JP2010023266A - インクジェット記録方法及び記録物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】記録媒体に、反応液とインク組成物とを付着させて、印字を行うインクジェット記録方法であって、前記記録媒体が、ブリストー法において接触開始から30msec1/2以内の水吸収量が30ml/m2以下である紙支持体の吸収層を有するものであり、かつ、前記反応液が、多価金属塩、ポリアリルアミン及びポリアリルアミン誘導体から選択される少なくとも1つと、ガラス転移点が0℃以下の樹脂粒子と、ポリエーテル変性ポリシロキサン系化合物と、を含んでなるものであり、かつ、前記インク組成物が、水と、着色剤と、樹脂エマルジョン粒子と、を含んでなるものである、インクジェット記録方法及び該インクジェット記録方法によって得られた記録物。
【選択図】図1
Description
2)反応液とインク組成物が反応して、滲み、カラーブリード、印刷ムラを防止すること。
3)記録物の耐擦性に優れること(記録媒体に対して密着性・接着性に優れること)。
4)記録媒体への塗布後、乾燥しやすいこと。
5)反応液とインク組成物が、経時で特性が劣化しないこと(保存安定性に優れること)。
6)反応液とインク組成物が、インクジェット吐出でき、しかも実使用においてヘッドが目詰まることのないこと。
本実施形態のインクジェット記録方法は、記録媒体として、低吸水性の紙支持体の吸収層を有する記録媒体に対して適用する際に有用である。
本発明における反応液は、多価金属塩、ポリアリルアミン及びポリアリルアミン誘導体から選択される少なくとも1つと、ガラス転移点が0℃以下の樹脂粒子と、ポリエーテル変性ポリシロキサン系化合物と、を含んでなる。この「多価金属塩、ポリアリルアミン及びポリアリルアミン誘導体」は、即ち反応剤としての機能を有し、インク組成物中における着色剤、樹脂エマルジョン粒子等の分散及び/又は溶解状態を破壊し、凝集させ得るものである。
反応液に用いることができる多価金属塩は、二価以上の多価金属イオンとこれら多価金属イオンに結合する陰イオンとから構成され、水に可溶なものである。多価金属イオンの具体例としては、Ca2+、Cu2+、Ni2+、Mg2+、Zn2+、Ba2+などの二価金属イオン、Al3+、Fe3+、Cr3+などの三価金属イオンがあげられる。陰イオンとしては、Cl-、NO3-、I-、Br-、ClO3-、及びCH3COO-などがあげられる。
反応液に用いることができるポリアリルアミン及びポリアリルアミン誘導体は水に可溶で、水中でプラスに荷電するカチオン性高分子である。
本発明の反応液はガラス転移点が0℃以下の樹脂粒子を含んでなる。前記樹脂粒子を含む反応液を用いることで、着色成分を含む凝集反応物を、記録媒体に、短時間で、より強固に密着、接着させることができ、優れた耐擦性を実現可能とする。
滴下装置、温度計、水冷式還流コンデンサー及び攪拌機を備えた反応容器に、イオン交換水100部を入れ、窒素雰囲気下、温度70℃で攪拌しながら、重合開始剤0.2部を添加する。これに、別途調製したモノマー溶液を滴下し重合反応させて、1次物質を調製する。その後、温度70℃で、該1次物質に、重合開始剤の10%水溶液2部を添加して攪拌し、更に別途調製した反応液を添加し攪拌して重合反応させ、重合反応物を得る。該重合反応物を、中和剤で中和してpHが8〜8.5になるように調整した後、0.3μmのフィルターでろ過し粗大粒子を除去して、樹脂粒子を分散質とするエマルジョンを得る。
本発明における反応液は、ポリエーテル変性ポリシロキサン系化合物を含んでなる。
本発明における反応液は、記録媒体への濡れ性を向上させる目的で、さらに長鎖アルキルグリコールエーテル類を用いることができる。長鎖アルキルグリコールエーテル類としては、アルキル鎖が5〜8、好ましくは、アルキル鎖が6のアルキルグリコールエーテルが挙げられる。
本発明における反応液は、記録媒体への濡れ性を一層向上させる目的で、さらに下記式(2)の一般式で表されるジアセチレンテトラオールを用いることができる。
本発明における反応液は、前記長鎖アルキルグリコールエーテル類の溶解助剤と反応液の目詰まり回復性向上の目的で、さらに1,2−アルカンジオールを用いることができる。
