JP5341165B2 - ステージ装置及びガントリ型ステージ装置及びステージ装置の制御方法 - Google Patents
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Description
ブルの上方にビームが横架されており、テーブルまたはビームの何れか一方をY方向(水
平方向)に移動させて所定の作業(加工や検査など)を行うように構成されている(例え
ば、特許文献1参照)。
ており、テーブルに載置された基板に対する加工や検査を行うように動作制御される。そ
して、テーブルに対するビームの高さ位置は、ビームの両端を昇降可能に支持する昇降機
構によって調整される。
持される構成であるため、例えば、基板の大型化に伴ってビームの全長が長くなると、ボ
ールねじ機構にかかる荷重も増大することになり、ボールねじ機構だけでは高精度に位置
決めすることが難しい。
の平面度を高精度に加工することが難しく、基板搬送方向と直交するX方向の微小な傾き
がテーブル表面に発生した場合、ビームがテーブル上面に対して平行になるように高さ調
整を行う際に大きな荷重がかかると、ボールねじ機構の構造上の精度的ばらつきによって
ビームの平行度を正確に保つことが難しい。
テージ装置の制御方法を提供することを目的とする。
また、計測値に基づいてビーム両端高さを制御することにより、テーブル上面に対するビームの平行度を高精度に維持することが出来る。
可能に連結するため、Z軸駆動機構によりビームの高さ位置を調整してテーブル上面に対
するビームの平行度を正確に保つように調整することが可能になり、特にテーブルの大型
化に伴うテーブル平面度の微小な傾きにもビームの高さ位置を微調整してテーブル上面に
対するビームの平行度を高精度に維持することができる。
可能に支持するスライド部を有するため、水平方向に対してビームが微小角度の傾きを持
つように調整された場合でもスライド部のスライド動作によりZ軸駆動機構に負担をかけ
ることが防止される。
保つ圧力調整手段とを有するため、ビームの荷重が増大してもZ軸駆動機構の負担を軽減
して荷重増大による精度的なばらつきをなくすことができる。
め、ビームを移動させるよりもテーブル上に載置された基板とビームとの平行度をより精
密に確保することができる。
せるため、テーブル上面に対するビームの平行度を精密に調整することが可能になり、且
つボールねじ機構にビームの全ての荷重が作用しないように構成してあり、ボールねじ機
構により構造的なばらつきがビームの平行度に影響しないようにできる。
置を調整するZ軸調整機構をガントリ部に設けたため、テーブル上面に対するビームの平
行度を正確に保つように調整することが可能になり、特にテーブルの大型化に伴うテーブ
ル平面度の微小な傾きにもビームの高さ位置を微調整してテーブル上面に対するビームの
平行度を高精度に維持することができる。
4は、上面に基板11を真空吸着するための小孔(図示せず)が多数設けられており、真
空ポンプによって基板11との隙間の空気を小孔から吸引して基板11を水平状態にチャ
ッキングするように構成されている。
る方式のセンサがある。そして、一対のZ方向センサ21A,21Bにより計測された値
が等しくなるようにZ軸駆動機構20を駆動させることによりビーム18がテーブル14
の上面と平行状態になる。尚、Z軸駆動機構20の詳細については、後述する。
ンダ本体52より上方に突出するピストンロッド54とを有し、圧力制御部56によりシ
リンダ本体52の内部の圧力が所定圧力に保たれるように制御されている。また、エアシ
リンダ50は、ピストンロッド54の上端がビーム18に結合されており、ビーム18の
荷重をシリンダ本体52の空気圧により支持するように構成されている。圧力制御部(圧
力調整手段)56は、ピストンロッド54に作用する負荷(荷重)に応じた圧力となるよ
うにシリンダ本体52の空気圧を制御しており、例えば、ビーム18に取り付けられた各
種加工用治具や検査用ユニットによる荷重増大に対応してシリンダ本体52の空気圧を増
大させることによりビーム18の高さ位置を一定に保つように圧力制御を行う。
構20の内部構造を側面からみた縦断面図である。図3及び図4に示されるように、Z軸
駆動機構20は、支持部材44上に固定されたZ軸ベース60と、Z軸ベース60に中心
線に沿うように装架されたボールねじ62と、ボールねじ62に螺合されたナット64と
、ボールねじ62に回転駆動力を付与するZ軸駆動モータ66と、ビーム18の背面に結
合されるZ軸テーブル68と、Z軸テーブル68の昇降動作をガイドする一対のZ軸リニ
アガイド70とを有する。Z軸ベース60は、側方からみるとコ字状に形成されており、
垂直方向(Z方向)に起立する起立部60aと、起立部60aの上端より水平方向に突出
する上部60bと、起立部60aの下端より水平方向に突出し支持部材44上に固定され
る下部60cとを有する。
0aに設けられた一対のボールねじサポート72により回転可能に軸承されており、上端
にはカップリング74が連結されている。Z軸駆動モータ66は、下方(Z軸方向)に延
在する回転軸76を有し、Z軸ベース60の上部60bに垂直状態に取り付けられている
。また、Z軸駆動モータ66に駆動された回転軸76の回転は、カップリング74を介し
てボールねじ62に伝達される。
ルねじ62の回転方向によって昇降する。また、Z軸テーブル68の背面には、Z軸リニ
アガイド70を摺動するリニアブロック78に結合されており、Z軸テーブル68はナッ
ト64がボールねじ62の回転と共に昇降する際にZ軸リニアガイド70にガイドされる
。
ビーム18は、上記Z軸駆動機構20により上下方向に駆動されるZ軸テーブル68の昇
降位置によってZ軸方向の位置が変化し、Z軸テーブル68に設けられたリニアスケール
