JP2010032322A - 表面性状測定機および測定方法 - Google Patents

表面性状測定機および測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】測定対象物の位置決めをコンパクトな構成で実施でき、位置決めの操作性を向上可能な表面性状測定機を提供すること。
【解決手段】測定対象物Wの表面性状を検出する検出器42および検出器42を測定方向に移動させるX軸移動機構41を有する測定装置4と、測定装置4を載置するテーブル52の昇降位置および傾斜角度を調整可能な昇降傾斜調整装置5と、測定対象物Wを載置する載物台3と、測定装置4および昇降傾斜調整装置5を制御する制御装置6とを備える。制御装置6は、X軸移動機構41を制御して測定対象物Wの予備測定および本測定を実施する測定制御手段62と、検出器42からの予備測定結果を取得し、測定方向に対する測定対象物Wの傾斜角度を算出する演算手段65と、算出された傾斜角度に基づいてテーブル52の傾斜角度を調整する位置決め制御手段64とを含んで構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、粗さ測定や輪郭測定等の形状測定を行う表面性状測定機およびその測定方法に関する。
従来、例えば円筒形状や円錐形状の稜線を有する測定対象物の粗さ測定を行う表面性状測定機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の表面性状測定機は、検出器に対して測定対象物を相対移動させる駆動機構を有するもので、本測定を行う前に仮測定を行い、テーブル上に載置された測定対象物の姿勢を、基準姿勢(本測定を行う際の姿勢)に全自動で修正し、測定対象物の位置決めを行うものであり、短時間で測定を行うことができる。ここで、測定対象物の位置決めには、例えば、検出器のZ軸方向(検出器の測定方向に直交する方向)の昇降位置を調整(オートセット)したり、測定対象物の被測定面に対して検出器の測定方向が平行となるように測定対象物の傾斜角度を調整(オートレベリング)したりすることが含まれる。
特開平8−29153号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の表面性状測定機にて、測定対象物の位置決めを全自動にて行うためには、テーブルを傾斜させるテーブル傾斜装置、および、Z軸方向に検出器を移動させる電動コラム装置を組み合わせて使用しなければならず、表面性状測定機が大掛かりなシステム構成となってしまい、広い設置スペースが必要となったり、装置費用が増大したりするという問題がある。
また、比較的小さな測定対象物の粗さ測定を行う場合、持ち運びが容易な可搬型の小型表面性状測定機が用いられている。小型表面性状測定機は、検出器を測定対象物の表面に沿って移動させて測定する駆動ユニットと、駆動ユニットの制御や検出器からの検出信号の処理を行う電装ユニットとから構成されている。このような小型表面性状測定機では、被測定物のレベル出しを手動で行っている場合が多く、手動によるレベル出しでは調整に要する時間が長くなり、同一箇所の測定における再現性が悪化する。また、ドーナツ状の測定対象物の両端を測定する場合、手動によるレベル出しでは2箇所目の測定位置に移動する際、検出器先端のスタイラスが穴に落ち込んで破損するおそれがあり、このような複数個所の測定が困難となる場合があった。そのため、小型表面性状測定機においても自動で位置決めできる装置の要求が高くなっている。
本発明の目的は、測定対象物の位置決めをコンパクトな構成で実施でき、位置決めの操作性を向上させることができる表面性状測定機および測定方法を提供することである。
本発明の表面性状測定機は、測定対象物の表面性状を検出する検出器、および、前記検出器を測定方向に移動自在に案内する移動機構を有する測定装置と、前記測定対象物および前記測定装置のいずれか一方を載置するテーブルを有し、前記テーブルの昇降位置と傾斜角度とを調整可能な昇降傾斜調整装置と、前記測定対象物および前記測定装置のいずれか他方を載置する載物台と、前記測定装置および前記昇降傾斜調整装置を制御する制御装置と、を備える表面性状測定機であって、前記制御装置は、前記移動機構を制御して前記測定対象物の予備測定および本測定を実施する測定制御手段と、前記検出器からの予備測定結果を取得し、前記測定方向に対する前記測定対象物の傾斜角度を算出する演算手段と、前記昇降傾斜調整装置を制御して、前記テーブルの昇降位置を調整するとともに、前記演算手段にて算出された傾斜角度に基づいて前記テーブルの傾斜角度を調整する位置決め制御手段と、を含んで構成されることを特徴とする。
