JP2010024494A - 真空処理装置 - Google Patents

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重教 植田
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Abstract

【課題】内において、基体ホルダーを保持するチャッキング部について重量物を繰り返し搬送可能な強度を保ったまま、基体上に付着するダストを抑えて球状突起の改善を図ることで、製品品質および良品率の向上によるコスト低減を達成する基体に堆積膜を形成する真空処理装置を提供する。
【解決手段】上端部が凹状の形状を有する基体ホルダー101の前記凹状部を保持し、吊り下げ式で搬送するチャッキング部102を減圧可能な基体搬送容器内に有する真空処理装置において、前記チャッキング部の表面にフッ素系樹脂含有メッキ被膜を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、基体上に堆積膜、とりわけ機能性膜、特に電子写真感光体に用いられる堆積膜を形成する真空処理装置に関するものである。
従来、電子写真感光体、半導体デバイス、画像入力ラインセンサー、撮影デバイス、光起電力デバイス等を形成するための真空処理方法には、プラズマCVD法、イオンプレーティング法、プラズマエッチング法のごとき、高周波電力により生成されるプラズマを用いた堆積膜形成法が知られており、そのための装置も数多く実用化されている。
例えば、プラズマCVD法を用いた堆積膜形成方法、つまり、高周波電力のグロー放電により原料ガスのプラズマを生成し、その分解種を基板上に堆積させることによって堆積膜を形成する方法がある。この方法を用いた場合、例えば、原料ガスにシランガスを用いることで、アモルファスシリコン(以下「a−Si」とも記す)薄膜の形成が容易であることが知られており、その製造装置も各種提案されている。
このような堆積膜形成装置により高品質な堆積膜の形成が行われているが、更なる品質向上のために基体もしくは基体を支持するための基体ホルダーを保持、搬送するためのチャッキング部の改良が進められている。
従来はこのようなチャッキング部にSUSや鉄のごとき金属が使用されている。
また、保持する対象物との摺擦により、ダストが発生し、堆積膜の特性に悪影響を及ぼすことを低減するために、例えば、チャッキング部にフッ素樹脂膜を設けた技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開平9−27539号公報
上述したような、チャッキング部にSUSや鉄のごとき金属を使用した真空処理装置においても、良好な堆積膜形成を行うことができる。しかしながら、真空処理装置を用いて生産された製品の品質に対する市場の要求レベルは日々高まっており、この要求に応えるべく、より高品質の製品が生産可能な真空処理装置が求められるようになっている。
近年その普及が目覚しいデジタル電子写真装置やカラー電子写真装置においては、文字原稿のみならず、写真、絵、デザイン画のコピーも頻繁に成される。そのため、画像上に白点或いは黒点の画像欠陥を引き起こす球状突起についても、従来以上の低減が求められている。
このような球状突起は、堆積膜形成前から基体上に付着したダスト等の異物を起源として堆積膜が異常成長したものがある。そのため、堆積膜形成前の基体は厳密に洗浄され、クリーンルームのごときダスト管理された環境で反応容器内に搬送することにより、基体にダストが付着することを極力避けるようにしてきた。
しかし、基体ホルダーに支持された基体を搬送する際に基体ホルダーとチャッキング部が擦れることにより、もしくはチャッキング動作時にチャッキング部を構成するチャッキング部材同士が擦れることによりダストが発生し、堆積膜に影響を及ぼす場合がある。
例えば、基体ホルダーは、図1(a)のように基体ホルダー101の上端部がチャッキング部102で固定可能な凹状の形状を有する。チャッキング部102はチャッキングシャフト103、爪104、円盤105及びシャフトケース106で構成される。
基体ホルダー101を保持する際には、まず爪104がシャフトケース106に収納された状態で基体ホルダー101の凹状部に進入する。次に円盤105が基体ホルダー上面107に接触し、爪104を収納したシャフトケース106が基体ホルダー101をチャッキング可能な所定の位置まで下降する。
