JP5372121B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
本発明は、遊技球を発射させる遊技機に関する。
従来、遊技店に設置された外枠に固定される内枠と、内枠に取り付けられ、発射された遊技球が流下する遊技領域を形成する遊技盤と、内枠に開閉自在に支持されるガラス枠とを有する遊技機がある(特許文献1参照)。遊技球を発射させる発射装置は内枠の遊技盤の下方に設けられており、発射された遊技球は内枠に設けられた遊技球経路及び遊技盤に設けられた遊技球経路を通って遊技領域に進入する。
近年、遊技盤のデザイン性の向上や軽量化を図るために、アクリル製の遊技盤が用いられることがある。アクリル製の遊技盤が射出成形によって形成される場合、製造過程において微少なたわみが発生することがある。そして、例えば、遊技盤の遊技領域が形成される面が膨らむようにたわむと、このたわみによって、発射された遊技球の方向が変化してしまう。
本発明の目的は、上記の背景を鑑みて、発射された遊技球の方向の変化を抑えることができる遊技機の提供を目的とする。
本発明の遊技機は、枠状に形成された遊技盤取付枠(内枠1)と、前記遊技盤取付枠の内側に固定され、遊技球が流下する遊技領域を前面側に形成する遊技盤(遊技盤2)と、前記遊技盤取付枠の前面側で前記遊技盤に対して開閉可能に支持される前面枠(ガラス枠3)と、を有する遊技機において、前記遊技盤取付枠の前面側に遊技球を発射する発射手段が設けられ、前記遊技盤取付枠の前面に、前記発射手段によって発射された遊技球を前記遊技領域に誘導する第1遊技球誘導経路(遊技球誘導経路1)が形成され、前記遊技盤の前面に、前記第1遊技球誘導経路に接続され、前記遊技球を前記遊技領域に誘導する第2遊技球誘導経路(遊技球誘導経路2)が形成され、前記前面枠の背面に、前記前面枠が前記遊技盤に対して閉鎖されるときに前記第1遊技球誘導経路と重なる第3遊技球誘導経路が形成され、前記前面枠が前記遊技盤に対して閉鎖されるときに、少なくとも前記遊技盤が前面側にたわんでいれば前記遊技盤の前面に当接する弾性の突状部(たわみ防止部材32)と、遊技球を前記第2遊技球誘導経路に誘導可能に、且つ、前記突状部と前記第3遊技球誘導経路とを遮断可能に、前記第3遊技球誘導経路に沿って形成される遮断部と、が設けられていることを特徴とする。
本発明の遊技機によれば、遊技領域が形成された遊技盤に対して開閉可能な前面枠の背面に、前面枠が遊技盤に対して閉鎖されているときに、少なくとも遊技盤が前面側にたわんでいれば、遊技盤の前面に当接する弾性の突状部が設けられているので、発射された遊技球の方向の変化を抑えることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。図1に示すように、遊技機Yは、遊技店の島設備に固定された外枠(図示なし)に回動可能に支持される枠状の内枠(遊技盤取付枠)1と、内枠1の内側に着脱可能に嵌め込まれた遊技盤2と、内枠1の前面側で遊技盤2に対して開閉可能に支持されるガラス枠(前面枠)3とを具備する。
ガラス枠3は、水平方向の一端側においてヒンジ機構部Hを介して内枠1に回動可能に連結されている。ガラス枠3にはガラス板Gが嵌め込まれており、ガラス枠3とガラス板Gとで、内枠1及び遊技盤2の前面側(遊技者側)を開閉することができる。一方、ガラス枠3は、水平方向の他端側において、鍵式のロック機構Rを介して内枠1に施錠される。ロック機構Rによる固定は、専用の鍵によって解除することが可能とされている。また、ロック機構Rによって、内枠1と外枠とも施錠されている。
また、ガラス枠3には、遊技球を発射させる操作を行うための発射操作装置4、遊技に応じた演出を行うスピーカーからなる音声出力装置72、LEDを具備する演出用照明装置73〜78、及び、複数の遊技球を貯留する受け皿6が設けられている。
