JP2010027554A - 電磁リレー - Google Patents

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克二 宮崎
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Abstract

【課題】より簡単な構成をもって複数の接点部を異なるタイミングで作動させるようにした電磁リレーを得る。
【解決手段】電磁石部1によって駆動するアーマチュア2に連動したカード4の押圧部42に、第一の可動接点32Aおよび第二の可動接点32Bを個別に押圧する第一の押圧部42Aと第二の押圧部42Bとを設け、第一の押圧部42Aと第二の押圧部42Bの長さL1,L2を異ならせることで、第一および第二の可動接点32A,32Bがそれぞれに対応した第一および第二の固定接点31A,31Bに接触するタイミングを異ならせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、固定接点と可動接点からなる接点部を複数ペア備えた電磁リレーに関する。
従来の電磁リレーとして、固定接点と可動接点からなる接点部を2組(複数)設け、各接点部の作動タイミングを異ならせたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1では、2組の接点部は、駆動片(カード)の移動方向に並べて配置するとともに、各接点部の可動接点をそれぞれ異なる駆動片で押圧して固定接点に接触させるようになっている。つまり、電磁石部の作動によって往復動するアーマチュアを、相互に相対移動自在に同心状に嵌合した第1可動部材と第2可動部材とで構成し、一方の接点部の可動接点を第1可動部材で駆動する一方の駆動片で押圧するとともに、他方の接点部の可動接点を第2可動部材で駆動する他方の駆動片で押圧するようになっている。
実開平6−260070号公報
しかしながら、上記従来の電磁リレーでは、複数の接点部にそれぞれ対応して複数の可動部材や複数の駆動片を設ける必要があり、構成が複雑化されてしまう。
そこで、本発明は、より簡単な構成をもって複数の接点部を異なるタイミングで作動させるようにした電磁リレーを得ることを目的とする。
本発明は、固定接点と可動接点とからなる接点部を複数備え、各接点部の可動接点が、電磁石部の作動によって往復動するアーマチュアによりカードを介して押圧されて、対応する固定接点に接離する電磁リレーにおいて、上記カードに、上記複数の可動接点をそれぞれ押圧する複数の押圧部を設け、それら複数の押圧部の長さを相互に異ならせることで複数の接点部の閉じるタイミングを異ならせたことを特徴とする。
本発明によれば、カードに長さの異なる押圧部を設けることで、比較的簡素な構成によって、複数の接点部の閉じるタイミングに差を生じさせることができる。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1〜図3は、本実施形態にかかる電磁リレーを示している。そのうち、図1(a)は、電磁石部が非励磁状態にある電磁リレーの断面平面図、図1(b)は、電磁石部が非励磁状態にある電磁リレーの要部を破断した正面図、図2(a)は、電磁石部が励磁状態にある電磁リレーの断面平面図、図2(b)は、電磁石部が励磁状態にある電磁リレーの要部を破断した正面図、図3は、電磁リレーのカードを示す拡大平面図である。
図1,図2に示すように、本実施形態にかかる電磁リレーRは、電磁石部1と、この電磁石部1の励磁/非励磁の切り換えによって往復動するアーマチュア2と、第一の接点部3Aおよび第二の接点部3Bを備えた接点部3と、アーマチュア2に連動するカード4と、を備えて概ね構成してある。そして、これら電磁石部1、アーマチュア2、接点部3、およびカード4などからなる電磁リレーRの駆動部分5を、ベース部6に搭載するとともに、そのベース部6とこのベース部6に嵌着されるカバー7とで密閉される内部に収納してある。
電磁石部1は、ベース部6の長手方向(図中左右方向)の一端側(図中左側)で高さ方向(図1(b)中上下方向)に配置した鉄心11と、この鉄心11の外周に巻回したコイル12と、を備えて構成してあり、コイル12に通電されると電磁石部1の鉄心11が励磁される。なお、電磁石部1は、鉄心11やコイル12以外に、図示しないヨーク(継鉄)を備えるとともに、コイル12はコイルボビン12aに巻回されている。
アーマチュア2は、ほぼL字状に屈曲形成してあり、そのアーマチュア2の一端部2aを、電磁石部1の非励磁状態で鉄心11の一端(図中上端)面11aとの間に所定間隔が設けられるように配置してあり、この状態が初期状態となる。そして、アーマチュア2は、その屈曲部2bをベース部6に固定される支持片61の先端部に掛止してその掛止部が回動支点となっている。なお、支持片61はヨークであってもよい。