その後、爪104を開き、図1(b)のように基体ホルダー101を保持する。この一連の動作中にシャフトケース106が円盤105の内側と擦れてしまう。さらに爪104、またはシャフトケース106が基体ホルダー101の凹状部と擦れ、ダスト109が発生し、基体ホルダー101凹状部に残留してしまう場合がある。保持された基体ホルダー101は次に搬送容器(不図示)内に大気状態で設置され、所定の圧力になるまで排気される。圧力が所定の値になったところで基体ホルダー101に支持された円筒状基体108は真空状態で搬送される。
ここで、図1(b)のように基体ホルダー101をチャッキング部102で固定した時、基体ホルダー101上端部の凹状部は、チャッキング部102によって囲まれた状態である。そして、大気状態から真空の状態へ排気する時、基体ホルダー101凹状部の囲まれた空間は、円筒状基体108周りの空間に比べて排気初期に圧力差が生じてしまう。その為、基体ホルダー101の凹状部に残留したダスト109が、圧力差の影響でチャッキング部と基体ホルダー101間の微小な隙間から矢印の経路で飛散する。そして、飛散したダスト109が、搬送容器下部に設けた(不図示)排気方向の影響を受けて円筒状基体108の表面に付着し、付着したダスト109を基点に発生した堆積膜の球状突起が問題となる場合がある。
また、基体ホルダー101の保持動作時に爪104の駆動部が擦れることや円盤105と基体ホルダー上面107が接触することにより発生したダストも同様に円筒状基体108の表面に付着し、付着したダストを基点に発生した堆積膜の球状突起が問題となる場合がある。
上記で記載した内容をまとめると、基体ホルダーを保持する際には主に以下の5つの原因によりダストが発生する。図5は図1のチャッキング部102と基体ホルダー101の上部の拡大図である。
(1)シャフトケース504と円盤503内側との摺擦(図5(a)A)。
(2)シャフトケース504と基体ホルダー505の凹状部との摺擦(図5(a)B)。
(3)爪502と基体ホルダー505の凹状部との摺擦、接触(図5(b)C)。
(4)爪502の駆動部での摺擦(図5(b)D)。
(5)円盤503と基体ホルダー上面506の接触(図5(b)E)。
摺擦によるダストの発生を低減するためには材料表面の摩擦係数が低いことが必要である。また、接触によるダストの発生を低減するためには材料表面の硬度が高いことが必要である。さらに重量物を繰返し保持、搬送するチャッキング部においては材料の強度も合わせて必要となってくる。
上述したように従来、チャッキング部にフッ素樹脂膜を設けることが提案されているが、基体ホルダーなどの重量物を繰り返し搬送するには強度が不十分である。また、表面硬度が低いので接触によるダストの発生が生じてしまう場合がある。
従って、本発明は、上記課題を解決し、重量物を繰り返し搬送可能な強度を保ったまま、球状突起の改善を図り、製品品質および良品率の向上によるコスト低減を達成することを目的としている。
上記目的を達成するため、本出願に係る発明は上端部が凹状の形状を有する基体ホルダーの前記凹状部を保持し、吊り下げ式で搬送するチャッキング部を、減圧可能な基体搬送容器内に有する真空処理装置において、前記チャッキング部の表面にフッ素系樹脂含有メッキ被膜を形成することを特徴とする真空処理装置を提供する。
本発明に係る真空処理装置により、重量物を繰り返し搬送可能な強度を保ったまま、チャッキング部から発生するダストを低減することが可能となり、その結果として堆積膜の球状突起が低減し、製造物の歩留まりを向上することが可能となる。
本発明者らは画像欠陥の原因となる堆積膜の球状突起の発生原因に関して鋭意検討を行った。その結果、基体ホルダーを保持する際にチャッキング部が基体ホルダーと擦れることやチャッキング部材の駆動部が擦れることにより、ダストが発生していた。そして、発生したダストが堆積膜が形成される円筒状基体の外周表面に付着することにより、前記ダストを基点として堆積膜の球状突起が発生することが判明した。
そこで、本発明者らは基体ホルダーを保持するチャッキング部に関し鋭意検討した結果、チャッキング部の表面にフッ素系樹脂含有メッキ被膜を形成することにより基体ホルダーを保持する工程におけるダスト発生を低減することが可能であることが判った。それにより、円筒状基体外周表面へのダスト付着を低減することが可能である事が判った。
本発明の基体の処理を行なう真空処理装置は、少なくとも、複数の処理工程に対応する複数の処理装置と、該複数の処理装置間で基体の搬送を行う基体搬送装置とを有することが好ましい。