この構成によれば、テーブルの昇降位置と傾斜角度とを調整可能な昇降傾斜調整装置を備えているので、予備測定および本測定を実施する際に、測定対象物または測定装置を昇降させる動作や、測定対象物または測定装置を傾斜させる動作が一つの装置により実行され、測定対象物の位置決めをコンパクトな構成で実施できる。また、位置決め制御手段が、昇降傾斜調整装置を制御するだけで、演算手段にて算出された傾斜角度に基づいて測定対象物の位置決めを実行できるので、位置決めの自動化が容易となり、位置決めの操作性を向上させることができる。
本発明の表面性状測定機では、前記測定装置と連動する外部装置と、前記外部装置を制御するとともに、前記制御装置との間で制御信号の入出力を行う外部制御装置と、を備えることが好ましい。
この構成によれば、表面性状測定機が、例えば、ワーク供給装置のような外部装置を備えており、測定開始/停止信号やステータス信号などの制御信号の入出力を外部制御装置と制御装置との間で行うことができるので、自動検査システムを容易に構成することができる。例えば、外部制御装置が表面性状の測定の実施を遠隔で管理するシステムや、外部制御装置が測定結果に基づく合否判断を行って、測定対象物である製品の良品/不良品の選別、仕分け工程を自動的に行うシステムなどを容易に構築することができる。すなわち、表面性状を測定する工程を製造ラインや検査ラインなどへ容易に組み入れることが可能となる。
本発明の測定方法は、測定対象物の表面性状を検出する検出器、および、前記検出器を測定方向に移動自在に案内する移動機構を有する測定装置と、前記測定対象物および前記測定装置のいずれか一方を載置するテーブルを有し、前記テーブルの昇降位置と傾斜角度とを調整可能な昇降傾斜調整装置と、前記測定対象物および前記測定装置のいずれか他方を載置する載物台と、前記測定装置および前記昇降傾斜調整装置を制御する制御装置と、を備える表面性状測定機を用いて、前記測定対象物の表面性状を測定する測定方法であって、前記検出器が前記測定対象物を検出できる位置まで、前記テーブルを昇降させる第1のオートセット工程と、前記測定対象物を走査するために前記検出器を前記測定方向に移動させる予備測定工程と、前記テーブルを昇降させて前記検出器を前記測定対象物から自動退避させる自動退避工程と、前記予備測定の結果から算出される前記測定方向に対する前記測定対象物の傾斜角度に基づいて、前記テーブルの傾斜角度を調整させる自動傾斜工程と、前記検出器が前記測定対象物を検出できる位置まで、前記テーブルを昇降させる第2のオートセット工程と、前記測定対象物を走査するために前記検出器を前記測定方向に移動させる本測定工程と、を含んで構成されることを特徴とする。
この発明によれば、測定対象物の測定方法は、第1のオートセット工程、予備測定工程、自動退避工程、自動傾斜工程、第2のオートセット工程、および、本測定工程を備えているので、自動測定が可能となり、上述した表面性状測定機と同様の効果を得ることができる。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、後述する第2実施形態以降において、以下に説明する第1実施形態での構成部材と同じ構成部材および同様な機能を有する構成部材には同一符号を付し、説明を簡単にあるいは省略する。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態の表面性状測定機1を示す全体構成図である。図2は、表面性状測定機1の制御装置の構成を説明するためのブロック図である。
図1にて、表面性状測定機1は、測定対象物Wの粗さ測定や輪郭測定等の形状測定を行うためのものであり、基台2と、測定対象物Wを載置する載物台3と、測定装置4と、測定装置4が載置される昇降傾斜調整装置(オートセット−オートレべリングテーブル)5と、測定対象物Wに対する測定装置4の位置決めを自動で実施する制御装置6と、を備え、測定装置4が昇降傾斜調整装置5により可動する構成となっている。
