JP2010029301A - パチンコ機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】板状部材31と土台部材32とからなる合成樹脂製の遊技盤10を、ミドル枠8に取り付けたパチンコ機1において、当該遊技盤10が温度変化による膨張を起こした場合に、ミドル枠、板状部材31、及び土台部材32に夫々設けられたボス部とボス受け部の設置位置と嵌合状態との調節により、板状部材31の位置変化の軽減が可能となっている。
【選択図】 図2
Description
また、請求項3の発明によれば、基準ボス部と基準ボス受け部との鉛直方向で同じ高さ位置に、第2位置決めボス部と第2位置決めボス受け部とを設け、第2位置決めボス部と第2位置決めボス受け部との関係において、左右方向では遊びを大きく調節されているため、板状部材の左右方向への膨張を許容し、歪みを効果的に抑制することができ、例えば普通電動役物の入賞口上部に設置される遊技釘同士の間隔を保持する効果を奏することができる。
図1におけるパチンコ機1は、パチンコ機1本体を支持する機枠2に、金属製の板状部材であるミドル枠8を介して遊技盤10を設置すると共に、該遊技盤10の前方を閉塞可能な前扉3を片開き自在に取り付けてなるものである。そして、該前扉3により閉塞される遊技盤10の前方空間(遊技盤10の前面)を、遊技球が流下する略円形の遊技領域11としている。
また、遊技領域には、多数の遊技釘(図示せず)、遊技球が通過可能なゲート部材14、一対の爪片を開閉動作可能に備えたチューリップ式電動役物15、開閉可能な扉部材を有する大入賞装置16、遊技球が入賞可能な入賞部材17、17・・、風車18等が設置されている。
さらに、遊技盤10の後面には、「図柄」を図柄表示領域22内に表示させるための液晶表示装置(表示装置)、遊技に係る制御(例えば、所謂「大当たり抽選」や液晶表示装置における表示制御等)を行う制御装置等が設置されている。
図5に示すように、板状部材31は、アクリル樹脂から成形された透明な略円形の板状体であって、その前面には、複数の障害釘が植設されるとともに、その左側下部には、土台部材32へ嵌合させるための、略正円形状の基準ボス受け部37aが穿設されている。また、基準ボス受け部37aの鉛直上方で、遊技領域を挟んだ外レール近傍には、上下に伸びる長円形状の第1位置決めボス受け部37bが穿設されている。さらに、基準ボス受け部37aと同じ高さ位置には、基準ボス受け部37aと同形状の第2位置決めボス受け部37cが穿設されている。
また、土台部材32の前面側の内周縁には、板状部材31と同形の凹状の嵌め込み部33が、面上から約9mmの深さで形成されている。さらに、土台部材32の嵌め込み部33内には、前面側から見て、基準ボス部36aが外レール12下端部近傍に設けられ、基準ボス部36aからの鉛直上方には第1位置決めボス部36bが設けられ、基準ボス部36a右方向の同じ高さ位置には第2位置決めボス部36cが設けられている。
さらに、嵌め込み部33の下辺部には、突起部80,80・・が一定間隔で設けられている。当該突起部80,80・・は、板状部材31に接する先端部分が基端部分より幅狭且つ丸みを帯びて形成されており、板状部材31を土台部材32に嵌め込んだ際に、その突起部80,80・・の先端で板状部材31を支持可能としている。
また、格子部材54の左半分は、土台部材32の組み立て状態において嵌め込み部33を形成する凹状の段部33dとされており、当該段部33d内には、遊技盤10をミドル枠8へ設置した際に、固定ボス部24bが嵌合する固定ボス受け部25bが穿設されるとともに、第2位置決めボス部36cが設けられている。第2位置決めボス部36cは、上記基準ボス部36aと略同形状に構成され、また、上下方向へ突設されたリブ片については、その先端の形状が台形に形成されている。
図8(a)に示すように、基準ボス部36aは、円筒形の軸部からリブ片をボス部の上下左右へ突設してなるものである。嵌合状態になった基準ボス部36aと基準ボス受け部37aにおいては、左右及び上下方向の隙間X1及びY1は全て0.15mmであり、全ての方向において遊びが小さくなっている。
上述の如き本実施形態に係るパチンコ機1によれば、遊技盤10のミドル枠8への取り付けは、ミドル枠8に設けられた固定ボス部24a,24bを、土台部材の固定ボス受け部25a,25bへ嵌合することによってなされている。
そのような遊技盤10においては、温度変化によって土台部材32に膨張が生じる際、土台部材32の左上角部及び右下角部がミドル枠8に強く固定されているため、土台部材32はその角部方向へは膨張することができない。よって、土台部材32は、固定されていない左下角部及び右上角部方向に膨張することとなり、土台部材32に嵌合状態の板状部材31も同じ方向に引っ張られるため、板状部材31の左下角部領域がミドル枠8に対して左下方向に位置変化を生じてしまう。
すなわち、板状部材31の左下角部における、土台部材32の膨張に引っ張られて生じた左下方向への位置変化は、板状部材31自体の膨張による右上方向への位置変化によって相殺されるため、結果として板状部材31のミドル枠8に対する位置変化を軽減させることができる。そして、本実施例においては、この板状部材31の所定領域に、発射レール12の入口などの位置ズレの影響を受けやすい部材を配置しているため、これら部材に位置ズレによる影響を生じさせない。
それに加えて、基準ボス部36aと同じ高さ方向に設けられた第2位置決めボス部36cは、左右方向において遊びを生じるように形成され、板状部材31の左右方向に生じる膨張を許容できるため、板状部材31の上下方向の膨張を無理に抑えて歪みが生じることがない。
同様に、第1位置決めボス受け部37bは上下方向において縦長に形成することで、上下方向への遊びが調節できるため形成が容易である。