処理装置としては、例えば、加熱装置、反応装置、冷却装置などが挙げられるがこれらに限定されない。処理装置は処理容器を有し、基体搬送装置は基体搬送容器を有し、これらの容器は減圧可能な気体圧調節手段と接続されている。
基体搬送容器内には、基体を支持する基体ホルダーを保持するチャッキング部を備え、チャッキング部は基体を吊り下げて保持する方式(吊り下げ式)であることが好ましい。
真空処理装置は、円筒状の形状を有する基板を処理することに好適に用いることができ、そのような基板として、例えば、電子写真感光体用基体が挙げられる。
基体ホルダーは、円筒状の基体を外側に装着し、かつ内側から温度などの制御ができるように内側に空洞領域を有する円筒形状を有することが好ましい。円筒状基体ホルダーとしては、例えば、温度制御などを行う場合に下方向から温度制御手段を空洞領域に導入できる開口部を下端に有し、上端側の所定の断面に、熱の漏れを空間的に遮断することができる閉塞面を設けるものを用いることができる。なお、基体ホルダー下端の開口部は温度調節時には熱の漏れを抑えるために、基体ホルダーを設置する処理容器と密着するように設計されていることが好ましい。また、前記閉塞面は、基体ホルダー最上端部に設けるのではなく、チャッキング部が基体ホルダーを吊り下げ式で保持するために上方から基体ホルダーの内側と嵌合する部分を残して基体ホルダー断面に設けられる。よって、基体ホルダーの上端部には、閉塞面と閉塞面より上側の基体ホルダー側面から形成される凹状の形状を有する。
フッ素系樹脂含有メッキ被膜は、メッキ液にフッ素系樹脂を混合して析出させることで形成することができ、メッキ被膜に均等にフッ素系樹脂を分散させる上でフッ素系樹脂は粒子状にして用いることが好ましい。また、フッ素系樹脂はメッキ被膜に対して、15〜30vol%含有していることが望ましい。
メッキ被膜の厚さは、含有するフッ素系樹脂が被膜表面に存在すれば特に限定されないが、望ましくは2μm〜30μmの範囲で形成する。
本発明の真空処理装置の構成としては、チャッキング部のすべての表面にフッ素系樹脂含有メッキ被膜を形成したものを用いることが望ましい。例えば、チャッキング部として、円盤、爪、チャッキングシャフト及びシャフトケースの各部材で構成されているものを用いる場合は、各部材のそれぞれの表面にフッ素系樹脂含有メッキ被膜を形成することが好ましい。
本発明の真空処理装置の好ましい用途としては、プラズマCVD法を用いた堆積膜形成方法により基体表面を処理する堆積膜形成装置が挙げられる。
本発明の実施形態について図面を参照して詳しく説明する。
図1(a),(b)は、本発明に係わる真空処理装置におけるチャッキング部を表す模式的な概念図である。図6は図1(a),(b)のチャッキング部102の上視図である。図6中、601はチャッキングシャフト、602は2本の爪、603は円盤、604はシャフトケースを示している。
円筒状基体108が支持された基体ホルダー101は上端部に凹状の形状を有している。チャッキング部102は、少なくともチャッキングシャフト103、2本の爪104、円盤105、シャフトケース106から構成される。2本の爪104は、シャフトケース106に対して対称な位置に設けている。本発明では図7の太線、斜線で示したチャッキング部102のすべての表面にフッ素系樹脂含有メッキ被膜を形成している。つまり、チャッキングシャフト103、2本の爪104及び爪104の駆動部、円盤105、シャフトケース106のすべての表面にフッ素系樹脂含有メッキ被膜を形成している。
メッキ被膜作成に用いる金属化合物としては、ニッケル、クロム、銅、銀、亜鉛、スズの金属を採用することができるが、特にニッケルが好ましい。
フッ素系樹脂含有メッキに用いる含有フッ素系樹脂微粒子としては、四フッ化エチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合樹脂(PFA)、四フッ化エチレン樹脂(PTFE)、四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合樹脂(FEP)、エチレン−四フッ化エチレン共重合樹脂(ETFE)、エチレン−三フッ化塩化エチレン共重合樹脂(ECTFE)、三フッ化エチレン樹脂(PCTFE)、フッ化ビニル樹脂(PVF)、四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合樹脂(EPE)、フッ化ビニリデン樹脂(PVdF)等の熱可塑性フッ素樹脂、含熱可塑性エラストマー及びその他の含フッ素共重合樹脂、及び、(CF)Nや(C2F)Fのごときフッ化カーボンを使用することができるが、四フッ化エチレン樹脂(PTFE)が好ましい。