また、基台2には、載物台3および昇降傾斜調整装置5の他に、測定装置4と連動する外部装置としてのワーク供給装置7と、パーツボックス8とが載置されている。PLCや制御BOXにより構成され、ワーク供給装置7を制御する外部制御装置9は、制御装置6と接続されている。
ワーク供給装置7は、載物台3とパーツボックス8との間を伸縮自在に設けられたアーム71を有し、アーム71の先端に取り付けられたヘッド72がパーツボックス8に収納された測定対象物Wを載物台3に載置可能に構成されている。
制御装置6には、外部制御装置9から測定開始/停止信号が入力され、外部制御装置9には、制御装置6からステータス信号(例えば、レディー信号、OK/NG信号、測定エラー信号、測定装置4の異常信号)が入力される。
制御装置6は、電装部6Aおよび外部制御用I/OとしてのI/Oオプションボード6Bを備え、外部制御装置9からの信号は、I/Oオプションボード6Bを介して電装部6Aに送られる。
図2に示すように、測定装置4は、昇降傾斜調整装置5に載置されるX軸移動機構41と、このX軸移動機構41に対してX軸方向に移動自在に取り付けられた検出器42とを備える。ここで、X軸方向は検出器42の測定方向と一致する。
検出器42は、X軸方向に延設された測定アーム43と、測定アーム43の先端に取り付けられたスタイラス(接触子)44とを有し、スタイラス44が測定対象物Wと接触した際のZ軸方向のスタイラス44の変位量を検出可能に構成されている。このZ軸方向は、測定方向であるX軸方向に直交する方向である。
このように測定装置4は、測定対象物Wにスタイラス44を接触させた状態を保ちながら測定アーム43をX軸方向に移動させることにより、スタイラス44を測定対象物Wの表面輪郭形状の凹凸に従ってZ軸方向に変位させ、この時のスタイラス44の揺動量を検出し、その揺動量から測定対象物Wの輪郭形状や表面粗さ等を測定できるようになっている。
昇降傾斜調整装置5は、詳しくは後述するが、基台2に載置されるベース51と、ベース51に移動可能に支持されたテーブル52と、テーブル52を移動させる図示しない移動手段と、移動手段を駆動する一対の駆動源54とを備え、テーブル52に載置された測定装置4をL軸方向に沿って昇降させるとともに、測定装置4をR軸まわりに揺動させるためのものである。ここで、L軸方向を例えば垂直方向としてもよい。また、R軸は、測定装置4に関するX軸およびZ軸を含む平面に直交する軸であり、本実施形態において測定装置4をR軸まわりに揺動させるとは、水平面に対して測定装置4を傾斜させることを示す。
図2において、制御装置6は、X軸駆動制御手段61と、測定制御手段62と、昇降傾斜駆動制御手段63と、位置決め制御手段64と、演算手段65とを含んで構成されており、例えば、マイクロコンピュータやデータ処理装置、およびこれらに内蔵された各種のプログラム等によって構成されている。
X軸駆動制御手段61は、測定装置4を用いて測定対象物Wの予備測定および本測定を実施する際にX軸移動機構41を駆動制御する。測定制御手段62は、X軸駆動制御手段61に制御信号を送る。昇降傾斜駆動制御手段63は、昇降傾斜調整装置5を用いて位置決めを実施する際に昇降傾斜調整装置5の一対の駆動源54を駆動制御する。位置決め制御手段64は、昇降傾斜駆動制御手段63に制御信号を送るとともに位置決めの完了信号を測定制御手段62に送る。演算手段65は、測定制御手段62からの測定実施信号を受けて検出器42からの予備測定結果を取得し、測定対象物Wの姿勢の基準姿勢(本測定を行う際の姿勢)に対する誤差を算出して、算出結果に応じた信号を位置決め制御手段64に送るとともに、検出器42からの本測定結果を取得して解析処理する。
図3は、測定対象物Wの表面性状を測定する手順を説明するフローである。
まず、測定対象物Wを載物台3に載置し(ワークセット工程:S1)、測定を開始する(S2)。