しかしながら、本実施例中のパチンコ機1では、板状部材31はその下辺において、土台部材32の嵌め込み部33の内周と、突起部80、80・・によって接している。従って、板状部材31の下辺と、土台部材32の嵌め込み部33の内周が、面と面とで接している従来のパチンコ機と比較して、本実施例においては、膨張または収縮によって板状部材31が右方向に動く場合、板状部材31と土台部材32との間であまり摩擦が生じず、板状部材31の膨張または収縮による移動が妨げられない為、その結果板状部材31に歪みが生じにくくなっている。
本発明のパチンコ機1の構成は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、固定ボス部24a,24b、固定ボス受け部25a,25b、基準ボス部36a,第1位置決めボス部36b、第2位置決めボス部36c、基準ボス受け部37a,第1位置決めボス受け部37b、第2位置決めボス受け部37c、及び突起部80,80・・の形状・構造等の構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
その場合、基準となるボス部からの距離に反比例させて、位置決めボス部における上下又は左右のリブ片の突出量を少なくし、基準ボス部と個々の位置決めボス部との同方向における遊びを多く生じさせることが望ましい。
さらに、突起部80、80・・の材質は、土台部材32と同じ材質(合成樹脂等)である必要はなく、土台部材32の材質と異ならせることも可能である。加えて、その様に突起部80、80・・の材質を土台部材32と異ならせる場合には、突起部80、80・・の材質を、突起部と接する板状部材31との間に摩擦が生じにくいような素材(すなわち、合成ゴムや天然ゴム等の摩擦係数が高い弾性材料を除く)とすることが好ましい。
かかる構成を採用することによって、板状部材31は、横方向に膨張または収縮する際に、板状部材31と突起部80、80・・との間に生じる摩擦によって、板状部材31の横方向への動きが抑制されることなく、歪みが生じにくい。
Claims (6)
- パチンコ機本体を支持する機枠の内側に、金属製のミドル枠が設置されているとともに、
遊技球が流下する遊技領域が前面に形成される合成樹脂製の板状部材と、前記板状部材を嵌合状態で支持する合成樹脂製の土台部材とからなる略四角形板状の遊技盤が前記ミドル枠に設置され、
前記ミドル枠に、前記遊技盤を1の対角線上で固定するための一対の固定ボス部が設けられている一方、前記土台部材に、前記固定ボス部を嵌合可能な固定ボス受け部が設けられたパチンコ機であって、
前記土台部材に、前記板状部材を固定するための基準ボス部を、前記遊技盤の下部側で、且つ、前記固定ボス受け部が設けられていない側の角部に設ける一方、
前記板状部材における前記遊技領域外となる位置に、前記基準ボス部に嵌合可能な基準ボス受け部を設けたことを特徴とするパチンコ機。 - 前記土台部材の前記一対の固定ボス受け部の近傍に、前記板状部材を位置決めするための位置決めボス部を夫々設ける一方、前記板状部材における前記遊技領域外となる位置には、前記位置決めボス部が嵌合可能な位置決めボス受け部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
- 前記土台部材に、前記基準ボス部から鉛直方向上方で、且つ、遊技領域を挟んだ位置に第1位置決めボス部を設ける一方、前記基準ボス部の左右方向で、且つ、鉛直方向での高さが前記基準ボス部と略同じとなる位置に第2位置決めボス部を設け、
前記板状部材における前記遊技領域外となる位置に、前記第1位置決めボス部が嵌合可能な第1位置決めボス受け部及び前記第2位置決めボス部が嵌合可能な第2位置決めボス受け部とを設けるとともに、
前記第1位置決めボス部と前記第1位置決めボス受け部との上下方向における遊びを、前記基準ボス部と前記基準ボス受け部との上下方向における遊びよりも大きくし、
前記第2位置決めボス部と前記第2位置決めボス受け部との左右方向における遊びを、前記基準ボス部と前記基準ボス受け部との左右方向における遊びよりも大きくしたことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。 - 前記基準ボス部、前記第1位置決めボス部、及び前記第2位置決めボス部を、柱状の軸部から上下左右にリブ片を突設させて形成する一方、
前記第1位置決めボス部の上下方向へ突出するリブ片の突出量を、前記基準ボス部の上下方向へ突出するリブ片の突出量よりも小さくするとともに、
前記第2位置決めボス部の左右方向へ突出する突出するリブ片の突出量を、前記基準ボス部の左右方向へ突出するリブ片の突出量よりも小さくすることにより、
前記第1位置決めボス部と前記第1位置決めボス受け部との上下方向における遊びを、前記基準ボス部と前記基準ボス受け部との上下方向における遊びよりも大きくし、
前記第2位置決めボス部と前記第2位置決めボス受け部との左右方向における遊びを、前記基準ボス部と前記基準ボス受け部との左右方向における遊びよりも大きくしたことを特徴とする請求項3に記載のパチンコ機。 - 前記基準ボス受け部を、略正円状に形成された凹部又は孔部とする一方、前記第1位置決めボス受け部を、上下方向に長い長円状に形成された凹部又は孔部とすることにより、
前記第1位置決めボス部と前記第1位置決めボス受け部との上下方向における遊びを、前記基準ボス部と前記基準ボス受け部との上下方向における遊びよりも大きくしたことを特徴とする請求項3又は4に記載のパチンコ機。 - 遊技球を前記遊技領域内へ発射するための遊技球発射装置が設置されているとともに、前記遊技盤の前面に、遊技球発射装置によって発射された遊技球を前記遊技領域の下部から上部へ導くための一対のレール部材が設置されており、
前記基準ボス部を前記レール部材の下部側の端部近傍に設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のパチンコ機。
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