JP2010021250A - 光通信用パッケージ - Google Patents

光通信用パッケージ Download PDF

Info

Publication number
JP2010021250A
JP2010021250A JP2008178928A JP2008178928A JP2010021250A JP 2010021250 A JP2010021250 A JP 2010021250A JP 2008178928 A JP2008178928 A JP 2008178928A JP 2008178928 A JP2008178928 A JP 2008178928A JP 2010021250 A JP2010021250 A JP 2010021250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
hole
lens holder
optical communication
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008178928A
Other languages
English (en)
Inventor
Teiko Nishimura
貞浩 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
Priority to JP2008178928A priority Critical patent/JP2010021250A/ja
Publication of JP2010021250A publication Critical patent/JP2010021250A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)

Abstract

【課題】枠体の側壁に配設されるレンズにクラックや破損が発生せず、組立が容易で且つ低コストで製造可能となる光通信用パッケージを提供する。
【解決手段】内側のキャビティ4を囲む複数の側壁3からなる金属製の枠体2と、かかる枠体2の一側壁3に設けた貫通孔8にハンダ付けされた金属製のレンズホルダ10と、かかるレンズホルダ10に穿設され、且つ上記貫通孔8の軸心と平行な透孔12を塞ぎ、該透孔12の周縁に低融点ガラス14を介して固着されたレンズ15とで、構成される光通信用パッケージ1であって、上記枠体2とレンズホルダ10とは、同一の金属材料であるコバール(Fe−29%Ni−17%Co合金)で構成されている、光通信用パッケージ1。
【選択図】 図4