次に、測定装置4の検出器42が測定対象物Wを検出できる位置まで、検出器42を垂直移動(オートセット)させて測定対象物Wに接近させる(第1のオートセット工程:S3)。ここでは、位置決め制御手段64(図2)が昇降傾斜調整装置5を操作して、測定装置4を降下させる。そして、測定装置4により、測定対象物Wを予備測定する(予備測定工程:S4)。ここでは、測定制御手段62(図2)により検出器42をX軸方向に沿って移動させて、測定対象物Wの被測定部分の表面を走査させて、測定結果を演算手段65(図2)に出力させる。予備測定工程S4の後、測定装置4を指定量だけ自動退避させる(自動退避工程:S5)。ここでは、後工程の自動傾斜工程S6にて測定装置4を傾斜させた際に、検出器42が測定対象物Wと干渉しないように、位置決め制御手段64が昇降傾斜調整装置5を操作して、測定装置4を指定量だけ上昇させる。
次に、予備測定の測定結果に基づいて演算手段65により測定対象物Wの姿勢の基準姿勢に対する誤差を算出する。例えば、予備測定にて測定された被測定部分の断面曲線に基づいて、検出器42の測定方向(X軸方向)に対する被測定部分の表面の傾斜角度を算出する。この演算手段65の算出結果に基づき、位置決め制御手段64が昇降傾斜調整装置5を操作して、検出器42の測定方向と被測定部分の表面とが平行になるように、測定装置4を傾斜させる(自動傾斜工程:S6)。そして、本測定のために、測定装置4を降下させ(第2のオートセット工程:S7)、本測定を実施する(本測定工程:S8)。本測定工程S8では、予備測定工程S4と同様に、測定制御手段62により検出器42をX軸方向に沿って移動させて、測定対象物Wの被測定部分の表面性状を測定し、測定結果を演算手段65に出力する。出力された測定結果は、適宜、解析されるようになっている(結果解析工程:S9)。
このようにして、測定開始S2の後、第1のオートセット工程S3から本測定工程S8までの一連の操作を全自動で実施することができる。
以上のような全自動測定が可能な表面性状測定機1は、図1に示すように、ワーク供給装置7および外部制御装置9を備え、自動検査システムを構成している。すなわち、ユーザが表面性状測定機1を外部にて制御でき、また、測定結果に基づく合否判断を容易に実施できる。例えば、ユーザは、測定対象物である製品の良品/不良品の選別、仕分け工程を自動的に行うシステムを容易に構築できる。
このように、図1にて制御装置6と外部制御装置9とをI/Oオプションボード6Bを介して接続することで、表面性状測定機1を製造ラインや検査ラインへ容易に組み入れることができる。
なお、表面性状測定機1の構成としては、図1に示す測定装置可動型に限られるものではない。例えば、測定対象物Wを昇降傾斜調整装置5に載置して、測定装置4を載物台3に載置して構成される測定対象物可動型としてもよい。この場合、制御装置6は、測定装置4に対する測定対象物Wの位置決めを自動で実施する。
以上のような表面性状測定機1を実現するために必須となる昇降傾斜調整装置5について図面に基づいて詳しく説明する。
図4は、昇降傾斜調整装置5の駆動機構を模式的に示す側面図である。
昇降傾斜調整装置5は、ベース51と、ベース51との間隔が可変となるように設けられたテーブル52と、ベース51に設けられてテーブル52を昇降移動可能に支持する一対の移動手段53と、一対の移動手段53を駆動する駆動源(モータ)54と、一対の移動手段53の間に設けられた支点案内手段55とを備える。
テーブル52は、載置面521と、載置面521に平行な方向に沿った2箇所の作用点522と、載置面521に平行な方向において2箇所の作用点522の間に設けられた支点523とを有する。この支点523は、テーブル52の中心軸上に設けられている。
移動手段53は、テーブル52の各作用点522を支持するとともに、各作用点522とベース51との間隔が増減する方向(間隔増減方向)へ、各作用点522をそれぞれ移動させることができる。
具体的には、移動手段53は、斜面531を有するスライダ532と、このスライダ532と螺合する送りねじ(スライダ移動部材)533とを有する。送りねじ533は、載置面521の平行移動方向に直角な方向に沿って設けられ、ベース51に回転自在に軸支されている。送りねじ533は、駆動源54に接続され、駆動源54の回転駆動力によって回転するとともに、載置面521の平行移動方向に直角な方向へスライダ532を移動させる。