(図示せず)によりテーブル14の上面(またはテーブル14に載置された基板11)に
対する離間距離が一定となるように高さ位置が調整される。
め、上記のようにZ軸テーブル68にリニアスケールを設けず、回転軸76の回転角を検
出する回転角検出センサ(図示せず)をZ軸駆動モータ66に内蔵させ、回転角を制御す
ることによりビーム18の高さ位置を正確に調整することも可能である。
部46、スライド部48の構造について説明する。図5は回動支持部46、スライド部4
8を正面図である。図6は図5中A−A線に沿う回動支持部46、スライド部48の縦断
面図である。尚、本実施例では、ビーム18の右端が回動支持部46、スライド部48に
連結され、ビーム18の左端が回動支持部46に連結されている。すなわち、スライド部
48は、ビーム18の両端のうち何れか一方(本実施例では、右端)のみに設けられてい
る。
ーブル80が設けられ、このロータリテーブル80の内周にはロータリベアリング82が
回転可能に嵌合されている。そして、ロータリベアリング82の内周には、軸84が貫通
されており、軸84に対してビーム18の端部が回動可能に支持されている。また、ロー
タリベアリング82より前方に突出した軸84の端部は、ロータリベアリング82の内輪
の側面を覆う円形のカバー86が設けられている。また、ビーム18の前面には、ロータ
リベアリング82の外輪の側面を覆うリング状のカバー88が取り付けられている。
0を参照して説明する。図9に示されるように、制御装置17は、S31で、テーブル1
4を初期位置に戻す。次のS32では、搬入装置(図示せず)により基板11をテーブル
14の上面に搬入する。続いて、S33に進み、基板11をテーブル14上に真空吸着す
る。
8の高さ位置を調整する際、ビーム18の荷重が、エアシリンダ50により支えられてい
るので、Z軸駆動モータ66及びボールねじ62の負担が小さくなっており、ビーム18
の高さ調整を容易且つスムーズに行える。
たが、これに限らず、ボールねじ以外の伝達機構を用いても良いのは勿論である。
設けた構成を一例として挙げたが、これに限らず、3個以上のZ方向センサ21A,21
Bを設け、各センサにより計測された値からテーブル上面の微小な傾きを演算するように
しても良い。
し、基板11がテーブル14に載置された状態ではテーブル上面に対するビーム18の傾
きを修正する処理を行ったが、これに限らず、基板11がテーブル14に載置される度に
テーブル14に対するビーム18の傾きを計測するようにしても良い。
Bにより計測されたZ方向計測データがHA=HBか否かをチェックしたが、これに限ら
ず、例えば、予め設定された高さ位置をしきい値としてZ方向センサ21A,21Bによ
り計測されたZ方向計測データと比較し、ビーム18の両端の高さ位置を個別に調整する
方法を用いても良い。
11 基板
12 ベース
14 テーブル
16 ガントリ部
17 制御装置
18 ビーム
20 Z軸駆動機構
21A,21B Z方向センサ
22 Y軸駆動機構
24 X方向ガイド
26 Y方向規制ガイド
28 X方向リニアモータ
30 支持部材
36 マグネットヨークユニット
38 コイルユニット
46 回動支持部
48 スライド部
50 エアシリンダ
56 圧力制御部
60 Z軸ベース
62 ボールねじ
64 ナット
66 Z軸駆動モータ
68 Z軸テーブル
70 Z軸リニアガイド
82 ロータリベアリング
90 スライダ
92 スライダベース
94 クロスローラガイド
Claims (5)
- 上面にワークが載置されるテーブルと、該テーブルの両側に起立する一対のZ軸駆動機構と、該一対のZ軸駆動機構間に横架されたビームと、該ビームとテーブル上面との距離を検出する一対の検出手段と、前記テーブルの移動制御及び前記ビームのZ方向の高さ調整制御を行う制御装置とを有し、該制御装置は、前記テーブルを移動させながら、前記一対のセンサによりテーブルの位置に対応して前記ビームと前記テーブル上面との距離を計測させて、この計測値に基づいて前記ビームと前記テーブル上面とが平行になるようにビーム両端高さを制御することを特徴とするステージ装置。
- 前記計測値を記憶するためのメモリを更に備え、該メモリにはテーブルの位置に対応した前記ビームと前記テーブル上面との間の距離が記憶され、前記制御装置は、前記メモリに記憶された計測値に基づいて前記ビームと前記テーブル上面とが平行になるように前記テーブルを移動させながらビーム両端高さを制御することを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
- テーブルを水平方向に移動させる工程と、前記テーブルを移動させながら、テーブルの上方に対向するように設けられたビームと前記テーブルとの距離を計測する工程と、計測結果に基づいて前記ビームがテーブル上面と平行となるように前記ビームの両端高さ位置を調整する工程とを有することを特徴とするステージ装置の制御方法。
- 前記計測する工程により得られた計測値をメモリに記憶される工程と、記憶された計測値に基づいて、前記テーブルを水平移動させながら前記ビームの両端高さを調整する工程とを更に備えることを特徴とする請求項3に記載のステージ装置の制御方法。
- 前記計測する工程により得られた計測値に基づいて、前記テーブルを水平移動させながら、前記ビームの両端高さを調整する工程とを更に備えることを特徴とする請求項3に記載のステージ装置の制御方法。
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JP2011244380A JP5341165B2 (ja) | 2011-11-08 | 2011-11-08 | ステージ装置及びガントリ型ステージ装置及びステージ装置の制御方法 |
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