Description

本発明は、光通信用の半導体素子を収容するキャビティを含み、該キャビティの気密性に優れた光通信用パッケージに関する。
光通信用パッケージは、光源から放射された光を平行な光束にしたり、逆に平行な光束を集光する球面レンズあるいは非球面レンズを、キャビティを内設する枠体の一側壁に取り付けている。上記レンズは、例えば、枠体の一側壁を貫通する貫通孔に接合される金属製固定部材に、低融点ガラスを介して固着されている。
即ち、金属製固定部材と非球面レンズなどとを、低融点ガラスを介して加熱・ロウ付けした後で冷却すると、上記枠体、金属製固定部材、および、非球面レンズ間の熱膨張係数の違いによって、金属筒と非球面レンズとの接合部近傍の該レンズに大きな引張り応力が生じる。該引張り応力を受けた状態で、温度サイクル試験を行うと、上記レンズにクラックや破損が生じ、キャビティ内の気密性が保てず、リーク不良を生じる、という問題があった。
前記問題を解決し、前記非球面レンズへの熱応力の集中を緩和し、前記クラックなどの発生を防ぐため、例えば、前記金属製固定部材を第1・第2レンズホルダに分割して構成し、第1レンズホルダの円筒部をキャビティ内に突出させて前記枠体の貫通孔に接合し、該第1レンズホルダの円筒部の内側に、前記非球面レンズを内側に接合した第2レンズホルダを収納し且つ接合してなる光通信用パッケージが提案されている(特許文献1参照)。
特開2003−344722号公報(第1〜9頁、図1〜5)
しかし、前記特許文献1の光通信用パッケージの場合、前記非球面レンズへのクラックなどの発生を抑制できる反面、前記レンズを枠体に取り付けるため、異なる形状および寸法の第1・第2レンズホルダが必要となる。その結果、組立工数が増大してコスト高を招くと共に、枠体に内設されるキャビティの容積が上記各ホルダによって低減し、実装すべき半導体素子の搭載スペースに制約が生じる、という問題点があった。
本発明は、背景技術において説明した問題点を解決し、枠体の側壁に配設されるレンズにクラックや破損が発生せず、組立が容易で且つ低コストで製造可能となる光通信用パッケージを提供する、ことを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するため、キャビティを内設する金属製の枠体と、レンズを内側に固着した金属製のレンズホルダとの熱膨張を均一化する、ことに着想して成されたものである。
即ち、本発明の光通信用パッケージ(請求項1)は、内側のキャビティを囲む複数の側壁からなる金属製の枠体と、該枠体の一側壁に設けた貫通孔にハンダ付けされた金属製のレンズホルダと、該レンズホルダに穿設され、且つ上記貫通孔の軸心と平行な透孔を塞ぎ、該透孔の周縁に低融点ガラスを介して固着されたレンズとで、構成される光通信用パッケージであって、上記枠体とレンズホルダとは、熱膨張係数が同一の金属材料で構成されている、ことを特徴とする。
尚、上記「熱膨張係数が同一」とは、一方に対し他方が±1.0ppm/℃迄の範囲を含む。
また、本発明の光通信用パッケージ(請求項2)は、内側のキャビティを囲む複数の側壁からなる金属製の枠体と、該枠体の一側壁に設けた貫通孔にハンダ付けされた金属製のレンズホルダと、該レンズホルダに穿設され、且つ上記貫通孔の軸心と平行な透孔を塞ぎ、該透孔の周縁に低融点ガラスを介して固着されたレンズとで、構成される光通信用パッケージであって、上記枠体とレンズホルダとは、同一の金属材料で構成されている、ことを特徴とするものとしても良い。
前記光通信用パッケージによれば、金属製の前記枠体と、金属製の前記レンズホルダと、該レンズホルダの透孔の周縁に低融点ガラスを介して固着されたレンズとで構成され、上記枠体とレンズホルダとは、熱膨張係数が同一の金属材料で構成されているか、あるいは、該枠体とレンズホルダとが、同一の金属材料で構成されている。そのため、枠体の一側壁に設けた貫通孔に、レンズが低融点ガラスを介して固着されたレンズホルダをハンダ付けすべく、所要温度に加熱した後に冷却しても、枠体とレンズホルダとは、同じか、同様に収縮するので、レンズを固着している低融点レンズには、引張応力が生じないか、極く僅かしか生じなくなる。従って、低融点レンズにクラックや破損が生じず、リークに伴う不良が解消されるため、キャビティ内の気密性を確実に保つことができる。
尚、前記枠体とレンズホルダとの熱膨張係数が、一方に対し他方が±1.0ppm/℃迄の範囲にある場合にも、前記と同様な効果を奏することが可能である。
更に、前記レンズを低融点ガラスを介して固着するレンズホルダには、単一の金属部品で、且つ枠体の一側壁に設けた貫通孔およびその近傍にハンダ付けされるため、全体がほぼリング形状を呈する比較的簡素な構造のものを用いることが可能である。その結果、ハンダ付けを含む組立工数を増大させず、且つ容易に行い得るので、製造コストの低減も可能となる。
前記レンズホルダ、低融点ガラス、およびレンズの熱膨張係数(以下、CTEと記載する)は、レンズホルダ>低融点ガラス>レンズの関係を満たすことで、前記ハンダ付け時におけるレンズのクラックなどの発生を確実に防止できる。
従って、本発明において、前記枠体、レンズホルダ、低融点ガラス、およびレンズのCTEの関係は、枠体=レンズホルダ>低融点ガラス>レンズであるか、あるいは枠体≒レンズホルダ>低融点ガラス>レンズであることが必要である。
上記関係を満たすには、例えば、枠体およびレンズホルダは、コバール(Fe−29質量%Ni−17質量%Co:CTE=5.1ppm/℃)からなり、低融点ガラスは、CTEが4.5ppm/℃のものからなり、レンズは、石英ガラス(シリカ:CTE=0.5ppm/℃)からなる組み合わせが例示される。
尚、前記レンズには、球面レンズ、および非球面レンズが含まれる。
また、前記枠体とレンズホルダとを構成する金属材料は、例えば、Fe−Ni−Co系合金(例えば、前記コバール)が挙げられる。
