JP2010030733A - 産業車両のカウンターウエイト構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 重心位置の調整を簡単に行なえるカウンターウエイト構造を提供する。
【解決手段】 フォークリフトのカウンターウエイト構造体1を上下2分割の上下部カウンターウエイト2、3から構成するとともに、上部カウンターウエイト2を相対的に比重が小さい材料である、例えば鋼板製の箱状外壁部材およびその内部に充填したコンクリートから構成し、下部カウンターウエイト3を相対的に比重が大きい材料である、例えば鋳物から構成する。また、上部カウンターウエイト2を、左右両側部から車両前方に張り出す左右一対の張出部20を有する平面視U字状の部材とし、下部カウンターウエイト3を上部カウンターウエイト2の中央部から下方に延設する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フォークリフト等の産業車両のためのカウンターウエイト構造に関する。
フォークリフトやショベルローダ等の産業車両においては、車両後部にカウンターウエイトが設けられている。大型の産業車両や荷揚能力の大きな産業車両の場合、カウンターウエイトとして大形のものが必要になるが、大形のカウンターウエイトを単体で製作するのは容易ではない。
そこで、特開2004−338821号公報の図1および図2に示すように、カウンターウエイトを上下2つのウエイト部材から構成してこれらの部材を組み合わせることにより、全体としてカウンターウエイトを大型化することが行なわれている。
しかしながら、前記従来のカウンターウエイト構造では、大型のカウンターウエイトを製作するのに、少なくとも2つの部材を組み合わせるという観点のみから考案されており、カウンターウエイト全体が車両に与える影響(例えば重心位置)については、単体のカウンターウエイトの場合と同じである。
特開2004−338821号公報(図1および図2参照)
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、重心位置の調整を簡単に行なえる産業車両用カウンターウエイト構造を提供することにある。
請求項1の発明に係る産業車両用カウンターウエイト構造は、カウンターウエイトが上下2分割の上下部カウンターウエイトを備えており、上部カウンターウエイトが相対的に比重の小さな材料から構成され、下部カウンターウエイトが相対的に比重の大きな材料から構成されている。
請求項1の発明によれば、互いに比重が異なる材料からなる上下部カウンターウエイトからカウンターウエイトを構成するようにしたので、各カウンターウエイトの比重の差によって、カウンターウエイト全体の重心の位置の調整を簡単に行なえるようになる。この場合、上部カウンターウエイトの比重を下部カウンターウエイトの比重に近づけると、カウンターウエイト全体の重心位置は上方に移動し、これとは逆に、上部カウンターウエイトの比重を下部カウンターウエイトの比重よりも小さくすると、カウンターウエイト全体の重心位置は下方に移動する。
請求項2の発明では、下部カウンターウエイトが鋳物製であり、請求項3の発明では、上部カウンターウエイトが金属製の外壁部材およびその内部に充填されたコンクリートから構成されている。
請求項4の発明では、上部カウンターウエイトが、左右両側部から車両前方に張り出す左右一対の張出部を有する平面視U字状の部材であって、下部カウンターウエイトが上部カウンターウエイトの中央部から下方に延びている。
この場合には、上部カウンターウエイトから車両前方に張り出す各張出部を有していることで、上部カウンターウエイトの重心位置を車両前方に移動させることができ、これにより、カウンターウエイト全体の重心位置を同様に車両前方に移動させることができる。
請求項5の発明では、当該産業車両がフォークリフトである。
以上のように本発明によれば、カウンターウエイトを上下2分割の上下部カウンターウエイトから構成するとともに、上部カウンターウエイトを相対的に比重の小さな材料から構成し、下部カウンターウエイトを相対的に比重の大きな材料から構成するようにしたので、各カウンターウエイトの比重の差によって、カウンターウエイト全体の重心の位置の調整を簡単に行なえるようになる。この場合、上部カウンターウエイトの比重を下部カウンターウエイトの比重に近づけると、カウンターウエイト全体の重心位置は上方に移動し、これとは逆に、上部カウンターウエイトの比重を下部カウンターウエイトの比重よりも小さくすると、カウンターウエイト全体の重心位置は下方に移動する。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図5は、本発明の一実施例による産業車両用カウンターウエイト構造を説明するための図であって、図1は本実施例によるカウンターウエイトの全体斜視図、図2は上部カウンターウエイトの平面図、図3は上部カウンターウエイトの正面図、図4は下部カウンターウエイトの平面図、図5は下部カウンターウエイトの正面図である。図1中、右方が車両の前方を示し、左方が車両の後方を示している。
図1に示すように、このカウンターウエイト構造体1は、上方に配置された上部カウンターウエイト2と、その下方に配置され、上部カウンターウエイト2に取り付けられる下部カウンターウエイト3とから構成されている。
上部カウンターウエイト2は、中央の凹状空間2Aを隔てて左右両側からそれぞれ前方に張り出す一対の張出部20と、これらの張出部20の後端側を連結する連結部21とを有している。上部カウンターウエイト2は、平面視略コ字状に形成されている。