発射操作装置4は、ガラス枠3に固定されている基体41、基体41に回動可能に設けられている発射ハンドル42、発射ハンドル42内に取り付けられているタッチセンサ42a、及び、発射ハンドル42に連動して回動し、発射ハンドル42の回転角度を検出する発射ボリューム検出センサ42bを具備している。
遊技者が発射ハンドル42に触れると、タッチセンサ42aが発射ハンドル42に人間が接触したことを検出し、遊技球の発射に係る制御を行う発射制御基板に発射ハンドル検出信号を送信する。また、発射ハンドル42が回動すると、発射ボリューム検出センサ42bはこの回転角度を検出し、回転角度に応じた回転角度検出信号を発射制御基板に送信する。
ところで、発射操作装置4は発射制御基板を介して、遊技球を発射する発射装置ユニット5に接続されている。図2に示すように、発射装置ユニット5は内枠1の土台部1Aの前面に嵌め込まれている。
発射装置ユニット5は、図3に示すように、通電されることにより回転駆動する発射用ソレノイド51と、発射用ソレノイド51への通電もしくは非通電によって回転軸を中心に予め定められた角度範囲内で揺動し、発射位置に置かれた遊技球を遊技領域2Aへ向けて打ち出す発射槌52とを有する。
上述したように発射ハンドル42が回転すると、発射ボリューム検出センサ42bが発射ハンドル42の回転角度に応じた回転角度検出信号を発射制御基板に送信するが、発射制御基板は回転角度検出信号に基づいて発射ハンドル42の回転角度に応じた電圧を発射用ソレノイド51に印加する。
発射用ソレノイド51に電圧が印加されると、発射用ソレノイド51が印加電圧に応じて作動する。すなわち、発射ハンドル42の回動角度(発射ボリューム検出センサ42bが検出する回転角度)に応じた強さ(以下、「遊技球発射強度」という)で、遊技球が発射される。
なお、発射装置ユニット5には、発射槌52によって打ち出された遊技球を遊技盤2に形成された遊技領域2Aへ導く遊技球誘導通路y5が形成されている。遊技球誘導通路y5は、下側誘導壁53と上側誘導壁54とで区画されている。
遊技盤2は、透明なアクリル製の合成樹脂から形成されており、遊技球が流下する遊技領域2Aを構成する厚さ9mmの平板部(図示なし)と、平板部の外縁から突設された高さ16mmの固定用リブ部(図示なし)とからなる。図2に示すように、遊技盤2は、内枠1の土台部1Aの上面に裁置されており、固定用リブ部の略4隅で内枠1の内側に設けられた所定の固定用の金具11〜14によって内枠1に着脱自在に固定されている。遊技盤2が適切に内枠1に固定されたとき、平板部の固定用リブ部が突設されていない面が遊技者側を向き、遊技領域2Aを形成する。なお、遊技盤2は、射出成型により製造されており、遊技盤2の前面(遊技領域2A)がキャビティ側、背面がコア側となっている。
図1に示すように、遊技盤2の前面には、遊技球が流下する遊技領域2Aを区画する区画部材29が設けられている。区画部材29は、枠状の飾り枠29A、後述する第1大入賞口23の下方に配置され、遊技球を第2始動口22に誘導する誘導経路を構成する誘導部材29B、並びに、湾曲形状を呈した外側レール部材29C及び内側レール部材29Dで構成されている。
飾り枠29Aは遊技盤2の中央部に大きく形成された嵌合孔2aに嵌め込まれている(図2参照)。飾り枠29Aの内側には、液晶表示装置からなる画像表示装置71が嵌め込まれている。また、内側レール部材29Dは飾り枠29Aの外側に配置され、外側レール部材29Cは内側レール部材29Dのさらに外側に配置されている。
発射装置ユニット5によって有効に(所定の遊技球発射強度で正常に)発射された遊技球は、外側レール部材29Cと内側レール部材29Dとの間を通って遊技領域2Aに進入し、遊技領域2Aを流下する。すなわち、外側レール部材29Cと内側レール部材29Dとによって、発射された遊技球を遊技領域2Aに誘導する遊技球誘導経路y2が形成されている。