フッ素系樹脂の含有率に関しては15vol%未満であるとチャッキング部表面の摩擦係数が上昇し、基体ホルダーを保持する工程における摺擦動作によってダストの発生が増加してしまう可能性がある。
また、フッ素系樹脂の含有率が30vol%を越えると被膜の硬度低下や下地との密着性が悪くなり,繰返しの保持、搬送動作中に被膜が剥がれ落ちてダスト源となってしまう場合がある。
よって、フッ素系樹脂の含有率はメッキ被膜に対して、15〜30vol%であることが好ましい。
チャッキング部102と基体ホルダー101との接続は、まず2本の爪104がシャフトケース106に収納された状態で円筒状基体108が支持された基体ホルダー102上端部の凹状部まで下降する。その後、基体ホルダー101をチャッキング可能な所定の位置まで下降した段階で2本の爪104を開いて、基体ホルダー101の凹状部が爪104と円盤105により固定されチャッキング工程が完了する。そして、円筒状基体108が支持された基体ホルダー101は2本の爪104によって保持され、吊り下げられた状態で次の工程に搬送されていく。
このような保持動作時にシャフトケース106が円盤105の内側と擦れてしまう。また、2本の爪104及びシャフトケース106が基体ホルダーの凹状部と擦れる。さらに、2本の爪104の駆動部が擦れたり、円盤105が基体ホルダー上面107に接触する。しかしながら、本発明ではチャッキング部のすべての表面にフッ素系樹脂含有メッキ被膜を形成してあるために、表面の摩擦係数が低下し、摺擦動作時のダストの発生を低減することができる。さらに表面硬度も高いため、接触によるダストの発生も低減することができる。
また、シャフトケース106は繰り返しの保持、搬送動作により基体ホルダーの凹状部との摺擦を繰り返す。シャフトケース106がこのような繰り返しの摺擦動作によって、変形してしまうと基体ホルダーを正確に保持することができなくなってしまう。そのため、シャフトケース106には耐久性も必要となってくる。また、2本の爪104も基体ホルダーを正確に吊り下げるだけの耐荷重性が必要である。
本発明においてはこれらのチャッキング部の耐久性、耐荷重性も合わせて兼ね備えている。
次に、図2は高周波プラズマCVD法(以後「PCVD」と略記する)による電子写真感光体の連続生産装置の一例を示す模式的な概略図である。図2に示す生産装置の構成は以下の通りである。この装置は大別すると、投入装置2100、加熱装置2200、反応装置2300、冷却及び排出装置2400、これらの装置間で移動可能な搬送装置2500から構成されている。
搬送装置2500の搬送容器2502内には基体ホルダーに支持された円筒状基体2508を掴むための爪、固定用の円盤、上下移動用チャッキングシャフト及びシャフトケースで構成されたチャッキング部2507が設けられている。なお、これらのチャッキング部2507の上下移動はエアシリンダー(図示せず)により行われている。
各装置の加熱容器2202、反応容器2302、冷却及び排出容器2402、搬送容器2502には容器内を真空に排気する為の排気ポンプ2205、2305、2405、2505、排気バルブ2203、2303、2403、2503、各容器には接続可能な開閉ゲート2201、2301、2401、2501が設置されている。また、投入容器2102には、開閉ゲート2101が設置され容器内を大気状態のまま円筒状基体2508を設置する。加熱容器2202には、加熱時に使用するガスを流入させる為のバルブ2204があり、冷却及び排出容器2402は、容器内を大気に戻す為のリークバルブ2404が設けられている。反応容器2302は、反応ガス流出バルブ2304、2306、高周波マッチングボックス及び高周波電源(図示せず)が接続されている。搬送容器2502には、容器内を真空に排気する為の排気バルブ2503、ゲート間を真空に排気する為の排気バルブ2509、ゲート間を大気圧に戻す為のリークバルブ2504、基体ホルダーに設置された円筒状基体2508を移動させる為のチャッキング部2507、移動用レール2506が設けられている。投入容器2102、加熱容器2202、反応容器2302、冷却及び取り出し容器2402の数は、それぞれの処理時間に応じた組み合わせが選択される。また、搬送容器2502は、同時に複数の基体を移送出来るように複数設ける事も可能である。また、搬送装置2500は直線移動方式、円周方向の移動でも可能である。