本発明における反応液は、目詰まり回復性向上の目的で、記録媒体への塗布後の乾燥性を低下させない程度で、さらに、湿潤剤を含有することができる。湿潤剤としては、多価アルコール類及び/又は糖類を使用できる。多価アルコール類の具体例としては、グリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、トリメチロールプロパン、1,5−ペンタンジオール、1,2,6−ヘキサトリオール等が挙げられる。糖類の具体例としては、単糖類、二糖類、オリゴ糖類(三糖類及び四糖類を含む)及び多糖類があげられ、より具体的にはグルコース、マンノース、フルクトース、リボース、キシロース、アラビノース、ガラクトース、アルドン酸、グルシトール、(ソルビット)、マルトース、セロビオース、ラクトース、スクロース、トレハロース、マルトトリオース、などがあげられる。ここで、多糖類とは広義の糖を意味し、アルギン酸、α−シクロデキストリン、セルロースなど自然界に広く存在する物質を含む意味に用いることとする。また、これらの糖類の誘導体としては、前記した糖類の還元糖(例えば、糖アルコール(一般式HOCH2(CHOH)nCH2OH(ここで、n=2〜5の整数を表す)で表される)、酸化糖(例えば、アルドン酸、ウロン酸など)、アミノ酸、チオ糖など)があげられる。具体例としてはマルチトール、ソルビトール、キシリトールなどが挙げられる。
本発明における反応液は、主溶媒として水を含有する。水は、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水又は超純水を用いることが好ましい。特に、これらの水を、紫外線照射又は過酸化水素添加等により滅菌処理した水は、長期間に亘ってカビやバクテリアの発生が防止されるので好ましい。
本発明におけるインク組成物とは、モノクロ印字を行う場合にはブラックインク組成物を意味し、さらにカラー印字を行う場合にはカラーインク組成物、具体的にはイエローインク組成物、マゼンタインク組成物、及びシアンインク組成物、更に場合によってブラックインク組成物を意味するものとする。
[インクジェット記録方式]
本実施形態において「インクジェット記録方式」とは、インクジェット記録装置により、反応液及びインク組成物を微細なノズルより液滴として吐出して、その液滴を記録媒体に付着させる方式を意味する。具体的に以下に説明する。
本発明によるインクジェット記録方法は、前記のインクジェット記録方式を用いて、記録媒体に反応液とインク組成物とを印字する工程を含んでなるものである。
本発明によるインクジェット記録方法を実施するインクジェット記録装置について以下、図面を用いて説明する。
本実施形態の記録物は、少なくとも上述のインクジェット記録方法を用いて記録媒体上に記録が行われたものである。この記録物は、上述のインクジェット記録方法を用いることにより、低吸水性の紙支持体の吸収層を有する記録媒体に対して、滲み・カラーブリード・印刷ムラ等がなく、耐擦性に優れた品質を示す。
撹拌機、還流コンデンサー、滴下装置、及び温度計を備えた反応容器に、イオン交換水900g及びラウリル硫酸ナトリウム3gを仕込み、撹拌下に窒素置換しながら70℃まで昇温した。内温を70℃に保ち、重合開始剤として過硫酸カリウム4gを添加し、溶解後、予めイオン交換水450g、ラウリル硫酸ナトリウム3gにアクリルアミド20gにスチレン130g、2−エチルヘキシルアクリレート780g、メタクリル酸30g、及びエチレングリコールジメタクリレート2gを撹拌化に加えて作製した乳化物を、反応溶液内に連続的に4時間かけて滴下した。滴下終了後、3時間の熟成を行った。得られた水性エマルジョンを常温まで冷却した後、イオン交換水とアンモニア水とを添加して固形分40重量%、pH8に調整した。得られた水性エマルジョンにおける樹脂粒子のガラス転移温度は−50℃であった。
撹拌機、還流コンデンサー、滴下装置、及び温度計を備えた反応容器に、イオン交換水900g及びラウリル硫酸ナトリウム3gを仕込み、撹拌下に窒素置換しながら70℃まで昇温した。内温を70℃に保ち、重合開始剤として過硫酸カリウム4gを添加し、溶解後、予めイオン交換水450g、ラウリル硫酸ナトリウム3gにアクリルアミド20gにスチレン300g、ブチルアクリレート640g、及びメタクリル酸30gを撹拌化に加えて作製した乳化物を、反応溶液内に連続的に4時間かけて滴下した。滴下終了後、3時間の熟成を行った。得られた水性エマルジョンを常温まで冷却した後、イオン交換水と5%水酸化ナトリウム水溶液を添加して固形分40重量%、pH8に調整した。得られた水性エマルジョンにおける樹脂粒子のガラス転移温度は−15℃であった。