ここで、図3示すように、内枠1の土台部1Aの上面に裁置された遊技盤2の遊技球誘導経路y2と、内枠1の土台部1Aの前面に嵌め込まれた発射装置ユニット5の遊技球誘導経路y5とは、内枠1の前面に形成された遊技球誘導経路y1によって接続されている。すなわち、発射装置ユニット5によって発射された遊技球は、遊技球誘導経路y5、遊技球誘導経路y1、遊技球誘導経路2によって遊技領域2Aに誘導される。
図4に示すように、ガラス枠3の下端部3Aの裏面には、ファール球(発射装置ユニット5によって発射されたが遊技領域2Aに到達できずに戻ってきた遊技球)を回収するファール球ユニット31と、遊技盤2のたわみ等が原因となり遊技球誘導経路y1より前面側に突出した遊技球誘導経路y2を背面側に押し込む(遊技盤2のたわみを防止する)たわみ防止部材32とが設けられている。
ファール球ユニット31には、ガラス枠3が閉鎖されたときに内枠1の遊技球誘導経路y1に重なり、遊技球誘導経路y5と遊技球誘導経路2との間に配される遊技球誘導経路y3が形成されている。遊技球誘導経路y3は、第1下側誘導壁311と、上側誘導壁312とで区画されている。
ファール球ユニット31の下側誘導壁311の両側には第1ファール口313及び第2ファール口314が形成されており、各ファール口313、314は、所定のファール球回収経路(図示なし)を介して受け皿6の下側貯留部61(図1参照)に連通している。
図5(a)〜図5(c)に示すように、たわみ防止部材32は上側誘導壁312の直上に裁置されており、ガラス枠3の下端部3Aの背面に固定されている。たわみ防止部材32は、プラスチック製の合成樹脂から形成されており、ガラス枠3に固定させるための固定部321と、固定部321から連設され、ガラス枠3から離隔する向きに突出した突状部322と、突状部322から連設し、ファール球ユニット31に係止させるための係止部323とを有する。
固定部321には、ガラス枠3に設けられたねじ穴(図示なし)に対してファール球ユニット31と共締めさせるねじを挿入する挿入穴321aが形成されている。
突状部322は、平面視略U字状を呈しており、ガラス枠3の回転半径方向(ガラス枠3の背面の回転軸に直交する方向)に沿って湾曲している。突状部322はガラス枠3の回転軸に近い方の先端で固定部321に接続され、全体で少なくとも水平方向(突状部322の側面に対して垂直な方向)の荷重に対して弾性変形可能となっている。すなわち、例えば、突状部322の先端部分にガラス枠3に近接する向きの荷重を与えると、突状部322と固定部321との連結部分から反力を受けることとなる。また、突状部322は、それ自体も少なくとも水平方向(突状部322の側面に対して垂直な方向)の荷重に対して弾性変形可能な構成となっている。
一方、突状部322の他方の先端には、鍵状を呈した係止部323が連設されており、ファール球ユニット31の上側誘導壁313付近に、係止部323を挿入させるための挿入部315が設けられている。本実施の形態において、挿入部315には、係止部323が挿入される略直方体形状の挿入穴315aが形成されている。そして、挿入部315の内壁面から(挿入穴315aの中には)、ガラス枠3から離隔する向きに移動する係止部323を係止させる被係止部315bが形成されている。本実施の形態において、被係止部315bは、挿入穴315aの中のガラス枠3の回転半径方向外側に設けられている。
ここで、係止部323の長さL1は、挿入穴315aのガラス枠3の裏面に直交する方向の長さL2より短い。また、係止部323の幅(鉛直方向の長さ)H1より挿入穴315aのガラス枠3の回転軸方向(鉛直方向)の長さH2の方が長く、挿入穴315aのガラス枠3の回転軸方向の長さH2より突状部322の幅(鉛直方向の長さ)H3の方が長い。よって、突状部322にガラス枠3に近接する向きの荷重を受けたとしても、係止部323の先端が挿入穴315aの底面に接することなく、突状部322が挿入部315に係止する。
なお、本実施の形態において、係止部323は、被係止部315bにガラス枠3の回転半径方向内向きにも係止されている。