こうした、連続生産装置は例えば以下のように使用される。作業者が投入容器2102に円筒状基体2508を支持した基体ホルダーを設置した後に、自動搬送専用の搬送容器2502が、投入容器2102上に移動し、更に下降して開閉ゲート2501が開閉ゲート2101に接続する。
双方の開閉ゲートを開き円筒状基体2508を支持した基体ホルダーをチャッキング部2507により搬送容器2502内に設置し、双方の開閉ゲートを閉じ搬送容器2502が所定の位置まで上昇する。この状態で搬送容器2502内を排気ポンプ2505及び排気バルブ2503により搬送容器2502下部側から排気を行い大気圧から所定の真空度になるまで排気する。所定の真空度に到達した時点で、搬送容器2502を、排気バルブ2203及び排気ポンプ2205により予め真空保持した加熱容器2202に移送する。円筒状基体2508を支持した基体ホルダーが正常に加熱容器2202内に設置されたか否かに関してはチャッキング部2507を上下移動させるためのエアシリンダーに下降端センサーを設置することにより検知している。反応容器2302、冷却及び取り出し容器2402の場合も同様に下降端センサー(図示せず)により、正常に設置されたかを検知している。
次に加熱用ガスを補助バルブ2204から所定の圧力になる様に流し、容器内に設置されているヒーター(図示せず)を用い、所定の温度に加熱する。加熱された円筒状基体2508を支持した基体ホルダーは搬送容器2502を用い、排気バルブ2303及び排気ポンプ2305により予め真空保持した何れかの反応容器2302内へ移送される。
反応容器2302内で所定の手段により堆積膜を形成する。その後、排気バルブ2403及び排気ポンプ2405により予め真空保持された冷却及び排出容器2402に移送され、所定の温度になるまで冷却される。その後、リークバルブ2404からリーク用ガスを大気圧になるまで流し排出する。
加熱容器2202、反応容器2302、冷却及び排出容器2402と搬送容器2502間での円筒状基体2508を支持した基体ホルダーの受け渡しは、まず、搬送装置2500が、所定の容器上に移動し、開閉ゲート2501を、所定の開閉ゲート2201〜2401に接続させる。
その後排気ポンプ2505、排気バルブ2509にて開閉ゲート間を真空にする。尚、搬送容器2502内が所定の真空度で無い場合は、排気バルブ2503にて排気を行う。
開閉ゲート間が所定の真空度に到達した段階で、双方の開閉ゲートを開き、円筒状基体2508を支持した基体ホルダーの受け渡しを行う。受け渡し終了後、双方の開閉ゲートは閉じられ、開閉ゲート間リークバルブ2504からリーク用ガスを流し、ゲート間を大気圧にする。その後、搬送容器2502の開閉ゲート2501は切り離され、搬送装置2500は次工程へ移動する。
尚、円筒状基体2508を支持した基体ホルダーの受け渡しはチャッキング部2507を用いて行われる。これらの工程は全て自動制御によって行われる。
堆積膜の形成方法について図3の堆積膜形成装置の模式的な構成図を用いて更に詳細に説明する。
この装置は大別すると、反応装置3100、原料ガスの供給装置3200、反応装置3100内を排気する為の排気装置(図示せず)から構成されている。反応装置3100は開閉ゲート3110及び底板3126から絶縁部材3121によって絶縁された電極を兼ね備えた反応容器3111で構成される。反応容器3111内にはアースに接続された円筒状基体3112、円筒状基体の加熱用ヒーター3113、原料ガス導入管3114が設置され、更に高周波マッチングボックス3115を介して高周波電源3120が接続されている。
原料ガス供給装置3200は、SiH4、H2、CH4、NO、B26、CF4の原料ガスボンベ3221〜3226とバルブ3231〜3236、3241〜3246、3251〜3256及びマスフローコントローラー3211〜3216から構成される。各構成ガスのボンベは補助バルブ3210を介して反応容器3110内のガス導入管3114に接続されている。
円筒状基体3112は基体ホルダー3123上に設置され、更に円筒状基体3112上部にはキャップホルダー3125が設置されている。さらに基体ホルダー3123は受け台3127に設置されている。