また、テーブル52には、斜面531に当接するローラ(作用点部材)524が回転自在に支持されている。作用点522は、斜面531およびローラ524の当接部によって構成されており、スライダ532が移動すると、作用点522が斜面531に沿って移動する。
このように、一対の移動手段53は、テーブル52の中心軸を挟んで2箇所に設けられた作用点522をモータ駆動で垂直方向に移動させる機能を備えている。
なお、本実施形態では、作用点部材として、テーブル52に回転自在に支持された転動体であるローラ524を用いているが、作用点部材としては、斜面を転動あるいは摺動可能な部材であればローラ以外の部材でもよい。
支点案内手段55は、ベース51に設けられたガイド551と、ガイド551によって載置面521の平行移動方向であるL軸方向(本実施形態では垂直方向)に沿って直線的に案内されるアーム552とを有する。アーム552の上端は、テーブル52の支点523に軸支されている。
支点案内手段55によって、支点523(傾斜回転中心)がL軸方向に沿って直線的に案内され、水平方向には移動しないで、支点523を基準にテーブル52の傾斜角度を調整する際の精度が向上される。なお、テーブル52の昇降位置は、2箇所のローラ524の支持位置により決定される必要があるため、支点523の昇降方向の移動を拘束することができない。そこで本実施形態の支点案内手段55を用いれば、支点523の昇降方向の移動を拘束することなく、支点523を直線的に案内できる。
このような構成において、図5に示すように、一対の移動手段53が、各作用点522を同じ移動量、同じ方向に移動させた場合、載置面521が平行移動し、載置面521に載置された被載置物としての測定装置(不図示)の昇降位置が調整される。すなわち、水平面に直交するL軸に沿ってテーブル52を垂直移動(オートセット)させることができる。ここで、オートセットとは、検出器42と測定対象物Wとの相対位置を調整する機能を示す。
また、図6に示すように、一対の移動手段53が、各作用点522のうちの一方を移動させた場合、支点523を中心として、載置面521が揺動し、載置面521に載置された測定装置の傾斜角度が調整される。すなわち、L軸に直交し、水平面に平行なR軸まわりにテーブル52を傾斜移動(オートレベリング)させることができる。ここで、オートレベリングとは、検出器42の測定方向と測定対象物Wの被測定面とが平行となるように検出器42または測定対象物Wの傾斜角度を調整する機能を示す。
なお、図3に示すフロー中の自動傾斜工程S6において、検出器42(図2)の測定方向に対する被測定部分の表面の傾斜角度が演算手段により算出された後、さらに、算出された傾斜角度に応じた2箇所の作用点522の相対高さを計算して、調整すべき各移動手段53の移動量を制御信号として位置決め制御手段64(図2)に送ればよい。これによって位置決め制御手段64は、各移動手段53をそれぞれ所定量だけ移動させて、テーブル52を傾斜し、被測定部分の表面に対して検出器42の測定方向を平行にすることができる。
[本実施形態による効果]
本実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
(1)テーブル52の昇降位置と傾斜角度とを調整可能な昇降傾斜調整装置5を備えているので、予備測定および本測定を実施する際に、測定装置4を昇降させる動作や、測定装置4を傾斜させる動作が一つの装置により実行され、測定対象物Wの位置決めをコンパクトな構成で実施できる。また、位置決め制御手段64が、昇降傾斜調整装置5を制御するだけで、演算手段65にて算出された傾斜角度に基づいて測定対象物Wの位置決めを実行できるので、位置決めの自動化が容易となり、位置決めの操作性を向上させることができる。
(2)表面性状測定機1が、ワーク供給装置7を備えており、測定開始/停止信号やステータス信号などの制御信号の入出力を外部制御装置9と制御装置6との間で行うことができるので、自動検査システムを容易に構成することができる。例えば、外部制御装置9が表面性状の測定の実施を遠隔にて管理するシステムや、外部制御装置9が測定結果に基づく合否判断を行って、測定対象物Wである製品の良品/不良品の選別、仕分け工程を自動的に行うシステムなどを容易に構築することができる。すなわち、表面性状を測定する工程を製造ラインや検査ラインなどへ容易に組み入れることが可能となる。