たわみ防止部材32は、ガラス枠3が遊技盤2に対して閉鎖されている状態において、少なくとも遊技盤2が前面側にたわんでいれば遊技盤2の前面に当接するように設けられている。よって、ガラス枠3が開放されている状態では、遊技盤2がたわんでいる場合であっても、ガラス枠3を閉鎖するとたわみ防止部材32によって遊技盤2の前面が背面側へ押され、当該たわみが軽減される。よって、発射された遊技球の方向の変化を抑えることができる。
なお、たわみ防止部材32は、ガラス枠3が遊技盤2に対して閉鎖されている状態において、「少なくとも遊技盤2が前面側にたわんでいれば」遊技盤2の前面に当接する。言い換えれば、開放状態において遊技盤2がたわんでいなければたわみ防止部材32は遊技盤2の前面に当接してもしなくてもよいこととなるが、当接していれば、具体的には、ガラス枠3が閉鎖されたときに、突状部322の先端が内枠1の前面に形成された遊技球誘導経路y1より背面側に位置するように設けられていれば、遊技盤2がたわんでおらず、遊技盤2の前面と遊技球誘導経路y1とが面一状態のときでも、たわみ防止部材32の突状部322が上記の遊技盤2の位置Xに当接し、遊技盤2を背面側に押し込み、遊技盤2の内枠1に対する固定を一層強固にすることができる。例えば、図6に示すように、開放しているガラス枠3を閉鎖しようとするときに、最初は突状部322の先端は遊技盤2の前面の位置Xから離れているが(図6(a))、ガラス枠3が完全に閉鎖される直前で、突状部322の先端が遊技盤2の前面の位置Xに当接する(図6(b))。そして、突状部322の先端と遊技盤2の前面の位置Xとが当接した状態からガラス枠3を完全に閉鎖すると、突状部322の当該開閉方向に対する位置は固定されながらも、挿入部315がガラス枠3に押されながら遊技盤2に近付くことで、突状部322が先端からガラス枠3の方へ約0.5mm押されることとなる(係止部323の先端と挿入部315との距離が約0.5mm縮まる)。
また、たわみ防止部材32は、ガラス枠3の回転する方向において、突状部322が遊技盤2Aの遊技球誘導経路y1と遊技球誘導経路y5との境界の直上の位置Xに対向するようにガラス枠3の背面に設けられている。よって、遊技盤2のたわみが原因で遊技盤2の遊技球誘導経路y2が内枠1の遊技球誘導経路y1より前面側に突出し、段差が生じている場合であっても、ガラス枠3が閉鎖されたときに、たわみ防止部材32の突状部322で遊技盤2を背面側に押し込み、当該段差を解消し、遊技球の方向の変化を軽減することができる。例えば、図7に示すように、開放しているガラス枠3を閉鎖しようとするときに、最初は突状部322の先端は遊技盤2の前面の位置Xから離れているが(図7(a))、ガラス枠3が上記の遊技盤2がたわんでいない場合より早い段階で、突状部322の先端が遊技盤2の前面の位置Xに当接する。そして、突状部322の先端と遊技盤2の前面の位置Xとが当接した状態からさらにガラス枠3を閉鎖しようとすると、突状部322の当該開閉方向に対する位置は固定されながらも、挿入部315がガラス枠3に押されながら遊技盤2に近付き、突状部322と挿入部315とが当接する(図7(b))。そして、ガラス枠3を完全に閉鎖する際に、突状部322が挿入部315と一体となってガラス枠3に押されながら、遊技盤2を背面側に押し込む。この結果、遊技盤2の遊技球誘導経路y2と内枠1の遊技球誘導経路y1とが面一状態となり、当該段差が解消される(図7(c))。
遊技領域2Aには、複数(本実施の形態では4つ)の一般入賞口27が設けられている。各一般入賞口27には、一般入賞口検出センサが設けられており、この一般入賞口検出センサが遊技球の入賞を検出すると、所定の賞球(例えば10個の遊技球)が払い出される。