まず、不図示の排気手段により真空に排気された反応装置3100内に所定の温度に加熱された円筒状基体3112を支持した基体ホルダー3132及びキャップホルダー3125を搬送容器(図示せず)により開閉ゲート3110を介して設置する。
続いて円筒状基体加熱用ヒーター3113により円筒状基体3112の温度を20℃〜500℃の所望の温度に制御する。次いで、原料ガスを反応装置3100内に流入させるにはガスボンベのバルブ3231〜3236及び、反応容器のリークバルブ3117が閉じられている事を確認する。また。流入バルブ3241〜3246、流出バルブ3251〜3256、補助バルブ3210が開かれている事を確認し、メインバルブ3118を開いて反応装置3100及びガス供給配管3116を排気する。
その後、真空計3119の値が0.7Paになった時点で補助バルブ3210、流出バルブ3251〜3256を閉じる。その後ガスボンベ3221〜3226より各ガスをバルブ3231〜3236を開いて導入し圧力調整器3261〜3266により各ガス圧を所定の圧力に調整する。次に流入バルブ3241〜3246を徐々に開けて各ガスをマスフローコントローラー3211〜3216内に導入する。
以上の手順によって成膜準備を完了した後、円筒状基体3112上に、まず電荷注入阻止層の形成を行う。
即ち、円筒状基体3112が所望の温度になったところで、各流出バルブ3251〜3256のうちの必要なものと補助バルブ3210とを徐々に開く。そして、各ガスボンベ3221〜3226から所望の原料ガスをガス導入管3114を介して反応装置3100内に導入する。次に、各マスフローコントローラー3211〜3216によって、各原料ガスが所望の流量になる様に調整する。その際、反応装置3100内が133Pa以下の所望の圧力になる様に、真空計3119を見ながらメインバルブ3118の開口を調整する。内圧が安定したところで、高周波電源3120を所望の電力に設定して例えば、13.56MHzの高周波電力を高周波マッチングボックス3115を介して反応容器3111に供給し高周波グロー放電を生起させる。この放電エネルギーによって反応容器3111内に導入させた各原料ガスが分解され、円筒状基体3112上に所望の珪素原子を主成分とする電荷注入阻止層が堆積される。
所望の膜厚の形成が行われた後、光導電層の形成に必要な原料ガスに切り換えて所望の膜厚の形成が行われた後に、高周波電力の供給を止め、各流出バルブ3251〜3256を閉じて反応容器3111への各原料ガスの流入を止め、光導電層の形成を終える。
上記光導電層上に表面層を形成する場合も基本的には上記の操作を繰り返せばよく反応容器3111内の原料ガスを排気した後、表面層に必要な原料ガスに切り換えて反応容器3111内に流す。所定の内圧に調整した後に前層と同様の操作により所望の膜厚の表面層を形成すればよい。
以下に、実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
(実施例1)
本実施例では図1(a)に示す構成のチャッキング部102においてチャッキングシャフト103、爪104及び爪104の駆動部、円盤105、シャフトケース106のそれぞれを表1に示すようにした。つまり、チャッキング部の素材をSUS304とし、その表面にPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)含有無電解ニッケルメッキ液(上村工業製、商品名「ニムフロン」)を用いた。メッキ被膜に対するPTFE含有量は23vol%になるように被膜を形成した。そして、基体ホルダー101に直径84mm、長さ381mmの円筒状アルミニウム基体108を設置し、図3の堆積膜形成装置を用いた図2に示す構成の連続生産装置によって、表2に示す条件で電子写真感光体を50本作製した。
基体ホルダー101は、チャッキング部102と固定する箇所が凹状部を有した形状をしており、堆積膜形成ごとに新品の基体ホルダーを使用した。
なお、基体ホルダー101及び図3中の受け台3127は図4に示すようなものを使用した。
(比較例1)
本比較例では図1(a)に示す構成のチャッキング部102においてチャッキングシャフト103、爪104及び爪104の駆動部、円盤105、シャフトケース106を表1に示すようにした。つまり、チャッキング部としてSUS304を使用した。それ以外は実施例1と同様にした。
(比較例2)
