状フィルタ 33 光電素子 34 マイクロコンピュータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に加熱ヒータを有する定着ローラ
    と、この定着ローラに圧接する加圧ローラとを設けた熱
    ローラ加圧方式の定着装置において、コピー紙の蛇行を
    検出する蛇行検出手段と、この蛇行検出手段によりコピ
    ー紙の蛇行が検出された場合、前記定着ローラへの左右
    の加圧力を動力により加減して、加圧力と実質搬送速度
    の変化特性によってコピー紙の蛇行を自動的に修正する
    修正手段とを備えたことを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記修正手段に
    はローラ加圧力加減のための動力機構を備え、この動力
    機構は、ローラ軸方向における左右各々独立しており、
    かつ、定着部のジャム紙除去等の際に、ローラ間ギャッ
    プを確保する部位まで、前記加圧ローラを前記定着ロー
    ラから離反させるように動作することを特徴とする定着
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、前記修正手段
    は、予め加圧力と実質搬送速度の特性値を加味したデー
    タを保持するコンピュータにより、左右の加圧力を設定
    して制御されることを特徴とする定着装置。
JP22244593A 1993-09-07 1993-09-07 定着装置 Pending JPH0769487A (ja)

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JP22244593A JPH0769487A (ja) 1993-09-07 1993-09-07 定着装置

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JP22244593A JPH0769487A (ja) 1993-09-07 1993-09-07 定着装置

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JPH0769487A true JPH0769487A (ja) 1995-03-14

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ID=16782518

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JP22244593A Pending JPH0769487A (ja) 1993-09-07 1993-09-07 定着装置

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JP (1) JPH0769487A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010032571A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Ricoh Co Ltd 定着装置
JP2018135206A (ja) * 2017-02-24 2018-08-30 理想科学工業株式会社 搬送装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010032571A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Ricoh Co Ltd 定着装置
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