また、アーマチュア2の他端部2cは、支持片61の外面に沿って配置してある。したがって、図2に示すように、電磁石部1が励磁されてアーマチュア2の一端部2aが鉄心11に吸引されると、アーマチュア2は屈曲部2bを支点として図2(b)中反時計回り方向に回動して、他端部2cが支持片61から離れる方向、つまり、接点部3の配置方向に移動するようになっている。
このとき、アーマチュア2は、支持片61に沿って配設した付勢手段としてのヒンジばね8(図1(b)参照)によって初期状態、つまり、アーマチュア2の一端部2aが鉄心11の一端面11aから離隔する方向に付勢してあり、電磁石部1の消磁でアーマチュア2を初期状態に復帰させるようになっている。
第一の接点部3Aは、第一の固定接点31Aおよび第一の可動接点32Aを備えて構成してあるとともに、第二の接点部3Bは、第二の固定接点31Bおよび第二の可動接点32Bを備えて構成してある。
第一の接点部3Aおよび第二の接点部3Bは、ベース部6の長手方向の他端側(図中右側)に位置して、各接点部3A,3Bはベース部6の幅方向(図1(a)中上下方向)に並設してある。また、両接点部3A,3Bの収納スペースS1と上述した電磁石部1の収納スペースS2との間には、カバー7のベース部6に対向した天面7aからカード4近傍まで垂設した隔壁71で仕切ってある。
第一の固定接点31Aおよび第二の固定接点31Bは、それぞれの基端部(図1(b)中下端部)をベース部6に固定した第一の固定接点板33Aおよび第二の固定接点板33Bの先端部に片持ち状に取り付けてある。また、第一の可動接点32Aおよび第二の可動接点32Bは、それぞれの基端部(図1(b)中下端部)をベース部6に固定した第一の可動接点板34Aおよび第二の可動接点板34Bの先端部に片持ち状に取り付けてある。このとき、第一および第二の固定接点板33A,33Bならびに第一および第二の可動接点板34A,34Bは、ばね力をもって撓み変形が可能な導電性の板材(例えば、ばね鋼板)で形成してあり、無負荷状態では図1に示す初期状態を保持するようになっている。
また、ベース部6の下側には、電磁石部1のコイル12に繋がる端子13と、第一および第二の固定接点板33A,33Bにそれぞれ繋がる端子35A,35Bと、第一および第二の可動接点板34A,34Bにそれぞれ繋がる端子36A,36Bとを突設してある。なお、図1(b),図2(b)では、上述した端子35Aと35Bおよび端子36Aと36Bはそれぞれが重なった状態で示してあるが、実際はベース部6の幅方向に分離した別体として設けてある。
そして、図1に示す初期状態では、第一の固定接点31Aと第一の可動接点32Aとを、ベース部6の長手方向に所定間隔δ1をもって対向配置してあるとともに、第二の固定接点31Bと第二の可動接点32Bとを、同様にベース部6の長手方向に所定間隔δ2をもって対向配置してある。本実施形態では、間隔δ1が間隔δ2よりも小さく(δ1<δ2)なっている。
カード4は、合成樹脂やセラミックなどの絶縁性の絶縁材料によって形成してあり、図1(b)に示すように、アーマチュア2の他端部2cに接点部3方向に向けて突出するように取り付けてある。
すなわち、カード4は、図4に示すように、アーマチュア2に取り付ける取付部41と、接点部3方向に突出して上述の可動接点板34A,34Bを押圧する押圧部42と、を備えており、それら取付部41と押圧部42との間に鍔部43を設けてある。
取付部41には、アーマチュア2の幅方向両側に係合する一対の嵌合部41aと、それら嵌合部41a間の略中央部に位置して突出する突出部41bと、を設けてある。そして、図1(a)に示すように、取付部41の嵌合部41aをアーマチュア2の幅方向両側に係合しつつ、突出部41bをアーマチュア2に形成した取付穴に圧入若しくは接着剤を介して挿入することにより、カード4をアーマチュア2に固定してある。
押圧部42は、第一および第二の可動接点板34A,34Bを押圧することにより、それら可動接点板34A,34Bを撓み変形させて、可動接点32A,32Bを固定接点31A,31Bに接触させるようになっている。このとき、可動接点32A,32Bは、押圧部42によって間接的に押圧されることになる。
ここで、本実施形態では、押圧部42には、図3に示すように、第一の可動接点32Aおよび第二の可動接点32Bを個別に押圧する第一の押圧部42Aと第二の押圧部42Bとを設けてある。そして、それら第一の押圧部42Aと第二の押圧部42Bの長さL1,L2を異ならせることで、第一および第二の可動接点32A,32Bが対応する第一および第二の固定接点31A,31Bに接触するタイミングを異ならせてある。