更に、前記枠体の底面には、ベース板が固着され、前記貫通孔が形成された一側壁を除いた他の側壁には、内側のキャビティと外部とを導通する接続配線および端子が貫通して形成される。該キャビティは、半導体素子(例えば、光通信用のフォトダイオード、レーザダイオードなど)を底面に搭載した後、上方の開口部を蓋板で封止される。
以下において、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1,図2は、本発明による一形態の光通信用パッケージ1を示す異なる視覚による斜視図、図3,図4は、図1,図2中のX−X線の矢視に沿った断面における組立中、あるいは組立後の断面図である。
光通信用パッケージ1は、図1〜図4に示すように、内側のキャビティ4を囲む四辺(複数)の側壁3からなる金属製の枠体2と、該枠体2の底面側に接合されたベース板5と、上記枠体2の一側壁3に設けた貫通孔8にハンダ付けされた金属製のレンズホルダ10と、該レンズホルダ10の透孔12のキャビティ4側の周縁に、該透孔12を塞ぐように低融点ガラス14を介して固着された球面レンズ(レンズ)15とから構成されている。
枠体2は、平面視がほぼ正方形を呈する四辺の側壁3によって、ほぼ立方体のキャビティ4を囲み、その底面側にベース板5がロウ付けにより接合されることで、素子搭載部7を含むキャビティ4の底面6が形成されている。尚、枠体2およびベース板5は、例えば、コバール(CTE:5.1ppm/℃)からなる。
図3,図4に示すように、枠体2の一側壁3には、外部とキャビティ4とを連通する断面円形の貫通孔8が形成され、該貫通孔8には、ペースト状のハンダ(例えば、Au−Sn合金)hを介して、レンズホルダ10がハンダ付けされている。
上記レンズホルダ10は、枠体2の一側壁3の外側面に接合される円盤状のフランジ11、貫通孔8の内周面に接合され、且つこれを貫通するように、フランジ11からキャビティ4側に延びた円筒形の筒部13、該筒部13の内側で且つ外部側の位置から求心状に突設された円盤状の鍔12a、および該鍔12aの中央部に開設され、軸心が貫通孔8の軸心と平行な透孔12を備えている。該レンズホルダ10は、例えば、コバールを切削加工して形成される。
予め、上記レンズホルダ10において、透孔12のキャビティ4側を塞ぐように、石英ガラス(CTE:0.5ppm/℃)からなる球面レンズ15が、筒部13と該筒部13側の鍔12aの内側面12bとの全周に渉って充填された低融点ガラス(CTE:4.5ppm/℃)14を介して、固着されている。
図1〜図4に示すように、枠体2において、貫通孔8が形成された一側壁3と対向する側壁3には、断面が長方形で且つ横長の貫通孔9が形成されている。該貫通孔9には、例えば、アルミナなどのセラミック(絶縁材)からなり、平面視が矩形で且つ板状の絶縁ベース16と、該絶縁ベース16の表面から一体に突設された直方体の凸部17とが貫通した状態で、ロウ付けにより固着されている。上記絶縁ベース16の表面には、凸部17の下部および貫通孔9を貫通し、且つキャビティ4と外部との間に沿って配線された複数の平行な接続配線18が形成されている。各接続配線18の外端部に位置する端子19には、互いに平行な複数のリード線20が個別にハンダ付けされている。上記接続配線18は、例えば、Wなどからなり、上記リード線20は、例えば、コバールからなる。
複数の上記接続配線18のキャビティ4側には、素子搭載部7上に追って搭載されるフォトダイオードやレーザダイオードなどの半導体素子(図示せず)との間を接続するAu製のワイヤが、個別にボンディングされる。
尚、絶縁ベース16および凸部17のセラミック面を除いた接続配線18、端子19、枠体2の各側壁3、およびベース板5の各表面には、Niメッキ層を介して、Auメッキ層が被覆されている。
例えば、レンズホルダ10の透孔12内に一端が配設された図示しない光ファイバ中を伝送された平行な光束は、球面レンズ15を透過した際に、キャビティ4内に実装される前記半導体素子の受光部付近の焦点で集光され、所要の電気信号ごとに変換された後、接続配線18、端子19、およびリード線20を介して、外部の電子機器に送信される。
逆に、外部の電子機器からリード線20、端子19、および接続配線18を介して、前記半導体素子に送信された複数の電気信号は、所定の光信号にそれぞれ変換された後、該半導体素子の発光部から発光され、球面レンズ15を透過した後、平行な光束となって、前記光ファイバ中を伝送される。
尚、枠体2の上端には、前記半導体素子が実装されたキャビティ4を封止するため、図示しないコバールなどからなる蓋板がシーム溶接される。
以上のような光通信用パッケージ1は、金属製の前記枠体2と、金属製のベース板5と、金属製の前記レンズホルダ10と、該レンズホルダ10の透孔12の周縁に低融点ガラス14を介して固着された球面レンズ15とで構成され、上記枠体2とレンズホルダ10とは、CTEが同一のコバール(金属材料)で構成されている。しかも、レンズホルダ10、低融点ガラス14、および球面レンズ15の順で、CTEが低くなる関係にある。そのため、枠体2の一側壁3に設けた貫通孔8に、予め球面レンズ15を低融点ガラス14を介して固着したレンズホルダ10をハンダ付けすべく、所定温度に加熱した後、冷却した際に、該冷却時の収縮に伴う引張応力が、低融点ガラス14に集中しにくくなる。その結果、該低融点ガラス14にクラックや破損が生じなくなる。従って、光通信用パッケージ1によれば、半導体素子が実装されるキャビティ4の気密性が確実に保たれるので、信頼性の高い光通信が保証可能となる。
ここで、本発明の具体的な実施例を、比較例と併せて説明する。
コバール(CTE:5.1ppm/℃)からなり、互いに同じ寸法である複数のベース板5の上に、同じくコバールからなり、四辺の側壁3によってキャビティ4を囲んだ同じ寸法の複数の枠体2を、同じ条件で個別にロウ付けした。各枠体2における一側壁3には、予め、同じ内径の貫通孔8を設けられていた。