また、遊技領域2Aには、遊技球の通過が可能な第1入賞ゲート25及び第2入賞ゲート26が設けられている。第1入賞ゲート25は飾り枠29Aの左方に位置し、第2入賞ゲートは飾り枠29Aの右方に位置する。各入賞ゲート25、26には、遊技球を検出する入賞ゲート検出センサ(第1入賞ゲート検出センサ、第2入賞ゲート検出センサ)が設けられている。これらの入賞ゲート検出センサが遊技球を検出することを条件に、普通図柄の抽選が行われる。
遊技領域2Aの下部で、画像表示装置71の下方には、不変であり、且つ、常時入球可能である第1始動口21が設けられている。釘や風車等によって遊技球を第1始動口21へ誘導する一連の遊技球経路が形成されている。第1始動口21には、遊技球を検出する第1始動口検出センサが設けられており、この検出センサが遊技球を検出することを条件に、第1特別図柄の抽選が行われる。また、第1始動口検出センサが遊技球を検出すると、所定個数(例えば、3個)の賞球が払い出される。
第1始動口21の直下に、可変の第2始動口22が設けられている。第2始動口22は、第2始動口制御装置220によって入賞不可能な第1の基本態様又は入賞可能な第1の特別態様のいずれかに制御される。第2始動口22にも、遊技球を検出する第2始動口検出センサが設けられており、この検出センサが遊技球を検出することを条件に、第2特別図柄の抽選が行われる。また、第2始動口検出センサが遊技球を検出すると、所定個数(例えば、3個)の賞球が払い出される。
第2始動口制御装置220は下辺部分に回転軸が設けられた扉部材で構成される普通可動片220Aを具備しており、普通可動片220Aは所定条件が成立する場合にのみ作動する。すなわち、普通可動片220Aは、通常は(所定条件が成立する以外は)、表面が遊技領域2Aと面一になる状態で停止し、第2始動口22を封鎖している。この停止状態の(未作動の)普通可動片220Aによって第2始動口22が封鎖されることで、第2始動口22が入賞不可能な第1の基本態様に制御されている。
一方、所定条件が成立すると、普通可動片220Aが回転軸を中心に前方側に回動して第2始動口22が開放されることで、第2始動口22が入賞可能な第1の特別態様に制御される。このとき、第2始動口22が開放されると共に、普通可動片220Aが遊技領域2Aから突出した状態になるため、流下する遊技球を受けて第2始動口22へ誘導することが可能となる。なお、第2始動口制御装置220についての所定条件とは、上述した普通図柄の抽選(以下において、「普通図柄抽選」という)において、当たりに当選することである。
図1に示すように、第2入賞ゲート26の下流側には、可変の第1大入賞口23が設けられている。第1大入賞口23は、第1大入賞口制御装置230によって入賞不可能な第2の基本態様又は入賞可能な第2の特別態様のいずれかに制御される。第1大入賞口23には、遊技球を検出する第1大入賞口検出センサが設けられており、この検出センサが遊技球を検出すると、所定個数(例えば、15個)の賞球が払い出される。
第1大入賞口制御装置230は下辺部分に回転軸が設けられた扉部材で構成される第1特別可動片230Aを具備しており、第1特別可動片230Aは所定条件が成立する場合にのみ作動する。すなわち、第1特別可動片230Aは、通常は(所定条件が成立する以外は)、表面が遊技領域2Aと面一になる状態で停止し、第1大入賞口23を封鎖している。この停止状態の(未作動の)第1特別可動片230Aによって第1大入賞口23が封鎖されることで、第1大入賞口23が入賞不可能な第2の基本態様に制御されている。
一方、所定条件が成立すると、第1特別可動片230Aが回転軸を中心に前方側に回動して第1大入賞口23が開放されることで、第1大入賞口23が入賞可能な第2の特別態様に制御される。このとき、第1大入賞口23が開放されると共に、第1特別可動片230Aが遊技領域2Aから突出した状態になるため、流下する遊技球を受けて第1大入賞口23へ誘導することが可能となる。なお、第1大入賞口制御装置230についての所定条件とは、上述した第1特別図柄の抽選又は第2特別図柄の抽選(以下において、第1特別図柄の抽選又は第2特別図柄の抽選の双方を指す場合、総称して「特別図柄抽選」という)において、特賞(大当たり)に当選することである。