本実施形態では、第一の固定接点31Aと第一の可動接点32Aとの間の間隔δ1と、第二の固定接点31Bと第二の可動接点32Bとの間の間隔δ2と、の差(δ2−δ1)分だけ、第二の押圧部42Bの長さL2を第一の押圧部42Aの長さL1よりも短くしてある。つまり、(δ2−δ1)≒(L1−L2)としてある。
また、第一および第二の押圧部42A,42Bの先端にはそれぞれガイド突起42Aa,42Baを突設してあり、それらガイド突起42Aa,42Baを第一および第二の可動接点板34A,34Bに形成した図外のガイド孔に摺動自在に挿通することにより、押圧部42A,42Bによる可動接点板34A,34Bの押圧部位がずれるのを抑制して、可動接点板34A,34Bを安定的に撓み変形させることができるようになっている。
したがって、本実施形態にかかる電磁リレーRでは、電磁石部1の励磁によりアーマチュア2が屈曲部2bを中心として回動することに伴って、カード4の第一および第二の押圧部42A,42Bで第一および第二の可動接点板34A,34Bを押圧する。すると、第一および第二の可動接点板34A,34Bを撓み変形させつつ、まず、接点間の間隔δ1が小さい第一の固定接点31Aと第一の可動接点32Aとを接触させる。
その後、カード4がさらに移動すると、図2に示すように、第一の固定接点31Aと第一の可動接点32Aとが接触した状態で、第一の固定接点板33Aおよび第一の可動接点板34Aを撓み変形させつつ、接点間の隙間δ2が大きい第二の固定接点31Bと第二の可動接点32Bとを接触させる。
このように、本実施形態では第一の固定接点31Aと第一の可動接点32Aとが接触導通する(第一の接点部3AのON)タイミングと、第二の固定接点31Bと第二の可動接点32Bとが接触同数する(第二の接点部3BのON)タイミングと、の間に所定の時間差を設けることができる。
以上の構成により本実施形態の電磁リレーRは、一つのカード4に、第一および第二の接点部3A,3Bに対応して相互に長さL1,L2の異なる第一および第二の押圧部42A,42Bを設けた構成となっている。そして、それら長さの異なる複数の押圧部42A,42Bで、複数の接点部3A,3Bの可動接点32A,32Bを押圧することにより、複数の接点部3A,3Bの閉じるタイミングを異ならせている。
したがって、本実施形態では一つのカード4で複数の接点部3A,3Bを作動させることが可能となるため、電磁石部1によって駆動されるアーマチュア2も一つでよく、電磁リレーRの駆動部分5の構成をより簡素なものとして得ることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず種々の変形が可能である。例えば、接点部は二つに限ることなく三つ以上設けて、各接点部に対応して相互に長さの異なる押圧部を一つのカードに設けることによっても本発明を達成できる。また、複数の接点部は、それぞれが並列関係に接続される場合でもよく、また、直列関係に接続される場合でもよく、全く異なる回路の接点部であってもよい。
本発明の一実施形態にかかる電磁リレーの非励磁状態を示す図であって、(a)は断面平面図、(b)要部を破断して示す正面図である。 本発明の一実施形態にかかる電磁リレーの励磁状態を示す図であって、(a)は断面平面図、(b)要部を破断して示す正面図である。 本発明の一実施形態にかかる電磁リレーのカードを示す拡大平面図である。
符号の説明
1 電磁石部
2 アーマチュア
3 接点部
3A 第一の接点部
3B 第二の接点部
31A 第一の固定接点
31B 第二の固定接点
32A 第一の可動接点
32B 第二の可動接点
4 カード
42A 第一の押圧部
42B 第二の押圧部
R 電磁リレー

Claims (1)

  1. 固定接点と可動接点とからなる接点部を複数備え、各接点部の可動接点が、電磁石部の作動によって往復動するアーマチュアによりカードを介して押圧されて、対応する固定接点に接離する電磁リレーにおいて、
    前記カードに、前記複数の可動接点をそれぞれ押圧する複数の押圧部を設け、それら複数の押圧部の長さを相互に異ならせることで複数の接点部の閉じるタイミングを異ならせたことを特徴とする電磁リレー。
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JP2010198958A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Panasonic Electric Works Co Ltd 電磁リレーおよびそれを用いる制御装置
WO2011099285A1 (ja) 2010-02-10 2011-08-18 パナソニック株式会社 膜-触媒層接合体の製造方法及び装置
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