更に、コバールからなり、各部の寸法が同じである複数のレンズホルダ10を用意し、これらの透孔12ごとのキャビティ4側に、同量ずつの低融点ガラス(CTE:4.5ppm/℃)14を介して、石英ガラス(CTE:0.5ppm/℃)からなり、同じ直径の球面レンズ15を、同じ条件で個別に固着した。
各枠体2の貫通孔8の外側面と内周面に、Au−Sn系合金からなるペースト状のハンダhを同じ範囲で配置し、上記レンズホルダ10のフランジ11および筒部13を接触させた状態で、所定温度に加熱した後、冷却する同じ温度履歴によるハンダ付けを施して、実施例である100個の光通信用パッケージ1を得た。
一方、コバールからなり、前記と同じ寸法である複数のベース板5の上に、コバールからなり、前記と同じ寸法で同じ貫通孔8を有する複数の枠体2を、同じ条件で個別にロウ付けした。
更に、50質量%Fe−50質量%Ni合金(CTE:10.0ppm/℃)からなり、各部の寸法が前記と同じである複数のレンズホルダを用意し、これらの透孔12ごとのキャビティ4側に、同量ずつの低融点ガラス(CTE:9.3ppm/℃)を介して、ホウ珪酸ガラス(CTE:8.6ppm/℃)からなり、前記と同じ直径の球面レンズを、同じ条件で個別に固着した。
各枠体2の貫通孔8の外側面と内周面に、前記と同じAu−Sn系合金からなるペースト状のハンダhを同じ範囲で配置し、上記レンズホルダ10のフランジ11および筒部13を接触させた状態で、所定温度に加熱した後、冷却する前記と同じ温度履歴によるハンダ付けを施して、比較例である100個の光通信用パッケージを得た。
尚、実施例および比較例の光通信用パッケージ(1)における各部のCTEを、表1において対比して示した。
更に、実施例および比較例の光通信用パッケージ(1)ごとの低融点ガラス(14)について、蛍光液の染み出しの有無を観察し、少なくとも1個のクラック、あるいは1個の破損が確認されたものは、「破損有り」と判定し、何れも観察されなかったものは、「なし」と判定し、かかる破損数も表1中に示した。
Figure 2010021250
表1によれば、実施例である100個の光通信用パッケージ1は、何れの低融点ガラス14にも、クラックおよび破損が全く発見されなかった。
一方、比較例の光通信用パッケージでは、100個のうち、57個に少なくとも1個のクラック、あるいは1個の破損が確認された。
上記結果は、実施例の光通信用パッケージ1は、枠体2とレンズホルダ10とが同じCTEのコバールからなり、且つCTEがレンズホルダ10>低融点ガラス14>球面ガラス15の関係にあったため、前記ハンダ付け時の冷却の際に、収縮に伴う引張応力が低融点ガラス14に集中しなかったことによる、ものと推定される。
一方、比較例の光通信用パッケージは、枠体2とレンズホルダとのCTEが大きく乖離していたため、レンズホルダ>低融点ガラス>球面ガラスのCTEの関係であったにもかかわらず、前記ハンダ付け時の冷却の際に、過半数の低融点ガラスに引張応力の集中によるクラックないし破損が生じた、ものと推定される。
以上のような実施例によって、本発明の効果が裏付けられた。
図5は、異なる形態の光通信用パッケージ1aの概略を示す平面図である。
光通信用パッケージ1aは、図5に示すように、平面視が長方形を呈し、対向する一対の短い側壁3aおよび一対の長い側壁3bによりキャビティ4aを囲む枠体2aと、一方の側壁(一側壁)3aに設けた貫通孔8に、前記同様にハンダ付けしたレンズホルダ10と、その透孔12のキャビティ4a側の周縁に前記同様の低融点ガラス14を介して固着された前記同様の球面ガラス15とから構成されている。
尚、枠体2aおよびレンズホルダ10は、コバールからなる。更に、枠体2aの底面側には、平面視が長方形のベース板(図示せず)がロウ付けされている。
図5に示すように、枠体2aにおいて、対向する一対の側壁3bには、横向きに細長い長方形の貫通孔9aが対称に形成され、該貫通孔9aには、前記同様の絶縁ベース16、およびその表面に内外方向に沿って平行に配線された複数の接続配線18が貫通して配置されている。各接続配線18の端子19には、他端が連結片22を介して連なる複数のリード線20の一端が、個別にハンダ付けされている。上記連結片22は、使用に際して除去される。
以上のような光通信用パッケージ1aによっても、前記光通信用パッケージ1と同様の作用を招来させ、且つ同様の効果を奏することが可能である。
本発明は、以上において説明した各形態および実施例に限定されない。
前記枠体2,2aおよびレンズホルダ10は、例えば、42アロイ(Fe−42質量%Ni合金、CTE:6.0ppm/℃)からなるものとしても良い。あるいは、互いに異なる金属材料からなるものであっても、両者のCTEが同一であるか、一方に対し他方が±1.0ppm/℃迄の範囲にあるものとしても良い。
また、前記枠体2,2aとレンズホルダ10とが前記関係であり、レンズホルダ10、低融点ガラス14、および球面レンズ15は、CTEがレンズホルダ>低融点ガラス>レンズの関係にあれば、前記の各材料に限定されない。
更に、レンズは、前記球面レンズ15に限らず、非球面レンズとしても良い。
加えて、前記光通信用パッケージ1aにおいて、枠体2aの対向する側壁3aごとに設けた貫通孔8に、透孔12の周縁に低融点ガラス14を介してレンズ15を固着した一対のレンズホルダ10を、対称にハンダ付けし、これらに隣接する前記キャビティ4a内に一対の半導体素子を実装する形態としても良い。
本発明による一形態の光通信用パッケージを示す斜視図。 上記光通信用パッケージの異なる視覚による斜視図。 図1,図2中のX−X線の矢視に沿った断面における組立中の断面図。 図1,図2中のX−X線の矢視に沿った組立後の断面図。 異なる形態の光通信用パッケージの概略を示す平面図。
符号の説明
1,1a…………光通信用パッケージ
2,2a…………枠体
3,3a,3b…一側壁/側壁
4,4a…………キャビティ
8…………………貫通孔
10………………レンズホルダ
12………………透孔
14………………低融点ガラス
15………………球面レンズ(レンズ)