(3)一対の移動手段53の一方または両方を駆動させることで、測定装置4の昇降位置の調整および傾斜角度の調整の両方をコンパクトな構成で実現でき、表面性状測定機1における測定対象物Wの位置決めを行うことができる。
(4)駆動源54によって一対の移動手段53を駆動させるので、従来、手動で行っていた調整の操作性を向上させることができる。
(5)支点案内手段55によって、支点523(傾斜回転中心)がL軸方向に沿って直線的に案内され、水平方向には移動しないで、支点523を基準にテーブル52の傾斜角度を調整する際の精度を向上させることができる。
(6)スライダ532を水平方向に移動させればよいので、スライダ532を垂直方向に移動させる場合よりも、装置全体の高さ寸法を小さく抑えることができる。
(7)作用点部材がローラ524であるので、ローラ524が移動する際に、ローラ524が斜面531を転動するので、ローラ524と斜面531との当接部の消耗を抑えることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る昇降傾斜調整装置5Aについて図7に基づいて説明する。
図7は、昇降傾斜調整装置5Aの駆動機構を示す側面図である。昇降傾斜調整装置5Aは、前述の第1実施形態の昇降傾斜調整装置5に対して移動手段53Aおよび支点案内手段55Aの各構成が相違するもので、その他の構成は略同様である。
すなわち、移動手段53Aは、テーブル52に対向する水平な対向面534を有するスライダ532Aと、駆動源54に接続されるとともにL軸方向へスライダ532Aを移動させる送りねじ(スライダ移動部材)533Aとを有する。
具体的には、駆動源54および送りねじ533Aは、それぞれの回転軸が垂直となるようにベース51に支持されている。駆動源54の回転駆動力は、歯車によって送りねじ533Aに伝達される。送りねじ533Aに螺合されたスライダ532Aは、送りねじ533Aの回転によって、L軸方向に移動される。
また、テーブル52には、対向面534に当接するローラ(作用点部材)524が設けられ、これら対向面534およびローラ524の当接部によって作用点522が構成される。
支点案内手段55Aは、テーブル52の支点523Aを中心として揺動可能に設けられた連結部材553と、連結部材553をL軸方向に沿って直線的に案内するとともに、ベース51に設けられたパンタグラフ機構554とを有する。このような支点案内手段55Aを用いれば、支点523Aの昇降方向の移動を拘束することなく、支点523AをL軸方向に沿って直線的に案内できる。
このような構成によって、載置面521が平行移動する場合には、作用点522が対向面534に沿って移動することなく、作用点522がL軸方向に移動される。
また、載置面521が支点523Aを中心に揺動する場合には、作用点522が対向面534に沿って移動しながら、作用点522がL軸方向に移動される。
なお、支点523Aおよび連結部材553の連結構造について図8に基づいて説明する。
支点523Aは、テーブル52下面に設けられた内部に略球状の収納部525を有して形成され、略球状の収納部525の下部は開口している。この略球状の収納部525の中心位置が、実質的な支点となっている。
連結部材553は、支点523Aの略球状の収納部525に収納される球部を有し、支点523Aに対して2方向の軸まわりに回転可能にジョイントされている。
このような連結構造を備える昇降傾斜調整装置5Aは、図9に示すように、平面視で互いに直交する2方向に2組ずつ配置された4組の移動手段53Aを備えている。これによって、支点523Aを中心にテーブル52を2軸まわりに傾斜させることが可能となる。さらに、測定対象物WをY軸方向に移動させるY軸テーブルを組み合わせることで、3次元表面粗さ測定に必要な被測定面のオートレベリングを実施することも可能となる。
このような本実施形態によれば、前記の効果と略同様の効果に加えて以下の効果を奏することができる。