また、飾り枠29Aの第2入賞ゲート26の近傍に、可変の第2大入賞口24が設けられている。第2大入賞口24は、第2大入賞口制御装置240によって入賞不可能な第3の基本態様又は入賞可能な第3の特別態様のいずれかに制御される。第2大入賞口24にも、遊技球を検出する第2大入賞口検出センサが設けられており、この検出センサが遊技球を検出することを条件に、所定個数(例えば、15個)の賞球が払い出される。
第2大入賞口24は、基本的には第3の基本態様に制御されているが、所定条件が成立する場合にのみ第3の特別態様に制御される。第2大入賞口制御装置240は、1個の羽根状部材で構成される第2特別可動片240Aを具備しており、通常は(所定条件が成立する以外は)停止している。この停止状態の(未作動の)第2特別可動片240Aによって、第2大入賞口24が封鎖されることで、第2大入賞口24が入賞不可能な第3の基本態様に制御されている。所定条件が成立すると、第2特別可動片240Aを構成する1個の羽根状部材が下方の基端部を中心に右側に回動することで第2大入賞口24が開放され、第2大入賞口24が入賞可能な第3の特別態様に制御される。なお、第2大入賞口制御装置240についての所定条件とは、上述した特別図柄抽選において、特賞(大当たり)に当選することである。
また、遊技機Yには、演出を実行するさまざまな演出装置が設けられている。本実施の形態では、演出装置は、画像表示装置71、音声出力装置72、照明装置73〜78及び役物装置80〜84で構成されている。
画像表示装置71は、上述したように飾り枠29Aを介して遊技盤2に設けられており、様々な静止画や動画を表示することで画像による演出(画像演出)を行う。なお、本実施形態においては、画像表示装置71として液晶表示装置が用いられているが、プラズマディスプレイ、プロジェクター、円環状の構造物からなるリール、いわゆる7セグメントLED、ドットマトリクス等の表示装置等を用いこともできる。
音声出力装置72は、遊技機枠Y2に設けられており、BGM(バックグランドミュージック)、SE(サウンドエフェクト)等を出力することで音声による演出(音声演出)を行い、1組のスピーカーで構成されている。
Y 遊技機
1 内枠
2 遊技盤
3 ガラス枠
5 発射装置ユニット
32 たわみ防止部材
321 固定部
322 突出部
323 係止部
1 内枠
2 遊技盤
3 ガラス枠
5 発射装置ユニット
32 たわみ防止部材
321 固定部
322 突出部
323 係止部
Claims (1)
- 枠状に形成された遊技盤取付枠と、
前記遊技盤取付枠の内側に固定され、遊技球が流下する遊技領域を前面側に形成する遊技盤と、
前記遊技盤取付枠の前面側で前記遊技盤に対して開閉可能に支持される前面枠と、を有する遊技機において、
前記遊技盤取付枠の前面側に遊技球を発射する発射手段が設けられ、
前記遊技盤取付枠の前面に、前記発射手段によって発射された遊技球を前記遊技領域に誘導する第1遊技球誘導経路が形成され、
前記遊技盤の前面に、前記第1遊技球誘導経路に接続され、前記遊技球を前記遊技領域に誘導する第2遊技球誘導経路が形成され、
前記前面枠の背面に、前記前面枠が前記遊技盤に対して閉鎖されるときに前記第1遊技球誘導経路と重なる第3遊技球誘導経路が形成され、前記前面枠が前記遊技盤に対して閉鎖されるときに、少なくとも前記遊技盤が前面側にたわんでいれば前記遊技盤の前面に当接する弾性の突状部と、遊技球を前記第2遊技球誘導経路に誘導可能に、且つ、前記突状部と前記第3遊技球誘導経路とを遮断可能に、前記第3遊技球誘導経路に沿って形成される遮断部と、が設けられていることを特徴とする遊技機。
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