Claims (2)

  1. 内側のキャビティを囲む複数の側壁からなる金属製の枠体と、
    上記枠体の一側壁に設けた貫通孔にハンダ付けされた金属製のレンズホルダと、
    上記レンズホルダに穿設され、且つ上記貫通孔の軸心と平行な透孔を塞ぎ、該透孔の周縁に低融点ガラスを介して固着されたレンズとで、構成される光通信用パッケージであって、
    上記枠体とレンズホルダとは、熱膨張係数が同一の金属材料で構成されている、
    ことを特徴とする光通信用パッケージ。
  2. 内側のキャビティを囲む複数の側壁からなる金属製の枠体と、
    上記枠体の一側壁に設けた貫通孔にハンダ付けされた金属製のレンズホルダと、
    上記レンズホルダに穿設され、且つ上記貫通孔の軸心と平行な透孔を塞ぎ、該透孔の周縁に低融点ガラスを介して固着されたレンズとで、構成される光通信用パッケージであって、
    上記枠体とレンズホルダとは、同一の金属材料で構成されている、
    ことを特徴とする光通信用パッケージ。
JP2008178928A 2008-07-09 2008-07-09 光通信用パッケージ Pending JP2010021250A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008178928A JP2010021250A (ja) 2008-07-09 2008-07-09 光通信用パッケージ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008178928A JP2010021250A (ja) 2008-07-09 2008-07-09 光通信用パッケージ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010021250A true JP2010021250A (ja) 2010-01-28