(8)支点案内手段55Aによって、支点523AがL軸方向に沿って直線的に案内され、水平方向には移動しないで、支点523Aを基準にテーブル52の傾斜角度を調整する際の精度を向上させることができる。さらに、パンタグラフ機構554が用いられているので、支点案内手段55Aの軽量化が図れる。
(9)対向面534がL軸に直交して略水平に設けられているので、載置面521に載置される測定装置(不図示)の荷重がローラ524を介して対向面534に直交する方向に作用し、移動手段53Aによるテーブル52の支持を安定させることができる。
(10)作用点部材がローラ524であるので、ローラ524が移動する際に、ローラ524が対向面534を転動するので、ローラ524と対向面534との当接部の消耗を抑えることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る昇降傾斜調整装置5Bについて図10に基づいて説明する。
図10は、昇降傾斜調整装置5Bの駆動機構を示す側面図である。昇降傾斜調整装置5Bは、前述の各実施形態の昇降傾斜調整装置に対して、支点523Bが、2箇所の作用点の一方と一致して形成されている点が大きく相違するもので、その他の構成は略同様である。
一対の移動手段56,57のうちの一方は、作用点522を支持するとともに、作用点522とベース51との間隔が増減する間隔増減方向へ、作用点522を移動させる作用点移動手段56である。
また、一対の移動手段56,57のうちの他方は、支点523Bを支持するとともに、支点523Bとベース51との間隔が増減する間隔増減方向へ、支点523Bを移動させる支点移動手段57である。
具体的には、作用点移動手段56は、テーブル52に対向する対向面564を有する作用点スライダ562と、駆動源54に接続されるとともに載置面521のL軸方向へ作用点スライダ562を移動させる送りねじ(作用点スライダ移動部材)563と、作用点スライダ562を直線的に案内する直動ガイド565とを有する。
また、支点移動手段57は、テーブル52の支点523Bをベアリングによって軸支する支点スライダ572と、駆動源54に接続されるとともにL軸方向へ支点スライダ572を移動させる送りねじ(支点スライダ移動部材)573と、支点スライダ572を直線的に案内する直動ガイド575とを有する。
テーブル52には、対向面564に当接するローラ(作用点部材)524が設けられ、これら対向面564およびローラ524の当接部によって作用点522が構成される。ローラ524は、対向面564を転動し、対向面564上を移動可能に支持されている。
載置面521が平行移動する場合には、作用点522の対向面564に沿った移動を伴わずに、作用点522が間隔増減方向に移動される。
また、載置面521が支点523Bを中心に揺動する場合には、作用点522の対向面564に沿った移動を伴って、作用点522が間隔増減方向に移動される。
駆動源54はエンコーダ付のDCサーボモータであり、各スライダ562,572の相対位置を検出できる。この場合、昇降傾斜調整装置5Bの電源を投入した際、各スライダ562,572の現状の位置を認識する必要がある。そのため、直動ガイド565,575には、各スライダ562,572の原点位置を検出する位置検出手段であるフォトセンサ566,576が設けられており、各スライダ562,572が原点位置まで移動した際に、フォトセンサ566,576が各スライダ562,572を検出するようになっている。
なお、例えば、各直動ガイド565,575に各スライダ562,572の絶対位置を検出可能なリニアエンコーダを設ければ、前述の原点位置を検出する作業を省略できる。
本実施形態において、駆動源の回転駆動力は、タイミングベルトによって送りねじに伝達されるが、この伝達機構としては、ベルト駆動に限らず、ウォームおよびウォームホイールによる伝達機構でもよい。例えば、駆動源の回転軸が水平方向となるように駆動源を配置して、駆動源でウォームを回転させ、送りねじの下端に設けられたウォームホイールに回転力を伝達させてもよい。これによって駆動源の回転軸を水平方向に配置することができ、装置全体の高さを低く抑えることができる。
このような本実施形態によれば、前記の効果と略同様の効果に加えて以下の効果を奏することができる。