本比較例では図1(a)に示す構成のチャッキング部材102においてチャッキングシャフト103、爪104及び爪104の駆動部、円盤105、シャフトケース106を表1に示すようにした。つまり、チャッキング部の素材をSUS304とし、その表面にクロムメッキ被膜を形成したものを使用した。それ以外は実施例1と同様にした。
(比較例3)
本比較例では図1(a)に示す構成のチャッキング部材102においてチャッキングシャフト103、爪104及び爪104の駆動部、円盤105、シャフトケース106を表1に示すようにした。つまり、チャッキング部としてテフロンを使用した。それ以外は実施例1と同様にした。
実施例1および比較例1、2、3で作製した電子写真感光体に対して、「チャッキング部強度」、「球状突起」の評価を以下の具体的な方法で行った。評価結果は表3に示す。
「チャッキング部強度」
チャッキング部の繰り返しの保持、搬送動作による強度を確認するために図2の反応容器2302内における50本の電子写真感光体作製時の下降端異常の回数をカウントした。
チャッキング部が何らかの要因で変形すると基体ホルダーを正確に保持出来ない場合がある。それにより、図4のような受け台402に基体ホルダー401を設置する際に基体ホルダー401が斜めに進入し、エアシリンダーに取り付けた下降端センサが反応せずに下降端異常となる。この下降端異常の回数をカウントした。
A・・・下降端異常なし (良好)
B・・・下降端異常1回以上、5回未満 (可)
C・・・下降端異常5回以上 (実用上問題あり)
「球状突起」
作製した電子写真感光体に対して、光学顕微鏡を用いて自動で全面スキャンし、電子写真感光体表面に存在する20μm以上の球状突起の個数を調べた。
作製した全ての電子写真感光体に対する球状突起の個数の平均値を「球状突起数」とし、比較例1で得られた平均値を100とした相対比較を行った。値が小さいほど球状突起が少なく画質に優れていることを示す。
なお、下降端異常により感光体作製ができなかった分は除き、電子写真感光体はそれぞれの条件で50本作製した。
A・・・80未満 (優れている)
B・・・80以上95未満 (良好)
C・・・95以上110未満 (実用上問題なし)
D・・・110以上 (実用上問題あり)
「総合評価」
チャッキング部強度、球状突起の評価で得られた結果をAランクが+2点、Bランクが+1点、Cランクが+0点として合計した得点をもとに、以下のように総合的にランク付けを行った。この結果も表3に示す。
A…4点のもの(優れている)
B…3点のもの(良好)
C…2点のもの(実用上問題なし)
D…1点のもの(実用上問題あり)
Figure 2010024494
Figure 2010024494
Figure 2010024494
以上の結果から、実施例1のようにチャッキング部のすべての表面にPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)含有無電解ニッケルメッキ被膜を形成することにより、表面の摩擦係数が低下し、摺擦動作時のダストの発生を低減することができる。さらに表面硬度も高いため、接触によるダストの発生も低減することができる。そのため、球状突起の少ない電子写真感光体が得られることが判明した。また、下降端異常がなかったことからチャッキング部として十分な強度を保っていることが判明した。
比較例1や2のようにチャッキング部としてSUS304やSUS304の表面にクロムメッキ被膜を形成したものを使用した場合はチャッキング部としての強度は十分である。しかし、表面の摩擦係数が高いために基体ホルダーとの摺擦などにより、ダストが発生してしまい、電子写真感光体の球状突起が多くなってしまった。
また、比較例3のようにチャッキング部としてテフロンを使用した場合は繰返しの保持、搬送動作時にチャッキング部が変形し、基体ホルダーを正確に保持することが出来ず、基体ホルダーが受け台に斜めに進入し、下降端異常を起こしてしまう場合があった。
さらに表面硬度が低いために基体ホルダーとの繰返しの接触により、ダストが発生してしまう場合があった。
(実施例2〜7)
本実施例では図1(a)に示す構成のチャッキング部102においてチャッキングシャフト103、爪104及び爪104の駆動部、円盤105、シャフトケース106のそれぞれに表1に示すようにした。つまり、チャッキング部の素材をSUS304とし、その表面にPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)含有無電解ニッケルメッキ液(上村工業製、商品名「ニムフロン」)を用いた。メッキ被膜に対するPTFE含有量はそれぞれ表4に示す含有量になるように被膜を形成した。