Family

ID=41705880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008178928A Pending JP2010021250A (ja) 2008-07-09 2008-07-09 光通信用パッケージ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010021250A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011187525A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Panasonic Corp 半導体レーザ装置およびその製造方法
JP2014045023A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Kyocera Corp 光半導体素子収納用パッケージおよび実装構造体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002289727A (ja) * 2001-03-28 2002-10-04 Kyocera Corp 光半導体素子収納用パッケージ
JP2004198802A (ja) * 2002-12-19 2004-07-15 Fujikura Ltd ファイバコリメータ及びその製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002289727A (ja) * 2001-03-28 2002-10-04 Kyocera Corp 光半導体素子収納用パッケージ
JP2004198802A (ja) * 2002-12-19 2004-07-15 Fujikura Ltd ファイバコリメータ及びその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011187525A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Panasonic Corp 半導体レーザ装置およびその製造方法
JP2014045023A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Kyocera Corp 光半導体素子収納用パッケージおよび実装構造体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6225976B2 (ja) 発光装置
JP6880725B2 (ja) 発光装置
JP6737760B2 (ja) 発光装置及びそれに用いる蓋体
JP2018132604A (ja) 光素子用パッケージ及び光素子モジュール
US10411167B2 (en) Semiconductor light emitting apparatus, stem part
JP2013074048A (ja) 半導体素子収納用パッケージおよび半導体装置
JP2010021250A (ja) 光通信用パッケージ
JP2019090912A (ja) 光学部材保持装置、光学部材保持装置の製造方法及び半導体レーザ装置
JP7288173B2 (ja) 発光装置の製造方法、発光モジュールの製造方法及び発光装置
JP2007298643A (ja) 光素子モジュールおよびその製造方法
JP6853034B2 (ja) 光半導体素子収納用パッケージおよび光半導体装置
JP6332347B2 (ja) 光モジュール
JP2015106577A (ja) 光通信用半導体パッケージ
JP2010045167A (ja) 半導体装置
JP2008277395A (ja) 光素子用窓部材ならびに光素子収納用パッケージおよび光モジュール
JP5201892B2 (ja) 光通信用パッケージ
JP4931438B2 (ja) 光半導体素子収納用パッケージおよび光半導体装置
JP2005217093A (ja) 光半導体素子収納用パッケージ
JP2003344722A (ja) 光通信用パッケージ及びその製造方法
JP2002313973A (ja) 光通信用パッケージ
JP2005347564A (ja) 気密封止パッケージ
JP2005018084A (ja) ファイバ結合型光学素子の低コストパッケージ設計
JP4514647B2 (ja) 電子部品収納用パッケージおよび電子装置
JP2007134644A (ja) 光透過キャップ、光半導体モジュール及び光半導体モジュールの製造方法
JP4308049B2 (ja) 半導体素子モジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121225

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130514