(11)支点523Bが、2箇所の作用点の一方と一致して形成されているので、支点案内手段を省略することができ、部品点数の削減化を図ることができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
本発明は、粗さ測定などをおこなう表面性状測定機の検出器と測定対象物との相対位置を調整するとともに、検出器の駆動方向と測定対象物の被測定面との平行調整をする際に利用することができる。
本発明の第1実施形態に係る表面性状測定機を示す全体構成図。 前記表面性状測定機の制御装置の構成を説明するためのブロック図。 前記表面性状測定機の測定手順を説明するフロー。 前記表面性状測定機の昇降傾斜調整装置の駆動機構を模式的に示す側面図。 前記昇降傾斜調整装置の昇降位置の調整を説明する側面図。 前記昇降傾斜調整装置の傾斜角度の調整を説明する側面図。 本発明の第2実施形態に係る昇降傾斜調整装置の駆動機構を模式的に示す側面図。 前記昇降傾斜調整装置の支点案内手段を部分的に示す側面図。 前記昇降傾斜調整装置を示す平面図。 本発明の第3実施形態に係る昇降傾斜調整装置の駆動機構を模式的に示す側面図。
符号の説明
1…表面性状測定機
3…載物台
4…測定装置
5,5A,5B…昇降傾斜調整装置
6…制御装置
7…ワーク供給装置(外部装置)
9…外部制御装置
41…X軸移動機構(移動機構)
42…検出器
52…テーブル
62…測定制御手段
64…位置決め制御手段
65…演算手段。

Claims (3)

  1. 測定対象物の表面性状を検出する検出器、および、前記検出器を測定方向に移動自在に案内する移動機構を有する測定装置と、
    前記測定対象物および前記測定装置のいずれか一方を載置するテーブルを有し、前記テーブルの昇降位置と傾斜角度とを調整可能な昇降傾斜調整装置と、
    前記測定対象物および前記測定装置のいずれか他方を載置する載物台と、
    前記測定装置および前記昇降傾斜調整装置を制御する制御装置と、を備える表面性状測定機であって、
    前記制御装置は、
    前記移動機構を制御して前記測定対象物の予備測定および本測定を実施する測定制御手段と、
    前記検出器からの予備測定結果を取得し、前記測定方向に対する前記測定対象物の傾斜角度を算出する演算手段と、
    前記昇降傾斜調整装置を制御して、前記テーブルの昇降位置を調整するとともに、前記演算手段にて算出された傾斜角度に基づいて前記テーブルの傾斜角度を調整する位置決め制御手段と、を含んで構成される
    ことを特徴とする表面性状測定機。
  2. 請求項1に記載の表面性状測定機において、
    前記測定装置と連動する外部装置と、
    前記外部装置を制御するとともに、前記制御装置との間で制御信号の入出力を行う外部制御装置と、を備えることを特徴とする表面性状測定機。
  3. 測定対象物の表面性状を検出する検出器、および、前記検出器を測定方向に移動自在に案内する移動機構を有する測定装置と、
    前記測定対象物および前記測定装置のいずれか一方を載置するテーブルを有し、前記テーブルの昇降位置と傾斜角度とを調整可能な昇降傾斜調整装置と、
    前記測定対象物および前記測定装置のいずれか他方を載置する載物台と、
    前記測定装置および前記昇降傾斜調整装置を制御する制御装置と、を備える表面性状測定機を用いて、前記測定対象物の表面性状を測定する測定方法であって、
    前記検出器が前記測定対象物を検出できる位置まで、前記テーブルを昇降させる第1のオートセット工程と、
    前記測定対象物を走査するために前記検出器を前記測定方向に移動させる予備測定工程と、
    前記テーブルを昇降させて前記検出器を前記測定対象物から自動退避させる自動退避工程と、
    前記予備測定の結果から算出される前記測定方向に対する前記測定対象物の傾斜角度に基づいて、前記テーブルの傾斜角度を調整させる自動傾斜工程と、
    前記検出器が前記測定対象物を検出できる位置まで、前記テーブルを昇降させる第2のオートセット工程と、
    前記測定対象物を走査するために前記検出器を前記測定方向に移動させる本測定工程と、を含んで構成されることを特徴とする測定方法。
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