上部カウンターウエイト2は、その上下面および側面に金属板(例えば鋼板)を箱状に配設して、これらを溶接等で互いに固着することにより構成されている。このため、上部カウンターウエイト2の内部は空洞になっており、この空洞の領域のすべてにコンクリートが充填されている。
上部カウンターウエイト2の各張出部20の内部には、図2に示すように、隔壁部材20a、20bがそれぞれ配設されている。隔壁部材20aは各張出部20の前方側に配置され、隔壁部材20bは各張出部の20の後方側に配置されている。上部カウンターウエイト2の各張出部20の内部には、各隔壁部材20a、20bにより仕切られた隔室が形成されており、この例では、すべての隔室にコンクリートが充填されている。
上部カウンターウエイト2の連結部21の下面の中央には、載頭円錐台形状の凹部21aが形成されている。
下部カウンターウエイト3は、上部カウンターウエイト2の連結部21から下方に延びる部材であって、鋳物製である。下部カウンターウエイト3の上面には、図4および図5に示すように、載頭円錐台形状の凸部30が一体に設けられている。凸部30は、上部カウンターウエイト2の凹部21aの相補的形状を有しており、凹部21aに係合し得るようになっている。
一般に、鋳物の比重は7.2前後であり、これに対して、コンクリートの比重はその1/3程度である。このため、上部カウンターウエイト2の比重は、下部カウンターウエイト3の比重に比べてかなり小さくなっている。
次に、本実施例の作用効果について説明する。
コンクリートがその内部に充填された上部カウンターウエイト2は、鋳物製の下部カウンターウエイト3に組み付けられる。このとき、下部カウンターウエイト3上面の凸部30が上部カウンターウエイト2下面の凹部21aに係合することにより、上下部カウンターウエイト2、3が一体化される。
この場合には、下部カウンターウエイト3とは比重の異なる上部カウンターウエイト2を用いることようにしたことで、カウンターウエイト構造体全体の重心の位置の調整を簡単に行なえるようになる。
すなわち、この例では、上部カウンターウエイト2の比重が下部カウンターウエイト3の比重の数分の一程度になっているので、上部カウンターウエイト2を下部カウンターウエイト3と同様に鋳物で製作したものに比べて、カウンターウエイト構造体全体の重心位置を下方に移動させることができる。なお、これとは逆に、上部カウンターウエイト2として、下部カウンターウエイト3の比重に近い比重を有する材料を用いると、カウンターウエイト全体の重心位置は上方に移動する。
また、この場合には、上部カウンターウエイト2が、車両前方に張り出す各張出部20を有していることで、上部カウンターウエイト2の重心位置を車両前方に移動させることができ、これにより、カウンターウエイト全体の重心位置を同様に車両前方に移動させることができる。
なお、前記実施例では、上部カウンターウエイト2の内部空間のすべての領域にコンクリートが充填された例を示したが、本発明の適用はこれに限定されない。図6に示すように、上部カウンターウエイト2の張出部内部の隔壁20aから先端の部分までの領域を空洞にして、それ以外のすべて領域(同図斜線領域)にコンクリートを充填するようにしてもよく、あるいは、図7に示すように、上部カウンターウエイトの内部の隔壁20bから先端の部分までの領域を空洞にして、それ以外のすべて領域(同図斜線領域)にコンクリートを充填するようにしてもよい。
このように、上部カウンターウエイト2に対してコンクリートの充填量を変えることによって、上部カウンターウエイト2の重心位置を変えることができ、これにより、カウンターウエイト構造体1の重心位置をさらに細かく調整できるようになる。
本発明の一実施例によるカウンターウエイトの全体斜視図である。 上部カウンターウエイトの平面図である。 上部カウンターウエイトの正面図である。 下部カウンターウエイトの平面図である。 下部カウンターウエイトの正面図である。 本発明の他の実施例による上部カウンターウエイトの平面概略図である。 本発明のさらに他の実施例による上部カウンターウエイトの平面概略図である。
符号の説明
1: カウンターウエイト構造体

2: 上部カウンターウエイト
20: 張出部

3: 下部カウンターウエイト

Claims (5)

  1. 産業車両のカウンターウエイト構造であって、
    カウンターウエイトが上下2分割の上下部カウンターウエイトを備え、
    前記上部カウンターウエイトを相対的に比重が小さい材料から構成し、前記下部カウンターウエイトを相対的に比重が大きい材料から構成するようにした、
    ことを特徴とする産業車両のカウンターウエイト構造。
  2. 請求項1において、
    前記下部カウンターウエイトが鋳物製である、
    ことを特徴とする産業車両のカウンターウエイト構造。
  3. 請求項1または2において、
    前記上部カウンターウエイトが、金属製の箱状外壁部材と、その内部に充填されたコンクリートとから構成されている、
    ことを特徴とする産業車両のカウンターウエイト構造。
  4. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記上部カウンターウエイトが、左右両側部から車両前方に張り出す左右一対の張出部を有する平面視U字状の部材であって、前記下部カウンターウエイトが前記上部カウンターウエイトの中央部から下方に延びている、
    ことを特徴とする産業車両のカウンターウエイト構造。
  5. 請求項1において、
    当該産業車両がフォークリフトである、
    ことを特徴とする産業車両のカウンターウエイト構造。
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