撹拌機、還流コンデンサー、滴下装置、及び温度計を備えた反応容器に、イオン交換水900g及びラウリル硫酸ナトリウム1gを仕込み、撹拌下に窒素置換しながら70℃まで昇温した。内温を70℃に保ち、重合開始剤として過硫酸カリウム4gを添加し、溶解後、予めイオン交換水450g、ラウリル硫酸ナトリウム3gにアクリルアミド20gにスチレン365g、ブチルアクリレート545g、及びメタクリル酸30gを撹拌化に加えて作製した乳化物を、反応溶液内に連続的に4時間かけて滴下した。滴下終了後、3時間の熟成を行った。得られた水性エマルジョンを常温まで冷却した後、イオン交換水と水酸化ナトリウム水溶液を添加して固形分40重量%、pH8に調整した。得られた水性エマルジョンにおける樹脂粒子のガラス転移温度は−6℃であった。
撹拌機、還流コンデンサー、滴下装置、及び温度計を備えた反応容器に、イオン交換水900g及びラウリル硫酸ナトリウム3gを仕込み、撹拌下に窒素置換しながら70℃まで昇温した。内温を70℃に保ち、重合開始剤として過硫酸カリウム4gを添加し、溶解後、予めイオン交換水450g、ラウリル硫酸ナトリウム3gにアクリルアミド20gにメチルメタクリレート675g、ブチルアクリレート235g、及びメタクリル酸30gを撹拌化に加えて作製した乳化物を、反応溶液内に連続的に4時間かけて滴下した。滴下終了後、3時間の熟成を行った。得られた水性エマルジョンを常温まで冷却した後、イオン交換水と水酸化ナトリウム水溶液とを添加して固形分40重量%、pH8に調整した。得られた水性エマルジョンにおける樹脂粒子のガラス転移温度は50℃であった。
前記プリンタを用いて、前記塗工紙に対して、単位面積当りの吐出量が1g/m2となるように反応液でベタ印刷を行った。印刷直後の反応液の塗布状態を目視で観察し、以下の基準で評価した。
A:ムラなく均一に塗布されている。
C:塗布ムラが目立つ。
前記プリンタを用いて、前記塗工紙に対して、吐出量0.5g/m2となるように反応液でベタ印刷を行った後、ブラックインク組成物を用いて吐出量20ng/dotで6ポイントの文字を印字した。25℃で24時間放置後、文字における滲みの発生の有無を調べた。
A:滲みがなく鮮明である。
B:ひげ状の滲みが見られる。
C:文字の輪郭がはっきりしないほどに滲みが発生している。
前記プリンタを用いて、前記塗工紙に対して、吐出量0.5g/m2となるように反応液でベタ印刷を行った後、シアンインク組成物で80%Dutyのパッチを印刷し、同時に、ブラックインク組成物で、このパッチ上に吐出量20ng/dotで6ポイントの文字を印字した。得られた印刷物の、文字の境界部分での不均一な色の混じりの有無を目視にて調べた。
A:色の混じりがなく境界が鮮明。
B:ひげ状の色の混じりが発生した。
C:文字も輪郭もはっきりしないほど色が混じる。
前記プリンタを用いて、前記塗工紙に対して、吐出量0.5g/m2となるように反応液でベタ印刷を行った後、シアンインク組成物による100%Dutyのベタ印刷を行った。25℃で24時間放置後、印刷物の任意の5点のOD値を、Spectrolino(Gretag社製)を用いて測色し、5つのOD値の最大値と最小値を求め、この最大値と最小値の差を計算して、下記の基準に基づいて評価した。
A:最大値と最小値の差が、0.2未満。
B:最大値と最小値の差が、0.2以上0.4未満。
C:最大値と最小値の差が、0.4以上。
前記プリンタに用いられているインクジェットヘッドを備えた図6に示される構成を有する装置を用いて、前記塗工紙に印刷を行った。吐出量0.5g/m2となるように反応液でベタ印刷を行った後、シアンインク組成物による100%Dutyのベタ印刷を行った(サンプルX;加熱無し)。さらに、その後、ヒータ14を通すことで印刷物を70℃に加熱して、別途印字物を作成した(サンプルY;加熱有り)。25℃放置で、印刷5分後と印刷60分後における、サンプルX及びサンプルYの各印字部を指で擦り、印字面の状態と指に付着したインクを目視で観察した。その結果を下記の基準に基づいて乾燥性を含めた耐擦性を評価した。
A:印字面は変化せず、指にインクが付着しない。