実施例2〜7作製した電子写真感光体に対して、実施例1、比較例1,2、3同様、「チャッキング部強度」、「球状突起」、「総合」の評価を行った。評価結果は表5に示す。
Figure 2010024494
Figure 2010024494
以上の結果から、チャッキング部のすべての表面にPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)がメッキ被膜に対して、15〜30vol%含有した無電解ニッケルメッキ被膜を形成することで表面の摩擦係数が低く,基体ホルダーとの摺擦などによるダストを低減することができる。また、被膜の硬度や下地との密着性も良好であるため,繰返しの保持、搬送動作中に被膜が剥がれ落ちることなく、電子写真感光体の球状突起を低減することができる。
本発明の真空処理装置におけるチャッキング部の構成を示す概念断面図。 本発明に係わるPCVD法を適用可能な連続生産装置の概略断面図。 本発明に係わるPCVD法を適用可能な堆積膜装置の概略断面図。 本発明の実施例で使用した基体ホルダーと受け台の寸法を示す概略断面図。 ダストの発生個所を示す概略断面図。 本発明の真空処理装置におけるチャッキング部の構成を示す上視図及び断面図。 メッキ被膜を形成した個所を示す概略断面図。
符号の説明
101、3123、401、505 基体ホルダー
102、2507 チャッキング部
103、501、601 チャッキングシャフト
104、502、602 爪
105、503、603 円盤
106、504、604 シャフトケース
107、506 基体ホルダー上面
108、2508、3112 円筒状基体
109 ダスト
2100 投入装置
2200 加熱装置
2300 反応装置
2400 冷却及び排出装置
2500 搬送装置
2101、2201、2301、2401、2501 開閉ゲート
2102 投入容器
2202、2302、2402 反応容器
2203、2303、2403、2503、2509 排気バルブ
2204 補助バルブ
2304、2306 反応ガス流入バルブ
2404、2504 リークバルブ
2205、2305、2405、2505 排気ポンプ
2502 搬送容器
2506 移動レール
3100 反応装置
3110 開閉ゲート
3111 反応容器
3113 基体加熱用ヒーター
3114 ガス導入管
3115 高周波マッチングボックス
3116 ガス供給配管
3117 リークバルブ
3118 メインバルブ
3119 真空計
3120 高周波電源
3121 絶縁部材
3122 排気配管
3125 キャップホルダー
3126 底板
3127、402 受け台
3200 ガス供給装置
3210 バルブ
3211〜3216 マスフローコントローラー
3221〜3226 ボンベ
3231〜3236 バルブ
3241〜3246 流入バルブ
3251〜3256 流出バルブ
3261〜3266 圧力調整器

Claims (5)

  1. 上端部が凹状の形状を有する基体ホルダーの前記凹状部を保持し、吊り下げ式で搬送するチャッキング部を、減圧可能な基体搬送容器内に有する真空処理装置において、
    前記チャッキング部の表面にフッ素系樹脂含有メッキ被膜を形成することを特徴とする真空処理装置。
  2. 前記メッキ被膜が無電解ニッケルメッキ被膜であることを特徴とする請求項1に記載の真空処理装置。
  3. 前記フッ素系樹脂がPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)であることを特徴とする請求項1又は2に記載の真空処理装置。
  4. 前記フッ素系樹脂が前記メッキ被膜に対して、15〜30vol%含有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の真空処理装置。
  5. 前記チャッキング部が円盤、爪、チャッキングシャフト及びシャフトケースの各部材で構成されており、該各部材のそれぞれの表面にフッ素系樹脂含有メッキ被膜を形成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の真空処理装置。
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