B:若干印字面のインクは落ちるが、指にインクが付着しない。
C:印字面のインクが落ち、指にインクが付着する。
反応液をガラス瓶に入れ密閉後、それぞれ40℃/2週間放置した。放置後の異物(浮遊物又は沈降物)の有無を目視観察し、異物の発生がないものについては、更に物性(粘度、表面張力、pH)の変化について調べ、下記の基準に基づき保存安定性を評価した。
A:異物の発生がなく、物性の変化もない。
B:異物の発生はないが、物性が若干変化する。
C:異物が発生するか、物性が著しく変化する。
反応液を前記プリンタに充填し、キャラクターやグラフィックが混在する画像をA4紙に連続して印刷した。印刷中に「飛行曲がり」や「抜け」が発生した場合、クリーニング動作を実行する。クリーニング動作を行っても「飛行曲がり」や「抜け」が直らない場合、それまでに印刷した枚数を調べ、下記の基準に基づき吐出安定性の評価を行った。
A:飛行曲がりが復帰しなくなるまでの印刷枚数が10000枚以上。
B:飛行曲がりが復帰しなくなるまでの印刷枚数が5000枚以上10000枚未満。
C:飛行曲がりが復帰しなくなるまでの印刷枚数が5000枚未満。
反応液を前記プリンタに充填し、全ノズルが正常に吐出することを確認した後、プリンタを停止し、プリンタヘッドをキャップしない状態で、40℃の環境下で24時間放置した。放置後、再び全ノズルより該反応液が吐出するまでに要したクリーニングの回数を調べ、下記の基準に基づき目詰まり回復性の評価を行った。
A:2回以内のクリーニングで全ノズルが回復した。
B:3〜6回のクリーニングで全ノズルが回復した。
C:6回のクリーニングでは全ノズル回復できなかった。
Claims (12)
- 記録媒体に、反応液とインク組成物とを付着させて、印字を行うインクジェット記録方法であって、
前記記録媒体が、ブリストー法において接触開始から30msec1/2以内の水吸収量が30ml/m2以下である紙支持体の吸収層を有するものであり、かつ、前記反応液が、多価金属塩、ポリアリルアミン及びポリアリルアミン誘導体から選択される少なくとも1つと、ガラス転移点が0℃以下の樹脂粒子と、ポリエーテル変性ポリシロキサン系化合物と、を含んでなるものであり、かつ、前記インク組成物が、水と、着色剤と、樹脂エマルジョンと、を含んでなるものであることを特徴とするインクジェット記録方法。 - 前記多価金属塩が、硫酸塩、硝酸塩及びカルボン酸塩から選択される少なくとも1つであることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録方法。
- 上記樹脂粒子が、不飽和単量体の乳化重合によって得られた樹脂粒子エマルジョンからなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインクジェット記録方法。
- 前記反応液が、さらに長鎖アルキルグリコールエーテルを含んでなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記長鎖アルキルグリコールエーテルの反応液中における含有量が10重量%以下であることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録方法。
- 前記反応液が、さらに1,2−アルカンジオールを含んでなることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記反応液が、さらに湿潤剤として多価アルコール及び/又は糖類を含んでなり、該多価アルコール及び/又は糖類の反応液中における含有量が0.1重量%〜10重量%であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記インク組成物の着色剤が顔料であることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記反応液及び/又は前記インク組成物が付着した記録媒体を、40℃〜150℃で加熱する工程を含んでなることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法によって記録されていることを特徴とする記録物。
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